注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は4日ぶり反発、ファーストリテが1銘柄で約32円分押し上げ
配信日時:2022/12/20 12:39
配信元:FISCO
20日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり159銘柄、値下がり57銘柄、変わらず9銘柄となった。
日経平均は4日ぶり反発。77.90円高の27315.54円(出来高概算4億6783万株)で前場の取引を終えている。
19日の米株式市場でダウ平均は162.92ドル安(−0.49%)と4日続落。先週大きく下げていたため、寄り付きこそ小幅に上昇したものの、終日軟調に推移。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ継続が景気を冷やし、企業業績が悪化するとの懸念が引き続き相場の重荷となった。また、長期金利が上昇したこともハイテク株を中心とした売りにつながった。ナスダック総合指数は−1.48%と4日続落。他方、先週末からの連日の大幅下落を受けた値ごろ感や200日移動平均線手前からの反発を狙った買いで、日経平均は19.71円高と反発してスタート。断続的な買いで徐々に上値を伸ばし、前場中ごろには27339.49円(101.85円高)まで上昇した。
個別では、今期の追加株主還元を示唆した社長インタビューが伝わった川崎汽船<9107>が大幅高となり、郵船<9101>、商船三井<9104>も連れ高。米長期金利が上昇したことを受け、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、第一生命HD<8750>、SOMPO<8630>の金融が軒並み上昇。原油価格の上昇などを背景にINPEX<1605>のほか、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、住友商事<8053>、丸紅<8002>の商社が高い。
防衛省の2023年度予算案に関する報道を材料に三菱重<7011>、川崎重<7012>、IHI<7013>の防衛関連が堅調で、カーリットHD<4275>、東京計器<7721>、豊和工業<6203>も関連株として人気化。株主優待制度の一部変更と拡充を発表したソーダニッカ<8158>、プラズマ援用研磨装置の開発機を受注したジェイテックコーポレーション<3446>なども急伸。積水化<4204>は国内証券のレーティング格上げが好感された。
一方、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、日本電産<6594>、エムスリー<2413>、SHIFT<3697>、イビデン<4062>などのハイテク・グロース株の一角が軟調。サイボウズ<4776>、BEENOS<3328>、ネットプロHD<7383>、SREHD<2980>などの中小型株が東証プライム市場の値下がり率上位に並んだ。
セクターでは、海運、保険、鉱業が上昇率上位となった一方、サービス、ガラス・土石、パルプ・紙が下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の63%、対して値下がり銘柄は32%となっている。前日の米株式市場はハイテク株を中心に下落し、主要株価指数は4日続落となったが、本日の日経平均は反発し、底堅い展開となっている。前日も大きく下落したものの、200日移動平均線が下値支持線としてしっかり機能し、本日も同線がサポートしている。
値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約32円押し上げた。同2位は第一三共<4568>となり、信越化<4063>、アドバンテ<6857>、キッコーマン<2801>、京セラ<6971>、TDK<6762>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約9円押し下げた。同2位はエムスリー<2413>となり、NTTデータ<9613>、ソニーG<6758>、エーザイ<4523>、トレンド<4704>、セコム<9735>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27315.54(+77.90)
値上がり銘柄数 159(寄与度+130.26)
値下がり銘柄数 57(寄与度-52.36)
変わらず銘柄数 9
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 81650 950 +32.53
<4568> 第一三共 4513 76 +7.81
<4063> 信越化 17415 180 +6.16
<6857> アドバンテス 9460 70 +4.79
<2801> キッコマン 7520 120 +4.11
<6971> 京セラ 6832 51 +3.49
<6762> TDK 4670 25 +2.57
<8015> 豊田通商 5270 70 +2.40
<6981> 村田製 7178 84 +2.30
<6305> 日立建機 3125 65 +2.23
<9009> 京成 3915 120 +2.05
<6301> コマツ 3095 60 +2.05
<8058> 三菱商事 4428 54 +1.85
<8031> 三井物産 4025 52 +1.78
<8053> 住友商 2283.5 50 +1.71
<8766> 東京海上 2845 31 +1.59
<6954> ファナック 20645 45 +1.54
<4519> 中外薬 3557 14 +1.44
<5108> ブリヂス 4935 40 +1.37
<8001> 伊藤忠 4275 39 +1.34
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 42820 -290 -9.93
<2413> エムスリー 3750 -79 -6.49
<9613> NTTデータ 1961 -18 -3.08
<6758> ソニーG 10655 -90 -3.08
<4523> エーザイ 9305 -87 -2.98
<4704> トレンド 6370 -80 -2.74
<9735> セコム 7882 -63 -2.16
<6367> ダイキン工 21340 -60 -2.05
<6594> 日本電産 7633 -68 -1.86
<7203> トヨタ自 1899.5 -10.5 -1.80
<6098> リクルートHD 4191 -15 -1.54
<9984> ソフトバンクG 6011 -7 -1.44
<6645> オムロン 6691 -36 -1.23
<3659> ネクソン 2954 -16 -1.10
<7832> バンナムHD 8679 -31 -1.06
<7733> オリンパス 2569.5 -6.5 -0.89
<4901> 富士フイルム 7003 -24 -0.82
<4503> アステラス薬 2101.5 -4.5 -0.77
<7951> ヤマハ 5170 -20 -0.68
<6988> 日東電 8250 -20 -0.68
<CS>
日経平均は4日ぶり反発。77.90円高の27315.54円(出来高概算4億6783万株)で前場の取引を終えている。
19日の米株式市場でダウ平均は162.92ドル安(−0.49%)と4日続落。先週大きく下げていたため、寄り付きこそ小幅に上昇したものの、終日軟調に推移。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ継続が景気を冷やし、企業業績が悪化するとの懸念が引き続き相場の重荷となった。また、長期金利が上昇したこともハイテク株を中心とした売りにつながった。ナスダック総合指数は−1.48%と4日続落。他方、先週末からの連日の大幅下落を受けた値ごろ感や200日移動平均線手前からの反発を狙った買いで、日経平均は19.71円高と反発してスタート。断続的な買いで徐々に上値を伸ばし、前場中ごろには27339.49円(101.85円高)まで上昇した。
個別では、今期の追加株主還元を示唆した社長インタビューが伝わった川崎汽船<9107>が大幅高となり、郵船<9101>、商船三井<9104>も連れ高。米長期金利が上昇したことを受け、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、第一生命HD<8750>、SOMPO<8630>の金融が軒並み上昇。原油価格の上昇などを背景にINPEX<1605>のほか、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、住友商事<8053>、丸紅<8002>の商社が高い。
防衛省の2023年度予算案に関する報道を材料に三菱重<7011>、川崎重<7012>、IHI<7013>の防衛関連が堅調で、カーリットHD<4275>、東京計器<7721>、豊和工業<6203>も関連株として人気化。株主優待制度の一部変更と拡充を発表したソーダニッカ<8158>、プラズマ援用研磨装置の開発機を受注したジェイテックコーポレーション<3446>なども急伸。積水化<4204>は国内証券のレーティング格上げが好感された。
一方、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、日本電産<6594>、エムスリー<2413>、SHIFT<3697>、イビデン<4062>などのハイテク・グロース株の一角が軟調。サイボウズ<4776>、BEENOS<3328>、ネットプロHD<7383>、SREHD<2980>などの中小型株が東証プライム市場の値下がり率上位に並んだ。
セクターでは、海運、保険、鉱業が上昇率上位となった一方、サービス、ガラス・土石、パルプ・紙が下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の63%、対して値下がり銘柄は32%となっている。前日の米株式市場はハイテク株を中心に下落し、主要株価指数は4日続落となったが、本日の日経平均は反発し、底堅い展開となっている。前日も大きく下落したものの、200日移動平均線が下値支持線としてしっかり機能し、本日も同線がサポートしている。
値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約32円押し上げた。同2位は第一三共<4568>となり、信越化<4063>、アドバンテ<6857>、キッコーマン<2801>、京セラ<6971>、TDK<6762>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約9円押し下げた。同2位はエムスリー<2413>となり、NTTデータ<9613>、ソニーG<6758>、エーザイ<4523>、トレンド<4704>、セコム<9735>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27315.54(+77.90)
値上がり銘柄数 159(寄与度+130.26)
値下がり銘柄数 57(寄与度-52.36)
変わらず銘柄数 9
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 81650 950 +32.53
<4568> 第一三共 4513 76 +7.81
<4063> 信越化 17415 180 +6.16
<6857> アドバンテス 9460 70 +4.79
<2801> キッコマン 7520 120 +4.11
<6971> 京セラ 6832 51 +3.49
<6762> TDK 4670 25 +2.57
<8015> 豊田通商 5270 70 +2.40
<6981> 村田製 7178 84 +2.30
<6305> 日立建機 3125 65 +2.23
<9009> 京成 3915 120 +2.05
<6301> コマツ 3095 60 +2.05
<8058> 三菱商事 4428 54 +1.85
<8031> 三井物産 4025 52 +1.78
<8053> 住友商 2283.5 50 +1.71
<8766> 東京海上 2845 31 +1.59
<6954> ファナック 20645 45 +1.54
<4519> 中外薬 3557 14 +1.44
<5108> ブリヂス 4935 40 +1.37
<8001> 伊藤忠 4275 39 +1.34
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 42820 -290 -9.93
<2413> エムスリー 3750 -79 -6.49
<9613> NTTデータ 1961 -18 -3.08
<6758> ソニーG 10655 -90 -3.08
<4523> エーザイ 9305 -87 -2.98
<4704> トレンド 6370 -80 -2.74
<9735> セコム 7882 -63 -2.16
<6367> ダイキン工 21340 -60 -2.05
<6594> 日本電産 7633 -68 -1.86
<7203> トヨタ自 1899.5 -10.5 -1.80
<6098> リクルートHD 4191 -15 -1.54
<9984> ソフトバンクG 6011 -7 -1.44
<6645> オムロン 6691 -36 -1.23
<3659> ネクソン 2954 -16 -1.10
<7832> バンナムHD 8679 -31 -1.06
<7733> オリンパス 2569.5 -6.5 -0.89
<4901> 富士フイルム 7003 -24 -0.82
<4503> アステラス薬 2101.5 -4.5 -0.77
<7951> ヤマハ 5170 -20 -0.68
<6988> 日東電 8250 -20 -0.68
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