注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物概況:買い戻しを誘い8連騰
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:買い戻しを誘い8連騰
6月3日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比14pt高の759pt。なお、高値は759pt、安値は741pt、日中取引高は3921枚。前日2日の米国市場のダウ平均は続伸。米中貿易摩擦の悪化懸念やトランプ大統領が鉄鋼とアルミニウムの関税引き上げを発表したことが嫌気され、寄り付き後、下落。5月ISM製造業景況指数が低下、予想を下回ったことを受けて下げ幅を拡大する場面があったが、ナスダックは半導体銘柄の上昇に支えられ、その後はプラス圏で推移。トランプ大統領と中国の習近平国家主席が週内にも電話会談を行う可能性があると伝わるとダウ平均もプラス圏に浮上し、取引を終えた。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比3pt安の742ptからスタートした。朝方は軟調な始まりとなったものの、売り一巡後の切り返しは早く、その後は買い優勢で推移。伸び悩むプライム市場を横目に独自の堅調な値動きを続け、節目の750ptを超えてからは、売り手の買い物を誘い、上げ幅を拡大。8連騰となる759ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、フリー<4478>やSyns<290A>などが上昇した。
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2025/06/03 16:30
注目トピックス 市況・概況
米中首脳会談を見極めたいところで方向感定まらず【クロージング】
*16:25JST 米中首脳会談を見極めたいところで方向感定まらず【クロージング】
3日の日経平均は小幅に3営業日続落。23.86円安の37446.81円(出来高概算16億6000万株)で取引を終えた。米中貿易摩擦に対する期待と不安が交錯するなか、朝方は前日の米国株の上昇を受けて買い戻しの動きが先行。前場終盤に向けて上げ幅を広げ、37729.45円まで上値を伸ばした。また、植田和男日銀総裁が参院財政金融委員会で「無理に政策金利を引き上げる考えはない」と述べたことをきっかけに為替市場では1ドル=143円台前半へと円高が一服したことも投資マインドを改善させた。ただ、米中通商協議の行方を見極めたいとする模様眺めムードは強く、大引けにかけてマイナスに転じ、本日の安値で終えた。東証プライム市場の騰落銘柄数は、値下がり銘柄が1000に迫り、全体の6割超を占めた。セクター別では、鉱業、機械、海運など14業種が上昇。一方、電気ガス、医薬品、卸売など19業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、日東電工<6988>が堅調だった。半面、中外薬<4519>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、TDK<6762>がさえない。トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が週内に電話会談する見通しと報じられ、半導体株などを中心に買い戻され、日経平均の上げ幅は一時250円を超えた。また、石油輸出機構(OPEC)の増産計画が想定よりも下振れたことで原油市況が上昇し、資源株への物色に向かわせた。一方、このところ堅調だった医薬品株の一角が軟化したほか、商社株の一角も下落した。日経平均は方向感の定まらない展開だった。米中貿易協議の行方が最大の注目材料となるなかで、積極的な売買は手控えられた。米中は互いに合意違反と非難し合っており、週内の首脳会談で関係悪化を食い止めることができれば、相場は再び上向く可能性があろう。大型株が敬遠されるなかで新興株など中小型株には投資資金が向かっており、目先は個人投資家主体による中小型株での値幅取り狙いが中心になりそうだ。
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2025/06/03 16:25
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は節目付近、欧州勢はドル売りで参入
*16:23JST 東京為替:ドル・円は節目付近、欧州勢はドル売りで参入
3日午後の東京市場でドル・円は再び軟調地合いとなり、142円後半に値を下げた。欧州勢はドル売りで参入し、ユーロ・ドルは1.1430ドル台で下げ渋る。欧州株はおおむね堅調だが、ユーロ・円は163円10銭付近に失速し、日中の上昇分を削った。ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円37銭から143円27銭、ユーロ・円は163円07銭から163円71銭、ユーロ・ドルは1.1412ドルから1.1464ドル。
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2025/06/03 16:23
注目トピックス 市況・概況
東証業種別ランキング:電力・ガス業が下落率トップ
*15:53JST 東証業種別ランキング:電力・ガス業が下落率トップ
電力・ガス業が下落率トップ。そのほか医薬品、卸売業、建設業、サービス業なども下落。一方、鉱業が上昇率トップ。そのほか機械、海運業、石油・石炭製品、その他 金融業なども上昇。業種名/現在値/前日比(%)1. 鉱業 / 586.45 / 1.372. 機械 / 3,419.11 / 0.933. 海運業 / 1,836.31 / 0.634. 石油・石炭製品 / 1,637.13 / 0.515. その他金融業 / 999.39 / 0.416. 鉄鋼 / 671.71 / 0.357. 小売業 / 2,024.7 / 0.348. 空運業 / 233.89 / 0.279. 化学工業 / 2,294.24 / 0.2410. ゴム製品 / 4,469.7 / 0.1611. パルプ・紙 / 503.42 / 0.1412. 食料品 / 2,286.14 / 0.1113. 電気機器 / 4,791.81 / 0.0914. 精密機器 / 10,585.29 / 0.0515. 情報・通信業 / 6,411.35 / -0.0216. 倉庫・運輸関連業 / 3,900.87 / -0.0217. 陸運業 / 2,004.88 / -0.0818. 保険業 / 2,879.57 / -0.1419. ガラス・土石製品 / 1,316.94 / -0.1620. 証券業 / 594.56 / -0.2121. 金属製品 / 1,439.22 / -0.3622. 水産・農林業 / 566.38 / -0.4023. 繊維業 / 771.35 / -0.4224. 輸送用機器 / 4,301.45 / -0.4725. 不動産業 / 2,055.75 / -0.5526. 銀行業 / 384.95 / -0.5627. 非鉄金属 / 1,664.88 / -0.7428. その他製品 / 6,790.37 / -0.7429. サービス業 / 3,051.92 / -0.7630. 建設業 / 1,936.56 / -1.0231. 卸売業 / 3,767.96 / -1.1232. 医薬品 / 3,410.1 / -1.2533. 電力・ガス業 / 475.59 / -1.46
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2025/06/03 15:53
注目トピックス 市況・概況
6月3日本国債市場:債券先物は139円16銭で取引終了
*15:45JST 6月3日本国債市場:債券先物は139円16銭で取引終了
[今日のまとめ]<円債市場>長期国債先物2025年6月限寄付138円88銭 高値139円26銭 安値138円85銭 引け139円16銭2年 472回 0.731%5年 178回 1.010%10年 378回 1.473%20年 192回 2.383%3日の債券先物6月限は138円88銭で取引を開始し、139円16銭で引けた。<米国債概況>2年債は3.93%、10年債は4.42%、30年債4.94%近辺で推移。債権利回りは低下。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.49%、英国債は英国債は4.67%、オーストラリア10年債は4.25%、NZ10年債は4.59%近辺で推移。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・15:30 スイス・5月消費者物価指数(予想:前年比-0.1%、4月:0.0%)・18:00 ユーロ圏・5月消費者物価指数(予想:前年比+2.0%、4月:+2.2%)・18:00 ユーロ圏・4月失業率(予想:6.2%、3月:6.2%)・18:30 南アフリカ・1-3月期国内総生産(予想:前年比+0.7%、前期:+0.9%)・23:00 米・4月求人件数(予想:710万件、3月:719.2万件)・23:00 米・4月製造業受注(予想:前月比-3.1%、3月+3.4%)海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間
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2025/06/03 15:45
注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前日比23.86円安の37446.81円
*15:31JST 日経平均大引け:前日比23.86円安の37446.81円
日経平均は前日比23.86円安の37446.81円(同-0.06%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比6.18pt安の2771.11pt(同-0.22%)。
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2025/06/03 15:31
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は節目付近、米金利は下げ渋り
*15:23JST 東京為替:ドル・円は節目付近、米金利は下げ渋り
3日午後の東京市場でドル・円は143円付近と、節目を挟んでもみ合う展開が続く。米10年債利回りの下げ渋りでドル売りは抑制され、ユーロ・ドルの戻りは限定的。一方、日経平均株価は前日終値を上回り、日本株にらみの円売りがドルを支える。ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円37銭から143円27銭、ユーロ・円は163円07銭から163円71銭、ユーロ・ドルは1.1412ドルから1.1464ドル。
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2025/06/03 15:23
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小動き、様子見ムードで
*14:54JST 東京為替:ドル・円は小動き、様子見ムードで
3日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、143円を挟んだ値動きが続く。材料難で様子見ムードが広がり、積極的な売り買いは手控えられている。142円台ではドルに買戻しが入りやすいものの、日経平均株価は前日終値付近に失速し円売りを弱めた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円37銭から143円27銭、ユーロ・円は163円07銭から163円71銭、ユーロ・ドルは1.1416ドルから1.1464ドル。
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2025/06/03 14:54
注目トピックス 市況・概況
日経平均は38円高、米経済指標などに関心
*14:51JST 日経平均は38円高、米経済指標などに関心
日経平均は38円高(14時50分現在)。日経平均寄与度では、アドバンテスト<6857>、ファーストリテ<9983>、日東電<6988>などがプラス寄与上位となっており、一方、中外薬<4519>、東エレク<8035>、KDDI<9433>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、鉱業、機械、パルプ・紙、海運業、石油石炭製品が値上がり率上位、電気・ガス業、卸売業、医薬品、建設業、銀行業が値下がり率上位となっている。日経平均は小幅高水準で推移している。米国では今晩、4月の米雇用動態調査(JOLTS)、4月の米製造業受注が発表される。また、日本時間明日未明に、クックFRB理事の講演が予定されている。企業決算では、クラウドストライク・ホールディングスが2-4月期決算を発表する。
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2025/06/03 14:51
注目トピックス 市況・概況
日経平均VIは低下、株価の下値堅く警戒感は緩和
*14:08JST 日経平均VIは低下、株価の下値堅く警戒感は緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-0.55(低下率2.19%)の24.54と低下している。なお、今日ここまでの高値は24.77、安値は24.23。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では、米中貿易協議の進展が期待される一方、引き続きトランプ米政権の政策を巡る不透明感が意識されている。こうした強弱材料が混在する中、今日は取引開始後に日経225先物が午前の中頃からは伸び悩んでいるものの、下値が堅いことからボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和。日経VIは昨日の水準を下回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
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2025/06/03 14:08
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は143円付近、日本株はプラスを維持
*14:07JST 東京為替:ドル・円は143円付近、日本株はプラスを維持
3日午後の東京市場でドル・円は143円を挟み、もみ合う展開。142円台は買戻しが入りやすい半面、143円台では売りが強まり方向感を欠く値動きに。日経平均株価はプラスを維持するものの、上げ幅縮小で前日終値に接近し、円売りを弱めている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円37銭から143円27銭、ユーロ・円は163円07銭から163円71銭、ユーロ・ドルは1.1416ドルから1.1464ドル。
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2025/06/03 14:07
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は142円台、米金利安でドル売りも
*13:54JST 東京為替:ドル・円は142円台、米金利安でドル売りも
3日午後の東京市場でドル・円は143円を割り込み、142円90銭台でのもみ合い。米10年債利回りの低下でドル売りに振れ、ユーロ・ドルは1.1410ドル台から小幅に持ち直した。日経平均株価の上げ幅縮小で円売りは弱まり、ユーロ・円はやや失速した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円37銭から143円27銭、ユーロ・円は163円07銭から163円71銭、ユーロ・ドルは1.1416ドルから1.1464ドル。
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2025/06/03 13:54
注目トピックス 市況・概況
日経平均は35円高、ダウ平均先物軟調で東京市場の株価の重しに
*13:53JST 日経平均は35円高、ダウ平均先物軟調で東京市場の株価の重しに
日経平均は35円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>などがプラス寄与上位となっており、一方、中外薬<4519>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、鉱業、機械、石油石炭製品、パルプ・紙、その他製品が値上がり率上位、医薬品、電気・ガス業、卸売業、建設業、不動産業が値下がり率上位となっている。日経平均は伸び悩んでいる。ダウ平均先物が時間外取引で軟調に推移しており、東京市場の株価の重しとなっているもよう。また、引き続きトランプ米政権の通商政策を巡る不透明感が意識され、積極的な買いは見送られているようだ。
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2025/06/03 13:53
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は高値もみ合い、ややドル買い
*12:58JST 東京為替:ドル・円は高値もみ合い、ややドル買い
3日午後の東京市場でドル・円は143円20銭付近と、本日高値圏でのもみ合いが続く。ドルに買戻しが入りやすくユーロ・ドルは1.1410ドル台に軟化、ユーロ・円はユーロ・ドルに下押しされた。ただ、日経平均株価はプラスを維持し、円買いは後退。ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円37銭から143円27銭、ユーロ・円は163円07銭から163円71銭、ユーロ・ドルは1.1416ドルから1.1464ドル。
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2025/06/03 12:58
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~前引けにかけて上げ幅縮小
*12:32JST 後場に注目すべき3つのポイント~前引けにかけて上げ幅縮小
3日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は反発、前引けにかけて上げ幅縮小・ドル・円は堅調、ドルに買戻し・値上り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位はファーストリテ<9983>■日経平均は反発、前引けにかけて上げ幅縮小日経平均は反発。76.18円高の37546.85円(出来高概算7億8401万株)で前場の取引を終えている。前日2日の米国株式市場は小幅に上昇。ダウ平均は35.41ドル高の42305.48ドル、ナスダックは128.84ポイント高の19242.61で取引を終了した。米中貿易摩擦の悪化懸念やトランプ大統領が鉄鋼とアルミニウムの関税引き上げを発表したことが嫌気された。5月ISM製造業景況指数が低下、予想を下回ったことを受けて下げ幅を拡大する場面があったが、ナスダックは半導体銘柄の上昇に支えられその後はプラス圏で推移。トランプ大統領と中国の習近平国家主席が週内にも電話会談を行う可能性があると伝わるとダウ平均もプラス圏に浮上し、取引を終えた。米株式市場の動向を横目に、6月3日の日経平均は127.64円高の37598.31円と3日ぶり反発して取引を開始した。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.57%上昇と、東京市場で半導体関連株の株価支援要因となった。また、ダウ平均が一時400ドル安となった後に下げ渋り、小幅ながら上昇に転じて取引を終えたことも安心感となった。さらに、日経平均は昨日までの続落で900円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いも入りやすかった。ただ、米関税政策を巡る不透明感が引き続き強く、積極的な買いを見送る向きもある。個別では、ディスコ<6146>やアドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>などの半導体関連株のほか、三菱重工業<7011>、IHI<7013>、任天堂<7974>、ソニーグループ<6758>、ソフトバンクグループ<9984>、三菱電機<6503>などが上昇した。ほか、今期の2ケタ営業増益・増配見通しを好感した伊藤園<2593>が急騰、ジャパンディスプレイ<6740>、ソシオネクスト<6526>、JMDC<4483>などが値上がり率上位となった。一方、三井住友<8316>や三菱UFJ<8306>などの金融株、三菱商事<8058>や伊藤忠商事<8001>など一部の商社株が軟調に推移。また、リクルートHD<6098>、フジクラ<5803>、トヨタ自動車<7203>、日立<6501>、サンリオ<8136>などが下落した。そのほか、5月の松屋銀座店の売上高は一段と減収率が拡大した松屋<8237>が下落、日本ヒューム<5262>、JCRファーマ<4552>、日本通信<9424>などが値下がり率上位となった。業種別では、鉱業、機械、パルプ・紙などが上昇した一方で、電気・ガス業、不動産業、卸売業などが下落した。後場の日経平均はプラス圏を維持できるか注目したい。前引けにかけて上げ幅を縮小する動きを見せており、手掛かり材料に乏しい中で買い進む動きは想定しにくい。そのほか、日米関税交渉を担当する赤澤亮正経済再生担当大臣が5日に訪米し、ワシントンで5回目の協議に臨む方向で調整していることがわかったようだ。日本側は、6月中旬に予定される日米首脳会談を視野に合意への道筋をつけたい考えであるが、材料待ちの相場展開が今しばらく続きそうだ。■ドル・円は堅調、ドルに買戻し3日午前の東京市場でドル・円は堅調。142円37銭まで下落後は持ち直し、一時143円25銭まで値を上げた。142円台は値ごろ感から買戻しが入りやすく、下値の堅さが意識されている。一方、日経平均株価はプラスで推移し、株価にらみの円売りが続く。ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円37銭から143円25銭、ユーロ・円は163円07銭から163円71銭、ユーロ・ドルは1.1418ドルから1.1464ドル。■後場のチェック銘柄・オルツ<260A>、ミライロ<335A>など、5銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位はファーストリテ<9983>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・5月マネタリーベース:前年比-3.4%(4月:-4.8%)・豪・1-3月期経常収支:-147億豪ドル(予想:-120億豪ドル、前期:-125億豪ドル→-163億豪ドル)・中・5月財新製造業PMI:48.3(予想:50.6、4月:50.4)【要人発言】・豪準備銀行・議事要旨(5月19日-20日開催分)「前回会合以降の世界経済の動向は金利引き下げの必要性を強固なものにした」「もはやこれほど引き締める必要はないという点で一致」「下振れリスクへの対応としても金利の引き下げが適切であると判断」「今後は入手可能なデータとリスク評価の進展に基づいて行われることを確認」「今回の会合で50bpの引き下げを行うのに十分であるとは考えられない」「金融政策を拡張的スタンスに移行する時期ではないと判断」・植田日銀総裁「景気は一部に弱めの動き見られるが、緩やかに回復」「先行きは各国通商政策などの影響受けて成長は鈍化する」「賃金上昇の転嫁やコメなど食料品価格上昇で物価は3%半ば」「金融・為替市場や日本経済・物価への影響を十分注視」「現在の実質金利は極めて低水準にある」「利上げを決め打ちしているつもりない」「為替レートを特定の水準に誘導する政策はしていない」「為替相場はファンダメンタルズ反映し、安定推移が重要」・中村康治・日銀理事「企業の積極的な賃金・価格設定がさらに広がり、予想物価上昇率は緩やかに上昇」<国内>・特になし<海外>・15:30 スイス・5月消費者物価指数(予想:前年比-0.1%、4月:0.0%)
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2025/06/03 12:32
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は堅調、ドルに買戻し
*12:06JST 東京為替:ドル・円は堅調、ドルに買戻し
3日午前の東京市場でドル・円は堅調。142円37銭まで下落後は持ち直し、一時143円25銭まで値を上げた。142円台は値ごろ感から買戻しが入りやすく、下値の堅さが意識されている。一方、日経平均株価はプラスで推移し、株価にらみの円売りが続く。ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円37銭から143円25銭、ユーロ・円は163円07銭から163円71銭、ユーロ・ドルは1.1418ドルから1.1464ドル。【要人発言】・豪準備銀行・議事要旨(5月19日-20日開催分)「前回会合以降の世界経済の動向は金利引き下げの必要性を強固なものにした」「もはやこれほど引き締める必要はないという点で一致」「下振れリスクへの対応としても金利の引き下げが適切であると判断」「今後は入手可能なデータとリスク評価の進展に基づいて行われることを確認」「今回の会合で50bpの引き下げを行うのに十分であるとは考えられない」「金融政策を拡張的スタンスに移行する時期ではないと判断」・植田日銀総裁「景気は一部に弱めの動き見られるが、緩やかに回復」「先行きは各国通商政策などの影響受けて成長は鈍化する」「賃金上昇の転嫁やコメなど食料品価格上昇で物価は3%半ば」「金融・為替市場や日本経済・物価への影響を十分注視」「現在の実質金利は極めて低水準にある」「利上げを決め打ちしているつもりない」「為替レートを特定の水準に誘導する政策はしていない」「為替相場はファンダメンタルズ反映し、安定推移が重要」・中村康治・日銀理事「企業の積極的な賃金・価格設定がさらに広がり、予想物価上昇率は緩やかに上昇」【経済指標】・日・5月マネタリーベース:前年比-3.4%(4月:-4.8%)・豪・1-3月期経常収支:-147億豪ドル(予想:-120億豪ドル、前期:-125億豪ドル→-163億豪ドル)・中・5月財新製造業PMI:48.3(予想:50.6、4月:50.4)
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2025/06/03 12:06
注目トピックス 市況・概況
米国株見通し:下げ渋りか、米中交渉は不透明も首脳会談に期待
*12:02JST 米国株見通し:下げ渋りか、米中交渉は不透明も首脳会談に期待
(11時30分現在)S&P500先物 5,927.25(-20.00)ナスダック100先物 21,464.50(-70.00)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は141ドル安。米長期金利は小高く推移し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。2日の主要3指数は小幅高。取引半ば以降に持ち直しナスダックとS&Pは反発、3日続伸のダウは35ドル高の42305ドルで取引を終えた。トランプ政権の不安定な貿易政策が嫌気され、序盤から売り先行。この日発表されたISM製造業は景気の好不況の境目である50がさらに遠のき、一段の売り圧力に。ただ、米中首脳会談が週内にも実現する見通しとなり、両国通商摩擦に対する過度な懸念の後退で消費やハイテクなどへの買いが相場を支えた。本日は下げ渋りか。トランプ政権の高関税政策への司法判断や米中貿易摩擦、大型減税による財政悪化など主要政策に不透明感は払拭されず、全般的に買いづらい地合いが続く。今週末発表の雇用統計を控えJOLTS求人件数は前回から弱い内容が予想され、売り材料になりやすい。ただ、週内に開かれる米中首脳会談への期待感が過度な下げを抑制する見通し。今週はダラーツリーなどディスカウント大手の決算発表が予定され、消費動向への判断材料となりそうだ。
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2025/06/03 12:02
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は143円台を維持、ドルに買戻し
*11:44JST 東京為替:ドル・円は143円台を維持、ドルに買戻し
3日午前の東京市場でドル・円は143円付近に失速したが、再び買戻しが入り143円10銭台に。142円台は値ごろ感から買戻しが入りやすく、下値の堅さが意識される。一方、日経平均株価は上げ幅縮小もプラスで推移しており、株価にらみの円売りが続く。ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円37銭から143円25銭、ユーロ・円は163円07銭から163円71銭、ユーロ・ドルは1.1418ドルから1.1464ドル。
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2025/06/03 11:44
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):内田洋行、伊藤園、ミライロなど
*11:39JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):内田洋行、伊藤園、ミライロなど
内田洋行<8057>:9730円(+760円)大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は118億円で前年同期比25.9%増となり、通期予想は従来の105億円から188億円、前期比26.3%増に上方修正している。上半期決算時に続く上方修正となる形に。2026年度に本格化する自治体システム標準化対応やGIGAスクール端末更新などの案件を獲得していること、学校を結ぶネットワーク構築案件が好調なことなど、想定を上回って売上が好調に進捗しているようだ。INSPEC<6656>:772円 カ -ストップ高買い気配。主力製品である半導体パッケージ基板検査装置の大型受注を獲得したと発表している。複数の国内企業から、高性能半導体パッケージ基板検査装置など総額約4.6億円の受注を獲得したようだ。同製品は最先端のAI半導体製品に使用される超ハイエンド基板などを検査対象としているもよう。26年4月期の業績予想に織り込むとしている。25年4月期売上高見通しは22億円であり、業績インパクトが強いとの見方優勢に。伊藤園<2593>:3409円(+239円)大幅続伸。前日に25年4月期の決算を発表している。営業利益は230億円で前期比8.2%減となったが、5月2日に下方修正した水準の223億円は小幅に上振れ。一方、26年4月期は255億円で同11.0%増の見通しとなっている。年間配当金も前期比4円増の48円を計画している。米国事業拡大による売上高の増加、容器構成・製品構成などの変化による収益改善を想定し、原料・資材高のマイナス影響を吸収する計画のようだ。エムスリー<2413>:2156円(+132.5円)大幅反発。本日、定時株主総会招集通知、並びに、株主総会資料を公表しているが、その中で、オアシスジャパンストラテジックファンドが持株比率1.2%の第10位株主となっていることが明らかになっている。同ファンドは、オアシス・マネジメントが日本に集中投資するために立ち上げたファンドとなる。アクティビストの大量取得が明らかになったことで、今後の株主価値向上策の強化が意識される展開となっているようだ。IHI<7013>:15030円(+625円)大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も9500円から16500円にまで引き上げている。重工大手の中では防衛比率が低く、中長期利益成長率が相対的に低位にとどまると考えていたが、民間向け航空エンジンのスペアパーツ事業の成長は持続性を持つ可能性が高いとの見方に変更。27年3月期業績見通しを上方修正し、中長期見通しにおいても年率10%超の利益成長が継続すると予想しているようだ。ミライロ<335A>:753円(+97円)一時ストップ高。日本で唯一のデジタル障害者手帳「ミライロID」のグローバル展開として「ミライロ ID Global」(仮称)を新たに開始する。サービス開始は26年中(未定)。大阪・関西万博のチケット購入時及び入場時の本人確認書類に採用されたことを契機に、障害のある訪日外国人からの「ミライロID」に関する問い合わせが増加しており、今後も増加が予想される訪日外国人に対する「ミライロID」の対応は、観光立国・日本における同社の重要な社会的使命であるとの判断に至ったとしている。マテリアルグループ<156A>:755円(+42円)急騰。2日の取引終了後にソーシャルコマースやEコマース支援のマテリアルリンクスを立ち上げ「TikTok Shop」活用のトータル支援サービスを提供開始したことを発表し、好材料視されている。代表取締役に亀山桃子およびインフルエンサーでライブコマーサーとして活躍するKevin(ケヴィン)が就任。?本での「TikTok Shop」開始に向け、企画立案からコンテンツ制作、クリエイターのアサイン、出店代行、ライブコマース、広告運用、配送までをトータルで支援するサービスの提供を開始する。カイオム<4583>:147円(-1円)買い先行も、値を消す。2日の取引終了後に、日東紡績と同社の抗体作製技術ADLibシステムを用いた抗体作製等に関わる業務委託基本契約を締結したことを発表している。同社のADLibシステム及びADLibシステムを用いた技術・ノウハウを用いて、日東紡績が治療標的とする抗原に対する抗体の取得や、取得した抗体の親和性向上を実施することで対価を受領する。同社は、25年12月期の業績へ与える影響については現在精査中だが、将来的な収益基盤の強化に繋がるとしている。
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2025/06/03 11:39
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は143円付近、買戻しは一服
*11:34JST 東京為替:ドル・円は143円付近、買戻しは一服
3日午前の東京市場でドル・円は一時143円25銭まで上値を切り上げたが、その後は143円付近に失速。ドルは前日の反動で買い戻されたが、143円台は売りが出やすい。一方、ユーロ・ドルは1.1420ドル付近まで下落後、下げ渋る展開となっている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円37銭から143円25銭、ユーロ・円は163円07銭から163円71銭、ユーロ・ドルは1.1422ドルから1.1464ドル。
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2025/06/03 11:34
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はじり高、ドルの買戻し継続
*11:07JST 東京為替:ドル・円はじり高、ドルの買戻し継続
3日午前の東京市場でドル・円はじり高となり、一時143円25銭まで上値を切り上げた。米中首脳会談への期待感からドルの買戻しが続き、ユーロ・ドルへの下押し圧力に。一方、日経平均株価は堅調地合いを維持し、リスク選好的な円売りがドルを支える。ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円37銭から143円25銭、ユーロ・円は163円07銭から163円71銭、ユーロ・ドルは1.1428ドルから1.1464ドル。
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2025/06/03 11:07
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は堅調、買戻し優勢で
*10:44JST 東京為替:ドル・円は堅調、買戻し優勢で
3日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いを強め、143円20銭台に浮上した。ドルは前日海外市場で大きく売り込まれ、本日はその反動で買戻しが入りやすい。また、日経平均株価は前日比200円超高と上げ幅をやや拡大し、株高を好感した円売りも続く。ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円37銭から143円22銭、ユーロ・円は163円07銭から163円70銭、ユーロ・ドルは1.1428ドルから1.1464ドル。
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2025/06/03 10:44
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は反発、米金利の小幅上昇で
*10:11JST 東京為替:ドル・円は反発、米金利の小幅上昇で
3日午前の東京市場でドル・円は反発。早朝から下落基調となり一時142円37銭まで値を下げた。その後、米10念債利回りが小幅に上昇するとドル買いに振れ、ユーロ・ドルは1.1464ドルから1.1430ドル台に失速。日本株高にらみの円売りも続く。ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円37銭から142円80銭、ユーロ・円は163円07銭から163円36銭、ユーロ・ドルは1.1437ドルから1.1464ドル。
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2025/06/03 10:11
注目トピックス 市況・概況
日経平均は58円高、寄り後は伸び悩み
*09:10JST 日経平均は58円高、寄り後は伸び悩み
日経平均は58円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.57%上昇と、ダウ平均(0.08%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場で半導体関連株の株価支援要因となった。また、ダウ平均が一時400ドル安となった後に下げ渋り、小幅ながら上昇に転じて取引を終えたことも安心感となった。さらに、日経平均は昨日までの続落で900円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いも入りやすかった。一方、外為市場で1ドル=142円60銭台と、昨日15時30分頃と比べ60銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、米関税政策を巡る不透明感が引き続き強く、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は伸び悩んでいる。
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2025/06/03 09:10
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:松屋やピープルに注目
*09:07JST 個別銘柄戦略:松屋やピープルに注目
昨日2日の米株式市場でNYダウは35.41ドル高の42,305.48、ナスダック総合指数は128.84pt高の19,242.61、シカゴ日経225先物は大阪日中比315円高の37,805円。為替は1ドル=142.60-70円。今日の東京市場では、営業利益が前期8.2%減だが今期11.0%増となった伊藤園<2593>、25年7月期業績予想を上方修正した内田洋行<8057>、25年10月期業績予想を上方修正したカナモト<9678>、5月の単体売上高が10%増と4月の6%増から伸び率が拡大したダブルエー<7683>、連結子会社であるフロンティア・キャピタルが栃木県宇都宮市を中心に様々な業態を展開している飲食企業チームバリスタと資本業務提携したと発表したフロンティアM<7038>、宮崎大学などとの共同研究で微細藻類ユーグレナを配合した飼料の給与によりニワトリの成?が促進される可能性を確認したと発表したユーグレナ<2931>、東証スタンダードでは、半導体パッケージ基板検査装置の大型受注を獲得したと発表したインスペック<6656>、5月の既存店売上高11.1%増と4月の0.1%増から伸び率が拡大したワークマン<7564>、5月の既存店売上高が8.5%増と4月の6.5%増から伸び率が拡大したGダイニング<7625>などが物色されそうだ。一方、5月の売上高が22.1%減となった松屋<8237>、東証スタンダードでは、第1四半期営業損益が0.82億円の赤字となったピープル<7865>などは軟調な展開が想定される。
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2025/06/03 09:07
注目トピックス 市況・概況
2日の米国市場ダイジェスト:NYダウは35ドル高、米中貿易交渉への期待が支え
*08:32JST 2日の米国市場ダイジェスト:NYダウは35ドル高、米中貿易交渉への期待が支え
■NY株式:NYダウは35ドル高、米中貿易交渉への期待が支え米国株式市場は小幅に上昇。ダウ平均は35.41ドル高の42,305.48ドル、ナスダックは128.84ポイント高の19,242.61で取引を終了した。米中貿易摩擦の悪化懸念やトランプ大統領が鉄鋼とアルミニウムの関税引き上げを発表したことが嫌気され、寄り付き後、下落。5月ISM製造業景況指数が低下、予想を下回ったことを受けて下げ幅を拡大する場面があったが、ナスダックは半導体銘柄の上昇に支えられその後はプラス圏で推移。トランプ大統領と中国の習近平国家主席が週内にも電話会談を行う可能性があると伝わるとダウ平均もプラス圏に浮上し、取引を終えた。セクター別では、半導体・同製造装置が大きく上昇したほかエネルギー、食・生活必需品小売が上昇。自動車・自動車部品、家庭・パーソナル用品が下落した。鉄鋼メーカーのクリーブランドクリフス(CLF)やニューコア(NUE)など、鉄鋼株が大きく上昇。トランプ大統領が鉄鋼の関税を25%から50%に引き上げると発表したことが好感された。一方、関税引き上げによる鋼材価格の上昇がコスト増につながると嫌気された自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)やフォード(F)は下落した。エネルギー会社のシェブロン(CVX)やエクソンモービル(XOM)が原油高で上昇。週末にOPECプラスが増産を決めたが、予想された規模ではなかったこと、ウクライナとイランを巡る地政学的リスクが再燃した。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はヨーロッパ市場での販売低迷が伝わり売られた。シカゴ連銀のグールズビー総裁は貿易政策巡る不確実性が解消されれば、政策金利の引き下げを進めることが可能との見解を示した。グールズビー総裁は、連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を持つ。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:地政学的リスクの増大を警戒してドルは伸び悩む2日のニューヨーク外為市場でドル・円は143円07銭まで買われた後、142円54銭まで反落したが、原油高を意識して下げ渋り、一時143円00銭まで戻した。142円70銭で引けた。ユーロ・ドルは1.1405ドルまで売られた後、1.1450ドルまで反発し、1.1445ドルで引けた。ユーロ・円は162円96銭まで下げた後、163円42銭まで反発した。ポンド・ドルは1.3519ドルから1.3560ドルまで強含み。ドル・スイスは0.8191フランから0.8157フランの範囲内で上下した。■NY原油:大幅高で62.52ドル、地政学的リスクの増大を意識NY原油先物7月限は大幅高(NYMEX原油7月限終値:62.52 ↑1.73)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+1.73ドル(+2.85%)の62.52ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは61.06ドル-63.88ドル。主要な産油国による増産観測は想定を下回る規模にとどまる可能性が高いことや地政学的リスクの増大を受けて、一時63ドル台後半まで上昇。通常取引終了後の時間外取引では主に62ドル台後半で推移した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 44.08ドル -0.05ドル(-0.11%)モルガン・スタンレー(MS) 128.40ドル +0.37ドル(+0.28%)ゴールドマン・サックス(GS)598.72ドル -1.73ドル(-0.28%)インテル(INTC) 19.74ドル +0.19ドル(+0.97%)アップル(AAPL) 201.70ドル +0.85ドル(+0.42%)アルファベット(GOOG) 170.37ドル -2.48ドル(-1.43%)メタ(META) 670.90ドル +23.41ドル(+3.61%)キャタピラー(CAT) 344.67ドル -3.36ドル(-0.96%)アルコア(AA) 26.60ドル -0.17ドル(-0.63%)ウォルマート(WMT) 99.77ドル +1.05ドル(+1.06%)
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2025/06/03 08:32
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は個人主体の中小型株物色に~
*08:29JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は個人主体の中小型株物色に~
3日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■買い一巡後は個人主体の中小型株物色に■伊藤園、25/4営業利益 8.2%減 229億円、26/4予想 11.0%増 255億円■前場の注目材料:りそなHD、AI関連300億円、商品開発でリテール強化■買い一巡後は個人主体の中小型株物色に3日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まりそうだ。2日の米国市場は、NYダウが35ドル高、ナスダックは128ポイント高だった。米中貿易摩擦の悪化懸念やトランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムの関税引き上げを発表したことが嫌気され、売りが先行して始まった。5月の米ISM製造業景況指数が予想を下回ったことも重荷になった。その後、トランプ大統領と中国の習近平国家主席が週内にも電話会談を行う可能性があると伝わると買い戻しの動きが強まり、上昇に転じた。シカゴ日経225先物は大阪比315円高の37805円。円相場は1ドル=142円50銭台で推移している。日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時37280円まで売られる場面もあったが、25日線が支持線として意識される形から切り返し、200日線を上回って終えている。昨日の日経平均株価はマドを空けての下落で25日線に接近していたが、同線が支持線として機能する形になりそうだ。もっとも、米国市場はトランプ大統領と習主席が週内に会談する可能性からリバウンドをみせていた。会談内容を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすく、積極的な上値追いの動きは限られそうである。そのため、買い戻しが一巡した後は、次第にこう着感が強まることになるだろう。また、エヌビディアなど半導体株の一角が買われていたこともあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の支援材料になる。一方で、為替市場では1ドル=142円台半ばと円高に振れて推移していることが輸出関連などの重荷になろう。物色としてはハイテク株の自律反発狙いのほか、内需系の一角に資金が向かいやすい。地政学リスクへの警戒から防衛関連株への物色も根強いだろう。そのほか、昨日も日経平均株価が下落する反面、中小型株への物色は活発だった。東証グロース250指数は小幅ながらも高値を更新しており、個人主体の物色意欲は強そうである。■伊藤園、25/4営業利益 8.2%減 229億円、26/4予想 11.0%増 255億円伊藤園<2593>が発表した2025年4月期業績は、売上高が前期比4.1%増の4727億1600万円、営業利益は同8.2%減の229億6900万円だった。リーフ・ドリンク関連事業における売上高は、「お~いお茶」ブランド製品を中心に堅調に推移した。利益面は、原材料をはじめとする各種コスト上昇の影響や、競争激化に伴うリベート等の増加、広告宣伝費の先行投資もあり減益となった。2026年4月期業績は、売上高が前期比3.7%増の4900億円、営業利益は同11%増の255億円を計画。主力の茶系飲料「お~いお茶」などの販売を伸ばすほか、容器や製品構成の見直しで収益性を改善させ、原材料高の影響を補う。■前場の注目材料・NYダウは上昇(42305.48、+35.41)・ナスダック総合指数は上昇(19242.61、+128.84)・SOX指数は上昇(4832.78、+74.72)・シカゴ日経225先物は上昇(37805、+315)・VIX指数は低下(18.36、-0.21)・米原油先物相場は上昇(62.52、+1.73)・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請・りそなHD<8308>AI関連300億円、商品開発でリテール強化・KTC<5966>不適切会計で特別調査委設置・JDI<6740>台湾社への出資見送り・JR東海<9022>データ使い訪日客獲得、輸送計画最適化、新幹線利用拡大へ・三菱商事<8058>英社と提携、有価金属低コストで回収、供給確保へ都市鉱山活用・伊藤忠<8001>米で個人健康保険、数十億円規模出資、現地代理店に商品提供・西松建設<1820>伊藤忠が出資引き上げ、協業進化、持ち分法会社化・豊田通商<8015>計測ドローン開発出資、物流・インフラ設備点検拡大、防災分野進出も視野・大和証G<8601>不動産のストック収益拡充、ファンド商品拡充も・三井金<5706>非鉄山元2社、電気銅と電気亜鉛建値改定・スズキ<7269>小型4輪「ジムニーノマド」来月から増産・スズキ<7269>インドネシアでSUV「フロンクス」生産開始、東南アに輸出・トヨタ自<7203>英で「GR」来年生産、海外で初、需要増に対応・クボタ<6326>営農型太陽光を拡大、発電所新設、農作物・エネ地産地消化・東京エレクトロン<8035>宮城で新製造棟起工式、半導体装置拡充・三菱電機<6503>宇宙用太陽電池開発の米新興に出資・NSSOL<2327>工場・物流情報を見える化、デジタルツイン提供☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 5月マネタリーベース(4月:前年比-4.8%)<海外>・10:30 豪・1-3月期経常収支(予想:-120億豪ドル、前期:-125億豪ドル)・10:30 中・5月財新製造業PMI(予想:50.6、4月:50.4)
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2025/06/03 08:29
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りが一段と拡大する可能性は低い見通し
*08:09JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りが一段と拡大する可能性は低い見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は今週開催の理事会で追加利下げを決める可能性はあるが、ユーロ圏のインフレ見通しは不透明。景気の先行きについては楽観視できない状況が続いており、リスク選好的なユーロ買い・円売りが一段と拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・米国の関税措置・ECBによる追加利下げの可能性・欧州諸国の政治不安【ユーロ買い要因】・米長期金利の低下・日欧金利差の縮小観測は後退・欧州諸国の財政拡大計画
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2025/06/03 08:09
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:原油高を意識してドルは下げ渋る可能性
*08:05JST 今日の為替市場ポイント:原油高を意識してドルは下げ渋る可能性
2日のドル・円は、東京市場では143円99銭から142円83銭まで下落。欧米市場では143円07銭まで買われた後、142円54銭まで反落し、143円70銭で取引終了。本日3日のドル・円は主に142円台で推移か。原油高を意識してドルは下げ渋る可能性がある。米供給管理協会(ISM)が6月2日発表した5月製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.5に低下した。関税の影響でサプライヤーの納入に時間がかかっており、一部商品の供給不足が迫っている可能性があるようだ。4月の指数悪化は製造業が、米中貿易摩擦の緩和の恩恵を受けていないことを示唆している。なお、先行指標となる新規受注指数は4月の47.2から47.6に上昇した。
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2025/06/03 08:05
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物見通し:上値の重い展開か
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:上値の重い展開か
本日の東証グロース市場250指数先物は、上値の重い展開を予想する。前日2日のダウ平均は35.41ドル高の42,305.48ドル、ナスダックは128.84pt高の19,242.61ptで取引を終了した。米中貿易摩擦の悪化懸念やトランプ大統領が鉄鋼とアルミニウムの関税引き上げを発表したことが嫌気され、寄り付き後、下落。5月ISM製造業景況指数が低下、予想を下回ったことを受けて下げ幅を拡大する場面があったが、ナスダックは半導体銘柄の上昇に支えられ、その後はプラス圏で推移。トランプ大統領と中国の習近平国家主席が週内にも電話会談を行う可能性があると伝わるとダウ平均もプラス圏に浮上し、取引を終えた。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、上値の重い展開を予想する。下落した夜間取引の流れで、朝方は軟調スタートが見込まれる。750pt処での上値の重さも意識されており、同水準に接近すると利益確定売りが出やすくなっている。プライム市場との相関性が低下しており、プライム市場が伸び悩むようなら、物色される可能性もありそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt安の742ptで終えている。上値のメドは750pt、下値のメドは730ptとする。
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2025/06/03 08:05