注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米3月ADP雇用統計、予想外に伸び拡大、ドル買い強まる
*21:34JST 【市場反応】米3月ADP雇用統計、予想外に伸び拡大、ドル買い強まる
民間部門の雇用者数を示す米3月ADP雇用統計は前月比+18.4万人となった。2月+15.5万人から伸び鈍化予想に反し、昨年7月来で最大の伸びとなった。ADP雇用統計の予想外の伸び拡大を受け、ドル買いが強まった。米国債相場は下落。10年債利回りは4.365%から4.4%まで上昇した。ドル・円は151円75銭から151円91銭まで上昇し、3月27日来の円安・ドル高を更新。ユーロ・ドルは1.0786ドルから1.0776ドルまで下落した。【経済指標】・米・3月ADP雇用統計:+18.4万人(予想:+15.0万人、2月:+15.5万人←+14.0万人)
<KY>
2024/04/03 21:34
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は伸び悩み、ユーロは底堅い
*20:06JST 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、ユーロは底堅い
欧州市場でドル・円は伸び悩み、151円80銭まで上昇後はやや値を下げた。米10年債利回りの失速で、ドル売りに振れやすい。ユーロ・ドルはユーロ圏消費者物価指数が予想を下回り売りに押される場面もあったが、その後は徐々に持ち直した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円67銭から151円80銭、ユーロ・円は163円35銭から163円50銭、ユーロ・ドルは1.0765ドルから1.0777ドル。
<TY>
2024/04/03 20:06
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は高値もみ合い、米金利は伸び悩み
*19:06JST 欧州為替:ドル・円は高値もみ合い、米金利は伸び悩み
欧州市場でドル・円は151円80銭まで上昇後、高値圏でのもみ合い。米10年債利回りの伸び悩みでドル買いは一服したが、152円を目指す展開に変わりはない。ただ、151円80銭付近は売り圧力が強まり、一段の上昇は抑制されているようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円67銭から151円80銭、ユーロ・円は163円35銭から163円49銭、ユーロ・ドルは1.0765ドルから1.0777ドル。
<TY>
2024/04/03 19:06
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は上昇一服、為替介入に警戒
*18:21JST 欧州為替:ドル・円は上昇一服、為替介入に警戒
欧州市場でドル・円は一時151円80銭まで上値を伸ばしたが、上昇は一服。米10年債利回りの伸び悩みでドル買いはいったん収束したもよう。また、152円を目指す展開だが、151円後半は為替介入を警戒した売りが強まり引き続き上値が重い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円67銭から151円80銭、ユーロ・円は163円35銭から163円49銭、ユーロ・ドルは1.0765ドルから1.0777ドル。
<TY>
2024/04/03 18:21
注目トピックス 市況・概況
日経平均テクニカル:反落、終値25日線割れでパラボリ陰転
*18:15JST 日経平均テクニカル:反落、終値25日線割れでパラボリ陰転
3日の日経平均は反落した。下げ幅は一時600円を超え、終値は25日移動平均線を下回った。ローソク足は小陰線だがマドを空けて下げており、強い売り圧力を窺わせた。一目均衡表で転換線が下降を開始し、パラボリックが売りサイン点灯を開始したこともあり、調整局面の長期化リスクへの留意が必要となろう。
<CS>
2024/04/03 18:15
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米当局者発言で152円視野も為替介入に警戒
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米当局者発言で152円視野も為替介入に警戒
3日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者からタカ派的な見解が聞かれればドル買いに振れ、152円を試す可能性がある。ただ、日本の為替介入が警戒され、引き続きドルの上値は重い。前日の取引でユーロ圏経済の回復期待からユーロ買いに振れ、ユーロ・ドルは1.0780ドル付近に持ち直した。一方、この日の米JOLTS求人件数は予想を上回り、FRBによる引き締め的な政策の継続を見込んだドル買いが先行。年3回の利下げは妥当との当局者の見方も米10年債利回りを支え、ドル・円は151円半ばを下値に下げ渋った。本日アジア市場でドルは押し目買いと為替介入への警戒で売り買いが交錯した。この後の海外市場は米国の経済指標と金融政策にらみ。今晩のADP雇用統計は民間部門雇用者数が前回から小幅増加が予想され、パウエル議長などFRB当局者から引き締め的な政策を維持するとの見解が聞かれればドル選好地合いに。その際には節目の152円を上抜ける可能性も。一方、日本政府による円安けん制で引き続き上値は重い。もっとも、為替介入の有無や規模、水準は読み切れず、円の売り買いは抑制されそうだ。【今日の欧米市場の予定】・18:00 ユーロ圏・3月消費者物価指数速報値(前年比予想:+2.5%、2月:+2.6%)・18:00 ユーロ圏・2月失業率(予想:6.4%、1月:6.4%)・21:15 米・3月ADP雇用統計(予想:+15.0万人、2月:+14.0万人)・22:45 米・3月サービス業PMI改定値(予想:51.7、速報値:51.7)・22:45 ボウマン米FRB理事講演(銀行流動性やFRBの役割など)・23:00 米・3月ISM非製造業景況指数(予想:52.8、2月:52.6)・01:00 グールズビー米シカゴ連銀総裁オンライン会合開会あいさつ・01:10 パウエル米FRB議長講演(経済見通し)・02:10 バー米FRB副議長(銀行監督担当)講演(地域再投資法関連)・05:30 クーグラー米FRB理事講演(米国経済と金融政策見通し)
<CS>
2024/04/03 17:25
注目トピックス 市況・概況
3日の日本国債市場概況:債券先物は145円47銭で終了
*17:22JST 3日の日本国債市場概況:債券先物は145円47銭で終了
<円債市場>長期国債先物2024年6月限寄付145円36銭 高値145円54銭 安値145円25銭 引け145円47銭売買高総計23989枚2年 459回 0.192%5年 166回 0.363%10年 373回 0.766%20年 187回 1.533%債券先物6月限は、145円36銭で取引を開始。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ後ずれ観測や中東懸念による原油高を受けた金利上昇にともない売りが先行し、145円25銭まで下げた。その後、日銀の定例国債買い入れオペの金額据え置きで安心感による買いが優勢になり、145円54銭まで上げた。現物債の取引では、2年債と10年債が売られ、5年債と20年債が買われた。<米国債概況>2年債は4.71%、10年債は4.39%、30年債は4.53%近辺で推移。債券利回りは上昇。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.40%、英国債は4.09%、オーストラリア10年債は4.14%、NZ10年債は4.60%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・18:00 ユーロ圏・3月消費者物価指数速報値(前年比予想:+2.5%、2月:+2.6%)・18:00 ユーロ圏・2月失業率(予想:6.4%、1月:6.4%)・21:15 米・3月ADP雇用統計(予想:+15.0万人、2月:+14.0万人)・22:45 米・3月サービス業PMI改定値(予想:51.7、速報値:51.7)・22:45 ボウマン米FRB理事講演(銀行流動性やFRBの役割など)・23:00 米・3月ISM非製造業景況指数(予想:52.8、2月:52.6)・01:00 グールズビー米シカゴ連銀総裁オンライン会合開会あいさつ・01:10 パウエル米FRB議長講演(経済見通し)・02:10 バー米FRB副議長(銀行監督担当)講演(地域再投資法関連)・05:30 クーグラー米FRB理事講演(米国経済と金融政策見通し)(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間)
<KK>
2024/04/03 17:22
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小じっかり、夕方は上昇基調
*17:10JST 東京為替:ドル・円は小じっかり、夕方は上昇基調
3日の東京市場でドル・円は小じっかり。日銀オペの維持を受けた長期金利の低下で円売りが先行し、ドルは151円44銭から上昇基調に。台湾東方沖の巨大地震を受けたリスク回避の円買いがドルの上値を抑えたが、午後はドル買いで151円73銭まで上昇。・ユーロ・円は163円07銭から163円44銭まで上昇。・ユーロ・ドルは1.0779ドルから1.0764ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値39,503.72円、高値39,625.90円、安値39,217.04円、終値39,451.85円(前日比387.06円安)・17時時点:ドル円151円60-70銭、ユーロ・円163円40-50銭【要人発言】・ホルツマン・オーストリア中銀総裁「6月利下げに原則として反対していないが、データ次第」「6月利下げ、FRBにも期待しつつ実施の可能性が高い」【経済指標】・中・3月財新サービス業PMI:52.7(予想:52.5、2月:52.5)・日銀・10-12月期需給ギャップ:+0.02%(7-9月期-0.37%)
<TY>
2024/04/03 17:10
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小じっかり、米金利に追随
*16:20JST 東京為替:ドル・円は小じっかり、米金利に追随
3日午後の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、151円70銭付近に浮上した。米10年債利回りの小幅上昇に追随し、ややドル買い基調に振れやすい。一方、ユーロや豪ドルなど主要通貨は対ドルで軟化し、対円でも弱含む展開。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円44銭から151円72銭、ユーロ・円は163円07銭から163円37銭、ユーロ・ドルは1.0764ドルから1.0779ドル。
<TY>
2024/04/03 16:20
注目トピックス 市況・概況
日経VI:上昇、株価下落で警戒感広がり20を上回る
*16:05JST 日経VI:上昇、株価下落で警戒感広がり20を上回る
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は3日、前日比+0.97(上昇率5.07%)の20.12と上昇した。なお、高値は20.37、安値は19.44。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落、警戒感から日経VIは上昇して始まった。取引開始後、日経225先物は下値は堅いが戻りが限定的で、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは終日、昨日の水準を上回って推移。不安心理の高まった状態の基準とされる20を上回って本日を終えた。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<SK>
2024/04/03 16:05
注目トピックス 市況・概況
商社株などバリュー株が買われ下げ渋る【クロージング】
*16:00JST 商社株などバリュー株が買われ下げ渋る【クロージング】
3日の日経平均は反落。387.06円安の39451.85円(出来高概算17億9000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク関連株を中心に売られた流れを引き継ぎ、東京市場でも半導体関連を中心に売りが先行、日経平均は取引開始直後に39217.04円まで下押した。また、台湾沖で発生した地震の影響がどの程度のものになるのかも警戒され、投資家心理を悪化させた。ただ、商社や海運、銀行などのバリュー株などに買いが入り、下値を支える形になり、日経平均も下げ渋りを見せた。東証プライムの騰落銘柄は、値上がり807、値下がり791でほぼ拮抗し、変わらず54だった。セクター別では、鉱業、電気ガス、海運、銀行、卸売など15業種が上昇。一方、その他製品、精密機器、鉄鋼、情報通信、電気機器など18業種が下落した、指数インパクトの大きいところでは、伊藤忠<8001>、第一三共<4568>、日立建機<6305>、コマツ<6301>、JPX<8697>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、信越化<4063>が軟調だった。前日の米国市場は、2月の米雇用動態調査(JOLT)求人件数が、前月と市場予想をやや上回る結果となり、米労働市場の底堅さが改めて浮き彫りとなった。これが、米国の利下げ観測の後退につながり、主要株価指数は下落。東京市場もこの流れが波及する格好から売りが優勢となり、日経平均の下げ幅は一時600円を超えた。台湾地震を受け半導体受託生産世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が生産ラインからスタッフを一時退避させると伝わるなど、供給網への影響が懸念されたことも不安要因となった。ただ、午後1時に今年度の経営計画を発表した伊藤忠が切り返すと、他の商社株にも買いが波及した。米国では3日、3月のADP全米雇用報告の発表やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演などが予定されている。労働市場の力強さが示され、パウエル氏の講演で利下げの後ずれを示す発言が出るのか確認したいと考える向きが多く、積極的に買い上がる雰囲気にはなっていない。また、投資家の関心は企業業績に移り始めており、2025年3月期の業績向上が続くかも見極めたいようで、目先は様子見ムードの強い展開が続きそうだ。
<CS>
2024/04/03 16:00
注目トピックス 市況・概況
東証業種別ランキング:鉱業が上昇率トップ
*15:37JST 東証業種別ランキング:鉱業が上昇率トップ
鉱業が上昇率トップ。そのほか電力・ガス業、海運業、銀行業、卸売業なども上昇。一方、その他製品が下落率トップ。そのほか精密機器、鉄鋼、情報・通信業、電気機器なども下落。業種名/現在値/前日比(%)1. 鉱業 / 695.01 / 3.022. 電力・ガス業 / 551.6 / 2.043. 海運業 / 1,554.18 / 1.544. 銀行業 / 305.86 / 1.165. 卸売業 / 3,903.35 / 1.106. 倉庫・運輸関連業 / 2,706.6 / 0.987. ゴム製品 / 4,844.64 / 0.738. 非鉄金属 / 1,359.75 / 0.679. 石油・石炭製品 / 1,791.41 / 0.6610. 水産・農林業 / 592.43 / 0.5711. 陸運業 / 2,104.67 / 0.3312. 金属製品 / 1,481.08 / 0.2013. 空運業 / 244.71 / 0.2014. パルプ・紙 / 585.6 / 0.1415. その他金融業 / 1,052.65 / 0.1316. ガラス・土石製品 / 1,464.17 / -0.1317. 医薬品 / 3,573.99 / -0.1418. 食料品 / 2,238.85 / -0.1519. 繊維業 / 658.75 / -0.1820. 保険業 / 2,212.44 / -0.2021. 証券業 / 615.04 / -0.2022. 小売業 / 1,814.87 / -0.3623. 輸送用機器 / 5,389.84 / -0.3624. 建設業 / 1,704.68 / -0.4225. 化学工業 / 2,581.22 / -0.5826. 機械 / 3,253.73 / -0.7827. サービス業 / 2,893.61 / -0.7828. 不動産業 / 2,111.68 / -0.8529. 電気機器 / 4,764.21 / -0.8930. 情報・通信業 / 5,659.28 / -0.9131. 鉄鋼 / 832.46 / -1.0432. 精密機器 / 11,503.3 / -1.6633. その他製品 / 4,817.35 / -2.45
<CS>
2024/04/03 15:37
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はこう着、米金利が下支え
*15:18JST 東京為替:ドル・円はこう着、米金利が下支え
3日午後の東京市場でドル・円は151円60銭付近と、こう着した値動き。日経平均株価は前日比300円超安に下げ幅を拡大し、日本株安を嫌気した円買いに振れやすい。中国・香港株安も円買いを支援。ただ、米10年債利回りは底堅くドルは売りづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円44銭から151円64銭、ユーロ・円は163円07銭から162円37銭、ユーロ・ドルは1.0766ドルから1.0779ドル。
<TY>
2024/04/03 15:18
注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前日比387.06円安の39451.85円
*15:01JST 日経平均大引け:前日比387.06円安の39451.85円
日経平均は前日比387.06円安の39451.85円(同-0.97%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比7.94pt安の2706.51pt(同-0.29%)。
<CS>
2024/04/03 15:01
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は動意薄、米当局者発言を見極め
*14:47JST 東京為替:ドル・円は動意薄、米当局者発言を見極め
3日午後の東京市場でドル・円は151円50銭台と、動意の薄い値動きが続く。米10年債利回りは底堅く推移し、ドルは売りづらい。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の見解が相次ぐなか、今晩はパウエル議長の発言が注目され積極的に動きづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円44銭から151円64銭、ユーロ・円は163円07銭から162円37銭、ユーロ・ドルは1.0766ドルから1.0779ドル。
<TY>
2024/04/03 14:47
注目トピックス 市況・概況
日経平均は361円安、引き続き米経済指標に関心
*14:42JST 日経平均は361円安、引き続き米経済指標に関心
日経平均は361円安(14時40分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>などがマイナス寄与上位となっており、一方、東エレク<8035>、伊藤忠<8001>、TDK<6762>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、その他製品、精密機器、鉄鋼、不動産業、情報・通信業が値下がり率上位、鉱業、電気・ガス業、海運業、倉庫運輸関連、卸売業が値上がり率上位となっている。日経平均はやや戻りの重い展開となっている。米国では今晩、3月のADP全米雇用リポート、3月の米サプライマネジメント協会(ISM)サービス業景況感指数が発表される。
<SK>
2024/04/03 14:42
注目トピックス 市況・概況
日経平均VIは上昇、株価下落で警戒感広がる
*14:08JST 日経平均VIは上昇、株価下落で警戒感広がる
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+0.50(上昇率2.61%)の19.65と上昇している。なお、今日ここまでの高値は20.28、安値は19.44。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落、警戒感から日経VIは上昇して始まった。取引開始後、日経225先物は下値は堅いものの戻りは限定的で、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
<SK>
2024/04/03 14:08
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は変わらず、アジア株安は継続
*14:08JST 東京為替:ドル・円は変わらず、アジア株安は継続
3日午後の東京市場でドル・円は151円50銭台と、ほぼ変わらずの値動き。日経平均株価は前日比200円超安の軟調地合いで、日本株安を嫌気した円買いに振れやすい。一方で、米10年債利回りは底堅く推移し、ドル選好地合いにより対円でも下げづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円44銭から151円64銭、ユーロ・円は163円07銭から162円37銭、ユーロ・ドルは1.0766ドルから1.0779ドル。
<TY>
2024/04/03 14:08
注目トピックス 市況・概況
米国株見通し:下げ渋りか、当局者発言を注視
*13:56JST 米国株見通し:下げ渋りか、当局者発言を注視
(13時30分現在)S&P500先物 5,252.00(-8.50)ナスダック100先物 18,295.50(-34.50)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は60ドル安。長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ2日の主要3指数は軟調。寄り付きから売りに押されナスダックは反落、S&Pは続落、ダウは396ドル安の39170ドルと2日連続で値を下げた。この日発表されたJOLTS求人件数は予想を上回った。それを受け、現行の引き締め的な金融政策の継続への思惑で長期金利が上昇基調に振れ、ハイテクをはじめ幅広い売りが先行。ただ、今週末の雇用統計は弱い内容が予想されており売り一巡後は様子見ムードで過度な下げは抑制された。本日は下げ渋りか。今晩のADP雇用統計は民間部門雇用者数が前回から小幅増加、ISM非製造業景況指数はやや改善が予想される。市場観測に沿った内容なら連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派的な政策方針を後押しする材料になり、売り先行の見通し。ただ、FRB当局者から年3回の利下げの可能性が示されれば、安心感から買戻しが入りやすい。3月末にかけての利益確定や持ち高調整の売りは一巡し、新規の買いも期待される。
<TY>
2024/04/03 13:56
注目トピックス 市況・概況
日経平均は229円安、半導体関連株の一角など底堅い動きに
*13:53JST 日経平均は229円安、半導体関連株の一角など底堅い動きに
日経平均は229円安(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>などがマイナス寄与上位となっており、一方、東エレク<8035>、伊藤忠<8001>、TDK<6762>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、その他製品、精密機器、鉄鋼、情報・通信業、不動産業が値下がり率上位、鉱業、海運業、電気・ガス業、倉庫運輸関連、卸売業が値上がり率上位となっている。日経平均はやや下げ渋った水準で小動きとなっている。朝方安かった東エレクなど半導体関連株の一角が底堅い動きとなっている。
<SK>
2024/04/03 13:53
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小動き、アジア株安も円買い一服
*13:33JST 東京為替:ドル・円は小動き、アジア株安も円買い一服
3日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、151円50銭台でのもみ合いが続く。台湾東部沖で発生した巨大地震の影響が嫌気され、アジア株安の展開に。ただ、朝方のリスク回避的な円買いは一服しており、主要通貨は円に対して値を戻しつつある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円44銭から151円64銭、ユーロ・円は163円07銭から162円37銭、ユーロ・ドルは1.0766ドルから1.0779ドル。
<TY>
2024/04/03 13:33
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は伸び悩み、152円以上の値動き読み切れず
*13:08JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、152円以上の値動き読み切れず
3日午後の東京市場でドル・円は伸び悩み、151円50銭付近でのもみ合いが続く。米引き締め的な政策の継続が期待され、ドル買いに振れやすい。ただ、日本政府の為替介入の有無や水準などが読み切れず、積極的に動きづらい状況になっているようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円44銭から151円64銭、ユーロ・円は163円07銭から162円37銭、ユーロ・ドルは1.0766ドルから1.0779ドル。
<TY>
2024/04/03 13:08
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテ大幅安も影響し25日線割り込む
*12:24JST 後場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテ大幅安も影響し25日線割り込む
3日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は大幅反落、ファーストリテ大幅安も影響し25日線割り込む・ドル・円は上値が重い、米当局者発言を見極め・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984>■日経平均は大幅反落、ファーストリテ大幅安も影響し25日線割り込む日経平均は大幅反落。前日比410.33円安(-1.03%)の39428.58円(出来高概算8億5000万株)で前場の取引を終えている。2日の米国市場は下落。ダウ平均は396.61ドル安(-1.00%)の39170.24ドル、ナスダックは156.38ポイント安(-0.95%)の16240.45、S&P500は37.96ポイント安(-0.72%)の5205.81で取引を終了した。長期金利の上昇を受け、大きく下落して寄り付いた。前週末にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がハト派姿勢を弱めたことや、前日発表された経済指標が強い内容だったことを受け、FRBによる利下げへの期待が後退、長期金利は今年の最高水準に上昇した。また、米原油先物相場が一時、昨年10月下旬以来の高値をつけたことがインフレ懸念につながった。ダウ平均の下げ幅は一時500ドルを超えた。米国株安を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始した。前日比で安く始まった日経平均は、指数ウェートが高いファーストリテ<9983>の下落なども影響して、39217.04円まで下げ幅を拡大する場面も見られた。ただ、プライム市場の値下がり銘柄は5割少しと市場全体はやや落ち着いたムードに。一部で指摘されていた月初から続いていた機関投資家の益出しの売りは一巡した可能性もある。日経平均採用銘柄では、指数ウェートが大きいファーストリテが3月の月次売上高が嫌気されて大幅安となったほか、三菱重<7011>も売りが継続。このほか、清水建設<1803>、荏原製作所<6361>、エーザイ<4523>、キーエンス<6861>、HOYA<7741>が売り優勢となった。一方、WTI原油価格が1バレル85ドル台まで上昇したことで、INPEX<1605>、出光興産<5019>が買われたほか、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株も強い。このほか、住友ファーマ<4506>、DIC<4631>、三菱倉庫<9301>が買われた。セクター別では、その他製品、精密機器、情報・通信業、不動産業、電気機器、鉄鋼などが下落した一方、鉱業、電気・ガス業、海運業、倉庫・運輸関連業、石油・石炭製品、ゴム製品などが上昇。日経平均は25日移動平均線(25日線)を下回っており、終値ベースでの25日線割れとなれば3月15日以来となる。この時は翌営業日18日に、日本銀行が金融政策決定会合で金融政策の正常化に踏み出すとのニュースを材料に1000円超の上昇となったが、足元、日経平均をこれだけ押し上げる材料は見当たらない。為替は1ドル151円50銭台と円安進行は一服しているが、水準だけを見るといつ円買い介入が入ってもおかしくないことから、為替の急変動に対する警戒も日本株の重しとなっている様子。後場の日経平均はファーストリテ次第と考えるが、為替介入への警戒感が残るなか25日線を回復するのは難しいか。■ドル・円は上値が重い、米当局者発言を見極め3日午前の東京市場でドル・円は上値が重く、151円44銭から151円64銭まで上昇後は伸び悩む展開。前日海外市場で複数の米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が年3回の利下げについて妥当との見解を表明し、目先のFRB議長の発言を見極める展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円44銭から151円64銭、ユーロ・円は163円07銭から162円35銭、ユーロ・ドルは1.0766ドルから1.0775ドル。■後場のチェック銘柄・ファンデリー<3137>、NANO MRNA<4571>など、3銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984>■経済指標・要人発言【経済指標】・中・3月財新サービス業PMI:52.7(予想:52.5、2月:52.5)【要人発言】・デイリー米サンフランシスコ連銀総裁「今年3回の利下げは非常に合理的な基本シナリオ」「成長は好調なので、金利を調整する緊急性はない」<国内>・14:00 日銀・需給ギャップと潜在成長率<海外>特になし
<CS>
2024/04/03 12:24
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は上値が重い、米当局者発言を見極め
*12:10JST 東京為替:ドル・円は上値が重い、米当局者発言を見極め
3日午前の東京市場でドル・円は上値が重く、151円44銭から151円64銭まで上昇後は伸び悩む展開。前日海外市場で複数の米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が年3回の利下げについて妥当との見解を表明し、目先のFRB議長の発言を見極める展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円44銭から151円64銭、ユーロ・円は163円07銭から162円35銭、ユーロ・ドルは1.0766ドルから1.0775ドル。【経済指標】・中・3月財新サービス業PMI:52.7(予想:52.5、2月:52.5)
<TY>
2024/04/03 12:10
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):広済堂HD、サカタインクス、ACSLなど
*11:37JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):広済堂HD、サカタインクス、ACSLなど
ファーストリテ<9983>:45200円(-1780円)大幅反落。前日に3月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比1.5%減と3カ月ぶりのマイナスに転じている。客単価が同6.7%上昇した一方、客数は同7.7%減少している。月を通して気温が低く推移したことで、春物商品の販売が伸び悩んだもよう。曜日の影響を考慮した場合は落ち込み幅がより大きくなる形にも。他の衣料品専門店各社との比較でもやや低調な数字と捉えられている。良品計画<7453>:2497.5円(+91円)大幅反発。前日に3月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比16.1%増となり、4カ月ぶりの2ケタ成長となっている。客数が同8.1%増加したほか、客単価も同7.4%上昇へ。全分野が増収となり、とりわけ、生活や食品が2割強の増収となっている。新商品の効果や事前の在庫積み上げなどが奏効したようだ。他の衣料品各社との比較でも前年比好転度合いは大きくなっている。広済堂HD<7868>:673円(+48円)大幅反発。SBI証券では投資判断「買い」を継続で、目標株価を1020円にまで引き上げている。葬祭公益、情報、人材の見通しを下方修正する一方、葬祭収益、資産コンサルティングの見通しを上方修正しており、24年3月期は従来予想から下方修正しているものの、25年3月期営業利益は従来の83.1億円から84.4億円、前期比32.9%増に上方修正している。株価が年初来安値圏にあった中、リバウンドへの手掛かり材料につながる形へ。サカタインクス<4633>:1590円(+63円)大幅続伸。野村證券では投資判断「バイ」、目標株価1900円でカバレッジを開始している。マイクロプラスチックの削減に向けたPETボトルからアルミ缶への需要シフトに伴うメタルインキの需要増、自社株取得などで、堅調なEPS拡大が見込まれること、PER水準は9倍弱と低位にとどまり、割安感が強いと判断することなどを好評価の背景としている。24年12月期営業利益は会社計画110億円を上回る121億円を予想。ミスミG<9962>:2131.5円(+84円)大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も2600円から2900円に引き上げている。2023年以降は中国市場の減速や期待値を下回る会社計画を背景に株価が大幅調整し、その結果PER、PBRともに過去最低水準。魅力的なビジネスモデルが健在しているなかで株価は過剰に下落した水準と判断、中国をはじめとする景況感回復とともに、株価は再度上昇するとみているようだ。くすりの窓口<5592>:1342円(+14円)大幅に3日ぶり反発。朝方に上場来安値まで下落したが、電子お薬手帳アプリ「EPARKお薬手帳」の累計利用者が500万人を突破したと発表したことが評価され、買い優勢に転じている。薬の処方内容や服薬情報を記録するお薬手帳を管理できるスマートフォンアプリで、全国約2万件の薬局で受取り予約が可能。記録したデータを利用した健康管理のほか、医師や薬剤師と個人健康情報(PHR)を共有するツールとして活用できるという。ACSL<6232>:1145円(+133円)大幅に3日ぶり反発。ドローンメーカーとして初めて日本防衛装備工業会の正会員として承認されたと発表している。国産でセキュリティの高いドローンを提供できる強みを生かし、政府調達に向けた製品採用への取り組みが評価されたという。ACSLは同工業会での活動を通じ、防衛産業の支えとなる国産の産業用ドローンを開発し、社会実装を推進するとしている。ピアズ<7066>:932円(+6円)反発。超高速メタバースエンジン「WXR」を開発するビジュアライズ(東京都渋谷区)の株式を取得し、アバターやVTuberなどを活用した研修事業での連携などに関する資本業務提携をしたと発表している。超高速メタバースエンジンなどの技術やノウハウをAIを活用したリスキリングや研修等のAIボーディング事業のほか、オンライン接客事業などの加速化に活用する狙い。
<ST>
2024/04/03 11:37
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は151円50銭台で推移、原油高は円売り材料
*10:55JST 東京為替:ドル・円は151円50銭台で推移、原油高は円売り材料
3日の東京市場でドル・円は引き続き151円50銭台で推移。原油高を意識したドル買いが観測されており、新たなドル売り材料が提供されない場合、ドル・円は151円30銭近辺で下げ渋る状態が続くとの見方が依然として多いようだ。原油高は円売り材料との見方が多い。ここまでの取引レンジは151円44銭-151円64銭、ユーロ・ドルは伸び悩み。1.0766ドルから1.0775ドルで推移。ユーロ・円は上げ渋り。163円07銭から163円30銭で推移。
<MK>
2024/04/03 10:55
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は151円50銭台で推移、下げ渋る状態が続く
*10:31JST 東京為替:ドル・円は151円50銭台で推移、下げ渋る状態が続く
3日の東京市場でドル・円は151円60銭近辺で推移。新たなドル売り材料が提供されない場合、ドル・円は151円30銭近辺で下げ渋る状態が続くとみられる。原油高は円売り材料との見方が多い。ここまでの取引レンジは151円44銭-151円64銭、ユーロ・ドルは伸び悩み。1.0766ドルから1.0775ドルで推移。ユーロ・円は上げ渋り。163円07銭から163円30銭で推移。
<MK>
2024/04/03 10:31
注目トピックス 市況・概況
日経平均は493円安、寄り後は下げ幅拡大
*09:11JST 日経平均は493円安、寄り後は下げ幅拡大
日経平均は493円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、米国の利下げが先送りとなるとの見方が増えつつある中、今週は週末発表の3月の米雇用統計まで、米国で雇用・労働関連の経済指標の発表が相次ぐことから、これらを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもある。さらに、新年度入りに伴う機関投資家による「期初の益出し」の売りが続くとの見方もあり、買い手控え要因となった。一方、日経平均は今年に入り25日移動平均線近辺を下支えとする上昇相場が続いている。こうした中、一昨日、昨日ともに、日経平均は取引時間中に25日移動平均線を一時下回った後、終値は25日線の上方にとどまっており、相場の下値は堅いとの見方があり、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。
<SK>
2024/04/03 09:11
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:スギHDやブイキューブなどに注目
*09:08JST 個別銘柄戦略:スギHDやブイキューブなどに注目
昨日2日の米株式市場でNYダウは396.61ドル安の39170.24、ナスダック総合指数は156.38pt安の16240.45、シカゴ日経225先物は大阪日中比250円安の39670円。為替は1ドル=151.50-60円。今日の東京市場では、営業利益が前期15.7%増・今期9.2%増予想と発表したスギHD<7649>、上新電機<8173>が動画マニュアルの投稿・視聴プラットフォームを採用したと発表したブイキューブ<3681>、「ドラゴンズドグマ2」が全世界250万本を販売したと発表したカプコン<9697>、東証スタンダードでは、 配当政策の基本方針の変更と中期経営計画・資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応を発表したコスモス電<6772>、ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(CB)75億円の発行と発行済株式数の12.07%上限の自社株買いを発表したOBARA-G<6877>、リニア中央新幹線の静岡工区に反対していた川勝静岡県知事が辞職の意向を明らかにしたことからJR東海<9022>などが物色されそうだ。一方、上期営業利益が38.5%増と第1四半期の96.0%増から増益率が縮小した霞ヶ関キャピタル<3498>、発行済株式数の1.57%上限の自社株買いと24年8月期業績予想の下方修正を発表したナガイレーベン<7447>、東証スタンダードでは、24年2月期業績見込みを下方修正したリヒトラブ<7975>、24年2月期業績見込みを下方修正し3月の既存店売上高が21.1%減となったライトオン<7445>などは軟調な展開が想定される。
<CS>
2024/04/03 09:08
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~米株安を嫌気も押し目狙いのスタンスに~
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~米株安を嫌気も押し目狙いのスタンスに~
3日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■米株安を嫌気も押し目狙いのスタンスに■スギHD、24/2通期 営業利益 15.7%増 366億円、25/2予想 9.2%増 400億円■前場の注目材料:日本精工、車輪ユニットを年度内投入、サービスロボ向け■米株安を嫌気も押し目狙いのスタンスに3日の日本株市場は、米株安の流れを受けて、神経質な相場展開になりそうだ。2日の米国市場は、NYダウが396ドル安、ナスダックは156ポイント安だった。前週末に米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がハト派姿勢を弱めたことや前日発表された経済指標が強い内容だったことを受け、FRBによる利下げへの期待が後退、長期金利は今年の最高水準に上昇した。また、米原油先物相場が一時、昨年10月下旬以来の高値をつけたことがインフレ懸念につながった。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比250円安の39670円。円相場は1ドル151円50銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売りが先行することになりそうだ。日経平均株価は25日線水準での底堅さは見られていたが、同線を下回ってくることから、利益確定の売りや持ち高調整の売りが入りやすいだろう。米国市場の下落を受けて指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角なども売られやすく、調整を強めてくる可能性がある。ただし、3月半ばの調整場面において、25日線水準での底堅さが意識されていた。そのため、押し目待ち狙いの買い意欲も強そうであり、まずは売り一巡後の底堅さを見極めることになりそうだ。もっとも、米国では再び経済指標の結果に反応しやすい需給状況になっている。今週は週末には米雇用統計の発表を控えていることもあり、経済指標の結果を見極めたいところであり、積極的な売買は手控えられやすいと考えられる。物色の流れとしては、NY原油先物相場の上昇を手掛かりに、資源株などに値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。また、昨日日経平均を支えていた東エレク<8035>、レーザーテック<6920>などの半導体関連は利食い先行ながらも、25日線辺りでの底堅さがみられるようであれば、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。■スギHD、24/2通期 営業利益 15.7%増 366億円、25/2予想 9.2%増 400億円スギHD<7649>が発表した2024年2月期業績は、売上高が前期比11.5%増の7444.77億円、営業利益は同15.7%増の366.22億円だった。2025年2月期業績は、売上高が前期比8.8%増の8100億円、営業利益は同9.2%増の400億円を計画。積極的な新規出店で顧客の需要を取り込むほか、DX)の推進などを通じて、原価が下がることが寄与する。■前場の注目材料・日経平均は上昇(39838.91、+35.82)・米原油先物は上昇(85.15、+1.44)・米国のインフレ沈静化観測・日本精工<6471>車輪ユニットを年度内投入、サービスロボ向け・TOPPANHD<7911>新潟・魚沼で遠隔医療実証・Jパワー<9513>英社とグリーン水素・アンモニア開発検討・中部電力<9502>グループのJERA、マレーシア社と日本でCCS検討合意・中部電力<9502>太陽光パネル再資源化急ぐ、30年代後半廃棄ピーク、事業化に先手・明治HD<2269>家畜排せつ物管理でGHG排出枠、丸紅から購入・長瀬産業<8012>半導体関連受託加工増強、マレーシアに10億円投資・NTTデータG<9613>NTTなどと、受託開発ソフトのCO2排出量算定ルール策定・日本オラクル<4716>NECと「場所を越えた協働」共創、次世代光通信基盤活用・ソラコム<147A>法人用国内向けIoT通信サービス、KDDIと基盤融合・パナソニックHD<6752>グループ会社のコネクト、米ワンネットワークを買収、供給網最適化・富士通<6702>水害を地図上に可視化、「デジタルレジリエンスサービス」拡張・日本触媒<4114>吹田に実験棟、環化重合性モノマーなど生産プロセス改良・三井物産<8031>UBE三菱・レゾナックと覚書、CCSで連携・日本特殊陶業<5334>水素でセラ製品焼成、今月から試験開始・IHI<7013>JERAと、碧南火力にアンモニア、初の大規模実証☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・10:45 中・3月財新サービス業PMI(予想:52.5、2月:52.5)
<ST>
2024/04/03 08:35