注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、高値圏では売り *18:20JST 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、高値圏では売り 欧州市場でドル・円は伸び悩み、151円70銭付近からやや失速した。151円後半の売りが警戒され、引き続き上値が重い。一方、英国の製造業PMIは上方修正され、ポンドはドルや円に対し強含んだ。また、豪ドルとNZドルも同様の値動きとなっている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円55銭から151円69銭、ユーロ・円は162円61銭から162円91銭、ユーロ・ドルは1.0726ドルから1.0742ドル。 <TY> 2024/04/02 18:20 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル:小反発、連日の一時25日線割れ *18:15JST 日経平均テクニカル:小反発、連日の一時25日線割れ 2日の日経平均は小反発した。昨日に続いて25日移動平均線を一時下回った後、終値は25日線の上方にとどまった。ローソク足は小陰線で終了。下降する5日線の下方で推移する一方、昨日安値を下回る場面はなく、下値での25日線付近での一定の押し目買い需要を確認する形となった。ただ、TOPIXは小幅続落して本日終値が25日線を下回るとともにパラボリックが陰転しており、短期的な下押しリスクへの留意も必要となろう。 <CS> 2024/04/02 18:15 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル選好地合い継続も151円台は上値の重さを意識 *17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル選好地合い継続も151円台は上値の重さを意識 2日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策が続くとの見方から、ドル選好地合いが続く。ただ、152円を目指す展開も、引き続き151円台では上値の重さが意識されるだろう。前日発表された米ISM製造業景況感指数は予想外に強い内容となり、FRBの引き締め的政策の継続を期待した金利高・ドル高の展開となった。ユーロ・ドルは1.0780ドル付近から1.0730ドル台に下げ、ドル・円は151円40銭付近から151円70銭台まで上値を伸ばしている。本日アジア市場もドル選好地合いは継続。ドル・円は鈴木財務相の円安けん制で下押しされる場面もあったが、152円を視野に底堅く推移した。この後の海外市場は米雇用情勢への思惑が交錯。パウエルFRB議長は前週末に早期利下げに慎重な姿勢を示し、ドル買い基調に振れやすい。ただ、今晩のJOLTS求人件数は前回を下回ると予想される。今週末の雇用統計は非農業部門雇用者数や平均時給が弱まる見とみられ、タカ派的な政策姿勢を弱める材料に。一方、市場では日本政府の152円付近での為替介入が期待されるが、ドル・円は151円台では売すく上値は重い。【今日の欧米市場の予定】・17:00 ユーロ圏・3月製造業PMI改定値(予想:45.7、速報値:45.7)・17:30 英・3月製造業PMI改定値(予想:49.9、速報値:49.9)・17:30 英・2月住宅ローン承認件数(予想:5.65万件、1月:5.52万件)・21:00 独・3月消費者物価指数速報値(前年比予想:+2.2%、2月:+2.5%)・23:00 米・2月JOLT求人件数(予想:877.5万件、1月:886.3万件)・23:00 米・2月製造業受注(前月比予想:+1.0%、1月:-3.6%)・23:00 米・2月耐久財受注改定値(前月比予想:+1.4%、速報値:+1.4%)・23:10 ボウマン米FRB理事講演(銀行M&A関連)・01:00 ウィリアムズNY連銀総裁討論会司会(NY経済クラブ)・01:05 メスター米クリーブランド連銀総裁講演(経済見通し)・02:30 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁座談会参加(欧州は3/31から夏時間に移行) <CS> 2024/04/02 17:25 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後はじり安 *17:10JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後はじり安 2日の東京市場でドル・円は伸び悩み。鈴木財務相の円安けん制で円買いが強まり、朝方に一時151円50銭まで下落。その後は引き締め的な米金融政策の継続を見込んだドル買いで午後は151円79銭まで切り返したが、介入への警戒で午後はじり安となった。・ユーロ・円は162円61銭から162円95銭まで上昇。・ユーロ・ドルは1.0744ドルから1.0724ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値39,892.59円、高値40,151.05円、安値39,707.87円、終値39,838.91円(前日比35.82円高)・17時時点:ドル円151円60-70銭、ユーロ・円162円70-80銭【要人発言】・豪準備銀行3月理事会議事要旨「3月の会合で利上げの議論をしなかった」「インフレは高止まりながらも徐々に目標へ向け低下」・鈴木財務相「行き過ぎた動きにはあらゆる手段を排除せず適切に対応」「為替はファンダメンタルズを反映して安定的な推移が重要」「為替相場は金融政策の要因だけで決まるわけではない」【経済指標】・日・3月マネタリーベース:前年比+1.6%(2月: +2.4%)・独・3月製造業PMI改定値:41.9(予想:41.6、速報値:41.6)・ユーロ圏・3月製造業PMI改定値:46.1(予想:45.7、速報値:45.7) <TY> 2024/04/02 17:10 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は失速、上値の重さを嫌気 *16:22JST 東京為替:ドル・円は失速、上値の重さを嫌気 2日午後の東京市場でドル・円は失速し、151円60銭台にやや値を下げた。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策維持が見込まれ、ドル買い地合いに変わりはない。ただ、151円後半の売りが一段の上昇を抑制し、上値の重さが嫌気された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円50銭から151円79銭、ユーロ・円は162円61銭から162円94銭、ユーロ・ドルは1.0725ドルから1.0744ドル。 <TY> 2024/04/02 16:22 注目トピックス 市況・概況 日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感が緩和 *16:05JST 日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は2日、前日比-0.50(低下率2.54%)の19.15と低下した。なお、高値は19.57、安値は18.97。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したが、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。取引開始後の買い戻し一巡後は上値が重く、下げに転じる場面があったものの、売り急ぐ動きはなく、概ね底堅く推移した。日経225先物は昨日680円下げており、市場では株価下落への警戒感が意識されたが、今日は株価の下値が堅く、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和し、日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2024/04/02 16:05 注目トピックス 市況・概況 自律反発狙いの買いも上値追いは慎重【クロージング】 *16:04JST 自律反発狙いの買いも上値追いは慎重【クロージング】 2日の日経平均は小幅反発。35.82円高の39838.91円(出来高概算17億3000万株)で取引を終えた。1日の米国市場ではハイテク関連株が買われた流れを受けて、東京市場でも半導体関連株を中心に自律反発を狙った買いが先行。日経平均は寄り付き後ほどなくして40151.05円まで値を上げた。ただ、新年度入りに伴い国内機関投資家などによる益出しの売りが続いていることが上値を抑える要因となり、積極的な買いが見送られるなか、こう着間の強い相場展開となった。東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1300を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、石油石炭、鉱業、保険、鉄鋼など12業種が上昇。一方、海運、ゴム製品、陸運、空運、小売など21業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>が上伸し、1銘柄で日経平均を約128円押し上げたほか、レーザーテック<6920>、トレンド<4704>、日東電工<6988>がしっかりだった。半面、ファナック<6954>、中外薬<4519>、アドバンテス<6857>、テルモ<4543>が軟調だった。前日の米国市場では、主要株価指数は高安まちまちだったものの、マイクロン・テクノロジーが上昇したことなどから、東京市場でも東エレクやレーザーテック、信越化など半導体関連株中心に値を上げるものが目立ち、日経平均の上げ幅は一時300円を超える場面があった。ただ、買いは続かず、次第に上値の重い展開となった。関係者からは「国内機関投資家による期初の益出し売りが継続的に出ている」との指摘が多く聞かれた。また、円相場が1ドル=151円台後半まで円安が進んでいるものの介入警戒感が拭えず、輸出関連株に買いをいれることも難しいようで、上値の重さが意識されてしまったようだ。期初の益出し売りも今週で一巡するとみられ、目先的な需給不安も一過性ではあるが、市場は新たなきっかけ待ちの状況といえる。こうしたなか、投資家が関心を寄せているのが、4日に発表を予定しているディスコ<6146>の2023年度第4四半期個別売上高および出荷額速報である。 <CS> 2024/04/02 16:04 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:海運業が下落率トップ *15:37JST 東証業種別ランキング:海運業が下落率トップ 海運業が下落率トップ。そのほかゴム製品、陸運業、空運業、小売業なども下落。一方、石油・石炭製品が上昇率トップ。そのほか鉱業、保険業、鉄鋼、非鉄金属なども上昇。業種名/現在値/前日比(%)1. 石油・石炭製品 / 1,779.67 / 1.782. 鉱業 / 674.66 / 1.673. 保険業 / 2,216.96 / 1.174. 鉄鋼 / 841.2 / 1.135. 非鉄金属 / 1,350.75 / 0.886. その他金融業 / 1,051.26 / 0.527. 電気機器 / 4,807.07 / 0.468. 証券業 / 616.3 / 0.359. 化学工業 / 2,596.37 / 0.2010. ガラス・土石製品 / 1,466.07 / 0.1211. 金属製品 / 1,478.12 / 0.0912. 不動産業 / 2,129.83 / 0.0413. 輸送用機器 / 5,409.43 / -0.1314. 機械 / 3,279.21 / -0.1715. 卸売業 / 3,860.86 / -0.1816. 電力・ガス業 / 540.56 / -0.2217. 銀行業 / 302.34 / -0.5018. 情報・通信業 / 5,711. / -0.5519. その他製品 / 4,938.4 / -0.5620. 医薬品 / 3,579.09 / -0.6621. 食料品 / 2,242.18 / -0.6922. 繊維業 / 659.91 / -0.7123. 水産・農林業 / 589.07 / -0.8024. 建設業 / 1,711.95 / -0.8125. 倉庫・運輸関連業 / 2,680.4 / -0.9626. サービス業 / 2,916.41 / -1.1727. パルプ・紙 / 584.81 / -1.1828. 精密機器 / 11,697.79 / -1.1929. 小売業 / 1,821.46 / -1.4030. 空運業 / 244.23 / -1.5231. 陸運業 / 2,097.75 / -1.5932. ゴム製品 / 4,809.44 / -2.0833. 海運業 / 1,530.6 / -2.09 <CS> 2024/04/02 15:37 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は伸び悩み、豪ドルは底堅い *15:08JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、豪ドルは底堅い 2日午後の東京市場でドル・円は伸び悩み、151円80銭付近に上昇後は失速した。引き続き151円後半での売りが警戒される。一方、豪ドルは底堅く推移。豪準備銀行の議事要旨で利上げ期待は後退したものの、利下げは不透明で豪ドルは売りづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円50銭から151円79銭、ユーロ・円は162円61銭から162円94銭、ユーロ・ドルは1.0729ドルから1.0744ドル。 <TY> 2024/04/02 15:08 注目トピックス 市況・概況 日経平均大引け:前日比35.82円高の39838.91円 *15:01JST 日経平均大引け:前日比35.82円高の39838.91円 日経平均は前日比35.82円高の39838.91円(同+0.09%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比6.77pt安の2714.45pt(同-0.25%)。 <CS> 2024/04/02 15:01 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小動き、米金利は底堅い *14:48JST 東京為替:ドル・円は小動き、米金利は底堅い 2日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、151円70銭台でのもみ合いが続く。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策が見込まれるなか、底堅い米10年債利回りでドルは売りづらい。ただ、151円後半は売りが出やすく、上値は重い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円50銭から151円79銭、ユーロ・円は162円61銭から162円94銭、ユーロ・ドルは1.0729ドルから1.0744ドル。 <TY> 2024/04/02 14:48 注目トピックス 市況・概況 日経平均は8円高、米経済指標などに関心 *14:43JST 日経平均は8円高、米経済指標などに関心 日経平均は8円高(14時40分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、日東電<6988>などがプラス寄与上位となっており、一方、ファナック<6954>、アドバンテスト<6857>、中外薬<4519>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、鉱業、石油石炭製品、保険業、鉄鋼、非鉄金属が値上がり率上位、ゴム製品、海運業、陸運業、小売業、空運業が値下がり率上位となっている。日経平均は前日終値近辺で推移している。米国では今晩、2月の米製造業受注、2月の米雇用動態調査(JOLTS)が発表される。また日本時間明日1時からニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁の討議参加が予定されている。 <SK> 2024/04/02 14:43 注目トピックス 市況・概況 日経平均VIは低下、株価の下値堅く警戒感は緩和 *14:11JST 日経平均VIは低下、株価の下値堅く警戒感は緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比-0.48(低下率2.44%)の19.17と低下している。なお、今日ここまでの高値は19.57、安値は19.13。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したが、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。取引開始後の買い戻し一巡後は上値が重く、下げに転じる場面があるものの、売り急ぐ動きはなく、概ね底堅く推移している。日経225先物は昨日680円下げており、市場では株価下落への警戒感が意識されたが、今日は株価の下値が堅く、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和し、日経VIは昨日の水準を下回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 <SK> 2024/04/02 14:11 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は伸び悩み、売りに警戒も *14:06JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、売りに警戒も 2日午後の東京市場でドル・円は151円70銭台と、引き続き高値圏でもみ合う展開。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策が見込まれ、ドル選好地合いが続く。ただ、日本の為替介入への警戒感で売りが出やすく、上値の重い展開が続いている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円50銭から151円78銭、ユーロ・円は162円61銭から162円94銭、ユーロ・ドルは1.0729ドルから1.0744ドル。 <TY> 2024/04/02 14:06 注目トピックス 市況・概況 日経平均は20円高、ダウ平均先物軟調で東京市場の株価の重しに *13:53JST 日経平均は20円高、ダウ平均先物軟調で東京市場の株価の重しに 日経平均は20円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、日東電<6988>などがプラス寄与上位となっており、一方、ファナック<6954>、アドバンテスト<6857>、中外薬<4519>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、鉱業、石油石炭製品、保険業、鉄鋼、非鉄金属が値上がり率上位、海運業、ゴム製品、空運業、陸運業、小売業が値下がり率上位となっている。日経平均は昨日終値近辺で推移している。新年度入りに伴い国内機関投資家から益出しの売りが継続しているとの見方があることに加え、ダウ平均先物が軟調で、東京市場の株価の重しとなっているようだ。 <SK> 2024/04/02 13:53 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:底堅い値動きか、金利高抑制なら買戻しも *13:52JST 米国株見通し:底堅い値動きか、金利高抑制なら買戻しも (13時30分現在)S&P500先物      5,288.00(-7.25)ナスダック100先物  18,470.50(-26.75)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は140ドル安。長期金利は下げ渋り、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ1日の主要3指数はまちまち。ナスダックは終盤に持ち直したが、S&Pは反落、ダウは240ドル安の39566ドルと3日ぶりに値を下げた。この日発表されたISM製造業景況感指数は予想外に強く、好不況の境目である50を2022年10月以来約1年半ぶりに上回った。連邦準備制度理事会(FRBの引き締め的政策の継続を後押しする材料となり、売りを誘発。金利高を背景にハイテクのほか消費、金融などが売られ、指数を押し下げた。本日は底堅い値動きか。直近のインフレ指標を受け、パウエルFRB議長は早期利下げに慎重な姿勢を示した。ただ、前日のISMは雇用指数が低調だったほか、今晩のJOLTS求人件数は前回を下回る見通し。今週末の雇用統計は非農業部門雇用者数や平均時給が弱まると予想され、雇用情勢の悪化への思惑は金融当局者のタカ派姿勢を後退させる可能性がある。一方で押し目買い意欲は強く、金利高が抑えられれば新規の買いが見込まれる。 <TY> 2024/04/02 13:52 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は高値もみ合い、株価にらみ *13:34JST 東京為替:ドル・円は高値もみ合い、株価にらみ 2日午後の東京市場でドル・円は151円70銭台と、高値圏でのもみ合いが続く。米10年債利回りは伸び悩むものの、ドル選好地合いで下げづらい。一方、日経平均株価は軟調でやや円買いに。また、米ダウ先物は顕著に下げ、今晩の株安が警戒されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円50銭から151円78銭、ユーロ・円は162円61銭から162円94銭、ユーロ・ドルは1.0729ドルから1.0744ドル。 <TY> 2024/04/02 13:34 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は上値が重い、152円にらみ売りも *13:10JST 東京為替:ドル・円は上値が重い、152円にらみ売りも 2日午後の東京市場でドル・円は上値が重く、151円70銭台でのもみ合いが続く。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策が見込まれ、ドル選好地合いに変わりはない。ただ、日本政府の為替介入への警戒感から、ドル買い・円売りは限定的。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円50銭から151円78銭、ユーロ・円は162円61銭から162円94銭、ユーロ・ドルは1.0729ドルから1.0744ドル。 <TY> 2024/04/02 13:10 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~半導体株強いも全面安で上げ幅縮小 *12:30JST 後場に注目すべき3つのポイント~半導体株強いも全面安で上げ幅縮小 ・日経平均は小幅反発、半導体株強いも全面安で上げ幅縮小・ドル・円は小じっかり、ドル選好地合いで・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>■日経平均は小幅反発、半導体株強いも全面安で上げ幅縮小日経平均は小幅反発。前日比50.11円高(+0.13%)の39853.20円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えている。1日の米国市場はまちまち。ダウ平均は240.52ドル安(-0.60%)の39566.85ドル、ナスダックは17.37ポイント高(+0.11%)の16396.83、S&P500は10.58ポイント安(-0.20%)の5243.77で取引を終了した。先週末に発表されたPCE価格指数の結果を判断する動きにまちまちで寄り付いた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエルFRB議長が先週の講演で「利下げを急がない」とハト派姿勢を弱めたため年内の利下げ期待が後退し相場の売り圧力となりダウは終日軟調に推移。また、ISM製造業景況指数が予想以上に強い結果となったため長期金利の上昇が圧力となりナスダックはかろうじてプラス圏を維持。ダウは終盤にかけ下げ幅を拡大し、まちまちで終了。米国株は高安まちまちだったものの、ナスダック指数しっかりを受けて、日経平均は反発で取引を開始した。値がさ半導体株が上昇したことから、日経平均は40151.05円まで上昇する場面が見られたものの、東証プライム市場の8割が下落する全面安の地合いとなったことで、徐々に上げ幅を縮小。「機関投資家の益出しが継続している」との声が聞かれるなか、TOPIXも前日比マイナス圏で前場の取引を終了した。日経平均採用銘柄では、金価格が高値更新していることなどから住友金属鉱山<5713>が買われたほか、東京エレクトロン<8035>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、SUMCO<3436>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>と半導体関連銘柄の上げも目立った。このほか、日本製鉄<5401>、フジクラ<5803>、三菱重<7011>、ニデック<6594>が上昇。一方、前日上昇の反動で楽天グループ<4755>が売られたほか、オムロン<6645>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>も弱い。このほか、ZOZO<3092>、小田急電鉄<9007>、シチズン時計<7762>がさえない。セクター別では、石油・石炭製品、鉄鋼、鉱業、保険業、非鉄金属などが上昇した一方、海運業、パルプ・紙、ゴム製品、小売業、サービス業などが下落した。ランチタイムの為替は1ドル151円70銭台で推移しており、昨晩の海外時間高値151円77銭に迫っている。米10年債利回りが4.3%台まで上昇していることから、日米金利差に着目した円売りドル買いも入りやすい地合いとなっている。政府・日本銀行による円買い介入への警戒も高まっていることから、後場、日経平均が40000円台を回復するのは難しいか。機関投資家の売りが継続しているとの観測から、前場強かった半導体株が失速すると日経平均は前日比マイナス圏に入る可能性もあろう。■ドル・円は小じっかり、ドル選好地合いで2日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、151円50銭から151円78銭まで値を上げた。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策の継続期待で、ドル選好地合いが続く。ただ、日本の円安けん制で、151円後半は上値が重い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円50銭から151円78銭、ユーロ・円は162円61銭から162円94銭、ユーロ・ドルは1.0730ドルから1.0744ドル。■後場のチェック銘柄・JESCOホールディングス<1434>、ファンデリー<3137>など、6銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・3月マネタリーベース:前年比+1.6%(2月: +2.4%)【要人発言】・豪準備銀行3月理事会議事要旨「3月の会合で利上げの議論をしなかった」「インフレは高止まりながらも徐々に目標へ向け低下」・鈴木財務相「行き過ぎた動きにはあらゆる手段を排除せず適切に対応」「為替はファンダメンタルズを反映して安定的な推移が重要」「為替相場は金融政策の要因だけで決まるわけではない」<国内>特になし<海外>特になし <CS> 2024/04/02 12:30 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小じっかり、ドル選好地合いで *12:22JST 東京為替:ドル・円は小じっかり、ドル選好地合いで 2日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、151円50銭から151円78銭まで値を上げた。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策の継続期待で、ドル選好地合いが続く。ただ、日本の円安けん制で、151円後半は上値が重い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円50銭から151円78銭、ユーロ・円は162円61銭から162円94銭、ユーロ・ドルは1.0730ドルから1.0744ドル。【要人発言】・豪準備銀行3月理事会議事要旨「3月の会合で利上げの議論をしなかった」「インフレは高止まりながらも徐々に目標へ向け低下」・鈴木財務相「行き過ぎた動きにはあらゆる手段を排除せず適切に対応」「為替はファンダメンタルズを反映して安定的な推移が重要」「為替相場は金融政策の要因だけで決まるわけではない」【経済指標】・日・3月マネタリーベース:前年比+1.6%(2月: +2.4%) <TY> 2024/04/02 12:22 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):レノバ、しまむら、あさひなど *11:41JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):レノバ、しまむら、あさひなど 象印マホービン<7965>:1437円(-33円)反落。前日に第1四半期決算を発表している。営業利益は35.3億円で前年同期と同水準にとどまり、据え置きの通期予想52億円、前期比4.0%増との比較でもサプライズは乏しいものとなっている。空調・冷暖房など生活家電の売上が好調だった。粗利率は上昇した一方、販管費の増加、為替のマイナス影響などが重しになったようだ。需要期である第1四半期決算が横ばいにとどまったことで、業績上振れ期待などは後退する形とみられる。MS&AD<8725>:2669.5円(+55.5円)大幅反発。前日に24年3月期の業績上方修正を発表している。純利益は従来予想の2800億円から3500億円、前期比65.9%増に引き上げ。三井住友海上火災保険及び海外連結子会社の業績が想定を上回る見込みであるもよう。また、株主還元の原資となるグループ修正利益についても、従来予想から700億円上方修正した3500億円を見込んでいるもよう。自社株取得額の上振れにつながるとしてストレートに評価材料視される。あさひ<3333>:1407円(+67円)大幅続伸。前日に24年2月期の決算を発表、営業利益は49.1億円で前期比4.2%減となり、従来予想の52億円を下振れる着地になったが、第3四半期までの状況から大きなサプライズはなし。一方、25年2月期は55億円で同12.0%増と2ケタ増益に転じる見通し。年間配当金も前期比5円増の50円を計画。工賃やパーツ販売の増加を見込むほか、新規出店や既存店の活性化、CRMとOMOの連携強化を図っていく方針のようだ。しまむら<8227>:7819円(-781円)大幅続落。前日に24年2月期の決算を発表、営業利益は553億円で前期比3.8%増となり、従来計画の546億円をやや上回る着地に。年間配当金は従来計画から10円引き上げの280円としている。一方、25年2月期営業利益は564億円で同1.9%増の見通し、580億円近かった市場コンセンサスを下回っている。収益成長率の低下が意識される状況に。新中計では配当性向をこれまでの25%から35%に引き上げているが、インパクトは限定的なようだ。レノバ<9519>:1431円(+193円)大幅反発。東京ガスとの資本業務提携が発表されている。第三者割当増資により、東京ガスが議決権の約13%を178億円程度で取得、第2位の株主となるようだ。これまでもバイオマス発電事業やPPAなどで協力関係にあったが、今回の提携によって、同社が開発中の国内陸上風力事業に東京ガスが参画するなど、一段の関係強化につなげれていくもよう。株式価値の希薄化以上に、資金調達や信用補完などのプラス効果を期待する動きが先行。キャスター<9331>:1455円 カ -ストップ高買い気配。マネーフォワード<3994>と資本業務提携の検討に係る基本合意書を締結すると発表している。リモートワーカーを束ねるキャスターとバックオフィスに関するクラウドサービスを展開するマネーフォワードで協業し、多様な人材の価値発揮で事業拡大を図るとしている。また、主要株主7者が市場外でキャスター株39万8000株をマネーフォワードへ譲渡する。異動後の同社の議決権所有割合は20.30%で、筆頭株主となる。TWOST<7352>:1652円(+43円)大幅に3日続伸。子会社のYellowstone Consulting(東京都渋谷区)がWeb3プロフェッショナルファームのDeFimans(東京都港区)との協業を開始したと発表している。DeFimansは、トークンエコノミクスの構築やブロックチェーン技術の活用などweb3領域に特化した企業。DID(分散型ID)やファイナンス、セキュリティトークンなどweb3のテーマ・技術に関する事業の企画から開発・実行に至る領域で協業する。LAホールディングス<2986>:5040円(+20円)大幅に反発。子会社のラ・アトレ(東京都港区)が東京都中央区の販売用不動産(土地・建物)を取得すると発表している。取得価格は非開示だが、23年12月期の純資産(152.12億円)の30%に相当する額以上としている。販売用不動産の取得は業績拡大に資するとの見方に加え、2月9日に記録した上場来高値が視野に入っていることも投資家の買い意欲を刺激しているようだ。 <ST> 2024/04/02 11:41 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドルは引き続き151円70銭台で推移、米長期金利の上昇を受けたドル買い *11:39JST 東京為替:ドルは引き続き151円70銭台で推移、米長期金利の上昇を受けたドル買い 2日の東京市場でドル・円は主に151円70銭台で推移。米長期金利の上昇を受けたドル買いが観測されており、151円78銭まで値上り。ここまでの取引レンジは151円51銭-151円78銭、ユーロ・ドルは伸び悩み。1.0730ドルから1.0745ドルで推移。ユーロ・円は上げ渋り。163円07銭から162円62銭で推移。 <MK> 2024/04/02 11:39 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドルは151円75銭まで強含み *10:49JST 東京為替:ドルは151円75銭まで強含み 2日の東京市場でドル・円は主に151円70銭台で推移。米長期金利の上昇を受けたドル買いが観測された。目先的にドル・円は底堅い動きを見せる可能性があるとみられている。ここまでの取引レンジは151円51銭-151円75銭、ユーロ・ドルは伸び悩み。1.0730ドルから1.0745ドルで推移。ユーロ・円は上げ渋り。163円07銭から162円62銭で推移。 <MK> 2024/04/02 10:49 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドルは151円60銭台で推移 *09:48JST 東京為替:ドルは151円60銭台で推移 2日の東京市場でドル・円は主に151円60銭台で推移。米長期金利の上昇を受けたドル買いが観測された。ドル・円はこの後も151円台を推移し、底堅い動きを見せる可能性があるとみられている。ここまでの取引レンジは151円51銭-151円69銭、ユーロ・ドルは伸び悩み。1.0731ドルから1.0745ドルで推移。ユーロ・円は上げ渋り。163円07銭から162円62銭で推移。 <MK> 2024/04/02 09:48 注目トピックス 市況・概況 日経平均は31円高、寄り後は伸び悩み *09:11JST 日経平均は31円高、寄り後は伸び悩み 日経平均は31円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が小幅高、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は1%を超す上昇となり、東京市場でハイテク株や半導体関連株などの支えとなった。また、外為市場で1ドル=151円50銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、昨日の日経平均が500円を超す大幅安となったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場で株価の重しとなった。また、昨日は新年度入りで、機関投資家による期初の益出しとみられる売りが株価の重しとなったとの指摘があり、今日も資産配分の調整目的の売りを警戒する向きがあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は伸び悩んでいる。 <SK> 2024/04/02 09:11 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:レノバやMS&ADなどに注目 *09:10JST 個別銘柄戦略:レノバやMS&ADなどに注目 昨日1日の米株式市場でNYダウは240.52ドル安の39,566.85、ナスダック総合指数は17.37pt高の16,396.83、シカゴ日経225先物は大阪日中比115円高の39985円。為替は1ドル=151.60-70円。今日の東京市場では、24年2月期利益見込みを上方修正したイオンファン<4343>、24年3月期業績見込みを上方修正したMS&AD<8725>、25年2月期営業利益が12.0%増予想と発表したあさひ<3333>、3月の売上高が35.0%増となった松屋<8237>、3月のキーパーラボ運営事業の既存店売上高が0.4%増と2月の11.9%減から回復したキーパー技研<6036>、東京ガス<9531>と資本業務提携すると発表したレノバ<9519>、子会社がJリーグと気候アクションパートナー契約を締結すると発表したエスプール<2471>、シェル社のブラジル沖合浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備の基本設計業務を受注したと発表した三井海洋<6269>、日本赤十字社那須赤十字病院と静岡済生会総合病院へ医療費保証商品「J-ホスピタル」の提供を開始したと発表したJリース<7187>、東証スタンダードでは、24年2月期業績見込みを上方修正したフロイント<6312>、サインポスト<3996>、24年3月期に特別配当を実施すると発表したアルマード<4932>などが物色されそうだ。一方、第1四半期営業利益が前年同期比横ばいとなった象印マホービン<7965>、東証スタンダードで、24年3月期業績予想を下方修正したベクターHD<2656>などは軟調な展開が想定される。 <CS> 2024/04/02 09:10 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~半導体株は自律反発狙いの動きに~ *08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~半導体株は自律反発狙いの動きに~ 4月2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■半導体株は自律反発狙いの動きに■MS&AD、24/3上方修正 経常利益 4100億円←4000億円■前場の注目材料:日本精機、200億円投じ車載HUD増産、国内外拠点を最適化■半導体株は自律反発狙いの動きに2日の日本株市場は、こう着ながらも前日の大幅な下げに対する自律反発狙いの相場展開が意識されそうだ。1日の米国市場は、NYダウが240ドル安、ナスダックは17ポイント高だった。先週末に発表されたPCE価格指数の反応は限られていたが、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が先週の講演で、「利下げを急がない」とハト派姿勢を弱めたため年内の利下げ期待が後退し、相場の重荷となった。また、ISM製造業景況指数が予想以上に強い結果となったため、長期金利の上昇が利食いに向かわせた。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比115円高の39985円。円相場は1ドル151円60銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買いが先行することになりそうだ。昨日の日経平均株価は大幅下落となり、一時25日線を割り込む場面も見られた。同線までの下落を受けて、いったんは自律反発狙いの動きが期待される。これまで4万円近辺での押し目待ち狙いの買い意欲が意識されていたこともあり、25日線を支持線としたリバウンドが期待されやすいところだろう。また、連休明けの米国市場はFRBによる利下げ観測が後退したことから、長期金利の上昇が重荷となったものの、景気敏感株中心の下げだった。一方で、半導体株の一角が買われ、マイクロン・テクノロジーは5%を超える上昇となった。これにより前日に下げが目立った東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角にはリバウンド狙いの資金が入りやすいだろう。また、昨日は機関投資家による保有比率修正に伴う、リバランスの売りとの見方がされていた。日経平均の4万円近辺では戻り待ちの売りが警戒されやすく、強弱感が対立することになろうが、一方で、先週は期末要因からTOPIX型優位の展開が続いていた。そのため、バリュー株には利食いが入りやすいものの、ハイテク株には期末の需給イベント通過により、リバウンド狙いの資金流入が意識されやすいだろう。もっとも、今週は米国で重要な経済指標の発表が相次ぐため、これを見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい。そのため、自律反発の域は脱せず、積極的な上値追いの流れは期待しづらい。■MS&AD、24/3上方修正 経常利益 4100億円←4000億円MS&AD<8725>は2024年3月期業績予想の修正を発表。経常利益を4000億円から4100億円、当期純利益は2800億円から3500億円に上方修正した。経常利益は、三井住友海上プライマリー生命保険において海外金利上昇による保有債券等の売却損や評価損が前回予想を上回る見込みであり、前回発表予想を100億円上方修正するにとどまる。当期純利益は、三井住友海上火災保険及び海外連結子会社の業績が前回予想を上回る見込み。■前場の注目材料・ナスダック総合指数は上昇(16396.83、+17.37)・1ドル=151.60-70円・シカゴ日経先物は上昇(39985、大阪比+115)・SOX指数は上昇(4962.10、+56.89)・米原油先物は上昇(83.71、+0.54)・米国のインフレ沈静化観測・日本精機<7287>200億円投じ車載HUD増産、国内外拠点を最適化・楽天G<4755>楽天銀と再編協議、証券・カード・保険一体化・東京ガス<9531>レノバに出資、再生エネ電源で協業拡大・NEC<6701>TOPPANデジタルと協業、顔認証決済を提供・旭化成<3407>火災の半導体工場、今年度中に再建計画公表・オリンパス<7733>NTTと、内視鏡映像クラウド化、遠隔診断実現へ実証・三菱電機<6503>衛星不具合地上から発見、観測設備の知見蓄積・富士ソフト<9749>ポケトークに出資・積水化学<4204>ペロブスカイト太陽電池を倉庫壁面で実証・三菱マテリアル<5711>社内炭素価格を導入、脱炭素化を促進・王子HD<3861>木質由来ケミカル材量産、幅広く供給へ・三井不動産<8801>ららぽーと1号店刷新、建て替え計画着工☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 3月マネタリーベース(2月:前年比:+2.4%)<海外>・09:30 豪準備銀行3月理事会議事要旨 <ST> 2024/04/02 08:41 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ買い・円売りがすみやかに拡大する可能性は低い見通し *08:25JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ買い・円売りがすみやかに拡大する可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による複数回の利上げ後に165円35銭(2024/3/20)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は6月に利下げを開始する可能性が高いが、連続利下げについては否定的な意見が多い。政策金利の大幅な低下を想定してリスク回避的なユーロ買い・円売りがすみやかに拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBの6月利下げ観測・中東情勢の悪化、ユーロ圏経済の減速懸念・日本銀行は政策金利を0.00-0.10%に引き上げ【ユーロ買い要因】・2024年に3回の米利下げ予想・日本銀行は緩和的な金融環境を長期間維持する計画・米欧金利差縮小の可能性 <CS> 2024/04/02 08:25 注目トピックス 市況・概況 1日の米国市場ダイジェスト:NYダウは240ドル安、利下げ期待は後退 *08:22JST 1日の米国市場ダイジェスト:NYダウは240ドル安、利下げ期待は後退 ■NY株式:NYダウは240ドル安、利下げ期待は後退米国株式市場はまちまち。ダウ平均は240.52ドル安の39,566.85ドル、ナスダックは17.37ポイント高の16,396.83で取引を終了した。連休明け、先週末発表されたPCE価格指数の結果を判断する動きにまちまちで寄り付いた。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が先週の講演で「利下げを急がない」とハト派姿勢を弱めたため年内の利下げ期待が後退し相場の売り圧力となりダウは終日軟調に推移。また、ISM製造業景況指数が予想以上に強い結果となったため長期金利の上昇が圧力となりナスダックは一時伸び悩むがかろうじてプラス圏を維持。ダウは終盤にかけ下げ幅を拡大し、まちまちで終了した。セクター別では、メディア・娯楽が上昇した一方、不動産が下落。多角経営会社の3M(MMM)は飲料水訴訟を巡る公共水道事業者との和解案を地方裁判所が最終的に承認したほか、分社化したヘルスケア、ソルベンタム(SOLV)の取引が開始され、買われた。銀行のシティ・グループ(C)はアナリストの買い推奨を受け、上昇。航空会社のユナイテッド(UAL)はボーイング社の航空機の納入が遅れていることから計画通りに運航ができずパイロットに無給休暇ととるよう要請したとの報道を嫌気し、下落。航空機メーカーのボーイング(BA)も売られた。携帯端末のアップル(AAPL)はアナリストがアイフォーンの売り上げの弱さを指摘し、目標株価を引き下げたため、下落。貨物運送会社のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は郵便公社(USPS)の航空貨物輸送の主要委託先に決まったと発表したが、下落した。20年貨物輸送を受託していた競合の米フェデックス(FDX)はUSPSとの契約解消を発表し下落。トミー・ヒルフィガーやカルバン・クラインなどの衣料ブランドを運営するPVH(PVH)は取引終了後、四半期決算を発表。2024年の売り上げ見通しが予想を下回り、時間外取引で売られている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:ドル強含み、米3月ISM製造業景況指数は節目の50を上回る1日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円40銭から151円77銭まで上昇し、151円65銭で引けた。米3月ISM製造業景況指数が予想外に活動の拡大を示す50を回復し連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ先送り観測が強まり長期金利上昇に連れドル買いが優勢となった。その後、株安に連れたリスク回避の円買いが強まり、反落。ユーロ・ドルは1.0785ドルから1.0731ドルまで下落し、1.0743ドルで引けた。ユーロ・円は、163円38銭から162円82銭まで下落。リスク回避の円買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.2617ドルから1.2540ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9014フランから0.9057フランまで下落した。■NY原油:続伸で83.71ドル、一時84.49ドルNY原油先物5月限は続伸(NYMEX原油5月限終値:83.71 ↑0.54)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+0.54ドルの83.71ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは82.60ドル-84.49ドル。米国市場の序盤にかけて82.60ドルまで売られたが、後半かけて需給ひっ迫の思惑が一層強まり、84.49ドルまで一段高となった。通常取引終了後の時間外取引では主に83ドル台後半で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  37.52ドル   -0.40ドル(-1.05%)モルガン・スタンレー(MS) 93.53ドル   -0.63ドル(-0.66%)ゴールドマン・サックス(GS)413.51ドル  -4.18ドル(-1.00%)インテル(INTC)        44.52ドル   +0.35ドル(+0.79%)アップル(AAPL)        170.03ドル  -1.45ドル(-0.84%)アルファベット(GOOG)    156.50ドル  +4.24ドル(+2.78%)メタ(META)           491.35ドル  +5.77ドル(+1.18%)キャタピラー(CAT)      363.74ドル  -2.69ドル(-0.73%)アルコア(AA)         34.02ドル   +0.23ドル(+0.68%)ウォルマート(WMT)      60.00ドル   -0.17ドル(-0.28%) <ST> 2024/04/02 08:22 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米長期金利の上昇を受けてドルは底堅い動きを保つ見込み *08:22JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の上昇を受けてドルは底堅い動きを保つ見込み 1日のドル・円は、東京市場では151円23銭から151円43銭まで反発。欧米市場では151円33銭まで売られた後、一時151円77銭まで反発し、151円65銭で取引終了。本日2日のドル・円は主に151円台で推移か。米長期金利の上昇を受けて目先的にドルは底堅い動きを保つ見込み。米供給管理協会(ISM)が4月1日発表した3月製造業景況指数は50.3と、2022年9月以来となる50の水準を上回った。先行指標となる新規受注指数は51.4で2月実績の49.2から上昇したことや生産指数が大幅に改善したことが要因。なお、インフレ動向に影響を及ぼす価格指数は55.8で2月の52.5から上昇しており、この結果を受けて米国債利回りは上昇した。市場参加者の間では「製造業部門で価格圧力が高まりつつある」との見方が出ている。4月以降のデータを確認する必要はあるものの、価格圧力の高まりが続いた場合、米政策金利の見通しに影響を与える可能性がありそうだ。 <CS> 2024/04/02 08:22

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