注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 国内株式市場見通し:過熱感強い日経平均を横目に、来週はTOPIX優勢の展開か *14:10JST 国内株式市場見通し:過熱感強い日経平均を横目に、来週はTOPIX優勢の展開か ■日経平均は一時41000円台まで上昇今週の日経平均は週間で2180.79円高(+5.63%)の40888.43円と大幅上昇した。一部メディアが、日本銀行が3月18-19日の金融政策決定会合にて「マイナス金利の撤廃」を決議し、「長短金利操作(YCC)」「上場投資信託(ETF)などリスク資産の買い入れ」もそれぞれ終了すると報じたことで、週初の東京市場は「金融政策の正常化」への取り組みが明確になったことを材料に大型株が上昇。日経平均は前日比1000円超の大幅高となった。19日の12時35分に日銀会合の結果が伝わったタイミングでは、為替市場、株式市場ともに小動きだったが、数分後に「当面、緩和的な金融環境が継続」と伝わると、為替が1ドル=150円台まで円安進行が加速。日銀会合の結果は事前報道通りだったにも関わらず、日銀の緩和継続に安心感が高まったことなどから、為替は円安に反応したもよう。円安推移を材料に輸出関連銘柄などが買われ、日経平均は40000円台を回復した。その後も米連邦準備制度理事会(FRB)が、米連邦公開市場委員会(FOMC)にて現状の金利水準の維持と年内3回の利下げ見通しを発表すると、米国株は上昇。NYダウなど主要株価指数がそろって史上最高値を更新したことから、日経平均、TOPIXも上昇。週末の日経平均は一時41000円台まで上昇した。なお、3月第2週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は現物を503億円売り越したほか、TOPIX先物を1167億円売り越し、225先物も3585億円売り越したことから、合計5255億円の売り越しとなった。個人投資家は現物を4550億円買い越すなど現先合計で5709億円買い越し。一方、信託が現物を6823億円売り越した。■配当に絡んだ売買でTOPIX優勢か22日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は前日比305.47ドル安(-0.77%)の39475.90ドル、ナスダックは26.98ポイント高(+0.16%)の16428.82、S&P500は7.35ポイント安(-0.14%)の5234.18で取引を終了した。大証ナイト終値は、通常取引終値比210円安の40500円。今週末の東京市場は、期末の権利取りなども意識されてTOPIXの強さがやや目立った。NT倍率は22日終値ベースでは14.53倍まで縮小。来週は先物市場で期末の配当落ちに絡んだTOPIX先物買いが1兆円分ほど入るとの観測(225先物には約2000億円の買い)もあることからTOPIXが相対的に強含む展開となろう。TOPIXは、1989年12月18日の史上最高値2884.80まで残り3%弱に迫っていることから、目先のターゲットとして意識されやすい。仮にTOPIXが史上最高値を更新すると、NT倍率14.5倍で計算すると日経平均は41829.6円となる。NT倍率が14.5倍から14.7倍ぐらいで推移することを考慮すると、次の日経平均のターゲットは42000円水準と考えることもできる。■短期的な過熱感のほか、為替介入警戒も日経平均の予想株価収益率(PER)は22日算出時点で17.38倍と約3年ぶりの高い水準まで上昇。来期も企業業績は好調との見通しから企業の1株利益(EPS)は上昇が見込まれており、現在のPERは許容範囲内と見られているが、3年ぶりの水準までPERが上昇したことが「売り」の材料に使われる可能性はあるので注意は必要だ。また、日銀会合前後の上昇によって、25日移動平均線、75日移動平均線、200日移動平均線の乖離率を合計した総合乖離率が37.7%と「短期的な買われすぎ」を示す35%を超えている。週間で5%超上昇していることからも、日経平均は短期的な過熱感が意識されやすい状況だ。なお、為替が1ドル=151円台後半に入っていることから、政府・日銀による為替介入実施への警戒感も、日経平均の上値を抑える材料となろう。今週末は、鈴木財務大臣が「高い緊張感をもって相場を注視」「為替介入の可能性は最もコメントできないことの一つ」といった軽い口先介入を実施しているが、為替介入の陣頭指揮を執る神田財務官はまだ発言していない。日米中銀イベントを経ての円安進行のため「投機的な動き」と言いにくいのかもしれないが、2022年に為替介入を行った151円95銭水準が近づくと市場の緊張感は高くなるだろう。「脱デフレ」が意識されつつあるなか、期末に株安を招いてしまう円買い・ドル売りの為替介入は実施しにくいとの考えもできよう。為替市場は神経質な状況を迎えており、政府・要人の発言には要注意だ。■28日に米GDP(確定値)発表来週にかけて、国内は、25日に、1月景気動向指数(改定値)、29日に、3月東京都区部消費者物価指数(CPI)、2月失業率、2月鉱工業生産(速報値)などが予定されている。海外では、25日に米・2月新築住宅販売件数、26日に米・2月耐久財受注、1月S&Pケースシラー住宅価格(20都市)、3月リッチモンド連銀製造業指数、3月コンファレンスボード消費者信頼感指数、27日に豪・2月CPI、欧・3月ユーロ圏景況感指数、米・週次原油在庫、28日に、豪・2月小売売上高、独・2月小売売上高、英・10-12月期GDP(改定値)、米・週次新規失業保険申請件数、10-12月期 GDP(確定値)、3月シカゴ購買部協会景気指数、3月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)、2月中古住宅販売成約指数、29日に、米・2月PCEデフレータなどが予定されている。 <FA> 2024/03/23 14:10 注目トピックス 市況・概況 新興市場見通し:IPO中心の個別物色中心で指数の方向性は乏しいか *14:05JST 新興市場見通し:IPO中心の個別物色中心で指数の方向性は乏しいか ■週後半に商い膨らむも大型株優勢の展開今週の新興市場は大幅上昇。同時期の騰落率は、日経平均が+5.63%だったのに対して、東証グロース市場指数は+4.38%、東証グロース市場250指数は+4.68%。3月19日に、日本銀行は金融政策決定会合にて「マイナス金利の撤廃」等を発表。「現状の金融緩和を当面維持する」ことが確認できたことで、為替は円安に推移。輸出関連銘柄などプライム市場の大型株優勢の展開となり日経平均が強い動きを見せるなか、新興市場も下落していた分を取り戻す格好となった。週末にかけては、QPS研究所<5595>やIPO銘柄に短期資金が向かい、グロース市場の1日の売買代金は3月7日以来の2000億円超えと商いは膨らんだ。個別銘柄では、生成AIを活用したデジタルマーケティングのインハウス支援サービス(広告主によるインターネット広告等の運用方針策定などを支援するサービス)を開始したイーエムネットジャパン<7036>が急騰。また、INFORICH<9338>は、モバイルバッテリーシェアリング会社などを経営管理する豪Ezycharge社の発行株式のうち51%を取得すると発表し買われた。このほか、自社の国産ドローンが防衛省航空自衛隊の空撮用ドローンとして採用されたと発表したACSL<6232>が強い動きとなったほか、VALUENEX<4422>は非開示としていた24年7月期の連結営業利益予想を0.59億円(前期実績0.38億円)と発表し急騰。一方、24年7月期の営業損益予想を従来の2.50億円の黒字から0.09億円の赤字(前期実績1.51億円の黒字)に下方修正した売れるネット広告社<9235>がきつい下げとなった。なお、21日、グロース市場に上場したトライアルHD<141A>の初値は公開価格1700円を30.3%上回る2215円となった。同じくグロース市場に上場したSTG<5858>の初値は公開価格1920円を67.4%上回る3215円。22日にグロース市場に上場したジンジブ<142A>は買い優勢となり初値は翌営業日へ持ち越しとなった。■3月期末最終週で新興市場は物色の蚊帳の外か、IPOは12社来週の新興市場は、IPOに短期資金が向かうことで、21日や22日のように売買代金は増加する可能性はあるが、東証グロース市場コア20など時価総額が大きい主力銘柄の売買は細る展開を想定する。3月期末の最終週ということで、個人投資家は高配当銘柄などプライム市場に関心が向かいやすいことも影響し、新興市場の主力処は物色の蚊帳の外となりそうだ。来週予定されている新規株式公開(IPO)は12社あるが、コロンビア・ワークス<146A>を除く11社がグロース市場に上場することで、日替わり物色の忙しい相場展開となろう。IPO以外では、売買代金急増で上場来高値を更新したQPS研究所に注目だが、目立った売買材料が観測されていないなかでの急騰のため、乱高下の可能性はあるので注意は必要だ。IPOなど個別物色が中心となることで、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数など指数の方向感は乏しくなろう。両指数ともに75日移動平均線からの反発で、25日移動平均線は回復しているが、来週はこの25日移動平均線水準での値固めを試すと想定する。 <FA> 2024/03/23 14:05 注目トピックス 市況・概況 米国株式市場見通し:PCEコア価格指数やパウエルFRB議長講演に注目 *14:04JST 米国株式市場見通し:PCEコア価格指数やパウエルFRB議長講演に注目 来週は連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ動向を判断するために特に注視しているPCEコア価格指数の2月分が発表されるため注目だ。また、パウエル議長がサンフランシスコ連銀主催イベントのマクロ経済・金融政策会合で講演を予定しており、注目したい。生産者物価指数(PPI)と項目が類似しているPCE価格指数は前月比で伸びが拡大し、PCEコア価格指数は前年比で1月と同水準の伸びを維持する見込み。もし、予想通りの結果となった場合は、利下げにつながるインフレ改善の証拠とはならず相場の上値を抑制することになるだろう。1月の消費者物価指数(CPI)が予想を上回るなど、あまりインフレに改善が見られない中、FRBが連邦公開市場委員会(FOMC)結果と同時に公表した金利予測分布図(ドット・プロット)で金融当局者が依然平均3回の利下げを予想していることが明らかになると安心感から買われた。ただ最近のデータでは、労働市場は依然強く、住宅市場も春のピークに向けて力強い結果が目立つ。ドット・プロットにおいても、当局者は今年の国内総生産(GDP)成長率やコアCPI予測を12月から引き上げたほか、失業率見通しを引き下げるなど、利下げが示唆される内容ではなかった。パウエル議長はFOMC後の会見で1月のインフレデータの強い結果について、季節要因が影響しておりインフレ改善の軌道に変わりはない、とハト派姿勢を維持。FRBはおそらく利下げに踏み切ることを望んでいるのだろうと一部の市場関係者は指摘している。インフレ改善の停滞や景気の好調なデータにもかかわらず議長の講演で、ハト派姿勢が再確認された場合、相場を一段と押し上げることになるだろう。なお、29日はグッド・フライデーで債券、株式市場は休場となる。経済指標では、2月新築住宅販売件数、2月シカゴ連銀全米活動指数、3月ダラス連銀製造業活動(25日)、2月耐久財受注、1月FHFA住宅価格指数、ケース・シラー米住宅価格指数、3月コンファレンスボード消費者信頼感指数、3月リッチモンド連銀製造業指数(26日)、10-12月期国内総生産(GDP)、3月シカゴ購買部協会景気指数、2月中古住宅販売保留、3月ミシガン大消費者信頼感指数確報値(28日)、2月PCEコア価格指数(29日)、などが予定されている。また、29日にはパウエル議長がサンフランシスコ連銀主催のイベントで講演を予定している。主要企業決算では、スパイスメーカーのマコーミック、ゲーム販売のゲームストップ(26日)、クルーズ船運営のカーニバル、給与・人事関連アウトソーシングを提供するペイチェックス(27日)、ドラッグストア小売のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(28日)、などが予定されている。クルーズ船関連の需要はパンデミック前の水準に回復、同業のロイヤル・カリビアンやノルウエージャン・クルーズラインも見通しを引き上げており、カーニバル決算では強い結果に期待できそうだ。(Horiko Capital Management LLC) <FA> 2024/03/23 14:04 注目トピックス 市況・概況 ユーロ週間見通し:伸び悩みか、16年ぶりの高値を意識 *14:02JST ユーロ週間見通し:伸び悩みか、16年ぶりの高値を意識 ■弱含み、米欧金利差縮小観測は後退今週のユーロ・ドルは弱含み。欧州中央銀行(ECB)は6月に利下げを開始するとの見方は変わっていないものの、年内3回の米利下げ予想を受けてユーロ買い・ドル売りが一時優勢となった。しかしながら、ECBによる年内複数回の利下げの可能性は消えていないことから、米欧金利差縮小観測は後退し、週末前にユーロ売り・米ドル買いの取引が再度活発となった。取引レンジ:1.0802ドル-1.0943ドル。「伸び悩みか、投資家のドル選好はしばらく続く可能性来週のユーロ・ドルはもみ合いか。ユーロ圏の一部経済指標で景況感回復が示され、欧州中央銀行(ECB)による連続利下げ観測は後退した。ただ、金融当局者のハト派的な見解が目立ち、ユーロの上昇は限定的か。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)は利下げを急いでいないため、投資家のドル選好はしばらく続くとみられる。予想レンジ:1.0650ドル-1.0950■強含み、一時2008年8月以来となる165円台前半まで上昇今週のユーロ・円は強含み。日本銀行はマイナス金利解除を含む大規模金融緩和策の縮小を決めたが、緩和的な金融環境は当面維持されるため、リスク選好的なユーロ買い・円売りが優勢となった。一時2008年8月以来となる165円35銭までユーロ高円安に振れる場面があった。ただ、週末前は利益確定を狙ったユーロ売りが増えたことで163円台半ばまでに弱含みとなった。取引レンジ:161円95銭-165円35銭。■伸び悩みか、16年ぶりの高値を意識来週のユーロ・円は伸び悩みか。日本銀行はマイナス金利解除も金融正常化には慎重で、リスク選好的な円売りは続く可能性がある。一方、ユーロ圏の一部経済指標で景況感の回復が示されており、欧州中央銀行(ECB)による連続利下げ観測は後退した。ただ、ユーロ・円は2008年8月以来の高値圏に浮上し、過熱感から利益確定売りが出やすい。○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・特になし予想レンジ:162円00銭-165円00銭 <FA> 2024/03/23 14:02 注目トピックス 市況・概況 豪ドル週間見通し:底堅い展開か、利下げ時期めぐり消費者物価などの発表に注 *14:02JST 豪ドル週間見通し:底堅い展開か、利下げ時期めぐり消費者物価などの発表に注 ■上昇、日銀の緩和的環境継続で円売り継続今週の豪ドル・円は上昇し、一時100円を突破した。日本銀行はマイナス金利の解除や長短金利操作の終了などを決める一方、長期国債の買い入れは継続し、当面は緩和的な金融環境を継続する方針も示したことを受けて豪ドル買い・円売りが強まった。2月雇用統計は予想以上に改善したことも豪ドル買い材料になった。取引レンジ:97円58銭-100円17銭。■底堅い展開か、利下げ時期めぐり消費者物価などの発表に注目来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)は、政策金利の据え置きを決定したが、追加利上げの可能性について言及がなかった。しかし、2月の失業率は大きく低下し、雇用者数は大幅増となったことにより、早期利下げ観測は後退。2月の消費者物価指数が前回実績を上回った場合、豪ドル買いが強まる可能性がある。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・27日:2月消費者物価指数(1月:前年比+3.4%)・28日:2月小売売上高(1月:前月比+1.1%)予想レンジ:97円50銭-100円00銭 <FA> 2024/03/23 14:02 注目トピックス 市況・概況 英ポンド週間見通し:下げ渋りか、日英金利差の早期縮小は期待薄 *14:01JST 英ポンド週間見通し:下げ渋りか、日英金利差の早期縮小は期待薄 ■強含み、日銀は緩和的な金融環境を当面維持する方針今週のポンド・円は強含み。日本銀行はマイナス金利の解除などを決める一方、当面は緩和的な金融環境を継続する方針を示したことで円売りが強まった。ただ、3月21日開催の英中央銀行金融政策委員会(MPC)の会合で利上げ支持が1名となり、ベイリー総裁は「英国経済が利下げを開始する正しい方向に動いている」と指摘したことでポンド買い・円売りは縮小。取引レンジ:189円54銭-193円54銭。■下げ渋りか、日英金利差の早期縮小は期待薄来週のポンド・円は下げ渋りか。英中央銀行による年内利下げの可能性は高いとみられるため、リスク選好的なポンド買いは縮小か。ただし、日本銀行は金融正常化をすみやかに進めることに慎重であり、日英金利差の早期縮小は期待できないことから、ポンド売りが一段と強まる状況ではないとみられる。○発表予定の英国の主要経済指標・注目イベント・特になし予想レンジ:189円00銭-193円00銭 <FA> 2024/03/23 14:01 注目トピックス 市況・概況 為替週間見通し:ドルは底堅い値動きか、日米金利差維持予想がドル売り抑制も *13:57JST 為替週間見通し:ドルは底堅い値動きか、日米金利差維持予想がドル売り抑制も 【今週の概況】■日米金利差維持の思惑で円売り強まる今週のドル・円は堅調推移。日本銀行3月18-19日開催の金融政策決定会合でマイナス金利政策の解除や政策金利の引き上げなどを含む大規模緩和策の縮小を決めたが、緩和的な金融環境は当面維持される見通しであることから、リスク選好的なドル買い・円売りが活発となった。スイス中央銀行は21日に予想外の利下げを発表したこと、欧州中央銀行(ECB)や英中央銀行は今年半ばまでに利下げを開始するとの観測が広がり、ユーロ、ポンド、スイスフランに対するドル買いが優勢となったこともドル高・円安進行の一因となったようだ。22日の東京市場では昨年11月以来となる151円86銭までドル高円安に振れる場面があった。22日のニューヨーク外為市場でドル・円は一時151円01銭まで下落した。2024年度の日本の賃金上昇率は前年度実績を上回る見通しとなり、日本銀行による追加利上げ観測が浮上したことから、リスク回避的なドル売り・円買いが一時活発となった。ただ、対欧州通貨絡みのドル買いが続いたことでドル売り・円買いは一服。151円38銭でこの週の取引を終えた。ドル・円の取引レンジ:148円91銭-151円86銭。【来週の見通し】■ドルは底堅い値動きか、日米金利差維持予想がドル売り抑制も来週のドル・円は底堅い値動きとなりそうだ。日本銀行は3月18-19日の金融政策決定会合でマイナス金利解除など含めた大規模緩和の修正に踏み切ったが、緩和的な金融環境を当面維持する方針であり、金融正常化を加速させることには慎重とみられる。米FRBは19-20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを決定。金融当局者による金利見通しでは、利下げに関し前回の昨年12月から変わらず、年内3回の可能性が示された。市場参加者の間ではFOMCの政策金利見通しなどはハト派寄りと受け止められているが、インフレ緩和のペースは加速していないため、米金融当局は利下げを急ぐ必要はないと判断しているとみられる。そのため、投資家のドル選好はしばらく続くだろう。もっとも、ドル・円は151円台後半まで上昇し、日本政府による為替介入に対する警戒が高まるため、新たなドル買い材料が提供されない場合、リスク選好的なドル買い・円売りが一段と拡大する可能性は低いとみる。【日・3月東京都区部消費者物価コア指数(CPI)】(3月29日発表予定)29日発表の3月東京都区部消費者物価指数(CPI)は、2月実績の前年比+2.5%を維持できるか注目。インフレ率が前回実績を下回った場合は日銀の金融正常化を後押しできず、円売り要因になろう。【米・2月コアPCE価格指数】(3月29日発表予定)29日発表の米2月コアPCE価格指数は前年比+2.80%程度と予想されている。市場予想を下回った場合、ドル売りの手がかりになりやすい。予想レンジ:149円00銭-154円00銭 <FA> 2024/03/23 13:57 注目トピックス 市況・概況 個人投資家・有限亭玉介:AI相場継続で注目・期待される銘柄とその思惑に乗る銘柄【FISCOソーシャルレポーター】 *10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:AI相場継続で注目・期待される銘柄とその思惑に乗る銘柄【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年3月18日15時に執筆「これからはAI(人工知能)の時代だ!」とは言うものの、どうも日本の日常生活にAIが根付いている体感はありませんな。日本はコロナ禍で紙ベースの商習慣が問題視されましたが、AIの導入も出遅れてしまうのでしょうか…。改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。日経平均が4万円を突破した直後の調整によって、多くの銘柄が売られました。それでもAI関連には売られた直後に反発も確認しております。直近の地合いは悪化しても、AIの将来性を考えると中長期で見れば上昇へ向かうとの見方が強いようです。とは言え、日本はお世辞にもAIの導入が進んでいるとは言えませんねぇ。24年1月にNRIセキュアテクノロジーズが発表した調査結果によると、生成AIサービスの導入状況について、セキュリティールールを「整備の上、導入済み」または「整備していないが導入済み」と回答したのは日本で18%との事です。日本人の実感としては悪くない数字に思えるかもしれません。ただ、同調査で米国は73.5%、オーストラリアでは66.2%ですので、日本は深刻な状況と言えるでしょう。AIの作業効率は人間と比べ物にならないですし、ミスや危険を伴う業務ほどAIにシフトさせるべきです。今後は日本と海外との差がどれほど縮まるのか注視する必要がありますな。日本のAI導入が遅れている事をポジティブに捉えるなら、これからAI市場が急拡大する余地が残されていると言えそうです。“ものづくり大国”である日本にとって、製造の自動化から製品の検査までAIが活躍する素地は十分にありますし、自動運転やドローンによる配送まで完遂できれば本当に人間が働かなくて済む未来が来るかもしれませんねぇ…。さて、直近で物色されているAI銘柄をチェックして参りますよ。長い下落基調から2月14日の決算を機に急動意したKudan<4425>は、エヌビディアのエッジAIプラットフォーム向け「Kudan Visual SLAM」のリリースでも材料視されました。急激に短期資金が流入した後は中長期の上昇トレンドへ転換できるのか監視です。同じくAI関連として物色されているLaboro.AI<5586>も、2月下旬から一気に動意しましたな。幅広いAI関連の中小型株に短期資金が流入している印象を受けますが、同社の24年9月期の業績は過去最高益で黒字着地する見通しです。同社は企業向けにカスタムAIの導入やソリューションを提供しており、日本企業へのAI普及に一役買ってますな。ライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を手掛けるサイエンスアーツ<4412>は、日本マイクロソフトの「Azure OpenAI Service」と同社の「Buddycom」の連携を発表すると好材料となりました。その連携には保守点検やAIソフト開発を手掛けるJTP<2488>の「Third AI 生成AIソリューション」を活用して開発を行ったとの事。両社とも買いが流入したようですねぇ。AIベンチャーらしく、時価総額100億以下の小型株ながらも実力は折り紙付きですので、今後も監視を強めて参ります。クラウドソーシング事業を展開するクラウドワークス<3900>には、AIブームによりマッチング事業が業績拡大しておりますな。また、生成AI関連の契約案件数に関しても急拡大しているようで、同社も積極的にAI関連のサービスを拡充させている様子。副業ブームの潮流もあり、24年9月期の売上高・営業利益は過去最高となる見通しです。最後はデジタル人材の育成支援サービスを展開するアイデミー<5577>です。AIモデル開発のニーズを受けて、チャート(日足)が底値圏からじわじわと切り返しております。4月12日の決算発表でチャートがどうなるか監視中です。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず <TY> 2024/03/23 10:00 注目トピックス 市況・概況 22日の米国市場ダイジェスト:NYダウは305ドル安、ハイテクが支える *07:03JST 22日の米国市場ダイジェスト:NYダウは305ドル安、ハイテクが支える ■NY株式:NYダウは305ドル安、ハイテクが支える米国株式市場はまちまち。ダウ平均は305.47ドル安の39,475.90ドル、ナスダックは26.98ポイント高の16,428.82で取引を終了した。史上最高値付近からの利益確定売りに押され、寄り付き後、下落。ダウは終日軟調に推移した。一方、携帯端末アップル(AAPL)の回復や生成人工知能(AI)利用の急拡大を背景としたエヌビディア(NVDA)など半導体セクターの上昇で、ナスダックはプラスに改善し連日で過去最高値を更新。終盤にかけダウは下げ幅を拡大し、まちまちで終了した。セクター別では、半導体・同製造装置が上昇した一方、耐久消費財・アパレルが下落。携帯端末のアップル(AAPL)は中国での新たな投資を発表、王商務相との会談が報じられ、上昇した。運送会社のフェデックス(FDX)は昨日引け後に発表した決算を受け、利益率改善や50億ドル規模の自社株買い計画が好感され、上昇した。履物販売会社のフットロッカー(FL)はアナリストの投資判断引き上げで、上昇。家電量販チェーンのベスト・バイ(BBY)はアナリストが投資判断・目標株価を引き上げ、上昇した。電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA)は中国の生産削減計画が嫌気され、下落。また、スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)は四半期決算で昨年の年末商戦の売り上げが強く、売上高や利益が予想を上回ったものの、減収予想が嫌気され下落した。ヨガアパレルのルルレモン(LULU)も第1四半期や通期の売上高見通しが予想に満たず、下落。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はイベントで、新型コロナウイルスが国内経済に持続的な影響を与えたとの認識を示した。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:日銀追加利上げ観測で円買い強まる22日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円49銭から151円01銭まで下落後、再び上昇し、151円38銭で引けた。2024年春闘賃上げ率は第2回集計でも平均賃上げ率5%超と33年ぶりの高水準を維持したとの報道を背景に10月までの日銀の追加利上げ観測を受けた円買いが強まった。その後、対欧州通貨絡みのドル買いやロシアでの銃撃戦の報道を受けて質への逃避のドル買いも強まったと見られる。ユーロ・ドルは1.0830ドルから1.0805ドルまで下落し、1.0809ドルで引けた。関係筋の話として欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁がユーロ圏首脳に物価の低下が続くと言及したとの報道やシクルーナ・マルタ中銀総裁が4月利下げの可能性に言及し、ユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、163円87銭から163円49銭へ下落。日欧金利差縮小観測に円買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.2581ドルから1.2624ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9008フランから0.8970フランまで下落した。■NY原油:伸び悩み、81ドル台で戻り売りが強まるNYMEX原油5月限終値:80.63 ↓0.4422日のNY原油先物5月限は伸び悩み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比-0.44ドル(-0.54%)の80.63ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは80.42ドル-81.45ドル。アジア市場で80.42ドルまで売られたが、ロンドン市場で81ドル台を回復。米国市場では一時81.45ドルまで上昇した。ただ、81ドル台で戻り売りが強まり、通常取引終了後の時間外取引では主に80ドル台後半で推移した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  37.05ドル   -0.46ドル(-1.22%)モルガン・スタンレー(MS) 91.95ドル   -1.45ドル(-1.55%)ゴールドマン・サックス(GS)406.82ドル  -6.89ドル(-1.66%)インテル(INTC)        42.57ドル   +0.15ドル(+0.35%)アップル(AAPL)        172.28ドル  +0.91ドル(+0.53%)アルファベット(GOOG)    151.77ドル  +3.03ドル(+2.03%)メタ(META)           509.58ドル  +1.82ドル(+0.35%)キャタピラー(CAT)      358.11ドル  -6.45ドル(-1.76%)アルコア(AA)         31.40ドル   +0.05ドル(+0.15%)ウォルマート(WMT)      60.87ドル   -0.58ドル(-0.94%) <ST> 2024/03/23 07:03 注目トピックス 市況・概況 NY原油:伸び悩み、81ドル台で戻り売りが強まる *06:54JST NY原油:伸び悩み、81ドル台で戻り売りが強まる NYMEX原油5月限終値:80.63 ↓0.4422日のNY原油先物5月限は伸び悩み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比-0.44ドル(-0.54%)の80.63ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは80.42ドル-81.45ドル。アジア市場で80.42ドルまで売られたが、ロンドン市場で81ドル台を回復。米国市場では一時81.45ドルまで上昇した。ただ、81ドル台で戻り売りが強まり、通常取引終了後の時間外取引では主に80ドル台後半で推移した。 <MK> 2024/03/23 06:54 注目トピックス 市況・概況 NY金:反落、利食い売りが強まる *06:51JST NY金:反落、利食い売りが強まる COMEX金4月限終値:2160.00 ↓24.7022日のNY金先物4月限は反落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は、前営業日比-24.70ドル(-1.13%)の2160.00ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは2158.40-2188.00ドル。アジア市場で2188.00ドルまで買われたが、まもなく利食い売りが強まり、米国市場に後半にかけて2158.40ドルまで値下がり。ユーロ安も意識されたようだ。通常取引終了後の時間外取引では主に2165ドルを挟んだ水準で推移。 <MK> 2024/03/23 06:51 注目トピックス 市況・概況 NY債券:米長期債相場は強含み、6月利下げの確率はやや上昇 *06:49JST NY債券:米長期債相場は強含み、6月利下げの確率はやや上昇 22日の米国長期債相場は強含み。スイス中央銀行による利下げの影響は残されており、債券利回りは総じて低下。欧州中央銀行(ECB)と英中央銀行は今年半ば頃までに利下げを開始する可能性があることも債券利回りの上昇を抑えた。年内3回の利下げ予想は変わらず、10年債利回りは弱含み。イールドカーブはフラットニング気配。CMEのFedWatchツールによると、22日時点で6月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は76%程度。7月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は88%程度。10年債利回りは4.263%近辺で取引を開始し、一時4.267%近辺まで上昇したが、取引終了時点にかけて一時4.196%近辺まで下落。イールドカーブはフラットニング気配。2年-10年は-38.90bp近辺、2-30年は-20.70bp近辺で引けた。2年債利回りは4.59%(前日比:-5bp)、10年債利回りは4.20%(前日比-7bp)、30年債利回りは、4.38%(前日比:-6bp)で取引を終えた。 <MK> 2024/03/23 06:49 注目トピックス 市況・概況 NY為替:日銀追加利上げ観測で円買い強まる *06:47JST NY為替:日銀追加利上げ観測で円買い強まる 22日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円49銭から151円01銭まで下落後、再び上昇し、151円38銭で引けた。2024年春闘賃上げ率は第2回集計でも平均賃上げ率5%超と33年ぶりの高水準を維持したとの報道を背景に10月までの日銀の追加利上げ観測を受けた円買いが強まった。その後、対欧州通貨絡みのドル買いやロシアでの銃撃戦の報道を受けて質への逃避のドル買いも強まったと見られる。ユーロ・ドルは1.0830ドルから1.0805ドルまで下落し、1.0809ドルで引けた。関係筋の話として欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁がユーロ圏首脳に物価の低下が続くと言及したとの報道やシクルーナ・マルタ中銀総裁が4月利下げの可能性に言及し、ユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、163円87銭から163円49銭へ下落。日欧金利差縮小観測に円買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.2581ドルから1.2624ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9008フランから0.8970フランまで下落した。 <MK> 2024/03/23 06:47 注目トピックス 市況・概況 NY株式:NYダウは305ドル安、ハイテクが支える *05:47JST NY株式:NYダウは305ドル安、ハイテクが支える 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は305.47ドル安の39,475.90ドル、ナスダックは26.98ポイント高の16,428.82で取引を終了した。史上最高値付近からの利益確定売りに押され、寄り付き後、下落。ダウは終日軟調に推移した。一方、携帯端末アップル(AAPL)の回復や生成人工知能(AI)利用の急拡大を背景としたエヌビディア(NVDA)など半導体セクターの上昇で、ナスダックはプラスに改善し連日で過去最高値を更新。終盤にかけダウは下げ幅を拡大し、まちまちで終了した。セクター別では、半導体・同製造装置が上昇した一方、耐久消費財・アパレルが下落。携帯端末のアップル(AAPL)は中国での新たな投資を発表、王商務相との会談が報じられ、上昇した。運送会社のフェデックス(FDX)は昨日引け後に発表した決算を受け、利益率改善や50億ドル規模の自社株買い計画が好感され、上昇した。履物販売会社のフットロッカー(FL)はアナリストの投資判断引き上げで、上昇。家電量販チェーンのベスト・バイ(BBY)はアナリストが投資判断・目標株価を引き上げ、上昇した。電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA)は中国の生産削減計画が嫌気され、下落。また、スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)は四半期決算で昨年の年末商戦の売り上げが強く、売上高や利益が予想を上回ったものの、減収予想が嫌気され下落した。ヨガアパレルのルルレモン(LULU)も第1四半期や通期の売上高見通しが予想に満たず、下落。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はイベントで、新型コロナウイルスが国内経済に持続的な影響を与えたとの認識を示した。(Horiko Capital Management LLC) <ST> 2024/03/23 05:47 注目トピックス 市況・概況 3月22日のNY為替概況 *04:06JST 3月22日のNY為替概況 22日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円49銭から151円00銭まで下落後、再び上昇し、引けた。2024年春闘賃上げ率は第2回集計でも平均賃上げ率5%超と33年ぶりの高水準を維持したとの報道を背景に10月までの日銀の追加利上げ観測を受けた円買いが強まった。その後、対欧州通貨絡みのドル買いやロシアでの銃撃戦の報道を受けて質への逃避のドル買いも強まったと見られる。ユーロ・ドルは1.0830ドルから1.0805ドルまで下落し、引けた。関係筋の話として欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁がユーロ圏首脳に物価の低下が続くと言及したとの報道やシクルーナ・マルタ中銀総裁が4月利下げの可能性に言及し、ユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、163円87銭から163円49銭へ下落。日欧金利差縮小観測に円買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.2581ドルから1.2624ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9008フランから0.8970フランまで下落した。[経済指標]・特になし <KY> 2024/03/23 04:06 注目トピックス 市況・概況 [通貨オプション]OP買い、ドル・円レンジ相場突破観測 *03:35JST [通貨オプション]OP買い、ドル・円レンジ相場突破観測 ドル・円オプション市場で変動率は上昇。ドル・円のレンジ相場抜けを織り込みオプション買いが一段と強まった。リスクリバーサルは円コールスプレッドが縮小。円先安観に伴う円プット買い意欲がドル・円下値ヘッジ目的の円コール買いに比べ、強まった。■変動率・1カ月物7.41%⇒7.90%(08年/24=31.044%)・3カ月物8.21%⇒8.53%(08年10/24=31.044%)・6カ月物8.37%⇒8.75%(08年10/24=25.50%)・1年物8.71%⇒8.99%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+0.66%⇒+0.58%(08年10/27=+10.90%)・3カ月物+0.78%⇒+0.74%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.69%⇒+0.67%(08年10/27=+10.71%)・1年物+0.44%⇒+0.42%(08年10/27=+10.71%) <KY> 2024/03/23 03:35 注目トピックス 市況・概況 NY外為:欧州引けにかけてドル買い再開、米金利は低下 *01:31JST NY外為:欧州引けにかけてドル買い再開、米金利は低下 NY外為市場では欧州引けにかけてドルの買戻しが強まった。ユーロ・ドルは1.0831ドルまで強含んだのち、1.0807ドルまで下落し、1日来の安値を更新。ポンド・ドルは1.2624ドルから1.2596ドルまで下落した。ドル・円は日銀の追加利上げ観測に151円01銭まで下落後、151円40銭まで再び上昇した。米国債相場は今週開催された連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け、年内3回利下げ観測が再燃し続伸。10年債利回りは一時4.2%を割り込み14日来の低水準となったため一時ドル売りが優勢となった。 <KY> 2024/03/23 01:31 注目トピックス 市況・概況 NY外為:円堅調、日銀の10月までの追加利上げ観測 *00:41JST NY外為:円堅調、日銀の10月までの追加利上げ観測 NY外為市場で円は堅調に推移した。2024年春闘賃上げ率は第2回集計でも平均賃上げ率5%超と33年ぶりの高水準を維持したと報じられた。調査では市場関係者の6割が10月までに日銀が追加利上げを実施すると予想している。ドル・円は151円64銭から151円01銭まで下落し、日中安値を更新。ユーロ・円は163円80銭から163円49銭まで下落し、19日来の安値を更新。ポンド・円は190円39銭まで下落し19日来の安値を更新後、190円67銭まで反発も、戻りも鈍い。 <KY> 2024/03/23 00:41 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ユーロ・ドル、重要な節目200DMAでの攻防 *23:04JST NY外為:ユーロ・ドル、重要な節目200DMAでの攻防 NY外為市場でユーロ売りは一服も、上値が重い。欧州中央銀行(ECB)の6月の利下げを織り込むユーロ売りが上値を抑制した。ユーロ・ドルは欧州で一時1.0808ドルまで下落し、1日来の安値を更新後、1.0824ドルへ反発も依然重要な節目200DMAの1.0839ドルを若干下回る。ユーロ・円は163円80銭から163円49銭まで下落し、19日来の円安・ユーロ高となった。ユーロ・ポンドは0.8596ポンドから0.8578ポンドまで下落した。関係筋によると、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁はユーロ圏首脳会議において、「物価の低下が続く」と言及したと報じられ、6月の利下げを織り込むユーロ売りが優勢となった。また、ドイツ連銀のナーゲル総裁もおそらく夏季休暇前に利下げを実施する可能性が一段と強まったと述べた。ただ、4月より6月の利下げの可能性が強いとの見方。その後、ホルツマン・オーストリア中銀総裁も「6月公表の新情報、利下げに扉を開く可能性がある」と6月利下げを示唆した。 <KY> 2024/03/22 23:04 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】カナダ・1月小売売上高、昨年8月来のマイナス、カナダドル安値圏でもみ合い *21:44JST 【市場反応】カナダ・1月小売売上高、昨年8月来のマイナス、カナダドル安値圏でもみ合い カナダ1月小売売上高は前月比-0.3%と、昨年8月来のマイナスに落ち込んだ。ただ、予想程悪化しなかった。カナダドルは安値圏でもみ合い。ドル・カナダは1.3568カナダドルで推移、カナダ円は111円64銭から111円30銭まで下落した。【経済指標】・カナダ・1月小売売上高:前月比-0.3%(予想:-0.4%、12月:+0.9%) <KY> 2024/03/22 21:44 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、高値圏で売りを意識 *20:07JST 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、高値圏で売りを意識 欧州市場でドル・円は伸び悩み、151円65銭まで上昇後は151円60銭付近でのもみ合いが続く。昨年高値の151円90銭が意識され、151円80銭付近に接近すれば売りが強まる。日本政府の為替介入も警戒され、利益確定売りが一段の上昇を抑制する。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円30銭から151円65銭、ユーロ・円は163円66銭から163円97銭、ユーロ・ドルは1.0808ドルから1.0829ドル。 <TY> 2024/03/22 20:07 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は上昇基調、ユーロ・ドルは戻りが鈍い *19:17JST 欧州為替:ドル・円は上昇基調、ユーロ・ドルは戻りが鈍い 欧州市場でドル・円は上昇基調を維持し、151円65銭まで値を上げた。米連邦準備制度理事会(FRB)の政策をにらみドル買い継続。一方、18時に発表されたドイツのIFO企業景況感指数は想定を上回る改善を示したものの、ユーロ・ドルは戻りが鈍い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円30銭から151円65銭、ユーロ・円は163円66銭から163円97銭、ユーロ・ドルは1.0808ドルから1.0829ドル。 <TY> 2024/03/22 19:17 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル:4連騰、一目均衡表は上値追い延長を示唆 *18:15JST 日経平均テクニカル:4連騰、一目均衡表は上値追い延長を示唆 22日の日経平均は4営業日続伸し、ザラ場高値と終値はともに昨日に続いて上場来の最高値を更新した。ローソク足は、日足では売り買いほぼ同値の小陰線から上下に短いヒゲを出す「星」を示現して足元での売り買い拮抗状態を窺わせたが、週足では大陽線を描いて強い上値追い圧力を確認する形となった。25日移動平均線との乖離率は4.05%(昨日4.20%)に縮小して過熱ライン5%の下方をキープした。一目均衡表は日足、週足ともに三役好転下の強気形状にあって転換線と基準線が上向きで今週末大引けを迎えており、来週の上値追いトレンド延長を示唆する形となった。 <CS> 2024/03/22 18:15 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円はじり高、ユーロ・ドルは下げ渋り *18:14JST 欧州為替:ドル・円はじり高、ユーロ・ドルは下げ渋り 欧州市場でドル・円はじり高となり、午後から夕方に付けた151円30銭付近から151円50銭台に値を上げた。欧州株式市場で主要指数はおおむね堅調地合いとなり、やや円売りに振れやすい。一方、ユーロ・ドルは節目の1.08ドル付近で買い戻された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円30銭から151円54銭、ユーロ・円は163円66銭から163円97銭、ユーロ・ドルは1.0808ドルから1.0829ドル。 <TY> 2024/03/22 18:14 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米引き締め的金融政策も日本の為替介入に警戒 *17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米引き締め的金融政策も日本の為替介入に警戒 22日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)は引き締め的な政策方針を維持するとみられ、ドル選好地合いは継続。一方、日銀の緩和継続スタンスも日本の為替介入が警戒され円売りは抑制されそうだ。前日発表された米経済指標でフィラデルフィア連銀製造業景気指数、製造業PMIは想定よりも強い内容だった。今週の連邦公開市場委員会(FOMC)で示された当局者の金利見通しを受け今後も引き締め的な政策が続くとの見方から、米金利高・ドル高の展開に。ユーロ・ドルは1.0850ドル台に下げ、ドル・円は151円70銭台に浮上。ただ、本日アジア市場はドル買い継続も日本政府の円安けん制で過度な円売りは縮小した。この後の海外市場は具体的な手がかりが乏しく、米金利にらみとなる。FOMC通過で金融政策の不透明感が払しょくされたほか、先行きもタカ派的な政策が維持されるとの思惑からドル選好地合いは継続されそうだ。次の注目材料となる来週の米コアPCE価格指数は高止まりが予想され、ドルは売りづらい。一方、日本のインフレ高進を受け日銀の利上げ観測は根強い。半面、日本の為替介入が警戒され、過度な円売りは抑制されよう。【今日の欧米市場の予定】・18:00 独・3月IFO企業景況感指数(予想:85.9、2月:85.5)・21:30 カナダ・1月小売売上高(前月比予想:-0.4%、12月:+0.9%)・22:00 パウエル米FRB議長開会あいさつ(FEDリッスンズイベント)・01:00 バー米FRB副議長(銀行監督担当)オンライン討論会参加・05:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁が対話会合参加(家計金融関連) <CS> 2024/03/22 17:25 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は反落、上値の重さを嫌気 *17:20JST 東京為替:ドル・円は反落、上値の重さを嫌気 22日の東京市場でドル・円は反落。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策を見込んだドル買いが先行し、151円86銭まで上昇。ただ、昨年高値が視野に入り、日本政府による円安けん制を受けドル買い・円売りの失速で151円26銭まで値を下げた。・ユーロ・円は164円81銭から163円67銭まで下落。・ユーロ・ドルは1.0867ドルから1.0816ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値40,942.88円、高値41,087.75円、安値40,714.14円、終値40,888.43円(前日比72.77円高)・17時時点:ドル円151円30-40銭、ユーロ・円163円60-70銭【経済指標】・NZ・2月貿易収支:-2.18億NZドル(1月:-10.89億NZドル←-9.76億NZドル)・日・2月全国消費者物価指数(生鮮食品除く):前年比+2.8%(予想:+2.8%、1月:+2.0%)・英・2月小売売上高(自動車燃料含む):前月比0.0%(予想:-0.4%、1月:+3.6%←+3.4%)【要人発言】・ベイリー英中銀総裁「年内の利下げ観測、不合理ではない」・鈴木財務相「為替、政府として高い緊張感をもって注視」「為替はファンダメンタルズを反映し安定的に推移することが重要」「川相場の日々の動きにコメントは控える」・植田日銀総裁「大規模緩和は役割を果たしてとして終了」「国債買入れの継続でネットの国債残高はしばらく現在の水準で推移」「足元の為替動向にはコメントを控える」「異次元緩和は円高をやめて企業収益の改善につながった」「基調的なインフレ率の上昇が現在生じてきている」 <TY> 2024/03/22 17:20 注目トピックス 市況・概況 22日の日本国債市場概況:債券先物は145円41銭で終了 *17:18JST 22日の日本国債市場概況:債券先物は145円41銭で終了 <円債市場>長期国債先物2024年6月限寄付145円38銭 高値145円48銭 安値145円29銭 引け145円41銭売買高総計21010枚2年 458回  0.200%5年 166回  0.387%10年 373回  0.741%20年 187回  1.502%債券先物6月限は、145円38銭で取引を開始。2月全国消費者物価指数(生鮮食品除く)は予想通りの伸び拡大にとどまり、日銀の定例国債買い入れオペの通知規模が前回通りだったことから買いになったとみられ、145円48銭まで上げた。その後、円安の進行にともない日銀の追加利上げ観測による売りが一時強まり、145円29銭まで下げた。現物債の取引では、全年限が売られた。<米国債概況>2年債は4.61%、10年債は4.25%、30年債は4.42%近辺で推移。債券利回りはやや低下。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.38%、英国債は3.96%、オーストラリア10年債は4.03%、NZ10年債は4.54%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・18:00 独・3月IFO企業景況感指数(予想:85.9、2月:85.5)・21:30 カナダ・1月小売売上高(前月比予想:-0.4%、12月:+0.9%)・22:00 パウエル米FRB議長開会あいさつ(FEDリッスンズイベント)・01:00 バー米FRB副議長(銀行監督担当)オンライン討論会参加・05:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁が対話会合参加(家計金融関連)(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間) <KK> 2024/03/22 17:18 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ渋り、円買い一服 *16:24JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、円買い一服 22日午後の東京市場でドル・円は一時151円26銭まで下げたが、その後は151円50銭付近に戻した。夕方にかけて先行した円買いは一服している。一方、16時に発表された英小売売上高は予想を下回り、ポンドは売り再開でドル、円に対し一段安の展開。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円26銭から151円86銭、ユーロ・円は163円80銭から164円81銭、ユーロ・ドルは1.0827ドルから1.0867ドル。 <TY> 2024/03/22 16:24 注目トピックス 市況・概況 日経VI:低下、落ち着いた株価推移で警戒感が後退 *16:05JST 日経VI:低下、落ち着いた株価推移で警戒感が後退 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は22日、前日比-0.33(低下率1.75%)の18.50と低下した。なお、高値は18.57、安値は18.14。昨日の米株式市場で主要指数が上昇し、最高値を更新した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。取引開始後、日経225先物は上値が重く、昼頃に下げに転じる場面があったが売り急ぐ動きはなく、下値の堅い展開となった。日経225先物が昨日までの3日続伸で2190円と大幅に上昇した後、今日は落ち着いた株価推移だったことから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2024/03/22 16:05 注目トピックス 市況・概況 米ハイテク株高を好感し連日の最高値更新【クロージング】 *15:55JST 米ハイテク株高を好感し連日の最高値更新【クロージング】 22日の日経平均は4日続伸。72.77円高の40888.43円(出来高概19億2000万株)と連日最高値を更新して取引を終えた。前日の米国市場で半導体関連株を中心に買われた流れを映し、買いが先行。日経平均は取引開始直後に41087.75円まで値を上げ、初めて41000円台に乗せた。ただ、急ピッチの上昇への警戒感から利益確定売りが次第に増えたほか、週末の持ち高調整売りも散見され、後場に入り一時40714.14円とマイナスに転じる場面もあった。しかし、日本株再評価の流れは続いており、押し目狙いの買いなども入り、終盤にかけて41000円を回復する場面もあるなど、全般は堅調に推移していた。東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、ゴム製品、銀行、輸送用機器、水産農林など29業種が上昇。一方、鉱業、精密機器、医薬品、金属製品の4業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、トヨタ<7203>、KDDI<9433>が堅調だった半面、アドバンテス<6857>、中外薬<4519>、テルモ<4543>、SMC<6273>が軟調だった。前日の米国市場は、連邦公開市場委員会(FOMC)で早期利下げの可能性が残されたことが引き続き安心感につながったほか、生成AIの成長期待から半導体関連株が相場をけん引し、主要株価指数は上昇。これを受けて、日経平均の上げ幅は一時250円を超えた。また、円相場が1ドル=151円台後半へと円安が進んでおり、トヨタが連日上場来高値を更新するなど、輸出関連株にも値を上げる銘柄が目立った。来週は日経平均の銘柄入れ替えや配当の再投資など、需給イベントが控える。相場全般に大きな影響を及ぼすことはなさそうだが、短期筋の仕掛け的な動きが入りやすいだろう。また、日米の中銀イベントが波乱なく通過したことで、海外投資家による日本株再評価の流れが出てくるのかがポイントだ。日経平均は最高値を更新している一方、東証株価指数(TOPIX)は史上最高値にあと一歩のところまで迫っており、次の視点はTOPIXの最高値更新で、目先はバリュー株優位の展開が想定されよう。 <CS> 2024/03/22 15:55

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