注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~期末要因からバリュー株物色に~
配信日時:2024/03/25 08:40
配信元:FISCO
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~期末要因からバリュー株物色に~
25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■期末要因からバリュー株物色に
■京急、24/3上方修正 経常利益 284億円←273億円
■前場の注目材料:日本ガイシ、創薬研究受託に参入、赤外線で低分子結晶探索
■期末要因からバリュー株物色に
25日の日本株市場は、売り優勢ながら底堅さが意識される、相場展開が見込まれる。22日の米国市場は、NYダウが305ドル安、ナスダックは26ポイント高だった。景気敏感株を中心に利益確定の売りが優勢となり、NYダウは下落。一方で、生成人工知能(AI)利用の急拡大を背景としたエヌビディアなど半導体セクターが堅調な展開となり、ナスダックはプラスに転じた。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比155円安の40555円、円相場は1ドル151円20銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まりそうだ。先週の日経平均株価は4営業日続伸で2000円を超える急伸となり、一時41000円に乗せたこともあり、米国同様に利益確定の売りが入りやすいところであろう。ただし、日経225先物はナイトセッションで一時40440円まで下げる場面も見られたが、売り一巡後は40500円辺りでの底堅さが目立っていた。利食いが入りやすい一方で、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
また、今週は3月決算期末による配当志向の物色が強まるほか、権利落ち後は配当再投資への思惑が高まりやすいだろう。新年度相場入りでの新規資金流入なども意識されやすく、下値の堅さが目立ちそうである。バリュー株物色が中心になるものの、米国ではエヌビディアなど半導体株への物色が見られており、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均を下支えする展開もあるだろう。そのため、半導体株などは売り一巡後の底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンスになりそうだ。
日経平均は先週の上昇でボリンジャーバンドの+2σを捉えている。短期的に過熱感は警戒されやすいが、上値の重さが意識されてくるようだと、21日に空けたマド埋めを狙った売り仕掛け的な動きが警戒されてくる可能性はありそうだ。ただし、マド上限の40450円辺りに接近する局面では押し目狙いの買いが入りやすいだろう。
■京急、24/3上方修正 経常利益 284億円←273億円
京急<9006>は2024年3月期業績予想の修正を発表。経常利益を273億円から284億円に上方修正した。政策保有株式の売却による投資有価証券売却益の増加、東京都港区高輪3丁目土地の一部譲渡による固定資産売却益の増加および退職給付信託返還益を特別利益として見込む。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(40888.43、+72.77)
・ナスダック総合指数は上昇(16428.82、+26.98)
・SOX指数は上昇(4908.26、+10.39)
・米長期金利は低下
・3月期末接近に伴う高配当銘柄人気
・米国のインフレ沈静化観測
・日本ガイシ<5333>創薬研究受託に参入、赤外線で低分子結晶探索
・ジャパンマテリアル<6055>半導体ガス輸送、トラック・鉄道併用、本格採用
・豊田自動織機<6201>法規認証人材1.6倍に増員、不正再発防止
・東京ガス<9531>国内エネ5割脱炭素化、40年供給目標
・日野自<7205>特別益400億円、埼玉の土地売却、財務立て直し急ぐ
・KDDI<9433>発生前と同等に通信エリア復旧、進入困難2カ所除く
・三井化学<4183>廃プラのケミカルリサイクル循環へ、花王・CFPなど検討
・滋賀銀行<8366>エネ会社設立、10年間で200億円投資
・伊藤忠<8001>台湾社とアンモニア燃料船開発で覚書
・小林製薬<4967>自主回収の「紅麹」8割他社に供給、健康被害の恐れ
・DMG森精機<6141>ワーク計測の段取り効率化、新機能で作業最短2分
・NTT<9432>国産生成AI基盤の未来、「ツヅミ」始動、「小鼓」の特徴生かす
・京セラ<6971>CVCファンド組成、国内・アジア向け新興投資
・デクセリアルズ<4980>反射防止フィルム増産、スパッタリング設備追加
・MS&ADインシュアランスGHD<8725>グループのMS&ADインターリスク総研と岡山大、脱炭素メリット分析
・東京電力HD<9501>ダイヤゼブラ電機とEVから給電する小型機を今夏投入、AIで最適制御
・出光興産<5019>ナフサ分解炉でアンモニア燃焼、実証で操業可能性確認
・三菱ケミカルG<4188>PVOH特殊銘柄の生産能力倍増、生分解性包材向け
・高圧ガス工業<4097>軽質炭酸カルシウム、原料にアセチレン副生成物とCO2、製造技術開発
・東京ガス<9531>三井物産と、米からバイオメタン受け入れ
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(1月22・23日分)
<海外>
・特になし <ST>
■期末要因からバリュー株物色に
■京急、24/3上方修正 経常利益 284億円←273億円
■前場の注目材料:日本ガイシ、創薬研究受託に参入、赤外線で低分子結晶探索
■期末要因からバリュー株物色に
25日の日本株市場は、売り優勢ながら底堅さが意識される、相場展開が見込まれる。22日の米国市場は、NYダウが305ドル安、ナスダックは26ポイント高だった。景気敏感株を中心に利益確定の売りが優勢となり、NYダウは下落。一方で、生成人工知能(AI)利用の急拡大を背景としたエヌビディアなど半導体セクターが堅調な展開となり、ナスダックはプラスに転じた。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比155円安の40555円、円相場は1ドル151円20銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まりそうだ。先週の日経平均株価は4営業日続伸で2000円を超える急伸となり、一時41000円に乗せたこともあり、米国同様に利益確定の売りが入りやすいところであろう。ただし、日経225先物はナイトセッションで一時40440円まで下げる場面も見られたが、売り一巡後は40500円辺りでの底堅さが目立っていた。利食いが入りやすい一方で、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
また、今週は3月決算期末による配当志向の物色が強まるほか、権利落ち後は配当再投資への思惑が高まりやすいだろう。新年度相場入りでの新規資金流入なども意識されやすく、下値の堅さが目立ちそうである。バリュー株物色が中心になるものの、米国ではエヌビディアなど半導体株への物色が見られており、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均を下支えする展開もあるだろう。そのため、半導体株などは売り一巡後の底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンスになりそうだ。
日経平均は先週の上昇でボリンジャーバンドの+2σを捉えている。短期的に過熱感は警戒されやすいが、上値の重さが意識されてくるようだと、21日に空けたマド埋めを狙った売り仕掛け的な動きが警戒されてくる可能性はありそうだ。ただし、マド上限の40450円辺りに接近する局面では押し目狙いの買いが入りやすいだろう。
■京急、24/3上方修正 経常利益 284億円←273億円
京急<9006>は2024年3月期業績予想の修正を発表。経常利益を273億円から284億円に上方修正した。政策保有株式の売却による投資有価証券売却益の増加、東京都港区高輪3丁目土地の一部譲渡による固定資産売却益の増加および退職給付信託返還益を特別利益として見込む。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(40888.43、+72.77)
・ナスダック総合指数は上昇(16428.82、+26.98)
・SOX指数は上昇(4908.26、+10.39)
・米長期金利は低下
・3月期末接近に伴う高配当銘柄人気
・米国のインフレ沈静化観測
・日本ガイシ<5333>創薬研究受託に参入、赤外線で低分子結晶探索
・ジャパンマテリアル<6055>半導体ガス輸送、トラック・鉄道併用、本格採用
・豊田自動織機<6201>法規認証人材1.6倍に増員、不正再発防止
・東京ガス<9531>国内エネ5割脱炭素化、40年供給目標
・日野自<7205>特別益400億円、埼玉の土地売却、財務立て直し急ぐ
・KDDI<9433>発生前と同等に通信エリア復旧、進入困難2カ所除く
・三井化学<4183>廃プラのケミカルリサイクル循環へ、花王・CFPなど検討
・滋賀銀行<8366>エネ会社設立、10年間で200億円投資
・伊藤忠<8001>台湾社とアンモニア燃料船開発で覚書
・小林製薬<4967>自主回収の「紅麹」8割他社に供給、健康被害の恐れ
・DMG森精機<6141>ワーク計測の段取り効率化、新機能で作業最短2分
・NTT<9432>国産生成AI基盤の未来、「ツヅミ」始動、「小鼓」の特徴生かす
・京セラ<6971>CVCファンド組成、国内・アジア向け新興投資
・デクセリアルズ<4980>反射防止フィルム増産、スパッタリング設備追加
・MS&ADインシュアランスGHD<8725>グループのMS&ADインターリスク総研と岡山大、脱炭素メリット分析
・東京電力HD<9501>ダイヤゼブラ電機とEVから給電する小型機を今夏投入、AIで最適制御
・出光興産<5019>ナフサ分解炉でアンモニア燃焼、実証で操業可能性確認
・三菱ケミカルG<4188>PVOH特殊銘柄の生産能力倍増、生分解性包材向け
・高圧ガス工業<4097>軽質炭酸カルシウム、原料にアセチレン副生成物とCO2、製造技術開発
・東京ガス<9531>三井物産と、米からバイオメタン受け入れ
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(1月22・23日分)
<海外>
・特になし <ST>
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