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ファナックは急伸し4年2カ月ぶり高値圏、26年3月期は一転最終増益の見通し

配信日時:2025/11/04 10:02 配信元:MINKABU
 ファナック<6954.T>は大幅高で3連騰。2021年9月以来、約4年2カ月ぶりの高値をつけた。前週末10月31日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を前回予想の8070億円から8188億円(前期比2.7%増)、営業利益予想を1595億円から1759億円(同10.7%増)、最終利益予想を1430億円から1573億円(同6.6%増)に引き上げた。最終利益は減益予想から一転して増益を見込んでおり、業況を評価する買いが流入している。  直近の事業環境や業績動向を織り込んだ。10月から来年3月までの想定為替レートは1ドル=140円、1ユーロ=165円を想定する。9月中間期は売上高が4075億6800万円(前年同期比5.1%増)、営業利益が859億6400万円(同13.7%増)、最終利益が798億2000万円(同14.2%増)だった。FA部門ではCNCシステムの売り上げがインドや中国で堅調に推移。ロボット部門では中国や米州が好調だった。ロボマシン部門もインド関連の需要が追い風となり、サービス部門を除いた3部門が増収となった。  第2四半期(7~9月)の受注高は2053億円で前年同期比10.6%増、前四半期比0.3%減だった。 出所:MINKABU PRESS

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