注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
NY外為:円安進行、高市政権の成長重視策の思惑
*23:40JST NY外為:円安進行、高市政権の成長重視策の思惑
NY外為市場で円安が進行した。高市政権下、成長重視で財政拡大や利上げが遠のく可能性に円売りが続いた。片山財務相は「円安のマイナス面が目立つ」「足元は一方的な急激な動きが見られる」と指摘するなど、円安をけん制。ドル・円は155円04銭まで上昇。ユーロ・円は179円20銭から179円31銭まで上昇した。ポンド・円は202円85銭で推移した。
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2025/11/12 23:40
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は155円に接近、節目付近の売りに警戒も
*20:07JST 欧州為替:ドル・円は155円に接近、節目付近の売りに警戒も
欧州市場でドル・円は一時154円90銭まで上値を伸ばし、心理的節目の155円に接近する場面があった。ただ、米10年債利回りの伸び悩みでドル買いは一服し、節目付近の売りに押された。また、日本の円安牽制が意識され、一段の円売りは抑制された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円61銭から154円90銭、ユ-ロ・円は179円08銭から179円28銭、ユ-ロ・ドルは1.1565ドルから1.1587ドル。
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2025/11/12 20:07
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円はじり高、米金利高でドル買い
*19:15JST 欧州為替:ドル・円はじり高、米金利高でドル買い
欧州市場でドル・円はじり高となり、154円88銭まで上値を伸ばした。米10年債利回りの上昇基調でドル買いに振れやすく、ユーロ・ドルは1.1560ドル台に軟化。一方、欧米株価指数は堅調地合いだが、日本の円安牽制が意識され、円売りは限定的に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円61銭から154円88銭、ユ-ロ・円は179円08銭から179円28銭、ユ-ロ・ドルは1.1567ドルから1.1587ドル。
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2025/11/12 19:15
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は堅調、クロス円はまちまち
*18:24JST 欧州為替:ドル・円は堅調、クロス円はまちまち
欧州市場でドル・円は堅調地合いとなり、154円61銭から154円82銭まで上値を伸ばした。日中高値を上回る水準。一方、ユーロ・円は初の179円台に浮上したが、足元は上値が重い。ポンド・円は軟調、豪ドル・円は伸び悩みと、クロス円はまちまち。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円61銭から154円82銭、ユ-ロ・円は179円08銭から179円25銭、ユ-ロ・ドルは1.1572ドルから1.1587ドル。
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2025/11/12 18:24
注目トピックス 市況・概況
日経平均テクニカル: 反発、5日線が上向き転換
*18:15JST 日経平均テクニカル: 反発、5日線が上向き転換
12日の日経平均は反発した。ザラ場高値と安値は前日水準を下回ったが、ローソク足は5日移動平均線下まで伸ばした下ヒゲを回収して小陽線を描き、一定の押し目買い需要を確認する形となった。終値は3日連続で5日線を上回るとともに、5日線が上向きに転じ、短期的な地合い改善を示唆した。本日までの週足では、今週のレンが先週陰線の胴体部分に収まって「陰の陽はらみ」を形成しており、短期調整一巡後の上値追い再開に布石を打つ形状となっている。
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2025/11/12 18:15
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、米インフレ指標をにらみドル買い縮小
*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、米インフレ指標をにらみドル買い縮小
12日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想するみ。米政府機関の閉鎖は解決しつつあり、株高継続なら円売り地合い継続の見通し。ただ、明日発表の米インフレ指標の鈍化を見込み、追加利下げ観測からドルは積極的に買いづらい。前日の海外市場で米金利安を受けドルが主要通貨に対して軟調に推移した。ユーロ・ドルは1.16ドル台に浮上し、ドル・円は153円60銭台に軟化。米ADP雇用統計で10月下旬までの4週間で民間部門の雇用者数削減が続いたと推計し、米労働市場の減速懸念が広がった。米連邦政府機関の閉鎖長期化への不安も加わり、安全通貨の円が選好された。ただ、本日アジア市場で日本株高の場面で円売りに振れ、主要通貨は対円で底堅い。この後の海外市場で重要イベントは予定されておらず、米金融政策にらみの展開。政府機関閉鎖解除への動きが進めば、安心感からドル買い・円売りが先行。ただし、明日の米消費者物価指数(CPI)が鈍化する見通しで、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ観測がドルの上値を抑えそうだ。トランプ政権の政策運営を巡る不透明感も残り、投資家の積極的なポジション形成は限定的に。154円台では戻り売りが見込まれ、上値の重さが意識されよう。【今日の欧米市場の予定】・特になし
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2025/11/12 17:25
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後に直近高値を上抜け
*17:18JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後に直近高値を上抜け
12日の東京市場でドル・円は伸び悩み。朝方の154円05銭から11月高値の154円半ば付近で一段の上値が抑えられる場面が継続。午後に同水準を上抜けると、弾みを付け一時154円79銭まで値を切り上げた。ただ、夕方にかけては戻り売りでやや失速した。・ユ-ロ・円は178円47銭から179円20銭まで上昇。・ユ-ロ・ドルは1.1570ドルから1.1587ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値50,988.53円、高値51,072.26円、安値50,537.50円、終値51,063.31円(前日比220.38円高)・17時時点:ドル・円154円60-70銭、ユ-ロ・円179円10-20銭【要人発言】・高市首相「消費者物価3%程度の上昇は食品高によるもの、デフレ脱却宣言には至らない」・片山財務相「為替、足元は一方的な動きがみられる」「円安、マイナス面が目立っていることは否定できない」「過度な変動や無秩序な動きを高い緊張感を持ち見極めている」・トランプ米大統領「一部のコーヒー関税を引き下げる」・ハウザー豪準備銀行(RBA)副総裁「市場の急激な暴落は現時点で中心的な想定ではない」「消費データには上昇と下降が交錯し、穏やかな回復を見込む」「失業率の水準について中銀が満足する目安は存在しない」「金融政策は依然として制約的、委員会内で議論が続いている」【経済指標】・日・10月マネーストックM3:前年比+1.0%(9月:+1.0%)
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2025/11/12 17:18
注目トピックス 市況・概況
ソフトバンクGの下落影響は限定的【クロージング】
*16:45JST ソフトバンクGの下落影響は限定的【クロージング】
12日の日経平均は反発。220.38円高の51063.31円(出来高概算27億8000万株)で取引を終えた。好決算銘柄への買いが強まり、日経平均は反発して始まった。ただ、米国市場でハイテク株が下落したほか、ソフトバンクG<9984>下落の影響もあって、取引開始直後には50537.50円とマイナスに転じる場面もあった。その後は50500円を割り込まなかったことや米政府機関の再開への期待から押し目買いに向かわせ、大引け間際には51072.26円まで上値を伸ばした。東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄数が1200を超え、全体の8割近くを占めた。セクター別では、非鉄金属、医薬品、ゴム製品、銀行など27業種が上昇。一方、金属製品、情報通信、小売、精密機器など6業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、TDK<6762>、中外薬<4519>、ソニーG<6758>、フジクラ<5803>が堅調だった半面、ソフトバンクG、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>が軟調だった。前日の米国市場ではエヌビディアなどテック株が下落したため、指数寄与度の高いハイテク株の一角が下落し相場の重荷になり、日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。一方、2026年3月期の業績予想を上方修正した三井海洋<6269>やSWCC<5805>がともにストップ高まで買われたほか、三井金属<5706>は上場来高値を更新するなど、好決算銘柄への資金流入が強まるなかで、センチメントを改善させた、米上院が連邦政府の閉鎖を終わらせるためのつなぎ予算案を可決したことで、週内の政府機関の再開が期待されるなか、短期筋による株式先物買い、ドル買い・円売りなどを進めたことが原動力となったようだ。政府機関の再開により発表が遅れている経済指標の発表も徐々に行われるが、足もとでは過度な警戒感は強まっていない。また、これまでに発表を終えた国内企業の決算では、通期業績予想を引き上げる企業が多く、総じて良好な結果が目立っているため、目先は日柄整理を入れながらも堅調な展開が続くことが予期待されそうだ。
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2025/11/12 16:45
注目トピックス 市況・概況
日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感は緩和
*16:35JST 日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感は緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は12日、前日比-3.16(低下率9.86%)の28.90と低下した。なお、高値は30.64、安値は28.14。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ナスダック総合指数が下落するなどハイテクや半導体関連株が売られたことが重しとなり、今日の東京市場はやや売りが先行し、日経25先物は下落して始まった。取引開始後に日経225先物は下げ幅を広げる場面があったが売り急ぐ動きは限定的で、その後は下値の堅い展開となった。こうした値動きから市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和。日経VIは昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<SK>
2025/11/12 16:35
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物概況:買い戻しや資金シフトで大幅反発
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:買い戻しや資金シフトで大幅反発
11月12日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比16pt高の722pt。なお、高値は724pt、安値は704pt、日中取引高は2895枚。前日11日の米国市場のダウ平均は続伸。半導体のエヌビディア(NVDA)が重しとなり寄り付き後、まちまち。ADPが発表した民間雇用統計は人員削減を示す低調な結果となり成長懸念も強まったが、利下げ期待に支えられたほか、議会上院のつなぎ予算案合意により政府機関再開のめどがつき期待感にダウは続伸し終盤にかけ上げ幅を拡大した。ナスダックは終日軟調に推移しまちまちで終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比4pt高の710ptからスタートした。朝方は様子見ムードから前日終値近辺で推移していたが、売り手の買い戻しやプライム市場からの資金シフトも観測され、買い優勢の展開となった。午後に入ってからは一段と騰勢を強め、日足一目均衡表の基準線や25日移動平均線を上回ると、引けにかけて上げ幅を拡大。大幅反発となる722ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではMTG<7806>や技術承継機構<319A>などが上昇した。
<SK>
2025/11/12 16:30
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は失速、日本の円安牽制で
*16:26JST 東京為替:ドル・円は失速、日本の円安牽制で
12日午後の東京市場でドル・円は失速し、午後の高値154円79銭から154円50銭付近に値を下げた。片山財務相の円安牽制発言が意識され、円売りは後退。一方、欧州株式市場や米株式先物はプラスで推移しており、今晩の株高屁の期待感も続く。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円05銭から154円79銭、ユ-ロ・円は178円47銭から179円14銭、ユ-ロ・ドルは1.1570ドルから1.1587ドル。
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2025/11/12 16:26
注目トピックス 市況・概況
東証業種別ランキング:非鉄金属が上昇率トップ
*15:55JST 東証業種別ランキング:非鉄金属が上昇率トップ
非鉄金属が上昇率トップ。そのほか医薬品、ゴム製品、銀行業、証券業なども上昇。一方、金属製品が下落率トップ。そのほか情報・通信業、小売業、精密機器、サービス業なども下落。業種名/現在値/前日比(%)1. 非鉄金属 / 3,473.7 / 3.852. 医薬品 / 3,625.86 / 2.403. ゴム製品 / 5,521.04 / 2.234. 銀行業 / 470.37 / 2.225. 証券業 / 787.45 / 2.076. 不動産業 / 2,445.49 / 1.877. 食料品 / 2,468.3 / 1.878. 鉄鋼 / 742.21 / 1.729. 卸売業 / 4,827.02 / 1.7210. 海運業 / 1,728.33 / 1.7211. 鉱業 / 871.45 / 1.7112. 保険業 / 2,847.71 / 1.6413. その他製品 / 7,771.38 / 1.5814. ガラス・土石製品 / 1,720.77 / 1.5415. 電気機器 / 6,416.43 / 1.3416. 石油・石炭製品 / 2,256.43 / 1.2717. 輸送用機器 / 4,942.1 / 1.2518. パルプ・紙 / 565.42 / 1.1719. 化学工業 / 2,528. / 1.0220. 機械 / 4,330.93 / 0.9221. その他金融業 / 1,181.05 / 0.8422. 倉庫・運輸関連業 / 4,175.67 / 0.5523. 繊維業 / 825.5 / 0.5524. 水産・農林業 / 695.44 / 0.5325. 陸運業 / 2,259.58 / 0.3526. 建設業 / 2,527.87 / 0.2827. 空運業 / 242.89 / 0.0728. 電力・ガス業 / 663.56 / -0.0229. サービス業 / 3,103.73 / -0.1330. 精密機器 / 13,333.15 / -0.1631. 小売業 / 2,260.34 / -0.1732. 情報・通信業 / 8,084.56 / -0.5833. 金属製品 / 1,605.18 / -2.62
<CS>
2025/11/12 15:55
注目トピックス 市況・概況
11月12日本国債市場:債券先物は135円86銭で取引終了
*15:43JST 11月12日本国債市場:債券先物は135円86銭で取引終了
[今日のまとめ]<円債市場>長期国債先物2025年12月限寄付135円90銭 高値135円96銭 安値135円81銭 引け135円86銭2年 476回 0.931%5年 180回 1.234%10年 379回 1.677%20年 193回 2.681%12日の債券先物12月限は135円90銭で取引を開始し、135円86銭で引けた。<米国債概況>2年債は3.57%、10年債は4.08%、30年債は4.69%近辺で推移。債権利回りは低下。(気配値)。<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.66%、英国債は4.39%、オーストラリア10年債は4.38%、NZ10年債は4.09%近辺で推移。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・特になし海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間
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2025/11/12 15:43
注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前日比220.38円高の51063.31円
*15:32JST 日経平均大引け:前日比220.38円高の51063.31円
日経平均は前日比220.38円高の51063.31円(同+0.43%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比37.75pt高の3359.33pt(同+1.14%)。
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2025/11/12 15:32
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は上昇一服、ユーロ・円は179円台を維持
*15:30JST 東京為替:ドル・円は上昇一服、ユーロ・円は179円台を維持
12日午後の東京市場でドル・円は上昇一服となり、154円79銭まで上値を伸ばした後は154円60銭付近に失速した。日経平均株価のほか上海総合指数、香港ハンセン指数のプラスでの推移で円売りは継続し、ユーロ・円は179円台を維持している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円05銭から154円79銭、ユ-ロ・円は178円47銭から179円14銭、ユ-ロ・ドルは1.1570ドルから1.1587ドル。
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2025/11/12 15:30
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は堅調、ユーロ・円は一段高
*15:02JST 東京為替:ドル・円は堅調、ユーロ・円は一段高
12日午後の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、一時154円79銭まで上値を伸ばした。日経平均株価は後場プラスに転じると上げ幅を拡大し、日本株高好感した円売りに振れやすい。ユーロ・円はさらに値を切り上げ、179円14銭まで上昇した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円05銭から154円79銭、ユ-ロ・円は178円47銭から179円14銭、ユ-ロ・ドルは1.1570ドルから1.1587ドル。
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2025/11/12 15:02
注目トピックス 市況・概況
日経平均は170円高、引き続き主要企業の決算に関心
*14:52JST 日経平均は170円高、引き続き主要企業の決算に関心
日経平均は170円高(14時50分現在)。日経平均寄与度では、TDK<6762>、中外薬<4519>、フジクラ<5803>などがプラス寄与上位となっており、一方、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、非鉄金属、ゴム製品、医薬品、食料品、銀行業が値上がり率上位、金属製品、サービス業、精密機器、電気・ガス業、情報・通信業が値下がり率上位となっている。日経平均は底堅く推移している。今日はこの後、エムスリー<2413>、オリックス<8591>、パンパシHD<7532>、三井住友トラ<8309>などが決算発表を予定している。米国では今晩、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁の講演が予定されている。企業決算では、シスコシステムズが8-10月期決算を発表する。
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2025/11/12 14:52
注目トピックス 市況・概況
日経平均VIは大幅に低下、株価の下値堅く警戒感は緩和
*14:07JST 日経平均VIは大幅に低下、株価の下値堅く警戒感は緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-3.25(低下率10.14%)の28.81と大幅に低下している。なお、今日ここまでの高値は30.64、安値は28.73。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ナスダック総合指数が下落するなどハイテクや半導体関連株が売られたことが重しとなり、今日の東京市場はやや売りが先行し、日経25先物は下落して始まった。取引開始後に日経225先物は下げ幅を広げる場面があったが売り急ぐ動きは限定的で、その後は下値の堅い展開となっている。こうした値動きから市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和。日経VIは昨日の水準を下回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
<SK>
2025/11/12 14:07
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は続伸、ユーロ・円は179円台
*14:04JST 東京為替:ドル・円は続伸、ユーロ・円は179円台
12日午後の東京市場でドル・円は続伸となり、154円73銭まで上値を伸ばした。直近高値を上抜けやや弾みが付き、ドル買い地合いが続く。一方、日経平均株価は不安定ながら再びプラスに転じ、ユーロ・円は上昇基調を強め初の179円台に浮上した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円05銭から154円73銭、ユ-ロ・円は178円47銭から179円04銭、ユ-ロ・ドルは1.1570ドルから1.1587ドル。
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2025/11/12 14:04
注目トピックス 市況・概況
日経平均は42円高、好決算・好業績銘柄を物色
*13:54JST 日経平均は42円高、好決算・好業績銘柄を物色
日経平均は42円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、TDK<6762>、中外薬<4519>、日東電<6988>などがプラス寄与上位となっており、一方、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、非鉄金属、医薬品、鉱業、銀行業、食料品が値上がり率上位、金属製品、ゴム製品、精密機器、情報・通信業、石油石炭製品が値下がり率上位となっている。日経平均はプラス圏に浮上している。主要企業の4-9月期決算発表が続いており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となっているようだ。一方、半導体関連株などが引き続き下げているが、来週19日発表予定の米エヌビディアの8-10月期決算を確認したいとするムードもあり、下値でも積極的な買いは限定的となっている。
<SK>
2025/11/12 13:54
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はじり高、米金利の上昇基調で
*13:42JST 東京為替:ドル・円はじり高、米金利の上昇基調で
12日午後の東京市場でドル・円はじり高となり、154円61銭まで上値を伸ばした。10月末から154円半ばで上値が抑えられるケースが目立ったが、直近高値を上抜けやや弾みが付いた。それを受けユーロ・ドルは値を下げ、1.1570ドル付近に軟化した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円05銭から154円61銭、ユ-ロ・円は178円47銭から178円92銭、ユ-ロ・ドルは1.1571ドルから1.1587ドル。
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2025/11/12 13:42
注目トピックス 市況・概況
米国株見通し:伸び悩みか、明日インフレ指標を見極め
*13:38JST 米国株見通し:伸び悩みか、明日インフレ指標を見極め
(13時30分現在)S&P500先物 6,880.75(+9.25)ナスダック100先物 25,716.25(+75.50)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は29ドル高。米金利は伸び悩み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。前日のNY市場で主要3指数はまちまち。ダウは559ドル高の47927ドルと過去最高値を更新、ナスダックは小幅安。政府機関の一部閉鎖が解除に向かうとの期待が相場を押し上げた。上院でつなぎ予算案が可決され、政治的不透明感が後退。ヘルスケア株が買われ、メルクやアムジェンが大幅に上昇。半面、ソフトバンクグループがエヌビディア株を全て売却したと発表し、同社株は大きく下げた。AI関連株の高値警戒が重しとなった。本日は伸び悩みか。政府閉鎖の解除期待と利下げ観測が支援材料となるが、消費者物価指数(CPI)発表を控えた慎重姿勢が強まりそうだ。インフレ鈍化が確認されれば金利低下を意識した買いが入り、景気敏感株の支えとなる可能性があるためだ。ただ、AI関連株はバリュエーション負担が重く、ナスダックの戻りは鈍い見通し。トランプ政権の政策運営への不透明感も残り、リスク選好は限定的に。全体としては方向感に欠ける展開となるだろう。
<TY>
2025/11/12 13:38
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小高い、ドル売り後退
*13:26JST 東京為替:ドル・円は小高い、ドル売り後退
12日午後の東京市場でドル・円は小高く推移し、154円半ばにやや値を切り上げている。米金利高・ドル高に振れやすく、ユーロ・ドルは緩やかに値を下げた。一方、日経平均株価は後場前日終値付近で不安定な値動きとなり、円売りは抑制されたもよう。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円05銭から154円46銭、ユ-ロ・円は178円47銭から178円76銭、ユ-ロ・ドルは1.1573ドルから1.1587ドル。
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2025/11/12 13:26
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~幅広い銘柄はプラス圏で推移
*12:40JST 後場に注目すべき3つのポイント~幅広い銘柄はプラス圏で推移
12日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は反発、幅広い銘柄はプラス圏で推移・ドル・円は小じっかり、日本株高で・値上がり寄与トップはTDK<6762>、同2位は中外薬<4519>■日経平均は反発、幅広い銘柄はプラス圏で推移日経平均は反発。84.36円高の50927.29円(出来高概算14億5964万株)で前場の取引を終えている。前日11日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は559.33ドル高の47927.96ドル、ナスダックは58.87ポイント安の23468.30で取引を終了した。半導体のエヌビディア(NVDA)が重しとなり寄り付き後、まちまち。ADPが発表した民間雇用統計は人員削減を示す低調な結果となり成長懸念も強まったが、利下げ期待に支えられたほか、議会上院のつなぎ予算案合意により政府機関再開のめどがつき期待感にダウは続伸し終盤にかけ上げ幅を拡大した。ナスダックは終日軟調に推移しまちまちで終了。米株市場を横目に、12日の日経平均は145.60円高の50,988.53円と反発して取引を開始した。寄付き直後は一時マイナス圏に転落したが、円安基調も支援して輸出関連銘柄中心に買いが続いた。また、米長期金利が低下したことが東京市場の株価の支えとなったほか、日経平均が昨日小幅ながら下落したことから、押し目狙いの買いも入りやすかった。個別では、TDK<6762>、中外薬<4519>、日東電<6988>、ソニーG<6758>、フジクラ<5803>、ネクソン<3659>、味の素<2802>、テルモ<4543>、住友不<8830>、ファナック<6954>、ファストリ<9983>、京セラ<6971>、三井金属<5706>などの銘柄が上昇。一方、SBG<9984>、アドテスト<6857>、東エレク<8035>、リクルート<6098>、HOYA<7741>、良品計画<7453>、コナミG<9766>、キッコマン<2801>、ディスコ<6146>、鹿島<1812>、セコム<9735>、ニチレイ<2871>、太陽誘電<6976>、イオン<8267>などの銘柄が下落。業種別では、医薬品、非鉄金属、その他製品などが上昇した一方で、情報・通信業、ゴム製品、金属製品のなどが下落した。後場の日経平均株価は、堅調な値動きが継続しそうだ。本日は、ソフトバンクグループや国内半導体関連株の下落が日経平均株価の重しとなっており、TOPIX(東証株価指数)は大幅高で値上がり銘柄数84.0%と幅広い銘柄がプラス圏で推移している。国内主要企業の4-9月期決算発表が続いており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が引き続き下支え要因となろう。ただ、ソフトバンクグループが保有する米エヌビディアの全株式を売却したことは投資家心理を慎重にさせている。来週19日発表予定の米エヌビディアの8-10月期決算を確認したいとして積極的な買いを手控える向きも広がりそうだ。■ドル・円は小じっかり、日本株高で12日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、154円05銭から154円41銭まで値を上げた。日経平均株価はマイナスに転じた後に持ち直し,日本株高を好感した円売りがドルを押し上げた。また、ドル買いも進み、ユーロ・ドルは軟化。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円05銭から154円41銭、ユ-ロ・円は178円47銭から178円76銭、ユ-ロ・ドルは1.1574ドルから1.1587ドル。■後場のチェック銘柄・タスキホールディングス<166A>、サイタホールディングス<1999>など、9銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上がり寄与トップはTDK<6762>、同2位は中外薬<4519>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・10月マネーストックM3:前年比+1.0%(9月:+1.0%)【要人発言】・トランプ米大統領「一部のコーヒー関税を引き下げる」・ハウザー豪準備銀行(RBA)副総裁「市場の急激な暴落は現時点で中心的な想定ではない」「消費データには上昇と下降が交錯し、穏やかな回復を見込む」「失業率の水準について中銀が満足する目安は存在しない」「金融政策は依然として制約的、委員会内で議論が続いている」<国内>・特になし<海外>・特になし
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2025/11/12 12:40
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小じっかり、日本株高で
*12:23JST 東京為替:ドル・円は小じっかり、日本株高で
12日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、154円05銭から154円41銭まで値を上げた。日経平均株価はマイナスに転じた後に持ち直し,日本株高を好感した円売りがドルを押し上げた。また、ドル買いも進み、ユーロ・ドルは軟化。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円05銭から154円41銭、ユ-ロ・円は178円47銭から178円76銭、ユ-ロ・ドルは1.1574ドルから1.1587ドル。【要人発言】・トランプ米大統領「一部のコーヒー関税を引き下げる」・ハウザー豪準備銀行(RBA)副総裁「市場の急激な暴落は現時点で中心的な想定ではない」「消費データには上昇と下降が交錯し、穏やかな回復を見込む」「失業率の水準について中銀が満足する目安は存在しない」「金融政策は依然として制約的、委員会内で議論が続いている」【経済指標】・日・10月マネーストックM3:前年比+1.0%(9月:+1.0%)
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2025/11/12 12:23
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):三井金属、KOKUSAI、MTGなど
*11:41JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):三井金属、KOKUSAI、MTGなど
三井金属<5706>:18700円(+3165円)大幅反発。前日に第2四半期の決算を発表している。営業利益は283億円で前年同期比84.8%増となり、通期予想は従来の460億円から780億円、前期比4.4%増に大幅上方修正。通期コンセンサスは500億円程度の水準であったとみられる。在庫評価などの一過性要因も含まれるが、銅箔なども想定以上に好調な推移となっている。VSPに関しては値上げ方針や設備増強なども明らかにしている。SUMCO<3436>:1191.5円(-281.5円)大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業損益は16億円の赤字に転じている。また、10-12月期の見通しは100億円の赤字としており、コンセンサスよりも赤字幅は拡大の見通しとしている。生産量の減少や減価償却費の増加などが収益の悪化要因に。実績値はコンセンサスの範囲内とみられるが、先行きの厳しい見通しをマイナ視する動きが優勢。なお、減価償却費は第4四半期がピークとなるもよう。KOKUSAI<6525>:4442円(-1000円)ストップ安。前日の取引時間中に決算を発表、その後は売り優勢となり、本日も一段と下げ幅を広げている。7-9月期営業利益は130億円で前年同期比35.9%増となり、100億円程度の市場予想を上振れている。ただ、通期予想は従来の492億円から388億円、前期比24.4%減に下方修正しており、ネガティブなサプライズにつながっている。中国DRAM メーカー向け期ずれ、NAND投資抑制、ロジック・ファウンドリーの回復遅れなどが背景。メック<4971>:5310円 カ -ストップ高買い気配。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は42.5億円で前年同期比16.4%増となり、通期予想は従来の50億円から55億円、前期比20.5%増に上方修正している。利益率の高い製品の需要が堅調で、販管費も抑制できたもよう。また、配当方針の変更に伴って、年間配当金も従来計画55円から85円にまで引き上げ。株主優待制度も変更、保有期間の制限をつける一方、3年以上保有株主などは優待拡充の形に。ソフトバンクG<9984>:21280円(-1415円)大幅反落。前日に上半期の決算を発表、純利益は前年同期比2.9倍の2兆9241億円となり、同期間としては過去最高を更新。ビジョン・ファンド事業の投資利益が大幅に拡大、韓国クーパンや中国ディディの株価が上昇したほか、オープンAIの評価額上昇もけん引。NAVは11月10日時点で36.2兆円のもよう。また、1:4の株式分割も発表された。決算サプライズ限定的な中、米AI関連株の先行き懸念などを映して、株価には出尽くし感が先行する状況に。MTG<7806>:4370円(+700円)ストップ高。26年9月期の営業利益予想を前期比21.9%増の130.00億円と発表している。消費者ニーズに対応した新商品を創出するとともに、各チャネルでの販売を強化する。年間配当予想は増配の30.00円。25年9月期の営業利益は225.4%増の106.65億円で着地した。主力のダイレクトマーケティング事業などが伸長した。併せて期末配当を従来予想の18.00円から25.00円(前期実績13.00円)に増額修正した。エクサウィザーズ<4259>:743円(+100円)ストップ高で年初来高値更新。26年3月期の営業損益予想を従来の10.00億円の黒字から13.50億円の黒字(前期実績0.23億円の黒字)に上方修正している。上期が計画を上回る進捗となり、下期は好調な事業環境を活かすために人材の採用強化や次世代プロダクト開発への投資などを実施する。第2四半期累計(25年4-9月)の営業損益は5.46億円の黒字(前年同期実績2.45億円の赤字)に転換した。AIプロダクト事業でサービス利用数が増加した。タスキHD<166A>:774円(+100円)ストップ高。26年9月期の営業利益予想を前期比24.8%増の110.00億円と発表している。中期経営計画を上方修正し、売上高1004億円(前期は744.12億円)の達成を目指す。年間配当予想は4.00円増配の40.00円。同時に発表した25年9月期の営業利益は116.8%増の88.15億円で着地した。また、配当方針を変更して期末配当予想を従来の35.00円から36.00円(前期実績16.00円)に増額修正した。
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2025/11/12 11:41
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:JX金属や日揮HDに注目
*09:18JST 個別銘柄戦略:JX金属や日揮HDに注目
昨日11日の米株式市場でNYダウは559.33ドル高の47,927.96ドル、ナスダック総合指数は58.87pt安の23,468.30pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比40円安の51,120円。為替は1ドル=154.10-20円。今日の東京市場では、上期営業利益が50.5%増で通期予想に対する進捗率が64.8%となった浅沼組<1852>、上期営業利益が14.0%増と第1四半期の9.2%減から増益に転じたパーソルHD<2181>、上期営業利益が23.6%増で発行済株式数の1.54%上限の自社株買いも発表したりそなHD<8308>、25年12月期業績予想を上方修正し配当方針の変更と株主優待制度の変更も発表したメック<4971>、26年3月期業績予想を上方修正した日揮HD<1963>、26年3月期業績予想を上方修正したJX金属<5016>、26年3月期業績と配当予想を上方修正した三井金属<5706>などが物色されそうだ。一方、上期営業利益が5.1%減と第1四半期の10.6%増から減益に転じたタカラトミー<7867>、第3四半期累計の営業利益が80.4%減と上期の64.2%減から減益率が拡大したSUMCO<3436>、第3四半期累計の営業利益が44.6%減と上期の34.1%減から減益率が拡大したリガク<268A>、上期営業利益が76.0%減で通期予想に対する進捗率が7.6%にとどまったSREHD<2980>、25年12月期業績予想を下方修正したTHK<6481>などは軟調な展開が想定される。
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2025/11/12 09:18
注目トピックス 市況・概況
日経平均は36円安、寄り後は下げに転じる
*09:06JST 日経平均は36円安、寄り後は下げに転じる
日経平均は36円安(9時5分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が大幅に3日上昇したことや、海外市場で米長期金利が低下したことが東京市場の株価の支えとなった。また、日経平均が昨日小幅ながら下落したことから、押し目狙いの買いも入りやすかった。さらに、国内主要企業の4-9月期決算発表が続いており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が引き続き株価下支え要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、ソフトバンクG<9984>が保有する米エヌビディアの全株式を売却したことも投資家心理を慎重にさせた。さらに、来週19日発表予定の米エヌビディアの8-10月期決算を確認したいとして積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は下げに転じた。
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2025/11/12 09:06
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~半導体・AI関連の底堅さを見極め~
*08:52JST 前場に注目すべき3つのポイント~半導体・AI関連の底堅さを見極め~
12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■半導体・AI関連の底堅さを見極め■ソフトバンクG、2Q税前利益 152.3%増 3兆6863億円■前場の注目材料:キオクシアHD、先端3ナノチップ開発へ、第7世代SSDに搭載■半導体・AI関連の底堅さを見極め12日の日本株市場は、膠着感の強い相場展開になりそうだ。11日の米国市場はNYダウが559ドル高、ナスダックは58ポイント安だった。米議会上院のつなぎ予算案可決により、政府機関再開のめどがついたとして、期待からNYダウは大幅に上昇。一方で、エヌビディアはソフトバンクG<9984>が人工知能(AI)投資資金捻出のため保有する同社株を売却したことが明かになり下落したことで、他のAI関連などに利益確定の売りが入りナスダックは下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円安の51120円、円相場は1ドル=154円10銭台で推移している。日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、小動きで始まりそうだ。ソフトバンクGの決算は評価されそうだが、エヌビディアの下落により他のAI関連株への利益確定の流れが広がる可能性がありそうだ。そのため、寄り付き後はソフトバンクGのほか、アドバンテスト<6857>や東エレク<8035>、フジクラ<5803>などの動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の利食いの動きがみられるようだと、先物市場においても売り仕掛け的な動きが強まる可能性がある。これがインデックスに絡んだ売りにつながることで、日経平均株価の重荷になることが考えられる。もっとも、半導体・AI関連株への成長期待は強く、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。また、昨日の日経平均株価は後場終盤にかけて軟化する形になったが、ソフトバンクGの決算を控えて持ち高調整に向かわせたようである。ソフトバンクGの決算を通過したことで、買い戻しの動きに向かわせることも考えられる。日経平均株価はボリンジャーバンドの+1σ(50950円)を挟んでの攻防となるなかで、底堅さが意識されてくるかが注目されよう。物色としては半導体・AI関連の底堅さを見極めつつ、やや内需系などバリュー株にシフトする可能性はあるだろう。そのほか、決算を手掛かりとした個別物色は活発すると考えられ、昨夕発表したところではニチアス<5393>、日ロジテム<9060>、三和油化工業<4125>、日電波<6779>、ネットスターズ<5590>、JX金属<5016>、東京機<6335>、アジアパイル<5288>、パーソルHD<2181>、三井金属<5706>、日揮HD<1963>、三菱マ<5711>、出光興産<5019>などが注目されそうだ。■ソフトバンクG、2Q税前利益 152.3%増 3兆6863億円ソフトバンクG<9984>が発表した2026年3月期第21四半期の連結業績は、売上高が前年同期比7.7%増の3兆7368億4300万円、税前利益は同152.3%増の3兆6863億8200万円だった。人工知能(AI)関連企業に投資するビジョン・ファンド事業が好調に推移した。米エヌビディアの株式の売却で投資利益3544億円を計上。26年1月1日付で1株を4株に分割することも発表した。■前場の注目材料・NYダウは上昇(47927.96、+559.33)・VIX指数は低下(17.28、-0.32)・米原油先物相場は上昇(61.04、+0.91)・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請・キオクシアHD<285A>先端3ナノチップ開発へ、第7世代SSDに搭載・サトー<6287>印刷式無線アンテナ製造技術、微細銅粉でコスト15分の1・オリックス<8591>カタール投資庁と、3800億円規模の買収ファンド設立・三井金属<5706>銅精鉱購入統合を協議、三菱マテリアルなど4社で、一括調達体制・パナソニックHD<6752>30年度売上高目標1300億円、国内住宅関連を強化・ミクニ<7247>車載電池を長寿命化、制御モジュール開発・提案、最適な温度の冷却水供給・ニチコン<6996>三菱自動車などと、電動車の充放電を自動制御技術実証・ブラザー工業<6448>独社から工業用ミシン事業買収、車部品向け強化・三菱重工<7011>ベトナムの発電所燃料転換でボイラ受注・楽天G<4755>オフラインでAI利用、日本HPと、デスクトップ版を来春提供・フェローテック<6890>熱対策製品実装をトータル支援、横浜に拠点開所・さくらインターネット<3778>国内完結型のAI支援、運営DCで提供・メンバーズ<2130>循環経済推進を支援、デジタル技術活用・ENEOSHD<5020>インドと覚書、グリーンメタノール調達・旭化成<3407>旭化成ホームズ、北米強化、施工5社買収、生産性向上・清水建設<1803>耐火木質材の製作時間を半減、新工法開発☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 10月マネーストックM3(9月:前年比+1.0%)<海外>・特になし
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2025/11/12 08:52
注目トピックス 市況・概況
11日の米国市場ダイジェスト:NYダウは559ドル高、政府機関の再開期待
*08:11JST 11日の米国市場ダイジェスト:NYダウは559ドル高、政府機関の再開期待
■NY株式:NYダウは559ドル高、政府機関の再開期待米国株式市場はまちまち。ダウ平均は559.33ドル高の47927.96ドル、ナスダックは58.87ポイント安の23468.30で取引を終了した。半導体のエヌビディア(NVDA)が重しとなり寄り付き後、まちまち。ADPが発表した民間雇用統計は人員削減を示す低調な結果となり成長懸念も強まったが、利下げ期待に支えられたほか、議会上院のつなぎ予算案合意により政府機関再開のめどがつき期待感にダウは続伸し終盤にかけ上げ幅を拡大した。ナスダックは終日軟調に推移しまちまちで終了。セクター別では医薬品・バイオテク、電気通信サービスが上昇した一方で、半導体・同製造装置が下落した。半導体のエヌビディア(NVDA)は日本のソフトバンクが人工知能(AI)投資資金捻出のため保有する同社株を売却したことが明かになり、下落。ソーシャルメディア、フェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)はAI研究の責任者ルカン氏が自身の企業設立のため退社する意向と伝えられ、下落した。運送会社のフェデックス(FDX)はコンファレンスで最高財務責任者(CFO)が今期の収益が前年に比べ拡大すると楽観的な見通しを示し、上昇した。マスメディア・娯楽のパラマウント・スカイダンス(PSKY)は合併後初の四半期決算を発表、第3四半期に動画配信事業の成長が明らかになったほか、従業員削減、コスト削減措置の目標引き上げを発表し、上昇。住宅不動産向けデジタルプラットフォーム会社のオープンドア・テクノロジーズ(OPEN)は最高経営責任者(CEO)の自社株買いが明らかになり上昇した。会員限定の高級品委託マーケットプレイスを提供するリアルリアルは(REAL)は四半期決算で再販需要が強く、通期見通しを引き上げ、上昇した。半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)はイベントで示した粗利益予想が好感され、時間外取引で買われてる。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米労働市場の減速懸念で年内利下げ観測強まる11日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円20銭から153円67銭まで下落し、154円13銭で引けた。米ADPの週次民間雇用者数で労働市場の減速が示されたため年内の利下げ観測が強まり、ドル売り圧力となった。ユーロ・ドルは1.1570ドルから1.1606ドルまで上昇し、1.1584ドルで引けた。ユーロ・円は178円26銭から178円74銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3140ドルから1.3184ドルまで上昇。ドル売りが優勢となったのち、英中銀の利下げ観測を受けたポンド売りに上値も抑制された。ドル・スイスは0.8020フランから0.7986フランまで下落した。■NY原油:堅調推移で61.04ドル、供給超過の懸念緩和で61.28ドルNY原油先物12月限は堅調推移(NYMEX原油12月限終値:61.04 ↑0.91)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比+0.91ドル(+1.51%)の61.04ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは59.66-61.28ドル。アジア市場で59.66ドルまで値を下げたが、供給超過の懸念は緩和されており、米国市場の後半にかけて61.28ドルまで反発。通常取引終了後の時間外取引では61ドル近辺で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 53.63ドル +0.21ドル(+0.39%)モルガン・スタンレー(MS) 166.50ドル +1.45ドル(+0.87%)ゴールドマン・サックス(GS)810.31ドル +13.11ドル(+1.64%)インテル(INTC) 37.88ドル -0.57ドル(-1.48%)アップル(AAPL) 275.25ドル +5.82ドル(+2.16%)アルファベット(GOOG) 291.74ドル +1.15ドル(+0.39%)メタ(META) 627.08ドル -4.68ドル(-0.74%)キャタピラー(CAT) 567.93ドル -2.92ドル(-0.51%)アルコア(AA) 37.48ドル -1.31ドル(-3.37%)ウォルマート(WMT) 103.44ドル +1.02ドル(+0.99%)
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2025/11/12 08:11