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前場に注目すべき3つのポイント~半導体株のリバウンドを意識した押し目狙い~
配信日時:2025/06/11 08:46
配信元:FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~半導体株のリバウンドを意識した押し目狙い~
11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■半導体株のリバウンドを意識した押し目狙い
■スタンレー電、26/3業績予想 営業利益 412億円
■前場の注目材料:日野自、三菱ふそうトラック・バスと、最終合意、来春統合・持ち株会社上場
■半導体株のリバウンドを意識した押し目狙い
11日の日本株市場は、買い一巡後は米中通商協議の行方を見守るなかで、底堅さが意識される相場展開になりそうだ。10日の米国市場は、NYダウが105ドル高、ナスダックは123ポイント高だった。米中通商協議の進展期待や米長期金利の低下を背景に買い優勢の展開。米商務長官が協議を巡り「順調に進行している」との発言が伝わり、本日中にも終了することを期待していると言及すると、楽観的見方から一段高になった。シカゴ日経225先物は大阪比145円高の38375円。円相場は1ドル=144円90銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時38400円まで買われる場面もみられた。引き続き38000円を上回っての推移が続いており、同水準での下値の堅さが意識されるなか、売り方の買い戻しを誘う動きが入りやすいだろう。米国ではTSMCの5月の売上高が大幅に伸びたことが好感され、エヌビディアなど米半導体株に買いが広がった。この流れから指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価をけん引する形になりそうだ。
もっとも、買い一巡後は米中通商協議待ちのなかで、模様眺めムードが強まる可能性がある。11日まで延長の可能性もあると報じられているが、それだけ双方が合意したいとの表れと考えられ、こう着感が強まるなかでも押し目買い意欲の強さが意識されそうである。日経平均株価は3日続伸で5月13日の戻り高値を突破したことで利食いも入りやすいと考えられるが、支持線として意識される200日線に接近する局面では押し目狙いの買いで対応したいところである。
物色としては半導体株のリバウンドを意識した押し目狙いのスタンス。円相場は1ドル=145円台と円安に振れて推移していることもあり、輸出関連への物色に向かわせそうだ。そのほか、中小型株については、後場に入り利食いの動きが目立っていたこともあり、仕切り直しの動きになりそうだ。
■スタンレー電、26/3業績予想 営業利益 412億円
スタンレー電<6923>は、米国における通商政策や為替の影響等のリスクを一定程度織り込み、未定としていた2026年3月期業績予想を公表。売上高は4800億円(前期比5.8%減)、営業利益は412億円(同15.9%減)を見込んでいる。配当予想については、今回の業績予想の修正等を踏まえ、中間配当金は46円、期末配当金は46円とした。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(38211.51、+122.94)
・NYダウは上昇(42866.87、+105.11)
・ナスダック総合指数は上昇(19714.99、+123.75)
・SOX指数は上昇(5242.50、+105.84)
・シカゴ日経225先物は上昇(38375、+145)
・VIX指数は低下(16.95、-0.21)
・為替相場は円安・ドル高(144.80-90)
・米長期金利は低下
・日野自<7205>三菱ふそうトラック・バスと、最終合意、来春統合・持ち株会社上場
・エア・ウォーター<4088>3200億円投資、新中計でM&A「収益追求」
・三菱商事<8058>商社、新興投資を加速、CVC新設・米で事業化支援
・エイチ・アイ・エス<9603>丸紅とSAF普及・脱炭素で連携
・日本製鉄<5401>ニッケル系ステンレス冷薄を6月契約で1万円値下げ
・筑波銀行<8338>新中計を策定、27年度ROE5%以上目指す
・日機装<6376>仏航空に内装品納入、構造品技術生かす
・三井海洋開発<6269>英社とCO2回収で覚書
・ソニーG<6758>ソニーセミコン、距離センサー今秋量産、自動運転「レベル3」照準
・富士通<6702>低消費電力で1600km伝送、仏社と装置実証
・ミズノ<8022>カネカと生分解素材で屋内向け人工芝開発
・住友化学<4005>微生物農薬で欧に攻勢、M&Aなど2700億円投資
・東京電力HD<9501>柏崎刈羽6号機に燃料装荷、再稼働準備予定通り
・レシップHD<7213>中部電力とEVバスの脱炭素支援、充電制御・管理で協業
・三菱ケミカルG<4188>メタクリル樹脂を来月から値上げ
・アサカ理研<5724>車載電池再生に参入、希少金属回収
・JR東日本<9020>高崎線に新架線導入、電線減らし省メンテ
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 5月国内企業物価指数(予想:前年比+3.5%、4月:+4.0%)
<海外>
・特になし <ST>
■半導体株のリバウンドを意識した押し目狙い
■スタンレー電、26/3業績予想 営業利益 412億円
■前場の注目材料:日野自、三菱ふそうトラック・バスと、最終合意、来春統合・持ち株会社上場
■半導体株のリバウンドを意識した押し目狙い
11日の日本株市場は、買い一巡後は米中通商協議の行方を見守るなかで、底堅さが意識される相場展開になりそうだ。10日の米国市場は、NYダウが105ドル高、ナスダックは123ポイント高だった。米中通商協議の進展期待や米長期金利の低下を背景に買い優勢の展開。米商務長官が協議を巡り「順調に進行している」との発言が伝わり、本日中にも終了することを期待していると言及すると、楽観的見方から一段高になった。シカゴ日経225先物は大阪比145円高の38375円。円相場は1ドル=144円90銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時38400円まで買われる場面もみられた。引き続き38000円を上回っての推移が続いており、同水準での下値の堅さが意識されるなか、売り方の買い戻しを誘う動きが入りやすいだろう。米国ではTSMCの5月の売上高が大幅に伸びたことが好感され、エヌビディアなど米半導体株に買いが広がった。この流れから指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価をけん引する形になりそうだ。
もっとも、買い一巡後は米中通商協議待ちのなかで、模様眺めムードが強まる可能性がある。11日まで延長の可能性もあると報じられているが、それだけ双方が合意したいとの表れと考えられ、こう着感が強まるなかでも押し目買い意欲の強さが意識されそうである。日経平均株価は3日続伸で5月13日の戻り高値を突破したことで利食いも入りやすいと考えられるが、支持線として意識される200日線に接近する局面では押し目狙いの買いで対応したいところである。
物色としては半導体株のリバウンドを意識した押し目狙いのスタンス。円相場は1ドル=145円台と円安に振れて推移していることもあり、輸出関連への物色に向かわせそうだ。そのほか、中小型株については、後場に入り利食いの動きが目立っていたこともあり、仕切り直しの動きになりそうだ。
■スタンレー電、26/3業績予想 営業利益 412億円
スタンレー電<6923>は、米国における通商政策や為替の影響等のリスクを一定程度織り込み、未定としていた2026年3月期業績予想を公表。売上高は4800億円(前期比5.8%減)、営業利益は412億円(同15.9%減)を見込んでいる。配当予想については、今回の業績予想の修正等を踏まえ、中間配当金は46円、期末配当金は46円とした。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(38211.51、+122.94)
・NYダウは上昇(42866.87、+105.11)
・ナスダック総合指数は上昇(19714.99、+123.75)
・SOX指数は上昇(5242.50、+105.84)
・シカゴ日経225先物は上昇(38375、+145)
・VIX指数は低下(16.95、-0.21)
・為替相場は円安・ドル高(144.80-90)
・米長期金利は低下
・日野自<7205>三菱ふそうトラック・バスと、最終合意、来春統合・持ち株会社上場
・エア・ウォーター<4088>3200億円投資、新中計でM&A「収益追求」
・三菱商事<8058>商社、新興投資を加速、CVC新設・米で事業化支援
・エイチ・アイ・エス<9603>丸紅とSAF普及・脱炭素で連携
・日本製鉄<5401>ニッケル系ステンレス冷薄を6月契約で1万円値下げ
・筑波銀行<8338>新中計を策定、27年度ROE5%以上目指す
・日機装<6376>仏航空に内装品納入、構造品技術生かす
・三井海洋開発<6269>英社とCO2回収で覚書
・ソニーG<6758>ソニーセミコン、距離センサー今秋量産、自動運転「レベル3」照準
・富士通<6702>低消費電力で1600km伝送、仏社と装置実証
・ミズノ<8022>カネカと生分解素材で屋内向け人工芝開発
・住友化学<4005>微生物農薬で欧に攻勢、M&Aなど2700億円投資
・東京電力HD<9501>柏崎刈羽6号機に燃料装荷、再稼働準備予定通り
・レシップHD<7213>中部電力とEVバスの脱炭素支援、充電制御・管理で協業
・三菱ケミカルG<4188>メタクリル樹脂を来月から値上げ
・アサカ理研<5724>車載電池再生に参入、希少金属回収
・JR東日本<9020>高崎線に新架線導入、電線減らし省メンテ
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 5月国内企業物価指数(予想:前年比+3.5%、4月:+4.0%)
<海外>
・特になし <ST>
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