みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧

みんかぶニュース 個別・材料 ネットイヤーが大幅続伸、新規顧客の開拓進み26年3月期業績予想を上方修正  ネットイヤーグループ<3622.T>が大幅続伸している。10月31日の取引終了後に26年3月期の単独業績予想について、売上高を35億円から37億円(前期比9.5%増)へ、営業利益を1億円から2億5000万円(同3.0倍)へ、最終利益を6900万円から1億7300万円(前期3300万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。  新規顧客の開拓及び既存顧客との取引拡大が想定を上回っていることに加えて、プロジェクト管理の徹底やリソースの最適化による原価率の改善や販管費の抑制を図っていることなどが寄与する。なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高16億5600万円(前年同期比10.3%増)、営業利益8000万円(前年同期5900万円の赤字)、最終利益5600万円(同1億3200万円の赤字)だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 12:35 みんかぶニュース 個別・材料 Tホライゾンが急騰、AI関連の好業績株で1年10カ月ぶり600円台回復が視野に  テクノホライゾン<6629.T>が急騰、一時89円高の594円まで駆け上がり年初来高値を大幅更新、2024年1月以来1年10カ月ぶりの600円台復帰を指呼の間に捉える場面があった。FA関連を中心にロボティクス分野で実績を重ねており、AI技術による高速検査機能を搭載したX線装置の提供など、半導体パッケージなどの製造プロセスで需要開拓が期待されている。目先的にはAIとロボティクスの融合であるフィジカルAI関連の一角としてスポットが当たった格好だ。株価は値ごろ感があり、PBRなど投資指標面からも割安さが意識される。一方で足もとの業績は好調を極め、26年3月期上期(25年4~9月)の営業利益は前年同期比6倍となる8億9100万円と急拡大している。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 11:28 みんかぶニュース 個別・材料 アバントGは大幅高で3日続伸、7~9月期最終益は39%増  アバントグループ<3836.T>は大幅高で3日続伸している。前週末10月31日の取引終了後、26年6月期第1四半期(7~9月)の連結決算を発表した。売上高が75億1500万円(前年同期比10.9%増)、営業利益が13億4100万円(同22.8%増)、最終利益が8億5200万円(同38.5%増)となっており、大幅な増収増益を好感した買いが集まっている。連結会計向け自社パッケージソフトの開発・保守や同ソフトを利用した決算のアウトソーシングを提供する連結決算開示事業、コンサルティング・システム開発を通じてAI・BIソリューションなどを提供するデジタルトランスフォーメーション推進事業が業績を牽引した。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 11:22 みんかぶニュース 個別・材料 フエルトが急反発、120万株を上限とする自社株買いを実施へ  日本フエルト<3512.T>が急反発している。10月31日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を120万株(自己株式を除く発行済み株数の6.76%)、または7億5000万円としており、取得期間は11月4日から来年5月29日まで。市場買い付けのほか、東京証券取引所の立会外買付取引(ToSTNeT-3)により取得する。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 11:17 みんかぶニュース 個別・材料 JIAが急反騰、1~9月期最終益が2.5倍  ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>は急反騰している。10月31日の取引終了後、25年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表した。売上高が295億2300万円(前年同期比39.8%増)、営業利益が152億7100万円(同70.7%増)、最終利益が81億5900万円(同2.5倍)となっており、業績の好調な推移を好感した買いが流入している。日本型オペレーティング・リース投資商品(JOL/JOLCO)に対する投資家の需要が堅調ななか、対応可能な商品の在庫を確保し、出資金販売額が9月末時点で前期実績を上回った。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 10:55 みんかぶニュース 個別・材料 日電硝が4日続伸し14年4カ月ぶり高値、25年12月期利益予想を上方修正  日本電気硝子<5214.T>が4日続伸し、11年7月以来14年4カ月ぶりの高値水準となっている。10月31日の取引終了後、25年12月期の連結業績予想について、営業利益を270億円から320億円(前期比5.2倍)へ、純利益を170億円から230億円(同90.2%増)へ上方修正したことが好感されている。  売上高は3100億円(同3.6%増)の従来見通しを据え置いたものの、第3四半期時点でディスプレー事業の堅調な販売が継続するなか、生産性の改善が大きく進んだことなどから利益が上振れたことや、海外子会社の借り入れに係る債権債務の評価替えによる為替差損が減少したことが寄与する。また、第4四半期もディスプレー事業の安定した需要や電子デバイス事業の堅調な販売を見込んでおり、これらが利益を押し上げる。  なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高2320億9400万円(前年同期比2.0%増)、営業利益243億1700万円(同5.3倍)だった。純利益は、前年同期に藤沢事業場跡地の売却により多額の特別利益を計上した反動で166億7400万円(同45.8%減)だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 10:55 みんかぶニュース 個別・材料 特殊陶が大幅3日続伸、配当予想の増額修正と720万株を上限とする自社株買い発表を好感  日本特殊陶業<5334.T>が大幅高で3日続伸し上場来高値を更新している。10月31日の取引終了後に、26年3月期配当予想の中間・期末各91円の年182円から中間・期末各93円の年186円への増額修正と、上限を720万株(自己株式を除く発行済み株数の3.62%)、または300億円とする自社株買いを発表しており、好材料視されている。自社株の取得期間は11月1日から来年10月31日までで、取得した全自社株は消却を予定している。  同時に発表した9月中間期連結決算は、売上高3511億7100万円(前年同期比8.2%増)、営業利益719億9100万円(同0.4%減)、純利益537億5600万円(同6.7%増)だった。自動車関連で新車組付け用製品の販売が増加したほか、SPE事業で生成AI関連用途での需要増や先端ロジック半導体向けの販売が堅調に推移。ただ、円高進行による為替変動の影響を受けて、営業利益は減益を余儀なくされた。  なお、26年3月期通業績予想は、売上高6880億円(前期比5.4%増)、営業利益1300億円(同0.3%増)、純利益900億円(同2.8%減)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 10:43 みんかぶニュース 個別・材料 扶桑化学が続騰し上場来高値を更新、26年3月期最終益は一転増益予想で配当も増額  扶桑化学工業<4368.T>は続騰し上場来高値を更新している。前週末10月31日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて通期業績予想を上方修正した。売上高予想を前回予想の727億円から755億円(前期比8.6%増)、営業利益予想を140億円から175億円(同7.8%増)、最終利益予想を94億円から122億円(同5.0%増)に引き上げた。各利益は減益予想から一転増益を見込む。同時に年間配当予想を中間・期末各38円の年76円から中間・期末各41円の年82円(前期は73円)に増額した。業況と株主還元姿勢を評価した買いが集まっている。  9月中間期は前回予想から上振れて着地した。AI用途を中心に半導体市場向けのコロイダルシリカの販売が好調に推移。為替レートが想定よりも円安に推移したことや法人税率の低い在外子会社での利益が増え見積実効税率が下がったことも業績を押し上げた。今後もコロイダルシリカの販売増加が継続すると見込んでおり、通期業績予想に織り込んだ。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 10:43 みんかぶニュース 個別・材料 ロードスターは急落、1~9月期最終減益  ロードスターキャピタル<3482.T>は急落。前週末10月31日取引終了後、第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表。売上高は288億8000万円(前年同期比18.9%増)、最終利益は52億7700万円(同8.4%減)だった。堅調な不動産マーケットが追い風となった一方、利上げ可能性に備えて締結した金利スワップ契約の評価益や支払利息などが利益面で響いた。通期で増収増益を見込んでいるだけに失望売りを誘ったようだ。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 10:33 みんかぶニュース 個別・材料 マックスが急伸し上場来高値、鉄筋結束機の欧米販売好調で今期業績・配当予想を増額修正  マックス<6454.T>がマドを開けて急伸し、上場来高値を更新した。同社は前週末10月31日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。あわせて通期の業績予想と配当予想を上方修正し、好感されたようだ。  今期の売上高予想は従来の見通しから25億円増額して977億円(前期比6.4%増)、最終利益予想は14億円増額して132億円(同17.6%増)に見直した。期末配当予想は12円増額の132円(前期は114円)に修正する。足もとの業績が堅調に推移したことなどを反映。欧米で鉄筋結束機と消耗品の販売が大幅に増加し、9月中間期の売上高は486億8800万円(前年同期比8.5%増)、最終利益は72億8800万円(同33.7%増)となった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 10:32 みんかぶニュース 個別・材料 ウェーブHDがS高カイ気配、REVAによるTOB価格にサヤ寄せ  ウェーブロックホールディングス<7940.T>がストップ高の水準となる863円でカイ気配となった。投資会社のREVA(東京都千代田区)が特別目的会社を通じ、ウェーブHDに対しTOB(株式公開買い付け)を実施すると前週末10月31日の取引終了後に発表。TOB価格は1株921円で、非公開化を目指す。ウェーブHDの株式はTOB価格にサヤ寄せをしている。  買付予定数の下限は563万100株で、上限は設定しない。買付期間は11月4日から12月16日まで。TOBが成立した場合、所定の手続きを経て、ウェーブHDは上場廃止となる予定。REVAは営業・生産体制の強化や経営戦略の策定支援を通じ、ウェーブHDの持続的な成長を図る。ウェーブHDはTOBに対し賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨した。東京証券取引所は10月31日、ウェーブHDを監理銘柄(確認中)に指定した。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 10:24 みんかぶニュース 個別・材料 ガイシが大幅3日続伸、26年3月期売上高・営業利益の上方修正と配当予想の増額を好感  日本ガイシ<5333.T>が大幅高で3日続伸し年初来高値を更新している。10月31日の取引終了後に、26年3月期の連結業績予想について、売上高を6300億円から6500億円(前期比4.9%増)へ、営業利益を750億円から850億円(同4.6%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各33円の年66円から中間・期末各38円の年76円へ引き上げたことが好感されている。  上期において、自動車関連製品の出荷が関税率引き上げを意識した駆け込み需要などにより増加したほか、産業プロセスの工事案件売り上げ計上も重なり、エンバイロメント事業の売上高が増加したことや、デジタルソサエティ事業の半導体製造装置用製品で、一部客先の在庫積み増しにより出荷が増加したこと、更に円安効果などで売上高・利益が計画を上回って着地したことが要因。下期は、米国関税政策の影響で自動車関連製品の需要減や、半導体製造装置用製品の在庫積み増しの需要剥落が予想されるほか、NAS電池事業の製造・販売終了に伴う損失を見込むものの、売価改定や政策保有株式の縮減による売却益などを織り込み、売上高・営業利益を上方修正し、純利益を550億円(同0.1%増)の従来見通しを据え置いた。  なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高3262億400万円(前年同期比9.3%増)、営業利益487億円(同22.7%増)、純利益238億7000万円(同7.7%減)だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 10:23 みんかぶニュース 個別・材料 平河ヒューテがS高で新高値、26年3月期業績予想を上方修正し営業益は過去最高へ  平河ヒューテック<5821.T>はストップ高水準の2825円に買われ、上場来高値を更新した。前週末10月31日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を従来予想の350億円から365億円(前期比18.5%増)、営業利益予想を30億円から40億円(同76.4%増)に引き上げた。営業利益が3期ぶりに過去最高益を更新する見込みとなり、評価された。  北米メガソーラー発電所におけるパネル間接続用のエネルギー産業関連ケーブルは、現地の旺盛な需要を背景に売り上げが想定を上回る見通し。車載用ケーブルの新規量産品や医療用ケーブルの新製品も堅調に推移。産業機器用ケーブルにおける一部FA分野の回復傾向も追い風となる。9月中間期は売上高が180億9100万円(前年同期比12.9%増)、営業利益が21億2400万円(同69.9%増)だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 10:12 みんかぶニュース 個別・材料 アルプスアル大幅高、第2四半期決算は上振れ着地で通期予想を上方修正  アルプスアルパイン<6770.T>が大幅高で、年初来高値を更新した。同社は10月31日取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。モビリティ事業で顧客の開発計画の変更により開発費の一部を第3四半期以降に執行延期したことなどから、売上高は前年同期比3.1%増の5057億1100万円(従来予想は4980億円)、営業利益は同89.2%増の212億2200万円(同121億円)と上振れて着地した。  あわせて、26年3月期通期の連結業績予想を修正。売上高の見通しは従来の9500億円から9750億円(前期比1.6%減)、営業利益の見通しは250億円から320億円(同6.2%減)に引き上げた。第3四半期以降の想定為替レートを変更したことが主な要因で、1ドル=145円(従来は140円)、1ユーロ=170円(同160円)としている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 10:03 みんかぶニュース 個別・材料 ヤスハラケミはS高カイ気配、1株1380円でMBO  ヤスハラケミカル<4957.T>はストップ高カイ気配。前週末10月31日取引終了後、MBOを実施すると発表した。代表取締役社長の安原禎二氏が代表取締役を務めるYAHO(広島県府中市)が1株1380円でTOBを行う。買い付け予定数は590万850株(下限287万5600株、上限設定なし)、買い付け期間は11月4日~12月16日。TOB成立後に上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は10月31日付で同社株を監理銘柄(確認中)に指定した。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 10:02 みんかぶニュース 個別・材料 ファナックは急伸し4年2カ月ぶり高値圏、26年3月期は一転最終増益の見通し  ファナック<6954.T>は大幅高で3連騰。2021年9月以来、約4年2カ月ぶりの高値をつけた。前週末10月31日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を前回予想の8070億円から8188億円(前期比2.7%増)、営業利益予想を1595億円から1759億円(同10.7%増)、最終利益予想を1430億円から1573億円(同6.6%増)に引き上げた。最終利益は減益予想から一転して増益を見込んでおり、業況を評価する買いが流入している。  直近の事業環境や業績動向を織り込んだ。10月から来年3月までの想定為替レートは1ドル=140円、1ユーロ=165円を想定する。9月中間期は売上高が4075億6800万円(前年同期比5.1%増)、営業利益が859億6400万円(同13.7%増)、最終利益が798億2000万円(同14.2%増)だった。FA部門ではCNCシステムの売り上げがインドや中国で堅調に推移。ロボット部門では中国や米州が好調だった。ロボマシン部門もインド関連の需要が追い風となり、サービス部門を除いた3部門が増収となった。  第2四半期(7~9月)の受注高は2053億円で前年同期比10.6%増、前四半期比0.3%減だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 10:02 みんかぶニュース 個別・材料 <注目銘柄>=野村マイクロ、超純水装置の需要旺盛で来期業績回復を先取り  野村マイクロ・サイエンス<6254.T>の上昇トレンドが鮮明で、この動きに素直についてみたい。半導体向けを主力とする超純水装置の大手で、生成AI向けを中心とした最先端半導体の需要拡大を背景に収益環境の追い風が意識されている。前期まで目を見張る大幅増収増益を続けていたが、26年3月期は業績の端境期にあたりトップライン、利益ともに大きく減少する見通しだ。しかし、受注残高は高水準で現在もなお増勢にあり、来期は再び高成長路線に復帰する公算が大きい。また、今期営業利益について62億円(前期比60%減)を会社側は見込むが、これも上振れする可能性が高い。  株価は最近の半導体株高の流れに乗って年初来高値圏を走る展開だが、昨年4月には6370円の上場来高値を形成しており、長期波動では依然として戻り相場の5合目に位置している。ここからの上値余地は十分といってよく、当面は5000円に向けて下値切り上げ波動が継続しそうだ。(桂) 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 10:00 みんかぶニュース 個別・材料 住友ファーマが急反発、北米事業好調で26年3月期業績予想を上方修正  住友ファーマ<4506.T>が急反発している。10月31日の取引終了後に、26年3月期の連結業績予想について、売上高を3550億円から4290億円(前期比7.6%増)へ、営業利益を540億円から980億円(同3.4倍)へ、純利益を400億円から920億円(同3.9倍)へ上方修正したことが好感されている。  北米事業で進行性前立腺がん治療剤「オルゴビクス」の販売が好調に推移していることなどに加えて、アジア事業にかかる譲渡益が想定を上回ったことが寄与する。なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高2271億2200万円(前年同期比25.7%増)、営業利益961億5700万円(前年同期81億7900万円の赤字)、最終利益988億6000万円(同322億2900万円の赤字)だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 09:58 みんかぶニュース 個別・材料 アサカ理研が続伸、金・銅市況想定上回り25年9月期業績は利益が計画上振れ  アサカ理研<5724.T>が続伸している。10月31日の取引終了後、集計中の25年9月期の連結業績について、営業利益が従来予想の4億4000万円から4億9000万円(前の期比67.2%増)へ、純利益が2億2000万円から2億8000万円(同24.5%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、好感されている。  主要取引先である電子部品業界のメーカーで生産が低調に推移したことから、主力製品である金の取り扱い数量が減少し、売上高は92億3000万円から86億円(同7.9%増)へ下振れたが、貴金属事業や環境事業で主要製品である金や銅の価格が予想を上回ったことから利益は上振れた。また、全社的な経費削減の取り組みや、保険解約に伴う営業外収益を計上したことなども寄与した。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 09:51 みんかぶニュース 個別・材料 スクリンが急落、一部案件の下期ずれ込みで4~9月期最終利益18%減  SCREENホールディングス<7735.T>が急落している。同社は前週末10月31日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比1.1%減の2742億9900万円、最終利益は同18.0%減の318億5500万円だった。最終減益で着地したことが売りを促した。主力の半導体製造装置事業で一部案件の売り上げのタイミングが下期にずれ込んだ。ロジックやパワー半導体、ファウンドリー向けの売り上げが減少。地域別では中国と米国向けで減収となった。一方、メモリー向けの売り上げは増加し、台湾向けは増収となった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 09:50 みんかぶニュース 個別・材料 SMNは朝高後に軟化、今3月期営業2.3倍増益に大幅増額し株主優待制度を新設  SMN<6185.T>は朝高後に軟化、3日ぶりに反落となっている。ビッグデータ処理やAI技術、金融工学などのテクノロジーをベースにネット広告配信事業を展開している。足もとの業績は絶好調で、前週末10月31日取引終了後、26年3月期業績予想の修正を発表した。営業利益は従来予想の4億円から5億5000万円(前期比2.3倍)に大幅増額した。更に、株主優待制度を新設し、毎年3月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に、株主優待ポイントを付与する(8000~2万5000ポイント保有株数に応じて付与)。ただ、株価は10月下旬以降、急速な戻り足をみせていたこともあり、目先利益確定売りが上値を押さえる格好となっている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 09:44 みんかぶニュース 個別・材料 ビジ太田昭は急伸、配当増額を好感  ビジネスブレイン太田昭和<9658.T>は急伸。前週末10月31日取引終了後、配当方針を変更すると発表した。「一時的な損益項目を除く連結配当性向40%」から「株主資本配当率(DOE)の5%」を基本に実施する方針に見直した。これに伴い、26年3月期の配当予想を89円から133円(前期78円)に増額修正した。これを好感した買いが集まっている。  あわせて株主優待制度の変更も発表した。毎年3月末時点で100株以上を、1年を超えて継続保有する株主に贈呈しているオリジナルQUOカードの額を増やす。これまで200株未満の保有で1000円、200株以上で2000円相当としていたが、変更後は300株未満の保有で3000円、300株以上で5000円相当とする。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 09:40 みんかぶニュース 個別・材料 伊勢化が3連騰、1株から10株への株式分割と25年12月期業績・配当予想の上方修正を好感  伊勢化学工業<4107.T>が3連騰し約10カ月ぶりに年初来高値を更新している。10月31日の取引終了後に、12月31日を基準日として1株を10株に株式分割すると発表したことに加えて、25年12月期の連結業績予想について、売上高を375億円から380億円(前期比14.2%増)へ、営業利益を80億円から90億円(同17.5%増)へ、純利益を54億円から61億円(同20.3%増)へ上方修正し、期末配当予想を190円から200円(年390円)へ引き上げたことを好感した買いが流入している。  上方修正は、ヨウ素製品の販売数量が計画を下回っているものの、ヨウ素の国際市況が想定を上回る水準で推移していることに加え、為替相場が想定よりも円安となっていることが要因としている。なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高300億2800万円(前年同期比22.1%増)、営業利益75億円(同29.8%増)、純利益51億7800万円(同35.7%増)だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 09:37 みんかぶニュース 個別・材料 レーザーテクが急伸、7~9月期最終利益2.1倍で通期計画に対する進捗率3割超  レーザーテック<6920.T>が急伸し年初来高値を更新した。同社は前週末10月31日の取引終了後、26年6月期第1四半期(7~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比47.5%増の541億7100万円、営業利益は同67.9%増の267億2800万円、最終利益は同2.1倍の190億5700万円となった。最終利益は通期計画(600億円)に対する進捗率が約32%となっており、評価された。  データセンター向けAIサーバー用のGPU(画像処理半導体)やHBM(広帯域メモリー)などの需要が市場をけん引するなか、アクティニックEUV(極端紫外線)パターンマスク欠陥検査装置「ACTIS」などを中心に売り上げを計上し、増収増益につなげた。受注に関しては26年より徐々に回復する見通しだとしている。  あわせて同社は同検査装置において、EUVマスク品質管理の生産性を大幅に向上させる「ACTIS A200HiTシリーズ」を製品化したと発表。検査コストの低減とウェハーファブの歩留まり向上に寄与するという。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 09:31 みんかぶニュース 個別・材料 TDKが新値追い、26年3月期業績予想及び配当予想を上方修正  TDK<6762.T>が連日の年初来高値更新となっている。10月31日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を2兆1200億~2兆2000億円から2兆3700億円(前期比7.5%増)へ、営業利益を1800億~2250億円から2450億円(同9.3%増)へ、純利益を1350億~1700億円から1800億円(同7.7%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各15円の年30円から中間・期末各16円の年32円へ引き上げたことが好感されている。  自動車市場の需要は低調なものの、スマートフォンやHDDなどのICT市場は堅調に推移しており、上期においてはICT市場では新モデルの立ち上がりや関税措置による前倒し需要などを受けて、二次電池及びセンサーの販売が拡大。データセンター向けHDDの需要堅調を受けて、HDD用サスペンションの販売も好調となり、上期業績が想定を上回ったことが要因という。また、上期の状況を踏まえて通期見通しを見直した結果、業績予想及び配当予想を引き上げた。  なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高1兆1833億円(前年同期比8.6%増)、営業利益1476億2700万円(同10.7%増)、純利益1114億600万円(同5.4%増)だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 09:30 みんかぶニュース 個別・材料 太洋テクノは冴えない、29万9600株の立会外分売を実施へ  太洋テクノレックス<6663.T>は冴えない。10月31日の取引終了後、29万9600株の立会外分売を実施すると発表しており、短期的な需給面への影響が警戒されているようだ。スタンダード市場における上場維持基準のうち、流通株式時価総額の適合に向けた流通株式数の改善を図るのが狙い。分売予定期間は11月11~17日で、分売値段は分売実施日の前営業日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する予定。なお、買付申込数量の限度は1人につき1000株(売買単位100株)としている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 09:29 みんかぶニュース 個別・材料 化工機は3日続伸、26年3月期業績予想と期末配当計画を上方修正  三菱化工機<6331.T>が3日続伸し、年初来高値を更新した。同社は10月31日取引終了後、26年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の75億円から85億5000万円(前期比50.1%増)に引き上げた。  売上高予想も845億円から885億円(同49.5%増)に上方修正。既受注工事の進捗の見直しやコスト改善などが主な要因だとしている。また、期末配当を従来計画比6円増額の46円とすることも発表。これにより、中間配当40円とあわせた年間配当は86円となる。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 09:20 みんかぶニュース 個別・材料 アクシーズはカイ気配スタート、鶏肉相場堅調で9月中間期経常利益3.6倍  アクシーズ<1381.T>はカイ気配スタート。同社は前週末10月31日の取引終了後、26年6月期第1四半期(7~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比16.2%増の72億1700万円、経常利益は同3.6倍の11億700万円となった。大幅な増収増益で着地しており、好感されたようだ。鶏肉相場が堅調に推移したほか、加工食品の販売も好調だった。一方、外食事業は人件費の増加を受けて減益となった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 09:16 みんかぶニュース 個別・材料 稀元素が続伸、今3月期営業利益を10億円から24億円予想に大幅増額修正  第一稀元素化学工業<4082.T>が続伸。10月下旬に連日のストップ高で一気に水準を切り上げ1644円の年初来高値を形成した後スピード調整が入り、前週末31日ザラ場に1129円まで下押す場面があった。しかし、そこから急速に切り返す展開で5日移動平均線を上回って引け、きょうもその余勢を駆って上値指向を継続している。電材向けジルコニウム化合物の大手で、自動車用排ガス触媒ではグローバルニッチトップ企業として存在感を示している。業績も自動車の販売台数増加や原価低減への取り組みが功を奏し会社側の想定を上回る状況にある。31日取引終了後、同社は26年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の10億円から24億円(前期比5%増)に大幅増額しており、これを材料する形で投資資金の攻勢が続いている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 09:10 みんかぶニュース 個別・材料 イチケンがカイ気配で一気に水準切り上げ、今3月期収益上方修正し配当も大幅増額  イチケン<1847.T>がカイ気配スタートで一気に上げ足を強めている。商業施設の建築や改装を主力としており、足もとの業績は会社側の予想を上回って好調に推移している。前週末10月31日取引終了後、同社は26年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の53億5000万円から67億円(前期比2%減)に増額修正した。なお、25年4~9月期は従来予想の25億5000万円から37億円(前年同期比22%増)と減益予想から一転して大幅増益見通しに変わった。採算重視の受注が奏功したほか、資材価格や労務費の転嫁も進んだことが背景。更に好調な業績を受けて株主還元も強化、今期の年間配当を従来計画比45円の大幅増額となる185円(前期実績は140円)とすることも併せて発表、これらがポジティブサプライズとなり株価を押し上げている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/04 09:08

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