みんかぶニュース 市況・概況ニュース一覧
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」3位にパーク24
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の3日午前10時現在で、パーク24<4666.T>が「買い予想数上昇」で3位となっている。
3日の東京市場で、パーク24は続落。同社は5月30日取引終了後、6月16日に予定していた25年10月期第2四半期累計(24年11月~25年4月)の連結決算発表を延期すると発表しており、これが尾を引いているもよう。ただ、4月9日につけた年初来安値1799円に接近していることから自律反発期待もあるようで、それが買い予想数上昇につながっているようだ。
なお延期の理由は、英国のタイムズパーキングの件数や台数に誤りがあることが発覚し、原因究明及び再発防止を図るために社外・独立の取締役を中心とする社内調査委員会を立ち上げたため。延期後の決算発表日などは決定次第、速やかに公表するとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/03 10:13
みんかぶニュース 市況・概況
◎午前10時現在の値上がり値下がり銘柄数
午前10時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は597、値下がり銘柄数は945、変わらずは85銘柄だった。業種別では33業種中12業種が上昇。値上がり上位に機械、鉱業、パルプ・紙など。値下がりで目立つのは電気・ガス、医薬品、不動産、銀行など。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/03 10:03
みんかぶニュース 市況・概況
10時の日経平均は143円高の3万7614円、ファストリが75.04円押し上げ
3日10時現在の日経平均株価は前日比143.57円(0.38%)高の3万7614.24円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は600、値下がりは945、変わらずは82と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。
日経平均プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を75.04円押し上げている。次いでアドテスト <6857>が52.42円、ソニーG <6758>が14.14円、SBG <9984>が11.97円、エムスリー <2413>が10.82円と続く。
マイナス寄与度は12.47円の押し下げでTDK <6762>がトップ。以下、KDDI <9433>が9.18円、第一三共 <4568>が8.38円、豊田通商 <8015>が6.29円、大塚HD <4578>が5.69円と続いている。
業種別では33業種中12業種が値上がり。1位は機械で、以下、鉱業、パルプ・紙、電気機器と続く。値下がり上位には電気・ガス、医薬品、不動産が並んでいる。
※10時0分8秒時点
株探ニュース
2025/06/03 10:01
みんかぶニュース 市況・概況
トゥルーDが切り返し急、博報堂やNTTドコモ系と顧客体験向上ソリューションの提供を開始◇
True Data<4416.T>が切り返し急。2日の取引終了後、博報堂DYホールディングス<2433.T>傘下の博報堂や、NTT<9432.T>子会社のNTTドコモグループ企業であるDearOne(東京都港区)と共同で、顧客体験を向上するためのソリューションの提供を始めると発表。今後の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。博報堂はUI/UX設計や企画提案、統合メディアマーケティング企画を支援。DearOneがアプリ開発などを担い、トゥルーDのリテールデータ活用プラットフォームをもとに、アプリ会員のニーズに合致した情報配信を図る。リテールデータやリテールメディア、リテールアプリの統合により、顧客体験を高められるように支援する。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/03 09:52
みんかぶニュース 市況・概況
アドテストやディスコが堅調、米SOX指数上昇で買い戻し優勢に◇
アドバンテスト<6857.T>やディスコ<6146.T>が堅調に推移している。前日の米株式市場では米中貿易交渉の進展期待が再び膨らみ、NYダウが小幅に3日続伸。ナスダック総合株価指数の終値は今年2月以来の水準に浮上したほか、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.5%を超す上昇となった。対中強硬姿勢をみせたトランプ米大統領であったが「TACO(トランプ大統領はいつも怖気づいて物事をやめる、との意味の英文の頭文字)」との造語を改めて想起させる展開となった。米国の半導体株の一角には米中の緊張緩和を支えとした買いが入ったとみられ、エヌビディア<NVDA>やブロードコム<AVGO>、マイクロン<MU>が上昇。これらを背景に、日本の半導体関連株は買い戻しが優勢となったようだ。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/03 09:28
みんかぶニュース 市況・概況
3日韓国・KOSPI=休場
3日の韓国市場は、大統領選挙日のため休場。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/03 09:24
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買動向=3日寄り付き、日経レバの売買代金は146億円と低調
3日寄り付きの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比19.4%減の281億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同24.7%減の218億円となっている。
個別ではNEXT 日経300株価上場投信 <1319> 、グローバルX フィンテック-日本株式ETF <2836> が新高値。WisdomTree 農産物上場投資信託 <1687> 、WisdomTree 穀物上場投資信託 <1688> が新安値をつけている。
そのほか目立った値動きではNEXT FUNDSSolactiveジャパン <2850> が4.26%高、グローバルX ウラニウムビジネス ETF <224A> が4.04%高、WisdomTree 銀上場投資信託 <1673> が3.92%高、純銀上場信託(現物国内保管型) <1542> が3.12%高と大幅な上昇。
一方、VIX短期先物指数ETF <318A> は3.93%安、iFreeETF S&P500(ヘッジなし) <2247> は3.76%安と大幅に下落している。
日経平均株価が65円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金146億9300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均175億4000万円を大きく下回っており低調。
その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が13億5300万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が11億5000万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が11億2700万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が9億100万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が8億9700万円の売買代金となっている。
株探ニュース
2025/06/03 09:16
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(寄り付き)=反発、米中貿易交渉の進展期待で買い戻し
3日の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比127円高の3万7598円と反発して始まった。
前日の米株式市場で主要3指数はそろって上昇して取引を終了。NYダウは前週末比35ドル高と小幅に3日続伸した。レビット米大統領報道官が「トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が今週中に会談を行う可能性が高い」と述べたことを受け、米中貿易交渉の進展期待が広がった。一方、ドル円相場は足もと1ドル=142円台半ばと円高基調を続けている。米国株の上昇を受けた買い戻しが先行した後、日本株は上値の重い展開となると想定されている。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/03 09:06
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均3日寄り付き=127円高、3万7598円
3日の日経平均株価は前日比127.64円高の3万7598.31円で寄り付いた。
株探ニュース
2025/06/03 09:02
みんかぶニュース 市況・概況
2日の米株式市場の概況、NYダウ3日続伸 米中貿易交渉巡る悲観後退で
2日の米株式市場で、NYダウは前週末比35.41ドル高の4万2305.48ドルと3日続伸した。レビット米大統領報道官がこの日、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が今週中に会談を行う可能性が高いと述べた。これを受け、米中貿易協議を巡る悲観が後退。全体相場のサポート要因となった。
ボーイング<BA>やウォルマート<WMT>、ナイキ<NKE>が上伸。シェブロン<CVX>やエクソン・モービル<XOM>が堅調に推移し、センチュリー・アルミニウム<CENX>やニューコア<NUE>が大幅高となった。半面、プロクター・アンド・ギャンブル<PG>やキャタピラー<CAT>が冴えない展開。ゼネラル・モーターズ<GM>やフォード<F>が軟調だった。
ナスダック総合株価指数は128.85ポイント高の1万9242.61と反発した。メタ・プラットフォームズ<META>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が買われエヌビディア<NVDA>がしっかり。キメラ・セラピューティクス<KYMR>とブループリント・メディシンズ<BPMC>、クラ・オンコロジー<KURA>が急騰した。一方、アルファベット<GOOGL>やテスラ<TSLA>が値を下げた。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/03 08:38
みんかぶニュース 市況・概況
3日=シンガポール・日経平均先物寄り付き3万7735円(+270円)
3日のシンガポール・日経平均先物6月物は前営業日清算値比270円高の3万7735円で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/03 08:38
みんかぶニュース 市況・概況
2日の主要国際商品市況
・NY原油先物期近(WTI)
1バレル=62.52ドル(+1.73ドル)
・NY金先物期近(COMEX)
1トロイオンス=3397.2ドル(+81.8ドル)
・NY銀先物期近(COMEX)
1トロイオンス=3456.3セント(+167.1セント)
・シカゴ小麦先物期近
1ブッシェル=539.00セント(+5.00セント)
・シカゴコーン先物期近
1ブッシェル=438.25セント(-5.75セント)
・シカゴ大豆先物期近
1ブッシェル=1033.50セント(-8.25セント)
・CRB指数
294.93(+4.50)
出所:MINKABU PRESS
2025/06/03 08:10
みんかぶニュース 市況・概況
2日の米国主要株価指数終値
・NYダウ 42305.48(+35.41)
高値 42317.00
安値 41853.62
・S&P500 5935.94(+24.25)
・ナスダック総合指数 19242.61(+128.84)
出所:MINKABU PRESS
2025/06/03 08:10
みんかぶニュース 市況・概況
2日の欧州主要株価指数終値
・イギリス・FTSE100
8774.26(+1.88)
・ドイツ・DAX
23930.67(-66.81)
・フランス・CAC40
7737.20(-14.69)
・ロシア・RTS
1126.53(-6.99)
出所:MINKABU PRESS
2025/06/03 08:10
みんかぶニュース 市況・概況
3日の株式相場見通し=反発、米半導体株高支えに買い戻し優勢
3日の東京株式市場で、日経平均株価は反発する見通しだ。2日の米株式市場で主要3指数はそろってプラス圏で取引を終了した。トランプ米大統領が前週末に鉄鋼・アルミニウム製品の関税を引き上げる方針を示したことが全体相場の重荷となり、NYダウ平均株価はマイナス圏で推移する場面があったものの、持ち直す格好となった。レビット米大統領報道官がこの日、「トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が今週中に会談を行う可能性が高い」と述べた。米中貿易交渉の進展期待を広げ、主力株への買い戻しを誘発。メタ・プラットフォームズ<META>が3%を超す上昇となったほか、エヌビディア<NVDA>やマイクロン・テクノロジー<MU>が買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.5%を超す上昇となった。一方、5月の米ISM製造業景況感指数は前月比で0.2ポイント低下し、3カ月連続で好不況の節目となる50を下回った。これを受けて外国為替市場ではドル安・円高方向に振れ、1ドル=142円台での値動きとなっている。
序盤の東京市場では半導体関連株を中心に買い戻しが優勢となり、日経平均は上昇して始まるとみられている。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどで構成されるOPECプラスが7月の増産を決めたものの、増産ペースは前月までと同水準となった。これを受けて需給懸念が後退し米原油先物が大幅に上昇したことは、原油関連株のサポート要因になるだろう。半面、為替が円高に振れたことは輸出関連株の上値を圧迫する見込み。日経平均は3万7800円近辺に位置する200日移動平均線を上抜けて取引を終えられるか、注視されることとなりそうだ。
2日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比35ドル41セント高の4万2305.48ドルと3日続伸。ナスダック総合株価指数は同128.85ポイント高の1万9242.61だった。
日程面では国内では5月のマネタリーベースが公表されるほか、10年物国債入札が実施される。また、日銀の植田和男総裁が内外情勢調査会で講演を行う予定。海外では韓国大統領選の投開票が控えている。このほか、5月の財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI)、5月のユーロ圏消費者物価指数、4月のユーロ圏失業率、4月の米雇用動態調査(JOLTS)、4月の米製造業新規受注の発表が予定されている。なお、韓国市場とタイ市場は休場。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/03 08:00
みんかぶニュース 市況・概況
米国市場データ NYダウは35ドル高と3日続伸 (6月2日)
― ダウは35ドル高と3日続伸、米中首脳による通商協議への期待から上昇 ―
NYダウ 42305.48 ( +35.41 )
S&P500 5935.94 ( +24.25 )
NASDAQ 19242.61 ( +128.84 )
米10年債利回り 4.441 ( +0.038 )
NY(WTI)原油 62.52 ( +1.73 )
NY金 3397.2 ( +81.8 )
VIX指数 18.36 ( -0.21 )
シカゴ日経225先物 (円建て) 37805 ( +315 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て) 37825 ( +335 )
※( )は大阪取引所終値比
株探ニュース
2025/06/03 07:58
みんかぶニュース 市況・概況
3日の主なマーケットイベント
○経済統計・イベントなど
08:50 日・マネタリーベース
10:30 日・10年物利付国債の入札
10:30 豪・豪中央銀行金融政策会合の議事要旨公表
10:30 豪・四半期経常収支
10:45 中・財新製造業購買担当者景気指数
18:00 ユーロ・失業率
18:00 ユーロ・消費者物価指数(速報値)
23:00 米・製造業新規受注
23:00 米・JOLTS(雇用動態調査)求人件数
※日・閣議
※韓国大統領選の投開票
※韓国,タイ市場が休場
○決算発表・新規上場など
決算発表:ダイサン<4750>,不二電機<6654>,泉州電<9824>
※海外企業決算発表:クラウドストライク・ホールディングスほか
出所:MINKABU PRESS
2025/06/03 07:49
みんかぶニュース 市況・概況
シカゴ日経平均先物 大取終値比 315円高 (6月2日)
シカゴ日経225先物 (円建て) 37805 ( +315 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て) 37825 ( +335 )
※( )は大阪取引所終値比
株探ニュース
2025/06/03 07:47
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【株主優待】情報 (2日 発表分)
6月2日に、株主優待制度について発表した銘柄を取り上げた。
■拡充 ――――――――――――――
ニーズウェル <3992> [東証P] 決算月【9月】 6/2発表(場中)
基準日を年1回→年2回に変更。毎年9月末と3月末時点で1000株以上を保有する株主にQUOカード1万5000円分をそれぞれ贈呈する。実質倍増。
■変更 ――――――――――――――
売れるネット広告社グループ <9235> [東証G] 決算月【7月】 6/2発表(場中)
優待品をQUOカード1000円分→「選べるデジタルギフト1000円分」に変更する。25年7月末から適用。
株探ニュース
2025/06/02 19:50
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【新規公開(IPO)】情報 (2日大引け後 発表分)
●ヒット <378A>
上場市場:東証グロース市場
上場予定日:7月4日
事業内容:屋外広告媒体の企画、運営及び屋外広告を
中心とした広告全般の取扱いに係る事業
仮条件決定日:6月17日
想定発行価格:1430円
上場時発行済み株式数:623万株
公募:67万株
売り出し:95万株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限24万3000株
ブックビルディング期間:6月19日~25日
公開価格決定日:6月26日
申込期間:6月27日~7月2日
払込日:7月3日
主幹事:SBI証券
[2025年6月2日]
株探ニュース
2025/06/02 19:45
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【増資・売り出し】銘柄 (2日大引け後 発表分)
○バイセル <7685> [東証G]
海外募集による160万株の新株発行を実施するほか、既存株主よる214万株の海外売り出しを実施する。発行価格は6月5日から9日までのいずれかの日に決定。
[2025年6月2日]
株探ニュース
2025/06/02 18:50
みんかぶニュース 市況・概況
【↓】日経平均 大引け| 続急落、米関税の不透明感と円高で売り優勢 (6月2日)
日経平均株価
始値 37651.18
高値 37651.18
安値 37320.72
大引け 37470.67(前日比 -494.43 、 -1.30% )
売買高 17億43万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆8398億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続急落、500円近い下げで3万7000円台半ばへ
2.前週末の欧米株市場が高安まちまちで、ドル安円高も嫌気
3.トランプ米大統領の鉄鋼・アルミの追加関税表明が逆風に
4.日経平均は後場先物主導で600円超に下げ幅広げる場面も
5.中小型株は高い銘柄も多く、値下がり数は6割にとどまる
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比54ドル高と続伸した。30日発表の物価指標を受けインフレ懸念が和らぐとの見方から買いが優勢となった。
週明けの東京市場では、主力株を中心にリスクオフの流れが続いた。日経平均株価は500円近い下げで前週末と合わせ960円あまり水準を切り下げた。
2日の東京市場は、前週末に続きリスク回避目的の売りが大型株中心にかさむ展開となった。前週末の欧州株市場が高安まちまちだったほか、米国株市場でもNYダウが小幅続伸したものの不安定な値動きで、ザラ場に300ドルあまり下落する場面があった。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は反落となった。トランプ関税の先行きに対する警戒感がくすぶるなか上値が重く、東京市場でも買い手控えムードが波及した。トランプ米大統領が鉄鋼・アルミニウム製品への追加関税を25%から50%に引き上げる方針を示したことも嫌気されている。外国為替市場で円高方向に振れたことも市場センチメントを冷やした。日経平均は後場に先物主導で600円超の下落を示す場面もあったが、その後は下げ渋った。中小型株には買われる銘柄も多く、プライム市場の値下がり銘柄数は全体の6割強を占めるにとどまっている。
個別では、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>などが安く、トヨタ自動車<7203>も売りに押された。キオクシアホールディングス<285A>の下げが目立つ。ソフトバンクグループ<9984>が軟調、リクルートホールディングス<6098>も下落した。キーエンス<6861>も下値を探った。アイ・アールジャパンホールディングス<6035>が大幅安、パーク24<4666>も商いを膨らませ大きく水準を切り下げた。GMOインターネット<4784>も大幅下落となった。
半面、売買代金トップとなったサンリオ<8136>が全体相場に逆行高をみせ、フジクラ<5803>も堅調。IHI<7013>が上値を伸ばしたほか、川崎重工業<7012>も頑強な値動き。富士通<6702>も物色人気を集めた。アドウェイズ<2489>が急騰、JCRファーマ<4552>、東京計器<7721>も大幅高。このほか、NJS<2325>も活況裏に上値を追った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は中外薬 <4519>、コナミG <9766>、富士通 <6702>、野村総研 <4307>、住友不 <8830>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約36円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、SBG <9984>、ファストリ <9983>、東エレク <8035>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約241円。
東証33業種のうち上昇は5業種。上昇率の上位5業種は(1)倉庫・運輸、(2)建設業、(3)保険業、(4)不動産業、(5)石油・石炭。一方、下落率の上位5業種は(1)化学、(2)機械、(3)サービス業、(4)ガラス・土石、(5)鉄鋼。
■個別材料株
△ポスプラ <198A> [東証G]
商品先物取引業者として許可受けサービス開始へ。
△オカムラ食品 <2938> [東証S]
6月末を基準日として1→3の株式分割へ。
△令和AH <296A> [東証G]
上限3.9%の自社株買いを実施。
△カイゼン <4170> [東証G]
生成AIを活用してフォーム入力を自動化するAIエージェントをリリース。
△MCPs <4360> [東証S]
26年3月期営業黒字転換へ。
△JCRファ <4552> [東証P]
新たな遺伝子治療法を確立。
△アサカ理研 <5724> [東証S]
リチウムイオン電池再生事業への参入を発表。
△クラダシ <5884> [東証G]
環境省の家庭系食品ロス削減推進モデル事業に採択。
△協栄産 <6973> [東証S]
加賀電子 <8154> がTOB。
△日本通信 <9424> [東証P]
ウェルネット <2428> の「支払秘書」での本人認証機能実装。
▼ナトコ <4627> [東証S]
4月中間期は経常減益で着地。
▼パーク24 <4666> [東証P]
16日予定の第2四半期決算発表を延期。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)アドウェイズ <2489>、(2)JCRファ <4552>、(3)東京計器 <7721>、(4)NJS <2325>、(5)日ヒュム <5262>、(6)日本通信 <9424>、(7)ラウンドワン <4680>、(8)ニーズウェル <3992>、(9)住友ファーマ <4506>、(10)SHIFT <3697>。
値下がり率上位10傑は(1)IRジャパン <6035>、(2)ラックランド <9612>、(3)Jディスプレ <6740>、(4)大黒天 <2791>、(5)パーク24 <4666>、(6)マーケットE <3135>、(7)GMOインタ <4784>、(8)キオクシア <285A>、(9)TOREX <6616>、(10)ミガロHD <5535>。
【大引け】
日経平均は前日比494.43円(1.30%)安の3万7470.67円。TOPIXは前日比24.28(0.87%)安の2777.29。出来高は概算で17億43万株。東証プライムの値上がり銘柄数は562、値下がり銘柄数は1012となった。東証グロース250指数は746.00ポイント(0.76ポイント高)。
[2025年6月2日]
株探ニュース
2025/06/02 18:27
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇94銘柄・下落91銘柄(東証終値比)
6月2日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは198銘柄。東証終値比で上昇は94銘柄、下落は91銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は34銘柄。うち値上がりが17銘柄、値下がりは12銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は36円高となっている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の2日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <5955> ワイズHD 100 +23( +29.9%)
2位 <184A> 学びエイド 636.1 +90.1( +16.5%)
3位 <6656> インスペック 772 +100( +14.9%)
4位 <4583> カイオム 170 +22( +14.9%)
5位 <212A> FEASY 1965 +186( +10.5%)
6位 <3905> データセク 1460 +122( +9.1%)
7位 <8918> ランド 7.6 +0.6( +8.6%)
8位 <6081> アライドアキ 326 +25( +8.3%)
9位 <5597> ブルーイノベ 1190 +70( +6.2%)
10位 <2593> 伊藤園 3353 +183.0( +5.8%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <5242> アイズ 1755 -249( -12.4%)
2位 <5026> トリプルアイ 918 -100( -9.8%)
3位 <4935> リベルタ 1860.1 -172.9( -8.5%)
4位 <7865> ピープル 580.1 -36.9( -6.0%)
5位 <4056> ニューラルG 735 -45( -5.8%)
6位 <4584> キッズバイオ 219.7 -7.3( -3.2%)
7位 <1368> iFTPWベ 389 -11( -2.7%)
8位 <9610> ウィルソンW 143 -4( -2.7%)
9位 <8105> 堀田丸正 61.3 -1.7( -2.7%)
10位 <7074> 247HD 290 -8( -2.7%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4506> 住友ファーマ 815 +10( +1.2%)
2位 <4452> 花王 6638 +35( +0.5%)
3位 <6857> アドテスト 7119.9 +29.9( +0.4%)
4位 <8591> オリックス 3044 +10.0( +0.3%)
5位 <7013> IHI 14450 +45( +0.3%)
6位 <7272> ヤマハ発 1093 +2.0( +0.2%)
7位 <5401> 日本製鉄 2867 +4.0( +0.1%)
8位 <9434> SB 220.5 +0.3( +0.1%)
9位 <9432> NTT 157.2 +0.2( +0.1%)
10位 <9101> 郵船 5160 +6( +0.1%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6752> パナHD 1615 -20.0( -1.2%)
2位 <7201> 日産自 364.2 -2.5( -0.7%)
3位 <5801> 古河電 6743.5 -43.5( -0.6%)
4位 <8316> 三井住友FG 3639.5 -20.5( -0.6%)
5位 <5020> ENEOS 688 -3.6( -0.5%)
6位 <7762> シチズン 846 -3( -0.4%)
7位 <4755> 楽天グループ 817.9 -2.8( -0.3%)
8位 <7011> 三菱重 3331 -9.0( -0.3%)
9位 <8750> 第一生命HD 1124 -3.0( -0.3%)
10位 <6758> ソニーG 3795 -7( -0.2%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/06/02 17:33
みんかぶニュース 市況・概況
明日の株式相場に向けて=テンバガー株の香り立つ「グロース市場」
名実ともに6月相場入りとなった週明け2日の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比494円安の3万7470円と大幅続落。前週末の下げも、今週の下げも実感なき下げといえる。トランプ米大統領のSNSに一々反応していてはどうかと思うのだが、それは人間的な感覚。AIアルゴリズムのヘッドライントレードは無機質ではあっても相場のベクトルの向きを決めてしまうのは事実なので、短期トレードではそれに身を委ねるしかなくなっている。先物主導のジェットコースターに付き合っていられないとなれば、今は「見(けん)」の一手で、深押しを待つことになる。「今はどっちつかず」というのは、おそらくほとんどの投資家が肌で感じていることで、前週5月29日の日経平均710円高を前週末30日と週明け2日合計で全部吐き出しても、投資マインドに波風が立つ気配はない。
ただ、プライム市場が先物を絡めたインデックス売買に振り回される一方で、グロース市場の強さが際立っている。一時期、グロース市場は蚊帳の外であった。IPO銘柄は上場ゴールなどの批判もくすぶり、投資対象としてどうなのかという抑々論(そもそもろん)まで出た。個人投資家の土俵というのは昔の話で、投資家心理は冷え切った状態にあった。
ところが最近は市場関係者から、「皆が諦めたところから戻りに転じるのが相場の歴史で繰り返されてきたこと」(中堅証券ストラテジスト)という意見が聞かれるようになった。誤解のないように言えば、こうしたストラテジストも、グロース市場の銘柄群が永遠に地を這うという見方を示していたわけではない。どこかで日の目を見るのだが、タイミングは皆目見当がつかないというスタンス。そして、今はその待ち望んだ陽光が差してきた印象である。4月の暴落で個人投資家の投げが生じたことで、需給面で軽くなった。代わってこれまで叩き放題だった貸株市場を経由した空売り筋の買い戻しが、グロース市場全体の戻り相場のシナリオに引火した。これはグロース上場銘柄の多い一部バイオ関連株などの復権に顕著に表れている。玉石混交とはいえ時価総額の小さい銘柄が多く、バイオのみならず潜在的なテンバガー候補は実際、結構な数に上るはずである。
もちろん、グロース株はモメンタム重視で個別株戦略もタイミングが肝要となるが、基本的には収益実態の良好な銘柄であれば、短期的な値動きはともかく長期投資に耐え得るというメリットがある。やはり、収益実態やビジネスモデルの成長性に無関心ではモメンタム相場と割り切っても、結局ババを引くことになりがちだ。きれい事にも聞こえるが、仮にデイトレードの短期回転が本音でも、やはり株主となってワクワクできるような銘柄に照準を合わせていくのが投資の本道といえる。
グロース市場では勤次郎<4013.T>が強力な下値切り上げ波動をみせている。早晩5日移動平均線を足場にもう一段上に放れてもおかしくない。勤怠管理パッケージを手掛けるがオンプレミス事業が有卦に入っており、25年12月期は55%営業増益を見込む。また、時流に乗っているといえば、最先端のアドテクを駆使した広告配信やマーケティングSaaS事業(販促支援事業)で需要を捉えるジーニー<6562.T>も成長路線に陰りがない。他方、押し目買い対象としては先端技術を駆使したアプリの受託開発を主力とし、AI分野の開発力でも強みを発揮するテックファームホールディングス<3625.T>。25年6月期は営業利益を従来予想の5億5000万円から7億円(前期比2.9倍)に増額している。
また、令和の米騒動では良くも悪くも小泉進次郎農水相の存在が映えている。農業関連株の中から新たな出世株が出る気配が漂う。そのなか流通革命でカギを握る可能性があるのが、産地直送野菜や果物の直売事業を手掛ける農業総合研究所<3541.T>だ。業績も気が付けば様変わりしており、25年8月期は前期比2.2倍の2億円予想で、これは9年ぶりにピーク利益更新となる。近年、業績が様変わりしている銘柄と言えば、アドバンスト・メディア<3773.T>も特筆に値する。音声認識技術の草分けでむしろオールドカンパニーに属するが、かつての損益赤字が当たり前の時代が、今や幻だったかのように業績拡大路線を突き進む。売上高・利益ともに過去最高更新が続くが、同社の上場来高値は2006年1月に遡り、1万4300円(修正後株価)とマル政的な思惑で大仕手化した過去がある。
あすのスケジュールでは、5月のマネタリーベース、10年物国債の入札のほか、後場取引終盤に5月の財政資金対民間収支が開示される。同日の夕刻には植田日銀総裁が内外情勢調査会で講演を行う予定。海外では韓国大統領選の投開票に注目が集まる。また、5月の財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI)、5月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値、4月のユーロ圏失業率、4月の米雇用動態調査(JOLTS)、4月の米製造業受注などにマーケットの関心が高い。また、この日はクックFRB理事の講演が予定されている。なお、韓国市場とタイ市場は休場。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2025/06/02 17:30
みんかぶニュース 市況・概況
2日香港・ハンセン指数=終値23157.97(-131.80)
2日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比131.80ポイント安の23157.97と続落した。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/02 17:28
みんかぶニュース 市況・概況
明日の【信用規制・解除】銘柄 (2日大引け後 発表分)
○ボルテージ <3639> [東証S]
東証が3日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
[2025年6月2日]
株探ニュース
2025/06/02 16:50
みんかぶニュース 市況・概況
ヒット、7月4日に東証グロース新規上場
ヒット<378A.T>が7月4日に東証グロース市場に新規上場する。上場に際して67万株の公募と95万株の売り出し、上限24万3000株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。主幹事はSBI証券。公開価格決定日は6月26日。
同社は屋外広告媒体の企画・運営と屋外広告を中心とした広告全般の取り扱いに関する事業を手掛ける。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/02 16:37
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇1238銘柄・下落1228銘柄(東証終値比)
6月2日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:30)が終了。東証の取引が終了した15時30分以降に売買が成立したのは2546銘柄。東証終値比で上昇は1238銘柄、下落は1228銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は225銘柄。うち値上がりが112銘柄、値下がりは109銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は150円安と売られている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の2日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4583> カイオム 160 +12( +8.1%)
2位 <8918> ランド 7.5 +0.5( +7.1%)
3位 <335A> ミライロ 697.1 +41.1( +6.3%)
4位 <2593> 伊藤園 3360 +190.0( +6.0%)
5位 <6740> Jディスプレ 15.8 +0.8( +5.3%)
6位 <4680> ラウンドワン 1210 +28( +2.4%)
7位 <4594> ブライトパス 39.9 +0.9( +2.3%)
8位 <5856> LIEH 42.9 +0.9( +2.1%)
9位 <2901> Wディッシュ 653.8 +12.8( +2.0%)
10位 <4495> i3 1862 +36( +2.0%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <5242> アイズ 1800 -204( -10.2%)
2位 <4436> ミンカブ 530.1 -30.9( -5.5%)
3位 <1757> 創建エース 20.3 -0.7( -3.3%)
4位 <1844> 大盛工業 350 -12( -3.3%)
5位 <4584> キッズバイオ 220 -7( -3.1%)
6位 <6731> ピクセラ 31.1 -0.9( -2.8%)
7位 <6867> リーダー電子 469.8 -13.2( -2.7%)
8位 <9610> ウィルソンW 143 -4( -2.7%)
9位 <8136> サンリオ 6380 -175( -2.7%)
10位 <4597> ソレイジア 31.2 -0.8( -2.5%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6752> パナHD 1653 +18.0( +1.1%)
2位 <6702> 富士通 3490 +29.0( +0.8%)
3位 <6326> クボタ 1630 +10.0( +0.6%)
4位 <8750> 第一生命HD 1133.6 +6.6( +0.6%)
5位 <5801> 古河電 6820.1 +33.1( +0.5%)
6位 <2871> ニチレイ 1851.1 +8.6( +0.5%)
7位 <8795> T&D 3465.9 +15.9( +0.5%)
8位 <3436> SUMCO 943.1 +4.0( +0.4%)
9位 <8697> 日本取引所 1596.9 +6.4( +0.4%)
10位 <8830> 住友不 5695.9 +21.9( +0.4%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4005> 住友化 339 -3.8( -1.1%)
2位 <4661> OLC 3165.3 -16.7( -0.5%)
3位 <9532> 大ガス 3669.1 -14.9( -0.4%)
4位 <7762> シチズン 846 -3( -0.4%)
5位 <7832> バンナムHD 4590.3 -15.7( -0.3%)
6位 <4519> 中外薬 7704.8 -26.2( -0.3%)
7位 <8601> 大和 968.1 -3.2( -0.3%)
8位 <1802> 大林組 2189.4 -7.1( -0.3%)
9位 <1812> 鹿島 3613.4 -11.6( -0.3%)
10位 <1803> 清水建 1594.4 -5.1( -0.3%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/06/02 16:33
みんかぶニュース 市況・概況
2日韓国・KOSPI=終値2698.97(+1.30)
2日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比1.30ポイント高の2698.97と小反発。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/02 16:06
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(大引け)=494円安、米関税の先行き不透明感と円高が重荷
2日の東京株式市場は主力株を中心にリスクオフの流れが続いた。日経平均は500円近い下げで前週末と合わせ960円あまり水準を切り下げた。
大引けの日経平均株価は前営業日比494円43銭安の3万7470円67銭と大幅続落。プライム市場の売買高概算は17億43万株、売買代金概算は3兆8398億円。値上がり銘柄数は562、対して値下がり銘柄数は1012、変わらずは56銘柄だった。
きょうの東京市場は前週末に続きリスク回避目的の売りが大型株中心にかさむ展開となった。前週末の欧州株市場が高安まちまちだったほか、米国株市場でもNYダウが小幅続伸したものの不安定な値動きで、ザラ場に300ドルあまり下落する場面があった。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は反落となった。トランプ関税の先行きに対する警戒感がくすぶるなか上値が重く、東京市場でも買い手控えムードが波及した。トランプ米大統領が鉄鋼・アルミニウム製品への追加関税を25%から50%に引き上げる方針を示したことも嫌気されている。外国為替市場で円高方向に振れたことも市場センチメントを冷やした。日経平均は後場に先物主導で600円超の下落を示す場面もあったが、その後は下げ渋った。中小型株には買われる銘柄も多く、値下がり銘柄数は全体の6割強を占めるにとどまっている。
個別では、ディスコ<6146.T>、アドバンテスト<6857.T>、レーザーテック<6920.T>などが安く、トヨタ自動車<7203.T>も売りに押された。キオクシアホールディングス<285A.T>の下げが目立つ。ソフトバンクグループ<9984.T>が軟調、リクルートホールディングス<6098.T>も下落した。キーエンス<6861.T>も下値を探った。アイ・アールジャパンホールディングス<6035.T>が大幅安、パーク24<4666.T>も商いを膨らませ大きく水準を切り下げた。GMOインターネット<4784.T>も大幅下落となった。
半面、売買代金トップとなったサンリオ<8136.T>が全体相場に逆行高をみせ、フジクラ<5803.T>も堅調。IHI<7013.T>が上値を伸ばしたほか、川崎重工業<7012.T>も頑強な値動き。富士通<6702.T>も物色人気を集めた。アドウェイズ<2489.T>が急騰、JCRファーマ<4552.T>、東京計器<7721.T>も大幅高。このほか、NJS<2325.T>も活況裏に上値を追った。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/02 16:05