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東証グロース市場250指数先物概況:日米首脳会談終了による出尽くし売りで反落

配信日時:2025/10/28 16:21 配信元:FISCO
*16:21JST 東証グロース市場250指数先物概況:日米首脳会談終了による出尽くし売りで反落 10月28日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比14pt安の716pt。なお、高値は730pt、安値は716pt、日中取引高は2035枚。前日27日の米国市場のダウ平均は続伸。対中通商交渉を巡り、トランプ大統領やベッセント財務長官の週末インタビューでの発言で、合意期待に寄り付き後、上昇。人工知能(AI)関連の強い需要を期待し、ハイテクも買われ、続伸した。連邦準備制度理事会(FRB)が明日から開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げを決定することを期待した買いも手伝い、相場は終日堅調に推移。終盤にかけ上げ幅を拡大し、過去最高値を更新し終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比1pt安の729ptからスタートした。米株高により朝方は前日終値近辺で推移したものの、買い一巡後は失速。
日米首脳会談を終たことで、イベント通過による出尽くし感が強まったほか、25日移動平均線近辺で上値の重さを確認した短期資金の売りも観測され、軟調地合いとなった。ベッセント米財務長官が、日本は12年前のアベノミクスと比べて状況は大きく異なっていると発言したことで、円買い機運が強まり、日本市場全体に売りが波及。反落となる716ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、コンヴァノ<6574>や技術承継機構<319A>などが下落した。

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