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18日の米国市場ダイジェスト:NYダウは142ドル安、高関税への懸念再燃
配信日時:2025/07/19 08:18
配信元:FISCO
*08:18JST 18日の米国市場ダイジェスト:NYダウは142ドル安、高関税への懸念再燃
■NY株式:NYダウは142ドル安、高関税への懸念再燃
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は142.30ドル安の44342.19ドル、ナスダックは10.01ポイント高の20895.66で取引を終了した。
連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が7月の利下げを支持する姿勢を再表明し、寄り付き後、上昇。中盤にかけ、トランプ大統領が全欧州連合(EU)製品に15-20%の最低関税を課す構えとの報道を嫌気し、相場は下落に転じた。ダウは一部企業決算を嫌気した売りに終盤にかけ、下げ幅を拡大。金利先安観が下支えとなり、ナスダックはかろうじてプラス圏を回復し連日で過去最高値を更新し、まちまちで終了した。セクター別では自動車・自動車部品が上昇した一方、エネルギーが下落。
東部の鉄道会社ノーフォーク・サザン(NSC)は、競合のユニオン・パシフィック(UNP)が同社買収で交渉中であることが報じられ、上昇。競合のユニオン・パシフィック(UNP)は売られた。コンピューターメーカーのデル・テクノロジーズ(DELL)はアナリストが同社の目標株価を引き上げ、上昇。オンライン証券会社のインタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)は第2四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回り、上昇した。
クレジットカード会社のアメックス(AXP)は会員による支出が過去最高を記録したが、同時に費用の予想以上の増加が警戒され下落。エネルギー会社のシェブロン(CVX)はヘスとの合併を完了し、下落した。バイオのサレプタ・セラピューティックス(SRPT)はデュシェンヌ型筋ジストロフィーの遺伝子治療を巡る治験で、患者の死亡事故を受け、当局が同治療の販売停止を命じるとの報道が嫌気され大幅下落した。
トランプ大統領は「政策金利は1%が妥当」と、主張した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米早期利下げ観測やミシガン大期待インフレ率低下でドル反落
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円19銭へ下落後、148円84銭まで上昇し、148円76銭で引けた。ウォラーFRB理事の発言を受けた早期利下げ観測、米7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値での短長期期待インフレ率の大幅低下で、ドル売りに拍車がかかった。同時に、信頼感指数は予想以上に改善するなど、早期利下げ観測緩和にドルの買戻しが強まった。
ユーロ・ドルは1.1672ドルへ上昇後、1.1617ドルまで反落し、1.1627ドルで引けた。ユーロ・円は173円08銭へ強含んだのち、172円85銭へじり安推移。ポンド・ドルは1.3475ドルまで上昇後、1.3406ドルまで下落。ドル・スイスは0.7985フランへ下落後、0.8020フランまで上昇した。
■NY原油:伸び悩み、需給ひっ迫を想定した買いは一巡
NYMEX原油9月限終値:66.05 ↓0.18
18日のNY原油先物9月限は伸び悩み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比-0.18ドル(-0.27%)の66.05ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは65.93ドル-67.54ドル。需給ひっ迫を想定した買いは一巡したようだ。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 47.32ドル +0.30ドル(+0.63%)
モルガン・スタンレー(MS) 140.83ドル -0.07ドル(-0.04%)
ゴールドマン・サックス(GS)708.26ドル +2.42ドル(+0.34%)
インテル(INTC) 23.10ドル +0.30ドル(+1.31%)
アップル(AAPL) 211.18ドル +1.16ドル(+0.55%)
アルファベット(GOOG) 185.94ドル +1.24ドル(+0.67%)
メタ(META) 704.28ドル +2.87ドル(+0.40%)
キャタピラー(CAT) 413.71ドル -4.36ドル(-1.04%)
アルコア(AA) 30.33ドル +0.94ドル(+3.19%)
ウォルマート(WMT) 95.05ドル -0.04ドル(-0.04%) <ST>
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は142.30ドル安の44342.19ドル、ナスダックは10.01ポイント高の20895.66で取引を終了した。
連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が7月の利下げを支持する姿勢を再表明し、寄り付き後、上昇。中盤にかけ、トランプ大統領が全欧州連合(EU)製品に15-20%の最低関税を課す構えとの報道を嫌気し、相場は下落に転じた。ダウは一部企業決算を嫌気した売りに終盤にかけ、下げ幅を拡大。金利先安観が下支えとなり、ナスダックはかろうじてプラス圏を回復し連日で過去最高値を更新し、まちまちで終了した。セクター別では自動車・自動車部品が上昇した一方、エネルギーが下落。
東部の鉄道会社ノーフォーク・サザン(NSC)は、競合のユニオン・パシフィック(UNP)が同社買収で交渉中であることが報じられ、上昇。競合のユニオン・パシフィック(UNP)は売られた。コンピューターメーカーのデル・テクノロジーズ(DELL)はアナリストが同社の目標株価を引き上げ、上昇。オンライン証券会社のインタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)は第2四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回り、上昇した。
クレジットカード会社のアメックス(AXP)は会員による支出が過去最高を記録したが、同時に費用の予想以上の増加が警戒され下落。エネルギー会社のシェブロン(CVX)はヘスとの合併を完了し、下落した。バイオのサレプタ・セラピューティックス(SRPT)はデュシェンヌ型筋ジストロフィーの遺伝子治療を巡る治験で、患者の死亡事故を受け、当局が同治療の販売停止を命じるとの報道が嫌気され大幅下落した。
トランプ大統領は「政策金利は1%が妥当」と、主張した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米早期利下げ観測やミシガン大期待インフレ率低下でドル反落
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円19銭へ下落後、148円84銭まで上昇し、148円76銭で引けた。ウォラーFRB理事の発言を受けた早期利下げ観測、米7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値での短長期期待インフレ率の大幅低下で、ドル売りに拍車がかかった。同時に、信頼感指数は予想以上に改善するなど、早期利下げ観測緩和にドルの買戻しが強まった。
ユーロ・ドルは1.1672ドルへ上昇後、1.1617ドルまで反落し、1.1627ドルで引けた。ユーロ・円は173円08銭へ強含んだのち、172円85銭へじり安推移。ポンド・ドルは1.3475ドルまで上昇後、1.3406ドルまで下落。ドル・スイスは0.7985フランへ下落後、0.8020フランまで上昇した。
■NY原油:伸び悩み、需給ひっ迫を想定した買いは一巡
NYMEX原油9月限終値:66.05 ↓0.18
18日のNY原油先物9月限は伸び悩み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比-0.18ドル(-0.27%)の66.05ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは65.93ドル-67.54ドル。需給ひっ迫を想定した買いは一巡したようだ。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 47.32ドル +0.30ドル(+0.63%)
モルガン・スタンレー(MS) 140.83ドル -0.07ドル(-0.04%)
ゴールドマン・サックス(GS)708.26ドル +2.42ドル(+0.34%)
インテル(INTC) 23.10ドル +0.30ドル(+1.31%)
アップル(AAPL) 211.18ドル +1.16ドル(+0.55%)
アルファベット(GOOG) 185.94ドル +1.24ドル(+0.67%)
メタ(META) 704.28ドル +2.87ドル(+0.40%)
キャタピラー(CAT) 413.71ドル -4.36ドル(-1.04%)
アルコア(AA) 30.33ドル +0.94ドル(+3.19%)
ウォルマート(WMT) 95.05ドル -0.04ドル(-0.04%) <ST>
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