注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~買い先行も上値の重い展開 *12:20JST 後場に注目すべき3つのポイント~買い先行も上値の重い展開 4日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は反発、買い先行も上値の重い展開・ドル・円は反落、買い一巡後は下落・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>■日経平均は反発、買い先行も上値の重い展開日経平均は反発。387.85円高の37834.66円(出来高概算7億4786万株)で前場の取引を終えている。前日3日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は214.16ドル高の42519.64ドル、ナスダックは156.35ポイント高の19398.96で取引を終了した。取引開始前に伝わったOECD(経済協力開発機構)による世界やアメリカの成長率見通しの引き下げが重しとなったが、関税交渉を巡って週内にも米中首脳による直接対話が予定される中、協議の進展期待が相場を下支えした。その後ダウ、ナスダックは揃ってプラス圏で堅調に推移、ナスダックは引き続きエヌビディア(NVDA)など半導体株がけん引、徐々に上げ幅を拡大する展開となった。堅調に推移した米株式市場の動向を横目に、6月4日の日経平均は239.85円高の37686.66円と4日ぶり反発して取引を開始した。朝方に高値を付けた後は上値の重い展開となったが、上げ幅を縮小する動きも乏しくプラス圏で堅調に推移した。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.72%上昇と、東京市場で半導体関連株の支援要因となった。また、外為市場で円安・ドル高に振れたことも輸出株などの下支えとなった。個別では、ディスコ<6146>やアドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>などの半導体関連株、三井住友<8316>や三菱UFJ<8306>などの金融株などが堅調に推移。また、三菱重工業<7011>、IHI<7013>、任天堂<7974>、ソニーグループ<6758>、ソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテ<9983>などが上昇した。ほか、5月既存店増収率の拡大を高評価されたTOKYO BASE<3415>が急騰、住友ファーマ<4506>、オープングループ<6572>、JCRファーマ<4552>などが値上がり率上位となった。一方、NTT<9432>やKDDI<9433>などの通信株のほか、川崎重工業<7012>、フジクラ<5803>、ソシオネクスト<6526>などが下落した。そのほか、トヨタグループによるTOB価格にサヤ寄せとなった豊田自動織機<6201>が急落、クレハ<4023>、M&A総研ホールディングス<9552>、エスプール<2471>などが値下がり率上位となった。業種別では、その他製品、パルプ・紙、精密機器などが上昇した一方で、ゴム製品、金属製品、陸運業が下落した。後場の日経平均は上値の重い展開が続きそうだ。日経平均は前日までの3営業日で1000円近く下落しており、自律反発狙いの買いが続くか注目したい。また、アメリカ政府は4日に海外から輸入する鉄鋼・アルミニウム製品にかける追加関税を50%に引き上げる。日本から米国への鋼材輸出量は多いわけではないが、企業からは長期的な影響を懸念する声も出ているようだ。トランプ米政権の通商政策に対する不透明感が引き続き意識され、6月15-17日に開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせて行われると見られる日米首脳会談で何らかの合意に至ることができるかどうかを見極めたいところ。引き続き積極的な買いを見送る向きもあろう。■ドル・円は反落、買い一巡後は下落4日午前の東京市場でドル・円は反落。仲値にかけてドルにまとまった買いが入り、一時144円29銭まで値を切り上げた。ただ、買い一巡後は値を下げる展開隣、143円67銭まで下落。米鉄鋼関税引き上げなどが意識されやすく、全般的にドルは買いづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円67銭から144円29銭、ユーロ・円は163円64銭から164円09銭、ユーロ・ドルは1.1371ドルから1.1393ドル。■後場のチェック銘柄・イシン<143A>、スターシーズ<3083>など、5銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>■経済指標・要人発言【経済指標】・米・4月JOLTS求人件数:739.1万件(予想:710万件、3月:720.0万件)・米・4月製造業受注:前月比-3.7%(予想:前月比-3.2%、3月+3.4%)【要人発言】・豪準備銀行・議事要旨(5月19日-20日開催分)「前回会合以降の世界経済の動向は金利引き下げの必要性を強固なものにした」「もはやこれほど引き締める必要はないという点で一致」「下振れリスクへの対応としても金利の引き下げが適切であると判断」「今後は入手可能なデータとリスク評価の進展に基づいて行われることを確認」「今回の会合で50bpの引き下げを行うのに十分であるとは考えられない」「金融政策を拡張的スタンスに移行する時期ではないと判断」・植田日銀総裁「景気は一部に弱めの動き見られるが、緩やかに回復」「先行きは各国通商政策などの影響受けて成長は鈍化する」「賃金上昇の転嫁やコメなど食料品価格上昇で物価は3%半ば」「金融・為替市場や日本経済・物価への影響を十分注視」「現在の実質金利は極めて低水準にある」「利上げを決め打ちしているつもりない」「為替レートを特定の水準に誘導する政策はしていない」「為替相場はファンダメンタルズ反映し、安定推移が重要」・中村康治・日銀理事「企業の積極的な賃金・価格設定がさらに広がり、予想物価上昇率は緩やかに上昇」<国内>・特になし<海外>・特になし <CS> 2025/06/04 12:20 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は反落、買い一巡後は下落 *12:01JST 東京為替:ドル・円は反落、買い一巡後は下落 4日午前の東京市場でドル・円は反落。仲値にかけてドルにまとまった買いが入り、一時144円29銭まで値を切り上げた。ただ、買い一巡後は値を下げる展開隣、143円67銭まで下落。米鉄鋼関税引き上げなどが意識されやすく、全般的にドルは買いづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円67銭から144円29銭、ユーロ・円は163円64銭から164円09銭、ユーロ・ドルは1.1371ドルから1.1393ドル。【要人発言】・林官房長官「関税交渉めぐる米通商代表部(USTR)の書簡、現時点で受け取っていない」「関税交渉めぐる米通商代表部(USTR)の書簡、現時点で受け取っていない」 <TY> 2025/06/04 12:01 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:底堅い値動きか、景気減速懸念の後退なら売り抑制 *11:50JST 米国株見通し:底堅い値動きか、景気減速懸念の後退なら売り抑制 (11時30分現在)S&P500先物      5,978.00(-3.50)ナスダック100先物  21,680.50(-25.50)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は24ドル安。米長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。3日の主要3指数は続伸。終盤の伸び悩みも堅調を維持し、ナスダックとS&Pは続伸、ダウは214ドル高の42519ドルと4日連続でプラスを確保した。この日発表された製造業新規受注は低調だったが、予想外に強いJOLTS求人件数を好感した買いが先行。注目を集めるエヌビディアが強含むと半導体選好地合いとなり、相場を押し上げた。ただ、米中首脳会談への期待は継続するものの、経済協力開発機構(OECD)の見通し下方修正が重石となった。本日は底堅い値動きか。トランプ政権の流動的な政策運営や大型減税による財政悪化など複数の不透明要因が意識され、全般的に買いづらい地合いが続くだろう。半面、トランプ大統領と習中国国家主席の電話会談を見極める展開となり、過度な売りを抑制する見通し。今晩発表のISM非製造業景況指数が予想通り前回を上回れば、買い材料となりそうだ。また、ディスカウント大手のダラー・ツリーの業績が堅調なら消費関連が注目され、相場を支える材料になる。 <TY> 2025/06/04 11:50 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):東京ベース、豊田織、GLOEなど *11:47JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):東京ベース、豊田織、GLOEなど 日本紙<3863>:1112円(+51円)大幅反発。大和証券では投資判断を「3」から「2」へ格上げ、目標株価も1100円から1300円に引き上げている。これまで取り組んできた構造改革効果の顕在化、国内の生活関連事業の堅調な推移、円高メリット享受の可能性などから、ディスカウント要因は取り除けると判断。業績改善の糸口がみえてきた点を変化として捉えているようだ。なお、大和証券では王子HDの投資判断格上げも行っている。東京ベース<3415>:381円(+47円)大幅続伸。前日に5月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比19.2%増となり、7カ月連続でのプラス成長、かつ、4カ月ぶりの2ケタ成長となっている。実店舗が同18.9%増、ECが同20.8%増となっている。インバウンドが好調に推移しているほか、シーズンMD構成の変更に伴う夏物アイテム充実化効果が背景となっているもよう。ちなみに、EC事業に関しては48カ月ぶりの増収に転じる形。M&A総研<9552>:1344円(-55円)大幅続落。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も3600円から1500円に引き下げている。業績予想下方修正のほか、M&A仲介事業の成長回復の遅れ、クオンツ・コンサルティングの収益性の変動リスクなどを考慮し、バリュエーションを引き下げているようだ。競争激化、M&A仲介業界に関する一連の報道の影響、アドバイザー育成体制の不足などから、成約見込みを従来比で慎重に見直しているようだ。クレハ<4023>:3140円(-270円)大幅続落。5月12日には、560万株、150億円を上限とする自社株買いの実施を発表していたが、これを中止して、新たに1000万株、350億円を上限とする自社株買いの実施を発表している。取得規模は拡大することになるが、本日の立会外取引において、3410円で1000万株が約定されており、市場取得でなく立会外取引での自社株買いが実施されたもよう。自社株買いによる需給面へのインパクト期待は後退する形のようだ。豊田織<6201>:16095円(-2305円)大幅反落。トヨタ自動車を中心とする陣営による買収提案を受け入れると発表している。トヨタ不動産と豊田章男トヨタ会長で100%出資する持ち株会社を設立し、傘下のSPCがTOBを実施する。TOB価格は16300円で前日終値比11.4%のディスカウントとなっているが、同水準にサヤ寄せを目指す動きが先行へ。なお、非上場化前提の買収提案が伝わる前の水準(4月25日終値)との比較では、23.2%のプレミアムとなっている。学びエイド<184A>:650円(+4円)年初来高値。東証が制限値幅の上限を400円に拡大している。下限は通常通り100円で、基準値段は646円、ストップ高は1046円、ストップ安は546円。5月30日にいなよしキャピタルパートナーズ(東京都品川区)及び同社子会社のNOVAホールディングス(同)と資本業務提携契約を締結すると発表し、引き続き買い材料視されている。教育関連サービスへの投資資金を確保できるほか、シナジー効果が期待できるとの見方から買いが殺到しているようだ。GLOE<9565>:1139円(+150円)ストップ高。一部メディアが「日本スポーツ協会が国民スポーツ大会でeスポーツを採用する検討に入った」と報じ、関連銘柄として買いが集まっている。報道によると、「冬季大会や秋の本大会とは別日程で実施する形式で、1~2年での早期実現を目指す」という。GLOEはeスポーツに関する企画・制作や大会運営などを手掛けている。GLOEをグループ企業として抱えるカヤック<3904>も年初来高値を付けている。識学<7049>:878円(+20円)大幅に反発。チェンジホールディングス<3962>子会社のチェンジ(東京都港区)と業務提携契約を締結したと発表している。両社で連携し、ポーラ・オルビスホールディングス<4927>傘下のポーラメディカル(横浜市)が開発した暑熱対策AIカメラアプリケーション「カオカラ」の提供を法人向けレンタルサービスとして開始する。暑熱リスクの「見える化」で迅速かつ的確な現場対応が可能になるなどとしている。 <ST> 2025/06/04 11:47 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ渋り、米金利にらみ *11:41JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、米金利にらみ 4日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り、143円67銭まで下落後は143円90銭付近まで値を戻した。米トランプ政策の鉄鋼関税引き上げが注目され、ドルは全般的に買いづらい。ただ、米10年債利回りは底堅く推移し、現時点でドル売りは限定的。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円67銭から144円29銭、ユーロ・円は163円64銭から164円09銭、ユーロ・ドルは1.1371ドルから1.1393ドル。 <TY> 2025/06/04 11:41 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ一服、日本株は堅調維持 *11:14JST 東京為替:ドル・円は下げ一服、日本株は堅調維持 4日午前の東京市場でドル・円は反落で一時143円67銭まで値を下げたが、その後は143円80銭付近にやや戻した。ドルに押し目買いが入りやすく、過度な下げは抑制される。一方、日経平均株価は前日比300円超高と堅調で日本株高を好感した円売りも。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円67銭から144円29銭、ユーロ・円は163円65銭から164円09銭、ユーロ・ドルは1.1371ドルから1.1393ドル。 <TY> 2025/06/04 11:14 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は反落、ドル買い一服で *10:53JST 東京為替:ドル・円は反落、ドル買い一服で 4日午前の東京市場でドル・円は反落し、本日安値を下抜け143円67銭まで値を下げた。まとまったドル買いで一時144円29銭まで上値を伸ばしたが、買い一巡後は軟調地合いに。ただ、日経平均株価は堅調地合いを維持しており、円売りがドルを支える。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円67銭から144円29銭、ユーロ・円は163円65銭から164円09銭、ユーロ・ドルは1.1371ドルから1.1393ドル。 <TY> 2025/06/04 10:53 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は一時144円28銭まで反発も買いは続かず *10:19JST 東京為替:ドル・円は一時144円28銭まで反発も買いは続かず 4日のニューヨーク市場で米ドル・円は143円90銭台で推移。143円78銭まで売られた後、一時144円28銭まで反発。ユーロ・ドルは1.1371ドルから1.1389ドルまで値上り。ユーロ・円は163円61銭から164円08銭まで値上り。 <MK> 2025/06/04 10:19 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は上昇一服、仲値にかけてドル買い *10:15JST 東京為替:ドル・円は上昇一服、仲値にかけてドル買い 4日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、一時144円29銭まで上値を切り上げた。仲値にかけて国内勢のドル買いが強まり、主要通貨は対ドルで弱含む展開。ただ、ドル買い一服後、ドル・円は再び144円を下抜け143円90銭台で推移する。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円78銭から144円29銭、ユーロ・円は163円66銭から164円09銭、ユーロ・ドルは1.1371ドルから1.1389ドル。 <TY> 2025/06/04 10:15 注目トピックス 市況・概況 日経平均は406円高、寄り後は上げ幅拡大 *09:10JST 日経平均は406円高、寄り後は上げ幅拡大 日経平均は406円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.72%上昇と、ダウ平均(0.51%上昇)やナスダック総合指数(0.81%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場の半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=143円90銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場の輸出株などの株価の支えとなった。一方、トランプ米政権の通商政策に対する不透明感が引き続き意識され、6月15-17日に開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせて行われると見られる日米首脳会談で何らかの合意に至ることができるかどうかを見極めたいとして、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は上げ幅を拡大している。 <SK> 2025/06/04 09:10 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:東京ベースやUアローズに注目 *09:06JST 個別銘柄戦略:東京ベースやUアローズに注目 昨日3日の米株式市場でNYダウは214.16ドル高の42,519.64、ナスダック総合指数は156.35pt高の19,398.96、シカゴ日経225先物は大阪日中比250円高の37,760円。為替は1ドル=143.80-90円。今日の東京市場では、実施中の自社株買いを中止し新たに発行済株式数の20.66%上限の自社株買いと買付け委託を発表したクレハ<4023>、株主優待品の内容変更を発表したマーケットE<3135>、5月の既存店売上高が19.2%増と4月の8.2%増から伸び率が拡大しEC事業は48ヵ月ぶり増収となった東京ベース<3415>、5月の既存店売上高が9.9%増と4月の3.5%増から伸び率が拡大したABCマート<2670>、5月の小売+ネット通販既存店売上高が9.6%増と4月の同0.4%減から増加に転じたUアローズ<7606>、5月の既存店売上高が4.2%増と4月の5.0%減から増加に転じたアダストリア<2685>、東証スタンダードでは、25年10月期上期業績見込みを上方修正したハイレックス<7279>、25年4月期個別業績見込みを上方修正し連結業績見込みを発表したノバック<5079>、中国の蓄電池メーカーであるロベステック社と業務提携すると発表したスターシーズ<3083>、ラーメン店を展開するグランキュイジーヌの全株式を取得し子会社化すると発表した魁力屋<5891>などが物色されそうだ。一方、トヨタ<7203>などが1株16300円でTOB(株式公開買付け)を実施すると発表した豊田織<6201>、東証スタンダードでは、第1四半期営業利益が46.8%減となった不二電機<6654>、営業利益が前期6.5倍に対し今期13.3%増予想と発表したダイサン<4750>などは軟調な展開が想定される。 <NH> 2025/06/04 09:06 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~半導体株の一角が相場をけん引~ *08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~半導体株の一角が相場をけん引~ 4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■半導体株の一角が相場をけん引■ハイレックス、2Q上方修正 営業利益 23.43億円←11.00億円■前場の注目材料:タムラ製作所、電流センサー国内生産、北米DC向け■半導体株の一角が相場をけん引4日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まりそうだ。3日の米国市場は、NYダウが214ドル高、ナスダックは156ポイント高だった。朝方はOECD(経済協力開発機構)による世界や米国の成長率見通しの引き下げが重荷になる場面があった。ただし、関税交渉を巡って週内にも米中首脳による直接対話が予定されるなか、協議の進展期待が相場を下支えした。シカゴ日経225先物は大阪比250円高の37760円。円相場は1ドル=143円90銭台で推移している。日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで37390円まで売られる場面もあったが、25日線が支持線として機能する形から切り返し、200日線を上回って終えている。昨日の日経平均株価は買い先行で始まったものの、その後は引けにかけて弱含む流れとなった。200日線が抵抗線として意識されていたが、改めて同線を捉えてくる可能性はありそうだ。トランプ大統領と習主席が週内に会談する可能性から模様眺めムードは強まるだろうが、売り方の買い戻しは入りやすいと考えられる。4月の米雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が予想を上回ったことで、週末の米雇用統計への思惑にもつながりやすいだろう。日経平均株価は先物同様、25日線と200日線でのレンジ推移になりそうだが、買い一巡後に弱含む局面においては、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。米国ではエヌビディアなど半導体株の一角が相場をけん引した。AI需要への期待が高まっており、値がさハイテク株への支援材料になりそうである。また、米中協議を控えるなか、積極的にはポジションを傾けにくい面もあるため、こう着感が強まる局面においては、個人主体による中小型株への物色に向かわせそうである。AI関連や宇宙関連などへの物色は根強いと考えられる。■ハイレックス、2Q上方修正 営業利益 23.43億円←11.00億円ハイレックス<7279>は第2四半期業績予想の修正を発表。売上高は1479.00億円から1523.47億円、営業利益を11.00億円から23.43億円に上方修正した。米国や欧州では主要顧客の販売不振の影響で伸び悩んだものの、日本、韓国並びに中国では堅調に推移し、全体では前回公表した業績予想を上回る見込み。営業利益については、主に韓国、メキシコ並びに中国の子会社で原価低減、生産性向上及び人員抑制や経費削減等の合理化を推進したことにより、予想を上回る見込みとなった。なお、通期については米国の関税政策の動向など、不確実性の高い状況を考慮し、予想を据え置いている。■前場の注目材料・NYダウは上昇(42519.64、+214.16)・ナスダック総合指数は上昇(19398.96、+156.35)・SOX指数は上昇(4964.40、+131.62)・シカゴ日経225先物は上昇(37760、+250)・VIX指数は低下(17.69、-0.67)・為替相場は円安・ドル高(143.90-144.00)・米原油先物相場は上昇(63.41、+0.89)・米長期金利は低下・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請・タムラ製作所<6768>電流センサー国内生産、北米DC向け・SCREENHD<7735>ソニーセミコンなどと細胞活動を高精細可視化、MEAシステム開発・大阪ガス<9532>合成メタン試験施設完成、高効率製造を実現・三井物産<8031>量子技術を活用、電子証票の実証・素材開発・丸紅<8002>スイス海運に出資、持ち分法会社化・三菱地所<8802>インドでビル開発、住友商事などと参画・みずほリース<8425>希少金属を国内循環、使用済みIT機器の再資源化・ミクニ<7247>スズキが開発委託、EV熱管理技術で協業・エスペック<6859>環境試験装置の納期半減、27年度設計効率化・クボタ<6326>米新興と協業加速、農薬散布自動化・川崎重工<7012>水素運搬船建造、今治造船・JMUと国内3社で連携・IHI<7013>IHIプラント、バイオメタン製造検討、マレーシア社と覚書・富士通<6702>金融DX支援拡充、勘定系・店舗サービス体系化・TDK<6762>ノイズフィルター35ボルト対応品を量産、車載機器向け・きんでん<1944>関西電力と蓄電所参入支援、メンテ新会社・住友大阪セメント<5232>人工石灰石でゴムローラー、住友ゴム工業と、CO2再資源化・三井化学<4183>三フッ化窒素事業から撤退、来年春・北陸電力<9505>アイシン軽金属とオフサイトPPA導入契約、遊休地活用☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・10:30 豪・1-3月期国内総生産(予想:前年同期比+1.5%、前期:+1.3%) <ST> 2025/06/04 08:35 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りが一段と拡大する可能性は低い見通し *08:17JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りが一段と拡大する可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)による追加利下げの可能性は高まっていないが、ユーロ圏経済の先行きについては楽観視できない状況が続いている。このため、金利据え置きでもリスク選好的なユーロ買い・円売りが一段と拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・米国の関税措置・ECBによる追加利下げの可能性・欧州諸国の政治不安【ユーロ買い要因】・米長期金利の低下・日欧金利差の縮小観測は後退・欧州諸国の財政拡大計画 <CS> 2025/06/04 08:17 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:株高を意識してドルは下げ渋る可能性 *08:12JST 今日の為替市場ポイント:株高を意識してドルは下げ渋る可能性 3日のドル・円は、東京市場では142円38銭から143円27銭まで反発。欧米市場では142円68銭から144円11銭まで上昇し、144円07銭で取引終了。本日4日のドル・円は主に144円を挟んだ水準で推移か。株高を意識してドルは下げ渋る可能性がある。報道によると、アトランタ地区連銀のボスティック総裁は6月3日、堅調な経済を背景に連邦準備制度理事会(FRB)は関税措置がインフレや経済成長に及ぼす影響を検討する時間があるとの認識を示した。また、年内のいずれかの時点で1回のみの利下げが実施される可能性に引き続き前向きであることを示唆した。市場参加者の間からは「パウエル議長を含めてFRBメンバーの大半は関税措置がインフレや経済成長に一定の影響を及ぼすと考えており、トランプ大統領による利下げ要請に応じるとは思えない」との声が聞かれている。 <CS> 2025/06/04 08:12 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物見通し:買い一巡後は上値の重い展開か *08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:買い一巡後は上値の重い展開か 本日の東証グロース市場250指数先物は、買い一巡後は上値の重い展開を予想する。前日3日のダウ平均は214.16ドル高の42519.64ドル、ナスダックは156.35pt高の19398.96ptで取引を終了した。取引開始前に伝わったOECD(経済協力開発機構)による世界やアメリカの成長率見通しの引き下げが重しとなり、ダウ、ナスダックともに寄り付き後は前日の終値近辺で一進一退、上値の重い展開が続いた。しかし、関税交渉を巡って週内にも米中首脳による直接対話が予定される中、協議の進展期待が相場を下支えした。その後ダウ、ナスダックは揃ってプラス圏で堅調に推移、ナスダックは引き続きエヌビディア(NVDA)など半導体株がけん引、徐々に上げ幅を拡大する展開となった。ダウ、ナスダックは上昇して取引を終了。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、買い一巡後は上値の重い展開を予想する。朝方は買い優勢の始まりとなりそうなものの、日足のRSIやストキャスティクスのSRV-%Kが100%に達しており、短期的な過熱感は否めない。4月8日以降、調整を挟むことなく上昇しているため、足の速い短期資金がプライム市場に向かう可能性もありそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比6pt高の765ptで終えている。上値のメドは770pt、下値のメドは755ptとする。 <SK> 2025/06/04 08:05 注目トピックス 市況・概況 3日の米国市場ダイジェスト:NYダウは214ドル高、関税協議の進展期待が続く *07:53JST 3日の米国市場ダイジェスト:NYダウは214ドル高、関税協議の進展期待が続く ■NY株式:NYダウは214ドル高、関税協議の進展期待が続く米国株式市場は続伸。ダウ平均は214.16ドル高の42519.64ドル、ナスダックは156.35ポイント高の19398.96 で取引を終了した。取引開始前に伝わったOECD(経済協力開発機構)による世界やアメリカの成長率見通しの引き下げが重しとなり、ダウ、ナスダックともに寄り付き後は前日の終値近辺で一進一退、上値の重い展開が続いた。しかし、関税交渉を巡って週内にも米中首脳による直接対話が予定される中、協議の進展期待が相場を下支えした。その後ダウ、ナスダックは揃ってプラス圏で堅調に推移、ナスダックは引き続きエヌビディア(NVDA)など半導体株がけん引、徐々に上げ幅を拡大する展開となった。ダウ、ナスダックは上昇して取引を終了。セクター別では半導体・半導体製造装置、耐久消費財・アパレル、エネルギーが上昇、家庭・パーソナル用品、メディア・娯楽が下落した。ディスカウントストアのダラー・ゼネラル(DG)は市場予想を上回る決算内容と通期見通しの上方修正を受け大幅高。宝飾品小売りのシグネット・ジュエラーズ(SIG)は決算が好感され大幅高。デジタル画像検索収集サイトを運営するピンタレスト(PINS)は投資判断の引き上げを受け上昇。建設機械メーカーのキャタピラー(CAT)はアナリストの目標株価引き上げが好感され上昇した。カーボンフリーエネルギー会社のコンステレーション・エナジー(CEG)はメタ・プラットフォームズ(META)と原子力発電を提供する20年契約を締結し、株価は一時上昇したが、買いの勢いは続かず結局小幅安で引けた。5月の6000人規模の人員削減に続き、数百人規模の追加削減に踏み切ったと伝わったマイクロソフト(MSFT)は小幅高 ウォルト・ディズニー(DIS )も世界で数百人規模の人員削減へと伝わり小幅高だった。アトランタ連銀のボスティック総裁はFRBには関税の影響を検討する時間があるとの認識を示すとともに、年内いずれかの時点で1回のみの利下げ実施の可能性に前向きな姿勢を改めて示した。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:ドル買い優勢、4月JOLTS求人件数は市場予想を上回る3日のニューヨーク外為市場でドル・円は143円05銭まで売られた後、144円11銭まで反発。4月JOLTS求人件数は市場予想を上回ったことや原油高を意識したドル買いが優勢となった。144円台前半で上げ渋ったものの、143円80銭台で押し目買いが観測されており、底堅さを維持した。ユーロ・ドルは1.1395ドルまで買われた後、1.1364ドルまで反落。ユーロ・円は162円97銭まで下げた後、163円87銭まで反発した。ポンド・ドルは1.3492ドルから1.3533ドルまで強含み。ドル・スイスは0.8209フランから0.8248フランまで値上り。■NY原油:続伸で63.41ドル、一時63.89ドルまで強含みNY原油先物7月限は続伸(NYMEX原油7月限終値:63.41 ↑0.89)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+0.89ドル(+1.42%)の63.41ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは62.40ドル-63.89ドル。一時63.89ドルまで上昇。通常取引終了後の時間外取引では主に63.50ドルを挟んだ水準で推移した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  44.65ドル   +0.57ドル(+1.29%)モルガン・スタンレー(MS) 128.68ドル  +0.28ドル(+0.21%)ゴールドマン・サックス(GS)603.83ドル  +5.11ドル(+0.85%)インテル(INTC)        20.29ドル   +0.55ドル(+2.78%)アップル(AAPL)        203.27ドル  +1.57ドル(+0.77%)アルファベット(GOOG)    167.71ドル  -2.66ドル(-1.56%)メタ(META)           666.85ドル  -4.05ドル(-0.60%)キャタピラー(CAT)      349.40ドル  +4.73ドル(+1.37%)アルコア(AA)         27.66ドル   +1.06ドル(+3.98%)ウォルマート(WMT)      99.98ドル   +0.21ドル(+0.21%) <ST> 2025/06/04 07:53 注目トピックス 市況・概況 NY原油:続伸で63.41ドル、一時63.89ドルまで強含み *07:34JST NY原油:続伸で63.41ドル、一時63.89ドルまで強含み NY原油先物7月限は続伸(NYMEX原油7月限終値:63.41 ↑0.89)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+0.89ドル(+1.42%)の63.41ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは62.40ドル-63.89ドル。一時63.89ドルまで上昇。通常取引終了後の時間外取引では主に63.50ドルを挟んだ水準で推移した。 <CS> 2025/06/04 07:34 注目トピックス 市況・概況 NY金:弱含みで3377.10ドル、ドル高を意識した利食い売り *07:30JST NY金:弱含みで3377.10ドル、ドル高を意識した利食い売り NY金先物8月限は弱含み(COMEX金8月限終値:3377.10 ↓20.10)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前営業日比-20.10ドル(-0.59%)の3377.10ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは3357.20-3417.80ドル。ドル高を意識した利食い売りが観測された。 <CS> 2025/06/04 07:30 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:欧ユーロ圏サービス業PMI、米サービス業PMI確報値、米ISM非製造業景況指数など *06:30JST 今日の注目スケジュール:欧ユーロ圏サービス業PMI、米サービス業PMI確報値、米ISM非製造業景況指数など <国内>09:30 サービス業PMI(5月)  50.809:30 総合PMI(5月)  49.8<海外>08:00 韓・GDP(1-3月) -0.1% -0.1%10:30 豪・GDP(1-3月) 1.5% 1.3%14:00 印・サービス業PMI確定値(5月)  61.214:00 印・総合PMI確定値(5月)  61.217:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(5月)  48.917:00 欧・ユーロ圏総合PMI(5月)  49.521:15 米・ADP全米雇用報告(5月) 11.8万人 6.2万人22:00 ブ・サービス業PMI(5月)  48.922:00 ブ・総合PMI確定値(5月)  49.422:45 米・サービス業PMI確報値(5月)  52.322:45 米・総合PMI確報値(5月)  52.122:45 加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表 2.50% 2.75%23:00 米・ISM非製造業景況指数(5月) 52.0 51.6米・クックFRB理事とアトランタ連銀総裁が「Fed Listens」の討論会で司会米・地区連銀経済報告(ベージュブック)公表注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <CS> 2025/06/04 06:30 注目トピックス 市況・概況 NY株式:NYダウは214ドル高、関税協議の進展期待が続く *05:41JST NY株式:NYダウは214ドル高、関税協議の進展期待が続く 米国株式市場は続伸。ダウ平均は214.16ドル高の42519.64ドル、ナスダックは156.35ポイント高の19398.96 で取引を終了した。取引開始前に伝わったOECD(経済協力開発機構)による世界やアメリカの成長率見通しの引き下げが重しとなり、ダウ、ナスダックともに寄り付き後は前日の終値近辺で一進一退、上値の重い展開が続いた。しかし、関税交渉を巡って週内にも米中首脳による直接対話が予定される中、協議の進展期待が相場を下支えした。その後ダウ、ナスダックは揃ってプラス圏で堅調に推移、ナスダックは引き続きエヌビディア(NVDA)など半導体株がけん引、徐々に上げ幅を拡大する展開となった。ダウ、ナスダックは上昇して取引を終了。セクター別では半導体・半導体製造装置、耐久消費財・アパレル、エネルギーが上昇、家庭・パーソナル用品、メディア・娯楽が下落した。ディスカウントストアのダラー・ゼネラル(DG)は市場予想を上回る決算内容と通期見通しの上方修正を受け大幅高。宝飾品小売りのシグネット・ジュエラーズ(SIG)は決算が好感され大幅高。デジタル画像検索収集サイトを運営するピンタレスト(PINS)は投資判断の引き上げを受け上昇。建設機械メーカーのキャタピラー(CAT)はアナリストの目標株価引き上げが好感され上昇した。カーボンフリーエネルギー会社のコンステレーション・エナジー(CEG)はメタ・プラットフォームズ(META)と原子力発電を提供する20年契約を締結し、株価は一時上昇したが、買いの勢いは続かず結局小幅安で引けた。5月の6000人規模の人員削減に続き、数百人規模の追加削減に踏み切ったと伝わったマイクロソフト(MSFT)は小幅高 ウォルト・ディズニー(DIS )も世界で数百人規模の人員削減へと伝わり小幅高だった。アトランタ連銀のボスティック総裁はFRBには関税の影響を検討する時間があるとの認識を示すとともに、年内いずれかの時点で1回のみの利下げ実施の可能性に前向きな姿勢を改めて示した。(Horiko Capital Management LLC) <ST> 2025/06/04 05:41 注目トピックス 市況・概況 NY為替:ドル買い優勢、4月JOLTS求人件数は市場予想を上回る *04:29JST NY為替:ドル買い優勢、4月JOLTS求人件数は市場予想を上回る 3日のニューヨーク外為市場でドル・円は143円05銭まで売られた後、144円11銭まで反発。4月JOLTS求人件数は市場予想を上回ったことや原油高を意識したドル買いが優勢となった。144円台前半で上げ渋ったものの、143円80銭台で押し目買いが観測されており、底堅さを維持した。ユーロ・ドルは1.1395ドルまで買われた後、1.1364ドルまで反落。ユーロ・円は162円97銭まで下げた後、163円87銭まで反発した。ポンド・ドルは1.3492ドルから1.3533ドルまで強含み。ドル・スイスは0.8209フランから0.8248フランまで値上り。 <MK> 2025/06/04 04:29 注目トピックス 市況・概況 NY為替:ドル買い優勢、ドル・円は144円に接近 *00:55JST NY為替:ドル買い優勢、ドル・円は144円に接近 3日のニューヨーク市場で米ドル・円は143円90銭台で推移。143円05銭から143円99銭まで反発。ユーロ・ドルは1.1395ドルから1.1364ドルまで値下がり。ユーロ・円は162円97銭から163円80銭まで値上り。 <MK> 2025/06/04 00:55 注目トピックス 市況・概況 NY為替:ドル買い優勢、ドル・円は143円44銭まで強含み *21:59JST NY為替:ドル買い優勢、ドル・円は143円44銭まで強含み 3日のニューヨーク市場で米ドル・円は143円40銭台で推移。143円05銭から143円44銭まで反発。ユーロ・ドルは1.1394ドルから1.1377ドルまで値下がり。ユーロ・円は162円97銭から163円23銭まで値上り。 <MK> 2025/06/03 21:59 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は小じっかり、143円台に再浮上 *20:07JST 欧州為替:ドル・円は小じっかり、143円台に再浮上 欧州市場でドル・円は小じっかりの値動き。143円台から節目付近の売りに押されたが、再び143円台に浮上した。一方、ユーロ・ドルはドル買いに下押しされ、軟調地合いに。1.14ドル付近での買戻しで下値の堅さも目立ち、方向感を欠く値動きに。ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円67銭から143円07銭、ユーロ・円は162円79銭から163円10銭、ユーロ・ドルは1.1396ドルから1.1418ドル。 <TY> 2025/06/03 20:07 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は142円90銭台、下値は堅い *19:18JST 欧州為替:ドル・円は142円90銭台、下値は堅い 欧州市場でドル・円は142円90銭台と、底堅く推移している。ややドル買いに振れやすく、下値の堅さが目立つ。ユーロ・ドルは1.14ドル台を維持するものの、下押し圧力は継続。一方、欧米株価指数の軟調地合いで、リスク回避的な円買いも続く。ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円67銭から142円97銭、ユーロ・円は162円79銭から163円10銭、ユーロ・ドルは1.1401ドルから1.1418ドル。 <TY> 2025/06/03 19:18 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は底堅い、ドルに買戻し *18:18JST 欧州為替:ドル・円は底堅い、ドルに買戻し 欧州市場でドル・円は底堅く推移し、142円67銭まで下落後は142円90銭付近に戻した。142円台はドルに買戻しが入りやすく、ユーロ・ドルは1.14ドル付近に失速している。ただ、ユーロ圏のインフレ指標は鈍化したが、ユーロ売りは小幅にとどまる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円67銭から142円97銭、ユーロ・円は162円79銭から163円05銭、ユーロ・ドルは1.1401ドルから1.1418ドル。 <TY> 2025/06/03 18:18 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル:小幅に3日続落、連日の5日線割れも25日線キープ *18:15JST 日経平均テクニカル:小幅に3日続落、連日の5日線割れも25日線キープ 3日の日経平均は小幅に3営業日続落した。下降2日目の5日移動平均線の下方で推移し、ローソク足は小陰線で終了。反面、ザラ場高値と安値は昨日から切り上がり、上向きの25日線を下回る場面はなく、上値の重さと底堅さをそれぞれ確認する形となった。一目均衡表では三役好転の強気形状が続いて買い手優勢を示唆しているが、2日連続で終値が転換線を下回っており、足元の相場は上値追い一服の局面にあるようだ。 <AK> 2025/06/03 18:15 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、ドル売り継続も米中首脳会談に期待 *17:30JST 欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、ドル売り継続も米中首脳会談に期待 3日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。今晩発表の米雇用関連指標は弱い内容が予想され、ドル売り要因になりやすい。ただ、週内にも開かれる米中首脳会談への期待感で、ドル売りは抑制されそうだ。前日発表された米ISM製造業は景気の好不況の境目である50がより遠のく内容となり、ドル売り先行。ただ、トランプ米大統領と習中国国家主席の会談が週内にも実現する見通しとなり、両国通商摩擦に対する過度な懸念の後退でドルは持ち直した。ユーロ・ドルは1.1450ドル付近で伸び悩み、ドル・円は142円半ばで下げ渋った。本日アジア市場でドル売り先行も、割安感による買戻しが強まり、ドル・円は143円台に再浮上する場面もあった。この後の海外市場は米国の雇用情勢と政策運営を見極める展開。トランプ政権の高関税政策への司法判断や米中貿易摩擦、大型減税による財政悪化など主要政策に不透明感から、ドルは全般的に買いづらい。今週末発表の米雇用統計を控え今晩のJOLTS求人件数は前回から悪化すればドル売り要因に。ドル高・円安是正の思惑も根強く、下押し圧力は続くだろう。ただ、週内にも開かれる米中首脳会談への期待感から、ドルのまとまった売りは回避されるとみる。【今日の欧米市場の予定】・18:00 ユーロ圏・5月消費者物価指数(予想:前年比+2.0%、4月:+2.2%)・18:00 ユーロ圏・4月失業率(予想:6.2%、3月:6.2%)・18:30 南アフリカ・1-3月期国内総生産(予想:前年比+0.7%、前期:+0.9%)・23:00 米・4月JOLTS求人件数(予想:710万件、3月:719.2万件)・23:00 米・4月製造業受注(予想:前月比-3.1%、3月+3.4%) <AK> 2025/06/03 17:30 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は伸び悩み、夕方に142円台へ失速 *17:07JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、夕方に142円台へ失速 3日の東京市場でドル・円は伸び悩み。前日海外市場のドル売りが続き、朝方に142円37銭まで値を下げた。その後は割安感から買戻しが強まり、正午過ぎに143円27銭まで切り返した。ただ、トランプ政権の政策運営が警戒され、再び142円台に失速した。・ユーロ・円は163円71銭から162円95銭まで下落。・ユーロ・ドルは1.1464ドルから1.1408ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値37,598.31円、高値37,729.45円、安値37,446.81円、終値37,446.81円(前日比23.86円安)・17時時点:ドル・円142円80-90銭、ユーロ・円163円00-10銭【要人発言】・経済協力開発機構(OECD)「2025年の世界成長率予想は2.9%(前回3.1%)、26年は2.9%(同3.0%)」「2025年の米成長率予想は1.6%(同2.2%)、26年は1.5%(同1.6%)」「2025年の中国成長率予想は4.7%(同4.8%)、26年は4.3%(同4.4%)・豪準備銀行・議事要旨(5月19日-20日開催分)「前回会合以降の世界経済の動向は金利引き下げの必要性を強固なものにした」「もはやこれほど引き締める必要はないという点で一致」「下振れリスクへの対応としても金利の引き下げが適切であると判断」「今後は入手可能なデータとリスク評価の進展に基づいて行われることを確認」「今回の会合で50bpの引き下げを行うのに十分であるとは考えられない」「金融政策を拡張的スタンスに移行する時期ではないと判断」・植田日銀総裁「景気は一部に弱めの動き見られるが、緩やかに回復」「先行きは各国通商政策などの影響受けて成長は鈍化する」「賃金上昇の転嫁やコメなど食料品価格上昇で物価は3%半ば」「金融・為替市場や日本経済・物価への影響を十分注視」「現在の実質金利は極めて低水準にある」「利上げを決め打ちしているつもりない」「為替レートを特定の水準に誘導する政策はしていない」「為替相場はファンダメンタルズ反映し、安定推移が重要」・中村康治・日銀理事「企業の積極的な賃金・価格設定がさらに広がり、予想物価上昇率は緩やかに上昇」【経済指標】・日・5月マネタリーベース:前年比-3.4%(4月:-4.8%)・豪・1-3月期経常収支:-147億豪ドル(予想:-120億豪ドル、前期:-125億豪ドル→-163億豪ドル)・中・5月財新製造業PMI:48.3(予想:50.6、4月:50.4) <TY> 2025/06/03 17:07 注目トピックス 市況・概況 日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感は緩和 *16:35JST 日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感は緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は3日、前日比-0.52(低下率2.07%)の24.57と低下した。なお、高値は24.77、安値は24.23。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では、米中貿易協議の進展が期待される一方、引き続きトランプ米政権の政策を巡る不透明感が意識されている。こうした強弱材料が混在する中、今日は取引開始後に日経225先物が午前の中頃からは売りに押されたものの、下値が堅かったことからボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2025/06/03 16:35

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