注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は一時144円を下回る *09:59JST 東京為替:ドル・円は一時144円を下回る 12日午前の東京市場で米ドル・円は144円05銭近辺で推移。144円57銭から143円96銭まで下落。ユーロ・ドルは下げ渋り、1.1485ドルから1.1527ドルまで反発。ユーロ・円は上げ渋り、166円09銭から165円86銭まで値下がり。 <MK> 2025/06/12 09:59 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:gumiやANYCOLORに注目 *09:12JST 個別銘柄戦略:gumiやANYCOLORに注目 昨日11日の米株式市場でNYダウは1.10ドル安の42,865.77、ナスダック総合指数は99.11pt安の19,615.88、シカゴ日経225先物は大阪日中比105円安の38,335円。為替は1ドル=144.50-60円。今日の東京市場では、25年4月期営業利益が3.70億円と前期の50.40億円の赤字から黒字に転じたgumi<3903>、営業利益が前期比31.7%増・今期16.7-22.9%増予想と発表したANYCOLOR<5032>、26年3月期第1四半期に固定資産売却益3.53億円を特別利益として計上すると発表した力の源HD<3561>、DX支援のWalkMeと協業体制を発足すると発表したニーズウェル<3992>、京阪バス枚方営業所にカメラ画像認識による入出庫管理システムを導入したと発表したFIG<4392>、東証スタンダードでは、第1四半期営業利益が46.3%増となったイムラ<3955>、営業利益が前期5.5%減だが今期28.3%増予想と発表したテンポスHD<2751>、発行済株式数の1.07%上限の自社株買いと買付け委託を発表したサイバリンクス<3683>、株主優待制度の一部変更を発表したデリカフHD<3392>、中期経営計画を発表したヴィス<5071>、迷惑情報データベースを活用したauひかり電話「迷惑電話発着信ブロック」が6カ月間無料提供されると発表したトビラシステムズ<4441>、群馬県伊勢崎市における系統用蓄電所の商業運転を開始したと発表したポート<7047>、などが物色されそうだ。一方、第1四半期営業利益が7.0%減となったシーイーシー<9692>、第3四半期累計の営業利益が13.93億円と上期の9.90億円から伸び悩んだサムコ<6387>、東証スタンダードでは、25年10月期業績予想を下方修正したギグワークス<2375>などは軟調な展開が想定される。 <CS> 2025/06/12 09:12 注目トピックス 市況・概況 日経平均は35円安、寄り後は下げ幅縮小 *09:10JST 日経平均は35円安、寄り後は下げ幅縮小 日経平均は35円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=144円20銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で主出株などの買い手控え要因となった。さらに、15日から17日に開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)や、これに合わせて開かれると見られる日米首脳会談の行方を見極めたいとして、引き続き積極的な買いを見送る向きもあった。一方、米中通商協議には先行き不透明感も指摘されているが、ひとまず進展を好感する買いが東京市場の株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が低下したことが市場の安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を縮小している。 <SK> 2025/06/12 09:10 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~押し目狙いのスタンスに~ *08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~押し目狙いのスタンスに~ 12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■押し目狙いのスタンスに■サムコ、3Q営業利益 7.9%増 13.93億円■前場の注目材料:安川電機、サクラ精機と医療具を自動仕分け、感染防止ロボシステム■押し目狙いのスタンスに12日の日本株市場は、利食い先行で始まるも、その後はこう着ながらも底堅さが意識される相場展開になりそうだ。11日の米国市場は、NYダウが1ドル安、ナスダックは99ポイント安だった。5月の米消費者物価指数(CPI)は予想を下回る伸びにとどまったことで、年内の利下げ期待が高まり買い先行で始まった。その後、イランが地域の基地攻撃を警告、イラク大使館員の避難が報じられ、中東の地政学的リスクへの警戒から利益確定の売りが入った。シカゴ日経225先物は大阪比105円安の38335円。円相場は1ドル=144円30銭台で推移している。日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになりそうだ。ただ、日経225先物はナイトセッションで一時38750円まで買われる場面もみられ、ボリンジャーバンドの+3σに接近している。その後は終盤にかけて軟化しているが、+2σ水準での底堅さが意識されてくるようだと、上へのバイアスが強まる可能性はありそうだ。メジャーSQを控えてトレンドは出にくい需給状況であるが、いったんトレンドが出てくるとヘッジ対応の動きが強まりやすい。米国市場は下落に転じたが、中国は米国の自動車メーカーや製造業者向けのレアアース輸出許可に6カ月の制限を設ける方針と報じられたことが重荷になった。もっとも、NYダウは一時3月以来の水準を回復したこともあり、利食いの範囲内である。反対に5月の米CPIが予想を下回ったことで過度なインフレ懸念は和らいでいることで、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。物色は値がさハイテク株の利食い一巡後の底堅さを見極めつつ、押し目を拾いたいところ。メジャーSQ前でこう着感が強まる局面においては、中小型株での短期的な値幅取り狙いに向かわせそうだ。また、昨日の取引終了後に決算を発表したテンポスHD<2751>、Casa<7196>、ANYCOLOR<5032>、モイ<5031>、イムラ<3955>の動向も注目される。■サムコ、3Q営業利益 7.9%増 13.93億円サムコ<6387>が発表した2025年7月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比8.4%増の62億4100万円、営業利益は同7.9%増の13億9300万円だった。化合物半導体分野においては、通信関連等の光デバイス用途が好調であった一方、前第3四半期を牽引した高周波デバイス用途の大口販売をカバーできず。シリコン半導体分野においては、シリコンフォトニクス用途(導波路等)の堅調に加え、シリコンウェハーの欠陥解析用途などの売上があった。電子部品分野においては、高周波フィルター用途の販売に加え、量子デバイス用途やセンサ用途などが増加。■前場の注目材料・米CPI予想下回りインフレ懸念後退・日経平均株価は上昇(38421.19、+209.68)・米長期金利は低下・米原油先物相場は上昇(68.15、+3.17)・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請・安川電機<6506>サクラ精機と医療具を自動仕分け、感染防止ロボシステム・日立<6501>課題解決を拡大へIoT基盤に生成AI活用、投資家説明会・SOMPOHD<8630>損害保険ジャパン、不正アクセスで最大1750万件情報漏えい・伊藤忠<8001>海外製薬の国内参入支援・NOK<7240>中国に技術拠点、現地主導で開発期間短縮・クボタ<6326>タイ拠点拡張、東南ア向け農機開発加速・ブラザー工業<6448>インド西部に拠点、工作機械サポート・KDDI<9433>通信大手、首都・関西圏にDC新設、AI関連取り込み・多木化学<4025>シリカ×アルミナで結合剤、アルカリ性ゾルを開発・住友ベーク<4203>半導体の放熱性向上、パッケージ基板材を開発・日特殊陶<5334>日立プラントサービスと26年にCO2液化を実証、農業・工業で活用・ダイキン工業<6367>アスエネと提携、北米で温室ガス削減支援・東邦ガス<9533>豊田通商などと名古屋港の水素供給インフラ設計・検証・JR東日本<9020>信号復旧に生成AI、再開までの時間半減・ロート製薬<4527>愛媛大学と、光老化抑制効果を発見、ヒアルロン酸成分に☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 4-6月期景況判断BSI大企業全産業(前回:2.0)<海外>・特になし <ST> 2025/06/12 08:44 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いが拡大する可能性は低い見通し *08:17JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いが拡大する可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。ただ、その後は上げ渋っている。欧州中央銀行(ECB)による利下げサイクルは終了したが、ユーロ圏経済の先行き不安が一段と強まる可能性は低いため、リスク回避的なユーロ売り・円買いが拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・米国の関税措置・米長期金利の高止まり・欧州諸国の政治不安【ユーロ買い要因】・米長期金利の低下・ECBの金融緩和サイクルは終了との見方・欧州諸国の財政拡大計画 <CS> 2025/06/12 08:17 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米中協議の進展を受けてドルは下げ渋る可能性 *08:13JST 今日の為替市場ポイント:米中協議の進展を受けてドルは下げ渋る可能性 11日のドル・円は、東京市場では144円66銭から145円25銭まで反発。欧米市場では145円46銭まで買われた後、144円33銭まで反落し、144円59銭で取引終了。本日12日のドル・円は主に144円台で推移か。米中協議で一定の進展があったことから、ドルは下げ渋る可能性がある。報道によると、ベッセント米財務長官は6月11日、相互関税の上乗せ部分の90日間停止について、合意が得られないままこの期限を迎えた場合、交渉している貿易相手国・地域に対し期限を先送りする用意があると述べた。ベッセント財務長官は議会下院の歳入委員会で「欧州連合(EU)を含め、誠意を持って交渉している国・地域については、誠意ある交渉を継続するために、期限を先送りする可能性が極めて高い」と述べた。市場参加者の間からは「相互関税上乗せの停止期限延長の対象には日本を含めたアジア諸国も含まれる可能性が高い」、「まだ楽観視はできないが、世界経済の不確実性は低下しつつある」との声が聞かれている。 <CS> 2025/06/12 08:13 注目トピックス 市況・概況 11日の米国市場ダイジェスト:NYダウは1ドル安、利下げ期待も中東地政学的リスクが相殺 *08:07JST 11日の米国市場ダイジェスト:NYダウは1ドル安、利下げ期待も中東地政学的リスクが相殺 ■NY株式:NYダウは1ドル安、利下げ期待も中東地政学的リスクが相殺米国株式市場は反落。ダウ平均は1.10ドル安の42865.77ドル、ナスダックは99.11ポイント安の19615.88で取引を終了した。対中通商の合意成立を好感し、寄り付き後、上昇。消費者物価指数(CPI)も予想を下回る伸びに留まり年内の利下げ期待を受けて、続伸した。終盤にかけて、イランが地域の基地攻撃を警告、イラク大使館員の避難が報じられると中東地政学的リスクを警戒し、下落に転じ終了。セクター別では不動産管理・開発が上昇した一方、小売が下落した。先進原子力技術企業のオクロ(OKLO)はアラスカのアイリエルソン空軍基地への電力供給契約を獲得したと発表し、上昇。コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)は中国の地域の成長活力を与えるべく、マイノリティ株売却を検討しており多くの関心が寄せられていると最高経営責任者(CEO)が明らかにし、上昇。電力インフラ会社のタレン・エナジー(TLN)はオンライン小売のアマゾン(AMZN)とデータセンター用に原子力協定を提携し大幅高。航空機メーカーのロッキード・マーチン(LMT)はトランプ政権がF35戦闘機受注を半減したため、売られた。ペットフード、ペット関連製品のオンライン小売チューイ(CHWY)は第1四半期の決算で示した通期売上見通しが予想に満たず、下落。防衛・宇宙事業を手がけるボイジャー・テクノロジーズ(VOYG)はニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場、新規株式公開(IPO)価格を大幅に上回り取引を終了した。ソフトウエア・メーカーのオラクル(ORCL)は取引終了後に四半期決算を発表。内容が予想を上回ったほか、四半期配当発表で時間外取引で買われている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米5月コアCPIは予想外に鈍化、利下げ観測強まりドル反落11日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円46銭まで上昇後、144円33銭まで下落し、144円62銭で引けた。トランプ米大統領が中国との通商協議での合意成立をソーシャルメディアで明らかにしたためリスク選好の円売り・ドル買いが優勢となった。その後発表された米5月消費者物価指数(CPI)のコア指数が予想外に鈍化し、利下げ観測が強まったほか、10年債入札が堅調で長期金利が低下に伴いドル売りに転じた。その後、米高官がイラク、バグダッドの大使館スタッフ一部退去命令を用意しているとの報道で中東の地政学的リスク上昇を警戒し、リスク回避の円買いが再開。ユーロ・ドルは1.1429ドルから1.1500ドルまで上昇し、1.1484ドルで引けた。ユーロ・円は165円70銭へ下落後、166円42銭まで上昇。米中通商協議合意を好感し、リスク選好の円売りが強まったのち、中東地政学的リスク上昇懸念に伸び悩んだ。ポンド・ドルは1.3488ドルから1.3567ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8230フランから0.8185フランまで下落した。■NY原油:大幅高で68.15ドル、中東情勢の悪化を警戒した買いが入るNY原油先物7月限は大幅高(NYMEX原油7月限終値:68.15 ↑3.17)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+3.17ドル(+4.88%)の68.15ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは64.60ドル-68.37ドル。イラク及び中東情勢の悪化を警戒した買いが観測された。通常取引終了後の時間外取引では主に68ドルを挟んだ水準で推移した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  44.73ドル   -0.36ドル(-0.79%)モルガン・スタンレー(MS) 131.81ドル  -0.01ドル(0.00%)ゴールドマン・サックス(GS)624.17ドル  +9.30ドル(+1.51%)インテル(INTC)        20.68ドル   -1.40ドル(-6.34%)アップル(AAPL)        198.78ドル  -3.89ドル(-1.91%)アルファベット(GOOG)    178.79ドル  -1.22ドル(-0.67%)メタ(META)           694.14ドル  -8.26ドル(-1.17%)キャタピラー(CAT)      363.14ドル  +4.57ドル(+1.27%)アルコア(AA)         28.74ドル   -0.02ドル(-0.06%)ウォルマート(WMT)      95.80ドル   -1.52ドル(-1.56%) <ST> 2025/06/12 08:07 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物見通し:底堅い動きか *08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:底堅い動きか 本日の東証グロース市場250指数先物は、底堅い動きを見込む。前日11日のダウ平均は1.10ドル安の42865.77ドル、ナスダックは99.11pt安の19615.88ptで取引を終了した。対中通商の合意成立を好感し、寄り付き後、上昇。消費者物価指数(CPI)も予想を下回る伸びに留まり年内の利下げ期待を受けて、続伸した。終盤にかけて、イランが地域の基地攻撃を警告、イラク大使館員の避難が報じられると中東地政学的リスクを警戒し、下落に転じ終了。下落した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、底堅い動きを見込む。外部環境に大きな変化がないことに加え、グロース市場固有の材料も乏しいが、プライム市場などと比べた相対的な強さを発揮しており、指数・個別とも短期資金の受け皿として機能している。5日移動平均線が下値サポートと意識されており、同線キープなら、急落リスクも少ないと思われ、高値更新の期待もある。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt高の769ptで終えている。上値のメドは780pt、下値のメドは760ptとする。 <SK> 2025/06/12 08:05 注目トピックス 市況・概況 NY原油:大幅高で68.15ドル、中東情勢の悪化を警戒した買いが入る *07:35JST NY原油:大幅高で68.15ドル、中東情勢の悪化を警戒した買いが入る NY原油先物7月限は大幅高(NYMEX原油7月限終値:68.15 ↑3.17)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+3.17ドル(+4.88%)の68.15ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは64.60ドル-68.37ドル。イラク及び中東情勢の悪化を警戒した買いが観測された。通常取引終了後の時間外取引では主に68ドルを挟んだ水準で推移した。 <CS> 2025/06/12 07:35 注目トピックス 市況・概況 NY金:上げ渋りで3343.70ドル、戻り売りが入る *07:32JST NY金:上げ渋りで3343.70ドル、戻り売りが入る NY金先物8月限は上げ渋り(COMEX金8月限終値:3343.70 ↑0.30)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前営業日比+0.30ドル(+0.01%)の3343.70ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは3335.40-3382.30ドル。米インフレ再加速に対する警戒感はやや低下し、一時3382.30ドルまで買われたが、利益確定を狙った売りが観測され、上げ渋った。 <CS> 2025/06/12 07:32 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:英鉱工業生産指数、英商品貿易収支、米生産者物価コア指数など *06:30JST 今日の注目スケジュール:英鉱工業生産指数、英商品貿易収支、米生産者物価コア指数など <国内>08:50 景況判断BSI大企業全産業(4-6月)  2.008:50 景況判断BSI大企業製造業(4-6月)  -2.408:50 対外・対内証券投資(先週)11:00 東京オフィス空室率(5月)  3.73%<海外>15:00 英・鉱工業生産指数(4月)  -0.7%15:00 英・商品貿易収支(4月)  -198.69億ポンド19:30 印・消費者物価指数(5月) 3.00% 3.16%21:00 ブ・小売売上高(4月)  0.8%21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)  24.7万件21:30 米・生産者物価コア指数(5月)  3.1%注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <CS> 2025/06/12 06:30 注目トピックス 市況・概況 NY為替:米5月コアCPIは予想外に鈍化、利下げ観測強まりドル反落 *06:21JST NY為替:米5月コアCPIは予想外に鈍化、利下げ観測強まりドル反落 11日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円46銭まで上昇後、144円33銭まで下落し、144円62銭で引けた。トランプ米大統領が中国との通商協議での合意成立をソーシャルメディアで明らかにしたためリスク選好の円売り・ドル買いが優勢となった。その後発表された米5月消費者物価指数(CPI)のコア指数が予想外に鈍化し、利下げ観測が強まったほか、10年債入札が堅調で長期金利が低下に伴いドル売りに転じた。その後、米高官がイラク、バグダッドの大使館スタッフ一部退去命令を用意しているとの報道で中東の地政学的リスク上昇を警戒し、リスク回避の円買いが再開。ユーロ・ドルは1.1429ドルから1.1500ドルまで上昇し、1.1484ドルで引けた。ユーロ・円は165円70銭へ下落後、166円42銭まで上昇。米中通商協議合意を好感し、リスク選好の円売りが強まったのち、中東地政学的リスク上昇懸念に伸び悩んだ。ポンド・ドルは1.3488ドルから1.3567ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8230フランから0.8185フランまで下落した。 <MK> 2025/06/12 06:21 注目トピックス 市況・概況 NY株式:NYダウは1ドル安、利下げ期待も中東地政学的リスクが相殺 *05:37JST NY株式:NYダウは1ドル安、利下げ期待も中東地政学的リスクが相殺 米国株式市場は反落。ダウ平均は1.10ドル安の42865.77ドル、ナスダックは99.11ポイント安の19615.88で取引を終了した。対中通商の合意成立を好感し、寄り付き後、上昇。消費者物価指数(CPI)も予想を下回る伸びに留まり年内の利下げ期待を受けて、続伸した。終盤にかけて、イランが地域の基地攻撃を警告、イラク大使館員の避難が報じられると中東地政学的リスクを警戒し、下落に転じ終了。セクター別では不動産管理・開発が上昇した一方、小売が下落した。先進原子力技術企業のオクロ(OKLO)はアラスカのアイリエルソン空軍基地への電力供給契約を獲得したと発表し、上昇。コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)は中国の地域の成長活力を与えるべく、マイノリティ株売却を検討しており多くの関心が寄せられていると最高経営責任者(CEO)が明らかにし、上昇。電力インフラ会社のタレン・エナジー(TLN)はオンライン小売のアマゾン(AMZN)とデータセンター用に原子力協定を提携し大幅高。航空機メーカーのロッキード・マーチン(LMT)はトランプ政権がF35戦闘機受注を半減したため、売られた。ペットフード、ペット関連製品のオンライン小売チューイ(CHWY)は第1四半期の決算で示した通期売上見通しが予想に満たず、下落。防衛・宇宙事業を手がけるボイジャー・テクノロジーズ(VOYG)はニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場、新規株式公開(IPO)価格を大幅に上回り取引を終了した。ソフトウエア・メーカーのオラクル(ORCL)は取引終了後に四半期決算を発表。内容が予想を上回ったほか、四半期配当発表で時間外取引で買われている。(Horiko Capital Management LLC) <ST> 2025/06/12 05:37 注目トピックス 市況・概況 6月11日のNY為替概況 *04:10JST 6月11日のNY為替概況 11日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円46銭まで上昇後、144円33銭まで下落し、引けた。トランプ米大統領が中国との通商協議での合意成立をソーシャルメディアで明らかにしたためリスク選好の円売り・ドル買いが優勢となった。その後発表された米5月消費者物価指数(CPI)のコア指数が予想外に鈍化し利下げ観測が強まったほか、10年債入札が堅調で長期金利が低下に伴いドル売りに転じた。その後、米高官がイラク、バグダッドの大使館スタッフ一部退去命令を用意しているとの報道で中東の地政学的リスク上昇を警戒し、リスク回避の円買いが再開。ユーロ・ドルは1.1429ドルから1.1500ドルまで上昇し、引けた。ユーロ・円は165円70銭へ下落後、166円42銭まで上昇。米中通商協議合意を好感し、リスク選好の円売りが強まったのち、中東地政学的リスク上昇懸念に伸び悩んだ。ポンド・ドルは1.3488ドルから1.3567ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8230フランから0.8185フランまで下落した。[経済指標]・米・5月消費者物価指数:前年比+2.4%(予想:+2.4%、4月:+2.3%)・米・5月消費者物価コア指数:前年比+2.8%(予想:+2.9%、4月:+2.8%)・米・5月消費者物価指数:前月比+0.1%(予想:+0.2%、4月:+0.2%)・米・5月消費者物価コア指数:前月比+0.1%(予想:+0.3%、4月:+0.2%)・米・5月財政収支:-3160億ドル(予想―3140億ドル、2024年同月―3471.31億ドル) <KY> 2025/06/12 04:10 注目トピックス 市況・概況 [通貨オプション]OP売り強まる、リスク警戒感後退やレンジ相場で *03:33JST [通貨オプション]OP売り強まる、リスク警戒感後退やレンジ相場で ドル・円オプション市場で変動率は低下。リスク警戒感が一段と緩和したほか、レンジ相場を受けオプション売りが一段と強まった。リスクリバーサルでは円コールスプレッドが連日縮小。ドル・円下値ヘッジ目的の円コール買いが一段と後退した。■変動率・1カ月物10.44%⇒9.98%(08年=31.044%)・3カ月物10.40%⇒10.22%(08年=31.044%)・6か月物10.38%⇒10.29%(08年=23.915%)・1年物10.16%⇒10.12%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+1.33%⇒+1.26%(08年10/27=+10.63%)・3カ月物+1.53%⇒+1.51%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+1.51%⇒+1.47%(08年10/27=+10.70%)・1年物+1.37%⇒+1.36%(08年10/27=+10.71%) <KY> 2025/06/12 03:33 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル・円144円半ばで戻り鈍い、ドル続落、米10年債入札は堅調 *02:17JST NY外為:ドル・円144円半ばで戻り鈍い、ドル続落、米10年債入札は堅調 米財務省は390億ドル規模の10年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは4.421%ととなった。テイルはマイナス0.7ベーシスポイント(bps)。過去6回入札平均はマイナス0.9bps。応札倍率は2.52倍と、過去6回入札平均の2.60倍を下回り需要は弱かった。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は70.6%。過去6回入札平均の71.6%を下回った。比較的良好な入札結果を受け、米国債相場は続伸。10年債利回りは4.41%まで低下した。ドル・円は144円33銭まで下落後も144円55銭で戻りが鈍い展開となった。 <KY> 2025/06/12 02:17 注目トピックス 市況・概況 NY外為:BTC11万ドル台達成し底堅く推移、米中通商協議合意を好感 *00:55JST NY外為:BTC11万ドル台達成し底堅く推移、米中通商協議合意を好感 暗号通貨のビットコイン(BTC)は伸び悩むも底堅く推移した。連日で11万ドル台を達成。米国のトランプ大統領が中国と通商協議で合意したと、ソーシャルメディアで明らかにした。ベッセント米財務長官も下院議会での証言で、「中国との合意は米中関係安定を支援する」と主張したほか、ラトニック米商務長官もインタビューで、「我々は中国と非常に良い位置にある」「対中関税水準は今後変わらず」とし、世界経済成長への見通し改善につながり暗号資産市場の下値を支えたと見られる。 <KY> 2025/06/12 00:55 注目トピックス 市況・概況 NY外為:リスクオン、米中が通商協議で合意とトランプ米大統領 *23:56JST NY外為:リスクオン、米中が通商協議で合意とトランプ米大統領 NY外為市場ではリスク選好の動きが優勢となった。トランプ大統領はソーシャルメディアで、通商協議を巡り中国と合意が成立し、習氏の承認待ちだと言及。さらに、国家主席と中国の対米貿易解放を巡り綿密に協力していくとした。また、下院で証言したベッセント米財務長官も中国との合意が米中関係安定を支援すると主張した。ドル・円は144円33銭の安値から145円20銭まで反発。ユーロ・円は165円70銭まで弱含んだのち166円42銭まで上昇し昨年10月来の円安・ユーロ高となった。ポンド・円は195円55銭へ下落後、196円24銭まで反発した。 <KY> 2025/06/11 23:56 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米5月CPI、下方サプライズでドル売り加速 *21:58JST 【市場反応】米5月CPI、下方サプライズでドル売り加速 米労働省が発表した5月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.1%となった。伸びは、4月+0.2%から予想外に鈍化した。前年比では+2.4%と、4月+2.3%から予想通り上昇。連邦準備制度理事会(FRB)が重要視している変動の激しい食品やエネルギーを除いたコア指数は前月比+0.1%と、4月+0.2%から伸び加速予想に反し鈍化した。前年比で+2.8%と、4月から加速予想に反し同水準を維持した。米CPIの下方サプライズでFRBの利下げ観測を受け米長期金利は低下。ドル売りが加速した。ドル・円は145円46銭の高値から144円33銭まで反落。ユーロ・ドルは1.1429ドルから1.1489ドルまで上昇。ポンド・ドルは1.3489ドルから1.3550ドルまで上昇した。【経済指標】・米・5月消費者物価指数:前年比+2.4%(予想:+2.4%、4月:+2.3%)・米・5月消費者物価コア指数:前年比+2.8%(予想:+2.9%、4月:+2.8%)・米・5月消費者物価指数:前月比+0.1%(予想:+0.2%、4月:+0.2%)・米・5月消費者物価コア指数:前月比+0.1%(予想:+0.3%、4月:+0.2%) <KY> 2025/06/11 21:58 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は変わらず、米インフレ指標にらみ *19:55JST 欧州為替:ドル・円は変わらず、米インフレ指標にらみ 欧州市場でドル・円は145円10銭台と、ほぼ変わらずの値動き。一時144円92銭まで下げたが、ドルの買戻しで下値の堅さが目立つ。この後発表の米消費者物価指数(CPI)はコア指数も含め伸びが前回を上回ると予想され、ドルは売りづらいようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円92銭から145円14銭、ユーロ・円は165円70銭から165円91銭、ユーロ・ドルは1.1418ドルから1.1445ドル。 <TY> 2025/06/11 19:55 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は下げ渋り、ドル買いは後退 *19:24JST 欧州為替:ドル・円は下げ渋り、ドル買いは後退 欧州市場でドル・円は下げ渋り、144円92銭まで下落後は再び145円台に戻した。米中貿易協議の合意を受けたドル買いは後退しており、ユーロ・ドルは高値圏の1.1440ドル付近を維持。ただ、欧州株式市場で主要指数は堅調地合いとなり、円売りは継続。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円92銭から145円14銭、ユーロ・円は165円70銭から165円91銭、ユーロ・ドルは1.1418ドルから1.1445ドル。 <TY> 2025/06/11 19:24 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル: 4日続伸、大勢強気もRSIは上げ一服警戒 *18:15JST 日経平均テクニカル: 4日続伸、大勢強気もRSIは上げ一服警戒 11日の日経平均は4営業日続伸した。ローソク足は小陰線を引いたが、上向きの5日移動平均線とのプラス乖離を保ちながらザラ場高値と安値も4日連続で切り上がり、前日からの上値拡張トレンドを維持した。右肩上がりの25日線との上方乖離率は1.92%と過熱ラインの5%まで余裕を残して大勢強気を示唆しているが、RSIは68.90%と短期的な買われ過ぎが意識される70%に接近しており、目先は上げ一服となる可能性にも留意が必要となろう。 <CS> 2025/06/11 18:15 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は底堅い、145円台を維持 *18:07JST 欧州為替:ドル・円は底堅い、145円台を維持 欧州市場でドル・円は底堅く推移し、145円台を維持する。夕方にかけて145円20銭台に浮上後、買い一服で失速したが、米中貿易協議の合意を受けドルは売りづらいもよう。一方、欧州株式市場で主要指数はおおむねプラスで推移し、円売りに振れやすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円00銭から145円14銭、ユーロ・円は165円70銭から165円80銭、ユーロ・ドルは1.1418ドルから1.1438ドル。 <TY> 2025/06/11 18:07 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、米インフレ再加速も政策運営を見極め *17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、米インフレ再加速も政策運営を見極め 11日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米消費者物価指数(CPI)が堅調なら、米金利高・ドル高の見通し。ただ、米中貿易協議の合意内容や米高関税政策への差し止め命令の行方を見極めようと、ドル買いは限定的となろう。前日は重要経済指標の発表が予定されず、英国で開催中の米中貿易協議の行方が注目された。ただ、特に進展はみられず、調整に伴うドルの売り買いでもみ合う展開に。米長期金利の上昇に伴うドル買いが目立ち、ユーロ・ドルは1.1440ドル台から1.1410ドル台に軟化、ドル・円は144円40銭台から145円付近に浮上した。本日アジア市場で米中協議の合意が伝えられるとドル買い・円売りが強まり、ドル・円は一時145円10銭台に浮上した。この後の海外市場は米インフレ指標が注目材料。今晩の消費者物価指数(CPI)はコア指数も含め前回から伸びが加速するとみられ、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的な政策姿勢への思惑後退が予想される。その際には米金利高・ドル高に振れやすい展開となりそうだ。ただ、生産者物価指数(PPI)を控え、過度なドル買いは抑制されよう。一方、米中交渉の合意内容を見極めるムードに。また、高関税政策の訴訟問題も注目され、ドル買いは限定的とみる。【今日の欧米市場の予定】・21:30 米・5月消費者物価コア指数(予想:前年比+2.9%、4月:+2.8%)・03:00 米・5月財政収支(4月:+2584億ドル) <CS> 2025/06/11 17:25 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小じっかり、午後は145円台中心 *17:15JST 東京為替:ドル・円は小じっかり、午後は145円台中心 11日の東京市場でドル・円は小じっかり。米中貿易協議の合意は好感されたが、合意内容が不透明でドル売りが強まり、一時144円65銭まで下落。その後は徐々にドルが買い戻され、持ち直す展開に。午後はドル買い基調を維持し、145円24銭まで上昇した。・ユーロ・円は165円81銭から165円38銭まで下落。・ユーロ・ドルは1.1439ドルから1.1405ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値38,431.10円、高値38,529.64円、安値38,288.28円、終値38,421.19円(前日比209.68円高)・17時時点:ドル・円145円00-10銭、ユーロ・円165円70-80銭【要人発言】・カザークス・ラトビア中銀総裁「2%のインフレ維持には微調整のために追加利下げが必要となる可能性」「市場があと1回程度の利下げを織り込むのはベースラインから外れていない」「利下げの微調整は経済の展開次第で大きく左右される」・中国外務省報道官「ロンドンでの米中協議に関して提供できる情報はない」・ラトニック米商務長官「米中協議ではジュネーブ合意実施の枠組みで合意」「トランプ米大統領が承認すれば実施へ」「レアアースを巡る問題は解決されると見込む」【経済指標】・日・5月国内企業物価指数:前年比+3.2%(予想:+3.5%、4月:+4.0%→+4.1%) <TY> 2025/06/11 17:15 注目トピックス 市況・概況 日経VI:小幅に低下、株価底堅く警戒感はやや緩和 *16:35JST 日経VI:小幅に低下、株価底堅く警戒感はやや緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は11日、前日比-0.15(低下率0.65%)の22.80と低下した。なお、高値は23.10、安値は22.58。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。市場では、米中貿易協議の行方や、15日から17日に開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせて開かれると見られる日米首脳会談を前に市場心理が一方向に大きく傾きにくい状況が継続し、日経VIは午前の時間帯は昨日の水準近辺での動きとなった。午後は株価の下値が堅いことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや緩和。日経VIは昨日の水準を小幅に下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2025/06/11 16:35 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物概況:買いニーズ強く3日続伸 *16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:買いニーズ強く3日続伸 6月11日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比5pt高の766pt。なお、高値は772pt、安値は761pt、日中取引高は4217枚。前日10日の米国市場のダウ平均は反発。対中通商協議の行方を睨み寄り付き後、小幅高。協議の進展期待を受けた買いに加え長期金利の低下も支援し、相場は終日底堅く推移した。終盤にかけて、商務長官が協議を巡り「順調に進行している」とし、本日中にも終了することを期待していると言及すると、楽観的見方が一段と強まり、一段高となり終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比2pt高の763ptからスタートした。米国の株高や長期金利低下、円安など良好な外部環境を背景に、日本市場全体が買い優勢で推移。米中首脳会談期待などにより関税懸念が後退する中、個人投資家の物色意欲も高まり、グロース市場は底堅い値動きとなった。後場に入り、米5月消費者物価コア指数の発表を前に、持ち高調整の売りが観測されたものの、買いニーズは強く、3日続伸となる765ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアルHD<141A>やジーエヌアイ<2160>などが上昇した。 <SK> 2025/06/11 16:30 注目トピックス 市況・概況 38500円台を回復した後はこう着相場に【クロージング】 *16:29JST 38500円台を回復した後はこう着相場に【クロージング】 11日の日経平均は4営業日続伸。209.68円高の38421.19円(出来高概算16億1000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が上昇した流れから値がさ半導体株などが買われ、取引開始直後には38529.64円まで値を上げた。ただ、節目の38500円水準では利益確定の売りが入りやすく、買いが一巡した後はこう着感が強まった。また、「米連邦高裁が、トランプ政権の関税措置について、当面継続することを認めた」と米メディアが報じたこともやや投資マインドを悪化させた。5月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることもあって様子見ムードが強まった。東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が1100を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、パルプ紙、金属製品、サービス、化学、鉱業など19業種が上昇。一方、その他製品、保険、非鉄金属、空運など14業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、TDK<6762>、信越化<4063>が堅調だった半面、コナミG<9766>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、バンナムHD<7832>が軟調だった。前日の米国市場では、台湾積体電路製造(TSMC)の5月の月次売上高が好調だったことからハイテク株が買われており、東京市場もこの流れを引き継ぐ格好になった。米国と中国の代表団がロンドンで行った貿易協議で、先月スイスのジュネーブで合意した内容を実行に移すことで、貿易摩擦を緩和する枠組みに原則合意したことから、対中半導体輸出規制緩和への期待も相場を後押しし、日経平均の上げ幅は一時300円を超えた。米中合意を好感する形で上昇したが、具体的な内容は不明なうえ、米中トップがどのような判断を示すのか予断を許さない状況である。また、日米通商交渉もどのような形でまとまるのか見極めたいとろである。さらに、米国ではCPIの発表が控えていたこともあり、想定内のこう着といったところだろう。これらイベントを無難に通過してくるようだと、節目の38500円突破を意識した相場展開がみえてきそうだ。 <CS> 2025/06/11 16:29 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小動き、欧州勢の参入待ち *16:00JST 東京為替:ドル・円は小動き、欧州勢の参入待ち 11日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、145円10銭付近でのもみ合いが続く。米中協議の合意もドル買いは限定的で、欧州勢の参入待ち。一方、日経平均株価は堅調だが、時間外取引の米株式先物は弱含み、株価にらみの円売りは小幅にとどまる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円65銭から145円15銭、ユーロ・円は165円39銭から165円81銭、ユーロ・ドルは1.1406ドルから1.1439ドル。 <TY> 2025/06/11 16:00 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:その他製品が下落率トップ *15:49JST 東証業種別ランキング:その他製品が下落率トップ その他製品が下落率トップ。そのほか保険業、非鉄金属、空運業、電力・ガス業なども下落。一方、パルプ・紙が上昇率トップ。そのほか金属製品、サービス業、化学工業、鉱業なども上昇。業種名/現在値/前日比(%)1. パルプ・紙 / 508.91 / 1.942. 金属製品 / 1,475.55 / 1.403. サービス業 / 3,109.47 / 1.354. 化学工業 / 2,325.85 / 1.055. 鉱業 / 601.4 / 1.036. 石油・石炭製品 / 1,670.05 / 0.947. 鉄鋼 / 678.39 / 0.898. ガラス・土石製品 / 1,339.28 / 0.819. 精密機器 / 10,890.05 / 0.7010. 電気機器 / 4,926.41 / 0.6911. 卸売業 / 3,773.23 / 0.6112. ゴム製品 / 4,461.19 / 0.5213. 情報・通信業 / 6,514.35 / 0.4314. 水産・農林業 / 566.14 / 0.3015. 小売業 / 2,033.18 / 0.2316. 繊維業 / 774.55 / 0.2117. 医薬品 / 3,454.56 / 0.1018. 陸運業 / 2,022.23 / 0.0719. 食料品 / 2,276.78 / 0.0520. その他金融業 / 1,003.35 / -0.0521. 輸送用機器 / 4,237.57 / -0.0722. 海運業 / 1,774.12 / -0.1623. 証券業 / 601.7 / -0.2724. 不動産業 / 2,043.16 / -0.4725. 倉庫・運輸関連業 / 3,905.23 / -0.5026. 建設業 / 1,936.74 / -0.5527. 機械 / 3,424.59 / -0.6228. 銀行業 / 380.62 / -0.6429. 電力・ガス業 / 470.88 / -0.8130. 空運業 / 233.21 / -1.1631. 非鉄金属 / 1,661.86 / -1.3232. 保険業 / 2,798.63 / -1.7233. その他製品 / 6,798.9 / -2.36 <CS> 2025/06/11 15:49

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