みんかぶニュース 市況・概況ニュース一覧

みんかぶニュース 市況・概況 ◎午前10時現在の値上がり値下がり銘柄数  午前10時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は59、値下がり銘柄数は1563、変わらずは14銘柄だった。業種別では33業種中、全業種が下落。値下がりで目立つのは銀行、証券・商品、非鉄、保険、電気機器、石油・石炭、ゴム製品など。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/03 10:03 みんかぶニュース 市況・概況 10時の日経平均は1188円安の3万4537円、東エレクが113.76円押し下げ  3日10時現在の日経平均株価は前日比1188.56円(-3.33%)安の3万4537.31円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は62、値下がりは1560、変わらずは12と、値下がり銘柄の割合が90%超に達する全面安商状となっている。  日経平均構成銘柄の値上がりは7銘柄にとどまり、218銘柄が下落。マイナス寄与度トップは東エレク <8035>で、1銘柄で日経平均を113.76円押し下げ。以下、ファストリ <9983>が91.8円、アドテスト <6857>が83.55円、SBG <9984>が67.26円、TDK <6762>が49.89円の押し下げと続く。  プラス寄与トップは第一三共 <4568>で、日経平均を5.29円押し上げ。良品計画 <7453>が3.56円、ニトリHD <9843>が1.16円、イオン <8267>が0.63円、明治HD <2269>が0.33円で続いている。  業種別では33業種すべてが値下がり。下落率1位は銀行で、以下、証券・商品、非鉄金属、保険、電気機器、ゴム製品と並ぶ。  ※10時0分10秒時点 株探ニュース 2025/04/03 10:01 みんかぶニュース 市況・概況 神戸物産やニトリHDが堅調推移、米国の相互関税発表後に円高が加速◇  神戸物産<3038.T>やニトリホールディングス<9843.T>が堅調推移。トランプ米政権が2日、世界各国に対する相互関税の発動を発表した。新たな関税策により世界経済が停滞する可能性が意識され、リスク回避ムードが強まるなかで、外国為替市場でドル円相場は日本時間3日朝方に一時1ドル=147円60銭台までドル安・円高が加速した。これを受け、円高の進行により輸入コスト負担が低減するとの期待感から、円高メリット株と位置付けられる銘柄を物色する動きが広がった。ワークマン<7564.T>やセリア<2782.T>も底堅く推移している。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/03 09:44 みんかぶニュース 市況・概況 3日韓国・KOSPI=寄り付き2437.43(-68.43)  3日の韓国・KOSPIは前営業日比68.43ポイント安の2437.43で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/03 09:34 みんかぶニュース 市況・概況 三菱UFJなど銀行株が急落、相互関税発表後に米長期金利が時間外で急低下◇  三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>などメガバンク株や、りそなホールディングス<8308.T>が急落している。トランプ米政権が米国時間2日、相互関税の発動とその詳細について発表。これを受けて米長期金利は時間外取引で急低下している。米国の景気減速懸念が強まるなか、米金利の低下に呼応する形でドル円相場は一時1ドル=147円台まで円高が加速。円安の一服により日銀が早期の利上げに踏み切る可能性が低下したとの受け止めもあって、金利上昇メリットセクターである銀行株に対する売り圧力が高まった。東証の業種別指数で銀行株は下落率トップとなっている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/03 09:26 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=3日寄り付き、日経レバの売買代金は260億円と活況  3日寄り付きの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比157.6%増の791億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同141.2%増の551億円となっている。  個別ではiFreeETF TOPIXインバース <1457> 、iFreeETF S&P500 インバース <2238> 、iFreeETF NASDAQ100インバース <2842> 、NEXT 日経平均インバース <1571> 、JPX日経400ベア2倍上場投信(ダブルインバース) <1469> など23銘柄が新高値。iFreeETF NASDAQ100 レバレッジ <2869> 、iシェアーズ MSCI ジャパン気候変動 <2250> 、グローバルX 日経225カバード・コール <2858> 、One ETF トピックス <1473> 、NEXT 情通サ他 <1626> など155銘柄が新安値をつけている。  そのほか目立った値動きではVIX短期先物指数ETF <318A> が9.53%高、NEXT インドベア <2047> が3.24%高と大幅な上昇。  一方、NEXT 香港ハンセンダブル・ブル <2031> は8.73%安、中国H株ブル2倍上場投信 <1572> は7.64%安、NEXT 銀行 <1631> は7.19%安、NEXT 東証銀行業株価指数 <1615> は6.79%安、NEXT 原油ブル <2038> は6.66%安と大幅に下落している。  日経平均株価が1435円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金260億3100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金204億4100万円を大きく上回る活況となっている。  その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が104億8700万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が64億2900万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が33億7500万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が21億1000万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が19億3700万円の売買代金となっている。 株探ニュース 2025/04/03 09:16 みんかぶニュース 市況・概況 メドレックスはしっかり、神経疼痛治療薬が米国で承認申請受理◇  メドレックス<4586.T>はしっかり。2日取引終了後、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576.T>と米国で共同開発する、帯状疱疹後の神経疼痛治療薬(リドカインテープ剤)について、米食品医薬品局(FDA)に再提出した新薬承認申請書が申請受理されたと発表。これを材料視した買いが株価を支えている。  この新薬承認申請受理は、FDAが提出後の審査期間において申請に関する書類が十分に完備されていることを確認し、本格的に審査を開始したことを意味する。審査終了目標日は9月24日(米国時間)という。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/03 09:12 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均の下げ幅が1600円を超える  日経平均株価の下げ幅が1600円を超えた。9時10分現在、1623.87円安の3万4102円まで下落している。 株探ニュース 2025/04/03 09:11 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均の下げ幅が1500円を超える  日経平均株価の下げ幅が1500円を超えた。9時9分現在、1551.25円安の3万4174.62円まで下落している。 株探ニュース 2025/04/03 09:10 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均の下げ幅が1400円を超える  日経平均株価の下げ幅が1400円を超えた。9時6分現在、1436.11円安の3万4289.76円まで下落している。 株探ニュース 2025/04/03 09:07 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(寄り付き)=急反落、想定上回る相互関税が嫌気され円高も警戒  3日の東京株式市場は大きく売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比684円安の3万5041円と急反落。  足もとでリスク回避の売り圧力が強まり、日経平均は大きく下値を探る展開となっている。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇したが、日本時間早朝に発表された相互関税が国によって異なり、日本にとっては想定を超える厳しい内容であったことがネガティブ視されている。米株価指数先物が大幅下落しているほか、外国為替市場で急速に円高が進行していることなども嫌気され、主力株を中心に波乱含みの展開を強いられている。取引時間中もドル・円相場の動向や米株先物の値動きなどを横目にボラティリティの高い地合いとなることが想定される。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/03 09:04 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均の下げ幅が1200円を超える  日経平均株価の下げ幅が1200円を超えた。9時3分現在、1243.51円安の3万4482.36円まで下落している。 株探ニュース 2025/04/03 09:04 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均がおよそ7ヵ月半ぶり3万5000円台割れ  日経平均株価が昨年8月9日以来、およそ7ヵ月半ぶりに3万5000円台を割り込んだ。09時03分現在、1243.51円安の3万4482.36円まで下落している。 株探ニュース 2025/04/03 09:04 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均3日寄り付き=684円安、3万5041円  3日の日経平均株価は前日比684.20円安の3万5041.67円で寄り付いた。 株探ニュース 2025/04/03 09:02 みんかぶニュース 市況・概況 3日=シンガポール・日経平均先物寄り付き3万4345円(-1380円)  3日のシンガポール・日経平均先物6月物は前営業日清算値比1380円安の3万4345円で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/03 08:40 みんかぶニュース 市況・概況 2日の米株式市場の概況、NYダウ反発 相互関税発表受け引け後の先物は大幅安  2日の米株式市場では、NYダウが前日比235.36ドル高の4万2225.32ドルと反発した。トランプ米政権が相互関税の発動に関する発表を行う前であり、様子見ムードが強まった。テスラ<TSLA>のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が米政府効率化省(DOGE)の役職から退くとトランプ大統領が側近に語ったと伝わり、同社株が急伸したことは、全体相場の支援材料となった。ただ、相互関税の発動が発表された後の時間外取引で、米株価指数先物は急落している。  2日の日中取引では、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>やホームデポ<HD>、アメックス<AXP>が値を上げ、ブラックストーン<BX>が堅調推移。ロケット・カンパニーズ<RKT>が急伸した。一方、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>やシェブロン<CVX>が冴えない展開だった。  ナスダック総合株価指数は151.155ポイント高の1万7601.046と続伸した。アマゾン・ドット・コム<AMZN>が上伸。エヌビディア<NVDA>やアップル<AAPL>が底堅く推移し、ティーテック・ホールディングス<TTEC>が株価水準を切り上げ、スポーツマンズ・ウェアハウス・ホールディングス<SPWH>が高い。半面、メタ・プラットフォームズ<META>が値を下げ、エヌシノ<NCNO>が急落した。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/03 08:11 みんかぶニュース 市況・概況 2日の主要国際商品市況  ・NY原油先物期近(WTI)  1バレル=71.71ドル(+0.51ドル) ・NY金先物期近(COMEX)  1トロイオンス=3166.2ドル(+20.2ドル) ・NY銀先物期近(COMEX)  1トロイオンス=3449.9セント(+34.1セント) ・シカゴ小麦先物期近  1ブッシェル=539.25セント(-1.25セント) ・シカゴコーン先物期近  1ブッシェル=457.75セント(-4.00セント) ・シカゴ大豆先物期近  1ブッシェル=1029.50セント(-4.75セント) ・CRB指数  313.56(+2.78) 出所:MINKABU PRESS 2025/04/03 08:10 みんかぶニュース 市況・概況 2日の米国主要株価指数終値 ・NYダウ 42225.32(+235.36)    高値 42382.27    安値 41629.70 ・S&P500 5670.97(+37.90) ・ナスダック総合指数 17601.046(+151.155) 出所:MINKABU PRESS 2025/04/03 08:10 みんかぶニュース 市況・概況 2日の欧州主要株価指数終値 ・イギリス・FTSE100  8608.48(-26.32) ・ドイツ・DAX  22390.84(-149.14) ・フランス・CAC40  7858.83(-17.53) ・ロシア・RTS  1090.31(-10.02) 出所:MINKABU PRESS 2025/04/03 08:10 みんかぶニュース 市況・概況 米国市場データ NYダウは235ドル高と反発 (4月2日) ― ダウは235ドル高と反発。トランプ大統領の相互関税計画の公表を控え、一時360ドル安まで下げ幅を広げるなど荒い値動きとなった ― NYダウ    42225.32 ( +235.36 ) S&P500    5670.97 ( +37.90 ) NASDAQ  17601.05 ( +151.16 ) 米10年債利回り  4.157 ( -0.016 ) NY(WTI)原油   71.71 ( +0.51 ) NY金      3166.2 ( +20.2 ) VIX指数    21.51 ( -0.26 ) シカゴ日経225先物 (円建て)  35990 ( +230 ) シカゴ日経225先物 (ドル建て) 36085 ( +325 ) ※( )は大阪取引所終値比 株探ニュース 2025/04/03 08:08 みんかぶニュース 市況・概況 3日の株式相場見通し=大幅反落、日本への相互関税が想定以上の厳しさに  3日の東京株式市場はリスク回避の売り圧力が強まり、日経平均は大幅反落となる可能性が高い。前日まで2営業日続伸したとはいえ合計しても100円強の上昇に過ぎず、見送りムードが強かった。特に前日はTOPIXが安く、値下がり銘柄数が全体の74%を占めるなど実質的にはリスク回避の地合いだった。きょうもトランプ米政権が打ち出す関税政策による世界経済への影響が懸念されるなか、市場センチメントが強気に傾く状況は見込みにくい。前日の欧州株市場は高安まちまちながら、独DAXや仏CAC40は反落した。欧州時間2日夜に詳細が公表される相互関税を前に警戒感が強く、買いが手控えられた。ただ、米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数いずれも買いが優勢で、朝方は安く始まったものの、その後は浮上し、午後の取引ではおおむねプラス圏で推移した。この日はテスラ<TSLA>のイーロン・マスクCEOが政府効率化省の特別政府職員を数週間以内に退任する方向にあることが伝わり、これがポジティブ視された。しかし、東京市場では米株高に追随することは難しそうだ。日本時間早朝にトランプ米大統領から発表された相互関税の税率は国によって異なり、中国が34%と高く、欧州には20%の関税をかける方針を示したが、日本については24%としており、これは想定していたよりも厳しい内容であり、投資家心理を冷やす公算が大きい。外国為替市場では足もと急速にドル安・円高方向に振れていることも輸出主力株を中心に下げを助長する可能性が高そうだ。米株市場取引終了後の米株価指数先物は反落しており、きょうは取引時間中も米株先物の動向を横目に荒れた値動きが想定される。  2日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比235ドル36セント高の4万2225ドル32セントと反発。ナスダック総合株価指数は同151.155ポイント高の1万7601.046だった。  日程面では、きょうは4月の日銀当座預金増減要因見込み、週間の対外対内証券売買契約など。海外では2月の豪貿易収支、3月の財新中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)、ECB理事会の議事要旨、週間の米新規失業保険申請件数、2月の貿易収支、3月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数など。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/03 08:00 みんかぶニュース 市況・概況 シカゴ日経平均先物 大取終値比 230円高 (4月2日) シカゴ日経225先物 (円建て)  35990 ( +230 ) シカゴ日経225先物 (ドル建て) 36085 ( +325 ) ※( )は大阪取引所終値比 株探ニュース 2025/04/03 07:54 みんかぶニュース 市況・概況 3日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 08:50 日・対外対内証券売買契約等の状況 09:30 豪・貿易収支 10:30 日・10年物利付国債の入札 10:45 中・財新サービス部門購買担当者景気指数 16:50 仏・サービス部門購買担当者景気指数(改定値) 16:55 独・サービス部門購買担当者景気指数(改定値) 17:00 ユーロ・サービス部門購買担当者景気指数(改定値) 17:30 英・サービス部門購買担当者景気指数(改定値) 18:00 ユーロ・卸売物価指数 20:30 米・チャレンジャー人員削減数 21:30 米・貿易収支 21:30 米・新規失業保険申請件数 21:30 米・失業保険継続受給者数 22:45 米・サービス部門購買担当者景気指数(改定値) 22:45 米・総合購買担当者景気指数(改定値) 23:00 米・ISM(サプライマネジメント協会)非製造業景況指数 ※ECB(欧州中央銀行)理事会の議事要旨 ※台湾,インドネシア市場が休場 ○決算発表・新規上場など 決算発表:イーサポート<2493>,キユーピー<2809>,アヲハタ<2830>,KTK<3035>,霞ヶ関C<3498>,クスリアオキ<3549>,ワールド<3612>,三協立山<5932>,不二越<6474>,オンワード<8016>,平和堂<8276>,ナルミヤ<9275>,北恵<9872> 出所:MINKABU PRESS 2025/04/03 07:50 みんかぶニュース 市況・概況 本日の【自社株買い】銘柄 (2日大引け後 発表分) ○西松屋チェ <7545> [東証P] 発行済み株式数(自社株を除く)の0.30%にあたる18万2000株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月4日から4月17日まで。 ○NEWART <7638> [東証S] 発行済み株式数(自社株を除く)の6.33%にあたる100万株(金額で15億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月7日から26年3月31日まで。 ○エフ・コード <9211> [東証G] 発行済み株式数(自社株を除く)の1.30%にあたる16万株(金額で4億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月3日から5月30日まで。 [2025年4月2日] 株探ニュース 2025/04/02 19:20 みんかぶニュース 市況・概況 【↑】日経平均 大引け| 続伸、米ハイテク株高を受け買い優勢 (4月2日) 日経平均株価 始値  35751.02 高値  35778.90(14:20) 安値  35426.33(09:26) 大引け 35725.87(前日比 +101.39 、 +0.28% ) 売買高  18億4820万株 (東証プライム概算) 売買代金  4兆0324億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント  1.日経平均は続伸、米ハイテク株高を受け買い優勢  2.前日終値を挟み右往左往、最後はプラス圏で着地  3.防衛関連株や半導体関連株への買い戻しが目立つ  4.「相互関税」の詳細公表を前に手控え感も拭えず  5.個別株は74%の銘柄が下落、TOPIXは安く引ける ■東京市場概況  前日の米国市場では、NYダウは前日比11ドル安と小幅に反落した。相互関税政策の警戒感を背景にリスク回避の売りが優勢となった。  東京市場では、前日の米国株市場でハイテク株中心に買い戻されたことを受け、日経平均株価は自律反発局面に移行した。ただ、様子見ムードは強く値下がり銘柄の多さが目立っている。  2日の東京市場は、朝方から様子見ムードで日経平均は前日終値をはさんで不安定な値動きを続けた。前日の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が5日ぶりに反発したことで、投資家のセンチメントが改善、半導体関連の一角に買い戻しが観測されたほか、防衛関連株にも高いものが目立った。そのなか、日経平均寄与度の高い一部の値がさ株が値を飛ばし、全体に寄与した。ただ、日本時間明日早朝にトランプ米政権による「相互関税」の詳細が公表されることで、この内容を見極めたいとの思惑から、買い一巡後は上値が重く、日経平均はマイナス圏で推移する場面もあった。銀行株などをはじめ内需の消費関連株に売りがかさみ、TOPIXは反落して引けている。プライム市場の値下がり銘柄数が全体の74%と値上がり銘柄を大きく上回っている。  個別では、ファーストリテイリング<9983>が大きく買われたほか、売買代金トップとなった三菱重工業<7011>や、同2位の川崎重工業<7012>も上昇した。ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>など半導体関連も買いが優勢だった。任天堂<7974>、リクルートホールディングス<6098>も値を上げた。GMOインターネット<4784>が急騰し値上がり率トップとなったほか、新光電気工業<6967>がストップ高に買われる人気となった。  半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが安く、ソフトバンクグループ<9984>も冴えない。レーザーテック<6920>も軟調。第一三共<4568>が大きく水準を切り下げ、伊藤忠商事<8001>も安い。エイチ・ツー・オー リテイリング<8242>、三越伊勢丹ホールディングス<3099>、高島屋<8233>など百貨店株が軒並み大幅安、東京電力ホールディングス<9501>など電力株への売りも目立った。  日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、アドテスト <6857>、東エレク <8035>、リクルート <6098>、コナミG <9766>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約261円。うち133円はファストリ1銘柄によるもの。  日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は中外薬 <4519>、第一三共 <4568>、ソニーG <6758>、大塚HD <4578>、KDDI <9433>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約67円。  東証33業種のうち上昇は9業種。上昇率の上位5業種は(1)その他製品、(2)輸送用機器、(3)機械、(4)サービス業、(5)保険業。一方、下落率の上位5業種は(1)医薬品、(2)電気・ガス業、(3)鉱業、(4)鉄鋼、(5)石油石炭製品。 ■個別材料株 △Syns <290A> [東証G]  SMBC日興証券が投資評価「1」、目標株価1200円でカバレッジ開始。 △SHIFT <3697> [東証P]  防衛産業特化のコンサルティング会社を設立。 △チェンジHD <3962> [東証P]  ふるさと納税における物流支援新会社を設立。 △フォトシンス <4379> [東証G]  「Akerun入退室管理システム」が四日市大学・四日市看護医療大学に採用。 △デルタフライ <4598> [東証G]  「DFP-10917」に関する新たな特許を出願。 △QPS研究所 <5595> [東証G]  SMBC日興証券が投資評価最上位で新規調査開始。 △イーガーディ <6050> [東証P]  消費者庁からの受託業務開始と発表。 △IHI <7013> [東証P]  「A320nec」向け新エンジンが型式承認を取得。 △任天堂 <7974> [東証P]  「ニンテンドースイッチ2」詳細情報発表控え先回り買い。 △東京産 <8070> [東証P]  西華産 <8061> の大量保有で思惑買い。 ▼三越伊勢丹 <3099> [東証P]  3月売上高が前年割れに転じる。 ▼エルテス <3967> [東証G]  25年2月期営業利益は計画下振れで着地。  東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)GMOインタ <4784>、(2)新光電工 <6967>、(3)SHIFT <3697>、(4)パルHD <2726>、(5)イーガーディ <6050>、(6)IHI <7013>、(7)プロシップ <3763>、(8)レック <7874>、(9)シンフォニア <6507>、(10)チェンジHD <3962>。  値下がり率上位10傑は(1)H2Oリテイ <8242>、(2)Jディスプレ <6740>、(3)三越伊勢丹 <3099>、(4)Jフロント <3086>、(5)高島屋 <8233>、(6)東電HD <9501>、(7)中国電 <9504>、(8)北陸電 <9505>、(9)住友ファーマ <4506>、(10)寿スピリッツ <2222>。 【大引け】  日経平均は前日比101.39円(0.28%)高の3万5725.87円。TOPIXは前日比11.44(0.43%)安の2650.29。出来高は概算で18億4820万株。東証プライムの値上がり銘柄数は383、値下がり銘柄数は1208となった。東証グロース250指数は635.07ポイント(1.89ポイント安)。 [2025年4月2日] 株探ニュース 2025/04/02 18:30 みんかぶニュース 市況・概況 [PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇74銘柄・下落96銘柄(東証終値比)  4月2日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは191銘柄。東証終値比で上昇は74銘柄、下落は96銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は50銘柄。うち値上がりが14銘柄、値下がりは33銘柄と売りが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は150円安と売られている。  PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の2日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。 △PTS値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <4586> メドレックス    77.7  +9.7( +14.3%) 2位 <3697> SHIFT     1300  +74.0( +6.0%) 3位 <4576> DWTI      113   +6( +5.6%) 4位 <2334> イオレ       1470   +69( +4.9%) 5位 <6740> Jディスプレ    16.6  +0.6( +3.8%) 6位 <3667> enish    118.9  +3.9( +3.4%) 7位 <3727> アプリックス    160   +5( +3.2%) 8位 <341A> トヨコー      988   +28( +2.9%) 9位 <4584> キッズバイオ   131.2  +3.2( +2.5%) 10位 <7545> 西松屋チェ     2100   +51( +2.5%) ▼PTS値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <348A> MX読売日株    165  -27.0( -14.1%) 2位 <7358> ポピンズ      1000  -148( -12.9%) 3位 <6550> ユニポス      136   -12( -8.1%) 4位 <8918> ランド       7.5  -0.5( -6.2%) 5位 <2656> ベクターHD     75   -3( -3.8%) 6位 <8844> コスモスイニ    1105   -37( -3.2%) 7位 <338A> ゼンムテック   4561.5 -138.5( -2.9%) 8位 <278A> テラドローン    7530  -220( -2.8%) 9位 <6444> サンデン      131   -3( -2.2%) 10位 <9973> KOZOHD    17.6  -0.4( -2.2%) △PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <4502> 武田        4492   +34( +0.8%) 2位 <1812> 鹿島       3094.6  +17.6( +0.6%) 3位 <8053> 住友商       3399  +19.0( +0.6%) 4位 <1605> INPEX     2042  +10.5( +0.5%) 5位 <7974> 任天堂      10450   +30( +0.3%) 6位 <7272> ヤマハ発      1195  +3.0( +0.3%) 7位 <2801> キッコマン     1405  +3.0( +0.2%) 8位 <2503> キリンHD     2033  +2.5( +0.1%) 9位 <3086> Jフロント     1728  +1.5( +0.1%) 10位 <4503> アステラス     1405  +1.0( +0.1%) ▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <8604> 野村       907.1  -12.6( -1.4%) 2位 <8725> MS&AD     3110  -42.0( -1.3%) 3位 <7186> コンコルディ    930  -11.4( -1.2%) 4位 <5803> フジクラ      5305   -48( -0.9%) 5位 <6857> アドテスト    6400.1  -42.9( -0.7%) 6位 <4523> エーザイ      3899   -26( -0.7%) 7位 <7267> ホンダ      1352.5  -8.5( -0.6%) 8位 <6758> ソニーG      3668   -22( -0.6%) 9位 <7201> 日産自       373  -2.2( -0.6%) 10位 <6301> コマツ      4364.5  -25.5( -0.6%) ※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得 株探ニュース 2025/04/02 17:33 みんかぶニュース 市況・概況 明日の株式相場に向けて=「相互関税」発動で米株高は終焉か  きょう(2日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比101円高の3万5725円と続伸。前日終値を軸とした狭いゾーンでひたすら上下動を続けたが、4兆円ソコソコの売買代金に象徴されるように様子見ムードに終始した1日であった。それでも日経平均がプラス圏で引けたのは御の字と言えなくもないが、ファーストリテイリング<9983.T>の寄与度が1銘柄で130円強に及んでおり、日経平均は全体相場の実態とはカイ離していたことが分かる。TOPIXは反落し、個別株に目を向けても値下がり銘柄数が1200あまりに達し、プライム市場全体の74%を占めたことからも相場の地合いの悪さが汲み取れる。  もっとも、商いを膨らませた主力級の銘柄には高いものが目立ったのも事実。売買代金上位10傑でみると9銘柄が上昇していた。ここ売られていた三菱重工業<7011.T>をはじめとする“防衛関連三羽烏”や、アドバンテスト<6857.T>など半導体製造装置の主力株に空売り筋の手仕舞いとみられる買いが観測された。しかし、当然ながらこれを底入れの兆候とみなすことはできない。  現地時間2日、日本時間であす3日の早朝に世界を大きく揺るがした「相互関税」の詳細についてトランプ米大統領が公表する。全世界の耳目を集めることは必至だが、果たしてこのビッグイベントを通過すれば、悪材料出尽くしとなるのかといえば、その可能性は低い。米国が仕掛けた関税合戦は、今はまだ落としどころは見えなくても、どこかで妥協点を見つけるだろうという希望的な観測があった。しかし、25%の自動車関税を今週から一律で発動すると正式に表明したあたりで、どうもトランプ大統領はディールとしてではなく、本気で関税による資金回収を考えているという見方が強まってきた。  貿易戦争は地政学的なリスクに発展する。トランプ大統領が命名した「解放の日」はそのパンドラの箱を開放することにもなりかねない。紛れもなく矛先は自国に向いている。市場関係者からは「このままではアメリカ・ファーストではなく、アメリカ・バーストになる」という声も聞かれる。今回の相互関税について、トランプ氏は2年以内に6000億ドル、日本円で約90兆円が米国に入ってくると主張したことが伝わっている。これに加えて自動車関税分が1000億ドル相当と試算され、この2つを合わせると100兆円を超える“財源”が米国に流入するというわけだ。しかし、この関税による上乗せ分を誰が負担するのか。仮に消費者が被るとすれば、物価高のなかで消費意欲は瞬間冷凍状態と化す。トランプ関税が「輸入消費税」といわれる所以だ。その場合、リセッションにとどまらず、ラスボス的なスタグフレーション懸念が現実味を帯びることになる。  四書の孟子の故事成語を引けば「恒産なくして恒心なし」、つまり安定した生活基盤がないと人心は乱れ、結果として政権も瓦解してしまう。今の状況がトランプ大統領に見えていないはずもない。国民の信頼は常に湧いて出てくるような代物ではなく、むしろあっという間に枯れる。トランプ氏が言う「経済政策が軌道に乗るまでの少しの間」とは、どのくらいの期間なのか。出口が見えないなかで、逆境を我慢する殊勝な米国民はトランプ氏の熱狂的な支持者に限られるだろう。  直近のシカゴ大学による世論調査でトランプ政権の通商政策を支持しないと答えたのは全体の60%に達したという。現時点で6割なら、数か月後はどうなっているかはおおむね察しが付く。米株高終焉のシナリオが始動するか否か。五経の筆頭である易経に「君子は豹変す」とある。このまま氷山に突っ込むことなく、舵を切り直す度量をトランプ大統領が持ち合わせていることに世界は期待するよりない。  あすのスケジュールでは、4月の日銀当座預金増減要因見込み、週間の対外対内証券売買契約がいずれも朝方取引開始前に開示されるほか、午前取引時間中に債券市場では10年物国債の入札が予定される。午後取引時間中には日銀が需給ギャップと潜在成長率を発表する。海外では2月の豪貿易収支、3月の財新中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)、ECB理事会の議事要旨、週間の米新規失業保険申請件数、2月の貿易収支、3月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数などにマーケットの注目度が高い。また、この日はFRB高官に発言機会が相次ぐ。ジェファーソンFRB副議長とクックFRB理事の講演が行われる予定。なお、あすの台湾市場とインドネシア市場は休場。(銀) 出所:MINKABU PRESS 2025/04/02 17:30 みんかぶニュース 市況・概況 2日香港・ハンセン指数=終値23202.53(-4.31)  2日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比4.31ポイント安の23202.53と小反落した。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/02 17:26 みんかぶニュース 市況・概況 明日の【信用規制・解除】銘柄 (2日大引け後 発表分) ○インタートレ <3747> [東証S] 東証が3日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。 [2025年4月2日] 株探ニュース 2025/04/02 16:50 みんかぶニュース 市況・概況 2日中国・上海総合指数=終値3350.1266(+1.6915)  2日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比1.6915ポイント高の3350.1266と小幅に続伸。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/02 16:45

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