注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:精密機器が下落率トップ *15:38JST 東証業種別ランキング:精密機器が下落率トップ 精密機器が下落率トップ。そのほか不動産業、サービス業、銀行業、化学工業なども下落。一方、陸運業が上昇率トップ。そのほかその他 金融業、石油・石炭製品、パルプ・紙、鉄鋼も上昇。業種名/現在値/前日比(%)1. 陸運業 / 2,237.42 / 0.392. その他金融業 / 1,097.14 / 0.293. 石油・石炭製品 / 1,828.47 / 0.194. パルプ・紙 / 620.46 / 0.135. 鉄鋼 / 875.56 / 0.046. 水産・農林業 / 612.7 / -0.097. 空運業 / 249.54 / -0.148. 証券業 / 651.18 / -0.359. ガラス・土石製品 / 1,488.62 / -0.4910. 鉱業 / 666.91 / -0.5211. 食料品 / 2,256.92 / -0.5312. 小売業 / 1,856.11 / -0.7413. 倉庫・運輸関連業 / 2,754.31 / -0.7814. 卸売業 / 3,977.11 / -0.8215. 海運業 / 1,627.31 / -0.8316. 電力・ガス業 / 550.14 / -0.8517. 非鉄金属 / 1,365.61 / -0.9418. 機械 / 3,246.78 / -0.9619. 建設業 / 1,753.96 / -1.1520. 医薬品 / 3,710.24 / -1.2321. 金属製品 / 1,502.6 / -1.2722. 輸送用機器 / 5,636.66 / -1.2823. ゴム製品 / 4,931.8 / -1.2924. 情報・通信業 / 5,894.93 / -1.2925. その他製品 / 5,009.03 / -1.3426. 電気機器 / 4,833.9 / -1.5127. 繊維業 / 669.85 / -1.5528. 保険業 / 2,236.91 / -1.5529. 化学工業 / 2,666.22 / -1.6630. 銀行業 / 317.8 / -1.7231. サービス業 / 2,964.55 / -2.3332. 不動産業 / 2,090.49 / -2.3333. 精密機器 / 11,960.86 / -2.61 <CS> 2024/03/25 15:38 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はやや失速、中国株は上げ幅縮小 *15:24JST 東京為替:ドル・円はやや失速、中国株は上げ幅縮小 25日午後の東京市場でドル・円はやや失速し、151円20銭付近に値を下げた。日経平均株価は前週末比400円超安と、下げ幅を拡大。また、上海総合指数は上げ幅を縮小し、やや円買い方向に。中国政府の今後の開放政策拡大を好感した買いは一服した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円05銭から151円42銭、ユーロ・円は163円31銭から163円69銭、ユーロ・ドルは1.0802ドルから1.0822ドル。 <TY> 2024/03/25 15:24 注目トピックス 市況・概況 日経平均大引け:前週末比474.31円安の40414.12円 *15:01JST 日経平均大引け:前週末比474.31円安の40414.12円 日経平均は前週末比474.31円安の40414.12円(同-1.16%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前週末比35.58pt安の2777.64pt(同-1.26%)。 <CS> 2024/03/25 15:01 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は動意薄、米金利は底堅い *14:51JST 東京為替:ドル・円は動意薄、米金利は底堅い 25日午後の東京市場でドル・円は151円30銭付近と、動意の薄い値動き。日経平均株価は前週末比300円超安と下げ幅をやや拡大しており、主要通貨は対円で失速しつつある。一方、米10年債利回りは底堅く推移し、ドルは売りづらい地合いが続く。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円05銭から151円42銭、ユーロ・円は163円31銭から163円64銭、ユーロ・ドルは1.0802ドルから1.0822ドル。 <TY> 2024/03/25 14:51 注目トピックス 市況・概況 日経平均は351円安、積極的な買いは手控えムード *14:41JST 日経平均は351円安、積極的な買いは手控えムード 日経平均は351円安(13時50分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、セコム<9735>などがマイナス寄与上位となっており、一方、アドバンテスト<6857>、JPX<8697>、ニトリHD<9843>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、精密機器、サービス業、不動産業、化学、銀行業が値下がり率上位、陸運業、その他金融業、石油石炭製品、水産・農林業、鉄鋼が値上がり率上位となっている。日経平均は軟調に推移している。新たな手掛かり材料に乏しく、積極的な買いは手控えられているようだ。米国では今晩、2月の米新築住宅販売件数が発表され、また、2年物国債入札が行われる。 <SK> 2024/03/25 14:41 注目トピックス 市況・概況 日経平均VIは上昇、株価下落で警戒感 *14:27JST 日経平均VIは上昇、株価下落で警戒感 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時25分現在、前日比+0.31(上昇率1.68%)の18.81と上昇している。なお、今日ここまでの高値は18.94、安値は18.35。先週末の米株式市場でダウ平均が5日ぶりに反落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。取引開始後、朝方は日経225先物が下値の堅い展開となったことから、市場心理は悪化せず、日経VIは先週末の水準を下回って推移する時間帯もあった。その後、午前の中頃に日経225先物が下落幅を広げると、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや広がり、日経VIは上昇に転じ、その後は先週末の水準を上回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 <SK> 2024/03/25 14:27 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小動き、全般的に動意薄 *14:08JST 東京為替:ドル・円は小動き、全般的に動意薄 25日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、151円30銭台でのもみ合いが続く。重要イベント通過で全般的に様子見ムードが広がり、動意は薄い。日経平均株価は軟調地合いだが40000円台を維持しており、日本株安を嫌気した円買いは出にくい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円05銭から151円42銭、ユーロ・円は163円31銭から163円64銭、ユーロ・ドルは1.0802ドルから1.0822ドル。 <TY> 2024/03/25 14:08 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:下げ渋りか、住宅関連指標を注視 *13:55JST 米国株見通し:下げ渋りか、住宅関連指標を注視 (13時30分現在)S&P500先物      5,289.75(-3.50)ナスダック100先物  18,572.25(-2.50)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は55ドル安。長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ22日の主要3指数はまちまち。ナスダックは5日続伸、S&Pは5日ぶりに反落、ダウは305ドル安の39475ドルと5日ぶりにマイナスへ転じた。材料難のなか重要イベント通過で金融政策の不透明感が払拭された。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策が続くとの安心感は縮小。週末に向け利益確定や持ち高調整の売りに押される展開となった一方、長期金利の低下でハイテクが買い戻され相場をサポートした。本日は下げ渋りか。FRB当局者からタカ派的な見解が聞かれれば、今後の引き締め的な金融政策への思惑から、金利高を手がかりとした売りが先行。ただ、今晩の新築住宅販売件数は堅調とみられ、足元の強い住宅関連指標を背景にソフトランディングを期待した買いが見込まれる。その際には、景気敏感や消費などの割安銘柄が注目される。一方、中国政府は対外開放を拡大する意向を示しており、好影響を想定した買いも入りやすい。 <TY> 2024/03/25 13:55 注目トピックス 市況・概況 日経平均は288円安、ダウ平均先物軟調で東京市場の株価の重しに *13:53JST 日経平均は288円安、ダウ平均先物軟調で東京市場の株価の重しに 日経平均は288円安(13時50分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、セコム<9735>、リクルートHD<6098>などがマイナス寄与上位となっており、一方、アドバンテスト<6857>、ファーストリテ<9983>、JPX<8697>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、精密機器、サービス業、不動産業、化学、銀行業が値下がり率上位、陸運業、石油石炭製品、その他製品、鉄鋼、水産・農林業が値上がり率上位となっている。日経平均は戻りの鈍い展開となっている。ダウ平均先物がやや軟調で、東京市場の株価の重しとなっているようだ。 <SK> 2024/03/25 13:53 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はもみ合い、円買いは後退 *13:40JST 東京為替:ドル・円はもみ合い、円買いは後退 25日午後の東京市場でドル・円はもみ合いとなり、151円30銭付近で推移する。神田財務官の円安けん制を受け、ドルは円買いにより一時151円付近に一時下落。その後は円買い後退でドルは値を戻した。一方、米金利は動意が薄く、ドル買いは限定的。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円05銭から151円42銭、ユーロ・円は163円31銭から163円64銭、ユーロ・ドルは1.0802ドルから1.0822ドル。 <TY> 2024/03/25 13:40 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ渋り、ユーロ・ドルは上昇一服 *13:20JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、ユーロ・ドルは上昇一服 25日午後の東京市場でドル・円は下げ渋り、正午にかけて151円05銭まで下落後は値を戻す展開。米10年債利回りの上昇で、ドルは売りづらい。一方、ユーロ・ドルは節目の1.08ドル付近は買戻しが強まるものの、1.0820ドル付近から失速している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円05銭から151円42銭、ユーロ・円は163円31銭から163円64銭、ユーロ・ドルは1.0802ドルから1.0822ドル。 <TY> 2024/03/25 13:20 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~為替介入警戒で軟調な地合いに *12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~為替介入警戒で軟調な地合いに 25日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は5日ぶりに反落、為替介入警戒で軟調な地合いに・ドル・円は反落、米金利高も失速・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はリクルートHD<6098>■日経平均は5日ぶりに反落、為替介入警戒で軟調な地合いに日経平均は5日ぶりに反落。前営業日比267.19円安(-0.65%)の40621.24円(出来高概算8億3000万株)で前場の取引を終えている。22日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は305.47ドル安(-0.77%)の39475.90ドル、ナスダックは26.98ポイント高(+0.16%)の16428.82、S&P500は7.35ポイント安(-0.14%)の5234.18で取引を終了した。史上最高値付近からの利益確定売りに押され、寄り付き後、下落。ダウは終日軟調に推移した。一方、携帯端末アップルの回復や生成人工知能(AI)利用の急拡大を背景としたエヌビディアなど半導体セクターの上昇で、ナスダックはプラスに改善し連日で過去最高値を更新。終盤にかけダウは下げ幅を拡大し、まちまちで終了した。米国株安を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始し、日経平均も前営業日比100円安ほどの水準でスタート。朝方の日経平均は下げ幅を縮小する場面も見られたが、政府・日銀による為替介入警戒がやや高まり、為替が1ドル151円10銭台と先週末比では円高に振れたことなどが影響して、日経平均は40568.77円まで下げる場面も見られた。日経平均採用銘柄では、先週末に買われたシャープ<6753>が反落となったほか、三井不動産<8801>、住友不動産<8830>、三菱地所<8802>と不動産株がさえない。また、オリンパス<7733>、クボタ<6326>、HOYA<7741>が売られた。日経平均採用以外の銘柄では、さくらインターネット<3778>が売り優勢。また、紅?を使用した機能性表示食品の自主回収が影響して小林製薬<4967>がストップ安売り気配となった。一方、エヌビディア上昇を材料にアドバンテスト<6857>が買われたほか、日本製鋼所<5631>、日本取引所グループ<8697>、フジクラ<5803>が上昇。このほか、内需関連のニトリHD<9843>が3日続伸で上場来高値を更新。日経平均採用以外の銘柄では、24年3月期最終利益と配当予想を上方修正した北海道電力<9509>が大幅高となった。セクターでは、精密機器、パルプ・紙、不動産業、サービス業、ゴム製品などが下落した一方、陸運業、石油・石炭製品、水産・農林業、海運業、空運業などが上昇した。25日午前、神田真人財務官は、為替市場で円安が進んでいることに関して「経済のファンダメンタルズに沿っておらず明らかに投機」との見解を示したほか、「(為替介入の)常に準備はできている」「行き過ぎた変動に対してはあらゆる手段を排除せずに適切な行動をとる」とも述べるなど、強い口先介入を実施した。為替の円安基調は一服となっている。後場の為替が1ドル150円台突入となれば、日経平均は下げ幅をじりじりと広げる可能性はある。■ドル・円は反落、米金利高も失速22日午前の東京市場でドル・円は序盤の堅調地合いで151円42銭まで上昇後、151円05銭まで値を下げた。米10年債利回りの上昇でドル買いに振れる場面もあったが、日本政府の円安けん制を受け円売りの抑制やドルの利益確定売りが強まった。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円05銭から151円42銭、ユーロ・円は163円31銭から163円64銭、ユーロ・ドルは1.0802ドルから1.0822ドル。■後場のチェック銘柄・ファンデリー<3137>、レントラックス<6045>など、6銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はリクルートHD<6098>■経済指標・要人発言【経済指標】・カナダ・1月小売売上高:前月比-0.3%(予想:-0.4%、12月:+0.9%)【要人発言】・神田財務官「為替、緊張感をもって注視してきた。(現行は)違和感を持っている」「大きな変動が見られ、ファンダメンタルズに沿っていない」「日米金利差は明らかに縮小し、今後も縮小が期待される」・日銀金融政策決定会合議事要旨(1月22・23日分)「能登地震のマクロ経済への影響が大きくなければ正常化検討の判断可能」(1人)「海外が利下げに向かえば日本の金融政策の自由度低下もありうる」(ある委員)<国内>・14:00 1月景気動向指数・先行改定値(速報値:109.9)<海外>特になし <CS> 2024/03/25 12:31 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は反落、米金利高も失速 *12:13JST 東京為替:ドル・円は反落、米金利高も失速 22日午前の東京市場でドル・円は序盤の堅調地合いで151円42銭まで上昇後、151円05銭まで値を下げた。米10年債利回りの上昇でドル買いに振れる場面もあったが、日本政府の円安けん制を受け円売りの抑制やドルの利益確定売りが強まった。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円05銭から151円42銭、ユーロ・円は163円31銭から163円64銭、ユーロ・ドルは1.0802ドルから1.0822ドル。【要人発言】・神田財務官「為替、緊張感をもって注視してきた。(現行は)違和感を持っている」「大きな変動が見られ、ファンダメンタルズに沿っていない」「日米金利差は明らかに縮小し、今後も縮小が期待される」・日銀金融政策決定会合議事要旨(1月22・23日分)「能登地震のマクロ経済への影響が大きくなければ正常化検討の判断可能」(1人)「海外が利下げに向かえば日本の金融政策の自由度低下もありうる」(ある委員) <TY> 2024/03/25 12:13 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は引き続き151円台前半で推移 *11:47JST 東京為替:ドル・円は引き続き151円台前半で推移 25日午前の東京市場でドル・円は151円10銭台で推移。151円45銭まで買われた後、151円09銭まで反落。その後は151円台前半で推移し、上げ渋っている。ここまでの取引レンジは151円09銭-151円45銭、ユーロ・ドルは下げ渋り。1.0802ドル-1.0820ドルで推移。ユーロ・円は伸び悩み。163円32銭から163円70銭で推移。 <MK> 2024/03/25 11:47 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):FPG、北海電力、レントラックスなど *11:40JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):FPG、北海電力、レントラックスなど アイザワ証G<8708>:1261円(+87円)大幅反発。未定としていた24年3月期末配当金を26円にすることを発表している。年間配当金は前期比13円増の39円となる。同社では、自己株式取得を含めた連結ベースの総還元性向 50%以上の還元を行うことを基本方針としているほか、配当は株主資本配当率2%程度を上回ることを目標としている。増配幅は想定以上とみられ、前週末終値ベースでの配当利回りは3.3%の水準となる。京急<9006>:1435.5円(+87.5円)大幅続伸。先週末に24年3月期の上方修正を発表している。売上高・営業利益は据え置きているが、純利益は従来予想の220億円から840億円にまで引き上げ。東京都港区高輪3丁目土地の一部譲渡による固定資産売却益の増加、退職給付信託返還益などを特別利益として計上するようだ。トヨタへ土地持分の譲渡を行い、品川駅西口地区開発において、より一層強固なパートナーシップの構築、品川エリアのポテンシャル向上につなげたい考え。FPG<7148>:2186円(+166円)大幅続伸。先週末に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の95億円から148億円、前年同期比30.6%増に、通期では190億円から208億円、前期比13.9%増に引き上げ。主にリースファンド事業における積極的な案件組成の推進効果、海外不動産ファンド事業の販売好調などが背景。一部下期販売予定案件の上期前倒し販売もあるもよう。配当性向50%メドから、24年9月期年間配当金も77.5円から88円に引き上げ。北海電力<9509>:850.3円(+73.6円)大幅続伸。先週末に業績・配当予想の修正を発表している。24年33月期営業利益は従来予想の770億円から1010億円に上方修正、前期は225億円の赤字であった。卸電力市場価格の低下に伴う電力調達費用の減少、工事費用の支出時期ずれ、水力発電量の増加による燃料費の減少などが上振れの背景に。また、期末配当金は従来計画の5円から15円にまで引き上げ、年間配当金は20円となる。前期は無配であった。小林製薬<4967>:5056円 ウ -ストップ安売り気配。紅麹を使った機能性表示食品を自主回収すると発表している。摂取した消費者から腎疾患などの健康被害が発生しているもよう。成分を分析した結果、一部の原料に想定していない成分が含まれている可能性があるとしている。同社で生産した紅麹原料のうち、自社製品への使用は2割で、8割は他社に販売しているようだ。リコール費用は約18億円を見込み、24年12月期業績への影響は未定としている。ナイル<5618>:1163円(+90円)大幅に続伸。生成AI活用で業務改善を実現する「生成AIコンサルティングサービス」が1カ月で8社に導入決定されたと発表している。同サービスでは、業務の可視化を行った上で生成AI導入による効率化の可能性やコスト削減効果のレポーティングを行い、マイクロアプリケーションやプロンプト(指示文)の開発などの実行支援まで実施しているという。サービスの順調な拡販が好感され、買い優勢となっているようだ。レントラックス<6045>:534円(+80円)ストップ高。24年3月期の期末配当予想を従来の12.00円から22.00円(前期末実績は記念配当10.00円を含む21.00円)に増額修正している。創業以来最高額の取扱高を計上する見込みとなったため、記念配当として10.00円を加えた。また、2月の取扱高が前年同月比14.3%減の20.32億円、売上高が3.7%増の2.95億円だったと発表している。パートナーサイト運営者(広告掲載媒体の運営者)数は、前月から486名増え、5万5238名となった。デジプラ<3691>:598円(+13円)大幅に続伸。セレス<3696>及び統合マーケティングソリューションのBennu(東京都渋谷区)と資本業務提携契約を締結すると発表している。第三者割当でセレス、Bennuなど4者に計18万2300株を割り当てる。調達資金の約0.97億円は運転資金に充てる。セレスのポイ活サービスにデジタルプラスのデジタルギフトを通じたポイント交換体験などを提供する。また、デジタルプラスのフィンテック関連サービスにBennuのマーケティング知見などを活用する。 <ST> 2024/03/25 11:40 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は151円台前半で推移、上げ渋る状態が続く *10:34JST 東京為替:ドル・円は151円台前半で推移、上げ渋る状態が続く 25日午前の東京市場でドル・円は151円20銭台で推移。151円45銭まで買われた後、151円09銭まで反落。ここまでの取引レンジは151円09銭-151円45銭、ユーロ・ドルは上げ渋り。1.0802ドル-1.0811ドルで推移。ユーロ・円は伸び悩み。163円32銭から163円70銭で推移。 <MK> 2024/03/25 10:34 注目トピックス 市況・概況 日経平均は142円安、寄り後は軟調 *09:06JST 日経平均は142円安、寄り後は軟調 日経平均は142円安(9時5分現在)。今日の東京市場は売りが先行した。先週末の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は先週末までの4日続伸で2100円を超す大幅高となり、連日で過去最高値を更新したことから、高値警戒感が意識された。一方、先週末の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=151円30銭台と引き続き円安水準で推移していることが輸出株などの株価を支える要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は軟調に推移している。 <SK> 2024/03/25 09:06 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:京急や北海電力などに注目 *09:04JST 個別銘柄戦略:京急や北海電力などに注目 先週末22日の米株式市場でNYダウは305.47ドル安の39475.90、ナスダック総合指数は26.98pt高の16428.82、シカゴ日経225先物は大阪日中比155円安の40555円。為替は1ドル=151.30-40円。今日の東京市場では、24年3月期業績予想を上方修正したかんぽ生命保険<7181>、24年3月期利益予想を上方修正した京急<9006>、24年3月期利益と配当予想を上方修正した北海電力<9509>、24年3月期純利益予想を上方修正したNOK<7240>、24年9月期業績と配当予想を上方修正したFPG<7148>、固定資産売却益約400億円を24年3月期第4四半期に特別利益に計上すると発表した日野自<7205>、24年3月期増配予定を発表した岩井コスモ<8707>、アイザワ証G<8708>、価格改定を発表した鳥貴族HD<3193>、東証スタンダードでは、未定としていた24年3月期の期末配当(=年間配当)を80円(うち記念配当20円)とすると発表した丸八証券<8700>、未定としていた24年3月期の期末配当(=年間配当)を3円とすると発表したわかもと<4512>、発行済株式数の4.93%上限の自社株買いを発表したセルシス<3663>、などが物色されそうだ。一方、24年2月期業績予想を下方修正したミニストップ<9946>、24年3月期業績予想を下方修正し年間配当を無配に修正したジャムコ<7408>、東証スタンダードでは、24年3月期純損益予想を下方修正した戸田工<4100>、株主優待制度を廃止すると発表したケア21<2373>などは軟調な展開が想定される。 <CS> 2024/03/25 09:04 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~期末要因からバリュー株物色に~ *08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~期末要因からバリュー株物色に~ 25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■期末要因からバリュー株物色に■京急、24/3上方修正 経常利益 284億円←273億円■前場の注目材料:日本ガイシ、創薬研究受託に参入、赤外線で低分子結晶探索■期末要因からバリュー株物色に25日の日本株市場は、売り優勢ながら底堅さが意識される、相場展開が見込まれる。22日の米国市場は、NYダウが305ドル安、ナスダックは26ポイント高だった。景気敏感株を中心に利益確定の売りが優勢となり、NYダウは下落。一方で、生成人工知能(AI)利用の急拡大を背景としたエヌビディアなど半導体セクターが堅調な展開となり、ナスダックはプラスに転じた。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比155円安の40555円、円相場は1ドル151円20銭台で推移している。日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まりそうだ。先週の日経平均株価は4営業日続伸で2000円を超える急伸となり、一時41000円に乗せたこともあり、米国同様に利益確定の売りが入りやすいところであろう。ただし、日経225先物はナイトセッションで一時40440円まで下げる場面も見られたが、売り一巡後は40500円辺りでの底堅さが目立っていた。利食いが入りやすい一方で、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。また、今週は3月決算期末による配当志向の物色が強まるほか、権利落ち後は配当再投資への思惑が高まりやすいだろう。新年度相場入りでの新規資金流入なども意識されやすく、下値の堅さが目立ちそうである。バリュー株物色が中心になるものの、米国ではエヌビディアなど半導体株への物色が見られており、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均を下支えする展開もあるだろう。そのため、半導体株などは売り一巡後の底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンスになりそうだ。日経平均は先週の上昇でボリンジャーバンドの+2σを捉えている。短期的に過熱感は警戒されやすいが、上値の重さが意識されてくるようだと、21日に空けたマド埋めを狙った売り仕掛け的な動きが警戒されてくる可能性はありそうだ。ただし、マド上限の40450円辺りに接近する局面では押し目狙いの買いが入りやすいだろう。■京急、24/3上方修正 経常利益 284億円←273億円京急<9006>は2024年3月期業績予想の修正を発表。経常利益を273億円から284億円に上方修正した。政策保有株式の売却による投資有価証券売却益の増加、東京都港区高輪3丁目土地の一部譲渡による固定資産売却益の増加および退職給付信託返還益を特別利益として見込む。■前場の注目材料・日経平均は上昇(40888.43、+72.77)・ナスダック総合指数は上昇(16428.82、+26.98)・SOX指数は上昇(4908.26、+10.39)・米長期金利は低下・3月期末接近に伴う高配当銘柄人気・米国のインフレ沈静化観測・日本ガイシ<5333>創薬研究受託に参入、赤外線で低分子結晶探索・ジャパンマテリアル<6055>半導体ガス輸送、トラック・鉄道併用、本格採用・豊田自動織機<6201>法規認証人材1.6倍に増員、不正再発防止・東京ガス<9531>国内エネ5割脱炭素化、40年供給目標・日野自<7205>特別益400億円、埼玉の土地売却、財務立て直し急ぐ・KDDI<9433>発生前と同等に通信エリア復旧、進入困難2カ所除く・三井化学<4183>廃プラのケミカルリサイクル循環へ、花王・CFPなど検討・滋賀銀行<8366>エネ会社設立、10年間で200億円投資・伊藤忠<8001>台湾社とアンモニア燃料船開発で覚書・小林製薬<4967>自主回収の「紅麹」8割他社に供給、健康被害の恐れ・DMG森精機<6141>ワーク計測の段取り効率化、新機能で作業最短2分・NTT<9432>国産生成AI基盤の未来、「ツヅミ」始動、「小鼓」の特徴生かす・京セラ<6971>CVCファンド組成、国内・アジア向け新興投資・デクセリアルズ<4980>反射防止フィルム増産、スパッタリング設備追加・MS&ADインシュアランスGHD<8725>グループのMS&ADインターリスク総研と岡山大、脱炭素メリット分析・東京電力HD<9501>ダイヤゼブラ電機とEVから給電する小型機を今夏投入、AIで最適制御・出光興産<5019>ナフサ分解炉でアンモニア燃焼、実証で操業可能性確認・三菱ケミカルG<4188>PVOH特殊銘柄の生産能力倍増、生分解性包材向け・高圧ガス工業<4097>軽質炭酸カルシウム、原料にアセチレン副生成物とCO2、製造技術開発・東京ガス<9531>三井物産と、米からバイオメタン受け入れ☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(1月22・23日分)<海外>・特になし <ST> 2024/03/25 08:40 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いが一段と拡大する可能性は低い見通し *08:06JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いが一段と拡大する可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による複数回の利上げ後に165円35銭(2024/3/20)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は6月に利下げを開始する可能性があるものの、現時点で連続利下げは予想されていないため、リスク回避的なユーロ売り・円買いが一段と拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBの6月利下げ観測・中東情勢の悪化、ユーロ圏経済の減速懸念・日本銀行は政策金利を0.00-0.10%に引き上げ【ユーロ買い要因】・2024年に3回の米利下げ予想・日本銀行は緩和的な金融環境を長期間維持する計画・米欧金利差縮小の可能性 <CS> 2024/03/25 08:06 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米長期金利伸び悩みでドルは上げ渋る可能性 *08:01JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利伸び悩みでドルは上げ渋る可能性 22日のドル・円は、東京市場では151円86銭から151円26銭まで下落。欧米市場では151円65銭まで買われた後、一時151円01銭まで下落したが、151円38銭で取引終了。本日25日のドル・円は主に151円台で推移か。米長期金利は伸び悩んでおり、ドルは上げ渋る可能性がある。米連邦準備制度理事会(FRB)は3月19-20日に開かれた連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で政策金利の据え置きを決定し、金融当局者による金利見通しでは、利下げに関して年内3回の可能性が示された。市場参加者の間ではFOMCの政策金利見通しなどはハト派寄りと受け止められているようだが、これまでのところ、インフレ緩和のペースは特に加速していないため、米金融当局は利下げを急ぐ必要はないと判断したようだ。この結果を受けて投資家のドル選好はしばらく続くとみられる。ただ、ドル・円については日本銀行による追加利上げ観測が浮上しているため、リスク選好的なドル買い・円売りが一段と拡大する可能性は低いとみる。 <CS> 2024/03/25 08:01 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:景気先行CI指数、全国百貨店売上高、米新築住宅販売件数など *06:30JST 今日の注目スケジュール:景気先行CI指数、全国百貨店売上高、米新築住宅販売件数など <国内>08:50 日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(1月22・23日分)14:00 景気先行CI指数(1月)  109.914:00 景気一致指数(1月)  110.214:30 東京地区百貨店売上高(2月)  6.7%14:30 全国百貨店売上高(2月)  7.1%イシンが東証グロースに新規上場(公開価格:1080円)<海外>20:00 ブ・FGV建設コスト(3月)  0.2%20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)  0.38%20:25 ブ・週次景気動向調査20:30 ブ・経常収支(2月)  -50.68億ドル20:30 ブ・海外直接投資(2月)  87.41億ドル23:00 米・新築住宅販売件数(2月) 67.5万戸 66.1万戸27:00 ブ・貿易収支(先週)  15.04億ドル米・アトランタ連銀総裁が講演米・2年債入札中・中国発展ハイレベルフォーラム(24・25日)注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <CS> 2024/03/25 06:30 注目トピックス 市況・概況 22日の米国市場ダイジェスト:NYダウは305ドル安、ハイテクが支える *06:05JST 22日の米国市場ダイジェスト:NYダウは305ドル安、ハイテクが支える ■NY株式:NYダウは305ドル安、ハイテクが支える米国株式市場はまちまち。ダウ平均は305.47ドル安の39,475.90ドル、ナスダックは26.98ポイント高の16,428.82で取引を終了した。史上最高値付近からの利益確定売りに押され、寄り付き後、下落。ダウは終日軟調に推移した。一方、携帯端末アップル(AAPL)の回復や生成人工知能(AI)利用の急拡大を背景としたエヌビディア(NVDA)など半導体セクターの上昇で、ナスダックはプラスに改善し連日で過去最高値を更新。終盤にかけダウは下げ幅を拡大し、まちまちで終了した。セクター別では、半導体・同製造装置が上昇した一方、耐久消費財・アパレルが下落。携帯端末のアップル(AAPL)は中国での新たな投資を発表、王商務相との会談が報じられ、上昇した。運送会社のフェデックス(FDX)は昨日引け後に発表した決算を受け、利益率改善や50億ドル規模の自社株買い計画が好感され、上昇した。履物販売会社のフットロッカー(FL)はアナリストの投資判断引き上げで、上昇。家電量販チェーンのベスト・バイ(BBY)はアナリストが投資判断・目標株価を引き上げ、上昇した。電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA)は中国の生産削減計画が嫌気され、下落。また、スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)は四半期決算で昨年の年末商戦の売り上げが強く、売上高や利益が予想を上回ったものの、減収予想が嫌気され下落した。ヨガアパレルのルルレモン(LULU)も第1四半期や通期の売上高見通しが予想に満たず、下落。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はイベントで、新型コロナウイルスが国内経済に持続的な影響を与えたとの認識を示した。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:日銀追加利上げ観測で円買い強まる22日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円49銭から151円01銭まで下落後、再び上昇し、151円38銭で引けた。2024年春闘賃上げ率は第2回集計でも平均賃上げ率5%超と33年ぶりの高水準を維持したとの報道を背景に10月までの日銀の追加利上げ観測を受けた円買いが強まった。その後、対欧州通貨絡みのドル買いやロシアでの銃撃戦の報道を受けて質への逃避のドル買いも強まったと見られる。ユーロ・ドルは1.0830ドルから1.0805ドルまで下落し、1.0809ドルで引けた。関係筋の話として欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁がユーロ圏首脳に物価の低下が続くと言及したとの報道やシクルーナ・マルタ中銀総裁が4月利下げの可能性に言及し、ユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、163円87銭から163円49銭へ下落。日欧金利差縮小観測に円買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.2581ドルから1.2624ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9008フランから0.8970フランまで下落した。■NY原油:伸び悩み、81ドル台で戻り売りが強まるNYMEX原油5月限終値:80.63 ↓0.4422日のNY原油先物5月限は伸び悩み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比-0.44ドル(-0.54%)の80.63ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは80.42ドル-81.45ドル。アジア市場で80.42ドルまで売られたが、ロンドン市場で81ドル台を回復。米国市場では一時81.45ドルまで上昇した。ただ、81ドル台で戻り売りが強まり、通常取引終了後の時間外取引では主に80ドル台後半で推移した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  37.05ドル   -0.46ドル(-1.22%)モルガン・スタンレー(MS) 91.95ドル   -1.45ドル(-1.55%)ゴールドマン・サックス(GS)406.82ドル  -6.89ドル(-1.66%)インテル(INTC)        42.57ドル   +0.15ドル(+0.35%)アップル(AAPL)        172.28ドル  +0.91ドル(+0.53%)アルファベット(GOOG)    151.77ドル  +3.03ドル(+2.03%)メタ(META)           509.58ドル  +1.82ドル(+0.35%)キャタピラー(CAT)      358.11ドル  -6.45ドル(-1.76%)アルコア(AA)         31.40ドル   +0.05ドル(+0.15%)ウォルマート(WMT)      60.87ドル   -0.58ドル(-0.94%) <ST> 2024/03/25 06:05 注目トピックス 市況・概況 個人投資家・有限亭玉介:4月まで相場は不安定?業績期待株で堅実に攻める投資を【FISCOソーシャルレポーター】 *10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:4月まで相場は不安定?業績期待株で堅実に攻める投資を【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年3月18日12時に執筆日経平均が4万円を突破して新時代の幕開けかと思いきや、やはり大きな調整が入りましたねぇ。相場のムードが変わり始めたところで、3月末は配当を伴った安定感のあるバリュー株へ資金が流入しそうです。改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。3月12日発表の2月の米消費者物価指数は、前月比0.4%上昇となり市場予想を上回ったものの株式市場への影響は軽微でした。日本市場は4万円の達成感から長い調整へ入るのか、それとも強気の継続か、専門家でも意見が分かれるところでしょう。急な調整局面で参考になる相場格言に「初押しは買い」があります。上昇局面での最初の押し目で弱気になるな、という格言です。ただ、「初押し」が終われば後はわかりません。3月という時期を考えると、3月末の配当を狙った大型バリュー株が人気化する可能性もありますので、業績好調な銘柄は一通り監視リストに入れておきたいですな。ここ最近、株高でも日常生活には恩恵がないという報道を目にします。しかし、春闘では大手企業の満額回答が相次ぎました。中小企業へも賃上げが波及すれば、インフレの良いサイクルが生まれるはずです。デフレだった日本が大企業を中心に確実に変わり始めておりますので、引き続き4月の日銀金融政策決定会合も注視する必要がありますな。強気相場が一段落して、新年度を前に株式市場も新たなステージに突入しております。せっかくの上昇相場で確定した利益を、一回の調整でパーにしてしまう事がないよう慎重な投資を心掛けて参りましょう。このような相場では堅実に業績期待のある銘柄を選定して、着実に利益を伸ばしていきたいですな。3Q時点で経常の進捗率が92.7%に到達したシキノハイテック<6614>は、業績好調な模様。自動車業界向け半導体テスターの開発を主力とする同社は、パワー半導体関連としても思惑がありますな。底値圏から上放れして、トレンドを形成できるか注視です。昨年5月から上昇トレンドを形成している浜井産業<6131>は、2月13日の決算も上方修正し好調です。半導体・自動車業界向けにラップ盤やホブ盤など精密工作機械の製造に強みを持つ同社は、自社株買いなどの株主還元にも積極的に見えます。PERは割安で投資妙味もありますよ。産業用塗料販売大手のオーウエル<7670>は、直近で下値を切り上げると上場来高値を更新しました。3月1日には、空飛ぶクルマや物流ドローンを手掛けるSkyDrive社とのサポーター契約の締結を発表しております。PER・PBRともに割安水準で、鮮やかな上昇トレンドがどこまで続くか注視です。ITアウトソーシングなどを手掛けるロココ<5868>は、今年1月に米スプランク社とリセラー(再販売業務)契約の締結が材料視されました。3月には上場来高値を更新しており、監視を強めております。3月11日に上方修正を発表した若築建設<1888>は、窓を開けて動意しました。北九州地盤に建設事業を展開する同社は、24年3月期の経常が過去最高益を更新する予想です。23年5月に付けた高値4585円を目指すか。最後はイメージセンサー検査関連製品を手掛けるインターアクション<7725>です。度々の大口受注の発表で好感されております。チャート(週足)は長い下落基調から底を打って切り返すと、13週・26週・52週線を上回ってきました。4月12日の決算は要チェックです。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず <TY> 2024/03/24 10:00 注目トピックス 市況・概況 カナダドルに先高感【フィスコ・コラム】 *09:00JST カナダドルに先高感【フィスコ・コラム】 原油相場に上昇圧力が強まり、資源国通貨のカナダドルに底堅さが目立ちます。国内経済も回復軌道に乗り、インフレ再加速の見方も押し上げ要因に。支持率低迷のトルドー首相の任期は残り1年あまりとなり、政権交代への期待感もカナダドルを支援しそうです。ドル・カナダドルは昨年末までの2カ月弱の間に5.5%下落(カナダドルは上昇)後、年明け以降は反発(同反落)し、1月半ば以降は1.36カナダドル付近を上値に横ばいで推移。カナダの輸出の8割はアメリカが占め、この通貨ペアはレンジ相場になりやすい特徴を持ちます。そのため米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策の継続が見込まれるものの、カナダドルの下げは限定的と予想されます。その要因として、カナダ経済の回復が背景にあります。国内総生産(GDP)は昨年の7-9月期と10-12月期の2期連続のマイナス成長から持ち直し、今年1-3月期は年率換算で+1.0%と予想外に堅調でした。カナダ銀行(中銀)はインフレ沈静化を受け1月に利上げ打ち止めを宣言したものの、隣国アメリカのインフレは再加速。カナダにも波及する可能性があり、FRB同様、利下げ時期は後ずれしそうです。原油相場もカナダドルを支えています。指標となるNY原油先物(WTI)は1バレル=「80ドルの壁」をついに上抜け、目下85ドルを目指す展開。ハマス・イスラエル紛争の勃発後は影響が限定的との見方からWTIは一時60ドル台に軟化しますが、中東情勢は不透明化しています。中国経済はなおまだら模様ながら、経済指標は徐々に持ち直してきており、今後本格的に回復すればさらに相場を押し上げそうです。主要産油国の動向として注目されるのは、石油輸出国機構(OPEC)の加盟・非加盟国で構成するOPECプラスの結束力です。昨年はアンゴラの脱退で盟主のサウジアラビアのリーダーシップに疑念が強まり、原油価格の下押し圧力になりました。ただ、プーチン・ロシア大統領の再選でロシアの発言力が高まり、減産の方針を強める見通しです。足元の原油高はそうした要因も重なっているとみられます。一方、トルドー政権の支持率30%付近での低位安定もカナダドルを支えているもようです。2021年の前回総選挙ではコロナ禍での強硬姿勢が嫌気され、与党・自由党は議席を大幅に減らしました。25年までに行われる次期総選挙に向け、最大野党の保守党は支持を拡大し、政権交代の可能性が濃厚です。政権のスムーズな移行が期待されているため、政治情勢はカナダドル売り要因にはなりづらいでしょう。(吉池 威)※あくまでも筆者の個人的な見解であり、弊社の見解を代表するものではありません。 <TY> 2024/03/24 09:00 注目トピックス 市況・概況 来週の相場で注目すべき3つのポイント:日銀金融政策決定会合における主な意見、米GDP、米PCEデフレーター *19:00JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:日銀金融政策決定会合における主な意見、米GDP、米PCEデフレーター ■株式相場見通し予想レンジ:上限41250円-下限40000円今週末の東京市場は、期末の権利取りなども意識されてTOPIXの強さがやや目立った。NT倍率は22日終値ベースでは14.53倍まで縮小。来週は先物市場で期末の配当落ちに絡んだTOPIX先物買いが1兆円分ほど入るとの観測(225先物には約2000億円の買い)もあることからTOPIXが相対的に強含む展開となろう。TOPIXは、1989年12月18日の史上最高値2884.80まで残り3%弱に迫っていることから、目先のターゲットとして意識されやすい。仮にTOPIXが史上最高値を更新すると、NT倍率14.5倍で計算すると日経平均は41829.6円となる。NT倍率が14.5倍から14.7倍ぐらいで推移することを考慮すると、次の日経平均のターゲットは42000円水準と考えることもできる。日経平均の予想株価収益率(PER)は22日算出時点で17.38倍と約3年ぶりの高い水準まで上昇。来期も企業業績は好調との見通しから企業の1株利益(EPS)は上昇が見込まれており、現在のPERは許容範囲内と見られているが、3年ぶりの水準までPERが上昇したことが「売り」の材料に使われる可能性はあるので注意は必要だ。また、日銀会合前後の上昇によって、25日移動平均線、75日移動平均線、200日移動平均線の乖離率を合計した総合乖離率が37.7%と「短期的な買われすぎ」を示す35%を超えている。週間で5%超上昇していることからも、日経平均は短期的な過熱感が意識されやすい状況だ。なお、為替が1ドル=151円台後半に入っていることから、政府・日銀による為替介入実施への警戒感も、日経平均の上値を抑える材料となろう。今週末は、鈴木財務大臣が「高い緊張感をもって相場を注視」「為替介入の可能性は最もコメントできないことの一つ」といった軽い口先介入を実施しているが、為替介入の陣頭指揮を執る神田財務官はまだ発言していない。日米中銀イベントを経ての円安進行のため「投機的な動き」と言いにくいのかもしれないが、2022年に為替介入を行った151円95銭水準が近づくと市場の緊張感は高くなるだろう。「脱デフレ」が意識されつつあるなか、期末に株安を招いてしまう円買い・ドル売りの為替介入は実施しにくいとの考えもできよう。為替市場は神経質な状況を迎えており、政府・要人の発言には要注意だ。■為替市場見通し来週のドル・円は底堅い値動きとなりそうだ。日本銀行は3月18-19日の金融政策決定会合でマイナス金利解除など含めた大規模緩和の修正に踏み切ったが、緩和的な金融環境を当面維持する方針であり、金融正常化を加速させることには慎重とみられる。米FRBは19-20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを決定。金融当局者による金利見通しでは、利下げに関し前回の昨年12月から変わらず、年内3回の可能性が示された。市場参加者の間ではFOMCの政策金利見通しなどはハト派寄りと受け止められているが、インフレ緩和のペースは加速していないため、米金融当局は利下げを急ぐ必要はないと判断しているとみられる。そのため、投資家のドル選好はしばらく続くだろう。もっとも、ドル・円は151円台後半まで上昇し、日本政府による為替介入に対する警戒が高まるため、新たなドル買い材料が提供されない場合、リスク選好的なドル買い・円売りが一段と拡大する可能性は低いとみる。■来週の注目スケジュール3月25日(月):日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(1月22・23日分)、全国百貨店売上高(2月)、米・新築住宅販売件数(2月)、米・アトランタ連銀総裁が講演、など3月26日(火):企業向けサービス価格指数(2月)、米・耐久財受注(2月)、米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(1月)、米・消費者信頼感指数(3月)、ソラコムが東証グロースに新規上場(公開価格:870円)、など3月27日(水):田村日銀審議委員が青森県金融経済懇談会で講演、同記者会見、豪・消費者物価指数(2月)、中・工業企業利益(2月)、欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(3月)、南ア・南アフリカ準備銀行(中央銀行)が政策金利発表、米・ニューヨーク国際自動車ショー報道公開(28日まで、一般公開は29日-4月7日)など3月28日(木):日銀金融政策決定会合における主な意見(3月18、19日)、豪・小売売上高(2月)、英・GDP改定値(10-12月)、米・国内総生産(GDP)(10-12月)、米・ミシガン大学消費者マインド指数(3月)、など3月29日(金):有効求人倍率(2月)、失業率(2月)、東京CPI(3月)、小売売上高(2月)、鉱工業生産指数(2月)、米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(2月)、米欧英香港・株式市場は祝日のため休場(聖金曜日)など <CN> 2024/03/23 19:00 注目トピックス 市況・概況 株ブロガー・さなさえ:期待値高めなセクターとチャートを持つ株を探してみました【FISCOソーシャルレポーター】 *17:00JST 株ブロガー・さなさえ:期待値高めなセクターとチャートを持つ株を探してみました【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年3月19日14時に執筆皆様、おはこんばんちは。春のセンバツが始まりましたが、事前に移行期間はあったものの、話題の「飛ばないバット(低反発バット)」は…ま~、ホントに飛ばないワケで、各高校の対策が勝利のカギとなりそうです。様々なルールや制約をも乗り越えてスタンドに放り込む怪物の登場を願いつつ、TV中継を眺めながら柿の種をビールでやっつける今日この頃…さなさえです。さて、夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、2年目突入…はや62回目。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。<打球もチャートもベストな角度を狙います>お話は変わるようで、変わりませんが、既に有名校は先の低反発バット対策として、木製バットを用いた練習をしたり、分析機器による打球角度の精査を行っているようです。このように近年の高校野球においては、ベンチ入りする選手以外に、主として解析を担当とするアナリストとして「暗躍」する選手も増えているようですね。そうともなればこのご時世は、絶対的な監督の指導に依存した旧体制ではなく、選手達が自らのキャラクターやフィジカルに向き合い、その練習や食事の最適解を自律して模索する事が可能になる時代になっているのだな…とつくづく感心します。これを我々投資家に置き換えれば、自らが監督となり、ファンダメンタル分析やテクニカル分析を、ビックデータを基にしたAIによってスクリーニングをかけさせ、バランスのようポートフォリオを組んで投資(試合)に出るようなものなのかもしれませんね。さて、愛知の名門であり、かのイチロー選手も輩出した愛工大名電では低反発バット対策として「打球角度15度」がチームの合言葉としているそうですが、今回はそんな球児達にあやかって、わたしも独自の視点と切り口で、確度が高いと判断した株を中心にご紹介していきます。<強いセクター&チャートで絞り込みました>まずはクラウドインテグレーション・DX 化支援事業が好調なフレクト<4414>です。2021年のIPOですが、ここにきて急ピッチで新値を狙っているように見えます。そして同じDX関連から、業績好調なラキール<4074>も調整から反発してきているので、押し目を狙って見ても面白そうかな…とチェック中です。2月14日の好決算で一気に急浮上してきたサイバー・バズ<7069>は、インフルエンサーを起用した広告事業が好調で、上昇トレンド継続です。そうなれば同業のトレンダーズ<6069>も気になるのですが、やはり業績面の復調を見てからかもしれません。ただこちらは25日移動平均線付近で押し目を狙ってもいいかな~…と横目では見ていますがね(笑)。そして今年は物流における「2024年問題」の年ですね。親会社であるアルプスアルパイン<6770>による株式売却で思惑のあるアルプス物流<9055>、アマゾン・ドット・コムの物流を担う遠州トラック<9057>、大阪万博でも思惑のあるヒガシトゥエンティワン<9029>は、新たなニュースフローに期待したいところです。また、その他の個別株を業績期待で絞り込めば、不動産関連から明豊エンタープライズ<8927>、投資業からマーキュリアHD<7347>、そして建機向け油圧フィルターで世界シェアのヤマシンフィルタ<6240>、石油プラントや海水淡水化で知られたナガオカ<6239>、最後にドジャースの大谷翔平選手と契約していたアシックス<7936>です。国内外大手証券が強気なレーティングを出している事にも期待したいですね。はい、今回は以上です。ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.----執筆者名:さなさえブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』 <TY> 2024/03/23 17:00 注目トピックス 市況・概況 国内株式市場見通し:過熱感強い日経平均を横目に、来週はTOPIX優勢の展開か *14:10JST 国内株式市場見通し:過熱感強い日経平均を横目に、来週はTOPIX優勢の展開か ■日経平均は一時41000円台まで上昇今週の日経平均は週間で2180.79円高(+5.63%)の40888.43円と大幅上昇した。一部メディアが、日本銀行が3月18-19日の金融政策決定会合にて「マイナス金利の撤廃」を決議し、「長短金利操作(YCC)」「上場投資信託(ETF)などリスク資産の買い入れ」もそれぞれ終了すると報じたことで、週初の東京市場は「金融政策の正常化」への取り組みが明確になったことを材料に大型株が上昇。日経平均は前日比1000円超の大幅高となった。19日の12時35分に日銀会合の結果が伝わったタイミングでは、為替市場、株式市場ともに小動きだったが、数分後に「当面、緩和的な金融環境が継続」と伝わると、為替が1ドル=150円台まで円安進行が加速。日銀会合の結果は事前報道通りだったにも関わらず、日銀の緩和継続に安心感が高まったことなどから、為替は円安に反応したもよう。円安推移を材料に輸出関連銘柄などが買われ、日経平均は40000円台を回復した。その後も米連邦準備制度理事会(FRB)が、米連邦公開市場委員会(FOMC)にて現状の金利水準の維持と年内3回の利下げ見通しを発表すると、米国株は上昇。NYダウなど主要株価指数がそろって史上最高値を更新したことから、日経平均、TOPIXも上昇。週末の日経平均は一時41000円台まで上昇した。なお、3月第2週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は現物を503億円売り越したほか、TOPIX先物を1167億円売り越し、225先物も3585億円売り越したことから、合計5255億円の売り越しとなった。個人投資家は現物を4550億円買い越すなど現先合計で5709億円買い越し。一方、信託が現物を6823億円売り越した。■配当に絡んだ売買でTOPIX優勢か22日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は前日比305.47ドル安(-0.77%)の39475.90ドル、ナスダックは26.98ポイント高(+0.16%)の16428.82、S&P500は7.35ポイント安(-0.14%)の5234.18で取引を終了した。大証ナイト終値は、通常取引終値比210円安の40500円。今週末の東京市場は、期末の権利取りなども意識されてTOPIXの強さがやや目立った。NT倍率は22日終値ベースでは14.53倍まで縮小。来週は先物市場で期末の配当落ちに絡んだTOPIX先物買いが1兆円分ほど入るとの観測(225先物には約2000億円の買い)もあることからTOPIXが相対的に強含む展開となろう。TOPIXは、1989年12月18日の史上最高値2884.80まで残り3%弱に迫っていることから、目先のターゲットとして意識されやすい。仮にTOPIXが史上最高値を更新すると、NT倍率14.5倍で計算すると日経平均は41829.6円となる。NT倍率が14.5倍から14.7倍ぐらいで推移することを考慮すると、次の日経平均のターゲットは42000円水準と考えることもできる。■短期的な過熱感のほか、為替介入警戒も日経平均の予想株価収益率(PER)は22日算出時点で17.38倍と約3年ぶりの高い水準まで上昇。来期も企業業績は好調との見通しから企業の1株利益(EPS)は上昇が見込まれており、現在のPERは許容範囲内と見られているが、3年ぶりの水準までPERが上昇したことが「売り」の材料に使われる可能性はあるので注意は必要だ。また、日銀会合前後の上昇によって、25日移動平均線、75日移動平均線、200日移動平均線の乖離率を合計した総合乖離率が37.7%と「短期的な買われすぎ」を示す35%を超えている。週間で5%超上昇していることからも、日経平均は短期的な過熱感が意識されやすい状況だ。なお、為替が1ドル=151円台後半に入っていることから、政府・日銀による為替介入実施への警戒感も、日経平均の上値を抑える材料となろう。今週末は、鈴木財務大臣が「高い緊張感をもって相場を注視」「為替介入の可能性は最もコメントできないことの一つ」といった軽い口先介入を実施しているが、為替介入の陣頭指揮を執る神田財務官はまだ発言していない。日米中銀イベントを経ての円安進行のため「投機的な動き」と言いにくいのかもしれないが、2022年に為替介入を行った151円95銭水準が近づくと市場の緊張感は高くなるだろう。「脱デフレ」が意識されつつあるなか、期末に株安を招いてしまう円買い・ドル売りの為替介入は実施しにくいとの考えもできよう。為替市場は神経質な状況を迎えており、政府・要人の発言には要注意だ。■28日に米GDP(確定値)発表来週にかけて、国内は、25日に、1月景気動向指数(改定値)、29日に、3月東京都区部消費者物価指数(CPI)、2月失業率、2月鉱工業生産(速報値)などが予定されている。海外では、25日に米・2月新築住宅販売件数、26日に米・2月耐久財受注、1月S&Pケースシラー住宅価格(20都市)、3月リッチモンド連銀製造業指数、3月コンファレンスボード消費者信頼感指数、27日に豪・2月CPI、欧・3月ユーロ圏景況感指数、米・週次原油在庫、28日に、豪・2月小売売上高、独・2月小売売上高、英・10-12月期GDP(改定値)、米・週次新規失業保険申請件数、10-12月期 GDP(確定値)、3月シカゴ購買部協会景気指数、3月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)、2月中古住宅販売成約指数、29日に、米・2月PCEデフレータなどが予定されている。 <FA> 2024/03/23 14:10 注目トピックス 市況・概況 新興市場見通し:IPO中心の個別物色中心で指数の方向性は乏しいか *14:05JST 新興市場見通し:IPO中心の個別物色中心で指数の方向性は乏しいか ■週後半に商い膨らむも大型株優勢の展開今週の新興市場は大幅上昇。同時期の騰落率は、日経平均が+5.63%だったのに対して、東証グロース市場指数は+4.38%、東証グロース市場250指数は+4.68%。3月19日に、日本銀行は金融政策決定会合にて「マイナス金利の撤廃」等を発表。「現状の金融緩和を当面維持する」ことが確認できたことで、為替は円安に推移。輸出関連銘柄などプライム市場の大型株優勢の展開となり日経平均が強い動きを見せるなか、新興市場も下落していた分を取り戻す格好となった。週末にかけては、QPS研究所<5595>やIPO銘柄に短期資金が向かい、グロース市場の1日の売買代金は3月7日以来の2000億円超えと商いは膨らんだ。個別銘柄では、生成AIを活用したデジタルマーケティングのインハウス支援サービス(広告主によるインターネット広告等の運用方針策定などを支援するサービス)を開始したイーエムネットジャパン<7036>が急騰。また、INFORICH<9338>は、モバイルバッテリーシェアリング会社などを経営管理する豪Ezycharge社の発行株式のうち51%を取得すると発表し買われた。このほか、自社の国産ドローンが防衛省航空自衛隊の空撮用ドローンとして採用されたと発表したACSL<6232>が強い動きとなったほか、VALUENEX<4422>は非開示としていた24年7月期の連結営業利益予想を0.59億円(前期実績0.38億円)と発表し急騰。一方、24年7月期の営業損益予想を従来の2.50億円の黒字から0.09億円の赤字(前期実績1.51億円の黒字)に下方修正した売れるネット広告社<9235>がきつい下げとなった。なお、21日、グロース市場に上場したトライアルHD<141A>の初値は公開価格1700円を30.3%上回る2215円となった。同じくグロース市場に上場したSTG<5858>の初値は公開価格1920円を67.4%上回る3215円。22日にグロース市場に上場したジンジブ<142A>は買い優勢となり初値は翌営業日へ持ち越しとなった。■3月期末最終週で新興市場は物色の蚊帳の外か、IPOは12社来週の新興市場は、IPOに短期資金が向かうことで、21日や22日のように売買代金は増加する可能性はあるが、東証グロース市場コア20など時価総額が大きい主力銘柄の売買は細る展開を想定する。3月期末の最終週ということで、個人投資家は高配当銘柄などプライム市場に関心が向かいやすいことも影響し、新興市場の主力処は物色の蚊帳の外となりそうだ。来週予定されている新規株式公開(IPO)は12社あるが、コロンビア・ワークス<146A>を除く11社がグロース市場に上場することで、日替わり物色の忙しい相場展開となろう。IPO以外では、売買代金急増で上場来高値を更新したQPS研究所に注目だが、目立った売買材料が観測されていないなかでの急騰のため、乱高下の可能性はあるので注意は必要だ。IPOなど個別物色が中心となることで、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数など指数の方向感は乏しくなろう。両指数ともに75日移動平均線からの反発で、25日移動平均線は回復しているが、来週はこの25日移動平均線水準での値固めを試すと想定する。 <FA> 2024/03/23 14:05 注目トピックス 市況・概況 米国株式市場見通し:PCEコア価格指数やパウエルFRB議長講演に注目 *14:04JST 米国株式市場見通し:PCEコア価格指数やパウエルFRB議長講演に注目 来週は連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ動向を判断するために特に注視しているPCEコア価格指数の2月分が発表されるため注目だ。また、パウエル議長がサンフランシスコ連銀主催イベントのマクロ経済・金融政策会合で講演を予定しており、注目したい。生産者物価指数(PPI)と項目が類似しているPCE価格指数は前月比で伸びが拡大し、PCEコア価格指数は前年比で1月と同水準の伸びを維持する見込み。もし、予想通りの結果となった場合は、利下げにつながるインフレ改善の証拠とはならず相場の上値を抑制することになるだろう。1月の消費者物価指数(CPI)が予想を上回るなど、あまりインフレに改善が見られない中、FRBが連邦公開市場委員会(FOMC)結果と同時に公表した金利予測分布図(ドット・プロット)で金融当局者が依然平均3回の利下げを予想していることが明らかになると安心感から買われた。ただ最近のデータでは、労働市場は依然強く、住宅市場も春のピークに向けて力強い結果が目立つ。ドット・プロットにおいても、当局者は今年の国内総生産(GDP)成長率やコアCPI予測を12月から引き上げたほか、失業率見通しを引き下げるなど、利下げが示唆される内容ではなかった。パウエル議長はFOMC後の会見で1月のインフレデータの強い結果について、季節要因が影響しておりインフレ改善の軌道に変わりはない、とハト派姿勢を維持。FRBはおそらく利下げに踏み切ることを望んでいるのだろうと一部の市場関係者は指摘している。インフレ改善の停滞や景気の好調なデータにもかかわらず議長の講演で、ハト派姿勢が再確認された場合、相場を一段と押し上げることになるだろう。なお、29日はグッド・フライデーで債券、株式市場は休場となる。経済指標では、2月新築住宅販売件数、2月シカゴ連銀全米活動指数、3月ダラス連銀製造業活動(25日)、2月耐久財受注、1月FHFA住宅価格指数、ケース・シラー米住宅価格指数、3月コンファレンスボード消費者信頼感指数、3月リッチモンド連銀製造業指数(26日)、10-12月期国内総生産(GDP)、3月シカゴ購買部協会景気指数、2月中古住宅販売保留、3月ミシガン大消費者信頼感指数確報値(28日)、2月PCEコア価格指数(29日)、などが予定されている。また、29日にはパウエル議長がサンフランシスコ連銀主催のイベントで講演を予定している。主要企業決算では、スパイスメーカーのマコーミック、ゲーム販売のゲームストップ(26日)、クルーズ船運営のカーニバル、給与・人事関連アウトソーシングを提供するペイチェックス(27日)、ドラッグストア小売のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(28日)、などが予定されている。クルーズ船関連の需要はパンデミック前の水準に回復、同業のロイヤル・カリビアンやノルウエージャン・クルーズラインも見通しを引き上げており、カーニバル決算では強い結果に期待できそうだ。(Horiko Capital Management LLC) <FA> 2024/03/23 14:04

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