注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は147円90銭台まで戻す *19:33JST 欧州為替:ドル・円は147円90銭台まで戻す 23日のロンドン外為市場でドル・円は、147円26銭まで下落後、147円91銭まで反発。日本銀行植田総裁は金融政策決定会合後の会見で、「基調的な物価上昇率が2%に向けて徐々に高まっていく確度は引き続き少しずつ高まっている」と指摘したことを受けてリスク回避的な米ドル売り・円買いが一時活発となったが、マイナス金利政策の解除は4月以降になるとの見方も多く、円買いは縮小した。ユーロ・ドルは、1.0911ドルから1.0881ドルまで弱含み。ユーロ・円は弱含み、160円49銭から161円06銭の範囲内で推移。ポンド・ドルは、1.2744ドルから1.2720ドルまで弱含み。ドル・スイスフランは、0.8665フランから0.8688フランまで値を下げた。[経済指標]・特になし[要人発言]・神田財務官「ウクライナ支援や対露制裁強化で米財務副長官と合意」 <MK> 2024/01/23 19:33 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円はしっかり、米金利のじり高で *19:23JST 欧州為替:ドル・円はしっかり、米金利のじり高で 欧州市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、147円90銭付近に値を切り上げた。米10年債利回りのじり高でドル買いに振れ、ユーロや豪ドルなど主要通貨は対ドルで弱含む展開に。対円では欧米株安で円買いも、堅調地合いのドル・円がサポートする。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円25銭から147円91銭、ユーロ・円は160円48銭から161円05銭、ユーロ・ドルは1.0880ドルから1.0910ドル。 <TY> 2024/01/23 19:23 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は底堅い、日銀の緩和継続で円売り *18:16JST 欧州為替:ドル・円は底堅い、日銀の緩和継続で円売り 欧州市場でドル・円は147円50銭付近と、底堅い値動きが続く。日銀総裁会見で「出口」を期待した円買いで一時147円を割り込んだものの、緩和修正観測の後退で再び円売り地合いに。また、米10年債利回りは上昇基調に振れ、ドルは下げづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円25銭から147円65銭、ユーロ・円は160円48銭から161円05銭、ユーロ・ドルは1.0885ドルから1.0910ドル。 <TY> 2024/01/23 18:16 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル:3日ぶり小反落、騰落レシオ低下も過熱感残す *18:15JST 日経平均テクニカル:3日ぶり小反落、騰落レシオ低下も過熱感残す 23日の日経平均は3日ぶりに反落した。終値29.38円安と小幅の下落にとどまり、株価下方を走る5日や25日の移動平均線は上向きをキープして上昇トレンド継続を示唆している。一方、25日線との乖離率は6.67%(昨日7.21%)、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は126.24%(昨日129.03%)といずれも低下したが、それぞれ過熱ゾーンにとどまっており、前日までの2連騰による1080.78円高に伴う過熱感を残す形で大引けを迎えた。 <CS> 2024/01/23 18:15 注目トピックス 市況・概況 1月23日の日本国債市場:債券先物は146円99銭で取引終了 *17:25JST 1月23日の日本国債市場:債券先物は146円99銭で取引終了 <円債市場>長期国債先物2024年3月限寄付147円01銭 高値147円15銭 安値146円84銭 引け146円99銭 22775枚2年 456回  0.030%5年 164回  0.245%10年 373回  0.647%20年 187回  1.422%23日の債券先物3月限は強含み。147円01銭で取引を開始し、146円84銭から147円15銭まで上昇し、146円99銭で取引を終えた。本日開催の日本銀行金融政策決定会合で金融政策の現状維持が決まったが、予想通りの結果だったことから、債券先物は上げ渋った。現物債の取引では10年以降の気配が相対的にしっかりとなった。<米国債概況>米国債利回りでは、2年債は4.37%近辺、5年債は4.01%近辺、10年債は4.09%近辺、30年債は4.31%近辺で推移。<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は3.90%、英国債3.90%、オーストラリア10年債は4.18%、NZ10年債は4.60%近辺で推移。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・24:00 米・1月リッチモンド連銀製造業指数(予想:-6、12月:-11)・24:00 ユーロ圏・1月消費者信頼感指数速報値(予想:-14.3、12月:-15.1)・03:00 米財務省・2年債入札・06:45 NZ・10-12月消費者物価指数(前年比予想:+4.7%、7-9月期:+5.6%)(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間) <MK> 2024/01/23 17:25 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、日銀政策受け円売り先行も米金融政策にらみ *17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、日銀政策受け円売り先行も米金融政策にらみ 23日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。日銀による緩和的な金融政策の継続を受け円売りがドルを押し上げる見通し。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)の今後の利下げ時期を見極め、積極的なドル買いは抑制されそうだ。欧米中銀の政策金利引き下げ時期に対する見方が交錯するなか、前日の取引は米10年債利回りの低下によりドル売りが先行。ユーロ・ドルは1.09ドルに接近後は失速し、ドル・円は147円60銭付近に下落後は148円10銭台に持ち直した。本日アジア市場は日銀金融政策決定会合での大規模金融緩和が決定され、短期的に円売りが優勢となった。中国の株価対策の報道で、主要通貨のなかではオセアニア通貨が強含んだ。この後の海外市場は主要中銀の政策をにらみ、方向感は出にくいだろう。欧州中銀(ECB)は25日開催の理事会で引き締め姿勢を堅持すると予想され、ユーロ売りを抑制。一方、米10-12月期国内総生産(GDP)など重要経済指標は低調とみられ、根強い早期利下げ観測からドル売りに振れやすい。ただ、日銀の大規模緩和継続の決定を受け主要通貨は対円で下げづらい。もっとも、日銀の政策は想定通りで円売りは縮小しよう。【今日の欧米市場の予定】・24:00 米・1月リッチモンド連銀製造業指数(予想:-6、12月:-11)・24:00 ユーロ圏・1月消費者信頼感指数速報値(予想:-14.3、12月:-15.1)・03:00 米財務省・2年債入札・06:45 NZ・10-12月消費者物価指数(前年比予想:+4.7%、7-9月期:+5.6%) <CS> 2024/01/23 17:25 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ渋り、「出口」期待で一時147円割れ *17:11JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、「出口」期待で一時147円割れ 23日の東京市場でドル・円は下げ渋り。日銀金融政策決定会合で大規模緩和の継続が決定され、短期的な円売りで148円51銭まで上昇。その後は植田日銀総裁の発言を受け出口政策を見込んだ円買いで146円99銭まで下げたが、夕方にかけて147円台に再浮上した。・ユーロ・円は161円70銭から160円42銭まで下落。・ユーロ・ドルは1.0876ドルから1.0916ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値36,605.30円、高値36,984.51円、安値36,436.07円、終値36,517.57円(前日比29.38円安)・17時時点:ドル・円147円60-70銭、ユーロ・円161円00-10銭【金融政策】・日銀:現行の金融政策を維持(1)長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)・金融市場調節方針(全員一致)短期金利:日本銀行当座預金のうち政策金利残高に-0.1%のマイナス金利を適用。長期金利:10 年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、上限を設けず必要な金額の長期国債の買入れを行う。・長短金利操作の運用(全員一致)長期金利の上限は1.0%を目途とし、上記の金融市場調節方針と整合的なイールドカーブの形成を促すため、大規模な国債買入れを継続するとともに、各年限において機動的に買い入れ額の増額や指し値オペなどを実施する。(2)資産買入れ方針(全員一致)・ETFおよびJ-REITについて、それぞれ年間約12兆円、年間約1800億円に相当する残高増加ペースを上限に必要に応じて買入れを行う。・CPなどは約2兆円の残高を維持。社債などは感染症拡大前の同程度のペースで買入れを行い、買入れ残高を感染症拡大前の水準(約3兆円)へと徐々に戻していく。ただし、社債などの買入れ残高の調整は、社債の発行環境に十分配慮して進めることとする。【要人発言】・日銀展望レポート「物価上昇率、見通し期間終盤にかけて目標に向け徐々に高まっていく」「景気、ベントアップ需要顕在化などで緩やかな回復を続ける」「リスク要因は海外の経済・物価、資源価格、企業の賃金価格設定」「物価見通し、原油価格の下落の影響を主因に24年度下振れ」「24年度コアCPI見通し+2.4%(前回+2.8%)、25年度+1.8%(同+1.7%)」「24年度GDP見通し+1.2%(前回+1.0%)、25年度+1.0%(同+1.0%)」・植田日銀総裁「金融機能の維持と資金決済に万全期す」「物価見通し実現の確度、引き続き少しずつ高まっている」「現在の経済・金融情勢踏まえれば大きな不確実性は避けられる」「展望レポート、物価見通しに沿って経済が進行していることを確認」「輸入物価上昇の価格転嫁はピークを過ぎた」「マイナス金利解除はその後の経路も考慮して判断」「マイナス金利、ある程度の副作用は否定できない」「物価目標実現にどのぐらい近づいたか、判断は難しい」「物価2%の前に利上げした場合、デフレに戻るリスク」「マイナス金利を解除しても極めて緩和的な環境が続く」【経済指標】・特になし <TY> 2024/01/23 17:11 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は軟調、日銀総裁発言で *16:09JST 東京為替:ドル・円は軟調、日銀総裁発言で 23日午後の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、一時147円を割り込んだ。植田日銀総裁は記者会見で「物価見通しに沿って経済が進行していることを確認した」と述べ、出口政策を期待した円買いが強まった。ただ、円への買いは短期的で失速した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円99銭から148円51銭、ユーロ・円は160円42銭から161円70銭、ユーロ・ドルは1.0876ドルから1.0914ドル。 <TY> 2024/01/23 16:09 注目トピックス 市況・概況 日経VI:低下、日銀緩和維持で安心感 *16:05JST 日経VI:低下、日銀緩和維持で安心感 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は23日、前日比-0.84(低下率3.84%)の21.06と低下した。なお、高値は21.74、安値は20.54。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを引き継ぎ、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は取引開始後に堅調に推移した。午前の時間帯は高値警戒感が継続したものの、日銀金融政策決定会合への期待感から市場心理は悪化しなかった。その後、昼過ぎに日銀金融緩和の維持決定が伝えられると安心感が広がり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードはさらに後退し、日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2024/01/23 16:05 注目トピックス 市況・概況 日銀会合後は次第に目先の利益を確保する流れに【クロージング】 *15:53JST 日銀会合後は次第に目先の利益を確保する流れに【クロージング】 23日の日経平均は小反落。29.38円安の36517.57円(出来高概算16億4000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が相場のけん引役となり、主要株価指数が上昇した流れを背景に半導体関連株など値がさ株を中心に幅広い銘柄が買われた。また、正午過ぎに判明した日銀の金融政策決定会合結果は金融政策の現状維持が決まり、短期筋による仕掛け買いなどが入り、後場取引開始直後には36984.51円と37000円の大台回復目前に迫る場面もあった。ただ、日銀会合結果は大方の想定通りで次第に材料出尽くし感が台頭。利益確定売りが膨らみ、日経平均は一時36436.07円まで水準を切り下げ、マイナスに転じた。もっとも、植田和男日銀総裁の記者会見の内容を見極めたいとの思惑から売りも続かず、様子見ムードが広がっていた。東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、精密機器、医薬品、食料品など7業種が上昇。一方、電気ガス、陸運、繊維製品、海運など25業種が下落し、保険は変わらず。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、テルモ<4543>、エムスリー<2413>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、KDDI<9433>が軟調だった。前日の米国市場は、ハイテク株中心に上昇する展開となり、NYダウ、S&P500指数はいずれも史上最高値を更新した。東京市場もこの流れを受け、買い優勢の展開から始まった。また、米紙が「中国を見限る投資家、日本株に殺到」と伝えたため、海外勢の日本株選好への期待が高まっているほか、米メディアが「中国が株式市場の下支え策を検討している」と報じ、上海や香港などアジア市場は軒並み値を上げていることも支援材料となり、日経平均の上げ幅は一時400円を超えた。ただ、日銀会合の結果は、現状維持は織り込み済みで、次第に目先の利益を確保する売りが優勢となり、日経平均はマイナスに転じた。日銀会合では、大方想定通りの結果だったため、投資家の関心は植田総裁の会見内容に移っている。マイナス金利の解除に向けた地ならし的な発言が出てくれば、円高圧力が強まる可能性があり、株式市場は年初からの上昇で過熱感が高まっているだけに、目先は調整局面に入る可能性も想定される。一方、年初からの上昇で買い遅れている投資家も多く、株価水準が切り下がれば積極的に押し目を拾う向きも出てくることも考えられ、調整場面も短期で済む場合もあるだろう。 <CS> 2024/01/23 15:53 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:電力・ガス業が下落率トップ *15:37JST 東証業種別ランキング:電力・ガス業が下落率トップ 電力・ガス業が下落率トップ。そのほか陸運業、繊維業、海運業、証券業なども下落。一方、精密機器が上昇率トップ。そのほか医薬品、食料品、金属製品、空運業なども上昇。業種名/現在値/前日比(%)1. 精密機器 / 11,742.91 / 1.042. 医薬品 / 3,618.2 / 0.623. 食料品 / 2,247.93 / 0.424. 金属製品 / 1,423.23 / 0.385. 空運業 / 246.27 / 0.286. 輸送用機器 / 4,643.07 / 0.197. 銀行業 / 267.46 / 0.118. 保険業 / 1,827.51 / 0.009. 鉱業 / 590.84 / -0.0310. 水産・農林業 / 551.54 / -0.0911. 電気機器 / 4,517.1 / -0.1012. 鉄鋼 / 793.93 / -0.1113. ゴム製品 / 4,583. / -0.1314. サービス業 / 2,915.82 / -0.1315. 小売業 / 1,713.37 / -0.1416. 機械 / 2,917.65 / -0.1617. その他製品 / 4,837.43 / -0.1718. 化学工業 / 2,485.39 / -0.1819. その他金融業 / 951.98 / -0.1920. 倉庫・運輸関連業 / 2,741.52 / -0.2221. 情報・通信業 / 5,728.2 / -0.2422. 非鉄金属 / 1,168.33 / -0.2923. 石油・石炭製品 / 1,496.08 / -0.2924. 不動産業 / 1,842.62 / -0.3325. ガラス・土石製品 / 1,319.38 / -0.3426. 建設業 / 1,643.87 / -0.4527. 卸売業 / 3,514.59 / -0.6028. パルプ・紙 / 521.74 / -0.7029. 証券業 / 534.62 / -0.7230. 海運業 / 1,858.74 / -0.7631. 繊維業 / 648.88 / -1.0032. 陸運業 / 2,166.65 / -1.0233. 電力・ガス業 / 496.72 / -1.38 <CS> 2024/01/23 15:37 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は148円挟み、豪ドルは堅調 *15:12JST 東京為替:ドル・円は148円挟み、豪ドルは堅調 23日午後の東京市場でドル・円は動意が薄く、148円を挟んだ値動き。15時半からの日銀総裁会見を前に、積極的に動きづらい。一方、豪ドルはドルや円に対し堅調地合いを維持。本日の豪企業景況感指数は低調だったが、中国の株価対策が好感されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円85銭から148円51銭、ユーロ・円は161円04銭から161円70銭、ユーロ・ドルは1.0876ドルから1.0907ドル。 <TY> 2024/01/23 15:12 注目トピックス 市況・概況 日経平均大引け:前日比29.38円安の36517.57円 *15:02JST 日経平均大引け:前日比29.38円安の36517.57円 日経平均は前日比29.38円安の36517.57円(同-0.08%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比2.85pt安の2542.07pt(同-0.11%)。 <CS> 2024/01/23 15:02 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小動き、日本株は反落 *14:46JST 東京為替:ドル・円は小動き、日本株は反落 23日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、148円付近でのもみ合いが続く。日経平均株価はマイナスに転じ、日本株安を嫌気した円買いに振れやすい。一方、米10年債利回りや小安くドルは主要通貨に対し弱含む展開。ドル・円には下押し圧力が強い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円85銭から148円51銭、ユーロ・円は161円04銭から161円70銭、ユーロ・ドルは1.0876ドルから1.0903ドル。 <TY> 2024/01/23 14:46 注目トピックス 市況・概況 日経平均は62円安、日銀総裁の会見や米企業決算などに関心 *14:44JST 日経平均は62円安、日銀総裁の会見や米企業決算などに関心 日経平均は62円安(14時40分現在)。日経平均寄与度では、KDDI<9433>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>などがマイナス寄与上位となっており、一方、ファーストリテ<9983>、京セラ<6971>、エムスリー<2413>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、電気・ガス業、陸運業、繊維製品、パルプ・紙、海運業が値下がり率、精密機器、医薬品、金属製品、食料品、空運業が値上がりしている。日経平均はやや軟調に推移している。今日はこの後、日銀の植田総裁の記者会見が予定されている。米国では、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、ネットフリックス、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、スリーエム(3M)、ベライゾン・コミュニケーションズなどが23年10-12月期決算を発表する。 <SK> 2024/01/23 14:44 注目トピックス 市況・概況 日経平均VIは低下、日銀緩和維持で安心感 *14:14JST 日経平均VIは低下、日銀緩和維持で安心感 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比-1.33(低下率6.07%)の20.57と低下している。なお、今日ここまでの高値は21.74、安値は20.54。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを引き継ぎ、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。午前の時間帯は高値警戒感が継続したものの、日銀金融政策決定会合への期待感から市場心理は悪化しなかった。その後、昼過ぎに日銀金融緩和の維持決定が伝えられると安心感が広がり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードはさらに後退し、日経VIは昨日の水準を下回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 <SK> 2024/01/23 14:14 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は戻りが鈍い、日本株の失速で *14:08JST 東京為替:ドル・円は戻りが鈍い、日本株の失速で 23日午後の東京市場でドル・円は戻りが鈍く、148円を維持できず。日経平均株価は上げ幅を縮小しており、日本株高を好感した円売りは抑制された。上海総合指数の軟調地合いも警戒される。また、ややドル売りに振れ、主要通貨は対ドルで小高い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円85銭から148円51銭、ユーロ・円は161円04銭から161円70銭、ユーロ・ドルは1.0876ドルから1.099ドル。 <TY> 2024/01/23 14:08 注目トピックス 市況・概況 日経平均は118円高、日銀会合通過で目先材料出尽くし感も *13:55JST 日経平均は118円高、日銀会合通過で目先材料出尽くし感も 日経平均は118円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、京セラ<6971>、レーザーテック<6920>などがプラス寄与上位となっており、一方、KDDI<9433>、東エレク<8035>、信越化<4063>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、精密機器、医薬品、空運業、金属製品、食料品が値上がり率上位、電気・ガス業、陸運業、海運業、繊維製品、パルプ・紙が値下がり率上位となっている。日経平均は後場は上げ幅を縮めた水準で推移している。日銀緩和維持が安心感となる一方、日銀会合通過で目先的な材料出尽くし感が台頭しているとの見方がある。 <SK> 2024/01/23 13:55 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ渋り、日銀総裁会見を注視 *13:44JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、日銀総裁会見を注視 23日午後の東京市場でドル・円は反落で一時147円85銭まで下げたが、その後は148円台に持ち直した。15時半からの植田日銀総裁の記者会見が注目され、内容によっては円売り再開の可能性もある。日経平均株価も堅調地合いで、円売り地合いは継続。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円85銭から148円51銭、ユーロ・円は161円04銭から161円70銭、ユーロ・ドルは1.0876ドルから1.096ドル。 <TY> 2024/01/23 13:44 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:伸び悩みか、過熱感で調整売りに警戒 *13:39JST 米国株見通し:伸び悩みか、過熱感で調整売りに警戒 (13時30分現在)S&P500先物      4,882.50(+1.50)ナスダック100先物  17,477.00(+18.50)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は10ドル安。長期金利は下げ渋り、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ22日の主要3指数は3日続伸。序盤の買い一巡後はやや伸び悩んだものの、S&Pは過去最高値を更新したほか、ダウは138ドル高の38001ドルと上値を伸ばし続けている。今後の金融政策に対する見方は分かれるものの、長期金利の低下を背景にアップルやIBMなど有力ハイテク銘柄が強含み相場を押し上げた。ナスダックも過去最高値を目指す展開に。市場の期待を上回る業績を示したトラベラーズも買われ、指数に寄与した。本日は伸び悩みか。足元で発表された低調な経済指標で連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ期待は根強く、売りづらい地合いとなりそうだ。ただ、25日の10-12月期国内総生産(GDP)を見極めようと、買いは小幅にとどまる見通し。一方、今週はネットフリックスやテスラなどハイテク関連の決算発表が予定され、金利安なら同セクターの主要銘柄への買いは続く。半面、過熱感による利益確定や調整の売りが指数の重石になる。 <TY> 2024/01/23 13:39 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は反落、新味乏しい日銀政策決定で *13:10JST 東京為替:ドル・円は反落、新味乏しい日銀政策決定で 23日午後の東京市場でドル・円は一時148円51銭まで強含んだが、その後は下げに転じ朝方の安値を下回る147円85銭まで下落。日銀金融政策決定会合では想定通り大規模緩和の継続が決定され、新味の乏しい内容にドル買い・円売りは巻き戻された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円85銭から148円51銭、ユーロ・円は161円04銭から161円70銭、ユーロ・ドルは1.0876ドルから1.094ドル。 <TY> 2024/01/23 13:10 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~大型株主導で36900円台まで上昇 *12:33JST 後場に注目すべき3つのポイント~大型株主導で36900円台まで上昇 23日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は大幅高で3日続伸、大型株主導で36900円台まで上昇・ドル・円は底堅い、日銀緩和継続に期待・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はアドバンテスト<6857>■日経平均は大幅高で3日続伸、大型株主導で36900円台まで上昇日経平均は大幅高で3日続伸。前日比373.32円高(+1.02%)の36920.27円(出来高概算7億7000万株)で前場の取引を終えている。22日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は138.01ドル高(+0.36%)の38001.81ドル、ナスダックは49.32ポイント高(+0.32%)の15360.29、S&P500は、10.62ポイント高(+0.22%)の4850.43で取引を終了した。寄り付きは上昇。先週の流れを継いで業績期待からハイテク株が買われた。長期金利の上昇が一服したことも追い風に主要株式指数は終日プラス圏で推移。ダウは初の38000ドル台を付け、連日で過去最高値を更新した。良好な外部環境を背景に、東京市場は買い優勢で取引を開始した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら3日続伸したこともあり、引き続きレーザーテック<6920>、スクリーンHD<7735>など半導体株が上昇。また、為替が1ドル148円台を維持していることから輸出関連銘柄も買われるなど大型株主導の地合いが継続。前場の日経平均は高値引けとなった。日経平均採用銘柄では、富士電機<6504>、ニデック<6594>、富士通<6702>、オムロン<6645>、村田製作所<6981>、京セラ<6971>など電気機器セクターの上げが目立ったほか、エムスリー<2413>も買われた。日経平均採用以外の銘柄では、さくらインターネット<3778>が上げ幅を拡大し大商いとなっている。一方、川崎汽船<9107>がさえないほか、三井金<5706>、王子ホールディングス<3861>、SUMCO<3436>、日本電気硝子<5214>も下落した。セクターでは、精密機器、輸送用機器、医薬品、電気機器、機械などが上昇している一方、電気・ガス業、陸運業、パルプ・紙、海運業、繊維製品などが下落した。そろそろ日本銀行の金融政策決定会合の結果が伝わる時間帯に差し掛かっているが、金利メリット銘柄の銀行株がさほど動いていないことから、市場は「金融政策の現状維持」を見越していると考える。本日15時30分からスタートする植田和男日銀総裁の記者会見を見極めたいとするムードも強く、後場の東京市場は積極的な売買は手控えられよう。中国株の動向も懸念されることから、日経平均は上げ幅をじりじりと縮小する展開を想定する。■ドル・円は底堅い、日銀緩和継続に期待23日午前の東京市場でドル・円は底堅い値動きとなり、おおむね148円を維持した。日銀金融政策決定会合での政策発表をにらみ、大規模緩和の継続を見込んだ円売りに振れやすい。ただ、上海総合指数の軟調地合いが続き、円売りはやや抑制されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円97銭から148円27銭、ユーロ・円は161円04銭から161円45銭、ユーロ・ドルは1.0876ドルから1.093ドル。■後場のチェック銘柄・北海電気工事<1832>、ブラス<2424>など、6銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はアドバンテスト<6857>■経済指標・要人発言【経済指標】・米・12月景気先行指数:前月比-0.1%(予想:-0.3%、11月:-0.5%)【要人発言】・関係筋「イスラエル、人質のためガザで2カ月間戦闘停止を提案」<国内>・日銀金融政策決定会合(最終日)・15:30 植田日銀総裁会見<海外>・16:00 英・12月公的部門純借入額(銀行部門除く)(予想:+141億ポンド) <CS> 2024/01/23 12:33 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は底堅い、日銀緩和継続に期待 *12:13JST 東京為替:ドル・円は底堅い、日銀緩和継続に期待 23日午前の東京市場でドル・円は底堅い値動きとなり、おおむね148円を維持した。日銀金融政策決定会合での政策発表をにらみ、大規模緩和の継続を見込んだ円売りに振れやすい。ただ、上海総合指数の軟調地合いが続き、円売りはやや抑制されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円97銭から148円27銭、ユーロ・円は161円04銭から161円45銭、ユーロ・ドルは1.0876ドルから1.093ドル。 <TY> 2024/01/23 12:13 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は148円10銭台で推移、底堅い動きを保つ *11:49JST 東京為替:ドル・円は148円10銭台で推移、底堅い動きを保つ 23日午前の東京市場でドル・円は148円10銭台で推移。147円93銭から148円27銭まで強含み。147円台後半には顧客筋などのドル買い注文が残されており、金融政策決定会合の結果判明までは147円台後半で下げ渋る状態が続くとみられる。ここまでの取引レンジは147円83銭-148円22銭、ユーロ・ドルは上げ渋り。1.0876ドル-1.0894ドル、ユーロ・円は強含み。161円00銭から161円45銭まで買われている。 <MK> 2024/01/23 11:49 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):ブラス、T&KTOKA、ジャパニアスなど *11:47JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ブラス、T&KTOKA、ジャパニアスなど 霞ヶ関キャピタル<3498>:10910円(+430円)大幅反発。前日に明らかになった変更報告書によると、レオスキャピタルの保有比率がこれまでの5.76%から8.19%にまで上昇していることが明らかになっている。保有目的は「投資一任契約」及び「投資信託委託契約」に基づく純投資としている。中小型株投資で実績が高いファンドと捉えられており、先高期待が一段と高まる状況になっているもようだ。なお、本日は中小型グロース株が強い動きとなっていることも支援に。ブラス<2424>:735円(+40円)大幅続伸で一時はストップ高まで。株主優待制度の変更を発表している。これまで200株以上500株未満の株主には、クオカード1000円分を贈呈していたが、中間期末より、クオカード500円分と自社ギフト1000円分を贈呈、実質拡充となる形に。また、連結子会社ビーファミリーを設立し、結婚相談所事業に参入するとも発表している。IBJの加盟店として3月からのサービス開始を予定しているようだ。SANEI<6230>:4270円 カ -ストップ高買い気配。前日に24年3月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の13.5億円から18億円、前期比98.7%増に引き上げ。高機能・高付加価値製品の売上が増加したほか、生産の効率化への取り組みなども奏効して、利益率が想定以上に高まっているもよう。上半期が上振れ決算となったことで、上方修正期待はあったとみられるが、上方修正に伴う業績変化率の大きさがインパクトにつながる形へ。阿波製紙<3896>:503円 ウ -ストップ安売り気配。前日に業績予想の下方修正を発表している。24年3月期通期営業利益は従来予想の4.8億円から2.5億円、前期比33.5%減と、一転2ケタ減益見通しに引き下げ。主に水処理関連資材において、中国経済の低迷とそれに伴う年度末に向けた在庫調整により、売上高が想定を大きく下回る見通しとなったようだ。上半期業績から下振れ懸念はあったとみられるが、修正幅の大きさがネガティブインパクトに。T&KTOKA<4636>:1407円(-69円)大幅続落。ベインキャピタル系ファンドが1月23日よりTOBを開始すると発表、TOB価格は1410円で、買い付け期間は3月6日まで。同社では賛同の意見を表明している。昨年8月に1株1400円でTOB方針は示されていたが、買収条件も満たされたことで、正式発表の形となっている。TOB価格がPBR1倍水準を大きく下回っていたことで、TOB価格の引き上げ期待が高まっていた中、引き上げ幅は小幅にとどまる格好となっている。エクサウィザーズ<4259>:453円(+10円) 451 +8大幅に5日続伸。一部メディアが「AIを使った診断を支援するプログラム医療機器(SaMD)の開発に特化した子会社を4月に設立する」と報じ、買い材料視されている。報道によると、「新会社では医療機器製造販売業の許可を取得し、認知症診断支援AIなど開発中の製品の実用化につなげる」という。エクサウィザーズは「当社が発表したものではない」とした上で「本日開催の取締役会において本件を付議する予定」としている。GENDA<9166>:3135円(+240円)大幅に続伸。カラオケ施設を運営するシン・コーポレーション(東京都新宿区)の発行済株式のうち自社株を除く78.59%を取得し、連結子会社化すると発表している。取得価額は非開示だが、直前事業年度の末日の連結純資産額(23年1月期の連結純資産額は112.40億円)の15%を上回る金額という。子会社化で両社のエンターテイメント施設への顧客数増加などの相乗効果実現を図る。ジャパニアス<9558>:3985円(+600円)昨年来高値。26年11月期の売上高目標200.00億円、経常利益目標を20.00億円とする中期経営計画を発表している。23年11月期の実績は売上高が98.85億円、経常利益が8.73億円。長期ビジョンを「先端エンジニアリング事業におけるデジタル人材の雇用と創出」に改め、オンサイト型開発支援のチーム体制の強化、新たな職種・分野の着手による新規市場への進出、全国エリア展開の加速などを目指す。 <ST> 2024/01/23 11:47 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は147円台後半で下げ渋る状態が続く *11:08JST 東京為替:ドル・円は147円台後半で下げ渋る状態が続く 23日午前の東京市場でドル・円は148円10銭台で推移。147円93銭から148円22銭まで強含み。147円台後半には顧客筋などのドル買い注文が残されており、金融政策決定会合の結果判明までは147円台後半で下げ渋る状態が続くとみられる。ここまでの取引レンジは147円83銭-148円30銭、ユーロ・ドルは上げ渋り。1.0876ドル-1.0886ドル、ユーロ・円は強含み。161円00銭から161円24銭まで弱含み。 <MK> 2024/01/23 11:08 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:LIXILや三ツ星ベルトなどに注目 *09:14JST 個別銘柄戦略:LIXILや三ツ星ベルトなどに注目 昨日22日の米株式市場でNYダウは138.01ドル高の38001.81、ナスダック総合指数は49.32pt高の15360.29、シカゴ日経225先物は大阪日中比40円高の36650円。為替は1ドル=147.90-148.00円。今日の東京市場では、損失計上の発表と第3四半期累計の営業利益が6.8%増と上期の33.9%減から増益となる見込みと発表したLIXIL<5938>、発行済株式数の4.60%の自社株消却を発表した三ツ星ベルト<5192>、金属錯体導電性インクの米社と業務提携すると発表したサカタインクス<4633>、東証スタンダードでは、24年3月期利益予想を上方修正したSANEI<6230>、印刷会社など2社との資本業務提携を発表した三光産業<7922>、結婚相談所事業に参入すると発表したブラス<2424>、太陽光パネルの主要部品・ウエハ製造の新工場建設を発表したエーバランス<3856>、東証グロースでは、23年12月期業績見込みを上方修正したウェルスナビ<7342>、中期経営計画を発表し26年11月期の経常利益20億円目標(23年11月期は8.73億円)としたジャパニアス<9558>、カラオケ施設運営企業の連結子会社化とM&A進捗を発表したGENDA<9166>、技能伝承AIソリューション「匠KIBIT」が森永製菓に導入されたと発表したFRONTEO<2158>などが物色されそうだ。一方、東証スタンダードで、第3四半期営業利益が29.1%減となったスーパーツール<5990>、24年3月期業績予想を下方修正した阿波製紙<3896>などは軟調な展開が想定される。 <CS> 2024/01/23 09:14 注目トピックス 市況・概況 日経平均は282円高、寄り後は上げ幅拡大 *09:11JST 日経平均は282円高、寄り後は上げ幅拡大 日経平均は282円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇ことが東京市場の株価の支えとなった。また、ここから発表が本格化する内外主要企業の23年10-12月期決算への期待感も株価下支え要因となった。一方、日経平均は昨日までの2日間で1000円を超す上げとなったことから、短期的な高値警戒感が意識された。また、今日は日銀金融政策決定会合の結果が発表され、また、植田日銀総裁の記者会見が予定されていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は上げ幅を拡大している。 <SK> 2024/01/23 09:11 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~日銀会合の結果判明後は動意が強まる展開~ *08:50JST 前場に注目すべき3つのポイント~日銀会合の結果判明後は動意が強まる展開~ 23日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■日銀会合の結果判明後は動意が強まる展開■LIXIL、24/3期第3四半期連結業績予想を発表■前場の注目材料:日本製紙、肥料原料にバイオマス灰活用、輸入品を代替■日銀会合の結果判明後は動意が強まる展開23日の日本株市場は、ハイテク主導での底堅い相場展開が意識されそうだ。22日の米国市場は、NYダウが138ドル高、ナスダックは49ポイント高だった。先週の流れを引き継ぐ格好からハイテク株が買われた。米長期金利の上昇が一服したことも追い風に、主要な株価指数は終日プラス圏での推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円高の36650円、円相場は1ドル148円00銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時36730円まで買われており、日経平均は連日でバブル後の高値を更新することが見込まれる。米国ではエヌビディアが連日で最高値を更新するなか、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均をけん引する可能性が高そうだ。ただし、日銀の金融政策決定会合の結果待ちから手掛けづらさはあり、結果判明まではこう着感の強い相場展開が見込まれる。また、米国ではハイテク企業に対する好業績への期待が高まっているものの、本格化する国内の決算内容を見極めたいとする模様眺めムードも次第に強まってくる可能性はありそうだ。そのため、積極的な上値追いの流れも落ち着きをみせてくることになりそうだ。とはいえ、インデックスに絡んだ資金が中心であるため、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する流れは継続しそうだ。足もとで中国市場の弱い値動きが続くなか、中国マネーは日本株へシフトする格好であり、下値の堅さは意識されやすいだろう。日銀会合の結果判明後は動意が強まる展開も意識されやすく、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。なお、日経平均は昨日の上昇でボリンジャーバンドの+2σを突破しており、過熱感が警戒されるものの、バンドの切り上がりに沿った形状であるため、売り仕掛け的なトレードは避けたい。■LIXIL、24/3期第3四半期連結業績予想を発表LIXIL<5938>は2024年3月期第3四半期の業績予想を発表。特別損失計上に伴い、営業利益が前年同期比7%増の259億円になりそうだと発表した。売上高にあたる売上収益は微減の1兆1230億円となる見込み。2024年3月期については、修正が必要になった場合に公表する。なお、第3四半期決算は1月31日に公表を予定している。■前場の注目材料・日経平均は上昇(36546.95、+583.68)・NYダウは上昇(38001.81、+138.01)・ナスダック総合指数は上昇(15360.29、+49.32)・シカゴ日経先物は上昇(36650、大阪比+40)・SOX指数は上昇(4386.60、+10.95)・VIX指数は低下(13.19、-0.11)・米原油先物は上昇(74.56、+1.31)・米長期金利は低下・米国のインフレ沈静化観測・日本製紙<3863>肥料原料にバイオマス灰活用、輸入品を代替・帝人<3401>「アラミド」長繊維に再生、来年めど技術確立・大日本印刷<7912>コーデンシとディスプレー不要の「空間入力」システム開発・ソニーG<6758>インド放送大手と合併交渉終了・東洋紡<3101>4月上旬に庄川工場の生産再開・住友商事<8053>CO2排出権を日本で販売へ、ノルウェー社に出資・富士通<6702>東京海上と、供給網リスク可視化、途絶回避支援クラウド・三菱電機<6503>AI新興に出資、製造業現場の外観検査強化・神奈川中央交通<9081>平塚市・三菱商事などと、自動運転バス実証、いすゞも参画・いすゞ自<7202>運転席後方の空間拡大、「エルフ」に追加・NTN<6472>軸受診断を高精度化、アプリ改良し本格販売・日立建機<6305>ペルーに工場、大型ミルライナー生産・グローリー<6457>屋外設置対応の無人鍵貸出機発売・日機装<6376>米ジョビー向けeVTOL部品を初出荷・・横河電機<6841>デジタルツイン提供、韓TIMと販売契約・加賀電子<8154>グループの加賀FEI、タイで小型無線モジュール量産、BCPを強化・グリッド<5582>陸・海・鉄道輸送を一元管理、物流効率化システムの開発に着手・三菱電機<6503>停泊中の船舶へ陸から給電、周波数変換装置付きシステム受注・KDDI<9433>MWCに初出展、車向け通信基盤など紹介・TIS<3626>レスコを連結子会社化、ヘルスケア基盤の拡大目指す・大林組<1802>高圧容器で水素搬送、福島・浪江町に供給網・岩谷産業<8088>相馬ガスHDなどと、水素混合LPG供給、まず10%を南相馬で実証・東急不動産HD<3289>大阪に物流拠点、16万平方m超、80%が成約☆前場のイベントスケジュール<国内>・日銀金融政策決定会合(最終日)<海外>・特になし <ST> 2024/01/23 08:50 注目トピックス 市況・概況 22日の米国市場ダイジェスト:NYダウは138ドル高、ダウは初の3万8000ドル台 *08:22JST 22日の米国市場ダイジェスト:NYダウは138ドル高、ダウは初の3万8000ドル台 ■NY株式:NYダウは138ドル高、ダウは初の3万8000ドル台米国株式市場は続伸。ダウ平均は138.01ドル高の38,001.81ドル、ナスダックは49.32ポイント高の15,360.29で取引を終了した。寄り付きは上昇。先週の流れを継いで業績期待からハイテク株が買われた。長期金利の上昇が一服したことも追い風に主要株式指数は終日プラス圏で推移。ダウは初の3万8000ドル台を付け、連日で過去最高値を更新した。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や運輸などが上昇した一方、自動車・自動車部品、食品・飲料・タバコの下げが目立った。格安航空会社のスピリット(SAVE)は同業ジェットブルー・エアウェイズ(JBLU)による買収計画を阻止した連邦裁判所の判決を不服として控訴すると発表し、大幅高。百貨店のメーシーズ(M)は投資会社アークハウスと資産運用会社ブリゲード・キャピタルからの買収提案について拒否する姿勢を示し上昇した。バイオ医薬品メーカー、ギリアド・サイエンシズ(GILD)は一部の乳がんとぼうこうがんの治療薬として承認されている「トロデルヴィ」の進行性肺がんへの適応臨床試験で有意な改善が認められなかったと発表し急落。穀物メジャー、米アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)は業績見通しの下方修正などが失望され大幅安。半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は投資判断の引き下げを受けて下落した。取引終了後に航空会社のユナイテッド(UAL)はボーイング737MAX9の運航停止により第1四半期が赤字になるとの見通しを発表したが、四半期決算では売上高と調整後の1株利益が予想を上回り買われている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米金利低下や日銀会合控えた持ち高調整などでドル売り先行22日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円62銭へ下落後、148円14銭まで上昇し、148円09銭で引けた。米10年債利回りが一時4.07%台まで低下したことや、あすの日銀の金融政策決定会合の結果発表・植田総裁の会見への警戒感から、ドル売り・円買いが先行したとみられる。その後、米・12月景気先行指数の予想以上のマイナス縮小もあって金利が反発し、ドル買いが優勢になった。ユーロ・ドルは1.0880ドルから1.0900ドルでもみ合い、1.0883ドルで引けた。ユーロ・円は160円76銭へ下落後、161円35銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.2732ドルから1.2698ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.8671フランへ下落後、0.8701フランまで上昇した。■NY原油:上昇で74.76ドル、一時75.46ドルまで買われるNY原油先物3月限は上昇(NYMEX原油3月限終値:74.76 ↑1.51)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比+1.51ドルの74.76ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは72.56ドル-75.46ドル。ロンドン市場で72.56ドルまで売られたが、供給不安を懸念した買いが強まり、米国市場の後半にかけて75.46ドルまで一段高となった。通常取引終了後の時間外取引では主に74ドル台で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  32.55ドル   +0.33ドル(+1.02%)モルガン・スタンレー(MS) 85.73ドル   +0.39ドル(+0.45%)ゴールドマン・サックス(GS)385.96ドル  +3.76ドル(+0.98%)インテル(INTC)        48.22ドル   +0.07ドル(+0.14%)アップル(AAPL)        193.89ドル  +2.33ドル(+1.21%)アルファベット(GOOG)    147.71ドル  -0.26ドル(-0.17%)メタ(META)           381.78ドル  -1.67ドル(-0.43%)キャタピラー(CAT)      288.67ドル  +3.39ドル(+1.18%)アルコア(AA)         27.62ドル   +0.26ドル(+0.95%)ウォルマート(WMT)      162.39ドル  +0.01ドル(+0.00%) <ST> 2024/01/23 08:22

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