注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は下げ一服、中東情勢に警戒続く
*12:13JST 東京為替:ドル・円は下げ一服、中東情勢に警戒続く
13日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、143円56銭から142円79銭まで値を下げた。イスラエルによるイラン攻撃の準備について報じられ、株安を背景にリスク回避的な円買いが先行。その後ドル売りは一服したが、警戒感は続き下押し圧力となった。ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円79銭から143円56銭、ユーロ・円は164円94銭から166円30銭、ユーロ・ドルは1.1533ドルから1.1614ドル。【要人発言】・赤沢経済再生相「日米首脳会談は必ずあると思う」「関税措置の見直しを強く求めることは現時点でも変わらない」
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2025/06/13 12:13
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):ビジョナル、鎌倉新書、ハートシードなど
*11:50JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ビジョナル、鎌倉新書、ハートシードなど
ネクソン<3659>:2798.5円(+168.5円)大幅反発。中国のインターネット大手企業テンセントHDは成長を続けるゲーム事業の強化に向けて同社との取引を検討、買収も視野に入っていると伝わっている。創業者遺族と接触し、買収の可能性について協議を始めたとされている。遺族側はネクソン株をファミリー企業で投資会社のNXCを通じて44.4%保有しているもよう。テンセントは2019年にも買収を試みた経緯がある。買収プレミアムを期待した動きが優勢に。イオン<8267>:4436円(+152円)大幅続伸。8月末を基準日として、1:3の株式分割を実施すると発表している。株式の流動性の向上と投資家層の更なる拡大を図ることが目的としている。株式分割に伴い、期末配当金予想は20円から7円に変更、株式分割前換算での年間配当金は従来の40円から41円に小幅増配の形へ。株主優待制度も変更、株式分割後の300株未満株主にも還元サービスなどを提供する。鎌倉新書<6184>:554円(+35円)大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は2.3億円で前年同期比66.8%増となっている。据え置きの通期計画11.5億円、前期比26.2%増に対しても順調な進捗と捉えられているようだ。アセットマネジメント事業が減収となった一方、お墓、葬祭、介護、官民協働事業などは揃って2ケタの売上成長となっている。新規事業であるベル少額短期保険も順調に進行中のようだ。ビジョナル<4194>:10585円(+1237円)大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は175億円で前年同期比14.5%増となり、通期予想は従来の192億円から203億円、前期比13.8%増に上方修正している。上半期実績は前年同期比4.4%増にとどまっていたことで、上方修正にストレートな好反応をみせている。好調な市場環境なども背景に、BizReach事業を中心として計画を上振れる売上伸長となっているもよう。INPEX<1605>:2150円(+89円)大幅続伸。NY原油先物が時間外取引で急伸、一時6%超の上昇となっている。イスラエルによるイラン攻撃の可能性が指摘されていた中、テヘランの数カ所で爆音が聞かれたなどとも伝わっており、空爆が実施されたとみられている。今後の原油需給のひっ迫につながっていくとの見方が優勢に。原油高メリットが想定される同社のほか、富士石油や石油資源など石油関連株の一角に資金が向かう展開へ。GA TECH<3491>:1507円(-122円)急落。25年10月期通期の業績予想を上方修正したが、出尽くし感から売りが優勢となっている。事業利益を60.00億円から65.00億円(8.3%増)に上方修正した。AIを活用した定型業務の自動化や業務効率化により、生産性の向上が進展したほか、データ分析に基づく広告・マーケティングの最適化により、顧客獲得効率の大幅な改善も実現した。これらの施策により、全社的なコスト改善が当初想定を上回る水準で進展し、事業利益を中心に収益性の向上が見込まれるとしている。ハートシード<219A>:3750円(+700円)ストップ高。25年12月期第2四半期(中間期)の業績を発表し、好材料視されている。売上高は19.19億円(前年同期は1.53億円)と大幅増収、営業損益は8.96億円の黒字(前年同期は7.20億円の赤字)に転換した。同中間会計期間における直近の事業進捗により、ノボノルディスク・エーエスとの独占的技術提携・ライセンス契約に基づく開発マイルストンを達成した結果、マイルストン収入を収益に計上している。なお、通期業績予想については、10.10億円の営業赤字に据え置いている。タイミー<215A>:1828円(+141円)反発。25年10月期第2四半期の売上高は164.60億円(前年同期比32.2%増加)、経常利益は32.22億円(同99.3%増加)と大幅増収増益だった。人手不足を背景にマッチング事業として人材流動化を促進し、物流業や小売業の登録クライアント事業所数やアクティブアカウント数が増加しているほか、広告媒体ごとの広告市況や顧客の反応等を随時モニタリングしながらマーケティング効率の向上に努め、ワーカー向けデジタル広告によるマーケティング活動により、登録ワーカー数も大幅に増加している。
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2025/06/13 11:50
注目トピックス 市況・概況
東京為替:イスラエルによるイラン攻撃を警戒してドル売り強まる
*09:52JST 東京為替:イスラエルによるイラン攻撃を警戒してドル売り強まる
13日午前の東京市場で米ドル・円は142円90銭台で推移。イスラエルによるイラン攻撃が警戒されており、リスク回避の米ドル売り・円買いが観測された。142円80銭まで下落。ただ、原油先物は急騰しており、円買いがさらに強まる可能性は低いとの見方も出ている。ユーロ・ドルは弱含み、1.1615ドルから1.1543ドルまで下落。ユーロ・円は166円41銭から164円94銭まで値下がり。
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2025/06/13 09:52
注目トピックス 市況・概況
日経平均は266円安、寄り後は下げ幅拡大
*09:15JST 日経平均は266円安、寄り後は下げ幅拡大
日経平均は266円安(9時15分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。トランプ米政権の関税政策や米中交渉の不透明感が株価の重しとなった。また、15日から17日に開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)や、これに合わせて開かれると見られる日米首脳会談の行方を見極めたいとして、引き続き積極的な買いを見送る向きもあった。さらに、日経平均は38,000円台半ばでの上値の重さが意識され、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ダウ平均は取引開始後に250ドルを超す下げとなった後に上昇に転じており、米株価の腰の強さを確認したとの指摘があった。また、海外市場で米長期金利が低下したことが東京市場で安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を広げている。
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2025/06/13 09:15
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:ビジョナルや鎌倉新書に注目
*09:09JST 個別銘柄戦略:ビジョナルや鎌倉新書に注目
昨日12日の米株式市場でNYダウは101.85ドル高の42,967.62、ナスダック総合指数は46.60pt高の19,662.48、シカゴ日経225先物(9月減)は大阪日中比30円高の38,180円。為替は1ドル=143.50-60円。今日の東京市場では、第1四半期営業利益が66.8%増となった鎌倉新書<6184>、上期営業利益が25.5%増となった巴工業<6309>、第3四半期累計の営業利益が1.2%増と上期の4.9%減から増益に転じたJMHD<3539>、25年7月期業績予想を上方修正したビジョナル<4194>、25年7月期業績予想を修正したラクスル<4384>、東証スタンダードでは、第3四半期累計の営業利益が43.8%増と上期の15.9%増から増益率が拡大した総合商研<7850>、第3四半期累計の営業利益は10.2%減だが株主優待制度導入と配当積み増しを発表した明豊エンター<8927>などが物色されそうだ。一方、第1四半期営業損益が14.94億円の赤字となったWSCOPE<6619>、第1四半期営業利益が10.0%減となったトーホー<8142>、通期予想の営業利益に対する上期進捗率が4.5%にとどまったセルソース<4880>、営業利益が前期2.2倍に対し今期12.4%増予想と発表したラクーンHD<3031>、東証スタンダードでは、第1四半期営業損益が0.29億円の赤字となったぽお新都HD<2776>、通期予想の営業利益に対する第1四半期の進捗率が21.0%にとどまったJEH<5889>、上期営業損益が1.11億円の赤字で通期予想を未定に修正したトップカルチャ<7640>などは軟調な展開が想定される。
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2025/06/13 09:09
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の底堅さを見極め~
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の底堅さを見極め~
13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■ハイテク株の底堅さを見極め■東建コーポ、25/4営業利益 70.7%増 222億円、26/4予想 5.1%減 211億円■前場の注目材料:NEC、次期中計で10兆円視野、時価総額5兆円超え■ハイテク株の底堅さを見極め13日の日本株市場は、こう着感が強まりやすいと考えられるが、底堅さは意識される相場展開になりそうだ。12日の米国市場は、NYダウが101ドル高、ナスダックは46ポイント高だった。中東情勢の悪化を警戒した売りが先行したが、5月の米卸売物価指数(PPI)は予想を下回る伸びにとどまったことで、年内の利下げ期待が高まり、上昇に転じた。シカゴ日経225先物は大阪比30円高の38180円。円相場は1ドル=143円40銭台で推移している。日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。6月限の先物オプション特別清算指数算出(SQ)を無難に通過してくると考えられ、38000円辺りが支持線として意識されやすいだろう。週末要因から積極的な売買は手控えられそうだが、200日線に接近する局面では押し目待ち狙いの買いが入りやすいと考えられる。日経225先物はナイトセッションで節目の38000円を割り込む場面もみられたが、200日線、25日線が支持線として機能していた。中東の地政学リスクの高まりがリスク回避に向かわせやすい。米中の貿易摩擦悪化への警戒は和らいだものの依然として不透明である。また、トランプ米大統領は、輸入自動車に課している25%の追加関税をさらに引き上げる可能性を示唆した。トランプ大統領の発言に振らされやすいなかでは、上値追いを慎重にさせそうだ。なお、米国ではオラクルが予想を上回る決算や見通しが評価され、13%を超える上昇で上場来高値を更新した。AI需要の強さを示したとして、他のハイテク株に買いが波及する動きをみせており、東京市場においてもアドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の底堅さが意識されそうだ。そのほか、防衛関連への物色は根強いと考えられる反面、トランプ大統領の発言を受けて、自動車株は手掛けにくいだろう。そのほかは、AI関連などの中小型株には個人主体の資金が向かいそうだ。■東建コーポ、25/4営業利益 70.7%増 222億円、26/4予想 5.1%減 211億円東建コーポ<1766>が発表した2025年4月期業績は、売上高が前期比7.6%増の3666億4000万円、営業利益は同70.7%増の222億5800万円だった。不動産賃貸事業においては、管理物件数の増加に伴うサブリース経営代行システム(一括借り上げ制度)による入居者様からの家賃収入及び管理料収入等が増加。建設事業においては、前連結会計年度の受注高が増加したことにより、完成工事高は前年同期と比較して増加している。2026年4月期業績は、売上高が前期比5.5%増の3868億7900万円、営業利益は同5.1%減の211億3300万円を計画。■前場の注目材料・NYダウは上昇(42967.62、+101.85)・ナスダック総合指数は上昇(19662.48、+46.60)・SOX指数は上昇(5249.15、+16.62)・シカゴ日経225先物は上昇(38180、+30)・米長期金利は低下・NEC<6701>次期中計で10兆円視野、時価総額5兆円超え・三菱地所<8802>英不動産ファンド買収、欧で投資強化・H.I.S.<9603>ウーバーと提携、業務渡航・団体旅行の利便性向上・キユーピー<2809>幼児食撤退、来年8月、販売減とコスト高響く・共英製鋼<5440>ベトナムに圧延工場、一貫体制で供給拡大・メタルアート<5644>磁石レスモーター搭載の電動駆動装置・住友理工<5191>防振ゴム、レクサス「LX」に供給・豊田合成<7282>2輪用エアバッグ開発、衝突試験検証・オカダアイヨン<6294>油圧ショベル用大・小割機を開発、溶接レス・高破砕力・ニコン<7731>フィルム印刷で新ラボ、曲がるデバイス試作支援・パナソニックHD<6752>DC向け液冷ポンプ参入、寿命3倍3万時間・キヤノン<7751>SPADセンサー開発、高照度撮影の白飛び解消・富士通<6702>7月に新興ファンド2号、総額150億円・東ソー<4042>山口に合成ゴム新工場、750億円投資・西部ガス<9536>e-メタン地産地消、西部ガスなど、北九州で実証開始・中部電力<9502>水を張らずにコメ栽培、愛知で実証☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・特になし
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2025/06/13 08:42
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いが拡大する可能性は低い見通し
*08:15JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いが拡大する可能性は低い見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。ただ、その後は上げ渋っている。欧州中央銀行(ECB)による利下げサイクルは終了したが、ユーロ圏経済の先行き不安が一段と強まる可能性は低いため、リスク回避的なユーロ売り・円買いが拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・米国の関税措置・米長期金利の高止まり・欧州諸国の政治不安【ユーロ買い要因】・米長期金利の低下・ECBの金融緩和サイクルは終了との見方・欧州諸国の財政拡大計画
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2025/06/13 08:15
注目トピックス 市況・概況
12日の米国市場ダイジェスト:NYダウは101ドル高、PPI受け利下げ期待強まる
*08:09JST 12日の米国市場ダイジェスト:NYダウは101ドル高、PPI受け利下げ期待強まる
■NY株式:NYダウは101ドル高、PPI受け利下げ期待強まる米国株式市場は反発。ダウ平均は101.85ドル高の42967.62ドル、ナスダックは46.60ポイント高の19662.48で取引を終了した。中東情勢の悪化を警戒し、寄り付き後、下落。その後、生産者物価指数(PPI)が消費者物価指数(CPI)に続きインフレ鈍化のあらたな証拠となったほか、失業保険申請件数の増加で労働市場の減速を背景に利下げ期待が高まり、買いに転じた。終日買戻しが続き堅調に推移し、終了。セクター別ではソフトウエア・サービス、保険が上昇した一方で、自動車・自動車部品が下落した。ソフトウエア・メーカーのオラクル(ORCL)は好決算を受け、アナリストが投資判断を引き上げ、上昇。ヘルスケア事業者と製造者にサービスを提供するカーディナルヘルス(CAH)は通期の調整後1株当たり利益見通しや長期成長目標の引き上げが好感され、上昇。フィンテックのチャイム・ファィナンシャル(CHYM)はナスダック上場初日、上場価格を上回る水準で取引を開始し、好調なスタートを切った。航空機メーカーのボーイング(BA)はエア・インディアが運航する同社最新鋭ワイドボディ旅客機「787ドリームライナー」墜落事故を嫌気し、売られた。ゼネラル・エレクトリック(GE)も事故機に同社のエンジンが搭載されていたため、下落。ゲーム販売会社のゲームストップ(GME)は17.5億ドル規模の転換社債発行計画を発表し、下落した。ソフトウエアメーカーのアドビ(ADBE)は取引終了後に第2四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益が予想を上回り、時間外取引で買われたのち、売りに転じている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米PPIや新規失業保険申請件数を受けて利下げ観測強まる12日のニューヨーク外為市場でドル・円は143円19銭まで下落後、143円90銭まで上昇し、143円55銭で引けた。米5月生産者物価指数(PPI)が予想を下回りインフレ鈍化のあらたな証拠となったほか、先週分新規失業保険申請件数が前回から減少予想に反し同水準にとどまり労働市場の減速懸念に利下げ観測が強まりドル売りに拍車がかかった。ユーロ・ドルは1.1631ドルまで上昇後1.1562ドルまで反落し、1.1580ドルで引けた。ユーロ・円は166円74銭へ上昇後、166円12銭まで反落。中東地政学的リスク上昇懸念でリスク回避の動きに上値が抑制された。ポンド・ドルは1.3580ドルから1.3624ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8103フランまで下落後、0.8142フランまで反発した。■NY原油:伸び悩みで66.64ドル、中東情勢の悪化を警戒した買いは一巡NY原油先物8月限は伸び悩み(NYMEX原油8月限終値:66.64 ↓0.26)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比-0.26ドル(-0.39%)の66.64ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは65.51ドル-67.93ドル。中東情勢の悪化を警戒した買いは一巡したが、イスラエルによるイラン攻撃のリスクは除去されていない。通常取引終了後の時間外取引では主に66ドル台後半で推移した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 44.62ドル -0.11ドル(-0.24%)モルガン・スタンレー(MS) 131.92ドル +0.11ドル(+0.08%)ゴールドマン・サックス(GS)625.11ドル +0.94ドル(+0.15%)インテル(INTC) 20.77ドル +0.09ドル(+0.43%)アップル(AAPL) 199.20ドル +0.42ドル(+0.21%)アルファベット(GOOG) 176.97ドル -1.82ドル(-1.01%)メタ(META) 693.36ドル -0.78ドル(-0.11%)キャタピラー(CAT) 360.96ドル -2.18ドル(-0.60%)アルコア(AA) 28.86ドル +0.12ドル(+0.41%)ウォルマート(WMT) 94.83ドル -0.97ドル(-1.01%)
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2025/06/13 08:09
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:中東情勢の悪化を警戒してリスク選好的な為替取引は縮小する可能性
*08:09JST 今日の為替市場ポイント:中東情勢の悪化を警戒してリスク選好的な為替取引は縮小する可能性
12日のドル・円は、東京市場では144円57銭から143円64銭まで下落。欧米市場では143円94銭まで買われた後、143円19銭まで反落し、143円50銭で取引終了。本日13日のドル・円は主に143円台で推移か。中東情勢の悪化が警戒されており、リスク選好的な為替取引は縮小する可能性がある。報道によると、トランプ米大統領は6月12日、記者団に対して「イスラエルによるイラン攻撃は差し迫っているとは言いたくないが、十分起こり得ることのように見える」、「イランが核兵器を開発することは許されない」と伝えた。国際原子力機関(IAEA)は12日、「イランが核不拡散義務に違反している」との非難決議を採択したが、これに対してイランは対抗措置を発表している。なお、米国とイランは15日にイランの核開発問題を巡る6回目の協議を行う予定となっており、協議の結果が大いに注目されそうだ。
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2025/06/13 08:09
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か
本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買い交錯を見込む。前日12日のダウ平均は101.85ドル高の42967.62ドル、ナスダックは46.60pt高の19662.48ptで取引を終了した。中東情勢の悪化を警戒し、寄り付き後、下落。その後、生産者物価指数(PPI)が消費者物価指数(CPI)に続きインフレ鈍化のあらたな証拠となったほか、失業保険申請件数の増加で労働市場の減速を背景に利下げ期待が高まり、買いに転じた。終日買戻しが続き堅調に推移し、終了。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買い交錯を見込む。米国株高に加え、SQでの中心限月の移行がスムーズに進んだと思われることから、波乱の可能性は少なそうだ。下値サポートの5日移動平均線を割り込まない限りは買い優勢が予想されるものの、中東情勢や米中協議などへの警戒感も強いことから、週末のポジション調整の動きも見込まれ、売り買い交錯が視野に入る。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物(9月限)は前営業日日中終値比変わらずの758ptで終えている。上値のメドは765pt、下値のメドは750ptとする。
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2025/06/13 08:05
注目トピックス 市況・概況
NY原油:伸び悩みで66.64ドル、中東情勢の悪化を警戒した買いは一巡
*07:36JST NY原油:伸び悩みで66.64ドル、中東情勢の悪化を警戒した買いは一巡
NY原油先物8月限は伸び悩み(NYMEX原油8月限終値:66.64 ↓0.26)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比-0.26ドル(-0.39%)の66.64ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは65.51ドル-67.93ドル。中東情勢の悪化を警戒した買いは一巡したが、イスラエルによるイラン攻撃のリスクは除去されていない。通常取引終了後の時間外取引では主に66ドル台後半で推移した。
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2025/06/13 07:36
注目トピックス 市況・概況
NY金:大幅高で3402.40ドル、中東情勢の悪化を警戒
*07:33JST NY金:大幅高で3402.40ドル、中東情勢の悪化を警戒
NY金先物8月限は大幅高(COMEX金8月限終値:3402.40 ↑58.70)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前営業日比+58.70ドル(+1.76%)の3402.40ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは3358.50-3419.80ドル。中東情勢の悪化が警戒されており、一時3419.80ドルまで一段高となった。
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2025/06/13 07:33
注目トピックス 市況・概況
今日の注目スケジュール:鉱工業生産、欧ユーロ圏貿易収支、欧ユーロ圏鉱工業生産指数など
*06:30JST 今日の注目スケジュール:鉱工業生産、欧ユーロ圏貿易収支、欧ユーロ圏鉱工業生産指数など
<国内>10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年、残存10-25年)(日本銀行)13:30 設備稼働率(4月) -2.4%13:30 第3次産業活動指数(4月) 0.2% -0.3%13:30 鉱工業生産(4月) -0.9%東京都議選2025告示(22日投開票)<海外>15:00 独・CPI(5月) 0.1% 0.1%18:00 欧・ユーロ圏貿易収支(4月) 368億ユーロ18:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(4月) 2.6%21:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(4月) 0.3%23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(6月) 52.0 52.2印・外貨準備高(先週)印・輸出(5月、16日までに) 9.0%印・輸入(5月、16日までに) 19.1%印・貿易収支(5月、16日までに) -230.0億ドル -264.2億ドル注:数値は市場コンセンサス、前回数値
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2025/06/13 06:30
注目トピックス 市況・概況
NY為替:米PPIや新規失業保険申請件数を受けて利下げ観測強まる
*06:12JST NY為替:米PPIや新規失業保険申請件数を受けて利下げ観測強まる
12日のニューヨーク外為市場でドル・円は143円19銭まで下落後、143円90銭まで上昇し、143円55銭で引けた。米5月生産者物価指数(PPI)が予想を下回りインフレ鈍化のあらたな証拠となったほか、先週分新規失業保険申請件数が前回から減少予想に反し同水準にとどまり労働市場の減速懸念に利下げ観測が強まりドル売りに拍車がかかった。ユーロ・ドルは1.1631ドルまで上昇後1.1562ドルまで反落し、1.1580ドルで引けた。ユーロ・円は166円74銭へ上昇後、166円12銭まで反落。中東地政学的リスク上昇懸念でリスク回避の動きに上値が抑制された。ポンド・ドルは1.3580ドルから1.3624ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8103フランまで下落後、0.8142フランまで反発した。
<MK>
2025/06/13 06:12
注目トピックス 市況・概況
NY株式:NYダウは101ドル高、PPI受け利下げ期待強まる
*05:44JST NY株式:NYダウは101ドル高、PPI受け利下げ期待強まる
米国株式市場は反発。ダウ平均は101.85ドル高の42967.62ドル、ナスダックは46.60ポイント高の19662.48で取引を終了した。中東情勢の悪化を警戒し、寄り付き後、下落。その後、生産者物価指数(PPI)が消費者物価指数(CPI)に続きインフレ鈍化のあらたな証拠となったほか、失業保険申請件数の増加で労働市場の減速を背景に利下げ期待が高まり、買いに転じた。終日買戻しが続き堅調に推移し、終了。セクター別ではソフトウエア・サービス、保険が上昇した一方で、自動車・自動車部品が下落した。ソフトウエア・メーカーのオラクル(ORCL)は好決算を受け、アナリストが投資判断を引き上げ、上昇。ヘルスケア事業者と製造者にサービスを提供するカーディナルヘルス(CAH)は通期の調整後1株当たり利益見通しや長期成長目標の引き上げが好感され、上昇。フィンテックのチャイム・ファィナンシャル(CHYM)はナスダック上場初日、上場価格を上回る水準で取引を開始し、好調なスタートを切った。航空機メーカーのボーイング(BA)はエア・インディアが運航する同社最新鋭ワイドボディ旅客機「787ドリームライナー」墜落事故を嫌気し、売られた。ゼネラル・エレクトリック(GE)も事故機に同社のエンジンが搭載されていたため、下落。ゲーム販売会社のゲームストップ(GME)は17.5億ドル規模の転換社債発行計画を発表し、下落した。ソフトウエアメーカーのアドビ(ADBE)は取引終了後に第2四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益が予想を上回り、時間外取引で買われたのち、売りに転じている。(Horiko Capital Management LLC)
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2025/06/13 05:44
注目トピックス 市況・概況
6月12日のNY為替概況
*04:00JST 6月12日のNY為替概況
12日のニューヨーク外為市場でドル・円は143円19銭まで下落後、143円90銭まで上昇し、引けた。米5月生産者物価指数(PPI)が予想を下回りインフレ鈍化のあらたな証拠となったほか、先週分新規失業保険申請件数が前回から減少予想に反し増加し労働市場の減速懸念に利下げ観測が強まりドル売りに拍車がかかった。ユーロ・ドルは1.1631ドルまで上昇後1.1562ドルまで反落し、引けた。ユーロ・円は166円74銭へ上昇後、166円12銭まで反落。中東地政学的リスク上昇懸念でリスク回避の動きに上値が抑制された。ポンド・ドルは1.3580ドルから1.3624ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8103フランまで下落後、0.8142フランまで反発した。[経済指標]・米・5月生産者物価指数:前月比+0.1%(予想:+0.2%、4月:-0.2%←-0.5%)・米・5月生産者物価コア指数:前月比+0.1%(予想:+0.3%、4月:-0.2%←-0.4%)・米・5月生産者物価指数:前年比+2.6%(予想:+2.6%、4月:+2.5%←+2.4%)・米・5月生産者物価コア指数:前年比+3.0%(前年比予想3.1%、4月+3.2%←+3.1%)・米・先週分新規失業保険申請件数(6/7):24.8万件(予想:24.2万件、前回:24.8万件←24.7万件・米・失業保険継続受給者数(5/31):195.6万人(予想191万人、前回190.2万人←190.4万人)
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2025/06/13 04:00
注目トピックス 市況・概況
[通貨オプション]OP買い再開、リスク警戒感が強まる
*03:33JST [通貨オプション]OP買い再開、リスク警戒感が強まる
ドル・円オプション市場で変動率は上昇。リスク警戒感が強まりオプション買いが再開した。リスクリバーサルでは円コールスプレッドが拡大。ドル・円下値ヘッジ目的の円コール買いが強まった。■変動率・1カ月物10.05%⇒10.50%(08年=31.044%)・3カ月物10.26%⇒10.65%(08年=31.044%)・6か月物10.32%⇒10.59%(08年=23.915%)・1年物10.12%⇒10.30%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+1.28%⇒+1.61%(08年10/27=+10.63%)・3カ月物+1.52%⇒+1.73%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+1.47%⇒+1.63%(08年10/27=+10.70%)・1年物+1.37%⇒+1.46%(08年10/27=+10.71%)
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2025/06/13 03:33
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル・円143円台半ばで戻り鈍い、米30年債入札は好調
*02:16JST NY外為:ドル・円143円台半ばで戻り鈍い、米30年債入札は好調
米財務省は220億ドル規模の30年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは4.844%ととなった。テイルはマイナス1.5ベーシスポイント(bps)。過去6回入札平均はプラス0.1bps。応札倍率は2.43倍と、過去6回入札平均の2.39倍を上回り需要は強かった。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は65.2%。過去6回入札平均の63.2%を上回った。外国資本の需要も回復、堅調な入札結果を受け、米国債相場は続伸。10年債利回りは4.35%で推移した。ドル・円は143円57銭で戻りが鈍い展開となった。
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2025/06/13 02:16
注目トピックス 市況・概況
NY外為:BTC反落、中東地政学的リスク警戒か
*00:25JST NY外為:BTC反落、中東地政学的リスク警戒か
暗号通貨のビットコイン(BTC)は反落し、10.7万ドル台で推移した。状況次第でイランが域内の米国の軍地基地を攻撃すると警告、米国がイラク大使館の職員避難を推奨するなど、中東の地政学的リスク上昇でリスク資産売りが優勢となっており、暗号資産も利益確定売りが先行した可能性がある。
<KY>
2025/06/13 00:25
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル指数22年来の安値更新後は売り一服、米長期金利が下げ止まる
*23:32JST NY外為:ドル指数22年来の安値更新後は売り一服、米長期金利が下げ止まる
NY外為市場でドル指数は米生産者物価指数を受けて97.60まで下落し、2022年来の安値を更新後、ドル売りが一服した。長期金利が下げ止まった。米10年債利回りは4.39%まで低下後、4.38%まで上昇。ドル・円は143円74銭から143円19銭まで下落後、143円67銭へ戻した。ユーロ・ドルは1.1632ドルまで上昇し21年10月来の高値を更新後、1.1580ドルまで反落。ポンド・ドルは1.3624ドルまで上昇し、22年2月来の高値を更新後、1.3602ドルで伸び悩んだ。
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2025/06/12 23:32
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米5月PPIは予想下振れ、失業保険継続受給者数は21年来で最高、ドル続落
*22:12JST 【市場反応】米5月PPIは予想下振れ、失業保険継続受給者数は21年来で最高、ドル続落
米国労働省が発表した5月生産者物価指数(PPI)は前月比+0.1%となった。伸3カ月ぶりのプラスとなったが、予想+0.2%は下回った。前年比では+2.6%と、4月+2.5%から伸びが拡大。変動の激しい食品や燃料を除いたコア指数は前月比+0.1%と、4月-0.2%からプラス改善も予想を下回った。前年比では+3.0%と、4月+3.2%から予想以上に鈍化し、昨年8月来で最低の伸びとなった。先週分新規失業保険申請件数(6/7)は前回から横ばいの24.8万件と予想24.2万件を上回り24年10月来で最高水準を維持。失業保険継続受給者数(5/31)も195.6万人と、前回190.2万人から予想以上に増加し21年11月来で最高となった。PPIが予想を下回ったほか、失業保険継続受給者数の増加で米国債相場は上昇。10年債利回りは4.34%まで低下した。ドル売りが優勢となり、ドル・円は143円75銭から143円19銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1587ドルから1.1631ドルまで上昇、ポンド・ドルは1.3580ドルから1.3624ドルまで上昇した。【経済指標】・米・5月生産者物価指数:前月比+0.1%(予想:+0.2%、4月:-0.2%←-0.5%)・米・5月生産者物価コア指数:前月比+0.1%(予想:+0.3%、4月:-0.2%←-0.4%)・米・5月生産者物価指数:前年比+2.6%(予想:+2.6%、4月:+2.5%←+2.4%)・米・5月生産者物価コア指数:前年比+3.0%(前年比予想3.1%、4月+3.2%←+3.1%)・米・先週分新規失業保険申請件数(6/7):24.8万件(予想:24.2万件、前回:24.8万件←24.7万件・米・失業保険継続受給者数(5/31):195.6万人(予想191万人、前回190.2万人←190.4万人)
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2025/06/12 22:12
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円はじり安、ユーロ・ドルは1.16ドル台
*20:07JST 欧州為替:ドル・円はじり安、ユーロ・ドルは1.16ドル台
欧州市場でドル・円はじり安となり、143円40銭まで下げ本日安値を更新した。米10年債利回りの低下を受けドル売りは止まらず、ユーロ・ドルは1.16ドル台に浮上している。一方、ユーロ・円は米株式先物の下げ幅拡大で上昇一服も、高値圏を維持。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円40銭から143円94銭、ユーロ・円は165円75銭から166円45銭、ユーロ・ドルは1.1523ドルから1.1610ドル。
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2025/06/12 20:07
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は弱含み、ユーロ・ドルは一段高
*19:26JST 欧州為替:ドル・円は弱含み、ユーロ・ドルは一段高
欧州市場でドル・円は弱含み、143円50銭台に値を下げた。ドル売り地合いを強め、ユーロ・ドルは1.1580ドル付近と、1.16ドルを目指す展開。ポンドや豪ドルも対ドルで一段高。欧米株価指数は軟調も、ユーロ・円は堅調で166円台に浮上している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円56銭から143円94銭、ユーロ・円は165円75銭から166円45銭、ユーロ・ドルは1.1523ドルから1.1588ドル。
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2025/06/12 19:26
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は安値もみ合い、ドル売り継続
*18:15JST 欧州為替:ドル・円は安値もみ合い、ドル売り継続
欧州市場でドル・円は144円80銭付近と、安値圏でのもみ合いが続く。米インフレ鈍化の思惑と高関税政策への警戒感でドル売りに振れやすく、ユーロ・ドルは1.15ドル台半ばに浮上。一方、欧州株式市場で主要指数はおおむね弱含み、円買い地合いに。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円75銭から143円94銭、ユーロ・円は165円75銭から166円14銭、ユーロ・ドルは1.1523ドルから1.1554ドル。
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2025/06/12 18:15
注目トピックス 市況・概況
日経平均テクニカル: 5日ぶり反落、終値は5日線上方をキープ
*18:15JST 日経平均テクニカル: 5日ぶり反落、終値は5日線上方をキープ
12日の日経平均は5営業日ぶりに反落した。ローソク足は3本連続で陰線を引いたが、上昇中の5日移動平均線上方で大引けを迎え、4日続伸後のスピード調整的の範囲内の軟化となった。一方、一目均衡表は明日13日に変化日を迎える。現在まで三役好転下の買い手優勢の形状を保ってきた反面、遅行線の強気シグナルが応当日株価上昇で縮小基調にあり、相場が上下どちらかに急速に水準を変える可能性にも留意したい。
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2025/06/12 18:15
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、米インフレ鈍化と米関税政策でドル売り
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、米インフレ鈍化と米関税政策でドル売り
12日の欧米外為市場では、ドル・円は弱含む展開を予想したい。米インフレ指標の鈍化が続けば、米追加利下げ観測により金利安・ドル安の展開に。また、米トランプ政権の強硬な高関税政策が警戒され、ドル売りに振れやすい地合いとなりそうだ。前日発表された米消費者物価指数(CPI)はコア指数も含め予想ほど加速せず、インフレ鈍化を裏づけた。それを受け米連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的な政策姿勢への思惑から米金利安・ドル安に振れ、ユーロ・ドルは1.1430ドル付近から1.15付近に強含み、ドル・円は145円50銭付近から144円30銭付近に1円超も値を下げた。本日アジア市場でトランプ米大統領の関税政策に関する発信で、ドル・円は144円を割り込んだ。この後の海外市場は引き続き米インフレが注目材料。今晩の生産者物価指数(PPI)は前回を上回ると予想されるが、CPI同様に鈍化を示す内容となれば、FRBの緩和シナリオに傾き一段の金利安・ドル安を後押ししよう。一方、米中貿易協議の合意はドル買い材料だが、詳細を見極めたいムードが広がるなか強いドル買い材料にはなりにくく、米高関税政策の強硬姿勢はドル売り要因に。また、中東の地政学リスクを受けた円買いもドルの下押し圧力になる。【今日の欧米市場の予定】・21:30 米・5月生産者物価コア指数(予想:前年比+3.1%、4月:+3.1%)・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:24.2万件、前回:24.7万件)
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2025/06/12 17:25
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は軟調、ドル売り圧力継続
*17:17JST 東京為替:ドル・円は軟調、ドル売り圧力継続
12日の東京市場でドル・円は軟調。米インフレ指標の鈍化とトランプ政権の高関税政策への強硬姿勢でドル買いが先行し、144円54銭から下落基調に。143円台の買戻しでやや持ち直す場面もあったが、午後はドル売り再開により143円63銭まで値を下げた。・ユーロ・円は166円05銭から165円49銭まで下落。・ユーロ・ドルは1.1487ドルから1.1532ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値38,324.93円、高値38,407.57円、安値38,102.05円、終値38,173.09円(前日比248.10円安)・17時時点:ドル・円143円80-90銭、ユーロ・円165円80-90銭【要人発言】・中国商務省報道官「レアアース管理に関するコミュニケーションを強化へ」「レアアース輸出許可の発給を継続して拡大」・リーブス英財務相「歳出計画は財源を確保しており、財政規律とも整合的」・イラン革命防衛隊「いかなるシナリオにも対応する準備、軍事戦略も」・トランプ米大統領「現在は日本と韓国と交渉中」「貿易交渉の期限延長の用意はあるが、必要とは考えていない」「EUは交渉を望んでいる」「2週間以内に一方的に関税率を設定する」【経済指標】・日・4-6月期景況判断BSI大企業全産業:-1.9(前回:2.0)・英・4月鉱工業生産:前月比-0.6%(予想:-0.5%、3月:-0.7%)・英・4月商品貿易収支:-232.06億ポンド(予想:-207億ポンド、3月:-198.69億ポンド)
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2025/06/12 17:17
注目トピックス 市況・概況
当然の一服、SQ通過後は押し目狙いの買いが入りやすく【クロージング】
*16:50JST 当然の一服、SQ通過後は押し目狙いの買いが入りやすく【クロージング】
12日の日経平均は5営業日ぶりに反落。248.10円安の38173.09円(出来高概算15億2000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で主要株価指数が下落したことや円安が一服していることから、当面の利益を確保する売りが先行。前場終盤にかけて下げ幅を広げ、38102.05円まで水準を切り下げた。トランプ米大統領は「2週間以内に一方的に関税率を設定する」と米メディアが報じたことで、積極的な売買は手控えられ、売り一巡後は38100円~38200円辺りでのこう着が続いた。東証プライム市場の騰落銘柄数は、値下がり銘柄が全体の6割を占めた。セクター別では、石油石炭、鉱業、機械、銀行、その他製品など12業種が上昇。一方、サービス、輸送用機器、化学、ガラス土石、金属製品など20業種が下落。その他金融が変わらずだった。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、KDDI<9433>、コナミG<9766>、ニトリHD<9843>、三菱重<7011>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、TDK<6762>、信越化<4063>、アドバンテス<6857>が軟調だった。前日の米国市場は、中東情勢の緊迫化などを背景に売りが先行し、主要な株価指数は下落。東京市場にもこの流れが波及する形になった。さらに前述の通り、トランプ米大統領が「2週間以内に一方的に関税率を設定する」と米メディアが報じたことで、関税政策に対する懸念から円相場が円高に振れたことも投資マインドを悪化させ、日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。連日の株価上昇の反動から、当然の一服と言えるだろう。明日は6月限のメジャーSQとなるが、38000円を上回っての着地になるとみられ、SQ通過後は押し目狙いの買いが入りやすくなりそうだ。また、G7サミットを控えるなか、日米首脳会談での関税交渉への期待感から仕掛け的な売りは入りにくいと考えられる。SQ値を上回っての推移をみせてくることができれば、センチメント改善につながるだろう。中東の地政学リスクの高まりは警戒されるものの、防衛関連への物色は材料株ではなく、三菱重など主力大型株が中心になっており、地合いは悪くない。
<CS>
2025/06/12 16:50
注目トピックス 市況・概況
日経VI:上昇、株価下落で警戒感広がる
*16:35JST 日経VI:上昇、株価下落で警戒感広がる
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は12日、前日比+0.72(上昇率3.16%)の23.52と上昇した。なお、高値は24.13、安値は22.72。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。市場では、15日から17日に開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)や、これに合わせて開かれると見られる日米首脳会談の行方を見極めたいとする向きが多い中、今日は取引開始後に株価が軟調な動きとなったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは概ね昨日の水準を上回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<SK>
2025/06/12 16:35
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物概況:方向感乏しく3日ぶりに反落
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:方向感乏しく3日ぶりに反落
6月12日の東証グロース市場250指数先物(6月限)は前営業日比1pt安の765pt。なお、高値は769pt、安値は763pt、日中取引高は3267枚。前日11日の米国市場のダウ平均は小幅反落。対中通商の合意成立を好感し、寄り付き後、上昇。消費者物価指数(CPI)も予想を下回る伸びに留まり年内の利下げ期待を受けて、続伸した。終盤にかけて、イランが地域の基地攻撃を警告、イラク大使館員の避難が報じられると中東地政学的リスクを警戒し、下落に転じ終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比1pt高の767ptからスタートした。朝方は堅調な始まりとなったものの、上値が重く、小動きながら徐々に値を消す展開。東京市場全体が弱含む中、相対的な強さは維持したものの、利食い売り圧力も高く、伸び悩む格好となった。一方で、5日移動平均線のサポートが意識され、下値を売り込むこともなく、方向感の乏しい動きが継続。引けにかけてやや値を戻し、3日ぶりの反落となる765ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、GENDA<9166>やSyns<290A>などが下落した。
<SK>
2025/06/12 16:30