注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は伸び悩み、方向感は乏しい *13:16JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、方向感は乏しい 29日午後の東京市場でドル・円は伸び悩み、148円付近に失速した。米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に米10年債利回りは上げ渋り、積極的なドル買いは入りづらい。一方、日経平均株価や上海総合指数などアジア株はプラスで推移し、円買いは後退。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円02銭から148円33銭、ユーロ・円は160円54銭から160円83銭、ユーロ・ドルは1.0839ドルから1.0848ドル。 <TY> 2024/01/29 13:16 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~円安推移で自動車関連が上げ幅を拡大 *12:26JST 後場に注目すべき3つのポイント~円安推移で自動車関連が上げ幅を拡大 29日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は反発、円安推移で自動車関連が上げ幅を拡大・ドル・円は伸び悩み、日本株にらみ・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は日東電工<6988>■日経平均は反発、円安推移で自動車関連が上げ幅を拡大日経平均は反発。先週末比328.07円高(+0.92%)の36079.14円(出来高概算6億7000万株)で前場の取引を終えている。26日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は60.30ドル高(+0.16%)の38109.43ドル、ナスダックは55.13ポイント安(-0.36%)の15455.36、S&P500は3.19ポイント安(-0.07%)の4890.97ポイントで取引を終了した。寄り付きは下落。23年12月PCEコア指数がインフレの鈍化を示し、投資家心理を支えた一方、利益確定の売りや長期金利の上昇などが重石となった。前日引け後に発表した決算が失望されたインテルが大幅安となり、半導体株を中心にハイテク株の一部が連れ安。ナスダック指数は7日ぶりに下落した。米国株が高安まちまちだったことから、日経平均は先週末終値水準で取引を開始。為替が1ドル148円台と、先週末の大引け時点よりもやや円安ドル高に推移していることから、自動車など輸出関連銘柄がじりじりと上げ幅を拡大し、日経平均は36000円台を回復した。前場の売買代金は2兆円に届かなかったが、プライム市場の8割超が上昇する全面高の地合いとなった。日経平均採用銘柄では、取得上限300万株の自己株取得枠を設定した日東電工<6988>が大幅高となったほか、ホンダ<7267>、トヨタ自<7203>、日産自<7201>も買われた。また、24年3月期業績予想を上方修正したファナック<6954>も上昇。そのほか、原油価格上昇を受けて、INPEX<1605>、出光興産<5019>、ENEOSホールディングス<5020>も買われた。一方、第3四半期調整後営業利益が40.8%増と上期の58.2%増から増益率が鈍化した日立建機<6305>が売り優勢となったほか、第3四半期累計の営業利益が30.8%減となった信越化<4063>もさえない。日経平均採用以外では、第3四半期営業利益が57.7%増と上期の9.2倍から増益率が鈍化したJCRファーマ<4552>が大幅安となった。全セクターが上昇するなか、鉱業、石油・石炭製品、輸送用機器、証券・商品先物、その他製品の上昇が目立った。後場の注目は高安まちまちの中国株の動向となろう。28日、中国証券監督管理委員会は、未保有の株式を借りて売却することで利益を得る「空売り」を制限するため、譲渡制限株式の貸し出しを29日から全面禁止した。中国当局は、株価テコ入れ策を立て続けに打ち出しているが、ランチタイムの上海総合指数は先週末比マイナス圏で推移している。為替の円安推移に、中国株の上昇が加われば、日経平均およびTOPIXは後場一段高という展開も期待できよう。■ドル・円は伸び悩み、日本株にらみ29日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み、148円02銭から一時148円33銭まで値を上げたが、安値付近に値を下げた。日経平均株価の上げ幅拡大を好感した円売りは一服し、仲値にかけてややドル売りに押された。米10年債利回りは方向感が乏しい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円02銭から148円33銭、ユーロ・円は160円54銭から160円83銭、ユーロ・ドルは1.0839ドルから1.0848ドル。■後場のチェック銘柄・ブレインズテクノロジー<4075>、環境管理センター<4657>など、6銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は日東電工<6988>■経済指標・要人発言【経済指標】・米・12月コアPCE価格指数:前年比+2.9%(予想:+3.0%、11月:+3.2%)・米・12月個人所得:前月比+0.3%(予想:+0.3%、11月:+0.4%)・米・12月個人消費支出(PCE):前月比+0.7%(予想:+0.5%、11月:+0.4%←+0.2%)・米・12月中古住宅販売成約指数:前月比+8.3%(予想:+2.0%、11月:-0.3%←0.0%)【要人発言】・OPECプラス代表(複数)「来週の合同閣僚監視委員会(JMMC)で原油生産に関する政策変更の予定はない」<国内>特になし<海外>特になし <CS> 2024/01/29 12:26 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は伸び悩み、日本株にらみ *12:14JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、日本株にらみ 29日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み、148円02銭から一時148円33銭まで値を上げたが、安値付近に値を下げた。日経平均株価の上げ幅拡大を好感した円売りは一服し、仲値にかけてややドル売りに押された。米10年債利回りは方向感が乏しい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円02銭から148円33銭、ユーロ・円は160円54銭から160円83銭、ユーロ・ドルは1.0839ドルから1.0848ドル。 <TY> 2024/01/29 12:14 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):カゴメ、日東電、QPS研究所など *11:45JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):カゴメ、日東電、QPS研究所など カゴメ<2811>:3529円(+386円)大幅反発。持分法適用関連会社である米Ingomar Packingの株式50%を追加取得し、連結子会社すると発表している。Ingomar社は年間約155万トンのトマトを加工し、その量は米国で第2位、世界全体でも第4位の規模を誇るもよう。24年12月期以降、連結業績の水準が引き上がるとの見方が優勢。一段の関係強化に伴う米国事業のさらなる成長なども想定される状況になっているようだ。日立建機<6305>:4011円(-86円)反落。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は389億円で前年同期比13.8%増となり、上半期の同55.5%増からは増益率鈍化も、大きなサプライズはないもよう。一方、通期計画は従来の1560億円から1570億円に上方修正、市場コンセンサスは1700億円程度であり、修正幅が限定的にとどまったことはネガティブに捉えられている。子会社において事業売却に伴う一過性の構造改革費用を約140 億円追加計上するようだ。日東電<6988>:11850円(+595円)大幅反発。先週末に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は479億円で前年同期比5.3%増となり、上半期の同30.1%減から増益に転じている。市場予想も30億円程度上振れたとみられる。中華スマホ向け情報テープなどが想定以上であった。通期計画の1400億円、前期比4.9%減は据え置いているが、上振れ確度は高まる方向となっている。また、発行済み株式数の2.1%、300億円を上限とする自己株式の取得実施発表もポジティブ視。信越化<4063>:5723円(-17円)続落。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は1776億円で前年同期比34.7%減となり、1950億円程度の市場コンセンサスを下振れ。在庫評価減が発生したことが下振れ要因で、それを除けば大きなサプライズはないとみられる。ただ、通期予想は7000億円で前期比29.9%減を据え置き。コンセンサスは7700億円程度であり、保守的とはみられるものの、上方修正がなされなかったことは売り要因となっているもよう。ファナック<6954>:4415円(+115円)大幅反発。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は409億円で前年同期比22.1%減となり、通期予想は従来の1219億円から1322億円、前期比30.9%減に上方修正している。安川電機の決算などからも期待感は高まっていなかったため、買い安心感が先行する展開となっている。なお、10-12月期受注高は1655億円で前四半期比2%減、中国はじめ低調推移継続だが、ボトムは意識される形にも。データセク<3905>:571円(+2円)3日続伸。第三者割当で新株223万株と行使価額固定型の新株予約権1万4880個(潜在株式数148万8000株)を発行すると発表している。調達資金の計約14.8億円は、M&A及び資本・業務提携に関わる資金・費用に充当する。発行済株式総数(1495万7851株)に対する新株数と潜在株式数を合算した総株式数の割合が24.86%に達することから、株式価値の希薄化懸念で売り先行も切り返す展開に。NexTone<7094>:1433円(+41円)大幅に6日続伸。デジタルコンテンツディストリビューションサービスでNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン(東京都港区)とコンテンツ・ライセンス契約を締結したと発表している。同社は世界的なエンターテイメント企業のNBCユニバーサルグループでアニメ音楽事業を手掛けており、保有するコンテンツ数は約9200曲に及ぶという。契約締結で楽曲コンテンツの拡大が図れるとの見方から、買い優勢となっているようだ。QPS研究所<5595>:1470円(+251円)大幅に続伸。24年5月期第2四半期決算説明会の動画・書き起こしを公開し、市來敏光副社長COOが黒字化のタイミングについて「稼働機数が8機くらいになってくると明らかに利益が出る。24年度に商用機が少なくとも8機に達していれば、恐らくそこに至るまでのどこかで黒字化する」と述べ、買い手掛かりとなっている。また、「今期の第2四半期も黒字化しており、黒字化はそれほど遠い先の話ではない」との考えを示したことも好感されているようだ。 <ST> 2024/01/29 11:45 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は148円台前半で推移し、やや上げ渋る *11:08JST 東京為替:ドル・円は148円台前半で推移し、やや上げ渋る 29日午前の東京市場でドル・円は148円10銭台で推移。148円03銭から148円34銭まで反発。148円以下には顧客筋などのドル買い注文が残されてる。ドルは147円近辺で下げ渋る状態が続くとみられる。ここまでの取引レンジは148円03銭-148円26銭、ユーロ・ドルはもみ合い。1.0841ドル-1.0849ドル、ユーロ・円は下げ渋り。160円54銭から160円84銭で推移。 <MK> 2024/01/29 11:08 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は148円10銭近辺で推移 *11:03JST 東京為替:ドル・円は148円10銭近辺で推移 29日午前の東京市場でドル・円は148円10銭台で推移。148円03銭から148円34銭まで反発。148円以下には顧客筋などのドル買い注文が残されてる。ドルは147円近辺で下げ渋る状態が続くとみられる。ここまでの取引レンジは148円03銭-148円26銭、ユーロ・ドルはもみ合い。1.0841ドル-1.0849ドル、ユーロ・円は下げ渋り。160円54銭から160円84銭で推移。 <MK> 2024/01/29 11:03 注目トピックス 市況・概況 日経平均は86円高、寄り後はもみ合い *09:06JST 日経平均は86円高、寄り後はもみ合い 日経平均は86円高(9時5分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。先週末の米株式市場でダウ平均が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=148円20銭台と、先週末26日15時頃と比べ40銭ほど円安・ドル高水準と、円安傾向が継続していることが東京市場で安心感となった。さらに、日経平均が先週末26日に500円近く下落したことから、押し目待ちの買いも入りやすかった。一方、先週末の米株式市場で、ナスダック総合指数などダウ平均以外の主要指数が下落したことが東京市場で株価の重しとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3%近い下落となったことが、東京市場で半導体関連株などの買い手控え要因となった。また、今週は内外主要企業の23年10-12月期決算発表が本格化するほか、31日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。 <SK> 2024/01/29 09:06 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:アルゴグラフやファナックなどに注目 *09:02JST 個別銘柄戦略:アルゴグラフやファナックなどに注目 先週末26日の米株式市場でNYダウは60.30ドル高の38109.43、ナスダック総合指数は55.13pt安の15455.36、シカゴ日経225先物は大阪日中比235円高の35915円。為替は1ドル=148.00-10円。今日の東京市場では、第3四半期までで通期予想の営業利益を超過したKOA<6999>、24年3月期業績と配当予想を上方修正したアルゴグラフ<7595>、24年3月期業績予想を上方修正したファナック<6954>、タカラトミー<7867>、24年3月時利益予想を上方修正したアジアパイル<5288>、東証スタンダードでは、第3四半期までで通期予想の営業利益を超過したエムケー精工<5906>、23年12月期利益と配当見込みを上方修正したUFHD<4235>、配当方針の変更と24年3月期配当予想の上方修正を発表したマミヤオーピー<7991>、発行済株式数の7.0%上限の自社株買いを発表したナフコ<2790>などが物色されそうだ。一方、上期業績見込みを下方修正したジェイテックコーポレーション<3446>、第3四半期累計の営業利益が30.8%減となった信越化<4063>、第3四半期3ヵ月間の営業損益は0.41億円の赤字となったブルソース<2804>、第3四半期営業利益が57.7%増と上期の9.2倍から増益率が鈍化したJCRファーマ<4552>、第3四半期調整後営業利益が40.8%増と上期の58.2%3増から増益率が鈍化した日立建機<6305>、東証スタンダードでは、第3四半期累計の営業利益が93.1%減となったNTTDIM<3850>などは軟調な展開が想定される。 <CS> 2024/01/29 09:02 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~主要企業の決算発表が本格化するなか神経質な相場展開~ *08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~主要企業の決算発表が本格化するなか神経質な相場展開~ 29日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■主要企業の決算発表が本格化するなか神経質な相場展開■信越化、3Q営業利益 30.8%減 5595億円■前場の注目材料:アイダ、高速精密プレス向けシステム今春投入、稼働情報を管理・分析■主要企業の決算発表が本格化するなか神経質な相場展開29日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりやすい相場展開が意識されそうだ。26日の米国市場は、NYダウが60ドル高、ナスダックは55ポイント安だった。朝方発表された23年12月の個人消費支出(PCE)コア指数は、前年比で2.9%の上昇で市場予想(3.0%上昇)を下回り、伸びは21年3月以降で最小となった。消費が好調な中でもインフレの鈍化が確認された。前日引け後に発表した決算が失望されたインテルが大幅安となり、半導体株を中心にハイテク株の一部が連れ安。シカゴ日経225先物清算値は大阪比235円高の35915円、円相場は1ドル148円10銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時36080円まで買われる場面が見られており、節目の36000円での攻防になりそうだ。主要企業の決算発表が本格化するなか、先週末に決算を発表した信越化<4063>はサプライズがなかった。主要企業の決算がコンセンサスを上回ってくるような状況がみられないと、神経質な相場展開に向かいそうである。日経平均についても足もとの調整でボリンジャーバンドの+1σを下回ってきており、過熱感は和らいできたものの、+1σ水準での戻りの鈍さが意識されてくるようだと、持ち高調整の流れが強まる可能性がありそうだ。また、決算発表が本格化するなかで機関投資家は動きづらくなるため、短期筋の売買の影響を受けやすくなる。また、今週は指数インパクトの大きい値がさハイテク株の決算が予定されているほか、米国の大型テック株の決算が予定されていることもあり、結果を見極めたいところであろう。物色は決算を手掛かりとした個別対応に向かいやすく、先週末の引け後に発表された企業では、インソース<6200>、アルゴグラフ<7595>、靜甲<6286>、シンシア<7782>、アジアパイル<5288>、UFHD<4235>、ミスミG<9962>などが注目されそうだ。その他、中小型株には相対的に出遅れ感が意識されていることもあり、短期的な値幅取り狙いに向かわせる可能性がありそうである。■信越化、3Q営業利益 30.8%減 5595億円信越化<4063>が発表した2024年3月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比15.7%減の1兆8234.03億円、営業利益は同30.8%減の5595.28億円だった。塩化ビニルに関しては、中国メーカーによる輸出圧力が収まらない状況が続いたが、価格水準の維持に努めた。2024年3月期業績は、売上高が前期比18.1%減の2兆3000億円、営業利益は同29.9%減の7000億円を据え置いている。■前場の注目材料・NYダウは上昇(38109.43、+60.30)・1ドル=148.00-10円・シカゴ日経先物は上昇(35915、大阪比+235)・VIX指数は低下(13.26、-0.19)・米原油先物は上昇(78.01、+0.65)・米国のインフレ沈静化観測・アイダ<6118>高速精密プレス向けシステム今春投入、稼働情報を管理・分析・NTTデータG<9613>M&Aに1000億円、23―25年度で国内事業を拡大・トヨタ自<7203>ダイハツ、不正キャンセル10%以下、販売停止の影響公表・キヤノン電子<7739>グループのスペースワン、小型ロケット打ち上げ、3月に和歌山から・TSテック<7313>新車シート量産実証、埼玉にパイロットライン・住友商事<8053>「戦略軸」で4月に新組織、脱炭素と都市開発部門・兼松<8020>スパイバーと、人工たんぱく質の用途開発で協力・エスペック<6859>EVバッテリーの新試験所、年500件、全固体も対応・ホンダ<7267>GMと、FCシステムを米で量産、年内に搭載車投入・ヤマハ発<7272>水素で走るゴルフカー、米で世界初公開・IHI<7013>インドからグリーンアンモニア購入、基本合意・熊谷組<1861>アクティオと軌道装置の接近警報システム、トンネル施工で人物検知・IHI<7013>米社とアンモニア専焼ガスタービン開発契約・山洋電気<6516>中国子会社を5月設立・井関農機<6310>日立製作所などと、北海道岩見沢でエネ地産地消実証・リコー<7752>共創拠点刷新、DX支援加速へ試金石・大日本印刷<7912>UBE子会社を買収、素材分析で価値創出・旭化成<3407>発泡PEで東南ア開拓、営業担当の配置検討・東京ガス<9531>浮体式洋上風力を低コスト化、ブロック分割工法で量産☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・06:45 NZ・12月貿易収支(11月:-12.34億NZドル) <ST> 2024/01/29 08:44 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ・円は159円台で下げ渋る状態が続く見通し *08:11JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ・円は159円台で下げ渋る状態が続く見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による複数回の利上げ後に164円30銭(2023/11/16)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は今年半ばまでに利下げを開始する可能性が高い。日本銀行は4月にマイナス金利政策を解除することが想定されているが、新たなユーロ売り・円買い材料が提供されない場合、ユーロ・円は159円台で下げ渋る状態が続くとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBの主要政策金利による早期利下げ観測・中東情勢の悪化、ユーロ圏経済の減速懸念・日欧金利差の縮小観測【ユーロ買い要因】・2024年に複数回の米利下げ予想・ドイツなどユーロ圏諸国のインフレ率は高止まりの可能性・米欧金利差縮小の可能性 <CS> 2024/01/29 08:11 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米長期金利下げ渋りでドルは底堅い動きを維持する可能性 *08:08JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利下げ渋りでドルは底堅い動きを維持する可能性 26日のドル・円は、東京市場では147円48銭から147円88銭まで反発。欧米市場では147円46銭まで売られた後、一時148円21銭まで反発し、148円09銭で取引終了。本日29日のドル・円は主に148円台で推移か。米長期金利は下げ渋っており、ドルは底堅い動きを維持する可能性がある。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエルFRB議長は昨年12月に開かれた連邦公開市場委員会(FOMC)会合終了後の記者会見で、「政策金利は、引き締めサイクルのピークかそれに近い水準にあると考えているが、2%のインフレ目標に向けた継続的な進展は保証されていない」との見方を伝えており、次回会合で利下げ行われる可能性は極めて低いことを示唆した。現時点で利下げ開始は5月となる可能性が高いが、FOMCが昨年12月に公表した2024年のインフレ率(PCE)の予測中央値は2.4%となっている。インフレ緩和のペースは減速しつつあるため、雇用情勢が大幅に悪化しない限り、FRBは利下げを急速に進める必要はないとみられる。 <CS> 2024/01/29 08:08 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:国債買い入れオペ、NZ貿易収支、米ダラス連銀製造業景況指数など *06:30JST 今日の注目スケジュール:国債買い入れオペ、NZ貿易収支、米ダラス連銀製造業景況指数など <国内>10:10 国債買い入れオペ(残存3-5年、残存5-10年、残存25年超)(日本銀行)衆参予算委員会で集中審議(政治資金問題等)<海外>06:45 NZ・貿易収支(12月)  -12.34億NZドル23:30 米・ダラス連銀製造業景況指数(1月)  -9.327:00 ブ・貿易収支(先週)  10.13億ドル香港・高等法院が中国恒大集団を巡る清算申し立て審理注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <CS> 2024/01/29 06:30 注目トピックス 市況・概況 26日の米国市場ダイジェスト:NYダウは60ドル高、インテル決算受け半導体株が連れ安 *06:07JST 26日の米国市場ダイジェスト:NYダウは60ドル高、インテル決算受け半導体株が連れ安 ■NY株式:NYダウは60ドル高、インテル決算受け半導体株が連れ安米国株式市場はまちまち。ダウ平均は60.30ドル高の38,109.43ドル、ナスダックは55.13ポイント安の15,455.36で取引を終了した。寄り付きは下落。23年12月PCEコア指数がインフレの鈍化を示し、投資家心理を支えた一方、利益確定の売りや長期金利の上昇などが重石となった。前日引け後に発表した決算が失望されたインテルが大幅安となり、半導体株を中心にハイテク株の一部が連れ安。ナスダック指数は7日ぶりに下落した。セクター別では耐久消費財・アパレル、小売りなどが上昇。半導体・同製造装置が大きく下げたほか、テクノロジー・ハード・機器、運輸なども下落した。商業銀行のキャピタルワン・フィナンシャル(COF)は市場予想を上回る決算内容で上昇。半導体メーカーのインテル(INTC)は前日引け後に発表した業績見通しが市場予想を下回り下落した。クレジットカード会社のアメリカン・エクスプレス(AXP)は業績見通しが好感され買われた。格安航空会社のスピリット(SAVE)は同業ジェットブルー・エアウェイズ(JBLU)が買収計画について、28日以降に解消することができると通知したと伝わり売られた。23年12月の個人消費支出(PCE)コア指数は、前年比で2.9%の上昇で市場予想(3.0%上昇)を下回り、伸びは21年3月以降で最小となった。消費が好調な中でもインフレの鈍化が確認された。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米国の消費・住宅関連指標の予想上振れ受けてドル買い26日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円46銭へ下落後、148円21銭まで上昇し、148円12銭で引けた。米国の12月個人所得、個人消費支出(PCE)、コアPCE価格指数の発表を受けて、まずコアPCE価格指数の予想下振れによる金利低下・ドル売りになった。しかし、まもなく個人消費支出の予想上振れに反応して金利上昇・ドル買いに転換。その後も12月中古住宅販売成約指数が予想を大きく上回る伸びを示し、ドル買いが加速した。ユーロ・ドルは1.0885ドルへ上昇後、1.0853ドルまで下落し、1.0854ドルで引けた。ユーロ・円は160円50銭から160円93銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.2758ドルへ上昇後、1.2699ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.8616フランから0.8650フランで上下した。■NY原油:続伸、時間外取引で78.26ドルまで買われるNYMEX原油3月限終値:78.01 ↑0.6526日のNY原油先物3月限は続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比+0.65ドル(+0.84%)の78.01ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは76.06ドル-78.21ドル。米国市場の後半にかけて76.06ドルまで反落したが、まもなく78ドルまで急反発。需給ひっ迫の思惑は後退せず、短期筋などからの買いが入ったことで一段高となった。通常取引終了後の時間外取引で78.26ドルまで買われている。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  33.43ドル   +0.04ドル(+0.11%)モルガン・スタンレー(MS) 87.73ドル   -0.29ドル(-0.32%)ゴールドマン・サックス(GS)377.79ドル  -4.91ドル(-1.28%)インテル(INTC)        43.65ドル   -5.90ドル(-11.90%)アップル(AAPL)        192.42ドル  -1.75ドル(-0.90%)アルファベット(GOOG)    153.79ドル  +0.15ドル(+0.09%)メタ(META)           394.14ドル  +0.96ドル(+0.24%)キャタピラー(CAT)      299.43ドル  -1.34ドル(-0.44%)アルコア(AA)         30.61ドル   +0.73ドル(+2.44%)ウォルマート(WMT)      164.27ドル  +1.43ドル(+0.87%) <ST> 2024/01/29 06:07 注目トピックス 市況・概況 個人投資家・有限亭玉介:中小型のAI関連株に注目!チャートの期待値が高い株とは?【FISCOソーシャルレポーター】 *10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:中小型のAI関連株に注目!チャートの期待値が高い株とは?【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年1月22日10時に執筆2023年はAI関連が一過性のブームのように扱われていた印象ですが、AIそのものは今後も社会に浸透しながら発展していく事になるでしょう。日本のAI関連銘柄に金の卵が生まれるのか、精査していきたいですねぇ。改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。日経平均が好調なタイミングなら、日経平均の構成銘柄となっている大型株を手掛けるのはベターですな。新NISAも始まり、投資初心者のマネーが有名企業へ流入すると予想されます。ただ、大型株への投資はいわゆる“テンバガー銘柄”を発掘する投資とは異なります。元より、あたくしは天邪鬼な性格ゆえ、今回もあえて中小型・グロース株にスポットを当てていきたいところ。特にAI関連は玉石混交で、日本のAI時代の鍵を握る銘柄がどこに潜んでいるのか気になりますな。法律の改正等で特定の銘柄が物色される事もありますし、2023年に売られ過ぎのグロース株が見直される契機はAI関連から始まるのではとも睨みます。日本社会の中で、AIがあたくし達の生活にどのように浸透するのか考えるのも銘柄選定の訓練になりそうですな。エヌビディアの勢いを見ると急速にAI社会へ向けた土壌は整備されておりますので、あとは供給されるAIサービスと実社会とのマッチングでしょうか。日本に限って考えると、人口減少で人手不足が顕著な業界があったり、事務仕事もDXの導入が遅れていますので、長期的にAIへの需要が拡大する素地はあると思われます。具体的な未来の姿を想像するのは難しいですが、AIブームは一過性ではなくインターネットのように誰もが使うツールになるはずです。さて、どのようなAI関連銘柄が物色されているのか…まずは成長市場である「不動産テック」において中古不動産流通に特化のポータルサービス「リノシー」を手掛けるGA TECH<3491>は、業績面では絶好調です。同社はいち早く生成AI・ChatGPTを活用したサービス開発の為の研究部門を発足させた事でも注目されており、その秘めた材料性にも注目です。直近では米国のプロパティーマネジメント事業や投資用不動産事業を手掛ける企業を子会社化するなど、その成長性については個人的には期待しております。直近IPOからは昨年9月上場のファーストアカウンティング<5588>をチェックしております。理化学研究所のLLM(大規模言語モデル)共同研究に参画した他、配当修正も好材料となりました。同社は会計分野に特化したAIソリューションを提供しており、会計士や弁護士の業務はAIに置き換えが進むのか…。注視したいですな。AI自動翻訳に強みを持つメタリアル<6182>は、1月17日付の日本経済新聞朝刊が「東証は2025年3月からプライム市場に上場する全約1600社に重要情報の英文開示を義務づける。」と報じた事で思惑買いが流入した模様。同社はAIによる英会話学習などでも強みがありますな。また、ディスクロージャー大手のTAKARA & COMPANY<7921>も同じくこちらのニュース発表後に動意しました。業績は着実に拡大しており、長期で上昇トレンドを形成しております。AI関連ではないものの、このニュースを機に注目度が高まる可能性もあると見てピックアップさせて頂きました。2020年9月に付けた3015円を上抜ければ、本格的に強気の相場へ突入するか…。エッジAI関連として注目されるオプティム<3694>は、リアルタイムで画像解析ができる「OPTiM AI Camera」などのエッジAIの思惑から買いが流入している様子。AIを活用した文書管理サービス「OPTiM電子帳簿保存」などオフィスDXのテーマも有しております。最後はデータセンター事業を新たに開始すると発表したフィックスターズ<3687>です。一目均衡表(日足)の雲を上抜いて、下値を切り上げるか。量子コンピュータ関連としても思惑があり、2月8日の決算発表を注視したいです。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を中心に日々、ご紹介しております。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず <TY> 2024/01/28 10:00 注目トピックス 市況・概況 英総選挙に向けポンド買い【フィスコ・コラム】 *09:00JST 英総選挙に向けポンド買い【フィスコ・コラム】 ポンドはドルに対して底堅く、ユーロや豪ドルに比べ地合いの強さが目立っています。イギリスのインフレ高止まりで、主要中銀のなかでは最も利下げ時期が遅いとみられているためです。年内にも行われる総選挙での政権交代も、ポンド買い要因となるでしょうか。ポンド・ドル相場は年明け以降、おおむね1.26ドルを上回る底堅い値動きが続いています。英中銀が昨年9月の金融政策委員会(MPC)で市場予想に反し政策金利を5.25%に据え置くと、ポンド売り優勢となり一時1.2036ドルまで値を下げました。英中銀の利上げサイクルは終了したとみられるものの、米邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げによるドル売りがポンドを支えているようです。17日に発表された消費者物価指数(CPI)で総合、コア指数も高止まり、ポンド買いにつなげました。英中銀の政策金利の据え置き期間について、米銀は2025年2月から今年8月に4カ月前倒ししています。その後は四半期ごとに25ベーシスポイント(bp)の利下げを続けるとの見立てです。それでも、年前半の緩和が想定される欧州中銀に比べれば遅い方で、ポンドは売りづらい状況です。政治情勢もポンド売りを抑制する要因。英下院は2025年1月の任期満了を前に、今年中に解散・総選挙が行われる見通し。その時期として、5月に予定される地方選と同日選挙になるとの憶測が広がりました。過去の総選挙が5月に多く実施されてきたことも、そうした見方を正当化しているようです。スナク首相は最近、「取り組むべきことが多い」としており、年後半の可能性に言及しています。直近の世論調査によると、スナク氏の支持率は21%、不支持率は70%に達し、不人気ぶりが改めて示されました。政党別でも保守党が労働党に大きく引き離され、劣勢に変わりはありません。スナク氏は国内経済のテコ入れのため減税を決定したほか、アメリカとともにイスラム武装組織フーシ派への攻撃を開始。選挙をなるべく後ずれさせ、その間に大勢を立て直そうという狙いかもしれません。米通信社の調査で、労働党政権の発足が英国株やポンドにとって好ましい、との市場の見方が示されました。トラス前政権の財政拡張路線による信用失墜をスナク氏が立て直した現在も、保守党政権の経済政策への疑念が払拭されていません。そのため、ブレア政権以来の中道寄りに路線を変更した労働党に期待が高まります。米大統領選に比べ英総選挙の方が先読みしやすいため、ドルよりポンドが選好されるでしょう。(吉池 威)※あくまでも筆者の個人的な見解であり、弊社の見解を代表するものではありません。 <TY> 2024/01/28 09:00 注目トピックス 市況・概況 来週の相場で注目すべき3つのポイント:米FOMC、米雇用統計、日銀金融政策決定会合における主な意見 *19:07JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:米FOMC、米雇用統計、日銀金融政策決定会合における主な意見 ■株式相場見通し予想レンジ:上限36400円-下限35500円日銀会合後の植田和男日銀総裁の記者会見では、展望リポートにあった「物価目標の達成に向けた確度は引き続き、少しずつ高まっている」を複数回発言。また、「3月会合に向けては賃金、経済、物価関係のデータがある程度出てくる」との発言もあった。一方、「長期金利コントロールの枠組みをマイナス金利解除後もある程度残すつもり」とも発言しており、金融緩和政策の基本的な枠組み維持の可能性も示唆した。市場では、4月のマイナス金利解除がコンセンサスとなりつつあったが、3月解除の期待も高まったことから、「国債利回り上昇、株売り」という相場になった。ただ、為替は日銀会合後も1ドル=146~148円台で推移し、目立った円高ドル安進行とはなっていない。既にマイナス金利解除はある程度織り込まれており、大幅な円高は進まないという見方もある。来週は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、引き続き様子見ムードが強まる要因となろう。為替は日米金利差が重要視されるため、動意を見せるのはFOMC終了後となりそうだ。中国当局は預金準備率を0.5%引き下げるなど景気刺激策を行ったことから、上海総合指数、香港ハンセン指数はやや持ち直す動きが見られている。ただ、ニデック<6594>が電気自動車部品の中国市場での不振を理由に今期純利益を下方修正するなど中国関連銘柄への風当たりは強いままだ。ファナック<6954>、村田製作所<6981>などの年始からのパフォーマンスは、日経平均およびTOPIX比では弱い。来週以降、決算発表が本格化を迎えることから、決算をきっかけとした「アク抜け」の動きが中国関連銘柄に入るか注目したい。26日の大引け後に発表されたファナックの決算は、今期業績予想を上方修正し、市場予想を上回った一方、信越化<4063>は、第3四半期営業利益が1776億円と市場予想1945億円前後を下回った。決算を受けての個別物色中心となり、中国関連銘柄が総じて買われる地合いというのは先となりそうな状況か。なお、今週末の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は前日比60.3ドル(+0.16%)高の38109.43ドル、ナスダックは同55.13ポイント安(-0.36%)の15455.36、S&P500は同3.19ポイント安(-0.07%)の4890.97ポイントで取引を終了した。大証ナイト・セッションの日経225先物(225ナイト)は、通常取引終値比230円高の35910円で取引を終えた。週明けの日経平均は35900円前後まで戻してスタートする可能性はあるが、まちまちな外部環境を受けて、強い反発となるかは難しいところだ。■為替市場見通し来週のドル・円は伸び悩みか。3月利下げ開始の市場観測は後退し、日米金利差縮小を想定したドル売り・円買いは縮小した。しかしながら、心理的な節目である1ドル=150円が再び意識されつつあり、この影響でリスク選好的なドル買い・円売りは抑制される可能性がある。今月発表された米経済指標はNY連銀製造業景況感指数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を下回った。ただ、国内総生産(GDP)は想定ほど減速せず、ミシガン大学景況感指数は市場予想を上回った。強弱まちまちのデータを受け、1月30-31日開催のFOMC会合では政策金利の据え置きが決まる公算。連邦準備制度理事会(FRB)は早期利下げには消極的であり、利下げ開始は5月以降となる可能性が高い。このことは金利高・ドル高要因となりそうだ。一方、日本銀行は大規模緩和の継続を決定。日銀植田総裁は、マイナス金利を解除しても緩和的な政策の堅持を示唆している。日米金利差縮小の思惑は大幅に後退し、ドル・円は心理的な節目である1ドル=150円が視野に入っており、日本政府は円安進行を引き続き懸念していることから、状況次第で為替介入の用意があることを市場に伝える可能性がある。150円以下でドル売り・円買い介入が実施される可能性は低いものの、日本政府は円安進行に対して強い懸念を表明するとの見方は多いことから、150円近辺でリスク選好的な円売りは縮小し、ドル高円安は抑制される展開もあり得る。なお、米企業決算では一部ハイテク関連のほか、指数への寄与度が高い銘柄も注目される。好業績を受けた株高ならユーロ、英ポンドなどに対するリスクオンの円売りが強まる可能性は残されている。■来週の注目スケジュール1月29日(月):米・ダラス連銀製造業景況指数(1月)、など1月30日(火):有効求人倍率(12月)、失業率(12月)、独・GDP(10-12月)、欧・ユーロ圏GDP速報値(10-12月)、米・消費者信頼感指数(1月)、米・JOLT求人件数(12月)、米・連邦公開市場委員会(FOMC)(31日まで)、国際通貨基金(IMF)が世界経済見通し(WEO)公表、など1月31日(水):小売売上高(12月)、日銀金融政策決定会合における主な意見(1月22、23日分)、日銀金融政策決定会合議事録公表(2013年7-12月開催分)、中・製造業PMI(1月)、独・消費者物価指数(1月)、米・ADP全米雇用報告(1月)、米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表、など2月1日(木):中・財新製造業PMI(1月)、欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(1月)、英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表、米・ISM製造業景況指数(1月)、など2月2日(金):米・非農業部門雇用者数(1月)、米・失業率(1月)、米・平均時給(1月)、米・ミシガン大学消費者マインド指数(1月)、欧・東南アジア諸国連合(ASEAN)閣僚会合、など <CN> 2024/01/27 19:07 注目トピックス 市況・概況 株ブロガー・さなさえ:海外企業が続々日本へと参入!今そんな話題を集める注目株【FISCOソーシャルレポーター】 *17:00JST 株ブロガー・さなさえ:海外企業が続々日本へと参入!今そんな話題を集める注目株【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年1月23日19時に執筆皆様、おはこんばんちは。日経平均株価の歴史的瞬間が迫ってきていますね。バブル最盛期である1989年12月29日(大納会)の史上最高値3万8915円44銭超えが現実味を帯びてきました。それでもバブルほど懐が暖まっていない…さなさえです。さて、夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、2年目突入…はや54回目。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。<新NISAによる市場参加者が急増中でっす♪>新NISAが始まってからというもの、個人の市場参加者が急増しているのをひしひしと感じます。ナゼならば、わたしがただ毎月のように個人的な注目株を配信しているだけのブログ(アメブロ)でも、投資部門のアクセス数ランキングが急上昇中だからです!(※感謝の気持ちを込め、1/26に配信予定の記事では細川ふみえさんの迷曲「だっこしてチョ」をBGMにブログへの来訪をお待ちしています。)これは新NISAを機に株を勉強しよう、株式投資を自らの運用に取り入れようという考えの方が多いからですね。ただ、そんな投資・運用に明るくない日本人の金融資産が、手練手管で慣らした海外ヘッジファンドらの前にさらされる事になるのですから、相応にリスクをはらんでいるという事を理解しておく必要があります。まして、今は日経平均が史上最高値を前に(※2023/1/23現在)するほどの高値圏にきているのですから、つみたて投資枠でも、成長投資枠でも、これから買うのならば「高値掴み」になる可能性も十分に考慮せねばなりません。<海外勢が続々と日本へ>なんてなんて(笑)、これを読む個人投資家の方々に危機感ばかりを煽ってもいけません。それでも日本には今、世界中が注目しています。インバウンドのみならず、海外の有名企業達も日本へ熱視線を注いでおり、日本株はまだまだ向上する余地があるのです。例えばここ最近は、生成AIの世界的な市場拡大・競争激化を前に、岸田首相とエヌビディアCEOと面会し、優先的なGPU供給を約束した事もあって急にその距離が一気に縮まりました。それからAI、半導体関連株への期待はさらに過熱してきました。その前から九州・熊本に半導体工場を続々と建設しているTSMC、同じく東北に進出中のPSMCなどの台湾勢も日本へと進出してきていますね。今週1月19日に至っては「巨大密林企業」こと米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が日本のクラウドインフラの為に約2兆2,600億円を投資すると報じられて、関連株への思惑買いを誘っていましたね。当記事ではこれまでそうした生成AIの拡大を基に関連株を多数ご紹介してきましたので、それらは割愛しますが…(その後むちゃんこ上昇している株も…汗)今回は直近のニュースからチェックした株をメインにご紹介して最後にしようかと思います。まずは、先のニュース関連からAWSと戦略的協業契約を締結している日本電気<6701>、富士通<6702>、NTTデータG<9613>、日立<6501>、SCSK<9719>は、先に述べたニュースの後でもありますから、新NISAの資金流入でも期待しちゃいますね。そしてそれら大型企業の中でも目立って小型なサーバーワークス<4434>にも注目が集まっているようです。また、AWSの監視・運用代行サービスを手掛けるJIG-SAW<3914>や、AWSを活用する大規模システム開発サービスに携わるアピリッツ<4174>なども、先の報道後にすぐに動いてきましたのでチェック中です。また一部のAI関連も強い上昇トレンドを引き続き示しています。エヌビディアと開発支援分野でパートナー企業契約を結んだ経緯もあるブレインパッド<3655>、AIによる画像認識・自動対話などディープラーニング技術開発のPKSHA<3993>は強そうです。個人的には好調な業績から、エルテス<3967>やユーザローカル<3984>も「チャートがもっとよくなれば…」と気になっているところです。はい、今回は以上です。ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.----執筆者名:さなさえブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』 <TY> 2024/01/27 17:00 注目トピックス 市況・概況 ユーロ週間見通し:■伸び悩みか、ユーロ圏経済の不透明感深まる *14:35JST ユーロ週間見通し:■伸び悩みか、ユーロ圏経済の不透明感深まる ■弱含み、ECBによる早期利下げ観測が再浮上今週のユーロ・ドルは弱含み。欧州中央銀行(ECB)は1月25日開催の理事会で主要政策金利の据え置きを決めたが、ラガルドECB総裁は会見で「インフレは2024年に一段と緩和する」との見方を伝えたことで早期利下げ観測が浮上し、週後半はリスク回避のユーロ売り・米ドル買いが優勢となった。取引レンジ:1.0813ドル-1.0932ドル。■もみ合いか、ユーロ圏10-12月期GDPが手掛かり材料に来週のユーロ・ドルはもみ合いか。1月25日の欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁はインフレ緩和を予想し、早期利下げ観測が再浮上している。ただ、10-12月期域内総生産(GDP)や1月消費者物価指数などユーロ圏の主要経済指標が市場予想を上回った場合、ユーロ売りは縮小する可能性がある。予想レンジ:1.0750ドル-1.0950■弱含み、ECB早期利下げ観測が再浮上今週のユーロ・円は弱含み。日本銀行はマイナス金利政策を維持したことから、リスク選好的なユーロ買い・円売りが一時活発となった。しかしながら、欧州中央銀行(ECB)による早期利下げ観測が再浮上し、リスク選好的なユーロ買い・円売りは週末前に縮小した。取引レンジ:159円70銭-161円72銭■伸び悩みか、ユーロ圏経済の不透明感深まる来週のユーロ・円は伸び悩みか。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁はインフレ緩和を想定しており、早期利下げ観測が再浮上している。ユーロ圏経済の不透明感が深まるなか、10-12月期域内総生産(GDP)など経済指標が市場予想を下回った場合、リスク回避的なユーロ売り・円買いはやや強まる可能性がある。○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・1月30日:10-12月期域内総生産(7-9月期:前年比0.0%)・2月1日:1月消費者物価コア指数(12月:前年比+3.4%)予想レンジ:159円00銭-162円00銭 <FA> 2024/01/27 14:35 注目トピックス 市況・概況 豪ドル週間見通し:弱含みか、10-12月期消費者物価指数に注目 *14:34JST 豪ドル週間見通し:弱含みか、10-12月期消費者物価指数に注目 ■弱含み、日銀の金融政策修正観測高まる今週の豪ドル・円は弱含み。日本銀行は金融政策の現状維持を決定したが、経済・物価情勢の展望(展望レポート)で、物価目標の実現確度が少しずつ高まっていると明記したことから、マイナス金利政策の3月解除観測が浮上。週後半はリスク回避の豪ドル売り・円買いがやや優勢となった。取引レンジ:96円92銭-97円89銭。■弱含みか、10-12月期消費者物価指数に注目来週の豪ドル・円は弱含みか。雇用情勢悪化を受けて豪準備銀行(中央銀行)の追加利上げ観測は後退し、年内利下げ観測が浮上している。来週発表される10-12月期消費者物価指指数が市場予想を下回った場合、年内利下げ観測が高まり、リスク回避の豪ドル売り・円買いがやや強まる可能性がある。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・1月30日:12月小売売上高(11月:前月比+2.0%)・1月31日:10-12月期消費者物価指数(7-9月期:前年比+5.4%)予想レンジ:96円00銭-98円00銭 <FA> 2024/01/27 14:34 注目トピックス 市況・概況 英ポンド週間見通し:もみ合いか、英中銀政策金利は据え置きの公算 *14:34JST 英ポンド週間見通し:もみ合いか、英中銀政策金利は据え置きの公算 ■下げ渋り、英中銀による早期利下げ観測後退でポンド売り縮小今週のポンド・円は下げ渋り。日本銀行のマイナス金利政策早期解除の思惑でリスク回避のポンド売り・円買いが一時優勢となったが、ポンド・円は187円台前半で下げ渋った。その後、英国のインフレがすみやかに緩和されるとの見方は後退し、英中央銀行による早期利下げ観測は後退したことから、ポンド売りは縮小。週末前は主に188円を挟んだ水準で推移。取引レンジ:187円13銭-188円92銭。■もみ合いか、英中銀政策金利は据え置きの公算来週のポンド・円はもみ合いか。英中央銀行金融政策委員会(MPC)で利下げに慎重な姿勢が改めて示された場合、ポンド買いに振れやすい。ただ、英国経済の不透明感が深まり、ポンドの上昇は限定的となりそうだ。一方、日本銀行は現行の政策維持を決定し、当面の緩和政策を見込んだ円売りが出やすい。○発表予定の英主要経済指標・注目イベント・2月1日:英中央銀行MPC政策金利発表(現状維持の予想)予想レンジ:186円00銭-190円00銭 <FA> 2024/01/27 14:34 注目トピックス 市況・概況 為替週間見通し:ドルは伸び悩みか、節目の150円を意識する展開に *14:30JST 為替週間見通し:ドルは伸び悩みか、節目の150円を意識する展開に 【今週の概況】■日米金利差維持で円売り継続今週のドル・円は下げ渋り。1月22-23日に開かれた日本銀行金融政策決定会合で金融政策の現状維持が決まったことからドル・円は一時148円台半ばまで買われた。金融政策決定会合終了後に行われた日本銀行植田総裁の記者会見で「物価見通し実現の確度は引き続き少しずつ高まっている」との見解が伝えられたことで円買いが一時拡大し、ドル・円は148円を下回ったが、植田総裁は「マイナス金利を解除しても極めて緩和的な環境が続く」と述べており、ドルを買い戻す動きが再び活発となった。米国の早期利下げ観測は後退したこともドル買い材料となり、23日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円70銭まで買われた。その後、日銀は3月開催の金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除するとの思惑が浮上し、24日の欧米市場で146円66銭まで反落したが、25日発表の10-12月期米国内総生産(GDP)は市場予想を上回ったことなどを受けてドル売り・円買いは縮小した。26日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円46銭まで下落後、148円21銭まで反発した。この日発表された12月コアPCE価格指数は市場予想を下回り、米長期金利は低下したことから、ドル売り・円買いが一時活発となった。ただ、個人消費は良好であることや原油先物の上昇を意識したドル買いが観測されており、ドル・円は148円12銭でこの週の取引を終えた。ドル・円の取引レンジ:146円66銭-148円70銭。【来週の見通し】■ドルは伸び悩みか、節目の150円を意識する展開に来週のドル・円は伸び悩みか。米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定で3月利下げ開始の市場観測は後退し、日米金利差縮小を想定したドル売り・円買いは縮小した。しかしながら、心理的な節目である1ドル=150円が再び意識されつつあり、この影響でリスク選好的なドル買い・円売りは抑制される可能性がある。今月発表された米経済指標はNY連銀製造業景況感指数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を下回った。ただ、国内総生産(GDP)は想定ほど減速せず、ミシガン大学景況感指数は市場予想を上回った。強弱まちまちのデータを受け、1月30-31日開催のFOMC会合では政策金利の据え置きが決まる公算。連邦準備制度理事会(FRB)は早期利下げには消極的であり、利下げ開始は5月以降となる可能性が高い。このことは金利高・ドル高要因となりそうだ。一方、日本銀行は大規模緩和の継続を決定。日銀植田総裁は、マイナス金利を解除しても緩和的な政策の堅持を示唆している。日米金利差縮小の思惑は大幅に後退したが、ドル・円は心理的な節目である1ドル=150円が視野に入っており、日本政府は円安進行を引き続き懸念していることから、状況次第で為替介入の用意があることを市場に伝える可能性がある。150円以下でドル売り・円買い介入が実施される可能性は低いものの、日本政府は円安進行に対して強い懸念を表明するとの見方は多いことから、150円近辺でリスク選好的な円売りは縮小し、ドル高円安は抑制される展開もあり得る。なお、米企業決算では一部ハイテク関連のほか、指数への寄与度が高い銘柄も注目される。好業績を受けた株高ならユーロ、英ポンドなどに対するリスクオンの円売りが強まる可能性は残されている。【米連邦公開市場委員会(FOMC)】(1月30-31日開催)FRBは1月30-31日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、政策金利5.25-5.50%を据え置く公算。早い時期の利下げ開始の市場予想に否定的な見解が提示された場合、米金利高・ドル高要因に。【米・1月雇用統計】(2月2日発表予定)2月2日発表の米1月雇用統計は失業率が3.8%、非農業部門雇用者数は前月比+16.8万人、平均時給は前年比+4.1%が予想される。市場予想を下回った場合、早期利下げ要因になりやすい。予想レンジ:146円00銭-150円00銭 <FA> 2024/01/27 14:30 注目トピックス 市況・概況 国内株式市場見通し:FOMC結果待ちで小動きか、中国関連銘柄の動きにも注目 *13:33JST 国内株式市場見通し:FOMC結果待ちで小動きか、中国関連銘柄の動きにも注目 ■日経平均は半導体株に振り回される格好に今週の日経平均は週間で212.2円安(-0.59%)の35751.07円と1月に入って初めての下落となった。ナスダックやフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大幅高となったことから、週初から東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>など値がさ半導体株に買いが集中。日経平均は36000円台に乗せた後も上げ幅を拡大し、22日には36500円台まで上昇した。23日も買い優勢の地合いは変わらず、37000円まであと少しの水準に迫った。しかし、日本銀行の金融政策決定会合(日銀会合)の結果が「金融政策の現状維持」と伝わると相場は一変。大型株を中心に売り優勢の展開となった。「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」にて「物価目標の達成に向けた確度は引き続き、少しずつ高まっている」と記載されたことで、「金融政策の正常化」に踏み出す時期は近いと見た投資家が、目先の利益確定売りに動いたもよう。24日には、10年国債利回りが0.7%台まで上昇したことから、不動産株が売られ、銀行株が買われるなど「金利に絡んだトレード」も観測。週末は、米半導体大手インテルの決算内容が嫌気されて、半導体株が総じて売られる展開に。日経平均は36000円台を割り込み、週足ベースでは長い上影(上ヒゲ)陰線を残した。なお、東証発表の1月第3週(15-19日)の投資主体別売買動向(二市場合計)によると、現物において外国人投資家は3841億円と買い越しを継続している。一方、個人投資家は1855億円と売り越しを継続。1月第2週に続き外国人投資家の買いに個人投資家が売り向かうという構図とはなっていたが、外国人投資家の買い越し幅は1月第2週の9589億円から大幅に減少した。■FOMC終了まで様子見ムード続くか日銀会合後の植田和男日銀総裁の記者会見では、展望リポートにあった「物価目標の達成に向けた確度は引き続き、少しずつ高まっている」を複数回発言。また、「3月会合に向けては賃金、経済、物価関係のデータがある程度出てくる」との発言もあった。一方、「長期金利コントロールの枠組みをマイナス金利解除後もある程度残すつもり」とも発言しており、金融緩和政策の基本的な枠組み維持の可能性も示唆した。市場では、4月のマイナス金利解除がコンセンサスとなりつつあったが、3月解除の期待も高まったことから、「国債利回り上昇、株売り」という相場になった。ただ、為替は日銀会合後も1ドル=146~148円台で推移し、目立った円高ドル安進行とはなっていない。既にマイナス金利解除はある程度織り込まれており、大幅な円高は進まないという見方もある。来週は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、引き続き様子見ムードが強まる要因となろう。為替は日米金利差が重要視されるため、為替が動くのはFOMC終了後となりそうだ。■まだ中国関連銘柄は個別物色に留まるか中国当局は預金準備率を0.5%引き下げるなど景気刺激策を行ったことから、上海総合指数、香港ハンセン指数はやや持ち直す動きが見られている。ただ、ニデック<6594>が電気自動車部品の中国市場での不振を理由に今期純利益を下方修正するなど中国関連銘柄への風当たりは強いままだ。ファナック<6954>、村田製作所<6981>などの年始からのパフォーマンスは、日経平均およびTOPIX比では弱い。来週以降、決算発表が本格化を迎えることから、決算をきっかけとした「アク抜け」の動きが中国関連銘柄に入るか注目したい。26日の大引け後に発表されたファナックの決算は、今期業績予想を上方修正し、市場予想を上回った一方、信越化<4063>は、第3四半期営業利益が1776億円と市場予想1945億円前後を下回った。決算を受けての個別物色中心となり、中国関連銘柄が総じて買われる地合いというのは先となりそうな状況か。なお、今週末の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は前日比60.3ドル(+0.16%)高の38109.43ドル、ナスダックは同55.13ポイント安(-0.36%)の15455.36、S&P500は同3.19ポイント安(-0.07%)の4890.97ポイントで取引を終了した。大証ナイト・セッションの日経225先物(225ナイト)は、通常取引終値比230円高の35910円で取引を終えた。週明けの日経平均は35900円前後まで戻してスタートする可能性はあるが、まちまちな外部環境を受けて、強い反発となるかは難しいところだ。■FOMC、米雇用統計など控える来週は、国内では、1月30日に12月雇用統計、31日に12月鉱工業生産(速報値)、1月消費者態度指数などが予定されている。海外では、30日に豪・12月小売売上高、独・10-12月期GDP(速報値)、欧・10-12月期GDP(速報値)、米・11月S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数、米・1月コンファレンスボード消費者信頼感指数、米・12月JOLTS求人件数、31日に豪・10-12月期消費者物価指数、中・1月製造業PMI、独・12月小売売上高、独・1月消費者物価指数(速報値)、米・1月ADP雇用統計、米・FOMC終了後政策金利発表、2月1日に英・英中銀政策金利発表、米・1月製造業PMI(改訂値)、米・1月ISM製造業景気指数、2日に米・1月雇用統計、などが予定されている。 <FA> 2024/01/27 13:33 注目トピックス 市況・概況 新興市場見通し:昨年11月戻り高値突破には売買代金の増加が必要、主力銘柄の盛り上がりに期待 *13:32JST 新興市場見通し:昨年11月戻り高値突破には売買代金の増加が必要、主力銘柄の盛り上がりに期待 ■足元出遅れ感が強かったことが奏功したか底堅い動き見せる今週の新興市場は上昇。同時期の騰落率は、日経平均が-0.59%だったのに対し、東証グロース市場指数は+3.41%、東証グロース市場250指数は+3.17%だった。米国市場では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)やナスダックが上昇したことなどから、東証プライム市場の半導体株などが強い動きを示す一方、東証グロース市場は引き続き小動きとなった。ただ、23日の日本銀行の金融政策決定会合の結果発表後、これまで買われていたプライム市場の大型株に利益確定売りが入ったのに対して、東証グロース市場は底堅い動きを見せた。足元出遅れ感が強かったことが奏功したか、時価総額の大きいGENDA<9166>が一部証券会社のポジティブなレポートによって一時ストップ高となるなど主力銘柄に投資資金が流入する地合いへ。週末は東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに反落となったが、日経平均、TOPIXよりも下落率は小幅に留まった。売買代金は連日1000億円程度とそこまでの盛り上がりではなかったものの、戻りを試す動きは見られた。個別では、メドレー<4480>がグッピーズ<5127>に対してTOB実施を発表し、グッピーズが急騰。また、ペイロール<4489>はMBO(経営陣による買収)の一環としてTOB実施を発表したことで一時ストップ高となった。このほか、ブレインズテクノロジー<4075>はNTT<9432>傘下のNTT東日本が同社のローカル5G接続検証製品として外観検査アプリ「Impulse」を導入したと発表し買われた。リログループ<8876>傘下企業にラーニングマネジメントシステムの提供を発表したアルー<7043>も大幅高となった。インフォネット<4444>は、AIライティングサービス「LENSAwriter」リリースしたことで買われた。一方、AMAZIA<4424>、データセクション<3905>など直近急騰していた銘柄は、短期資金が流出して急落した。■時価総額が大きい銘柄の迫力ある上昇に期待来週の新興市場は上昇か。プライム市場が徐々に決算発表銘柄への物色に移行することで日経平均やTOPIXの動きが鈍る一方、新興市場は出遅れが意識されて、今週同様の強い動きを見せると想定する。東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに1月中旬の高値を捉えており、昨年11月末の戻り高値を意識した地合いを迎えている。週末にやや長い上影(上ヒゲ)を残したが、早い段階で、上影を吸収できるか注目だ。1月の東京市場の主役はプライム市場の半導体株やTOPIXコア30銘柄など時価総額の大きい銘柄だった。こうした銘柄の利益確定が進めば、出遅れていた新興市場に投資資金が向かう可能性はある。東証グロース市場コア20銘柄など主力処に物色が向かえば、新興市場全体の売買代金も膨らみ、迫力のある反発地合いとなるだろう。とはいえ、来週は1月29日にシーユーシー<9158>くらいしか主力銘柄の決算発表が予定されていないことから、引き続き時価総額が小さい銘柄の局地的な物色となりそうだ。ストップ高となった銘柄が翌日、利益確定で売られる日替わり物色の展開は変わらないだろう。プライム市場の半導体のような柱が新興市場にも出てこない限り、売買代金は膨らまないだろう。東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに、昨年11月戻り高値を明確に突破するには売買代金の増加が必要だ。今週のGENDAのように、カバー<5253>、フリー<4478>、ジーエヌアイグループ<2160>など時価総額が大きい銘柄の迫力ある上昇が、指数の本格的な反発基調には必要と考える。 <FA> 2024/01/27 13:32 注目トピックス 市況・概況 米国株式市場見通し:FOMCや主要ハイテク企業決算に注目 *13:31JST 米国株式市場見通し:FOMCや主要ハイテク企業決算に注目 連邦準備制度理事会(FRB)が開催する連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や主要ハイテク企業の決算に注目だ。また、1月雇用統計や1月ISM製造業景況指数など、重要経済指標にも注目したい。FRBは今回の会合で政策金利を据え置くと見られており、また利下げの時期についてヒントが示される可能性がある。FRBがインフレとの闘いに勝利宣言することに慎重な姿勢は依然として変わりないが、当局者がインフレ率の低下傾向を認めつつあるように、FRBがインフレ目標を達成したとの証拠は積み上がってきている。FRBが利下げ時期を引き延ばすのは難しくなるだろう。当局者による利下げ観測をけん制する発言が相次いだことで市場は利下げ時期の予想を修正しているが、すでに後退しつつある利下げ観測をよりけん制するような内容だった場合、相場にとってマイナス材料になるだろう。現在、市場は5月の利下げを予想している。また、先日ウォラー理事が「政策の重点はインフレ引き下げに置かれていたが、労働市場の力強さを踏まえ、焦点はよりバランスが取れたものになっている」と述べた。インフレ対応のみに焦点を当てていたFRBが、もう1つの責務である最大雇用の達成も含めたバランスの取れた一連のリスク管理に焦点をシフトさせていることを示唆している。声明やパウエル議長の会見では最近の好調な国内経済やインフレ率の低下に加え、労働市場に関する言及にも注目したい。なお来週発表の1月雇用統計では非農業部門雇用者数が17.8万人増(12月は21.6万人)、失業率は12月の3.7%からわずかに上昇の3.8%と市場は予想している。経済指標では、1月ダラス連銀製造業活動(29日)、11月FHFA住宅価格指数、11月S&P20都市住宅価格指数、1月コンファレンスボード消費者信頼感指数(30日)、1月ADP雇用統計、10-12月雇用コスト指数、1月MNIシカゴPMI(31日)10-12月期非農業部門労働生産性、単位人件費、週次新規失業保険申請件数、1月製造業PMI改定値、1月ISM製造業景況指数(2月1日)、1月雇用統計、12月製造業受注(2日)などが発表予定。FRBは1月30日から31日の2日間にわたりFOMCを開催する。主要企業決算では、ハイテク企業の決算が本格化。ソフトウエア会社のマイクロソフト、検索のグーグルを運営するアルファベット(30日)、ソーシャルメディアのフェイスブックを運営するメタ・プラットフォームズ、オンライン小売のアマゾン、携帯端末のアップル(2月1日)が発表を予定している。このほか、貨物運送会社のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)、コーヒーチェーンのスターバックス(30日)、航空機メーカーのボーイング、出会い系プラットフォームを運営するマッチ・グループ(31日)、保険会社のシグナ、原油・天然ガス生産のシェブロン、エクソンモービル(2日)などが予定されている。(Horiko Capital Management LLC) <FA> 2024/01/27 13:31 注目トピックス 市況・概況 個人投資家・有限亭玉介:新NISAの成長投資枠ならばやっぱり今年もバリュー株に思惑あり【FISCOソーシャルレポーター】 *10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:新NISAの成長投資枠ならばやっぱり今年もバリュー株に思惑あり【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年1月22日8時に執筆2024年は日本株が新たなステージへ向かうのか…日経平均株価を見ると、その期待が高まっておりますな。単に景気や地合いが良いだけでなく、今年から始まった新NISAの影響もあるでしょうねぇ。改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。ついに新NISAが今年から始まりましたな。旧NISAに関しては年間投資額が120万円までで、上限40万円のつみたてNISAとの併用は不可でした。正直なところ、トレードを本格的にやっている個人投資家からすると、物足りなさはありましたねぇ。それが新NISAからは「成長投資枠」と「つみたて投資枠」という名前に変わり、それぞれの投資枠が併用可能で240万円と120万円にまで拡大されております。さらに非課税保有期間が無期限となり、1800万円(その内、成長投資枠は上限1200万円)まで保有出来るとの事ですから、マーケットへの参加者と共にじわじわと投機マネーが流入してくるでしょうな。日本市場は外国人投資家の比率が高いと言われてきましたが、新NISAをキッカケに日本の若者から高齢者まで資産運用を始める人も増えるでしょう。そうなると、知名度の高いトヨタ自動車<7203>やソフトバンクG<9434>、日本郵政<6178>など有名大型株が幅広く買われるかもしれませんねぇ。また、PBR1倍割れ解消推進ETF<2080>も堅調との事で、ひっそりと好パフォーマンスを発揮していた小型バリュー株への資金流入もチェックしておきたいです。しっかりと利益が出ている低PBRの小型株であれば、総還元性向を高める為に増配を発表して動意するというパターンも狙えそうですな。例えばタンタルコンデンサや回路保護素子を手掛ける松尾電機<6969>は、1月16日に中期経営計画を発表すると急動意しましたな。それまでの下落基調が嘘のように25日線・75日線を一気に上抜いてきております。「新中期経営計画期間中に株主への復配を目指す」との記載もあり、有言実行なるか注視したいですな。神奈川で物流事業を展開する東部ネットワーク<9036>は、物流2024年問題で思惑があります。PBRも0.36倍(1月19日時点)とかなり低水準で緩やかな上昇トレンドを形成しておりましたが、年始から動意し、保ち合いから一気に上放れてきましたねぇ。こちらも低PBR銘柄である富士石油<5017>です。昨年9月に付けた高値387円を直近で上抜いてきましたねぇ。11月10日の決算発表では上方修正しており、2月9日の決算がどうなるか監視を強めております。昨年12月19日に上方修正と増配を発表したDMG森精機<6141>は、円安もあり業績好調な模様です。23年12月期の最終利益は過去最高益の見通しで、直近のチャート(日足)も切り上げておりますな。2月5日の決算発表で、24年12月期の業績予想がどうなるか注視したいです。プラント中堅の高田工業所<1966>は、以前もご紹介しましたが、半導体関連でも思惑がある銘柄として継続して注目中です。PER・PBRともに割安で、国内EPC分野における日揮HD<1963>との協業も好材料となりました。2月6日の決算発表でチャートに変化があるかチェック中です。最後は平面研削盤の国内トップメーカーである岡本工作機械製作所<6125>です。同社の業績も24年3月期は過去最高となる予想ですな。ここ数年は増配の傾向も見られますので、2月9日の決算発表も注視しております。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず <TY> 2024/01/27 10:00 注目トピックス 市況・概況 26日の米国市場ダイジェスト:NYダウは60ドル高、インテル決算受け半導体株が連れ安 *07:53JST 26日の米国市場ダイジェスト:NYダウは60ドル高、インテル決算受け半導体株が連れ安 ■NY株式:NYダウは60ドル高、インテル決算受け半導体株が連れ安米国株式市場はまちまち。ダウ平均は60.30ドル高の38,109.43ドル、ナスダックは55.13ポイント安の15,455.36で取引を終了した。寄り付きは下落。23年12月PCEコア指数がインフレの鈍化を示し、投資家心理を支えた一方、利益確定の売りや長期金利の上昇などが重石となった。前日引け後に発表した決算が失望されたインテルが大幅安となり、半導体株を中心にハイテク株の一部が連れ安。ナスダック指数は7日ぶりに下落した。セクター別では耐久消費財・アパレル、小売りなどが上昇。半導体・同製造装置が大きく下げたほか、テクノロジー・ハード・機器、運輸なども下落した。商業銀行のキャピタルワン・フィナンシャル(COF)は市場予想を上回る決算内容で上昇。半導体メーカーのインテル(INTC)は前日引け後に発表した業績見通しが市場予想を下回り下落した。クレジットカード会社のアメリカン・エクスプレス(AXP)は業績見通しが好感され買われた。格安航空会社のスピリット(SAVE)は同業ジェットブルー・エアウェイズ(JBLU)が買収計画について、28日以降に解消することができると通知したと伝わり売られた。23年12月の個人消費支出(PCE)コア指数は、前年比で2.9%の上昇で市場予想(3.0%上昇)を下回り、伸びは21年3月以降で最小となった。消費が好調な中でもインフレの鈍化が確認された。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米国の消費・住宅関連指標の予想上振れ受けてドル買い26日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円46銭へ下落後、148円21銭まで上昇し、148円12銭で引けた。米国の12月個人所得、個人消費支出(PCE)、コアPCE価格指数の発表を受けて、まずコアPCE価格指数の予想下振れによる金利低下・ドル売りになった。しかし、まもなく個人消費支出の予想上振れに反応して金利上昇・ドル買いに転換。その後も12月中古住宅販売成約指数が予想を大きく上回る伸びを示し、ドル買いが加速した。ユーロ・ドルは1.0885ドルへ上昇後、1.0853ドルまで下落し、1.0854ドルで引けた。ユーロ・円は160円50銭から160円93銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.2758ドルへ上昇後、1.2699ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.8616フランから0.8650フランで上下した。■NY原油:続伸、時間外取引で78.26ドルまで買われるNYMEX原油3月限終値:78.01 ↑0.6526日のNY原油先物3月限は続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比+0.65ドル(+0.84%)の78.01ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは76.06ドル-78.21ドル。米国市場の後半にかけて76.06ドルまで反落したが、まもなく78ドルまで急反発。需給ひっ迫の思惑は後退せず、短期筋などからの買いが入ったことで一段高となった。通常取引終了後の時間外取引で78.26ドルまで買われている。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  33.43ドル   +0.04ドル(+0.11%)モルガン・スタンレー(MS) 87.73ドル   -0.29ドル(-0.32%)ゴールドマン・サックス(GS)377.79ドル  -4.91ドル(-1.28%)インテル(INTC)        43.65ドル   -5.90ドル(-11.90%)アップル(AAPL)        192.42ドル  -1.75ドル(-0.90%)アルファベット(GOOG)    153.79ドル  +0.15ドル(+0.09%)メタ(META)           394.14ドル  +0.96ドル(+0.24%)キャタピラー(CAT)      299.43ドル  -1.34ドル(-0.44%)アルコア(AA)         30.61ドル   +0.73ドル(+2.44%)ウォルマート(WMT)      164.27ドル  +1.43ドル(+0.87%) <ST> 2024/01/27 07:53 注目トピックス 市況・概況 NY原油:続伸、時間外取引で78.26ドルまで買われる *07:22JST NY原油:続伸、時間外取引で78.26ドルまで買われる NYMEX原油3月限終値:78.01 ↑0.6526日のNY原油先物3月限は続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比+0.65ドル(+0.84%)の78.01ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは76.06ドル-78.21ドル。米国市場の後半にかけて76.06ドルまで反落したが、まもなく78ドルまで急反発。需給ひっ迫の思惑は後退せず、短期筋などからの買いが入ったことで一段高となった。通常取引終了後の時間外取引で78.26ドルまで買われている。 <MK> 2024/01/27 07:22 注目トピックス 市況・概況 NY金:もみ合い、ポジション調整的な売買が主体に *07:16JST NY金:もみ合い、ポジション調整的な売買が主体に COMEX金2月限終値:2017.30 ↓0.5026日のNY金先物2月限はもみ合い。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は、前営業日比-0.50ドル(-0.02%)の2017.30ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは2015.60-2028.10ドル。米国市場の序盤にかけて2028.10ドルまで買われたが、ドル高を意識した売りが入ったことで2015.60ドルまで反落。その後はポジション調整的な売買が主体となり、もみ合いが続いた。通常取引終了後の時間外取引では主に2016ドルを挟んだ水準で推移した。 <MK> 2024/01/27 07:16 注目トピックス 市況・概況 NY債券:弱含み、イールドカーブはフラットニング *07:10JST NY債券:弱含み、イールドカーブはフラットニング 26日の米国長期債相場は弱含み。この日発表された12月米コアPCE(個人消費支出)価格指数は前年比+2.9%で市場予想を下回ったが、個人消費自体はまずまず良好であることから、長期債利回りは強含みとなった。良好な米経済成長と中国の景気刺激策への期待などで原油先物は強い動きを見せていることも意識されたようだ。5月利下げの確率はやや低下。イールドカーブはフラットニング。CMEのFedWatchツールによると、26日時点で3月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は47%程度。5月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は88%程度。10年債利回りは4.111%近辺で取引を開始し、一時下げ渋ったが、米国市場の前半にかけて4.164%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて4.137%近辺で推移した。イールドカーブはフラットニング気配。2年-10年は-21.20bp近辺、2-30年は2.00bp近辺で引けた。2年債利回りは4.35%(前日比:+5bp)、10年債利回りは4.14%(前日比+2bp)、30年債利回りは、4.37%(前日比:0bp)で取引を終えた。 <MK> 2024/01/27 07:10 注目トピックス 市況・概況 NY株式:NYダウは60ドル高、インテル決算受け半導体株が連れ安 *07:09JST NY株式:NYダウは60ドル高、インテル決算受け半導体株が連れ安 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は60.30ドル高の38,109.43ドル、ナスダックは55.13ポイント安の15,455.36で取引を終了した。寄り付きは下落。23年12月PCEコア指数がインフレの鈍化を示し、投資家心理を支えた一方、利益確定の売りや長期金利の上昇などが重石となった。前日引け後に発表した決算が失望されたインテルが大幅安となり、半導体株を中心にハイテク株の一部が連れ安。ナスダック指数は7日ぶりに下落した。セクター別では耐久消費財・アパレル、小売りなどが上昇。半導体・同製造装置が大きく下げたほか、テクノロジー・ハード・機器、運輸なども下落した。商業銀行のキャピタルワン・フィナンシャル(COF)は市場予想を上回る決算内容で上昇。半導体メーカーのインテル(INTC)は前日引け後に発表した業績見通しが市場予想を下回り下落した。クレジットカード会社のアメリカン・エクスプレス(AXP)は業績見通しが好感され買われた。格安航空会社のスピリット(SAVE)は同業ジェットブルー・エアウェイズ(JBLU)が買収計画について、28日以降に解消することができると通知したと伝わり売られた。23年12月の個人消費支出(PCE)コア指数は、前年比で2.9%の上昇で市場予想(3.0%上昇)を下回り、伸びは21年3月以降で最小となった。消費が好調な中でもインフレの鈍化が確認された。(Horiko Capital Management LLC) <ST> 2024/01/27 07:09

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