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GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(8)
配信日時:2025/12/04 10:18
配信元:FISCO
*10:18JST GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(8)
GMOグローバルサインHD<3788>
■GMOグローバルサインHD 青山様
具体的な数値については現在開示しておりませんので詳細はお伝えできませんが、まずご覧いただいているこの循環図こそが、当社の中長期的成長を支える重要な要素になります。
当社には電子認証局という強固な基盤があり、その上で重点商材である「電子印鑑GMOサイン」「GMOトラスト・ログイン」が現在の売上成長をけん引しています。これらの事業はストック型サービスであり、安定した成長が見込めるだけでなく、利用期間が長くなるにつれ利用量も増加するため、売上の成長が加速していきます。
例えば、電子印鑑GMOサインでは、お申し込み後の利用データを分析すると、5年後には企業内での利用数が5倍に増加しています。そして10年後には10倍以上に成長すると考えています。単に契約していただく月額料金だけでなく、ご利用が広がっていくことにより利用量に応じた課金が増え、売上がさらに積み上がる構造です。
GMOトラスト・ログインも同様で、企業が導入した後、ID数、つまり社員数に応じて利用が広がっていきます。企業規模が大きくなれば必要な機能も増えていきますので、その分単価も上昇します。
このように、当社が現在特に成長しているサービスはすべて「固定料金+従量課金」のモデルです。お客様に長く使っていただけるほど利用が増え、売上の成長が一段と加速する仕組みになっています。そして、こうして得られたキャッシュ・フローの一部を関連領域への再投資に回すことで、さらなる成長につなげる循環ができていると考えています。
●DAIBOUCHOU
ということは、導入企業数が増え、その企業内での利用が拡大し、さらにオプションなど付加価値の高い機能が利用されることで単価が上がり、売上も伸びていく、そういう見通しということですね。
■GMOグローバルサインHD 青山様
はい。おっしゃる通りです。
●DAIBOUCHOU
なるほど。分かりました。ありがとうございます。
次に、第3四半期決算について伺います。決算発表と同時に自社株買いも発表されました。昨年も同時期に実施されていたと思いますが、今回の自社株買いの理由を教えていただけますでしょうか。
■GMOグローバルサインHD 青山様
昨年まで当社は配当性向50%を基本としておりました。そのうえで自社株買いも実施しており、株主の皆さまへの還元策の一つと位置づけています。
そして本年の12月期からは、配当性向を従来の50%から65%以上へと引き上げました。この高い配当性向に加え、自社株買いも実施する方針です。株主の皆さまにできる限り還元していきたいという考えからです。
こうした還元が可能となる背景には、当社の事業がストック型ビジネスであり、非常に安定していて予測しやすいという特性があります。例えば、決算月が12月ですが、1月の段階でほぼ年間の売上予想が立てられるほどです。売上が読めるからこそ、利益もしっかり確保しながら株主の皆さまへ安定的に還元できると判断しています。
●DAIBOUCHOU
潤沢なキャッシュ・フローがあり株主還元余地があること、さらに現状の株価が割安水準にあると経営陣が判断したことから、自社株買いを行ったという理解でよろしいでしょうか。
■GMOグローバルサインHD 青山様
はい、その通りです。当社の、いわゆる競合と比較しても、例えばPERで見ると海外の大手ベンダーの半分以下の水準です。私たちとしては満足できる状況ではありませんので、そういった点も踏まえた判断になります。
●DAIBOUCHOU
なるほど。SaaS企業の決算を見ていると、最近は収益性の改善によってEPSが伸びているケースも多いです。今回、料金単価の引き上げもありましたので、売上だけでなく利益率の向上も今後期待できそうですね。
■GMOグローバルサインHD 青山様
はい。例えば電子印鑑GMOサインは、ここ数年にわたり開発投資や広告宣伝投資を積極的に行ってきたため赤字の期間が続きました。しかし足元では完全に黒字化しています。ここからはさらに利益を生み出せるフェーズに入っています。GMOトラスト・ログインも同様です。このような状況から、利益率はさらに高めていけると考えています。
●DAIBOUCHOU
分かりました。そして稼いだ利益を配当性向65%以上という高い還元で株主に還元していただけるわけですね。
■GMOグローバルサインHD 青山様
はい。おっしゃる通りです。
●DAIBOUCHOU
ありがとうございます。今後の御社の成長に注目させていただきたいと思います。本日はありがとうございました。
■終わりのあいさつ
▲フィスコ 高井
青山様、DAIBOUCHOU様、本日はありがとうございました。
最後に、青山様とDAIBOUCHOU様からごあいさつをいただきたいと思います。
それでは、まず青山様、お願いいたします。
■GMOグローバルサインHD 青山様
本日はありがとうございました。今後も引き続き、個人投資家の皆さまにも分かりやすい会社説明・IR活動を積極的に行っていきたいと考えています。
そして当然ながら、業績・利益をさらに引き上げ、今以上の成長を実現し、将来に向けて皆さまに夢を持っていただけるような会社にしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。
▲フィスコ 高井
ありがとうございます。DAIBOUCHOU様、本日の対談はいかがでしたでしょうか。
●DAIBOUCHOU
今回、電子認証局という仕組みは、普段はなかなか馴染みがなく分かりにくい部分も多いのですが、説明を伺ってその必要性を実感できました。自分の日頃のネット利用にも直結するサービスであることがよく分かりました。
また、電子認証局をコアに、コストパフォーマンスの高い電子証明書サービスをSaaSとして提供されている点、そして盤石なストック収入がある上に、今後は利益率も上がり、単価アップなどを通じて売上と利益の両方がさらに成長していきそうだという印象を持ちました。成長率の高い事業が売上構成比を押し上げていくことで、業績の上振れにも期待しています。今日はありがとうございました。
▲フィスコ 高井
ありがとうございました。これにて対談は終了とさせていただきます。皆様、ご視聴いただき誠にありがとうございました。
<MY>
■GMOグローバルサインHD 青山様
具体的な数値については現在開示しておりませんので詳細はお伝えできませんが、まずご覧いただいているこの循環図こそが、当社の中長期的成長を支える重要な要素になります。
当社には電子認証局という強固な基盤があり、その上で重点商材である「電子印鑑GMOサイン」「GMOトラスト・ログイン」が現在の売上成長をけん引しています。これらの事業はストック型サービスであり、安定した成長が見込めるだけでなく、利用期間が長くなるにつれ利用量も増加するため、売上の成長が加速していきます。
例えば、電子印鑑GMOサインでは、お申し込み後の利用データを分析すると、5年後には企業内での利用数が5倍に増加しています。そして10年後には10倍以上に成長すると考えています。単に契約していただく月額料金だけでなく、ご利用が広がっていくことにより利用量に応じた課金が増え、売上がさらに積み上がる構造です。
GMOトラスト・ログインも同様で、企業が導入した後、ID数、つまり社員数に応じて利用が広がっていきます。企業規模が大きくなれば必要な機能も増えていきますので、その分単価も上昇します。
このように、当社が現在特に成長しているサービスはすべて「固定料金+従量課金」のモデルです。お客様に長く使っていただけるほど利用が増え、売上の成長が一段と加速する仕組みになっています。そして、こうして得られたキャッシュ・フローの一部を関連領域への再投資に回すことで、さらなる成長につなげる循環ができていると考えています。
●DAIBOUCHOU
ということは、導入企業数が増え、その企業内での利用が拡大し、さらにオプションなど付加価値の高い機能が利用されることで単価が上がり、売上も伸びていく、そういう見通しということですね。
■GMOグローバルサインHD 青山様
はい。おっしゃる通りです。
●DAIBOUCHOU
なるほど。分かりました。ありがとうございます。
次に、第3四半期決算について伺います。決算発表と同時に自社株買いも発表されました。昨年も同時期に実施されていたと思いますが、今回の自社株買いの理由を教えていただけますでしょうか。
■GMOグローバルサインHD 青山様
昨年まで当社は配当性向50%を基本としておりました。そのうえで自社株買いも実施しており、株主の皆さまへの還元策の一つと位置づけています。
そして本年の12月期からは、配当性向を従来の50%から65%以上へと引き上げました。この高い配当性向に加え、自社株買いも実施する方針です。株主の皆さまにできる限り還元していきたいという考えからです。
こうした還元が可能となる背景には、当社の事業がストック型ビジネスであり、非常に安定していて予測しやすいという特性があります。例えば、決算月が12月ですが、1月の段階でほぼ年間の売上予想が立てられるほどです。売上が読めるからこそ、利益もしっかり確保しながら株主の皆さまへ安定的に還元できると判断しています。
●DAIBOUCHOU
潤沢なキャッシュ・フローがあり株主還元余地があること、さらに現状の株価が割安水準にあると経営陣が判断したことから、自社株買いを行ったという理解でよろしいでしょうか。
■GMOグローバルサインHD 青山様
はい、その通りです。当社の、いわゆる競合と比較しても、例えばPERで見ると海外の大手ベンダーの半分以下の水準です。私たちとしては満足できる状況ではありませんので、そういった点も踏まえた判断になります。
●DAIBOUCHOU
なるほど。SaaS企業の決算を見ていると、最近は収益性の改善によってEPSが伸びているケースも多いです。今回、料金単価の引き上げもありましたので、売上だけでなく利益率の向上も今後期待できそうですね。
■GMOグローバルサインHD 青山様
はい。例えば電子印鑑GMOサインは、ここ数年にわたり開発投資や広告宣伝投資を積極的に行ってきたため赤字の期間が続きました。しかし足元では完全に黒字化しています。ここからはさらに利益を生み出せるフェーズに入っています。GMOトラスト・ログインも同様です。このような状況から、利益率はさらに高めていけると考えています。
●DAIBOUCHOU
分かりました。そして稼いだ利益を配当性向65%以上という高い還元で株主に還元していただけるわけですね。
■GMOグローバルサインHD 青山様
はい。おっしゃる通りです。
●DAIBOUCHOU
ありがとうございます。今後の御社の成長に注目させていただきたいと思います。本日はありがとうございました。
■終わりのあいさつ
▲フィスコ 高井
青山様、DAIBOUCHOU様、本日はありがとうございました。
最後に、青山様とDAIBOUCHOU様からごあいさつをいただきたいと思います。
それでは、まず青山様、お願いいたします。
■GMOグローバルサインHD 青山様
本日はありがとうございました。今後も引き続き、個人投資家の皆さまにも分かりやすい会社説明・IR活動を積極的に行っていきたいと考えています。
そして当然ながら、業績・利益をさらに引き上げ、今以上の成長を実現し、将来に向けて皆さまに夢を持っていただけるような会社にしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。
▲フィスコ 高井
ありがとうございます。DAIBOUCHOU様、本日の対談はいかがでしたでしょうか。
●DAIBOUCHOU
今回、電子認証局という仕組みは、普段はなかなか馴染みがなく分かりにくい部分も多いのですが、説明を伺ってその必要性を実感できました。自分の日頃のネット利用にも直結するサービスであることがよく分かりました。
また、電子認証局をコアに、コストパフォーマンスの高い電子証明書サービスをSaaSとして提供されている点、そして盤石なストック収入がある上に、今後は利益率も上がり、単価アップなどを通じて売上と利益の両方がさらに成長していきそうだという印象を持ちました。成長率の高い事業が売上構成比を押し上げていくことで、業績の上振れにも期待しています。今日はありがとうございました。
▲フィスコ 高井
ありがとうございました。これにて対談は終了とさせていただきます。皆様、ご視聴いただき誠にありがとうございました。
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