注目トピックス 日本株
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(4)
配信日時:2025/12/04 10:14
配信元:FISCO
*10:14JST GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(4)
GMOグローバルサインHD<3788>
この循環を背景に、2025年12月期より配当性向を従来の50%から65%以上へ引き上げました。今後も、株主の皆さまとの長期的な信頼関係を築けるよう、安定した株主還元と持続的な成長の両立を目指してまいります。
最後に、直近の第3四半期決算についてご説明します。売上高は前年同期比7.4%増の151億円、営業利益は同20%増の9億8000万円となり、増収増益を達成しました。重点商材である「電子印鑑GMOサイン」と「GMOトラスト・ログイン」も、ともに34%と高い成長率を維持しています。
また、当社は「信頼を設計し、世界をつなぐ。」という理念を掲げています。インターネットは、先ほど申し上げたように相手の姿が直接見えない世界です。リアルの世界とは異なり、誰とつながっているのかが分かりづらい環境にあります。そのような中で、安心して“信頼してつながる”ことのできる社会を実現することが私たちの使命です。今後、インターネットはさらに進化し、複雑化していくと考えています。それに伴い、新たな信頼の仕組みを継続的に設計し、持続的な成長と企業価値の向上に挑み続けてまいります。
以上が当社からのご説明となります。よろしくお願いいたします。
▲フィスコ 高井
青山様、ありがとうございました。
続きまして、著名投資家のDAIBOUCHOUさんに気になる質問をしていただきたいと思います。それでは、DAIBOUCHOUさん、お願いいたします。
■質疑応答
●DAIBOUCHOU
先ほどの会社説明を伺っていて感じたことがあります。私はX(旧Twitter)でも“なりすまし”の被害が多く、投資詐欺に利用されるケースも見受けられます。私のイラストは簡単に入手できるため、偽物の著名人広告に悪用されることもあります。
このような被害は、御社のサービスを利用することで防ぐことができるのでしょうか。
■GMOグローバルサインHD 青山様
画像や動画を用いた“なりすまし”は、社会的にも大きな課題になっています。特に自治体や行政も強い関心を示しており、実際に過去の災害時にはフェイク映像が多数流れ、現場の救助活動に影響を与える深刻な問題となりました。多くは愉快犯によるものですが、影響は決して小さくありません。
現時点では、当社としてこの分野のサービスを提供できているわけではありません。世界的なルールがまだ整備されていないことも背景にあります。しかし、技術的にどのような仕組みで信頼性を担保するかについては、国際的にも方向性が固まりつつあります。
当社では、映像分野の事業者、具体的にはテレビ局やカメラメーカーなどと連携し、実証実験を進めています。また、国際的な取り組みとして「C2PA」という団体とも協力しており、次のステージとしてサービス化がそう遠くない将来に可能になると考えています。現在は、この領域に積極的に参画し、実証段階を進めているところです。
●DAIBOUCHOU
なるほど、よく分かりました。Facebookでも偽物広告が大きな問題になっており、著名人をかたる詐欺広告の被害が拡大しています。ぜひ御社の技術が、この問題の解決につながることを期待しています。
■GMOグローバルサインHD 青山様
ありがとうございます。画像がどこで作られ、どの段階で改ざんされたかを証明する仕組みを、カメラで撮影した瞬間から一貫して確保する、そうした国際的なルール作りが、現在進められています。実用化にはもう少し時間を要すると思いますが、当社としても“世界の信頼を守る”立場から、しっかりとサービス化に取り組んでまいります。
●DAIBOUCHOU
そうですね。電子認証は専門性が高く、一般の方には分かりにくい部分もあると思います。今回の例のように、私にも直接関わるテーマもありますので、少し具体例を質問させていただきました。ありがとうございます。
では、最初の質問ですが、今回この対談動画に出演しようと思われた理由を教えていただけますか。
■GMOグローバルサインHD 青山様
はい。当社のサービスは非常に分かりにくく、社会の仕組みの“裏側”で信頼を支える役割を担っているため、一般の個人の方には見えにくい部分が多いという課題があります。そのため、これまで個人投資家の皆さまには十分に当社の強みを知っていただく機会がありませんでした。
一方で、機関投資家の皆さまには積極的に情報発信してきましたが、個人投資家向けのIRはまだ十分ではないと感じていました。そこで今年6月以降、個人投資家向けのIR活動を強化しています。その中で、分かりにくいサービスだからこそ、私が一方的に説明するよりも、こうした“対談形式”のほうが理解を深めていただけるのではないかと考えました。今回出演をお願いした背景には、そのような思いがあります。
●DAIBOUCHOU
分かりました。ありがとうございます。確かに、セキュリティ分野の上場企業はいくつもありますが、具体的にどのようなサービスを提供しているのか分かりにくいケースが多いと感じています。今回の対談では、そのあたりも分かりやすくお伺いできればと思っています。
次に、御社の主力商品である「電子印鑑GMOサイン」についてお聞きします。この分野は国内外から多くの競合が参入しており、非常に競争が激しい市場だと思います。電子印鑑GMOサインの競合優位性について教えていただけますでしょうか。
■GMOグローバルサインHD 青山様
はい。当社が提供する電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」は、10年前にサービスを開始し、現在も大きく成長している重点投資分野です。電子印鑑GMOサインは、従来紙と印鑑で行っていた契約業務を、インターネット上で電子的に締結できるサービスです。
このサービスは、改ざん防止というセキュリティ面だけでなく、紙からデータへの移行による業務効率化やコスト削減も同時に実現できます。また、契約書だけでなく、国や自治体が発行する公文書、大学が発行する卒業証明書などにも利用されています。
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(5)に続く
<MY>
この循環を背景に、2025年12月期より配当性向を従来の50%から65%以上へ引き上げました。今後も、株主の皆さまとの長期的な信頼関係を築けるよう、安定した株主還元と持続的な成長の両立を目指してまいります。
最後に、直近の第3四半期決算についてご説明します。売上高は前年同期比7.4%増の151億円、営業利益は同20%増の9億8000万円となり、増収増益を達成しました。重点商材である「電子印鑑GMOサイン」と「GMOトラスト・ログイン」も、ともに34%と高い成長率を維持しています。
また、当社は「信頼を設計し、世界をつなぐ。」という理念を掲げています。インターネットは、先ほど申し上げたように相手の姿が直接見えない世界です。リアルの世界とは異なり、誰とつながっているのかが分かりづらい環境にあります。そのような中で、安心して“信頼してつながる”ことのできる社会を実現することが私たちの使命です。今後、インターネットはさらに進化し、複雑化していくと考えています。それに伴い、新たな信頼の仕組みを継続的に設計し、持続的な成長と企業価値の向上に挑み続けてまいります。
以上が当社からのご説明となります。よろしくお願いいたします。
▲フィスコ 高井
青山様、ありがとうございました。
続きまして、著名投資家のDAIBOUCHOUさんに気になる質問をしていただきたいと思います。それでは、DAIBOUCHOUさん、お願いいたします。
■質疑応答
●DAIBOUCHOU
先ほどの会社説明を伺っていて感じたことがあります。私はX(旧Twitter)でも“なりすまし”の被害が多く、投資詐欺に利用されるケースも見受けられます。私のイラストは簡単に入手できるため、偽物の著名人広告に悪用されることもあります。
このような被害は、御社のサービスを利用することで防ぐことができるのでしょうか。
■GMOグローバルサインHD 青山様
画像や動画を用いた“なりすまし”は、社会的にも大きな課題になっています。特に自治体や行政も強い関心を示しており、実際に過去の災害時にはフェイク映像が多数流れ、現場の救助活動に影響を与える深刻な問題となりました。多くは愉快犯によるものですが、影響は決して小さくありません。
現時点では、当社としてこの分野のサービスを提供できているわけではありません。世界的なルールがまだ整備されていないことも背景にあります。しかし、技術的にどのような仕組みで信頼性を担保するかについては、国際的にも方向性が固まりつつあります。
当社では、映像分野の事業者、具体的にはテレビ局やカメラメーカーなどと連携し、実証実験を進めています。また、国際的な取り組みとして「C2PA」という団体とも協力しており、次のステージとしてサービス化がそう遠くない将来に可能になると考えています。現在は、この領域に積極的に参画し、実証段階を進めているところです。
●DAIBOUCHOU
なるほど、よく分かりました。Facebookでも偽物広告が大きな問題になっており、著名人をかたる詐欺広告の被害が拡大しています。ぜひ御社の技術が、この問題の解決につながることを期待しています。
■GMOグローバルサインHD 青山様
ありがとうございます。画像がどこで作られ、どの段階で改ざんされたかを証明する仕組みを、カメラで撮影した瞬間から一貫して確保する、そうした国際的なルール作りが、現在進められています。実用化にはもう少し時間を要すると思いますが、当社としても“世界の信頼を守る”立場から、しっかりとサービス化に取り組んでまいります。
●DAIBOUCHOU
そうですね。電子認証は専門性が高く、一般の方には分かりにくい部分もあると思います。今回の例のように、私にも直接関わるテーマもありますので、少し具体例を質問させていただきました。ありがとうございます。
では、最初の質問ですが、今回この対談動画に出演しようと思われた理由を教えていただけますか。
■GMOグローバルサインHD 青山様
はい。当社のサービスは非常に分かりにくく、社会の仕組みの“裏側”で信頼を支える役割を担っているため、一般の個人の方には見えにくい部分が多いという課題があります。そのため、これまで個人投資家の皆さまには十分に当社の強みを知っていただく機会がありませんでした。
一方で、機関投資家の皆さまには積極的に情報発信してきましたが、個人投資家向けのIRはまだ十分ではないと感じていました。そこで今年6月以降、個人投資家向けのIR活動を強化しています。その中で、分かりにくいサービスだからこそ、私が一方的に説明するよりも、こうした“対談形式”のほうが理解を深めていただけるのではないかと考えました。今回出演をお願いした背景には、そのような思いがあります。
●DAIBOUCHOU
分かりました。ありがとうございます。確かに、セキュリティ分野の上場企業はいくつもありますが、具体的にどのようなサービスを提供しているのか分かりにくいケースが多いと感じています。今回の対談では、そのあたりも分かりやすくお伺いできればと思っています。
次に、御社の主力商品である「電子印鑑GMOサイン」についてお聞きします。この分野は国内外から多くの競合が参入しており、非常に競争が激しい市場だと思います。電子印鑑GMOサインの競合優位性について教えていただけますでしょうか。
■GMOグローバルサインHD 青山様
はい。当社が提供する電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」は、10年前にサービスを開始し、現在も大きく成長している重点投資分野です。電子印鑑GMOサインは、従来紙と印鑑で行っていた契約業務を、インターネット上で電子的に締結できるサービスです。
このサービスは、改ざん防止というセキュリティ面だけでなく、紙からデータへの移行による業務効率化やコスト削減も同時に実現できます。また、契約書だけでなく、国や自治体が発行する公文書、大学が発行する卒業証明書などにも利用されています。
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(5)に続く
<MY>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況
