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オアシス、保有するジャフコG株式の大半を売却=報告書
[東京 27日 ロイター] - 香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが、保有するジャフコ グループ株式の大半を売却していたことが27日提出の変更報告書で判明した。保有比率はこれまでの5.26%から0.04%に低下した。報告義務の発生日は20日。
株式の保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為」。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230127T084055+0000
2023/01/27 17:40
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あおぞら銀、通期業績予想を下方修正 証券関連評価損の処理で
[東京 27日 ロイター] - あおぞら銀行は27日、2023年3月期業績予想を下方修正すると発表した。米金利上昇により外国債券を中心に生じた評価損は減少傾向にあり評価損の拡大リスクは限定的だが、今後の有価証券ポートフォリオの柔軟性を確保するために評価損の一部を一括処理する。
連結の実質業務純益は45億円(従来予想460億円)、純利益は100億円(同360億円)に見直した。年間配当予想の154円(前期実績149円)は変更しない。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230127T080158+0000
2023/01/27 17:01
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SBI、モーニングスターにTOB 1株439円
[東京 27日 ロイター] - SBIホールディングスは27日、完全子会社のSBIグローバルアセットマネジメント(東京都港区)がモーニングスターに対して株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。普通株式の買い付け価格は1株439円(27日終値は463円)で、買い付け期間は1月30日から2月28日まで。モーニングスターはTOBに賛同しており、上場も維持される見通し。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230127T070653+0000
2023/01/27 16:06
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アングル:オプションで円高に備える動き、くすぶる日銀政策修正観測
坂口茉莉子
[東京 27日 ロイター] - 通貨オプション市場で、円高に備える動きが続いている。日銀の追加政策修正観測はいったん後退したものの、3カ月物や6か月物でみれば、円高進行の可能性を依然として強く織り込んでいる水準だ。国内でもインフレが進んでいるほか、米利上げ停止観測が加わり、ドル/円の緩やかな下落を予想する声は根強い。
<4月以降のリスクリバーサルは円高予想維持>
1月の日銀決定会合での政策の現状維持を受けて、通貨オプション市場では、ドル/円リスクリバーサル(RR)の1カ月物の円コールのマイナス幅はマイナス1.0%付近と昨年12月の日銀決定会合の水準まで縮小した。
しかし、3カ月物や6か月物のマイナス幅はマイナス1.3%前後と依然深く、日銀の追加政策修正による円高進行を織り込んだままだ。
リスク・リバーサルは、コール・オプション(買う権利)とプット・オプション(売る権利)の価格を示す予想変動率の差をとっており、将来の為替相場の変動に対する市場参加者のリスク認識が、どちらの方向に偏っているかを示す。マイナス幅が深ければ、円高に備える動きが強まっているとみることができる。
1月のロイター調査では、回答した約4割のエコノミストが4月以降の年内に日銀が緩和縮小に踏み切ると予想した。「(オプションを)長く見れば見るほど、日銀の政策修正で円高に行く可能性を織り込んでいる」と、あおぞら銀行のチーフマーケットストラテジスト、諸我晃氏は指摘する。
<ボラティリティ予想も高水準>
ドル/円の1カ月物の予想変動率(インプライド・ボラティリティ、IV)は、短期的に大きく変動する可能性を依然示している。IVは市場が予想する今後1カ月間の変動を年率換算した値で、1月日銀会合前の16%後半から、12%後半とやや低下したが、高水準を維持している。
1カ月物のIVが12%というのは、約7割の確率で上下12%変動するという値であり、足元が1ドル130円とすれば、最大で145円もしくは115円程度まで振れる可能性を織り込んでいる計算となる。
1月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は前年同月比4.3%上昇と、1981年5月以来の伸び率となった。「1月の全国CPIも上振れる可能性が高まり、日銀の政策修正を巡る思惑が強まった」(国内銀行)とされ、27日の市場で、ドル/円は一時129.65円付近まで下落した。
足元のドルは130円台では戻り売りが出やすい地合いが続いており、テクニカル的にもダウントレンドは継続している。みずほ銀行のチーフマーケットストラテジスト、鈴木健吾氏は、日銀新総裁体制下の政策修正期待は根強く、「目先のドル/円は上方向よりも下方向が攻めやすい」状況にあるという。
<米側のドル安・円高材料も>
足元で急激な円高が進むとの見方は少ない。昨年150円を超える円安が進行したことから、国内企業の間で円安への警戒感が強く、円高が進む局面で輸入企業がレバレッジを利かせたオプション使って為替予約を一定程度入れたとみられているためだ。「122─123円ではドル買いのオーダーが厚くなっている」(外銀)という。
ただ、ドル安・円高予想には米側の材料もある。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ停止だ。1月31日─2月1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅は0.25%に縮小され、今春には一時的な利上げ停止に関する議論が始まる可能性があるとの予想が多くなっている。
このため米金利に低下圧力がかかりやすくなっており、「ドルが買われるような地合いではない」と、クレディ・アグリコル銀行の資本市場本部シニア・アドバイザー、斎藤裕司氏は指摘する。「日銀関連材料が出れば円高に振れやすく、ドル/円は下落リスクの方が高い」という。
一方、米国でも賃金上昇を背景に粘着質なインフレが続いており、利上げ停止もしくは利下げに転換できるかは依然として不透明だ。
上田東短フォレックスの営業企画室室長、阪井勇蔵氏は「春先にかけて円高がピークとなるのではないか。ただ、長期的に円高が続くことは想定しにくく、米国のインフレの高止まりやFRBのタカ派姿勢が継続すれば、ドル高/円安トレンドに回帰する可能性は充分ある」との見方を示している。
(坂口茉莉子 編集:伊賀大記)
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2023/01/27 15:39
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ソフトバンクG、発行済み株式の14.68%の自社株消却 3月末まで
[東京 27日 ロイター] - ソフトバンクグループは27日、発行済み株式の14.68%に相当する自社株消却を決議したと発表した。3月末までに実施する予定。
消却対象の株式は、2021年11月に決めた取得総額1兆円を上限とする自社株買いと22年8月に決議した4000億円上限の自社株買いで取得した総数と同じ。
2023-01-27T062626Z_1_LYNXMPEJ0Q04W_RTROPTP_1_DELHIVERY-IPO.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230127:nRTROPT20230127062626LYNXMPEJ0Q04W ソフトバンクG、発行済み株式の14.68%の自社株消却 3月末まで OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230127T062626+0000 20230127T062626+0000
2023/01/27 15:26
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モービルアイ、第4四半期売上高が予想上回る 23年見通しも堅調
[26日 ロイター] - 米インテル傘下の自動運転技術開発企業モービルアイ・グローバルが発表した2022年第4・四半期の売上高は市場予想を上回った。運転支援システムへの需要が伸長した。23年通年についても堅調な売上高見通しを示した。
アムノン・シャシュア最高経営責任者(CEO)はアナリスト向け電話会見で、同社の高度な運転支援システム「スーパービジョン」が23年以降、「非常に大きな成長ドライバーになると期待している」と述べ、他の製品よりも高い価格で販売されていると指摘した。
同社の23年通年の売上高見通しは21億9000万ドル─22億8000万ドルのレンジで、中間値はリフィニティブがまとめたアナリスト予想平均の22億1000万ドルを上回った。
第4・四半期の売上高は59%増の5億6500万ドルと、アナリスト予想の5億3582万ドルを上回った。調整後1株利益は0.27ドルと、コンセンサス予想の0.17ドルを上回った。
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2023/01/27 14:49
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アックマン氏、ヒンデンブルグのアダニ調査リポート「信頼性高い」
[27日 ロイター] - 米著名投資家のビル・アックマン氏は26日、インドの財閥アダニ・グループに関する投資会社ヒンデンブルグ・リサーチのリポートについて、非常に信頼性が高いとの見方を示した。
空売りで知られるヒンデンブルグは25日の調査リポートで、アダニがオフショアのタックスヘイブン(租税回避地)を不適切に利用していると批判。同社に対し空売りポジションを取っていると明らかにした。
アダニは「悪意があり、調査不足だ」と反論し、法的手段を含めた対抗措置を検討していると述べた。
アックマン氏はツイッターに「ヒンデンブルグのリポートは非常に信頼性があり、極めてよく調査されていると思う」と投稿した。
アダニ傘下企業には「ロング(買い持ち)、ショート(売り持ち)いずれの投資もしていない」とした上で、「われわれ独自の調査を行ったわけではない」とも述べた。
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2023/01/27 14:46
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韓国LGエナジー、第4四半期は大幅増益 北米の見通し良好
[ソウル 27日 ロイター] - 韓国の車載電池大手LGエナジー・ソリューション(LGES)は27日、北米の車載電池の需要が今年は高水準で推移し、増収要因になるとの見通しを示した。
同社は米国のテスラやゼネラル・モーターズ(GM)などに電池を供給。今年の売上高目標を25─30%増の最大33兆3000億ウォン(270億ドル)に設定した。
同時に発表した第4・四半期決算は大幅増益。自動車メーカーからの豊富な受注残高に対応するため生産を拡大した。今年の設備投資は前年比で50%以上拡大する計画。
主要顧客であるテスラが値下げを実施していることについては、電池価格全体への影響は限定的だと指摘した。
特に欧州では電気自動車(EV)の需要が鈍化しているが、北米では補助金を受けるため米国製の電池を求める顧客が増えており、見通しは明るいという。
同社は北米に複数の合弁工場を保有している。電池の受注残高は昨年末時点で385兆ウォンと、今年の予想売上高の15倍以上。
現在は中国からテスラに電池を供給しているが、計画中の米アリゾナ州工場から電池を供給する方向でテスラなどと「積極的な協議」を進めているという。
第4・四半期の営業利益は2370億ウォン(1億9300万ドル)。前年同期は760億ウォンだった。エネルギー貯蔵システム関連の引当金や年末の賞与など一時費用の計上が要因で、リフィニティブがまとめた市場予想平均の2560億ウォンを下回った。
売上高は92%増の8兆5000億ウォンだった。
2023-01-27T052125Z_1_LYNXMPEJ0Q03Z_RTROPTP_1_LGES-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230127:nRTROPT20230127052125LYNXMPEJ0Q03Z 韓国LGエナジー、第4四半期は大幅増益 北米の見通し良好 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230127T052125+0000 20230127T052125+0000
2023/01/27 14:21
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BofA、多様性推進で360人が幹部昇進=関係筋
[26日 ロイター] - 米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)は360人の社員をマネジングディレクター(MD)に昇進させた。半数以上が女性と有色人種という。関係筋が26日、ロイターに明らかにした。
ウォール街の企業は上級ポジションで多様性推進の動きを強めており、先週にはモルガン・スタンレーがこうした背景の下でエグゼクティブ184人をMDに昇進させ、ゴールドマン・サックス・グループは昨年11月にバンカー80人をエリート・パートナーランクに引き上げた。
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2023/01/27 14:14
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韓国当局、米シタデル・セキュリティーズに罰金 超高速株取引で
[ソウル 27日 ロイター] - 韓国金融委員会(FSC)は、米電子取引大手シタデル・セキュリティーズがアルゴリズム取引の一種である超高速取引(HFT)で国内株式市場を混乱させたとして、118億8000万ウォン(約96億6000万ドル)の罰金を科した。
FSCが企業名を特定せず、株価をゆがめる行為があったと発表。シタデルはFSCの決定待ちだったと確認した。
FSCの発表によると、シタデルは2017年10月から18年5月までの間、1日平均1422銘柄で不正な取引を行い、取引額は5000億ウォン超に上ったという。
韓国の株式市場でHFTに罰金が科されるのは初めて。同市場は個人投資家の割合が高く、アルゴリズム取引業者の競争がほとんどない。
シタデルは「われわれが取引する国・地域で適用される全ての法律、規制、および規則の順守に真剣に取り組んでいる」と文書で強調。韓国法と国際規範の両方に準拠する取引を行っていたと認識しているとし、5年以上前の取引に関するFSCの決定は納得できないとして異議を申し立てる意向を示した。
2023-01-27T045218Z_1_LYNXMPEJ0Q03L_RTROPTP_1_USA-BANKS-FICC.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230127:nRTROPT20230127045218LYNXMPEJ0Q03L 韓国当局、米シタデル・セキュリティーズに罰金 超高速株取引で OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230127T045218+0000 20230127T045218+0000
2023/01/27 13:52
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5年物の共通担保オペ、31日にオファー=日銀
[東京 27日 ロイター] - 日銀は27日、貸付期間5年の共通担保オペを1月31日にオファーすると発表した。期間は2023年2月1日から2028年2月1日。入札方式で、オファー金額は通告時に示す。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230127T041505+0000
2023/01/27 13:15
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日本の物価、現時点でデフレではない状況が継続=岸田首相
[東京 27日 ロイター] - 岸田文雄首相は27日の参院本会議で、現在の日本の物価動向について「デフレではない状況が継続している」ものの、デフレを脱却したと判断するまでには至らないとの認識を示した。政府として総合経済対策と補正予算に盛り込んだ事業を実行し、民間需要を喚起していくと語った。浅田均議員(維新)の質問に答えた。
首相は、日本の消費者物価指数は継続的にプラスで推移しているものの、足元の上昇は世界的な原材料高や為替の円安の影響を受けたものであり、「国内の需給などによる物価上昇圧力は依然として強くはない」と語った。
その上で、デフレ脱却とは物価が持続的に下落する状況を脱し、再びそうした状況に戻る見込みがないことであり、現在の状況を総合的に考慮すれば「現時点では逆戻りする見込みがないと判断できる段階ではない」と語った。
金融政策について、具体的手法は「日銀に委ねられるべき」との認識を改めて示した。日銀が昨年12月にイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の運用を見直したことについては「金融緩和の効果を円滑に波及させ、持続性を高めるためのものだ」との理解を示した。
日本維新の会が、内閣・財務大臣が衆参両院の同意を得た上で日銀役員を解任できるとする日銀法改正案を提出していることについては「日銀の自主性担保する観点から慎重であるべき」との立場を示した。政府・日銀の共同声明の見直しについては、日銀の新たな総裁が決まっていない時点で言及は控えるとした。
(杉山健太郎 編集:青山敦子)
2023-01-27T035658Z_1_LYNXMPEJ0Q037_RTROPTP_1_JAPAN-ECONOMY-FISCAL.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230127:nRTROPT20230127035658LYNXMPEJ0Q037 日本の物価、現時点でデフレではない状況が継続=岸田首相 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230127T035658+0000 20230127T035658+0000
2023/01/27 12:56
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豪フォーテスキュー、磁鉄鉱プロジェクトが3月末に生産開始へ
[27日 ロイター] - オーストラリアの資源会社フォーテスキュー・メタルズ・グループは27日、成長戦略の柱と位置付けている西オーストラリア州のアイアンブリッジ磁鉄鉱プロジェクトについて、3月末からの生産開始に向けて順調に事態が進んでいると確認した。
昨年10─12月の鉄鉱石出荷量は4940万トンで、前年同期の4750万トンから4%増加し、RBCが予想した4850万トンも上回った。通期の鉄鉱石出荷量見通しは従来通りとしている。
アイアンブリッジ磁鉄鉱プロジェクトが始動すれば、ここで産出される高品位鉱石をより品位が低い鉱石とブレンドして、同社の鉄鉱石を平均で鉄分含有量60%以上の品位に引き上げることが可能となる。これはBHPグループやリオ・ティントといったより規模の大きいライバルとの競争力強化につながる。
これまで同プロジェクトは事業費の増大や進ちょくのもたつきに見舞われ、2021年初めには当時の最高執行責任者ら3人の経営幹部が引責辞任に追い込まれた。
2023-01-27T033043Z_1_LYNXMPEJ0Q02Y_RTROPTP_1_FORTESCUE-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230127:nRTROPT20230127033043LYNXMPEJ0Q02Y 豪フォーテスキュー、磁鉄鉱プロジェクトが3月末に生産開始へ OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230127T033043+0000 20230127T033043+0000
2023/01/27 12:30
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韓国LGディスプレー、昨年第4四半期は過去最大の営業赤字
[ソウル 27日 ロイター] - 韓国のLGディスプレーが27日発表した昨年第4・四半期決算は、営業損益が8760億ウォン(7億1113万ドル)の赤字となり、過去最大の営業赤字を記録した。経済の先行きが不透明な中、スマートフォンやコンピューター、テレビの世界的な需要低迷が響いた。
前年同期の営業損益は4760億ウォンの黒字となっていた。
リフィニティブ・スマートエスティメートによるアナリスト10人の調査では、昨年第4・四半期は7970億ウォンの営業赤字が見込まれていた。
売上高は17%減の7兆3000億ウォンだった。
アナリストは今年第1・四半期も営業赤字が続くと予想している。消費者が支出を減らしている上、企業も難局を乗り切るため人員を削減していることが背景。
2023-01-27T032519Z_1_LYNXMPEJ0Q02W_RTROPTP_1_TECH-IFA.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230127:nRTROPT20230127032519LYNXMPEJ0Q02W 韓国LGディスプレー、昨年第4四半期は過去最大の営業赤字 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230127T032519+0000 20230127T032519+0000
2023/01/27 12:25
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EXCLUSIVE-JPモルガン、セリエAメディア事業支援に10億ユーロ融資も=関係筋
[ミラノ 26日 ロイター] - 米JPモルガン・チェースは、イタリアのサッカー1部リーグ(セリエA)に書簡を送り、メディア関連事業の発展を支援することに関心を示した。事情を知る3人の関係者が明らかにした。
JPモルガンの関心は初期段階のもので、セリエAの20チームは26日の幹部会議で知らされたという。
JPモルガンは、セリアAのメディア権を担保に、7億─10億ユーロを融資できる見込みだと、関係者の1人は匿名を条件に述べた。
セリエAは、チームの収入の約半分を占めるメディア権に関して収入機会を増やすための検討を行ってきた。
セリエAのメディア事業を巡っては、ニューヨークに拠点を置くサーチライト・キャピタルが、カーライル・グループを中心とする投資ファンドの連合とともに、2022年終盤にセリエAの放映権取得に初期段階の関心を表明している。
セリエAの各チームは、アポロ・グローバル・マネジメントも名乗りを上げたことを26日に知らされたという。
2023-01-27T032302Z_1_LYNXMPEJ0Q02U_RTROPTP_1_JPMORGAN-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230127:nRTROPT20230127032302LYNXMPEJ0Q02U JPモルガン、セリエAメディア事業支援に10億ユーロ融資も=関係筋 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230127T032302+0000 20230127T032302+0000
2023/01/27 12:23
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午前の日経平均は小幅反発、強弱材料入り交じり方向感欠く
[東京 27日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比18円43銭高の2万7381円18銭と、小幅に反発した。米株高を好感して小高く始まったが、日銀の政策修正への思惑や米企業業績への懸念が重しとなりマイナスに転じる場面があるなど、強弱材料が入り交じって方向感を欠いた。
日経平均は60円高と小幅高でスタートし、90円高程度に上値を伸ばした。米国市場では実質国内総生産(GDP)が予想を上回ったことで景気懸念が和らいで株高となり、東京市場でも好感する動きが先行した。
その後は徐々に上げ幅を縮め、一時マイナスに転じ35円安に下げを広げる場面もあった。「日銀が追加で政策修正するとの思惑が意識され相場の重しになった」(国内証券のストラテジスト)という。
朝方に発表された東京都区部の消費者物価指数(コアCPI)が1981年5月以来の伸び率となり、思惑につながったとみられる。金利先高観から銀行株が堅調だった一方、不動産株は弱かった。ドル/円が軟調で、輸出関連株などの上値を抑えた。
米半導体大手のインテルが市場予想を下回る低調な業績見通しを示し、時間外取引で株安となったことも嫌気された。半導体関連株は、朝方は前日の米ハイテク株高を受けて底堅かったが、軟調に転じた。
日本株は先週末から今週前半にかけて大きく上昇したが「ショートに傾いていた向きが買い戻しを余儀なくされて株価は戻ってきたが、それ以外に買いたい理由は見当たらない」(ミョウジョウ・アセット・マネジメントの菊池真代表取締役)との声が聞かれる。
足元では日米で企業決算シーズンが続いており「これから出てくる発表での下方修正が警戒され、株価の戻りはいっぱいいっぱい(限界)ではないか」(菊池氏)という。来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた週末でもあり、利益確定売りが出やすい側面もある。
TOPIXは0.07%高の1979.85ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆4053億2000万円だった。東証33業種では、値上がりは銀行業や化学工業、卸売業など17業種で、値下がりは海運業や精密機器、医薬品など16業種だった。
前日に社長交代を発表したトヨタ自動車は横ばい。「目先の経営への影響は限定的」(別の国内証券のアナリスト)との見方もあり、大きな値動きにはならなかった。好決算を発表した信越化学工業が大幅高。三井住友FGは堅調だった。一方、アドバンテストや野村不動産HLDGが軟調。日本郵船は大幅安だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが871銘柄(47%)、値下がりは849銘柄(46%)、変わらずは115銘柄(6%)だった。
2023-01-27T030318Z_1_LYNXMPEJ0Q02N_RTROPTP_1_JAPAN-STOCKS-TSE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230127:nRTROPT20230127030318LYNXMPEJ0Q02N 午前の日経平均は小幅反発、強弱材料入り交じり方向感欠く OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230127T030318+0000 20230127T030318+0000
2023/01/27 12:03
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原油先物は小幅続伸、堅調な米経済指標や中国需要期待で
[27日 ロイター] - アジア時間27日の原油先物は小幅続伸。堅調な米経済指標や中国の経済再開による需要拡大期待が支援材料となっている。
北海ブレント先物は0113GMT(日本時間午前10時13分)時点で0.30ドル高の1バレル=87.66ドル。米WTI先物は0.21ドル高の81.22ドル。
米国の国内総生産(GDP)やインフレ指標の改善によって連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを減速するとの期待が高まり、景気悪化やそれに伴う原油需要減退の懸念が和らいだ。
一方、中国疾病予防コントロールセンター(CDC)は今週、国内の重症の新型コロナウイルス感染患者数が今月初めに付けたピークから72%減少したと発表しており、経済正常化に伴い原油需要が回復すると期待されている。
ジェット燃料やディーゼル燃料の供給逼迫が続き、需要が強いことも原油相場を支えている。
ただ、原油の集積地である米オクラホマ州クッシングの在庫増が上値を抑えている。
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2023/01/27 11:26
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フリーポートのLNG輸出プラント、再開に向け当局の承認獲得
[26日 ロイター] - 米テキサス州の液化天然ガス(LNG)輸出プラントを運営するフリーポートLNGは26日、火災により稼働が停止した同プラントを再開する初期的な措置が連邦政府の規制当局から承認されたと発表した。
ただフリーポートはまだ、天然ガスを輸出用LNGに変える設備である液化トレインの再開については許可を申請しておらず、LNGの生産を再開するには別途当局に申請する必要がある。
エネルギーアナリストによると、同プラントの大半は3月かそれ以降まで停止が続く見込み。
フリーポートLNGのテキサス州プラントは昨年6月8日にパイプラインが爆発し、稼働を停止。安全性に関する当局の徹底した点検が完了し、調査に基づく業務の見直しが承認を受けるまで生産再開が禁じられた。
今回フリーポートLNGは米連邦エネルギー規制委員会(FERC)など規制当局に、プラントを通常の状態で稼働させる最初のステップとなる一部パイプラインシステムの冷却を申請し、認められた。同プラントはフル稼働時の1日当たりのガス処理能力が約21億立方フィート。
2023-01-27T022503Z_1_LYNXMPEJ0Q025_RTROPTP_1_MILKEN-CONFERENCE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230127:nRTROPT20230127022503LYNXMPEJ0Q025 フリーポートのLNG輸出プラント、再開に向け当局の承認獲得 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230127T022503+0000 20230127T022503+0000
2023/01/27 11:25
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米穀物大手ADM、10─12月期決算好調 強い穀物需要などで
[シカゴ 26日 ロイター] - 米穀物大手アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)が26日発表した2022年10─12月期決算は第4・四半期として過去最高益となった。大豆の圧砕マージンが高水準で推移し、世界的に穀物需要が強かったことが利益を押し上げた。
調整後純利益は10億6900万ドル(1株当たり1.93ドル)で、前年同期の8億5000万ドル(1.50ドル)を上回った。1株利益はリフィニティブのデータによるアナリストの予想コンセンサスの1.65ドルを超えた。
ADMなど穀物大手がエネルギーコストの上昇やサプライチェーン(供給網)の混乱を乗り切った様子が浮き彫りになった。
中核となる農業サービス・油糧種子部門の営業利益が46%増加し、エタノール部門や栄養食品部門の不振を十二分に穴埋めした。
フアン・ルシアノ最高経営責任者(CEO)は「2023年についても非常に好調な年になると予想している」と述べた。ウクライナ産穀物の供給減や干ばつに見舞われたアルゼンチンの収穫量減少を挙げ、「主要な製品や地域は依然として需給のバランスが引き締まっている」と付け加えた。
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2023/01/27 11:22
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NZ企業信頼感、1月は改善もなお悲観的=ANZ
[ウェリントン 27日 ロイター] - オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)が27日発表した1月のニュージーランド(NZ)企業信頼感は前月から改善した。
過去最大の0.75%利上げとなった昨年11月の金融政策決定会合の衝撃が薄れた。
向こう1年間に経済が悪化すると予想した回答者の割合は差し引き52%。12月は70.2%だった。
向こう1年間に自社の事業が縮小すると予想した回答者は差し引き15.8%で、こちらも12月の25.5%から改善した。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230127T022021+0000
2023/01/27 11:20
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米ハズブロ、人員15%削減へ 第4四半期決算は予想下回る見通し
[26日 ロイター] - 米玩具メーカーのハズブロは26日、世界全体でフルタイム従業員約15%(約1000人)を削減すると発表した。第4・四半期決算は、需要が軟化する中、市場予想を下回るとの見通しを示した。
人員削減は今後数週間以内に開始するとし、「会社が競争力のある業界トップの地位を回復するために」必要な措置だと述べた。
同社は昨年10月、インフレ対応の値上げで消費者が購入を控えたため、需要がクリスマスシーズン前に弱まり始めたと警告していた。
第4・四半期売上高は前年同期比17%減の約16億8000万ドルと予想している。リフィニティブIBES予想は19億2000万ドル。
調整後1株利益は1.29─1.31ドルを見込んでおり、リフィニティブ予想の1.48ドルを大幅に下回る。
同社は第4・四半期決算を2月16日に発表する。
2023-01-27T021856Z_1_LYNXMPEJ0Q020_RTROPTP_1_HASBRO-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230127:nRTROPT20230127021856LYNXMPEJ0Q020 米ハズブロ、人員15%削減へ 第4四半期決算は予想下回る見通し OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230127T021856+0000 20230127T021856+0000
2023/01/27 11:18
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トヨタ自が小反発、約14年ぶり社長交代を好感
[東京 27日 ロイター] - 27日の株式市場でトヨタ自動車が小幅に反発し、0.3%高で推移している。同社は26日、佐藤恒治執行役員(53)が4月1日付で社長に昇格し、豊田章男社長(66)が代表権のある会長に就任する人事を発表した。
市場では「若い人にバトンを渡せたという今回の人事は、投資判断が引き上がる内容だった」(岡地証券・投資情報室長、森裕恭氏)との声が聞かれる。同社株は足元、節目の2000円を割り込んだ水準で推移していたが、目先は同水準を回復できるか注目されるという。
若返り人事を踏まえ、「電気自動車(EV)などの先端分野により注力するとの思惑からポジティブな受け止めがあるかもしれない」(別の国内証券・アナリスト)との意見もあった。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230127T003414+0000
2023/01/27 09:34
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エーザイ、欧州で認知症薬「レカネマブ」の販売承認申請が受理
[東京 27日 ロイター] - エーザイは27日、米バイオジェンと共同開発しているアルツハイマー病の新薬「レカネマブ」について、欧州医薬品庁(EMA)が販売承認申請を受理したと発表した。
2023年3月期の業績予想への影響は軽微で、昨年11月に発表した業績予想に変更はない。
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2023/01/27 09:04
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米サウスウエスト航空、大量欠航響き第1四半期も赤字へ
[26日 ロイター] - サウスウエスト航空は26日、先月のクリスマス休暇シーズンに米国を襲った寒波などが原因で大量の欠航が発生したことが響き、第4・四半期が赤字となり、今年第1・四半期も赤字が続く見通しだと発表した。
リフィニティブのまとめた第1・四半期の1株純損益の予想平均は0.19ドルの黒字で、予想を超える収益悪化となる。
売上高は3億─3億5000万ドル下押しされるとした。
先月の大量欠航に対応した従業員への追加報酬などを理由に、燃料費以外の経費が従来予想を上回る見通しだとした。
第4・四半期は1株当たりの調整後純損益が0.38ドルの赤字となった。欠航により売上高は4億1000万ドル減少し、経費が約3億9000万ドル増えた。
同社には、大量欠航で失った顧客を取り戻すよう投資家から圧力が強まっている。欠航の影響を受けた顧客には300ドル強相当のマイレージのポイントを付与するなどして対応。3月に影響が一巡し、通年で「堅実な」利益を確保すると見込む。
アナリストや労働組合は、先月の寒波後に運航再開が難航した原因は、老朽化した乗務員のスケジュール管理システムにあると指摘。同社はゼネラル・エレクトリックの協力を得て、システムのアップグレードに取り組んでいる。
今年は技術への投資やアップグレード、システム保守点検に約13億ドルを費やす見通しだとした。
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2023/01/27 08:45
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米ベッド・バス、JPモルガンが融資デフォルト通知
[26日 ロイター] - 米生活雑貨販売ベッド・バス・アンド・ビヨンドは26日、JPモルガン・チェース・バンクからの融資について返済加速とデフォルト(債務不履行)金利の通知を受けたと明らかにした。
規制当局への提出文書によると、通知を受け取ったのは25日で、信用枠内の全ての未返済融資や修正信用契約に基づくその他の債務について即時返済を求められているという。
ベッド・バスは現時点で返済のための十分な資金がないとし、米連邦破産法下での債務再編を含むあらゆる戦略的選択肢を検討すると表明した。
同社は今月初め、売上高低迷などに対処するため破産申請を含む戦略的選択肢を模索していると明らかにしていた。
信用枠に基づく未返済の融資や債務は全て、25日から年率2%のデフォルト金利が上乗せされるという。
26日の米株式市場で同社株は22.2%急落した。
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2023/01/27 08:29
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米FDA、アストラゼネカのコロナ抗体薬緊急使用許可を撤回
[26日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)は、英アストラゼネカの新型コロナウイルス抗体薬「エバシェルド」の緊急使用許可を撤回した。現在米国で主流となっているオミクロン株派生型「XBB.1.5」に対する効果が期待できないためだ。
FDAは今月になって、既に同様の理由からエバシェルドの使用を限定する決定を下していた。
米政府のデータによると、XBB.1.5は昨年12月以降国内で急速に拡大し、先週時点で全感染者の半数近くを占めていた。
欧州の医薬品当局も、エバシェルドのような「モノクロナール抗体薬」の新変異株に対する効き目に懸念を示している。
アストラゼネカは、抵抗力のある変異株の感染比率が低下すればエバシェルドの使用を再承認するかどうか判断する、とFDAから伝えられたと明かした。今後もFDAや他の当局とエバシェルドや変異株に関するデータを共有していくという。
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2023/01/27 08:22
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印アダニが対抗措置検討、不正指摘して空売りのヒンデンブルグに
[ベンガルール 26日 ロイター] - インドの財閥アダニ・グループは26日、海外のタックスヘイブン(租税回避地)を不正利用しているなどと記したリポートを公表した投資会社ヒンデンブルグ・リサーチに対して、法的手段を含めた対抗措置を検討していることを明らかにした。
空売りで知られるヒンデンブルグはこのリポートで、アダニのタックスヘイブン利用方法などに疑念を投じるとともに、アダニの米国上場社債やインド国外で取引されているデリバティブ商品を通じて空売りポジションを構築したと表明。その後25日のインド株式市場では、アダニ・グループの上場企業7社の時価総額が合計107億3000万ドル失われた。
こうした中でアダニの法務部門責任者はインドの証券取引所向け声明で、ヒンデンブルグのリポートを「悪意があり、調査不足だ」と批判し、「われわれは米国およびインドの法律において事態の是正や相手方への懲罰に有用な条項を見定めている」と述べた。
さらにリポートが「アダニ・グループや株主、投資家に悪影響を及ぼした。リポートが生み出したインド株式市場のボラティリティーは大きな懸念要素になっている」と付け加えた。
一方ヒンデンブルグはツイッターへの投稿で、リポート内容は完全な裏付けがあり、法的手段を行使することに妥当性はないと信じていると主張した。
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2023/01/27 07:34
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米ビザ、10─12月期は増収 個人消費堅調で決済額急増
[26日 ロイター] - 米クレジットカード大手ビザが26日発表した第1・四半期(2022年12月31日まで)決算は、景気減速にもかかわらず個人消費が堅調だったことで決済額が急増し、収入が増加した。
決済総額(為替変動の影響除く)は7%増。収入は12%増の79億ドル。
一時項目を除く1株当たり利益は2.18ドル。リフィニティブがまとめたアナリスト予想平均の2.01ドルを上回った。
決算発表を受け、引け後の取引で株価は1.4%上昇した。
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2023/01/27 07:23
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仏LVMH、第4四半期売上高は9%増 欧米好調で中国の落ち込みカバー
[パリ 26日 ロイター] - フランスの高級ブランド大手LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)グループが26日発表した第4・四半期売上高は227億ユーロ(246億5000万ドル)で、伸び率は9%とUBSが示したコンセンサスの7%を上回った。
欧州と米国で年末商戦期の販売が好調だったため、新型コロナウイルスを巡る混乱に見舞われた中国の落ち込みをある程度カバーした。ただ1─9月の伸び率の20%からは急ブレーキがかかった。
中国は、新型コロナウイルスの感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策の解除とその後の感染急拡大で売上高が打撃を受けた。ジャン・ジャック・ギオニ最高財務責任者(CFO)は「第4・四半期に中国(の販売は)急減した」と述べ、当局が12月に移動制限を緩和した後で感染が「燎原の火のように」広がり、店舗や物流網にさまざまな問題をもたらしたと指摘した。
ブランド各社にとってパンデミック前まで、中国市場は主な収益源だった。アナリストによると、今年は中国で消費が持ち直して業界の追い風となる見通しだ。
一方で欧米では物価高騰を背景に高額商品の需要が鈍化しつつあり、各社の全体的な売上高は減速する公算が大きい。
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2023/01/27 07:16
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NY市場サマリー(26日)株・ドル・利回り上昇、GDP堅調で
[26日 ロイター] -
<為替> ニューヨーク外為市場ではドルが対ユーロで上昇した。米経済成長率が昨年第4・四半期も底堅かったことで、米連邦準備理事会(FRB)がタカ派的な姿勢を維持するとの見方が裏付けられた。
商務省が発表した2022年第4・四半期の実質国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比2.9%増。伸びは前四半期の3.2%から減速したものの、市場予想の2.6%は上回った。
このほか、労働省発表の21日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は6000件減の18万6000件。ハイテク業界以外の企業や住宅や金融など金利に敏感なセクターは、パンデミック(世界的大流行)時に労働力確保が困難だったことから労働者を維持している。
エクイティ・キャピタル(ロンドン)のマクロエコノミスト、スチュアート・コール氏は、この日の米経済指標はまちまちだったとし、FRBがこれまでに実施した急速な金融引き締めを受けても、経済が回復力を示し続けていることが示唆されたと指摘。ただ、第4・四半期のGDPに大きく貢献した在庫の影響は今後は弱まっていくとし、「FRBは直ちに利上げ幅を0.25%ポイントに縮小するとの見方が裏付けられた」と述べた。
終盤の取引でユーロは0.23%安の1.08895ドル。ただ、23日に付けた9カ月ぶり高値(1.09295ドル)からそれほど乖離していない。
NY外為市場:[USD/J]
<債券> 米金融・債券市場では、米債利回りが上昇した。米経済の底堅さを示す指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)が今後数カ月間でタカ派姿勢を維持するとの見方が強まった。
米商務省が26日発表した2022年第4・四半期の実質国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比2.9%増と、伸びは市場予想の2.6%を上回った。堅調な個人消費を追い風に底堅い成長を維持した。
米労働省が26日に発表した21日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は6000件減の18万6000件となった。
指標10年債利回りは約3ベーシスポイント(bp)上昇の3.491%。2年債利回りは約4bp上昇の4.178%。
米債利回りは米指標の発表前からすでに上昇。欧州中央銀行(ECB)当局者のタカ派発言を背景にユーロ債利回りが上昇していたことを受けた。
米金融・債券市場:[US/BJ]
<株式> 米国株式市場は上昇して取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控える中、一連の経済指標や強弱入り交じる企業決算を受けて値動きの荒い展開となった。
主要株価3指数がそろって上昇し、テスラの決算を好感した大型株への買いを追い風にナスダック総合が上げを主導した。
この日発表された米経済指標では、需要減速の兆しが出る中でも2022年第4・四半期の実質国内総生産(GDP)が予想を上回ったほか、労働市場の逼迫が続いていることも示された。
金融市場は来週のFOMCでの25ベーシスポイント(bp)利上げをほぼ織り込み済みだが、見解は一致していない。
JPモルガン・プライベート・バンクのマネジングディレクター、デービッド・カーター氏はこの日の経済指標について「米連邦準備理事会(FRB)が(利上げを)停止するのに十分なほど景気が減速していると考える夢想家から、まだ過熱状態と考える悲観論者まで、誰もに何かを与える内容だった」と指摘。「経済の事実が近く市場の重しとなる可能性がある。今年後半に何が起きるかが最大の不透明感だ」と語った。
米国株式市場:[.NJP]
<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、この日発表の米国内総生産(GDP)速報値が予想を上回ったことを受け売り圧力が強まり、6営業日ぶりに反落した。
米商務省が発表した2022年10─12月期の実質GDP(国内総生産)速報値は前期比2.9%増と、伸びは前期から鈍化したものの、2期連続のプラス成長となった。市場予想も上回った。さらに、米新規失業保険申請件数は前週比6000件減の18万6000件と、事前予想よりも良い内容となった。これを受けて、米連邦準備理事会(FRB)の利上げが長期化するのではないかとの懸念が再燃し、金利を生まない金の売り圧力が強まった。また、約9カ月ぶりの高値圏で推移していたことから、利益確定の売りも出やすかった。
NY貴金属:[GOL/XJ]
<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、世界的なエネルギー需要の回復期待を背景に買いが入り、続伸した。
米商務省が朝方に発表した2022年10─12月期の実質GDP(国内総生産)速報値は前期比2.9%増と、2四半期連続のプラス成長となり、市場予想も上回った。また、米週間新規失業保険申請は前週比6000件減の18万6000件と事前予想よりも良好な内容。これらの経済指標を受けて景気減速への懸念が後退し、買いが先行した。春節(旧正月)を迎えた中国では厳格な新型コロナウイルス防疫規制の解除が進んでおり、同国での経済活動の再開に伴いエネルギー需要が回復するとの期待も、引き続き相場を支えている。
NYMEXエネルギー:[CR/USJ]
ドル/円 NY午後4時 130.23/130.26
始値 129.82
高値 130.61
安値 129.65
ユーロ/ドル NY午後4時 1.0890/1.0894
始値 1.0901
高値 1.0917
安値 1.0851
米東部時間
30年債(指標銘柄) 16時35分 106*19.00 3.6356%
前営業日終値 106*26.00 3.6240%
10年債(指標銘柄) 16時33分 105*04.50 3.5002%
前営業日終値 105*15.00 3.4620%
5年債(指標銘柄) 16時34分 99*18.25 3.5947%
前営業日終値 99*25.63 3.5440%
2年債(指標銘柄) 16時33分 99*28.38 4.1846%
前営業日終値 99*31.25 4.1370%
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 33949.41 +205.57 +0.61
前営業日終値 33743.84
ナスダック総合 11512.41 +199.06 +1.76
前営業日終値 11313.36
S&P総合500種 4060.43 +44.21 +1.10
前営業日終値 4016.22
COMEX金 2月限 1930.0 ‐12.6
前営業日終値 1942.6
COMEX銀 3月限 2402.0 +7.9
前営業日終値 2394.1
北海ブレント 3月限 87.47 +1.35
前営業日終値 86.12
米WTI先物 3月限 81.01 +0.86
前営業日終値 80.15
CRB商品指数 279.5495 +2.0736
前営業日終値 277.4759
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230126T214553+0000
2023/01/27 06:45