注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、米インフレ再加速も政策運営を見極め *17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、米インフレ再加速も政策運営を見極め 11日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米消費者物価指数(CPI)が堅調なら、米金利高・ドル高の見通し。ただ、米中貿易協議の合意内容や米高関税政策への差し止め命令の行方を見極めようと、ドル買いは限定的となろう。前日は重要経済指標の発表が予定されず、英国で開催中の米中貿易協議の行方が注目された。ただ、特に進展はみられず、調整に伴うドルの売り買いでもみ合う展開に。米長期金利の上昇に伴うドル買いが目立ち、ユーロ・ドルは1.1440ドル台から1.1410ドル台に軟化、ドル・円は144円40銭台から145円付近に浮上した。本日アジア市場で米中協議の合意が伝えられるとドル買い・円売りが強まり、ドル・円は一時145円10銭台に浮上した。この後の海外市場は米インフレ指標が注目材料。今晩の消費者物価指数(CPI)はコア指数も含め前回から伸びが加速するとみられ、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的な政策姿勢への思惑後退が予想される。その際には米金利高・ドル高に振れやすい展開となりそうだ。ただ、生産者物価指数(PPI)を控え、過度なドル買いは抑制されよう。一方、米中交渉の合意内容を見極めるムードに。また、高関税政策の訴訟問題も注目され、ドル買いは限定的とみる。【今日の欧米市場の予定】・21:30 米・5月消費者物価コア指数(予想:前年比+2.9%、4月:+2.8%)・03:00 米・5月財政収支(4月:+2584億ドル) <CS> 2025/06/11 17:25 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小じっかり、午後は145円台中心 *17:15JST 東京為替:ドル・円は小じっかり、午後は145円台中心 11日の東京市場でドル・円は小じっかり。米中貿易協議の合意は好感されたが、合意内容が不透明でドル売りが強まり、一時144円65銭まで下落。その後は徐々にドルが買い戻され、持ち直す展開に。午後はドル買い基調を維持し、145円24銭まで上昇した。・ユーロ・円は165円81銭から165円38銭まで下落。・ユーロ・ドルは1.1439ドルから1.1405ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値38,431.10円、高値38,529.64円、安値38,288.28円、終値38,421.19円(前日比209.68円高)・17時時点:ドル・円145円00-10銭、ユーロ・円165円70-80銭【要人発言】・カザークス・ラトビア中銀総裁「2%のインフレ維持には微調整のために追加利下げが必要となる可能性」「市場があと1回程度の利下げを織り込むのはベースラインから外れていない」「利下げの微調整は経済の展開次第で大きく左右される」・中国外務省報道官「ロンドンでの米中協議に関して提供できる情報はない」・ラトニック米商務長官「米中協議ではジュネーブ合意実施の枠組みで合意」「トランプ米大統領が承認すれば実施へ」「レアアースを巡る問題は解決されると見込む」【経済指標】・日・5月国内企業物価指数:前年比+3.2%(予想:+3.5%、4月:+4.0%→+4.1%) <TY> 2025/06/11 17:15 注目トピックス 市況・概況 日経VI:小幅に低下、株価底堅く警戒感はやや緩和 *16:35JST 日経VI:小幅に低下、株価底堅く警戒感はやや緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は11日、前日比-0.15(低下率0.65%)の22.80と低下した。なお、高値は23.10、安値は22.58。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。市場では、米中貿易協議の行方や、15日から17日に開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせて開かれると見られる日米首脳会談を前に市場心理が一方向に大きく傾きにくい状況が継続し、日経VIは午前の時間帯は昨日の水準近辺での動きとなった。午後は株価の下値が堅いことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや緩和。日経VIは昨日の水準を小幅に下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2025/06/11 16:35 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物概況:買いニーズ強く3日続伸 *16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:買いニーズ強く3日続伸 6月11日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比5pt高の766pt。なお、高値は772pt、安値は761pt、日中取引高は4217枚。前日10日の米国市場のダウ平均は反発。対中通商協議の行方を睨み寄り付き後、小幅高。協議の進展期待を受けた買いに加え長期金利の低下も支援し、相場は終日底堅く推移した。終盤にかけて、商務長官が協議を巡り「順調に進行している」とし、本日中にも終了することを期待していると言及すると、楽観的見方が一段と強まり、一段高となり終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比2pt高の763ptからスタートした。米国の株高や長期金利低下、円安など良好な外部環境を背景に、日本市場全体が買い優勢で推移。米中首脳会談期待などにより関税懸念が後退する中、個人投資家の物色意欲も高まり、グロース市場は底堅い値動きとなった。後場に入り、米5月消費者物価コア指数の発表を前に、持ち高調整の売りが観測されたものの、買いニーズは強く、3日続伸となる765ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアルHD<141A>やジーエヌアイ<2160>などが上昇した。 <SK> 2025/06/11 16:30 注目トピックス 市況・概況 38500円台を回復した後はこう着相場に【クロージング】 *16:29JST 38500円台を回復した後はこう着相場に【クロージング】 11日の日経平均は4営業日続伸。209.68円高の38421.19円(出来高概算16億1000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が上昇した流れから値がさ半導体株などが買われ、取引開始直後には38529.64円まで値を上げた。ただ、節目の38500円水準では利益確定の売りが入りやすく、買いが一巡した後はこう着感が強まった。また、「米連邦高裁が、トランプ政権の関税措置について、当面継続することを認めた」と米メディアが報じたこともやや投資マインドを悪化させた。5月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることもあって様子見ムードが強まった。東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が1100を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、パルプ紙、金属製品、サービス、化学、鉱業など19業種が上昇。一方、その他製品、保険、非鉄金属、空運など14業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、TDK<6762>、信越化<4063>が堅調だった半面、コナミG<9766>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、バンナムHD<7832>が軟調だった。前日の米国市場では、台湾積体電路製造(TSMC)の5月の月次売上高が好調だったことからハイテク株が買われており、東京市場もこの流れを引き継ぐ格好になった。米国と中国の代表団がロンドンで行った貿易協議で、先月スイスのジュネーブで合意した内容を実行に移すことで、貿易摩擦を緩和する枠組みに原則合意したことから、対中半導体輸出規制緩和への期待も相場を後押しし、日経平均の上げ幅は一時300円を超えた。米中合意を好感する形で上昇したが、具体的な内容は不明なうえ、米中トップがどのような判断を示すのか予断を許さない状況である。また、日米通商交渉もどのような形でまとまるのか見極めたいとろである。さらに、米国ではCPIの発表が控えていたこともあり、想定内のこう着といったところだろう。これらイベントを無難に通過してくるようだと、節目の38500円突破を意識した相場展開がみえてきそうだ。 <CS> 2025/06/11 16:29 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小動き、欧州勢の参入待ち *16:00JST 東京為替:ドル・円は小動き、欧州勢の参入待ち 11日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、145円10銭付近でのもみ合いが続く。米中協議の合意もドル買いは限定的で、欧州勢の参入待ち。一方、日経平均株価は堅調だが、時間外取引の米株式先物は弱含み、株価にらみの円売りは小幅にとどまる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円65銭から145円15銭、ユーロ・円は165円39銭から165円81銭、ユーロ・ドルは1.1406ドルから1.1439ドル。 <TY> 2025/06/11 16:00 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:その他製品が下落率トップ *15:49JST 東証業種別ランキング:その他製品が下落率トップ その他製品が下落率トップ。そのほか保険業、非鉄金属、空運業、電力・ガス業なども下落。一方、パルプ・紙が上昇率トップ。そのほか金属製品、サービス業、化学工業、鉱業なども上昇。業種名/現在値/前日比(%)1. パルプ・紙 / 508.91 / 1.942. 金属製品 / 1,475.55 / 1.403. サービス業 / 3,109.47 / 1.354. 化学工業 / 2,325.85 / 1.055. 鉱業 / 601.4 / 1.036. 石油・石炭製品 / 1,670.05 / 0.947. 鉄鋼 / 678.39 / 0.898. ガラス・土石製品 / 1,339.28 / 0.819. 精密機器 / 10,890.05 / 0.7010. 電気機器 / 4,926.41 / 0.6911. 卸売業 / 3,773.23 / 0.6112. ゴム製品 / 4,461.19 / 0.5213. 情報・通信業 / 6,514.35 / 0.4314. 水産・農林業 / 566.14 / 0.3015. 小売業 / 2,033.18 / 0.2316. 繊維業 / 774.55 / 0.2117. 医薬品 / 3,454.56 / 0.1018. 陸運業 / 2,022.23 / 0.0719. 食料品 / 2,276.78 / 0.0520. その他金融業 / 1,003.35 / -0.0521. 輸送用機器 / 4,237.57 / -0.0722. 海運業 / 1,774.12 / -0.1623. 証券業 / 601.7 / -0.2724. 不動産業 / 2,043.16 / -0.4725. 倉庫・運輸関連業 / 3,905.23 / -0.5026. 建設業 / 1,936.74 / -0.5527. 機械 / 3,424.59 / -0.6228. 銀行業 / 380.62 / -0.6429. 電力・ガス業 / 470.88 / -0.8130. 空運業 / 233.21 / -1.1631. 非鉄金属 / 1,661.86 / -1.3232. 保険業 / 2,798.63 / -1.7233. その他製品 / 6,798.9 / -2.36 <CS> 2025/06/11 15:49 注目トピックス 市況・概況 6月11日本国債市場:債券先物は139円34銭で取引終了 *15:43JST 6月11日本国債市場:債券先物は139円34銭で取引終了 [今日のまとめ]<円債市場>長期国債先物2025年6月限寄付139円18銭 高値139円37銭 安値139円16銭 引け139円34銭2年 472回  0.747%5年 178回  1.015%10年 378回  1.451%20年 192回  2.372%11日の債券先物6月限は139円18銭で取引を開始し、139円34銭で引けた。<米国債概況>2年債は4.02%、10年債は4.49%、30年債4.95%近辺で推移。債権利回りは上昇。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.53%、英国債は英国債は4.54%、オーストラリア10年債は4.28%、NZ10年債は4.60%近辺で推移。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・21:30 米・5月消費者物価コア指数(予想:前年比+2.9%、4月:+2.8%)・03:00 米・5月財政収支(4月:+2584億ドル)海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間 <CS> 2025/06/11 15:43 注目トピックス 市況・概況 日経平均大引け:前日比209.68円高の38421.19円 *15:32JST 日経平均大引け:前日比209.68円高の38421.19円 日経平均は前日比209.68円高の38421.19円(同+0.55%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比2.48pt高の2788.72pt(同+0.09%)。 <CS> 2025/06/11 15:32 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小高い、米金利高で *15:19JST 東京為替:ドル・円は小高い、米金利高で 11日午後の東京市場でドル・円は小高く推移し、145円10銭台とやや値を切り上げた。米10年債利回りの小幅上昇でドル買いに振れ、クロス円はドル・円に連れ高。ただ、時間外取引の米株式先物は依然として軟調地合いで円売りは抑制されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円65銭から145円15銭、ユーロ・円は165円39銭から165円81銭、ユーロ・ドルは1.1406ドルから1.1439ドル。 <TY> 2025/06/11 15:19 注目トピックス 市況・概況 日経平均は178円高、米CPIなどに関心 *14:52JST 日経平均は178円高、米CPIなどに関心 日経平均は178円高(14時50分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>などがプラス寄与上位となっており、一方、任天堂<7974>、コナミG<9766>、ソニーG<6758>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、パルプ・紙、金属製品、サービス業、ガラス土石製品、精密機器が値上がり率上位、その他製品、保険業、空運業、非鉄金属、電気・ガス業が値下がり率上位となっている。日経平均は下値の堅い展開となっている。米国では今晩、5月の米消費者物価指数(CPI)、5月の米財政収支が発表される。また、米10年物国債入札が行われる。 <SK> 2025/06/11 14:52 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は145円付近、底堅さも *14:44JST 東京為替:ドル・円は145円付近、底堅さも 11日午後の東京市場でドル・円はほぼ変わらず、145円付近でのもみ合い。米10年債利回りの小幅上昇でドル買いに振れ、ユーロ・ドルは1.1410ドル付近で推移する。今晩発表の米消費者物価指数(CPI)は加速が予想され、ドルは売りづらい地合いに。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円65銭から145円15銭、ユーロ・円は165円39銭から165円81銭、ユーロ・ドルは1.1406ドルから1.1439ドル。 <TY> 2025/06/11 14:44 注目トピックス 市況・概況 日経平均VIは低下、株価底堅く警戒感がやや緩和 *14:09JST 日経平均VIは低下、株価底堅く警戒感がやや緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-0.25(低下率1.09%)の22.70と低下している。なお、今日ここまでの高値は23.10、安値は22.58。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。市場では、米中貿易協議の行方や、15日から17日に開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせて開かれると見られる日米首脳会談を前に市場心理が一方向に大きく傾きにくい状況が継続し、日経VIは午前の時間帯は昨日の水準近辺での動きとなった。午後は株価が底堅いことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや緩和。日経VIは概ね昨日の水準を下回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 <SK> 2025/06/11 14:09 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は変わらず、材料難で様子見 *14:04JST 東京為替:ドル・円は変わらず、材料難で様子見 11日午後の東京市場でドル・円は145円付近と、ほぼ変わらずの値動き。日経平均株価は前日比200円近く高い38400円付近で推移しており、日本株高を好感した円売りが出やすい。ただ、全般的に材料難で様子見ムードが広がりやすく、売り買いは低調。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円65銭から145円15銭、ユーロ・円は165円39銭から165円81銭、ユーロ・ドルは1.1406ドルから1.1439ドル。 <TY> 2025/06/11 14:04 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:下げ渋りか、インフレ指標を見極め *13:57JST 米国株見通し:下げ渋りか、インフレ指標を見極め (13時30分現在)S&P500先物      6,029.75(-15.25)ナスダック100先物  21,903.50(-59.00)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は106ドル安。米長期金利高は小幅に上昇し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。10日の主要3指数は堅調。ナスダックとS&Pは終盤に堅調地合いを強め3日続伸、ダウは上げ幅縮小も105ドル高の42866ドルとプラスに転じた。この日は重要経済指標の発表が予定されておらず、英国で開催中の米中貿易協議の行方が注目された。ただ、特に進展はみられず、調整に伴う売り買いが中心。両国関係改善への期待感からエヌビディアなどが選好された一方、長期金利の上昇を背景に一部ハイテクが売られ、指数の伸びは限定的だった。本日は下げ渋りか。今晩発表の消費者物価指数(CPI)はコア指数も含め前回から伸びが加速するとみられ、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的な政策姿勢への期待は後退。金利高に振れればハイテクを中心に売りが先行しそうだ。ただ、生産者物価指数(PPI)を控え、過度な下げは抑制されよう。一方、米中貿易交渉の合意は好材料だが、内容が注視され、積極的な買いは縮小の可能性も。トランプ政権の高関税政策に関する法的妥当性の論議も材料視されるだろう。 <TY> 2025/06/11 13:57 注目トピックス 市況・概況 日経平均は181円高、円安など安心感に *13:52JST 日経平均は181円高、円安など安心感に 日経平均は181円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>などがプラス寄与上位となっており、一方、コナミG<9766>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、パルプ・紙、金属製品、サービス業、ガラス土石製品、精密機器が値上がり率上位、その他製品、保険業、非鉄金属、空運業、電気・ガス業が値下がり率上位となっている。日経平均は上値は重いが下値の堅い展開となっている。円相場が1ドル145円00銭近辺と朝方に比べやや円安・ドル高水準で推移していることが株式市場で安心感となっているもよう。一方、米中貿易協議の行方や、15日から17日に開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせて開かれると見られる日米首脳会談で関税や貿易に関し何らかの合意に至れるかなどを見極めたいとして、引き続き積極的な買いを手控える向きもある。 <SK> 2025/06/11 13:52 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小安い、米株式先物は軟調 *13:32JST 東京為替:ドル・円は小安い、米株式先物は軟調 11日午後の東京市場でドル・円は小安く、144円90銭付近にやや値を下げた。米中貿易協議の合意内容を見極めようと、ドル買いはいったん収束。一方、時間外取引の米株式先物は弱含んでおり、今晩の株安への警戒感から過度な円売りは抑制された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円65銭から145円15銭、ユーロ・円は165円39銭から165円81銭、ユーロ・ドルは1.1406ドルから1.1439ドル。 <TY> 2025/06/11 13:32 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小動き、米中合意内容を見極め *13:16JST 東京為替:ドル・円は小動き、米中合意内容を見極め 11日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、145円を挟んでもみ合う展開が続く。午前は米中協議の合意が好感されたが、合意内容を見極めるムードでドル買い・円売りは縮小。また、今晩の米インフレ指標も注目され、積極的に動きづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円65銭から145円15銭、ユーロ・円は165円39銭から165円81銭、ユーロ・ドルは1.1406ドルから1.1439ドル。 <TY> 2025/06/11 13:16 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は伸び悩む *12:41JST 後場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は伸び悩む 11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は続伸、買い一巡後は伸び悩む・ドル・円は小じっかり、米中合意も上昇一服・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はリクルートHD<6098>■日経平均は続伸、買い一巡後は伸び悩む日経平均は続伸。173.86円高の38385.37円(出来高概算7億4857万株)で前場の取引を終えている。前日10日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は105.11ドル高の42866.87ドル、ナスダックは123.75ポイント高の19714.99で取引を終了した。対中通商協議の行方を睨み寄り付き後、小幅高。協議の進展期待を受けた買いに加え長期金利の低下も支援し、相場は終日底堅く推移した。終盤にかけて、商務長官が協議を巡り「順調に進行している」とし、本日中にも終了することを期待していると言及すると、楽観的見方が一段と強まり、一段高となり終了した。米株式市場の動向を横目に、11日の日経平均は219.59円高の38431.10円と4日続伸して取引を開始した。昨日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大幅高となり、東京市場でも半導体関連株のポジティブ要因となった。また、円相場や米長期金利が落ち着いた動きだったことも安心感を誘ったが、買い一巡後は戻り待ちの売りなどが出て指数は次第に伸び悩んだ。日経平均は昨日までの3日続伸で600円を超す上げとなったことから、利益確定売りも出やすかった。個別では、レーザーテック<6920>やディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>など半導体関連株が堅調に推移した。また、ソフトバンクグループ<9984>、ディー・エヌ・エー<2432>、トヨタ自動車<7203>、信越化<4063>、リクルートHD<6098>などが上昇した。そのほか、5月既存店が11カ月ぶりに2ケタ成長となった物語コーポレーション<3097>が大幅高、メディアドゥ<3678>、アステリア<3853>、日本マイクロニクス<6871>などが値上がり率上位となった。一方、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などの金融株のほか、ソニーグループ<6758>、東京海上<8766>、川崎重工業<7012>、任天堂<7974>、三菱重工業<7011>、IHI<7013>、フジクラ<5803>、古河電工<5801>などが下落した。ほか、経営統合の一環となる割当増資実施による希薄化を懸念された日野自動車<7205>が大幅安、ポールトゥウィンホールディングス<3657>、三井E&S<7003>、グローバル・リンク・マネジメント<3486>などが値下がり率上位となった。業種別では、サービス業、パルプ・紙、精密機器が上昇した一方で、その他製品、保険業、非鉄金属が下落した。後場の日経平均はプラス圏で推移しそうだが、前日同様上値の重い展開となるか。昨日の日経平均はTSMCの5月売上高の発表を受けて半導体関連株中心に軟調に推移したことで、午後の時間帯に急速に伸び悩む展開となった。心理的節目の38500円近辺では利益確定目的の売りや戻り待ちの売りが継続する可能性がある。また、本日も引き続き米中貿易協議の行方や、15日から17日に開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせて開かれると見られる日米首脳会談の動向を見極めたいとして積極的に買い進む動きは想定しにくいだろう。■ドル・円は小じっかり、米中合意も上昇一服11日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、144円65銭から145円15銭まで値を上げた。米中貿易協議の合意を受け、ドル買いに振れる場面もあった。ただ、合意の詳細を見極めようとドル買いは一服し、再び144円台に失速した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円65銭から145円15銭、ユーロ・円は165円39銭から165円81銭、ユーロ・ドルは1.1406ドルから1.1439ドル。■後場のチェック銘柄・ANAPホールディングス<3189>、ピーバンドットコム<3559>など、6銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はリクルートHD<6098>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・5月国内企業物価指数:前年比+3.2%(予想:+3.5%、4月:+4.0%→+4.1%)【要人発言】・ラトニック米商務長官「米中協議ではジュネーブ合意実施の枠組みで合意」「トランプ米大統領が承認すれば実施へ」「レアアースを巡る問題は解決されると見込む」<国内>・特になし<海外>・特になし <CS> 2025/06/11 12:41 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小じっかり、米中合意も上昇一服 *12:11JST 東京為替:ドル・円は小じっかり、米中合意も上昇一服 11日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、144円65銭から145円15銭まで値を上げた。米中貿易協議の合意を受け、ドル買いに振れる場面もあった。ただ、合意の詳細を見極めようとドル買いは一服し、再び144円台に失速した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円65銭から145円15銭、ユーロ・円は165円39銭から165円81銭、ユーロ・ドルは1.1406ドルから1.1439ドル。【要人発言】・ラトニック米商務長官「米中協議ではジュネーブ合意実施の枠組みで合意」「トランプ米大統領が承認すれば実施へ」「レアアースを巡る問題は解決されると見込む」【経済指標】・日・5月国内企業物価指数:前年比+3.2%(予想:+3.5%、4月:+4.0%→+4.1%) <TY> 2025/06/11 12:11 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):日野自、物語コーポ、ポートなど *11:44JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):日野自、物語コーポ、ポートなど エアウォーター<4088>:2095.5円(+100円)大幅反発。前日に公表された中期計画を受けて、野村證券では投資判断「バイ」を継続し、目標株価を3230円から3620円に引き上げている。見直しの動きへとつながっているようだ。野村證券では、経営の重点が量から質に変化し、収益性向上に徹底的に取り組む方針が示されたことは望ましい変化と評価のもよう。中長期では、インドや北米の産業ガス、半導体関連などで成長が期待できると指摘している。三越伊勢丹<3099>:2368円(+138円)大幅続伸。大和証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価は2850円を継続している。インバウンド売上の減速を織り込んでも収益性は高く、株主還元の強化なども踏まえると株価は割安感が強いと考えているもよう。インバウンド売上は前年の高ハードルが落ち着く8月以降の持ち直しに注目としているほか、引き続き、経費構造改革、アプリや外商を通じた海外富裕層の取り込みなどの施策にも期待としているもよう。物語コーポ<3097>:3900円(+230円)大幅続伸。前日に5月の月次動向を発表している。国内直営店+FC店の既存店売上高は前年同月比11.7%増となり、12カ月連続でのプラス成長、かつ、11カ月ぶりの2ケタ成長となっている。客数が同7.6%増と伸長する形に。焼肉部門が一転2ケタ増に回復しているほか、ラーメン、お好み焼、ゆず庵、専門店などの各部門は揃って売上成長が続く形になっている。コスモス電<6772>:7810円 カ -ストップ高買い気配。Bourns Japan Holdingsが完全子会社化を目指したTOBを実施すると発表、同社では賛同の意見を表明するととともに、TOBへの応募を推奨としている。TOB価格は8075円で前日終値比18.6%のプレミアムとなっており、同価格へのサヤ寄せを目指す動きが先行へ。公開買付者に出資するBourns社は、多数のエンドマーケット向けに電子部品の幅広いポートフォリオを製造供給する米国企業であるようだ。日野自<7205>:371.3円(-75.5円)大幅続落。三菱ふそうと経営統合で最終合意したと発表している。両社が傘下に入る持ち株会社は、トヨタと独ダイムラーが各25%を出資する主要株主となるもようで、26年4月1日の上場を目指している。なお、統合前にトヨタを引受先とした第三者割当増資を実施するとも発表、普通株、種類株を合わせた希薄化率は77.80%となるもようであり、売り材料へとつながっているようだ。ポート<7047>:1807円(+168円)大幅に3日続伸。20万株(3億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.50%。取得期間は11日から7月17日まで。現状の株価水準を鑑み、資本効率の向上による株主価値の向上を図るとともに、今後のM&A等の積極的なコーポレートアクションに備えることが目的。また、M&A戦略を成長戦略の柱として位置付けるなどとしたM&A戦略に関する資料を開示している。アスカネット<2438>:451円(+11円)大幅に続伸。26年4月期の営業利益予想を前期比150.5%増の4.35億円と発表している。葬儀DXサービスの普及を推進することに加え、新機能の開発・リリースでサービス単価の向上を目指す。また、ウェディング用写真集でプロフェッショナル人材を採用して体制を強化する。同時に発表した25年4月期の営業利益は61.2%減の1.73億円で着地した。フォトブック事業や空中ディスプレイ事業の苦戦が響いた。グリーンエナ<1436>:2192円(+30円)大幅に続伸。26年4月期の営業利益予想を前期比28.8%増の7.00億円と発表している。太陽光発電施設や系統用蓄電所の開発拡大に注力するほか、生産性追求も強化して営業利益率の向上も進める。年間配当予想は14.00円(前期は13.00円)に増額した。同時に発表した25年4月期の営業利益は5.7%増の5.43億円で着地した。また、子会社が関西圏に本社を置く企業と和歌山県有田郡での系統用蓄電池施設の受注契約を締結したことも明らかにしている。 <ST> 2025/06/11 11:44 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は145円台前半まで戻す展開 *11:13JST 東京為替:ドル・円は145円台前半まで戻す展開 11日午前の東京市場で米ドル・円は145円10銭台で推移。144円66銭まで売られた後、145円15銭まで反発。ユーロ・ドルは下げ渋り、1.1439ドルから1.1406ドルまで反落。ユーロ・円は上げ渋り、165円81銭から165円41銭まで値下がり。 <MK> 2025/06/11 11:13 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は144円台後半で推移、調整的なドル売りは一巡 *09:59JST 東京為替:ドル・円は144円台後半で推移、調整的なドル売りは一巡 11日午前の東京市場で米ドル・円は144円台後半でもみ合い。145円16銭から144円66銭まで売られた後、144円80銭台まで反発。ユーロ・ドルは下げ渋り、1.1422ドルから1.1439ドルまで反発。ユーロ・円は上げ渋り、165円81銭から165円43銭まで値下がり。 <MK> 2025/06/11 09:59 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は上げ渋り *09:36JST 東京為替:ドル・円は上げ渋り 11日午前の東京市場で米ドル・円は伸び悩み。145円16銭から144円66銭まで値下がり。ユーロ・ドルは下げ渋り、1.1422ドルから1.1439ドルまで反発。ユーロ・円は上げ渋り、165円81銭から165円47銭まで値下がり。 <MK> 2025/06/11 09:36 注目トピックス 市況・概況 日経平均は273円高、寄り後は堅調 *09:16JST 日経平均は273円高、寄り後は堅調 日経平均は273円高(9時15分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.06%上昇と、ダウ平均(0.25%上昇)やナスダック総合指数(0.63%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場で半導体関連株の株価支援要因となった。また、円相場や米長期金利が落ち着いた動きだったことも東京市場で安心感となった。一方、日経平均は昨日までの3日続伸で600円を超す上げとなったことから、利益確定売りが出やすかった。また、昨日の日経平均が午後の時間帯に急速に伸び悩む展開となったことから、株価の上値の重さも意識された。さらに、米中貿易協議の行方や、15日から17日に開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせて開かれると見られる日米首脳会談で関税や貿易に関し何らかの合意に至れるかなどを見極めたいとして、引き続き積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は堅調に推移している。 <SK> 2025/06/11 09:16 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:スタンレー電やSCSKに注目 *09:08JST 個別銘柄戦略:スタンレー電やSCSKに注目 昨日10日の米株式市場でNYダウは105.11ドル高の42,866.87、ナスダック総合指数は123.75pt高の19,714.99、シカゴ日経225先物は大阪日中比145円高の38,375円。為替は1ドル=144.80-90円。今日の東京市場では、26年3月期税引前利益と純利益予想を上方修正したSCSK<9719>、未定としていた26年3月期営業利益は15.9%減予想だが発行済株式数の23.47%上限の自社株買いと増配予想を発表したスタンレー電<6923>、5月の既存店(国内直営店+FC店)売上高が11.7%増と4月の3.8%から伸び率が拡大した物語コーポ<3097>、5月の国内リテール事業の既存店売上高が7.7%増と昨年11月以来の高い伸びとなった>パンパシHD<7532>、三菱ふそうトラック・バスと経営統合すると発表した日野自<7205>、東証スタンダードでは、 25年4月期業績見込みを上方修正した日東網<3524>、第1四半期営業利益27.3%増となったジャストプラ<4287>、上期営業利益が1.13億円と通期予想の1.00億円を超過したミロク<7983>、5月の既存店売上高が29.6%増と4月の26.9%増から伸び率が拡大した山岡家<3399>などが物色されそうだ。一方、第1四半期営業損益が0.22億円の赤字となったポールHD<3657>、第1四半期営業利益が42.1%減となったモロゾフ<2217>、営業利益が前期31.8%減・今期微減予想と発表した柿安本店<2294>、5月の受注が2%減と4月の3%増から減少に転じたタマホーム<1419>、東証スタンダードでは、通期予想の営業利益に対する第1四半期の進捗率が11.1%にとどまったユークス<4334>、上期営業損益が53.6%減と第1四半期の15.5%増から減益に転じたアールエイジ<3248>、25年10月期営業損益が1.70億円の赤字予想と発表したReYuu<9425>などは軟調な展開が想定される。 <CS> 2025/06/11 09:08 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~半導体株のリバウンドを意識した押し目狙い~ *08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~半導体株のリバウンドを意識した押し目狙い~ 11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■半導体株のリバウンドを意識した押し目狙い■スタンレー電、26/3業績予想 営業利益 412億円■前場の注目材料:日野自、三菱ふそうトラック・バスと、最終合意、来春統合・持ち株会社上場■半導体株のリバウンドを意識した押し目狙い11日の日本株市場は、買い一巡後は米中通商協議の行方を見守るなかで、底堅さが意識される相場展開になりそうだ。10日の米国市場は、NYダウが105ドル高、ナスダックは123ポイント高だった。米中通商協議の進展期待や米長期金利の低下を背景に買い優勢の展開。米商務長官が協議を巡り「順調に進行している」との発言が伝わり、本日中にも終了することを期待していると言及すると、楽観的見方から一段高になった。シカゴ日経225先物は大阪比145円高の38375円。円相場は1ドル=144円90銭台で推移している。日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時38400円まで買われる場面もみられた。引き続き38000円を上回っての推移が続いており、同水準での下値の堅さが意識されるなか、売り方の買い戻しを誘う動きが入りやすいだろう。米国ではTSMCの5月の売上高が大幅に伸びたことが好感され、エヌビディアなど米半導体株に買いが広がった。この流れから指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価をけん引する形になりそうだ。もっとも、買い一巡後は米中通商協議待ちのなかで、模様眺めムードが強まる可能性がある。11日まで延長の可能性もあると報じられているが、それだけ双方が合意したいとの表れと考えられ、こう着感が強まるなかでも押し目買い意欲の強さが意識されそうである。日経平均株価は3日続伸で5月13日の戻り高値を突破したことで利食いも入りやすいと考えられるが、支持線として意識される200日線に接近する局面では押し目狙いの買いで対応したいところである。物色としては半導体株のリバウンドを意識した押し目狙いのスタンス。円相場は1ドル=145円台と円安に振れて推移していることもあり、輸出関連への物色に向かわせそうだ。そのほか、中小型株については、後場に入り利食いの動きが目立っていたこともあり、仕切り直しの動きになりそうだ。■スタンレー電、26/3業績予想 営業利益 412億円スタンレー電<6923>は、米国における通商政策や為替の影響等のリスクを一定程度織り込み、未定としていた2026年3月期業績予想を公表。売上高は4800億円(前期比5.8%減)、営業利益は412億円(同15.9%減)を見込んでいる。配当予想については、今回の業績予想の修正等を踏まえ、中間配当金は46円、期末配当金は46円とした。■前場の注目材料・日経平均株価は上昇(38211.51、+122.94)・NYダウは上昇(42866.87、+105.11)・ナスダック総合指数は上昇(19714.99、+123.75)・SOX指数は上昇(5242.50、+105.84)・シカゴ日経225先物は上昇(38375、+145)・VIX指数は低下(16.95、-0.21)・為替相場は円安・ドル高(144.80-90)・米長期金利は低下・日野自<7205>三菱ふそうトラック・バスと、最終合意、来春統合・持ち株会社上場・エア・ウォーター<4088>3200億円投資、新中計でM&A「収益追求」・三菱商事<8058>商社、新興投資を加速、CVC新設・米で事業化支援・エイチ・アイ・エス<9603>丸紅とSAF普及・脱炭素で連携・日本製鉄<5401>ニッケル系ステンレス冷薄を6月契約で1万円値下げ・筑波銀行<8338>新中計を策定、27年度ROE5%以上目指す・日機装<6376>仏航空に内装品納入、構造品技術生かす・三井海洋開発<6269>英社とCO2回収で覚書・ソニーG<6758>ソニーセミコン、距離センサー今秋量産、自動運転「レベル3」照準・富士通<6702>低消費電力で1600km伝送、仏社と装置実証・ミズノ<8022>カネカと生分解素材で屋内向け人工芝開発・住友化学<4005>微生物農薬で欧に攻勢、M&Aなど2700億円投資・東京電力HD<9501>柏崎刈羽6号機に燃料装荷、再稼働準備予定通り・レシップHD<7213>中部電力とEVバスの脱炭素支援、充電制御・管理で協業・三菱ケミカルG<4188>メタクリル樹脂を来月から値上げ・アサカ理研<5724>車載電池再生に参入、希少金属回収・JR東日本<9020>高崎線に新架線導入、電線減らし省メンテ☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 5月国内企業物価指数(予想:前年比+3.5%、4月:+4.0%)<海外>・特になし <ST> 2025/06/11 08:46 注目トピックス 市況・概況 10日の米国市場ダイジェスト:NYダウは105ドル安、対中通商協議の進展を好感 *08:21JST 10日の米国市場ダイジェスト:NYダウは105ドル安、対中通商協議の進展を好感 ■NY株式:NYダウは105ドル安、対中通商協議の進展を好感米国株式市場は上昇。ダウ平均は105.11ドル高の42866.87ドル、ナスダックは123.75ポイント高の19714.99で取引を終了した。対中通商協議の行方を睨み寄り付き後、小幅高。協議の進展期待を受けた買いに加え長期金利の低下も支援し、相場は終日底堅く推移した。終盤にかけて、商務長官が協議を巡り「順調に進行している」とし、本日中にも終了することを期待していると言及すると、楽観的見方が一段と強まり、一段高となり終了。セクター別では自動車・自動車部品や耐久消費財・アパレルが上昇した一方、保険が下落した。銀行のJPモルガン・チェース(JPM)はアナリストの投資判断引き上げを好感し、上昇。ITサービス・コンサルティングのIBM(IBM)は大規模量子コンピューター稼働に向けた開発計画を発表し、上昇。エンターテインメント会社のウォルト・ディズニー(DIS)は動画配信サービス「HULU」完全取得に向けメディアのコムキャスト(CMCSA)に4.4億ドル追加で支払うことが当局への届け出で明らかになり、買われた。ファーストフード・チェーンのマクドナルド(MCD)はアナリストがマクロ経済の弱さやダイエット治療薬による影響が売り上げ減少につながると投資判断を2段階引き下げ、下落。食品会社のJMスマッカ―(SJM)は四半期決算で示した通期見通しが失望され下落した。投資家の恐怖心理を示すVIX指数は16.68まで低下した。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米中通商協議進展への期待でドル反発10日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円45銭から145円05銭まで上昇し、144円86銭で引けた。米中通商協議進展期待を受けたリスク選好の円売り、ドル買いが優勢となったほか、3年債入札が低調で金利も下げ止まり、さらなるドル買いを支援した。ユーロ・ドルは1.1448ドルまで上昇後、1.1416ドルまで下落し、1.1429ドルで引けた。ユーロ・円は165円17銭から165円64銭まで上昇した。米中通商協議進展期待にリスク選好の円売りが続いた。ポンド・ドルは1.3537ドルまで上昇、1.3490ドルへじり安推移した。英国の弱い雇用関連指標を受けて年内の利下げ観測を受けたポンド売りが強まった。ドル・スイスは0.8204フランへ下落後、0.8233フランまで上昇した。■NY原油:弱含みで64.98ドル、利益確定を狙った売りが入るNY原油先物7月限は弱含み(NYMEX原油7月限終値:64.98 ↓0.31)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-0.31ドル(-0.47%)の64.98ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは64.57ドル-66.28ドル。需給ひっ迫を警戒した買いは一巡し、利益確定を狙った売りが観測された。通常取引終了後の時間外取引では主に64ドル台後半で推移した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  45.09ドル   +0.22ドル(+0.49%)モルガン・スタンレー(MS) 131.82ドル  -0.13ドル(-0.09%)ゴールドマン・サックス(GS)614.87ドル  +1.35ドル(+0.22%)インテル(INTC)        22.08ドル   +1.60ドル(+7.81%)アップル(AAPL)        202.67ドル  +1.22ドル(+0.60%)アルファベット(GOOG)    180.01ドル  +2.38ドル(+1.33%)メタ(META)           702.40ドル  +8.34ドル(+1.20%)キャタピラー(CAT)      358.57ドル  +0.50ドル(+0.13%)アルコア(AA)         28.76ドル   +0.20ドル(+0.70%)ウォルマート(WMT)      97.32ドル   -0.13ドル(-0.13%) <ST> 2025/06/11 08:21 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りが一段と拡大する可能性は低い見通し *08:19JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りが一段と拡大する可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)による利下げサイクルは終了したが、ユーロ圏経済の先行きについては予断を許さない状況が続いており、リスク選好的なユーロ買い・円売りが一段と拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・米国の関税措置・米長期金利の高止まり・欧州諸国の政治不安【ユーロ買い要因】・米長期金利の低下・ECBの金融緩和サイクルは終了との見方・欧州諸国の財政拡大計画 <CS> 2025/06/11 08:19 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米中協議進展への期待持続でドルは下げ渋る可能性 *08:11JST 今日の為替市場ポイント:米中協議進展への期待持続でドルは下げ渋る可能性 10日のドル・円は、東京市場では144円40銭から145円06銭まで反発。欧米市場では144円45銭まで売られた後、145円04銭まで反発し、144円88銭で取引終了。本日11日のドル・円は主に144円台で推移か。米中協議の進展が引き続き期待されており、ドルは下げ渋る可能性がある。報道によると、米中の通商問題を巡る2回目の閣僚級協議に出席している米国のベッセント財務長官は6月10日、「生産的な協議が続けられており、協議は必要に応じて継続される」と述べた。協議にはラトニック商務長官、グリア米通商代表部(USTR)が出席している。ベッセント氏は議会証言の予定があるため、米国に戻り、グリア氏とラトニック氏が必要に応じて中国代表団との協議を11日も継続するようだ。市場参加者の間では「中国がレアアース輸出規制を緩和すれば、米国は一部のハイテク製品に対する輸出規制を解除する可能性がある」との見方が多く、協議のさらなる進展が期待されている。このため、外為市場でリスク回避的な為替取引がただちに拡大する可能性は低いとみられる。 <CS> 2025/06/11 08:11

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