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10日の米国市場ダイジェスト:NYダウは105ドル安、対中通商協議の進展を好感
配信日時:2025/06/11 08:21
配信元:FISCO
*08:21JST 10日の米国市場ダイジェスト:NYダウは105ドル安、対中通商協議の進展を好感
■NY株式:NYダウは105ドル安、対中通商協議の進展を好感
米国株式市場は上昇。ダウ平均は105.11ドル高の42866.87ドル、ナスダックは123.75ポイント高の19714.99で取引を終了した。
対中通商協議の行方を睨み寄り付き後、小幅高。協議の進展期待を受けた買いに加え長期金利の低下も支援し、相場は終日底堅く推移した。終盤にかけて、商務長官が協議を巡り「順調に進行している」とし、本日中にも終了することを期待していると言及すると、楽観的見方が一段と強まり、一段高となり終了。セクター別では自動車・自動車部品や耐久消費財・アパレルが上昇した一方、保険が下落した。
銀行のJPモルガン・チェース(JPM)はアナリストの投資判断引き上げを好感し、上昇。ITサービス・コンサルティングのIBM(IBM)は大規模量子コンピューター稼働に向けた開発計画を発表し、上昇。エンターテインメント会社のウォルト・ディズニー(DIS)は動画配信サービス「HULU」完全取得に向けメディアのコムキャスト(CMCSA)に4.4億ドル追加で支払うことが当局への届け出で明らかになり、買われた。
ファーストフード・チェーンのマクドナルド(MCD)はアナリストがマクロ経済の弱さやダイエット治療薬による影響が売り上げ減少につながると投資判断を2段階引き下げ、下落。食品会社のJMスマッカ―(SJM)は四半期決算で示した通期見通しが失望され下落した。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は16.68まで低下した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米中通商協議進展への期待でドル反発
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円45銭から145円05銭まで上昇し、144円86銭で引けた。米中通商協議進展期待を受けたリスク選好の円売り、ドル買いが優勢となったほか、3年債入札が低調で金利も下げ止まり、さらなるドル買いを支援した。
ユーロ・ドルは1.1448ドルまで上昇後、1.1416ドルまで下落し、1.1429ドルで引けた。ユーロ・円は165円17銭から165円64銭まで上昇した。米中通商協議進展期待にリスク選好の円売りが続いた。ポンド・ドルは1.3537ドルまで上昇、1.3490ドルへじり安推移した。英国の弱い雇用関連指標を受けて年内の利下げ観測を受けたポンド売りが強まった。ドル・スイスは0.8204フランへ下落後、0.8233フランまで上昇した。
■NY原油:弱含みで64.98ドル、利益確定を狙った売りが入る
NY原油先物7月限は弱含み(NYMEX原油7月限終値:64.98 ↓0.31)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-0.31ドル(-0.47%)の64.98ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは64.57ドル-66.28ドル。需給ひっ迫を警戒した買いは一巡し、利益確定を狙った売りが観測された。通常取引終了後の時間外取引では主に64ドル台後半で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 45.09ドル +0.22ドル(+0.49%)
モルガン・スタンレー(MS) 131.82ドル -0.13ドル(-0.09%)
ゴールドマン・サックス(GS)614.87ドル +1.35ドル(+0.22%)
インテル(INTC) 22.08ドル +1.60ドル(+7.81%)
アップル(AAPL) 202.67ドル +1.22ドル(+0.60%)
アルファベット(GOOG) 180.01ドル +2.38ドル(+1.33%)
メタ(META) 702.40ドル +8.34ドル(+1.20%)
キャタピラー(CAT) 358.57ドル +0.50ドル(+0.13%)
アルコア(AA) 28.76ドル +0.20ドル(+0.70%)
ウォルマート(WMT) 97.32ドル -0.13ドル(-0.13%) <ST>
米国株式市場は上昇。ダウ平均は105.11ドル高の42866.87ドル、ナスダックは123.75ポイント高の19714.99で取引を終了した。
対中通商協議の行方を睨み寄り付き後、小幅高。協議の進展期待を受けた買いに加え長期金利の低下も支援し、相場は終日底堅く推移した。終盤にかけて、商務長官が協議を巡り「順調に進行している」とし、本日中にも終了することを期待していると言及すると、楽観的見方が一段と強まり、一段高となり終了。セクター別では自動車・自動車部品や耐久消費財・アパレルが上昇した一方、保険が下落した。
銀行のJPモルガン・チェース(JPM)はアナリストの投資判断引き上げを好感し、上昇。ITサービス・コンサルティングのIBM(IBM)は大規模量子コンピューター稼働に向けた開発計画を発表し、上昇。エンターテインメント会社のウォルト・ディズニー(DIS)は動画配信サービス「HULU」完全取得に向けメディアのコムキャスト(CMCSA)に4.4億ドル追加で支払うことが当局への届け出で明らかになり、買われた。
ファーストフード・チェーンのマクドナルド(MCD)はアナリストがマクロ経済の弱さやダイエット治療薬による影響が売り上げ減少につながると投資判断を2段階引き下げ、下落。食品会社のJMスマッカ―(SJM)は四半期決算で示した通期見通しが失望され下落した。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は16.68まで低下した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米中通商協議進展への期待でドル反発
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円45銭から145円05銭まで上昇し、144円86銭で引けた。米中通商協議進展期待を受けたリスク選好の円売り、ドル買いが優勢となったほか、3年債入札が低調で金利も下げ止まり、さらなるドル買いを支援した。
ユーロ・ドルは1.1448ドルまで上昇後、1.1416ドルまで下落し、1.1429ドルで引けた。ユーロ・円は165円17銭から165円64銭まで上昇した。米中通商協議進展期待にリスク選好の円売りが続いた。ポンド・ドルは1.3537ドルまで上昇、1.3490ドルへじり安推移した。英国の弱い雇用関連指標を受けて年内の利下げ観測を受けたポンド売りが強まった。ドル・スイスは0.8204フランへ下落後、0.8233フランまで上昇した。
■NY原油:弱含みで64.98ドル、利益確定を狙った売りが入る
NY原油先物7月限は弱含み(NYMEX原油7月限終値:64.98 ↓0.31)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-0.31ドル(-0.47%)の64.98ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは64.57ドル-66.28ドル。需給ひっ迫を警戒した買いは一巡し、利益確定を狙った売りが観測された。通常取引終了後の時間外取引では主に64ドル台後半で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 45.09ドル +0.22ドル(+0.49%)
モルガン・スタンレー(MS) 131.82ドル -0.13ドル(-0.09%)
ゴールドマン・サックス(GS)614.87ドル +1.35ドル(+0.22%)
インテル(INTC) 22.08ドル +1.60ドル(+7.81%)
アップル(AAPL) 202.67ドル +1.22ドル(+0.60%)
アルファベット(GOOG) 180.01ドル +2.38ドル(+1.33%)
メタ(META) 702.40ドル +8.34ドル(+1.20%)
キャタピラー(CAT) 358.57ドル +0.50ドル(+0.13%)
アルコア(AA) 28.76ドル +0.20ドル(+0.70%)
ウォルマート(WMT) 97.32ドル -0.13ドル(-0.13%) <ST>
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