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日経平均テクニカル:大幅に4日続伸、連日大台替わりで35000円突破
*18:15JST 日経平均テクニカル:大幅に4日続伸、連日大台替わりで35000円突破
11日の日経平均は4日続伸した。終値は節目の35000円を上回り、昨日の34000円クリアに続く大台替わりとなった。ローソク足はマドを空けて3本連続陽線を描き、高値と安値の切り上げも続いて「赤三兵」を示現して強い買い意欲を窺わせた。25日線との乖離率は5.32%と5%を超えたが、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は118.42%と120%ラインを下回っており、反動安圧力は限定的とみられる。
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2024/01/11 18:15
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【NYダウ】2023年の振り返りと24年の見通し~vol.2
*17:31JST 【NYダウ】2023年の振り返りと24年の見通し~vol.2
以下は、2024年1月10日にYouTubeチャンネル「FISCO TV」で配信された【NYダウ】2023年の振り返りと24年の見通しです。NYダウ2023年相場の振り返り、2024年の相場見通しを、大統領選挙を交えて、フィスコ マーケットレポーター高井ひろえが紹介、2回に分けてします。2024年には利下げが始まる可能性は大きいと思われますが、NYダウはどのようになるのでしょうか。2024年のNYダウがどのようになるかは、結論的には景気が過熱もせず冷え込みもしない、適度な状況にある相場「ゴルディロックス相場」に移行できるかがポイントになると思われます。米国を代表する主要株価指数としては、NYダウの他にS&P500があります。このS&P500について、欧米の投資銀行が2024年末の予想株価を発表しており、その株価は11月30終値4557ポイントに対し、7.8%安い4200ポイントから11.9%高い5100ポイントになっています。11月30日の水準と比較し、強気派は「米景気の減速が短く緩やかなものになるため、株価の下落は小幅で一時的にとどまり、年末にかけて5100まで上昇する」としています。一方、弱気派は「米国の家計が新型コロナウイルス禍でため込んだ現金などの資産が24年4〜6月期までにほぼ枯渇し消費の軟化が警戒される」と指摘し、また「景況感の悪化や財政出動の減速で収益への逆風が続く可能性が高い」とみているところもあります。NYダウの動きもS&P500の動きに沿ったものになる可能性が高いと思われます。次はNYダウの概要についてご説明いたします。NYダウは米ダウ・ジョーンズ社が算出・公表している米国の代表的な株価指数です。正式名称を「ダウ工業株30種平均」と言います。工業株と言いますが時代の流れに合わせて銘柄の入れ替えが行われた結果、現在では幅広い業種の銘柄で構成されているのが特徴です。株価の算出方法は選ばれた30銘柄の株価を合算しダウ・ディバイザーという定数で割った数字です。構成銘柄数が30と少ないため、指数が市場全体を的確に反映していないという指摘もあります。NYダウの構成30銘柄は記載の通りです。大阪取引所のNYダウ先物の特徴をご説明いたします。通常、日本から米国市場の株式などへ投資する場合においては、米ドル建てでの投資となるため、原資となる日本円を米ドルに交換する必要があり、交換時の為替レートの変動等のリスクを負担する必要があります。しかし、NYダウ先物は、NYダウの数値をそのまま円建てで取引するため、日本円での取引が中心の国内投資家にとっては、取引コストや通貨管理の面においてメリットがあります。また、取引において為替レートの変動を大きく意識する必要はありませんので、NYダウ先物には、NYダウの水準に直接的に投資することができる、つまり投資成果が分かりやすいという魅力もあります。取引時間は日本時間の午前8時45分~午後3時15分及び午後4時30分~翌午前6時です。米国市場の取引時間をカバーすることもできます。例えば、米国株式市場に大きな影響を及ぼす雇用統計は夏時間の間は日本時間で午後9時30分に発表されるなど、米国の主要経済統計の公表は主に日本時間で午後9時30分~午後11時の間に行われます。NYダウ先物の夜間取引によっては、このような経済指標の発表時などNYダウがダイナミックに動く時間帯における取引が可能です。取引単位はNYダウ × 100円です。つまりNYダウが36000ドルの時は、360万円相当の取引を行っていることになります。取引に必要な証拠金の最低金額はVaR方式で日々計算され、 12/6現在は買いが1枚当たり172,307円、売りが145,764円です。流動性は、2023年10月の1カ月間において、最も取引数量が多かった23年12月限の取引が、43,665枚、取引金額は1,461億円でした。10月は21営業日ありましたので、1日当りでは取引数量は約2,080枚、1日当り取引金額は約70億円となります。先物取引なので、売りから入ることが可能で、またレバレッジを効かせ手元資金の数倍の取引も可能です。大阪取引所のNYダウ先物取引について、是非ご活用を検討下さい。
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2024/01/11 17:31
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【NYダウ】2023年の振り返りと24年の見通し~vol.1
*17:30JST 【NYダウ】2023年の振り返りと24年の見通し~vol.1
以下は、2024年1月10日にYouTubeチャンネル「FISCO TV」で配信された【NYダウ】2023年の振り返りと24年の見通しです。NYダウ2023年相場の振り返り、2024年の相場見通しを、大統領選挙を交えて、フィスコ マーケットレポーター高井ひろえが紹介、2回に分けてします。皆さん、こんにちは。フィスコ・マーケットレポーターの高井ひろえです。本日は、2023年のNYダウの振り返りと、24年の見通し、大阪取引所のNYダウ先物についてお話させて頂きます。まずは2023年のNYダウの動向について解説させて頂きます。2023年11月末現在、NYダウは年初来高値を更新中で、年初の水準からは8.5%上昇しています。しかし春先は、こちらの図の「1」の部分ですが、2~3月にはアメリカでシリコンバレー銀行(SVB)をはじめ複数の銀行が経営破綻に追い込まれ、スイスの銀行クレディ・スイスの経営難も発生し、欧米の金融システム不安が台頭し、NYダウは下げました。その後は金融システム不安に対し日本・アメリカ・欧州の中央銀行による多くの対策が迅速に打たれ、ショックは早い段階で鎮静化し、4月~7月にかけて株価は上昇傾向が続きました。しかし8月以降は図の「2」ですが、アメリカの8月の消費者物価指数が前月比0.6%高となり、これによりインフレ率が再加速し、利上げの長期化懸念で10年国債利回りが4%を超え上昇が続き、10月後半には2007年以来16年ぶりに一時5%を突破するまで上昇し、NYダウは下落が続きました。7-9月の実質国内総生産は前四半期比で年率4.9%増となるほどアメリカ経済は過熱していました。一方で11月のNYダウは約3000ドルの大幅上昇を示しました。10月から米国では新型コロナウイルスの感染拡大により2020年より返済が猶予されていた学生ローン返済が再開され、この学生ローンの返済を再開する借り手は約2,500万人存在すると言われており、これらの影響もあり、10月の消費者物価指数は前月比横ばいとなりました。他の経済指標もそれまでと比較すると過熱感が低下しました。これを受けて11月にはFRBの利上げ長期化懸念が後退し、長期金利は大幅低下し、株価上昇しました。次に来年2024年のNYダウがどのようになるかを検討してみたいと思います。2024年のアメリカは何と言っても大統領選挙の年です。これまで大統領選挙の年のNYダウのパフォーマンスを振り返ります。2000年以降ではこれまでに大統領選挙は、2000年、2004年、2008年、2012年、2016年、2020年に行われてきました。合計6回で、平均の年間騰落率は-1.5%です。この値は2000年から2022年までのNYダウの年平均騰落率5.8%と比較するとかなり低いです。ただし、この大統領選挙があった6年のうち1回は2008年の金融危機の年であり、この年を除くと大統領選挙年の平均騰落率は5.0%になります。6回の大統領選挙年のうち、最もパフォーマンスが良かったのはトランプ前大統領が選挙で勝利した2016年で騰落率は+13.4%、最もパフォーマンスが悪かったのはオバマ元大統領が1回目の勝利を収めた2008年で-33.8%です。年間を通しての騰落率は+7.2%と良好であった2020年もパンデミックにより3月には19年末と比較して約30%の大幅下落を示すときもありました。また2024年はアメリカの金融政策が転換のタイミングを迎える可能性が高い年です。アメリカの中央銀行であるFRBはインフレを抑制するため2022年3月以降政策金利の利上げを進めてきました。そして2023年12月現在では政策金利は5.5%まで引き上げられています。これだけ金利が高いと、個人も企業も利息の支払い負担はかなり大きくなっており、個人消費、企業の設備投資への影響は大です。この金利引き上げの効果が現在アメリカでは、徐々に広がってきており、10月の消費者物価指数伸び率は前月比横ばいとなりました。インフレが落ち着き、これだけ高い政策金利が長く続くと、景気を必要以上に冷やしてしまう恐れがあり、市場はFRBが2024年の春から夏にかけては利下げに転じるとの見方が増えてきています。つまりこれまでの利上げ路線から利下げ路線に金融政策を転換するわけです。そこで、これまでにFRBが政策金利を利下げ方向に舵をきった時のNYダウの推移をみてみましょう。2000年以降では、まず2001年1月から2003年の6月に政策金利を6.5%から1.0%まで引き下げています。これはITバブル崩壊に伴う景気の落ち込みに対応した利下げですが、この利下げ期間中はNYダウも下落傾向が続きました。次の利下げ局面は2007年8月から2008年12月の期間です。これは金融危機の期間です。アメリカでは2006年中ごろから住宅価格の下落が始まり、2007年にはサブプライムローンが問題視されるようになっていました。アメリカの景気については2007年終わり頃までは拡大傾向にありましたが、2008年に入ると大手投資銀行の一角ベアー・スタンズが経営危機に陥り、金融機関の経営悪化が進み、ついに9月に大手投資銀行リーマンブラザーズが経営破綻しました。この金融危機の間にNYダウは約14,000ドルから約7,000ドルまで下落しました。そして最も現在に近い利下げ局面は2019年9月から2020年3月の期間です。米国の景気については2019年末までは拡大傾向にあったものの、2020年に入ると新型コロナウイルス感染拡大の影響により縮小に転じました。このパンデミック騒動においてもNYダウは一時的に最大約30%程度下落しました。これら3回の利下げ局面で共通して言えることは、利下げ期間中はNYダウも基本的には下落傾向にあり、利下げ開始前のNYダウは利下げ終了時のNYダウよりも高い水準にあるということです。そして利下げ期間中、下落傾向にあったNYダウも利下げ終了前後のタイミングで上昇に転じています。—【NYダウ】2023年の振り返りと24年の見通し~vol.2に続く—
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2024/01/11 17:30
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米インフレ高止まりならドル選好地合い
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米インフレ高止まりならドル選好地合い
11日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。米インフレ高止まりなら連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め継続期待からドル選好地合いとなる見通し。仮に弱い内容となっても、株高を背景とした円売りがドルを支えるだろう。前日の海外市場で米10年債利回りの低下でドル売りに振れやすい展開となり、欧州中銀(ECB)当局者から強気なスタンスが示されるとユーロ・ドルは1.0930ドル台から1.0970ドル台に浮上。ドル・円は米株高を背景にリスク選好的な円売りが優勢となり、145円付近から145円80銭台に値を上げた。本日アジア市場で米金利の失速でドル売りが先行したが、日本株の大幅続伸による円売りで主要通貨は押し上げられた。この後の海外市場は米インフレ指標が焦点。今晩の12月消費者物価指数(CPI)は前年比で総合が+3.2%(11月+3.1%)、コア指数は?3.8%(同+4.0%)と強弱まちまちの内容が予想される。インフレ高止まりと市場が受け止めれば早期利下げ観測の後退で長期金利は上昇し、ドル買い優勢となりそうだ。逆に伸びが鈍化すればドル売りが見込まれるが、日銀による緩和修正期待は後退し、引き続き円売りがドルをサポートする。【今日の欧米市場の予定】・18:00 欧州中央銀行(ECB)経済報告・22:30 米・12月消費者物価指数(前年比予想:+3.2%、11月:+3.1%)・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.0万件、前回:20.2万件)・02:40 バーキン米リッチモンド連銀総裁講演(バージニア銀行協会・商工会議所)・03:00 米財務省・30年債入札・04:00 米・12月財政収支(予想:-638億ドル、22年12月:-850.01億ドル)
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2024/01/11 17:25
注目トピックス 市況・概況
11日の日本国債市場概況:債券先物は147円25銭で終了
*17:14JST 11日の日本国債市場概況:債券先物は147円25銭で終了
<円債市場>長期国債先物2024年3月限寄付147円00銭 高値147円32銭 安値146円99銭 引け147円25銭売買高総計16218枚2年 456回 0.014%5年 163回 0.177%10年 373回 0.601%20年 186回 1.307%債券先物3月限は、147円00銭で取引を開始。日銀の早期政策修正観測の後退による買いが優勢になったといわれ、146円99銭から147円32銭まで上げた。現物債の取引では、2年債、5年債、20年債が買われ、10年債が売られた。<米国債概況>2年債は4.34%、10年債は4.00%、30年債は4.17%近辺で推移。債券利回りはやや低下。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.22%、英国債は3.79%、オーストラリア10年債は4.10%、NZ10年債は4.64%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・18:00 欧州中央銀行(ECB)経済報告・22:30 米・12月消費者物価指数(前年比予想:+3.2%、11月:+3.1%)・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.0万件、前回:20.2万件)・02:40 バーキン米リッチモンド連銀総裁講演(バージニア銀行協会・商工会議所)・03:00 米財務省・30年債入札・04:00 米・12月財政収支(予想:-875億ドル、22年12月:-850.01億ドル)(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間)
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2024/01/11 17:14
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は下げ渋り、午後はやや値を戻す
*17:01JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、午後はやや値を戻す
11日の東京市場でドル・円は下げ渋り。1月5日高値の145円90銭台に接近すると調整の売りが先行し、早朝の145円80銭から午後には145円28銭まで下落。ただ、日経平均株価の大幅続伸でリスク選好的な円売りが継続し、午後は145円半ばにやや戻した。・ユーロ・円は160円00銭から159円51銭まで下落。・ユーロ・ドルは1.0971ドルから1.0988ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値34,871.33円、高値35,157.56円、安値34,849.57円、終値35,049.86円(前日比608.14円高)・17時時点:ドル・円145円40-50銭、ユーロ・円159円60-70銭【経済指標】・豪・11月貿易収支:+114.37億豪ドル(予想:+73.00億豪ドル、10月:+76.60億豪ドル←+71.29億豪ドル)・日・11月景気動向指数・先行速報値:107.7(予想:107.9、10月:108.9)【要人発言】・日銀支店長会議「地方でも幾分速いタイミングで賃上げ機運が醸成されつつある」「賃上げの広がりや程度については不確実性が高いとの報告が多い」「個人消費、サービス消費が増加との報告は多かった」「価格転嫁のペース、鈍化しているとの報告多い」・OECD「日本のインフレ率、どの時期よりも2%付近で永続的に落ち着く可能性」
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2024/01/11 17:01
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は安値もみ合い、米金利の小幅安で
*16:18JST 東京為替:ドル・円は安値もみ合い、米金利の小幅安で
11日午後の東京市場でドル・円は145円30銭台と、安値圏でのもみ合い。米10年債利回りは底堅いながらもやや低下し、ドル売りに振れやすい。ユーロ・ドルは1.0980ドル台と高値圏に浮上している。一方、ユーロ・円はドル・円に追随し、戻りが鈍い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円28銭から145円80銭、ユーロ・円は159円51銭から160円00銭、ユーロ・ドルは1.0971ドルから1.0984ドル。
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2024/01/11 16:18
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米ハイテク株高や円安進行を受け、33年11カ月ぶりの高値水準【クロージング】
*16:06JST 米ハイテク株高や円安進行を受け、33年11カ月ぶりの高値水準【クロージング】
11日の日経平均は大幅に4日続伸。608.14円高の35049.86円(出来高概算18億4000万株)と1990年2月以来、33年11カ月ぶりの高値水準で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が上伸した流れが波及したほか、一時1ドル=145円台後半まで進んだ円安もあり、ハイテク株や輸出関連株を中心に買いが先行。日経平均は取引開始直後に35000円を回復しその後も35000円を挟んだ高値圏での推移を継続し、後場中盤にかけて35157.56円まで上げ幅を拡大させた。東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、33業種すべてが上昇し、輸送用機器、証券商品先物、卸売、機械、保険の強さが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、KDDI<9433>、ダイキン<6367>が堅調だった半面、ヤマトHD<9064>、テルモ<4543>、エムスリー<2413>、レーザーテック<6920>が軟化した。前日の米国市場は、インフレが鈍化し、米金融当局がハト派的な姿勢を保つとの見方から、ハイテク関連株中心に買いが優勢となり、主要株価指数は上昇した、この流れを受けて、東京市場でも半導体関連株など値がさ株中心に買われた。また、ウィリアムズNY連銀総裁発言を映して、円安が進んだことも投資家心理を好転させ、自動車や建設機械などの輸出関連株にも値を上げる銘柄が目立ち、日経平均の上げ幅は一時700円を超えた。さらに、1月限のオプションの特別清算指数(SQ)算出日を前に、日経平均が連日節目を突破しているため、先物やオプションの売り方が踏まされている側面もあり、上昇に弾みが付いた形となったようだ。日経平均は前日に続き、バブル崩壊後の戻り高値を更新し、心理的な節目の35000円をも上抜けた。なお、注目の米CPIについては、総合指数が前年同月比3.2%上昇と11月の3.1%上昇からわずかに伸び率は加速する一方、コア指数は前年同月比3.8%上昇と11月の4.0%上昇から減速することが予想されている。インフレ基調を示すコア指数が市場予想を上回ることになれば、米国での利下げ期待の後退からドル高が一段と進み、株式市場には追い風となる可能性があり、結果が注目されている。
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2024/01/11 16:06
注目トピックス 市況・概況
日経VI:上昇、高値警戒感強まる
*16:05JST 日経VI:上昇、高値警戒感強まる
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は11日、前日比+1.46(上昇率7.44%)の21.08と上昇した。なお、高値は21.08、安値は19.73。昨日の米株式市場で主要3指数が上昇した流れを引き継ぎ、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まり、取引開始後も概ね底堅く推移した。一方、日経225先物は昨日までの3日続伸で1220円上昇しており、高値警戒感も強くなっている。こうした状況から、今日は株価は堅調だがボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは終日、昨日の水準を上回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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2024/01/11 16:05
注目トピックス 市況・概況
東証業種別ランキング:輸送用機器が上昇率トップ
*15:38JST 東証業種別ランキング:輸送用機器が上昇率トップ
輸送用機器が上昇率トップ。そのほか証券業、卸売業、機械、保険業、電気機器なども上昇。一方、下落はなし。1. 輸送用機器 / 4,471.67 / 2.802. 証券業 / 517.54 / 2.753. 卸売業 / 3,372.91 / 2.494. 機械 / 2,838.02 / 2.455. 保険業 / 1,766.21 / 2.076. 電気機器 / 4,348.89 / 1.997. その他金融業 / 933.28 / 1.888. 情報・通信業 / 5,581.27 / 1.749. 医薬品 / 3,660.83 / 1.6810. 不動産業 / 1,814.31 / 1.6611. ゴム製品 / 4,457.46 / 1.6412. 銀行業 / 262.68 / 1.6313. 非鉄金属 / 1,163.82 / 1.3514. 建設業 / 1,613.9 / 1.1815. その他製品 / 4,740.71 / 1.1516. パルプ・紙 / 536.19 / 0.9617. 石油・石炭製品 / 1,465.61 / 0.9118. 精密機器 / 11,257.95 / 0.8519. 金属製品 / 1,359.02 / 0.8220. 化学工業 / 2,468.17 / 0.8021. 電力・ガス業 / 508.53 / 0.7022. ガラス・土石製品 / 1,304.5 / 0.6523. 食料品 / 2,226.6 / 0.5724. 繊維業 / 664.91 / 0.5525. 鉱業 / 574.69 / 0.5426. 小売業 / 1,674.64 / 0.5027. 倉庫・運輸関連業 / 2,710.23 / 0.4328. 空運業 / 246.09 / 0.4029. 陸運業 / 2,193.56 / 0.3830. 鉄鋼 / 776.58 / 0.2731. 水産・農林業 / 556.72 / 0.2432. 海運業 / 1,718.12 / 0.2033. サービス業 / 2,882.13 / 0.10
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2024/01/11 15:38
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は底堅い、ドル買い・円売りで
*15:15JST 東京為替:ドル・円は底堅い、ドル買い・円売りで
11日午後の東京市場でドル・円は底堅く推移し、145円50銭付近に値を戻している。米インフレ高止まりへの期待感から、ドル買い地合いが続く。また、日経平均株価は上げ幅を縮小したものの、大幅続伸で取引を終えリスク選好の円売りに振れやすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円28銭から145円80銭、ユーロ・円は159円51銭から160円00銭、ユーロ・ドルは1.0971ドルから1.0984ドル。
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2024/01/11 15:15
注目トピックス 市況・概況
個人ブロガー三竿郁夫氏:2024年DXの屋台骨を支える半導体に関わる戦い【FISCOソーシャルレポーター】
*15:03JST 個人ブロガー三竿郁夫氏:2024年DXの屋台骨を支える半導体に関わる戦い【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人ブロガー三竿郁夫氏(ブログ「IA工房」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-------【2024年DXの屋台骨を支える半導体に関わる戦い】DX(デジタルトランスフォーメーション)があるゆる業界のイノベーションを牽引するデジタル産業革命の時代に突入している。自動車業界の最前線は、EV(電気自動車)もさることながら、ITプラットフォーム会社をも巻き込み、DXの1分野である膨大なMaaS市場を視野に入れはじめた。通信業界が牽引する5Gもあらゆる業界のDXに影響を及ぼし始めた。一方、今までイノベーションに遅れをとってきた役所・教育業界・医療業界でも2023年には,マイナカード/AI教育/リモート診療等、個々の顧客に丁寧に素早く対応するDX関連サービスが動き始めた。これらの全ての動きは、DXあっての賜物。そのDX活用を支える重要な基盤が半導体だ。2022年-2023年は、半導体がないので車の納期が遅れ、半導体がないから兵器が作れないというニュースが流れた。そのことにより、半導体の重要性・深刻性が再認識された年でもあるが、さらに2024年2025年は、DXのさらなる進展とともにそれを支える半導体業界の変革と競争の話題が多くなりそうだ。「日本は半導体ビジネスの敗者、やっと最先端技術を取り入れたTSMCの工場が日本にできる」というニュースは流れたが、それは何を意味するのか、もっと大きな視野でみると、半導体関連産業の各社シェアの戦いのみならず、バリューチェーンの中でどこをどの国が抑えるかという国レベルの戦いにも波及していく。世界情勢が不透明になっていく2024年、これら半導体関連の激化する戦いの視点から、最前線の企業の動きを追ってみたい。< DXの屋台骨を支える半導体に関わる戦いに関連して >いろいろな視点の中で日本企業の特に競争力のある部分は、1. ウェハと5. 製造装置であることは、よく知られている。また、ファブレスか垂直統合かという動きも重要で、この視点分類ではわかりにくい部分もあり、それぞれの企業の方向性と将来性は慎重に見極める必要がある。1. 最上流: 半導体素材・シリコンウェハの視点上流部分(半導体素材)で注目するべきは、ウェハ素材とエッチング素材だ。最先端半導体の基板に使われる高純度多結晶シリコンの技術で高いシェアをとっているのが、信越化学工業<4063>とSUMCO<3436>。・信越化<4063>は、主流になりつつある300mmウェハ増産を糸魚川工場・東京工場(さいたま)で計画している。・SUMCO<3436>は、2023年12月九州工業大学と半導体に関する共同研究の協定を結んだ。・東京応化工業<4186>は、エッチング素材(フォトレジスト)のトップシェアを有し、2022年度17%の記録的な営業利益を達成している。露光装置で圧倒的なシェアを持つASML(オランダ)や前工程の工場に主要サプライヤーとしてフォトレジストを供給している。韓国での需要拡大に伴い仁川工場に新検査棟を建設することが発表されている。2. 回路開発設計・ファブレスの視点半導体業界では、ファブレスという言葉が頻繁に使われる。製造を持たない設計会社のことである。・ロジック半導体の雄 Intel(米国)、AMD(米国)、Apple(米国)等が設計に注力するファブレスに移行する中で、日本の企業として注目されているのが、富士通<6702>とパナHD<6752>のSoC部門を統合した自動運転用半導体に強いソシオネクスト<6526>。ソシオネクストは、TSMC(台湾)の2nmプロセスで作るCPUの開発に取り組み、この開発でアーム(英国)とも協業する・アーム<英国>は、投資会社から脚光をあびている英国の半導体設計大手で、2016年にソフトバンクが買収したが、その価値は買収時の3倍ほどになっている。ソフトバンクG<9984>の株価は、アームの株価動向にかなり左右されている。3. 前工程:ファウンドリーの視点前工程は、国別で70%以上が台湾。TSMC<台湾>が圧倒的に強い。韓国が9% サムスン電子<韓国>がそれに続く。・TSMC<台湾>が、世界的に注目され米中分断の鍵になっているのは、半導体前工程の大半の世界シェアをTSMCが握っていることにある。半導体生産のバリューチェーン上、最も技術的にも難しく米国も中国も圧倒的に台湾に差をつけられている要の工程である。TSMC<台湾>は、熊本に新工場を建設し、その運営を日本の子会社JSMCが行う。JSMCには、ソニーセミコンダクターおよびデンソー<6902>が出資している。TSMCは、米国アリゾナにも工場を建設中で2025年生産開始予定と言われている。・サムスン電子<韓国>は、3nm、2nm、1.7nmの最先端の前工程微細化技術開発をTSMCと争っている。その要の露光技術に関し、露光装置業界の雄 ASML(オランダ)との提携が発表された。4. 後工程: アセンブリーの視点後工程もやはり台湾が強くシェアは50%ほど。それに続くのは中国と米国。後工程の専門会社をOSATと呼び、ここでも競争が激化している。・Amkor<米国>は、Appleが最大の顧客でアリゾナに新工場を建設し、TSMC<台湾>のアリゾナ進出を支援する。・サムスン電子<韓国>は、後工程のパッケージング技術研究拠点を横浜に新設する。5. 製造装置・テスト装置の視点・ASML<オランダ>は、露光装置で圧倒的なシェアを持つ半導体バリューチェーンの一つの要だ。欧州を代表する企業として、米国・中国・欧州間の戦いにも影響を与えている。・ニコン<7731>やキヤノン<7751>が、ASMLを追う立場にあるが、いずれも新型の露光装置の開発、販売を発表している。・東京エレクトロン<8035>は、TSMCの熊本進出に伴い、九州での事業の規模を2倍にする計画だ。・ディスコ<6146>は、後工程のダイシング装置のトップ企業だが、呉市で新工場を立ち上げ、生産能力を一挙に引き上げる。(*) 高シェアを持つ日本の製造装置会社は、TSMC/サムスン電子/Amkor等の前工程・後工程の顧客の生産拡大に呼応して設備投資が続いている。6.用途別半導体製品の視点用途別の分類として、ロジック半導体、パワー半導体、イメージ半導体、AI半導体等がある。・イメージ半導体で大きな利益をあげているソニーG<6758>。Appleのスマホ向けのイメージセンサーを熊本で大量に生産し、TSMC熊本工場とも連携していく。・パワー半導体で世界4位の三菱電機<6503>は、ネクスペディア<オランダ>と電力効率の良いSiCパワー半導体を共同開発する。・デンソー<6902>はトヨタ<7203>グループの電装会社という立場から半導体メーカーへの脱却を目指す。EVの駆動を制御する効率の良いSiCパワー半導体や自動運転等で使われる生成AIに適した半導体の開発も視野に入れている。・ロジック半導体の一大市場スマホ関連に強いファブレスのクワルコム<米国>やエヌビデア<米国>は、TSMCの大きな顧客となっている。・NAND型メモリー半導体は、1位のサムスン電子<韓国>を追って、東芝がファンドに売却したキオクシア<未上場>とSKハイニックス<韓国>およびウェスタンデジタル<米国>の3社が提携し、次世代メモリー開発を続けている。ウェスタンデジタルによるキオクシア買収話は破談となり、キオクシアの赤字は続いている。7.米国チーム対中国の半導体戦争の視点各国のメインプレーヤーは、1~6の中に登場してきたが、地政学的に米国、欧州、中国、その他の東アジアのそれぞれの強みをそれぞれの国家の威信をかけて守り抜くことに政府も動き出している。・米国のApple,Intel,AMD, エヌビデア, クワルコム・台湾のTSMC・韓国のサムスン電子、SKハイニックス・欧州のASML・中国のHuwei(*)一方日本企業、信越化学<4063>、SUMCO<3436>、東京応化工業<4186>、東エレク<8035>、ソシオネクスト<6526>等は、上記メインプレーヤー企業と比べ、その存在感で見劣りするが、上記メインプレーヤー企業との提携の動きも活発になっていくだろう。日本政府の支援を受け2022年に設立された新会社ラピダスが、2nm次世代半導体の開発、生産を目指すが、かなり先の話になりそうだ。米中半導体戦争と言われ、最も話題になっているのは、台湾有事でTSMCが今後どうなるか? だが、いずれにしても、米国も中国も半導体のバリューチェーンを全て自給自足することは無理だ。そこで、今後の・各応用分野に特化したファブレス化の動き・微細化技術の開発の行方・各国間連携によるバリューチェーンの構築とリスク管理に注目したい。また、国レベルでは、それぞれの国の強みを活かし、どの国とどう組むか?企業レベルでは、それぞれの企業の強みを活かし、どの国のどの企業とどう組むか?の模索が続くことになる。今回挙げた「DXを牽引する企業、半導体産業の主役の企業」の例のようにDX時代の流れに呼応し挑戦しつづける会社に期待をかけ、今後もその動向に着目した情報を発信していきたい。---執筆者名:三竿郁夫 IA工房代表ブログ名:「IA工房」参照: 「2030半導体の地政学」(太田泰彦著)、各社のホームエージ、報道記事等
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2024/01/11 15:03
注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前日比608.14円高の35049.86円
*15:02JST 日経平均大引け:前日比608.14円高の35049.86円
日経平均は前日比608.14円高の35049.86円(同+1.77%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比38.39pt高の2482.87pt(同+1.57%)。
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2024/01/11 15:02
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は変わらず、全般的に動意薄
*14:49JST 東京為替:ドル・円は変わらず、全般的に動意薄
11日午後の東京市場でドル・円は145円40銭台と、ほぼ変わらずの値動き。145円28銭まで下げた後は底堅さが目立つ。米10年債利回りは方向感が乏しく、ユーロや豪ドルなそ主要通貨は対ドルでもみ合い。一方、日本株高でクロス円は小じっかり。ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円28銭から145円80銭、ユーロ・円は159円51銭から160円00銭、ユーロ・ドルは1.0971ドルから1.0984ドル。
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2024/01/11 14:49
注目トピックス 市況・概況
日経平均は660円高、企業決算や米CPIに関心
*14:46JST 日経平均は660円高、企業決算や米CPIに関心
日経平均は660円高(14時45分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、KDDI<9433>などがプラス寄与上位となっており、一方、ヤマトHD<9064>、テルモ<4543>、レーザーテック<6920>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは全業種が値上がり。輸送用機器、証券商品先物、卸売業、機械、保険業が値上がり率上位となっている。日経平均は引き続き高値圏で推移している。今日はこの後、7&iHD<3382>、ファーストリテ<9983>などが四半期決算発表を予定している。米国では今晩、12月の米消費者物価指数(CPI)が発表される。FRBが重要視する経済指標とされ、市場の関心は高い。このほか、週間の米新規失業保険申請件数、明日未明には12月の米財政収支も発表される。
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2024/01/11 14:46
注目トピックス 市況・概況
日経平均VIは上昇、高値警戒感強まる
*14:12JST 日経平均VIは上昇、高値警戒感強まる
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比+1.08(上昇率5.50%)の20.70と上昇している。なお、今日ここまでの高値は20.89、安値は19.73。昨日の米株式市場で主要3指数が上昇した流れを引き継ぎ、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まり、取引開始後も概ね底堅く堅調に推移している。一方、日経225先物は昨日までの3日続伸で1220円上昇しており、高値警戒感も強くなっている。こうした状況から、今日は株価は堅調だがボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
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2024/01/11 14:12
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は底堅い、米インフレ高止まりに期待
*14:07JST 東京為替:ドル・円は底堅い、米インフレ高止まりに期待
11日午後の東京市場でドル・円は145円40銭台と、底堅く推移。一時145円28銭まで下げたが、その後は値を戻す展開に。今晩発表の米消費者物価指数(CPI)は高止まりが期待され、ドルは売りづらい。一方、日本株高の継続で円売りがドルを支える。ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円28銭から145円80銭、ユーロ・円は159円55銭から160円00銭、ユーロ・ドルは1.0971ドルから1.0984ドル。
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2024/01/11 14:07
注目トピックス 市況・概況
日経平均は617円高、海外株底堅く東京市場の株価支援要因に
*13:52JST 日経平均は617円高、海外株底堅く東京市場の株価支援要因に
日経平均は617円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、KDDI<9433>などがプラス寄与上位となっており、一方、レーザーテック<6920>、ヤマトHD<9064>、エムスリー<2413>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、輸送用機器、卸売業、証券商品先物、機械、保険業が値上がり率上位、海運業が値下がりしている。日経平均は高値圏で推移している。ダウ平均先物や香港ハンセン指数が底堅く推移していることが東京市場の株価支援要因となっているもよう。一方、今晩に12月の米消費者物価指数(CPI)、明日は12月の米卸売物価指数(PPI)が発表されることから、これらを見極めたいとして一段の上値追いには慎重のようだ。
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2024/01/11 13:52
注目トピックス 市況・概況
米国株見通し:下げ渋りか、インフレ高止まりも企業決算を注視
*13:44JST 米国株見通し:下げ渋りか、インフレ高止まりも企業決算を注視
(13時30分現在)S&P500先物 4,829.00(+8.75)ナスダック100先物 17,003.25(+58.00)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は40ドル高。長期金利は伸び悩み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ10日の主要3指数は伸び悩み。終盤に失速しながらもプラスを確保し、ダウは170ドル高の37695ドルと反発で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)当局者から引き締め継続のスタンスが示されているが、市場は早期利下げ期待が根強い。長期金利の低下を背景にハイテク中心に買いが入り、相場をけん引した。ただ、週末にかけて発表されるインフレ指標を見極めようと、買いは一服。また、企業決算を前に、取引は手控えられた。本日は下げ渋りか。今晩の12月消費者物価指数(CPI)は前年比で総合が+3.2%(11月+3.1%)、コア指数は∓3.8%(同+4.0%)と強弱まちまちの内容が予想される。インフレ高止まりと市場が受け止めれば早期利下げ観測の後退で長期金利は上昇し、ハイテクを中心に利益確定や持ち高調整の売りが強まろう。国債入札で金利高に振れる可能性も。一方、明日から本格化する決算発表を前に、金融をはじめ調整の売り買いにとどまる。
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2024/01/11 13:44
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は下げ渋り、下値で買戻し
*13:32JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、下値で買戻し
11日午後の東京市場でドル・円は下げ渋り、145円28銭まで下落後は145円30銭台に戻した。145円台は売りが強まるものの、現時点で米早期利下げ観測の後退でドルに買戻しが入りやすい。一方、アジアや欧米の株価指数は堅調で、円売りが観測される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円28銭から145円80銭、ユーロ・円は159円55銭から160円00銭、ユーロ・ドルは1.0971ドルから1.0984ドル。
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2024/01/11 13:32
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は安値もみ合い、米金利にらみ
*13:18JST 東京為替:ドル・円は安値もみ合い、米金利にらみ
11日午後の東京市場でドル・円は145円30銭付近と、本日安値圏でのもみ合い。米10年債利回りの伸び悩みでドル買いは後退し、ユーロや豪ドルなど主要通貨は対ドルで底堅い。一方、日経平均株価の大幅続伸もクロス円はドル・円に追随し軟調地合いにここまでの取引レンジは、ドル・円は145円30銭から145円80銭、ユーロ・円は159円55銭から160円00銭、ユーロ・ドルは1.0971ドルから1.0984ドル。
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2024/01/11 13:18
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~幅広い銘柄が買われ売買代金も前日比では増加
*12:29JST 後場に注目すべき3つのポイント~幅広い銘柄が買われ売買代金も前日比では増加
11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は大幅に4日続伸、幅広い銘柄が買われ売買代金も前日比では増加・ドル・円は軟調、米金利の伸び悩みで・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>■日経平均は大幅に4日続伸、幅広い銘柄が買われ売買代金も前日比では増加日経平均は大幅に4日続伸。前日比668.80円高(+1.94%)の35110.52円(出来高概算9億8000万株)で前場の取引を終えている。10日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は170.57ドル高(+0.45%)の37695.73ドル、ナスダックは111.94ポイント高(+0.75%)の14969.65ポイント、S&P500は26.95ポイント高(+0.57%)の4783.45ポイントで取引を終了した。今週予定されている重要インフレ指標や銀行決算の発表を控えた調整が続き、寄り付き後、小幅高。長期金利が上昇に転じたため一時相場は下落に転じたが、ソフトランディング期待を受けた買いやハイテクの買いが下値を支え、終盤にかけて上げ幅を拡大した。引けにかけ、NY連銀のウィリアムズ総裁がバランスシート縮小ペースを減速する段階にはまだ達していないとの発言を受けて上昇一服し終了。米国株の上昇を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始。昨日に続き、本日も幅広い銘柄に買いが入ったことや、明日12日がオプション特別清算指数(SQ)算出日ということで思惑的な買いも加わったことなどから日経平均は上げ幅を拡大。1990年2月23日以来となる35000円を突破、一時35140.63円まで上昇した。日経平均採用銘柄では、一部証券関連会社のレポートを材料に伊藤忠<8001>、三井物産<8031>、丸紅<8002>など総合商社株が買われたほか、為替の円安推移なども影響してトヨタ自<7203>、ホンダ<7267>など自動車株も強い。また、第一三共<4568>、東京海上<8766>、KDDI<9433>、東京電力HD<9501>と幅広い銘柄も買われた。一方、昨年上昇が目立っていたレーザーテック<6920>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体関連の一角が売られたほか、昨日大幅高したオリンパス<7733>もさえない。なお、TOPIXコア30採用銘柄で、唯一アステラス製薬<4503>のみ小幅下落した。セクターでは、全業種が上昇する全面高の展開となった。とくに、輸送用機器、卸売業、証券・商品先物、保険業、機械などの上昇が目立った。昨日の意外高に続く本日の大幅高を受けて、日経平均はバブル後の最高値を連日で更新している。過熱感が意識される可能性はあるが、前場のプライム市場の売買代金が既に2.6兆円まで膨らんでいることから、多少の利益確定売りを受け止める地合いはできつつあると想定。参加者が増加していることなどから、後場の日経平均は35000円の高値圏を維持したまま取引を終える可能性は高いと考える。もっとも、今晩の12月米消費者物価指数(CPI)発表を控えていることから、念のためドル・円の動向には注意しておきたい。■ドル・円は軟調、米金利の伸び悩みで11日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、145円80銭から145円32銭まで値を下げた。米10年債利回りの低下でややドル売りに振れやすい。一方、欧州中銀(ECB)当局者のタカ派的な発言でユーロが買われ、対円では一時160円を付けた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円32銭から145円80銭、ユーロ・円は159円56銭から160円00銭、ユーロ・ドルは1.0971ドルから1.0984ドル。■後場のチェック銘柄・クラウディアホールディングス<3607>、テモナ<3985>など、5銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>■経済指標・要人発言【経済指標】・豪・11月貿易収支:+114.37億豪ドル(予想:+73.00億豪ドル、10月:+76.60億豪ドル←+71.29億豪ドル)【要人発言】・OECD「日本のインフレ率、どの時期よりも2%付近で永続的に落ち着く可能性」<国内>・14:00 11月景気動向指数・先行速報値(予想:107.9、10月:108.9)・14:00 日銀・1月地域経済報告・日銀支店長会議<海外>特になし
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2024/01/11 12:29
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は軟調、米金利の伸び悩みで
*12:03JST 東京為替:ドル・円は軟調、米金利の伸び悩みで
11日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、145円80銭から145円32銭まで値を下げた。米10年債利回りの低下でややドル売りに振れやすい。一方、欧州中銀(ECB)当局者のタカ派的な発言でユーロが買われ、対円では一時160円を付けた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円32銭から145円80銭、ユーロ・円は159円56銭から160円00銭、ユーロ・ドルは1.0971ドルから1.0984ドル。【経済指標】・豪・11月貿易収支:+114.37億豪ドル(予想:+73.00億豪ドル、10月:+76.60億豪ドル←+71.29億豪ドル)【要人発言】・OECD「日本のインフレ率、どの時期よりも2%付近で永続的に落ち着く可能性」
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2024/01/11 12:03
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):クラウディア、カーブスHD、技研製作所など
*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):クラウディア、カーブスHD、技研製作所など
クラウディア<3607>:463円(+80円)ストップ高。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は8.9億円で前年同期比9.5%増となり、通期計画の6億円、前期比8.4%増を超過する形になっている。ブライダル市場全般の緩やかな回復傾向が続く中、BtoB領域にも回復が拡大し、ホールセール事業の動きが活発化しているもよう。ハワイウェディングの回復も大きく寄与しているようだ。なお、同社の業績は第1四半期に傾注する傾向とはなっている。アネスト岩田<6381>:1231円(+97円)大幅反発。前日に発表した自己株式の取得実施が買い材料となっている。発行済み株式数の3.69%に当たる150万株、15億円を取得上限としており、取得期間は1月11日から6月28日まで。より一層の株主還元の強化と資本効率の向上を図ることを取得目的としている。当面の需給改善を期待する動きが優勢となっている。なお、同社の自社株買いは22年1月から4月にかけて5億円を取得して以来となる。ANYCOLOR<5032>:3405円(+195円)大幅続伸。ゴールドマン・サックス証券では投資判断「買い」、目標株価4700円で新規カバレッジを開始。VTuber事務所はファンへのグッズ販売や法人顧客へのキャラクターのライセンスアウトなど多様な収益源を有するほか、キャラクターIPを保有し演者のリテンション率も高いことから、持続的な業績拡大が可能と判断しているようだ。コマース事業の持続的な売上高成長を背景に、今後3年間の営業利益年平均成長率は33%を見込むとしている。カーブスHD<7085>:729円(+67円)大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は10.4億円で前年同期比63.9%増となっている。据え置きの上半期計画が20.8億円で同2.3%増であり、想定以上の大幅増益決算となる形に。会員数の増加に伴うロイヤルティ等収入増加、会員向け物販収入の増加に加えて、広告効率改善に伴うマーケティングコストの減少も寄与した、なお、能登半島地震における今期業績への影響は軽微とも見込んでいるようだ。技研製作所<6289>:2149円(+242円)大幅続伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は12億円で前年同期比6.7%増となり、据え置きの上半期計画22億円、同2.5%増に対して順調な進捗となる形に。建設資材高騰などが大型特殊機の販売に影響したものの、新型機「F112」の入れ替え需要が堅調だったほか、ブラジル、シンガポールで大型特殊機などの売上を計上したもよう。鋼管杭回転切削圧入機「ジャイロパイラー」を東南アジアで初納入したとも発表している。Kudan<4425>:1127円(+57円)大幅に3日続伸。ドイツ交通・デジタルインフラ省と欧州地域でのデジタル化に向けた連携を開始したと発表している。欧州での今後のデジタルアセット管理推進のため、公共事業、交通、産業、自治体などの主要な公共・民間プロジェクトへのKudanグループの関与を支援するという。同省は、交通運輸やデジタル関連のインフラに関わるドイツ連邦政府機関で、デジタルツインやロボティクス、自動運転などの領域を管轄している。日本電解<5759>:1084円(+39円)大幅に反発。銅箔製造の台湾企業LCYT及びLCY Internationalと資本業務提携を締結すると発表している。日本電解はLCY Internationalに新株予約権2万2592個(潜在株式数225万9200株)を割り当てる予定。調達資金の約24.3億円は米国子会社の設備投資に充てる。車載電池用銅箔需要の先送りを受け、米オーガスタ工場の着工時期は遅らせる。LCYTとは地理的顧客ポートフォリオの相互補完と拡大などを図る。プログリット<9560>:1308円 カ -ストップ高買い気配。24年8月期第1四半期(23年9-11月)の営業利益を前年同期比107.7%増の3.21億円と発表している。英語コーチングサービス「プログリット」の継続的な品質向上と改善に取り組んだほか、サブスクリプション型の英語学習サービス「シャドテン」の有料課金ユーザーが増加し、利益倍増に寄与した。通期予想は前期比22.7%増の6.10億円で据え置いた。進捗率は52.6%に達している。
<ST>
2024/01/11 11:35
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル上げ渋り、145円台後半で利食い売り興味残る
*10:54JST 東京為替:ドル上げ渋り、145円台後半で利食い売り興味残る
11日午前の東京市場でドル・円は145円40銭近辺で推移。145円81銭まで買われた後、145円39銭まで下落。145円台後半で利食い売りが観測されており、ドル高円安の進行は一服している。ユーロ・ドルはもみ合い。1.0969ドルから1.0979ドルで推移。ユーロ・円は強含み。160円01銭から159円65銭まで値を上げている。
<MK>
2024/01/11 10:54
注目トピックス 市況・概況
東京為替:145円台後半で利食い売り興味残る
*10:49JST 東京為替:145円台後半で利食い売り興味残る
11日午前の東京市場でドル・円は145円50銭近辺で推移。145円81銭まで買われた後、145円43銭まで下落。145円台後半で利食い売りが観測されており、ドル高円安の進行は一服している。ユーロ・ドルはもみ合い。1.0969ドルから1.0979ドルで推移。ユーロ・円は強含み。160円01銭から159円65銭まで値を上げている。
<MK>
2024/01/11 10:49
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:ABCマートやサイゼリヤなどに注目
*09:11JST 個別銘柄戦略:ABCマートやサイゼリヤなどに注目
昨日10日の米株式市場でNYダウは170.57ドル高の37695.73、ナスダック総合指数は111.94pt高の14969.65、シカゴ日経225先物は大阪日中比415円高の34865円。為替は1ドル=145.60-70円。今日の東京市場では、第1四半期営業利益が前年同期比2.0倍となったサイゼリヤ<7581>、同じく63.9%増となったカーブスHD<7085>、第1四半期営業利益が6.7%増で通期予想に対する進捗率が36.3%増となった技研製作所<6289>、第3四半期累計の営業利益が43.3%増となり期末配当予想を上方修正したABCマート<2670>、第3四半期累計の営業利益が25.5%増となったパルHD<2726>、24年11月期営業利益が29.5%増予想と発表したキユーピー<2809>、東証スタンダードでは、発行済株式数の2.07%上限の自社株買いを発表したGameWith<6552>、第3四半期累計の営業利益が4.46億円と通期予想の4.28億円を超過したCVSベイ<2687>、東証グロースでは、第1四半期営業利益が前年同期比2倍となったプログリット<9560>などが物色されそうだ。一方、第1四半期営業利益が66.1%減となった明光ネット<4668>、第3四半期累計の営業利益が24.9%減となったベルシス24<6183>、24年2月期業績予想を下方修正推したUSMH<3222>、24年2月期純損益予想を下方修正推したイートアンド<2882>、23年12月期に減損損失約160億円を計上する見込みと発表した楽天グループ<4755>などは軟調な展開が想定される。
<CS>
2024/01/11 09:11
注目トピックス 市況・概況
日経平均は490円高、寄り後はもい合い
*09:10JST 日経平均は490円高、寄り後はもい合い
日経平均は490円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=145円60銭台と、昨日15時頃と比べ80銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場で半導体関連株の重しとなった。また、日経平均は昨日までの3日続伸で1100円を超す上げとなったことから、短期的な利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
<SK>
2024/01/11 09:10
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~海外マネーの流入によって先高観が強まる~
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~海外マネーの流入によって先高観が強まる~
11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■海外マネーの流入によって先高観が強まる■ABCマート、3Q営業利益 43.3%増 415億円■前場の注目材料:積水化学、「ペロブスカイト太陽電池」耐久20年実現へ、来年事業化■海外マネーの流入によって先高観が強まる11日の日本株市場は、買い優勢の相場展開が継続しそうだ。10日の米国市場は、NYダウが170ドル高、ナスダックは111ポイント高だった。今週予定されている重要インフレ指標や銀行決算の発表を控えて手掛けづらさもあったが、ハイテク株が相場をけん引した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比415円高の34865円、円相場は1ドル145円60銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。連日の大幅な上昇によって過熱感が警戒されるものの、上へのバイアスが強まる状況のなか、売り方の買い戻しの動きが相場を押し上げる需給にもなっている。また、中国からの資金流入なども観測されており、海外マネーの流入によって先高観が強まりそうである。国内では新NISAによる需給が下支えしているとの見方もあり、良好な需給状況によって一段の上昇が期待されよう。日経225先物はナイトセッションで34860円まで買われており、高値で取引を終えている。急ピッチの上昇でボリンジャーバンドの+3σ水準にきていることから、いったん動きが鈍る局面では、持ち高調整の流れに向かう可能性はあるだろう。今晩の米国では12月の消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることもあり、次第に様子見姿勢に向かう展開も想定しておきたいところである。ただし、ピーク感にはつながらないと考えられ、売り仕掛け的な動きに対しては、その後のリバウンド狙いで対応したい。物色については、インデックスに絡んだ商いが中心となるため、引き続き指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向が注目される。また、主力大型株が中心になりやすい需給状況ではあるものの、グロース250指数は25日、75日線からの上放れを見せてきており、流動性のある中小型株の一角には値幅取り狙いの資金が集中しやすいと考えられる。■ABCマート、3Q営業利益 43.3%増 415億円ABCマート<2670>が発表した2024年2月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比21%増の2523.28億円、営業利益は同43.3%増の415.33億円だった。国内においては、世界各国でインバウンド需要が高まる中、日本、韓国、台湾、ベトナムの4ヶ国で新作シューズを同時リリースするなど、プロモーション活動をグローバルに展開することで、「ABC-MART」が主体となってトレンド発信を行う取り組みを始めた。■前場の注目材料・日経平均は上昇(34441.72、+678.54)・NYダウは上昇(37695.73、+170.57)・ナスダック総合指数は上昇(14969.65、+111.94)・1ドル=145.60-70円・シカゴ日経先物は上昇(34865、大阪比+415)・VIX指数は低下(12.69、-0.07)・米国のインフレ沈静化観測・ホンダ<7267>26年に新EV投入、新エンブレム採用、米から世界展開・トヨタ自<7203>スズキなどと共同開発の軽商用EV、今年度の導入延期・ホンダ<7267>北米にEV新工場を検討、生産拠点複数に・日本ガイシ<5333>能登半島地震、石川・能美の工場を生産停止・大和ハウス<1925>米戸建住宅事業を買収、テネシー州中心に強化・商船三井<9104>風力発電メンテ大手と提携、株過半を取得・東北電力<9506>女川2号機の安全対策工事完了時期を延期・スズキ<7269>印に4輪新工場 6100億円投資、28年度稼働・ホンダ<7267>ソニー・ホンダのEV「アフィーラ」、娯楽体験・ソフトで米テスラをリード・サンデン<6444>EV向け電動コンプレッサーの北米生産開始・KTC<5966>航空機MRO向け工具参入、IoT対応製品投入・川崎重<7012>ガスハイブリッド推進システム納入、バラ積み船向け・虹技<5603>埼玉のアルミ合金鋳造メーカー買収・グローリー<6457>英社買収、海外で小売業向けソフトの収益拡大・FDK<6955>鳥取でリチウム一次電池の生産体制再構築、作業効率を向上・NTTデータG<9613>地銀の共同利用システムをオープン系に移行・住友ベークライト<4203>車載封止材販売100億円、EV向け・日東紡<3110>日東紡アドバンテックスなど、生分解性接着芯を開発、衣料の堆肥化推進・中部電力<9502>グループのJERA、フィリピンのLNG導入、AOTSと制度設計支援・マイクロ波化学<9227>鉄鉱石から鉄に還元、実用化に向け実証☆前場のイベントスケジュール<国内>・日銀支店長会議<海外>・09:30 豪・11月貿易収支(予想:+73.00億豪ドル、10月:+71.29億豪ドル)
<ST>
2024/01/11 08:47
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ・円は下げ渋る状態が続く見通し
*08:33JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ・円は下げ渋る状態が続く見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による複数回の利上げ後に164円30銭(2023/11/16)まで上昇。日欧金利差の縮小を想定したリスク回避的なユーロ売り・円買いは一服しており、新たなユーロ売り材料が提供されない場合、ユーロ・円は下げ渋る状態が続くとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBの主要政策金利による早期利下げ観測・中東情勢の悪化、ユーロ圏経済の減速懸念・日欧金利差の縮小観測【ユーロ買い要因】・2024年に複数回の米利下げ予想・ドイツなどユーロ圏諸国のインフレ率は高止まりの可能性・米欧金利差縮小の可能性
<CS>
2024/01/11 08:33