みんかぶニュース 市況・概況ニュース一覧

みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」1位にヤマノHD  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の20日午前10時現在で、ヤマノホールディングス<7571.T>が「売り予想数上昇」で1位となっている。  20日の東京市場で、ヤマノHDは3営業日ぶりに反落。前日まで2日連続でストップ高をつけ年初来高値を更新しており、足もとでの急ピッチな株価上昇に対する反動が出ているもよう。高値警戒感が売り予想数上昇につながっているようだ。  同社株が人気化したきっかけは、15日取引終了後に公表した26年3月期通期の連結業績予想。営業利益は前期比95.3%増の5億円を見込み、期末一括配当は前期比50銭増配の1円50銭を計画している。また、同日には古着の売買業を営むニューヨークジョーエクスチェンジ(東京都世田谷区)を子会社化することも明らかにしている。 出所:MINKABU PRESS 2025/05/20 10:18 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午前10時現在の値上がり値下がり銘柄数  午前10時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は750、値下がり銘柄数は808、変わらずは71銘柄だった。業種別では33業種中18業種が上昇。値上がり上位に非鉄、輸送用機器、機械、電気機器など。値下がりで目立つのは繊維製品、金属製品、保険など。 出所:MINKABU PRESS 2025/05/20 10:03 みんかぶニュース 市況・概況 10時の日経平均は317円高の3万7816円、東エレクが47.90円押し上げ  20日10時現在の日経平均株価は前日比317.43円(0.85%)高の3万7816.06円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は743、値下がりは811、変わらずは74。  日経平均プラス寄与度トップは東エレク <8035>で、日経平均を47.90円押し上げている。次いでアドテスト <6857>が42.84円、ファナック <6954>が27.94円、SBG <9984>が20.56円、ソニーG <6758>が20.29円と続く。  マイナス寄与度は2.66円の押し下げで富士通 <6702>がトップ。以下、野村総研 <4307>が2.39円、富士フイルム <4901>が2.3円、東京海上 <8766>が2.25円、大塚HD <4578>が2.03円と続いている。  業種別では33業種中21業種が値上がり。1位は非鉄金属で、以下、輸送用機器、機械、電気機器と続く。値下がり上位には繊維、金属製品、保険が並んでいる。  ※10時0分14秒時点 株探ニュース 2025/05/20 10:01 みんかぶニュース 市況・概況 武者陵司「トランプ政権の真実像、『米国資本主義の隆盛』を目指しているのだろう」 ●米国株式、関税ショック時の大暴落を取り戻した  4月2日のトランプ政権の意表を突く大相互関税発表によるショックで急落した主要国株価は、5月12日の米中関税暫定合意により完全に元に戻った。米国S&P500株価指数は、2月19日の史上最高値(6144)から4月8日の大底(4982)まで19%の大暴落となったものの、5月14日には大底から18%上昇の5892となり、年初比でもプラスに浮上した。4月2日の相互関税発表の時点で巻き起こった、国際通商秩序が破壊され大不況に陥るという最悪シナリオは、ほぼ否定されたとみられる。  唐突の相互関税発表時点ではその目的として、①製造業を取り戻すこと、②貿易赤字を減らすこと、③税収を増やすこと、④相手国の譲歩を求める手段とすること、の4つの狙いが考えられた。投資家の頭によぎった悪夢は、国際分業体制を否定してしまうのか、ドル体制を壊してしまうのかという極論であった。  製造業製品の8割以上を輸入に頼っており、米国国内での供給力が全く存在していない状態で輸入を遮断すれば、米国民の生活が立ち行かなくなる。関税の価格転嫁と供給不足によるインフレも心配される。また、米国の輸入代金(=赤字)は世界に対する基軸通貨ドルの供給であるため、米国赤字が無くなることとは、世界経済に対する成長通貨の供給停止を意味する。どちらも世界経済体制を根底から揺るがすことになる。 ●関税政策の柔軟化、悪夢シナリオは回避された  この極論が米中関税暫定合意までの一連の展開により、否定されたのである。米国が確保したいものは先端ハイテクと軍事装備品、医薬品などライフラインに関わる製造業であり、すべてを戻すことは全く考えていないことが分かった。  また、通貨安により米国の赤字削減を狙うことは、直ちに米国への資金流入の減少と米国金利上昇を引き起こし、リセッションをもたらす縮小均衡の道である。ベッセント財務長官はトランプ政権がその路線を取らないことを繰り返し表明し、市場の疑心を払拭した。 ●Trump's Three Steps to Economic Growth(関税が経済成長循環をもたらす可能性)  このようにして相互関税の狙いが、③の税収と④の相手国の譲歩を得る交渉手段ということになると、トランプ関税は株高要因にもなり得るというシナリオが浮上する。  ベッセント氏はアベノミクスの3本の矢を模して、「Trump's Three Steps to Economic Growth」を発表した。①国際貿易の再交渉により製造業の雇用を大量に取り戻す。②2017年の減税・雇用法を恒久化する。設備投資の100%即時償却を復活させ、再工業化を加速するために新工場建設にも優遇措置を拡大する。③規制緩和を半導体、発電所、AI(人工知能)データセンター、その他の未来のテクノロジー、エネルギー開発、地域の金融機関やその他の小規模銀行等で実施する。  うまくいけばこれらにより米国経済は成長を続け、中国への依存度は低下し、エネルギー価格は下落し、財政赤字は減少し、ドル安は回避されるという可能性が開けてくる。 ●トランプ経済政策に対する過度の懸念、二つの理由  それにしても4月以降の株価の乱高下と、その背景にあるメディアや専門家の間でのトランプ氏やトランプ政権の政策に対する過小評価は行き過ぎであった。  トランプ氏の経済政策に対する悲観・警戒感には、二つの理由がある。第一は、メディアや多くの専門家が最初から民主党寄りで反トランプなので、トランプ政策はそもそも失敗するはずだ、失敗するべきだというバイアスが存在していることである。しかし、第二に、トランプ政権内にも懸念されるべき理由がある。それは政権を支持するグループの主張の中に、経済合理性にそぐわず株価を引き下げる要素を内包していることがある。  まず心配されるのは、反グローバルという頑なな理念である。グローバリズムは中国の台頭を引き起こし災いを大きくしたが、国際分業が全て問題というのは飛躍である。米国は最も生産性が高いハイテクに特化し、付加価値が低い製品を海外に依存するというウィンウィンの関係も存在する。米国企業そのものがこのグローバルサプライチェーンの受益者である。  次に心配されたのは反ウォール街、反国際金融という意見である。プラザ合意に類似する第二弾のドル安合意も厭わないという政策(マールアラーゴ合意)も、米国が享受し続けてきたドル覇権の特権放棄に結び付く暴論である。 ●トランプ支持に集う異なるグループ、保守ナショナリスト、テクノリバタリアン、国際投資家  確かに、トランプ政権のブレーンであるオレン・キャス氏(バンス副大統領やルビオ国務長官と近い保守系シンクタンク「アメリカン・コンパス」の主宰者)は、レーガン以降の新自由主義が米国製造業の衰退と地域経済の荒廃、中間層の没落と格差拡大、絶望死の増加を引き起こしたと主張し、関税を含む産業政策の導入と製造業の復活、ドル安を求めている。しかし、キャス氏自身もそれらは長期戦略としてのものであり、ゆっくり階段を踏んでいくことが大事とも述べている(中央公論2025年6月号)。  また、グローバリストの権化とも見られかねないウォール街金融の出身者であるスコット・ベッセント財務長官やハワード・ラトニック商務長官が財政金融政策を仕切り、市場の安定と金融秩序を維持しつつ経済成長の舵取りをしている。さらにトランプ支持グループとして政府効率化省(DOGE)ヘッドのイーロン・マスク氏など富裕なテクノリバタリアンが関与し、行政機構の改革、財政費用削減、規制緩和に大ナタを振るっている。これらのグループは、保守ナショナリストであるオレン・キャス氏などとは真っ向から主張が異なり、関税や移民排除に必ずしも賛成しないグローバリストの側面も持っている。例えば関税引き上げを主導したピーター・ナバロ大統領上級顧問とイーロン・マスク氏の対立は広く報道された。 ●市場の反応により政策を変更するトランプ氏の采配  このようにトランプ氏のスタンスは、主張の異なるいくつかの支持グループを巧みに操りながら、経済成長を持続させつつ大改革を遂行するという、柔軟性があることが分かる。政策への反応を観察しつつ、トランプ政権の政策が変化成長していくという観点が必要だ。  大統領就任後の100日間に、世界に衝撃を与えた3件のイベントがあった。  第一は、2月14日のバンス副大統領によるミュンヘン安全保障会議での演説である。バンス副大統領は欧州連合(EU)の指導者たちを批判し、言論の自由と民主主義が後退していっていると指摘した。また、ウクライナにはロシアより大きな制約があるので現実的には交渉で戦争を終わらせるしかない、と対露宥和を説き、欧州を慌てさせた。このスピーチの同盟国へのショックは甚大であったが、市場は冷静であった。  第二は、ホワイトハウスでのトランプ大統領とゼレンスキー・ウクライナ大統領との会談である。ゼレンスキー氏に事実上のロシア占領を容認したうえでの停戦を強要したシーンは、全世界に報道された。米国のウクライナ支援政策の大転換は世界にショックを与えたが、市場は冷静であった。  第三のショックは、4月2日の相互関税の提起であり、米国の保護主義への傾斜、同盟国への懲罰と受け取られ、世界と市場に衝撃を与え、株・債券・為替のトリプル安が起きた。このうち市場が平静であった第一、第二の場合、政策は変更されなかったが、市場がクラッシュした第三に対しては、直ちに政策変更した。  以上からトランプ氏の姿勢は、成功するためには株価維持が必須であり、市場が容認しない政策は変更するというスタンス、つまり市場第一主義であることがはっきりした。 ●トランプ政策の揺るがない核、米国資本主義の発展なのでは  このように主張が異なる多様な支持グループに支えられながらも、トランプ政権には揺るぎない政策の核があることが浮かび上がる。武者リサーチはそれが「米国資本主義の隆盛」であると推測する。敢えてトランプ氏の心中を推し測れば、「資本主義ファースト、資本主義なき民主主義は虚構」と考えているのだろう。  一つ一つの試みには多くの不確実性が内包されているとしても、トランプ政権は長期株高の持続を目的とする政権である、と結論づけられよう。世に風靡している「トランプ政策の挫折」だの「米国の世紀の終わり」だのという悲観論は、現段階では科学的根拠に乏しい作文と言わざるを得ない。 (2025年5月16日記 武者リサーチ「ストラテジーブレティン378号」を転載) 株探ニュース 2025/05/20 10:00 みんかぶニュース 市況・概況 豊田織が急騰し新高値、トヨタグループによる買収提案受け入れる方針と伝わる◇  豊田自動織機<6201.T>が急騰し、上場来高値を更新した。共同通信が19日の取引終了後、「トヨタ自動車の源流企業である豊田自動織機が、トヨタグループによる買収提案を受け入れる方針であることが19日、分かった」と報じた。トヨタ自動車<7203.T>やトヨタの豊田章男会長らが出資する特定目的会社(SPC)がTOB(株式公開買い付け)を実施し、非公開化を目指すとし、買収総額は6兆円規模に達するとみられると伝えている。豊田織株を巡ってはTOB価格を巡る思惑が広がる形となり、買いが集まったようだ。記事によると、トヨタグループは買収に際しメガバンクなど金融機関からの融資も活用する方針。資金確保に一定のメドが付いたもようだとしている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/05/20 09:54 みんかぶニュース 市況・概況 FIGは高い、ニデックがドローンアナライザーを活用◇  FIG<4392.T>は高い。19日取引終了後、グループ会社のciRoboticsと大分県産業科学技術センターが共同開発した大型ドローン性能評価装置(ドローンアナライザー)について、ニデック<6594.T>がドローン用ESC(Electric Speed Controller)の性能試験で活用したと発表した。ESCはドローンのモータースピードを制御する部品のこと。今後もニデックと共同でドローンアナライザー試験や実飛行試験を継続し、ドローン飛行に必要な各種データを収集するという。これが材料視されている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/05/20 09:47 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均の上げ幅が400円突破  日経平均株価の上げ幅が400円を突破。9時36分現在、414.04円高の3万7912.67円まで上昇している。 株探ニュース 2025/05/20 09:37 みんかぶニュース 市況・概況 20日韓国・KOSPI=寄り付き2622.68(+19.26)  20日の韓国・KOSPIは前営業日比19.26ポイント高の2622.68で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2025/05/20 09:30 みんかぶニュース 市況・概況 メドピアが4日続伸、牧寛之氏が5.42%保有判明で需給思惑◇  メドピア<6095.T>が4日続伸している。19日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、バッファロー<6676.T>の牧寛之社長の株式保有割合が5.42%と新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は純投資としており、報告義務発生日は5月19日となっている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/05/20 09:19 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=20日寄り付き、日経レバの売買代金は139億円とやや低調  20日寄り付きの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比8.1%増の332億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同13.5%増の260億円となっている。  個別ではNEXT 運輸・物流 <1628> 、東証グロース250ETF <2516> 、グローバルX ゲーム&アニメ-日本株式ETF <2640> 、NEXT FUNDSドイツ株式・DAX <2860> 、NEXT 東証グロース市場250 <2042> が新高値。iFreeETF S&P500 インバース <2249> 、iFreeETF NASDAQ100インバース <2842> 、iFreeETF NASDAQ100 ダブルインバース <2870> 、NEXT 香港ハンセン・ベア <2032> が新安値をつけている。  そのほか目立った値動きではNEXT 日経300株価上場投信 <1319> が4.11%高と大幅な上昇。  一方、VIX短期先物指数ETF <318A> は3.56%安と大幅に下落している。  日経平均株価が273円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金139億8500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均151億2600万円を下回っている。  その他の日経平均ETFでは日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が25億2800万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が24億5100万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が15億1600万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が13億3300万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が12億2000万円の売買代金となっている。 株探ニュース 2025/05/20 09:16 みんかぶニュース 市況・概況 ファンペップがカイ気配スタート、抗体誘導ペプチド「FPP004X」の国内物質特許が成立◇  ファンペップ<4881.T>がカイ気配スタート。19日の取引終了後、花粉症を対象疾患として開発中のアレルギーワクチン、抗体誘導ペプチド「FPP004X」の物質特許が日本で成立したと発表しており、これを好感した買いが流入している。  抗体誘導ペプチドFPP004Xは、体内に入った異物を排除する働きを持つ抗体の一種で、花粉などの原因物質(アレルゲン)に結合するとアレルギー反応を引き起こすIgEに対する抗体産生を誘導することで治療効果を期待するアレルギーワクチン。24年3月に塩野義製薬<4507.T>との間でオプション契約を締結し、塩野義は全世界での全疾患に対する独占的研究開発・商業化権の取得に関するオプション権を保有している。なお、今回の特許成立は、25年12月期業績に影響を与えるものではないとしている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/05/20 09:10 みんかぶニュース 市況・概況 アドテスト、ディスコなど売り物こなし上昇、出遅れた向きの押し目買い観測◇  アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>など半導体製造装置の主力銘柄は強弱観対立のなかも買いが先行する展開。前日の米国株市場ではAI用半導体大手のエヌビディア<NVDA>が小幅ながら続伸したものの、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3日続落と、ここ最近急伸した反動から上値が重くなっている。東京市場でも同様で、国内の半導体工場で建設が完了しても本格操業に至らないケースが増えているとの一部報道も影響してか、同関連株は目先上昇一服感も出ている。一方、今回の半導体セクターの底入れ急反騰にうまく乗れなかった投資家は多いとみられ、出遅れた向きの押し目に買い向かう動きは健在で、きょうはやや強気優勢に傾いている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/05/20 09:09 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均の上げ幅が300円突破  日経平均株価の上げ幅が300円を突破。9時7分現在、303.80円高の3万7802.43円まで上昇している。 株探ニュース 2025/05/20 09:08 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(寄り付き)=買い先行、米国債の格下げも米株高受け安心感  20日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比224円高の3万7723円と反発。  前日は終始軟調な展開だった日経平均だが、きょうは目先リバウンド狙いの押し目買いが優勢となっている。前日は欧州市場で独DAXが続伸し連日の最高値更新となったほか、米国株市場では朝方はリスク回避ムードが強かったものの、午後の取引でNYダウが上昇に転じるなど持ち直した。米格付け会社ムーディーズ・レーティングスが米国債の信用格付けを一段階引き下げたことによる影響は限定的で、米株が堅調な値動きを維持したことで東京市場でも投資家の過度な不安心理が後退している。ただ、外国為替市場でドル安・円高傾向に振れていることで買い一巡後は上値が重くなる可能性もある。 出所:MINKABU PRESS 2025/05/20 09:04 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均20日寄り付き=224円高、3万7723円  20日の日経平均株価は前日比224.97円高の3万7723.60円で寄り付いた。 株探ニュース 2025/05/20 09:02 みんかぶニュース 市況・概況 20日=シンガポール・日経平均先物寄り付き3万7600円(+210円)  20日のシンガポール・日経平均先物6月物は前営業日清算値比210円高の3万7600円で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2025/05/20 08:40 みんかぶニュース 市況・概況 19日の米株式市場の概況、NYダウ137ドル高 格下げも金利上昇続かず  19日の米株式市場では、NYダウが前週末比137.33ドル高の4万2792.07ドルと3日続伸した。格付け会社ムーディーズ・レーティングスが前週末16日、米国債の長期信用格付けを引き下げた。これを受け、米国債は売りが先行したものの、買い向かう姿勢もあり、金利の上昇(債券価格の下落)は続かなかった。債券市場に大きな波乱がなかったことは、株式への買い安心感をもたらした。ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が連日の大幅高となったことも、NYダウを押し上げた。  メルク<MRK>やプロクター・アンド・ギャンブル<PG>、マクドナルド<MCD>がしっかり。ズィム・インテグレイティッド・シッピング・サービシズ<ZIM>が大幅高となった。一方、シェブロン<CVX>やナイキ<NKE>、JPモルガン・チェース<JPM>が値を下げ、ウォルマート<WMT>が冴えない展開。レディット<RDDT>が急落した。  ナスダック総合株価指数は4.361ポイント高の1万9215.463と小幅に続伸した。マイクロソフト<MSFT>が堅調推移。マイクロストラテジー<MSTR>やギリアド・サイエンシズ<GILD>が値を上げ、コアウィーブ<CRWV>が頑強。ノババックス<NVAX>が急伸した。半面、アップル<AAPL>やテスラ<TSLA>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が売られ、サンミナ<SANM>やB.ライリー・ファイナンシャル<RILY>が下値を模索。ゴーヘルス<GOCO>が大幅安となった。 出所:MINKABU PRESS 2025/05/20 08:12 みんかぶニュース 市況・概況 19日の主要国際商品市況  ・NY原油先物期近(WTI)  1バレル=62.69ドル(+0.20ドル) ・NY金先物期近(COMEX)  1トロイオンス=3233.5ドル(+46.3ドル) ・NY銀先物期近(COMEX)  1トロイオンス=3231.3セント(+15.5セント) ・シカゴ小麦先物期近  1ブッシェル=529.00セント(+4.00セント) ・シカゴコーン先物期近  1ブッシェル=447.50セント(+4.00セント) ・シカゴ大豆先物期近  1ブッシェル=1050.75セント(+0.75セント) ・CRB指数  296.21(+0.13) 出所:MINKABU PRESS 2025/05/20 08:10 みんかぶニュース 市況・概況 19日の米国主要株価指数終値 ・NYダウ 42792.07(+137.33)    高値 42842.04    安値 42337.71 ・S&P500 5963.60(+5.22) ・ナスダック総合指数 19215.463(+4.361) 出所:MINKABU PRESS 2025/05/20 08:10 みんかぶニュース 市況・概況 19日の欧州主要株価指数終値 ・イギリス・FTSE100  8699.31(+14.75) ・ドイツ・DAX  23934.98(+167.55) ・フランス・CAC40  7883.63(-3.06) ・ロシア・RTS  1129.27(+21.46) 出所:MINKABU PRESS 2025/05/20 08:10 みんかぶニュース 市況・概況 米国市場データ NYダウは137ドル高と3日続伸 (5月19日) ― ダウは137ドル高と3日続伸、ムーディーズが米国を格下げし売りが先行したが買戻し ― NYダウ    42792.07 ( +137.33 ) S&P500    5963.60 ( +5.22 ) NASDAQ  19215.46 ( +4.36 ) 米10年債利回り  4.445 ( -0.033 ) NY(WTI)原油   62.14 ( -0.35 ) NY金      3233.5 ( +46.3 ) VIX指数    18.14 ( +0.90 ) シカゴ日経225先物 (円建て)  37605 ( +215 ) シカゴ日経225先物 (ドル建て) 37635 ( +245 ) ※( )は大阪取引所終値比 株探ニュース 2025/05/20 08:04 みんかぶニュース 市況・概況 20日の株式相場見通し=反発か、米株高受け市場センチメント改善へ  20日の東京株式市場は主力株などをはじめ買い先行の地合いが予想される。日経平均株価は前日に終始軟調な展開で特に後場に入って下値模索の動きを強めたが、きょうは4月中旬から今月中旬にかけてのV字回復相場に出遅れた向きの押し目買いを誘導し、切り返す可能性が高そうだ。前日は欧州株市場が高安まちまちの展開で独DAXは続伸し連日の最高値更新となったが、仏CAC40は小幅ながら軟調だった。一方、米国株市場は米株価指数先物の下落を引き継いで朝方はリスク回避ムードが強かったものの、午後の取引で買い優勢に転じた。米格付け会社ムーディーズ・レーディングスが前週末16日に米国債の信用格付けを従来の「Aaa」から「Aa1」に一段階引き下げたことが米長期金利の上昇につながり、これが嫌気されNYダウは朝方に300ドルを超えて下落する場面があった。ただ、下値は頑強でその後は売り買いが交錯し下げ渋る動きをみせている。米長期金利は思ったほど水準を切り上げずに低下に転じたことで、投資家の過度な不安心理が後退した。また、ウクライナ情勢についてトランプ米大統領とロシアのプーチン大統領の電話協議で進展があったことが伝わり、景気敏感株を中心に買い戻しを誘った。個別ではヘルスケア大手のユナイテッドヘルス<UNH>が戻り足を強め、ダウの押し上げに寄与している。東京市場ではここ日経平均が上昇一服感からの調整を強いられていたが、前日まで4日続落したことで押し目買いが入りやすくなっている。ムーディーズの米国債の格下げ自体にサプライズ感はなく、マーケットへの影響は限定的との見方が強い。ただ、外国為替市場でここ再び円高傾向にあり、これが輸出セクターを中心に上値を重くする可能性がある。  19日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比137ドル33セント高の4万2792ドル07セントと3日続伸。ナスダック総合株価指数は同4.361ポイント高の1万9215.463だった。  日程面では、きょうは4月の首都圏マンション販売、4月の主要コンビニエンスストア売上高など。海外では5月の中国最優遇貸出金利決定、G7財務相・中央銀行総裁会議(~22日)、豪中銀の政策金利発表など。 出所:MINKABU PRESS 2025/05/20 08:01 みんかぶニュース 市況・概況 20日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 10:30 日・20年物国債の入札 13:30 豪・豪中央銀行が政策金利発表 15:00 独・生産者物価指数 17:00 ユーロ・経常収支 18:00 ユーロ・建設支出 23:00 ユーロ・消費者信頼感(速報値) ※日・閣議 ※G7(主要7カ国)財務相・中央銀行総裁会議(22日まで) ○決算発表・新規上場など 決算発表:技研HD<1443>,イチケン<1847>,極楽湯HD<2340>,夢みつけ隊<2673>,ブイキューブ<3681>,フライト<3753>,GW<3936>,城南進研<4720>,フリージア<6343>,桂川電機<6416>,京写<6837>,INEST<7111>,SOMPO<8630>,MS&AD<8725>,東京海上<8766> 出所:MINKABU PRESS 2025/05/20 07:49 みんかぶニュース 市況・概況 シカゴ日経平均先物 大取終値比 215円高 (5月19日) シカゴ日経225先物 (円建て)  37605 ( +215 ) シカゴ日経225先物 (ドル建て) 37635 ( +245 ) ※( )は大阪取引所終値比 株探ニュース 2025/05/20 07:47 みんかぶニュース 市況・概況 本日の【株主優待】情報 (19日引け後 発表分) 5月19日引け後に、株主優待制度について発表した銘柄を取り上げた。 ■拡充/変更 ――――――――――― 物語コーポレーション <3097> [東証P] 決算月【6月】   5/19発表 継続保有期間「6ヵ月以上」の要件を追加。 三機サービス <6044> [東証S] 決算月【5月】   5/19発表 26年5月末基準日から株主優待制度を変更。5月末時点で100株以上を保有する株主に、保有株数と保有期間に応じて500~8000円分のQUOカードを贈呈する。従来は100株以上保有株主に一律1000円分のQUOカードを贈呈していた。 株探ニュース 2025/05/19 19:50 みんかぶニュース 市況・概況 本日の【新規公開(IPO)】情報 (19日大引け後 発表分) ●伊澤タオル <365A>  上場市場:東証スタンダード市場  上場予定日:6月20日  事業内容:タオル製品等の企画・製造及び販売  仮条件決定日:6月3日  想定発行価格:700円  上場時発行済み株式数:1000万株  売り出し:375万株  オーバーアロットメントによる売り出し:上限56万2500株  ブックビルディング期間:6月4日~10日  公開価格決定日:6月11日  申込期間:6月12日~17日  受渡期日:6月20日  主幹事:三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SBI証券 ●ウェルネス・コミュニケーションズ <366A>  上場市場:東証グロース市場  上場予定日:6月23日  事業内容:健康管理SaaS等を用いたヘルスデータプラットフォーム及び       ソリューション事業  仮条件決定日:6月3日  想定発行価格:2450円  上場時発行済み株式数:599万8200株  公募:55万株  売り出し:94万9600株  オーバーアロットメントによる売り出し:上限22万4900株  ブックビルディング期間:6月5日~11日  公開価格決定日:6月12日  申込期間:6月13日~18日  払込日:6月22日  主幹事:野村證券 [2025年5月19日] 株探ニュース 2025/05/19 19:45 みんかぶニュース 市況・概況 本日の【自社株買い】銘柄 (19日大引け後 発表分) ○プレミアムW <2588> [東証S] 発行済み株式数(自社株を除く)の0.56%にあたる16万6700株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月20日から12月30日まで。 ○エムアップ <3661> [東証P] 発行済み株式数(自社株を除く)の0.6%にあたる20万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月20日から5月30日まで。 ○エムケー精工 <5906> [東証S] 発行済み株式数(自社株を除く)の5.77%にあたる85万株(金額で3億7230万円)を上限に、5月20日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。 ○ハウテレ <7064> [東証G] 発行済み株式数の0.14%にあたる1914株の自社株を消却する。消却予定日は5月30日。 ○インテM <7072> [東証G] 発行済み株式数(自社株を除く)の7.85%にあたる26万1800株(金額で2億7096万3000円)を上限に、5月20日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。また、発行済み株式の6.60%にあたる22万株を6月4日付で消却する。 ○第一興商 <7458> [東証P] 発行済み株式数(自社株を除く)の1.13%にあたる118万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月20日から8月31日まで。 [2025年5月19日] 株探ニュース 2025/05/19 19:20 みんかぶニュース 市況・概況 [PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇77銘柄・下落96銘柄(東証終値比)  5月19日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは196銘柄。東証終値比で上昇は77銘柄、下落は96銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は43銘柄。うち値上がりが12銘柄、値下がりは24銘柄と売りが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は144円安と売られている。  PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の19日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。 △PTS値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <7044> ピアラ       678  +128( +23.3%) 2位 <3652> DMP       2691  +500( +22.8%) 3位 <4881> ファンペップ    123  +17( +16.0%) 4位 <2926> 篠崎屋       100   +9( +9.9%) 5位 <6573> アジャイル      80   +7( +9.6%) 6位 <6201> 豊田織      18000 +1480( +9.0%) 7位 <4657> 環境管理      430  +35( +8.9%) 8位 <4023> クレハ       3220  +244( +8.2%) 9位 <3640> 電算        2530  +162( +6.8%) 10位 <7771> 日本精密      120   +6( +5.3%) ▼PTS値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <6897> ツインバード   330.1 -75.9( -18.7%) 2位 <264A> Schoo     862  -134( -13.5%) 3位 <4594> ブライトパス    35.1  -4.9( -12.2%) 4位 <5363> TYK      458.6 -62.4( -12.0%) 5位 <5194> 相模ゴ       938  -119( -11.3%) 6位 <7571> ヤマノHD     108  -13( -10.7%) 7位 <2702> マクドナルド    5690  -500( -8.1%) 8位 <8918> ランド       7.4  -0.6( -7.5%) 9位 <4575> CANBAS    1082  -70( -6.1%) 10位 <7084> スマイルHD    1660  -107( -6.1%) △PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <6506> 安川電      3294.4 +36.4( +1.1%) 2位 <1963> 日揮HD     1159.4  +6.4( +0.6%) 3位 <9201> JAL       2855 +10.0( +0.4%) 4位 <8801> 三井不       1395  +3.5( +0.3%) 5位 <8035> 東エレク     23120  +55( +0.2%) 6位 <6178> 日本郵政      1323  +2.0( +0.2%) 7位 <4005> 住友化       341  +0.5( +0.1%) 8位 <9022> JR東海      3045  +4.0( +0.1%) 9位 <7203> トヨタ       2668  +3.0( +0.1%) 10位 <5020> ENEOS     668  +0.7( +0.1%) ▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <4689> ラインヤフー   507.5  -7.6( -1.5%) 2位 <4568> 第一三共     3658.1 -39.9( -1.1%) 3位 <8001> 伊藤忠       7466  -67( -0.9%) 4位 <7205> 日野自       481  -4.2( -0.9%) 5位 <4911> 資生堂       2314 -19.5( -0.8%) 6位 <7011> 三菱重       2900 -16.0( -0.5%) 7位 <6857> アドテスト     7030  -36( -0.5%) 8位 <7267> ホンダ      1404.7  -6.3( -0.4%) 9位 <6146> ディスコ     34470  -140( -0.4%) 10位 <6920> レーザーテク  14000.5 -54.5( -0.4%) ※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得 株探ニュース 2025/05/19 17:33 みんかぶニュース 市況・概況 明日の株式相場に向けて=前方の視界不良で「サイバー防御」など個別物色局面に  19日の東京市場は、日経平均株価が前週末に比べ255円安と4日続落した。この日は、16日に米大手格付け機関のムーディーズ・レーティングスが米国債の信用格付けを「Aaa」から「Aa1」に引き下げを発表したことを警戒する動きが続いた。  「ムーディーズによる米国債格下げは以前から警戒されており、特に新たな驚きはない」(アナリスト)との見方は少なくないが、最上位格付けのトリプルAからの陥落で、中長期的にはドル離れに拍車をかけることも予想される。この日の相場では、米株価指数先物が下落しており、今晩のニューヨーク市場の動向も警戒されている。足もとでは、米中の歩み寄りでトランプ関税に対する警戒感もやや後退するなか、NYダウは最高値に接近する水準となっており、株式市場は利益確定売りが出やすい状況にある。  米国市場では、一時に比べ警戒感が和らぐ状況にあるが、東京市場は明日以降の動向が今後の動向を大きく左右しそうだ。明日から22日にかけてG7財務大臣・中央銀行総裁会議がカナダで開催される。ここで加藤財務相と米国のベッセント財務長官が、「為替協議」を行う可能性がある。更にG7後には3回目の日米関税交渉が行われる見通しだ。  この日米交渉に関しては「日本側には手詰まり感も感じる」との声もあり、先行きは不透明だ。相場も日経平均株価が3万8000円で上値が抑えられるなど視界不良となるなか、当面は個別株物色が続く展開が予想される。足もとで東証グロース市場250指数の上昇が目立つが、証券口座乗っ取り問題が話題となるなか「サイバーセキュリティ」への関心が高まり、サイバーセキュリティクラウド<4493.T>や網屋<4258.T>、FFRIセキュリティ<3692.T>、ZenmuTech<338A.T>などへの物色が続きそうだ。また、宇宙関連のQPS研究所<5595.T>やispace<9348.T>、Synspective<290A.T>、アストロスケールホールディングス<186A.T>なども引き続き注目されそうだ。   今晩は海外で目立った経済指標の発表はない。明日は4月首都圏新築マンション発売が発表される。東京海上ホールディングス<8766.T>、SOMPOホールディングス<8630.T>、MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が決算発表を行う。明晩はホーム・デポ<HD>やキーサイト・テクノロジー<KEYS>が決算発表を行う。 出所:MINKABU PRESS 2025/05/19 17:31 みんかぶニュース 市況・概況 19日香港・ハンセン指数=終値23332.72(-12.33)  19日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比12.33ポイント安の23332.72と3日続落した。 出所:MINKABU PRESS 2025/05/19 17:26

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