注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
大阪金概況:下落、方向感定まらない中やや利益確定売り優勢
大阪取引所金標準先物 23年2月限・日中取引終値:7075円(前日日中取引終値↓14円)・推移レンジ:高値7111円-安値7057円28日の大阪取引所金標準先物(期先:23年2月限)は下落した。ウクライナ問題を巡り、米欧日がロシアに対して追加の経済制裁を打ち出す一方、ウクライナとロシア両国が停戦交渉を実施することに同意するなど、ウクライナ情勢の不透明感が強く、市場ではポジションを傾けにくい状況となった。加えて、3月2-3日にパウエルFRB議長の議会証言を控え、これを見極めたいとするムードもあり、今日の金先物は方向感の定まらない中、やや利益確定売りが優勢の展開となった。
<FA>
2022/02/28 16:05
注目トピックス 市況・概況
ロシアSWIFT排除で波乱スタートも停戦協議待ちで様子見ムード強まる【クロージング】
28日の日経平均は小幅続伸。50.32円高の26526.82円(出来高概算14億4000万株)で取引を終えた。先週末の米国市場が大幅に上昇するなかで先物市場では27000円に迫る上昇を見せていたこともあり、買い先行の動きが期待されていた。ただし、米欧など西側諸国が26日、ロシアの一部銀行を国際銀行間の決済・送金システム(SWIFT)から排除することを発表。日本も27日、これに追随すると表明したため、対ロ追加制裁強化を背景に情勢悪化に対する警戒感から売りが先行し、日経平均は寄り付き直後に26262.63円まで下落する場面も見られた。ただし、日本時間の28日午後に予定されているロシアとウクライナ停戦協議の行方を見極めたいとする様子見姿勢のなかで売りも仕掛けづらく、その後は小幅ながらもプラス圏を回復しての推移だった。東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄が1700を超え、全体の8割近くを占めた。セクター別では、卸売、電気機器、サービスを除く30業種が上昇し、海運、非鉄金属、鉄鋼、鉱業、電気ガスなどの上げが目立った。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、テルモ<4543>、キッコーマン<2801>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、リクルートHD<6098>、ネクソン<3659>、オリンパス<7733>が軟化した。ロシアとウクライナの停戦協議が実施される見通しとあって、売り一巡後はウクライナ情勢の沈静化への期待感から買い戻しの動きもみられ、プラスに転じた。その後再び下げに転じる場面も見られたものの、停戦協議の行方を見極めたいとの見方から売りも仕掛けづらくさせたようだ。引き続きウクライナ問題に関連する報道には警戒が必要だ。停戦協議がスムーズに進み、地政学リスクが解消するのか、あるいは協議が決裂し、地政学リスクが長期化するのか確認したいと考えている向きが大半だ。また、今週はISM製造業・非製造業景況指数、2月の雇用統計など、米景気の現状を探る上で重要な経済指標の発表が続く。加えて、3月2~3日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による上下院での議会証言などを受けた米長期金利の動向にも注目が集まりそうなだけに、目先は神経質な値動きが続くことが想定されそうだ。
<FA>
2022/02/28 16:04
注目トピックス 市況・概況
日経VI:上昇、株価底堅く推移するも警戒感緩まず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は28日、前日比+0.97(上昇率3.79%)の26.53と上昇した。なお、高値は27.73、安値は26.24。今日の東京株式市場は売り買いが交錯して始まった後は売りに押される展開となったが、売り一巡後は下げ渋り上げに転じるなど、方向感の定まらない動きとなった。こうした中で、ウクライナ情勢の先行き不透明感が強いことに加え、3月2-3日にパウエルFRB議長の議会証言を控え、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩みにくく、今日の日経VIは終日、先週末の水準を上回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<FA>
2022/02/28 16:00
注目トピックス 市況・概況
東証業種別ランキング:海運業が上昇率トップ
海運業が上昇率トップ。そのほか非鉄金属、鉄鋼、鉱業、電力・ガス業なども上昇。一方、卸売業が下落率トップ。そのほか電気機器、サービス業も下落。業種名/現在値/前日比(%)1. 海運業 / 1,158.99 / 3.642. 非鉄金属 / 1,075.87 / 2.803. 鉄鋼 / 477.47 / 2.784. 鉱業 / 338.29 / 2.525. 電力・ガス業 / 341.48 / 2.246. パルプ・紙 / 492.36 / 2.177. 空運業 / 196.45 / 1.958. 水産・農林業 / 461.49 / 1.879. 倉庫・運輸関連業 / 1,827.9 / 1.7010. 石油・石炭製品 / 1,048.64 / 1.5811. その他金融業 / 699.92 / 1.5412. その他製品 / 3,613.3 / 1.4413. 建設業 / 1,142.9 / 1.4014. 小売業 / 1,305.71 / 1.2515. 不動産業 / 1,420.08 / 1.2016. 金属製品 / 1,190.64 / 1.1217. 繊維業 / 549.71 / 1.1018. ゴム製品 / 3,218.63 / 1.0619. 保険業 / 1,184.43 / 1.0420. 食料品 / 1,681.9 / 1.0221. 証券業 / 383.99 / 0.9122. 化学工業 / 2,110.89 / 0.8523. 情報・通信業 / 4,476.73 / 0.7924. 機械 / 2,068.48 / 0.6925. 輸送用機器 / 3,430.85 / 0.6826. 医薬品 / 2,973.76 / 0.6527. 銀行業 / 157.6 / 0.5228. ガラス・土石製品 / 1,109.14 / 0.3729. 精密機器 / 9,664.6 / 0.3430. 陸運業 / 1,744.88 / 0.0431. サービス業 / 2,626.88 / -0.0932. 電気機器 / 3,404.66 / -0.2133. 卸売業 / 1,999.5 / -0.81
<FA>
2022/02/28 15:37
注目トピックス 市況・概況
Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(大引け)
■eワラント売れ筋トップ5(2022/2/28 15:11現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 野村NYダウ30連動ETF プラス5倍トラッカー (37,000円) +6.22% 10.10 11.20円2 金リンク債 コール (2,000米ドル) +20.51% 28.08 1.13円3 マイクロソフト コール (300米ドル) -11.36% 6.09 2.84円4 アマゾン・ドット・コム コール (3,300米ドル) -6.67% 6.59 2.19円5 IHI コール (2,650円) +6.98% 5.13 4.27円■eワラント値上がりトップ10(2022/2/28 15:12現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 日揮ホールディングス コール (1,150円) +60.92% 11.05 +5.98%2 日揮ホールディングス コール (1,300円) +55.00% 16.37 +5.98%3 三井物産 プット (2,750円) +43.55% -12.91 -4.78%4 日揮ホールディングス コール (1,400円) +41.10% 7.14 +5.98%5 日揮ホールディングス コール (1,250円) +38.35% 6.31 +5.98%6 日揮ホールディングス コール (1,000円) +38.13% 6.07 +5.98%7 住友金属鉱山 コール (5,700円) +37.01% 11.16 +4.29%8 JT プット (2,300円) +35.57% -8.36 -4.04%9 Inpex コール (1,150円) +33.70% 9.25 +4.61%10 金リンク債 コール (1,850米ドル) +30.37% 28.42 +0.98%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:カイカ証券ウェブサイト)
<FA>
2022/02/28 15:19
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はこう着、日本株はプラスで取引終了
28日午後の東京市場でドル・円は115円50銭台と、こう着した値動き。日経平均株価は大引けにかけてプラスに転じ、前週末比50円高で取引を終えたことでやや円売りに振れやすい。ただ、米ダウ先物は500ドル超安で、日本株高を好感した円売りを弱めている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は115円22銭から115円78銭、ユーロ・円は128円19銭から129円42銭、ユーロ・ドルは1.1126ドルから1.1198ドル。
<TY>
2022/02/28 15:08
注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前週末比50.32円高の26526.82円
日経平均は前週末比50.32円高の26526.82円(同+0.19%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前週末比10.69pt高の1886.93pt(同+0.57%)。
<FA>
2022/02/28 15:03
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は動意薄、資源国通貨は下げ渋り
28日午後の東京市場でドル・円は115円50銭台と、動意の薄い値動き。ウクライナ情勢の不透明感で、今晩の株安を警戒した円買いに振れやすい。一方、原油相場は需給ひっ迫懸念で上昇基調を維持し、カナダドルや豪ドルなど資源国通貨は対円で下げ渋っている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は115円22銭から115円78銭、ユーロ・円は128円19銭から129円42銭、ユーロ・ドルは1.1126ドルから1.1198ドル。
<TY>
2022/02/28 14:47
注目トピックス 市況・概況
日経平均は12円高、後場の値幅はここまで237円程度
日経平均は12円高(14時45分現在)。日経平均寄与度では、KDDI<9433>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>などがプラス寄与上位となっており、一方、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、リクルートHD<6098>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、海運業、非鉄金属、鉄鋼、鉱業、電気・ガス業が値上がり率上位、卸売業、電気機器、サービス業、陸運業、銀行業が値下がり率上位となっている。日経平均は底堅い動きとなっている。日経平均の後場の値幅(高値と安値の差)はここまで237円程度。
<FA>
2022/02/28 14:46
注目トピックス 市況・概況
日経平均は9円安、米経済指標や米企業決算にも関心
日経平均は9円安(14時20分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、リクルートHD<6098>などがマイナス寄与上位となっており、一方、KDDI<9433>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、卸売業、電気機器、サービス業、陸運業、輸送用機器が値下がり率上位、海運業、鉄鋼、非鉄金属、鉱業、電気・ガス業が値上がり率上位となっている。日経平均は方向感を欠く動きが続いている。市場ではウクライナ情勢への注目度が高いが、米経済指標や米企業決算にも関心が向いているようだ。今晩は米国で、2月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が発表され、企業決算では、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ、HPなどが11-1月期決算を発表する予定。
<FA>
2022/02/28 14:22
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は変わらず、次の材料待ち
28日午後の東京市場でドル・円は115円50銭台と、変わらずの値動き。ウクライナ情勢の不透明感で全般的に動きづらいなか、次の材料を待つ状況に。日経平均株価は小幅安にとどまっているが、米ダウ先物は500ドル超も下げ、今晩の大幅反落が警戒される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は115円22銭から115円78銭、ユーロ・円は128円19銭から129円42銭、ユーロ・ドルは1.1126ドルから1.1198ドル。
<TY>
2022/02/28 14:13
注目トピックス 市況・概況
米国株見通し:弱含みか、ウクライナ混迷でリスク資産売り
(14時00分現在)S&P500先物 4,279.90(-104.7)ナスダック100先物 13,820.00(-369.2)グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は大幅安、NYダウ先物は500ドル超安。アジア株安も波及するとみられ、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。25日の主要3指数は大幅続伸。ダウは2日連続の堅調地合いで序盤から上げ幅を拡大し、834ドル高とこの日の高値34058ドルで取引を終えた。連邦準備制度理事会(FRB)が重視するPCEコアデフレータは予想外に堅調な内容となり、連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げサイクル入りを意識した金利高に。ただ、ロシアはウクライナに武力侵攻したものの、両国の停戦合意への期待が高まり、短期的に幅広い買いが指数を押し上げた。本日は弱含みか。ウクライナ侵攻のロシアに対し欧米は国際銀行間協会(SWIFT)排除の制裁を決めた。それに対しプーチン・ロシア大統領は核戦力を含む高度な警戒態勢を敷き、世界経済のほか安全保障へのリスクが浮上。ロシアとウクライナの協議が注目され、不調に終わればまとまった売りにつながる可能性があろう。原油高を受けエネルギー関連は売りづらいが、リスク資産を手放す動きが加速すれば、指数は下値を探る展開となりそうだ。
<TY>
2022/02/28 14:07
注目トピックス 市況・概況
日経平均VIは上昇、株価底堅いが警戒感は緩まず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比+1.43(上昇率5.59%)の26.99と上昇している。なお、今日ここまでの高値は27.73、安値は26.24。今日の東京株式市場は売り買いが交錯して始まった後は日経225先物が売りに押される展開となったが、売り一巡後は一時、上げに転じるなど、底堅い動きとなっている。こうした中で、ウクライナ問題を巡る不透明感が強いことに加え、3月2、3日にパウエルFRB議長の議会証言を控え、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩みにくく、今日の日経VIは先週末の水準を上回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
<FA>
2022/02/28 13:52
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は底堅い、ユーロ・円は戻りが鈍い
28日午後の東京市場でドル・円は底堅く推移し、115円50銭付近を維持する。ウクライナ情勢の混迷で、有事のドル買いがサポート。一方、ユーロ・円は週明けアジア市場で2円超も窓を空けて寄り付いた後は持ち直したが、戻りの鈍い展開となっている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は115円22銭から115円78銭、ユーロ・円は128円19銭から129円42銭、ユーロ・ドルは1.1126ドルから1.1198ドル。
<TY>
2022/02/28 13:39
注目トピックス 市況・概況
日経平均は83円安、ダウ平均先物安く東京市場の重しに
日経平均は83円安(13時20分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>などがマイナス寄与上位となっており、一方、KDDI<9433>、ダイキン<6367>、日産化<4021>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、卸売業、電気機器、サービス業、陸運業、輸送用機器が値下がり率上位、海運業、鉄鋼、非鉄金属、鉱業、電気・ガス業が値上がり率上位となっている。日経平均はやや方向感を欠く動きとなっている。ダウ平均先物が下げており、東京市場の株価の重しとなっているようだ。
<FA>
2022/02/28 13:22
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は底堅い、ユーロ・円にらみ
28日午後の東京市場でドル・円は底堅く推移し、115円50銭台に戻した。ウクライナ情勢の混迷で米株式先物は大幅安に振れ、リスク回避的なユーロ売り・円買いに振れやすい。ドル・円はやや下押しされるものの、有事のドル買いが下支えしているもよう。ここまでの取引レンジは、ドル・円は115円22銭から115円78銭、ユーロ・円は128円19銭から129円42銭、ユーロ・ドルは1.1126ドルから1.1198ドル。
<TY>
2022/02/28 13:14
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~停戦協議に賭けた押し目買いは危うし
28日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は反落、停戦協議に賭けた押し目買いは危うし・ドル・円は上げ渋り、日本株安でやや円買い・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位がアドバンテスト<6857>■日経平均は反落、停戦協議に賭けた押し目買いは危うし日経平均は反落。83.08円安の26393.42円(出来高概算5億9409万株)で前場の取引を終えている。25日の米株式市場ではNYダウが834.92ドル高と大幅続伸。ロシアのプーチン大統領がウクライナとの高官レベル協議に前向きとの報道を受け投資家心理が改善し、寄り付き後上昇。予想を上回る経済指標も手伝い、終日堅調に推移した。ナスダック総合指数は+1.64%だった。その後、西側諸国はロシアの一部の銀行を国際決済システム「国際銀行間通信協会(SWIFT)」から排除することで合意。実体経済への影響を懸念し、週明けの日経平均は18.98円安と下落スタート。朝方は売りが先行し一時26262.63円(213.87円安)まで下落。ただ、ロシアとウクライナの停戦協議への期待もあり、前場中ごろにプラスに転じると、26644.56円(168.06円高)まで上昇する場面があった。しかし、先行き不透明感が根強いなか、時間外取引のナスダック100先物などが大きく下落していることもあり、前引けにかけては再びマイナスに転じた。個別では、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>など半導体を中心としたハイテク株が安い。キーエンス<6861>やリクルートHD<6098>などのグロース(成長)株も軟調。ウクライナ情勢を巡ってロシアでの事業展開が警戒された三井物産<8031>をはじめとした大手商社やJT<2914>も下落。ほか、オリンパス<7733>、コマツ<6301>、日産自<7201>などの下落が目立つ。一方、ウクライナ情勢の混迷を受けて原油高や供給網混乱への思惑から、INPEX<1605>のほか、郵船<9101>を筆頭とした大手海運が大幅高。JFE<5411>など鉄鋼大手、住友鉱<5713>も高い。スクリン<7735>や新光電工<6967>などハイテクの一角で高いものも散見される。ほか、任天堂<7974>、武田薬<4502>、JAL<9201>、三菱重<7011>などの上昇が目立つ。東証1部の上昇率上位には、ロシアへの経済制裁に伴う供給懸念への思惑が追い風となった大阪チタ<5726>などが入った。セクターでは卸売業、電気機器、保険業などが下落率上位に並んだ。一方、鉄鋼、海運業、非鉄金属などが上昇率上位に並んだ。東証1部の値下がり銘柄は全体の28%、対して値上がり銘柄は67%となっている。週明けの東京市場はウクライナ情勢を巡る不透明感から方向感の定まらない展開。日経平均は朝安後に早々にプラスに切り返したかと思えば、その後再びマイナスになるなど、市場参加者も先行きについて見極めがつかない様子。また、指数がマイナスな一方で、東証1部全体では値上がり銘柄数が7割近くに及び、全体的にちぐはぐな様子。値がさ株の多いハイテクやグロースの下げが相対的に大きいのだろう。実際、資源価格の高騰や供給網の混乱などが連想される鉱業や海運には強い動きが見られるが、半導体関連株は総じて大きく下げているものが多い。トヨタ自<7203>やデンソー<6902>などの人気EV(電気自動車)関連も冴えないところを見る限り、投資家心理は停滞したままのようだ。マザーズ指数が先週末に続き大きく上昇しているが、東証1部の主力株が手掛けにくいなか、幕間繋ぎの短期物色の域を出ないだろう。ウクライナ情勢を巡っては日に日に事態が悪化しており、先行き不透明感がくすぶる。ロシアのウクライナへの本格侵攻から、西側諸国によるSWIFTからのロシアの排除制裁など、当初は可能性が低いとされていたことが急速展開で相次いで起こっている。SWIFTからの排除については、世界的な燃料価格の急騰を招かないよう、全ての銀行ではなく大手銀行のみを対象とするなど、ある程度の制約をかけているようだが、既に実施済みの制裁だけでも、実体経済への影響は小さくないうえ、ここまでの経緯を踏まえれば、この先の展開にも油断はできない。ロシアはこうした対ロ制裁に反発し、けん制の意味も込めて核戦力をちらつかせるなど、かなり威嚇的な動きを見せている。戦争という非合理的ともいえる事態が発生するのは、偶発的な条件が重なることによるものとされている。ロシアと西側諸国がお互いに引くに引けない背景からエスカレートした動きに出れば、事態の一段の混迷化も避けられない。また、現在、ロシア・ウクライナの停戦協議が事態打開のきっかけとして期待されているわけだが、平和的な解決につながるかは不透明。交渉が物別れになった場合の、事態深刻化をむしろリスクとして警戒しておいた方がよいだろう。さて、後場の日経平均も引き続き26500円前後でのもみ合い展開となりそうだ。関連のヘッドラインには注意が必要だが、アジア市況が総じて軟調で、時間外取引の米株価指数先物も大きく下落しているなか、積極的な買いは期待できないだろう。今週末には米雇用統計が控えているほか、週半ばの3月2~3日には米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言が予定されている。内容を見極めたいとの思惑から買いが手控えられるなか、売り手優位の地合いが続きそうだ。■ドル・円は上げ渋り、日本株安でやや円買い28日午前のアジア市場でドル・円は上げ渋り、115円後半まで上昇後は値を下げた。ウクライナ情勢の不透明感で日経平均株価は弱含み、日本株安を嫌気した円買いが主要通貨を下押しした。一方、有事のドル買いも根強く、対円での下落ペースは緩やか。ここまでの取引レンジは、ドル・円は115円22銭から115円78銭、ユーロ・円は128円19銭から129円42銭、ユーロ・ドルは1.1126ドルから1.1198ドル。■後場のチェック銘柄・BeeX<4270>、EduLab<4427>など、6銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位がアドバンテスト<6857>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・1月鉱工業生産速報値:前月比-1.3%(予想:-0.7%、12月:-1.0%)【要人発言】・神田財務官「市場の安定は極めて重要で、引き続き注視」「SWIFT関連措置に日本も参加を予定」<国内>特になし<海外>特になし
<CS>
2022/02/28 12:21
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は上げ渋り、日本株安でやや円買い
28日午前のアジア市場でドル・円は上げ渋り、115円後半まで上昇後は値を下げた。ウクライナ情勢の不透明感で日経平均株価は弱含み、日本株安を嫌気した円買いが主要通貨を下押しした。一方、有事のドル買いも根強く、対円での下落ペースは緩やか。ここまでの取引レンジは、ドル・円は115円22銭から115円78銭、ユーロ・円は128円19銭から129円42銭、ユーロ・ドルは1.1126ドルから1.1198ドル。【要人発言】・神田財務官「市場の安定は極めて重要で、引き続き注視」「SWIFT関連措置に日本も参加を予定」【経済指標】・日・1月鉱工業生産速報値:前月比-1.3%(予想:-0.7%、12月:-1.0%)
<TY>
2022/02/28 12:09
注目トピックス 市況・概況
Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(前引け)
■eワラント売れ筋トップ4(2022/2/28 11:36現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 金リンク債 コール (2,000米ドル) +24.36% 27.88 1.16円2 マイクロソフト コール (300米ドル) -13.96% 6.13 2.76円3 アマゾン・ドット・コム コール (3,300米ドル) -9.33% 6.65 2.13円4 三井物産 プット (2,850円) +31.69% -4.70 3.79円■eワラント値上がりトップ10(2022/2/28 11:37現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 三井物産 プット (2,750円) +74.19% -12.12 -6.22%2 三井物産 プット (2,350円) +41.67% 0.00 -6.22%3 日揮ホールディングス コール (1,150円) +40.23% 11.58 +4.63%4 金リンク債 コール (1,850米ドル) +34.07% 27.84 +1.09%5 三井物産 プット (2,850円) +31.69% -4.70 -6.22%6 住友金属鉱山 コール (5,700円) +29.13% 11.40 +3.74%7 日産自動車 プット (600円) +28.87% -6.64 -4.59%8 日揮ホールディングス コール (1,400円) +28.77% 7.27 +4.63%9 JT プット (2,300円) +28.19% -8.66 -3.43%10 三井物産 プット (2,400円) +28.00% -5.05 -6.22%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:カイカ証券ウェブサイト)
<FA>
2022/02/28 11:48
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):セルソース、インタートレ、オキサイドなど
インタートレ<3747>:544円(+38円)大幅続伸。持分法適用関連会社のデジタルアセットマーケッツが第三者割当増資を行ったことで、持分の変動による持分変動利益が発生することになったと発表。それに伴い、22年9月期の純利益を25百万円から94百万円に上方修正している。また、経常利益などは従来予想を据え置いており、第1四半期は赤字幅が拡大していたこともあり、安心感にはつながっているようだ。レノバ<9519>:1445円(+67円)大幅続伸。欧米諸国などによるロシアへの経済制裁強化を受け、ロシア産エネルギーの供給制限、それに伴う需給ひっ迫が警戒される状況となっている。今回の事態をきっかけに、長期的にもエネルギー安定確保の必要性が意識されることに。地政学リスクに左右されない再生可能エネルギーの需要は今後も高まっていくとの見方につながっているようだ。JT<2914>:2135.5円(-64円)大幅反落。ロシア・ウクライナの軍事衝突を映して、業績への影響が警戒される展開になっている。国内向けの紙巻きたばこや日本向けの葉巻きたばこ「キャメル」をつくっているウクライナ工場の操業を一時停止しているほか、ロシアにも5カ所の工場を保有している。両国を含めた近隣諸国での利益は全体の約2割を占めるとされており、インパクトの大きさが意識される状況のようだ。INPEX<1605>:1179円(+24円)大幅反発。欧米諸国がSWIFTからロシア大手銀を排除する制裁強化を決めるなど、ロシアへの経済制裁強化を受けて原油相場が大幅に上昇。北海ブレント先物は先週末比約7ドル高の1バレル105ドル台にまで上昇している。経済措置強化に伴い、世界有数の産油国であるロシアからの供給不安を意識、需給ひっ迫に伴う市況の先高思惑が再燃する形に。三井物産<8031>:2824円(-170.5円)大幅反落。ウクライナへの軍事侵攻に伴う、欧米によるロシアへの経済制裁強化の影響を警戒する動きが強まっている。サハリンLNGなどロシアで複数の事業展開を行っており、同地域での事業展開の先行きが懸念される形に。世界的にロシア製品の買い控えが長期化する可能性なども警戒視。同社を筆頭に本日は総合商社各社が全面安の展開になっている。CCT<4371>:6840円 カ -ストップ高買い気配。3月31日を基準日として、1株につき2株の割合で分割すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げて株式の流動性を高め、流通株式時価総額と時価総額を引き上げるとともに投資家層の拡大を図ることが目的。併せて定款を一部変更し、発行可能株式総数を1400万株から2800万株に増やす。株式分割に加え、気配値が25日移動平均線を上抜けていることも買いを後押ししているようだ。セルソース<4880>:3470円(+300円)大幅に続伸。一部メディアが売上高100億円以下の中堅上場企業を対象に直近1年間の平均PBR(株価純資産倍率)を前年と比較したところ、上昇幅の首位はセルソースだったと報じ、買い材料視されている。報道によると「膝関節の炎症治療向けなどに加工受託が伸びており、提携する医療機関は1000施設を超えた。直近1年の平均PBRは約40倍と前年(約22倍)から大きく上昇した」という。オキサイド<6521>:4665円(+265円)大幅に続伸。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の公募事業「グリーンイノベーション基金事業/次世代デジタルインフラの構築」の「次世代パワー半導体に用いるウェハ技術開発」テーマにMipox<5381>などと共同で応募し、採択されたと発表している。採択を受け、次世代パワー半導体材料SiC単結晶の溶液法による育成技術開発及び量産化に向けた準備のため、山梨県北杜市に第5工場を建設する。投資額は概算で4億円。
<ST>
2022/02/28 11:46
注目トピックス 市況・概況
東京為替:日経平均は83円安も株安を嫌気した円買いは一部にとどまる
28日午前のアジア市場でドル・円は115円40銭台で推移。日経平均は83円安で午前の取引を終えた。リスク選好的な為替取引は減少しているようだ。ただ、安全逃避的なドル買いも観測されており、株安を警戒した円買いは一部にとどまっているようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は115円22銭から115円78銭、ユーロ・ドルは1.1126ドルから1.1198ドル。ユーロ・円は128円19銭から129円42銭で推移。
<MK>
2022/02/28 11:39
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は115円50銭台で推移、日経平均反落も株安を意識した円買いは一部にとどまる
28日午前のアジア市場でドル・円は引き続き115円50銭台で推移。日経平均は反落しており、リスク選好的な為替取引は減少しているようだ。ただ、一部で安全逃避的なドル買いが観測されており、株安を警戒した円買いは増えていないようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は115円22銭から115円78銭、ユーロ・ドルは1.1126ドルから1.1193ドル。ユーロ・円は128円19銭から129円42銭で推移。
<MK>
2022/02/28 11:03
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は115円50銭台で推移、原油先物の反発を意識したドル買いも
28日午前のアジア市場でドル・円は115円50銭台で推移。ロシアの一部銀行は国際銀行間の送金・決済システムSWIFT(国際銀行間通信協会)からまもなく排除されることから、リスク選好的な為替取引は縮小するとの見方は残されているようだ。ただし、日経平均は130円高で推移しており、株安を警戒した円買いは増えていないようだ。原油先物の反発を意識したドル買いが観測されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は115円22銭から115円78銭、ユーロ・ドルは1.1126ドルから1.1193ドル。ユーロ・円は128円19銭から129円42銭で推移。
<MK>
2022/02/28 10:34
注目トピックス 市況・概況
東京為替:日経平均反転でドル・円は下げ渋り
28日午前のアジア市場でドル・円は115円50銭台で推移。ロシアの一部銀行は国際銀行間の送金・決済システムSWIFT(国際銀行間通信協会)からまもなく排除されることから、リスク選好的な為替取引は縮小する可能性がある。ただし、日経平均は反転しており、株安を警戒した円買いはやや縮小しているようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は115円22銭から115円78銭、ユーロ・ドルは1.1126ドルから1.1193ドル。ユーロ・円は128円19銭から129円42銭で推移。
<MK>
2022/02/28 10:22
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ロシアの一部銀行のSWIFT排除で目先的にリスク選好的な為替取引は縮小か
28日午前のアジア市場でドル・円は115円60銭近辺で推移。ロシアの一部銀行は国際銀行間の送金・決済システムSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除されることから、リスク選好的な為替取引は縮小する可能性がある。安全逃避的な取引が再び拡大する可能性は残されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は115円22銭から115円78銭、ユーロ・ドルは1.1126ドルから1.1193ドル。ユーロ・円は128円19銭から129円42銭で推移。
<MK>
2022/02/28 09:34
注目トピックス 市況・概況
日経平均は181円安、寄り後は軟調
日経平均は181円安(9時5分現在)。今日の東京株式市場は、寄付き段階では売り買いが交錯した。先週末にロシアに厳しい経済制裁を科す方針が示されたことに加え、プーチン露大統領が、核戦力を含む軍の核抑止部隊に任務遂行のための高度な警戒態勢に移行するよう指示するなど、国際緊張の先行きが読みにくく、買い手控え要因となった。一方、先週末の米株式市場で主要指数が大幅高となり、東京市場の株価を支え、また、ウクライナが、前提条件なしにベラルーシ国境でロシアと交渉することで合意したと伝えられ、地政学リスクへの警戒感がやや緩和し、株価下支え要因となり、寄付き段階では売り買いが拮抗した。寄り後、日経平均は軟調な動きとなっている。
<FA>
2022/02/28 09:05
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:INPEXや郵船などに注目
先週末25日は米NYダウが834.92ドル高の34058.75、ナスダック総合指数が221.04pt高の13694.62、シカゴ日経225先物が大阪日中比480円高の26980円。ドル・円は1ドル=115.60-70円。株式市場が休場中、西側諸国はロシアの一部の銀行を国際決済ネットワークである国際銀行間通信協会(SWIFT)から排除することを合意。その後、ロシア・ウクライナの交渉報道も伝わっているが、先行き不透明感から主力株全般に売りが広がりそうだ。ロシアへの経済制裁による実体経済への影響懸念から信越化学<4063>、クボタ<6326>、東レ<3402>、安川電機<6506>などの景気敏感株が軟調となろう。そのほか、先週末に大きく買い戻された東エレク<8035>や村田製<6981>などのハイテク株も再び冴えない展開となることが予想される。一方、資源価格の高騰への思惑からINPEX<1605>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>などには買いが入りそうだ。また、供給網混乱の長期化への思惑や配当権利取りを狙った動きから、郵船<9101>や商船三井<9104>などの海運株も相対的に堅調となりそうだ。
<FA>
2022/02/28 09:02
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~値がさハイテク株などが日経平均を押し上げ27000円を捉えてくる可能性~
28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:値がさハイテク株などが日経平均を押し上げ27000円を捉えてくる可能性■近鉄GHD、下方修正 営業損益▲50億円←30億円■前場の注目材料:塩野義、コロナ飲み薬申請、国内企業初■値がさハイテク株などが日経平均を押し上げ27000円を捉えてくる可能性28日の日本株市場は、米株高を手掛かりにギャップスタートとなろう。25日の米国市場はNYダウが834ドル高だった。ロシアのプーチン大統領がウクライナと高官レベルの協議に前向きだとの報道を受け投資家心理が改善し、停戦交渉への期待から買い優勢の展開。さらに、1月耐久財受注や個人消費支出(PCE)、2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想を上回る経済指標の強い結果だったことも支援材料になった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比480円高の26980円。円相場は1ドル115円50銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートとなり、日経平均は節目の27000円を意識したトレンドが期待されそうだ。ロシアとウクライナ代表団との停戦交渉を行うことで合意したと報じられるなか、これまでウクライナ情勢の緊迫化から弱気に傾いていた需給の修正リバウンドが意識されよう。朝方はインデックス買いが集中しやすく、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが日経平均を押し上げてくる可能性が高いため、節目の27000円を一気に捉えてくる可能性はありそうだ。ただし、停戦合意に繋がるかは不透明であることから、合意できなければ再び攻撃が激化する動きとなることから、積極的には上値を買いづらいところ。とはいえ、結果待ちのなか、新たに売り込む流れには向かいづらいと考えられ、全体としては底堅さが意識されやすいだろう。これまで弱い値動きが目立っていたハイテク株などへはリバウンドを狙った動きが向かいやすい一方で、市況上昇などで買われていた銘柄などへは利益確定の動きが意識されやすいところだ。そのほか、ひとまず地政学リスクは和らぐ格好となるため、個人投資家のセンチメントも改善すると見られる。依然として短期的な値幅取り狙いの動きが中心とは見られるものの、下落基調が継続していたマザーズ銘柄などには、自律反発狙いの動きが強まりそうだ。特に、需給調整が一巡していると見られる直近IPO銘柄へは見直しの動きが意識されやすいと考えられる。■近鉄GHD、下方修正 営業損益▲50億円←30億円近鉄GHD<9041>は2022年3月期業績予想の修正を発表。営業損益は30億円から50億円の赤字に下方修正した。オミクロン株による感染症が急拡大しており、運輸業のうち鉄軌道部門で旅客収入が想定を下回っているほか、流通業で来店客数が減少し、ホテル・レジャー業でもホテル部門で稼働率が低下している。一方で、営業外収益で近鉄エクスプレスの業績が堅調に推移しており、経常利益、当期純利益は据え置いている。■前場の注目材料・日経平均は上昇(26476.50、+505.68)・NYダウは上昇(34058.75、+834.92)・ナスダック総合指数は上昇(13694.62、+221.04)・1ドル115.50-60円・シカゴ日経先物は上昇(26980、大阪比+480)・SOX指数は上昇(3452.67、+53.52)・VIX指数は低下(27.59、-2.73)・米長期金利は低下・米国景気の拡大・海外のコロナ感染沈静化・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・塩野義<4507>コロナ飲み薬申請、国内企業初・河西工業<7256>25年3月期めど米1工場閉鎖、車内装品生産見直し・冨士ダイス<6167>離型容易なガラス成形金型、医療用分析デバイス向け・日本精工<6471>ロボ用アクチュエーター開発、高精度に衝突察知・ダイヘン<6622>産ロボ世界シェア10%、24年3月期めど現状比倍増・エプソン<6724>スカラロボ「基盤」開発、コア部品を共通化・三菱電機<6503>米社買収でUPS事業を強化・三菱ガス<4182>新素材探索を効率化、日立と協力、時間半減・浜松ホトニクス<6965>京大と冷却不要の磁気センサー開発、光学的に磁場計測☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 1月鉱工業生産速報値(前月比予想:-0.7%、12月:-1.0%)<海外>・特になし
<ST>
2022/02/28 08:37
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに強まる可能性は低い見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後114円85銭(2017/04/17)まで戻し、さらに137円50銭(2018/2/2)まで買われた。ロシアによるウクライナ攻撃を嫌気したユーロ売り・米ドル買いは一巡したが、欧州中央銀行(ECB)は金融緩和策の縮小を急がない方針であることから、リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに強まる可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・ラガルドECB総裁は早期利上げを否定・ロシアのプーチン大統領はウクライナの親ロシア派2地域の独立を承認・ユーロ圏と米国の金利差拡大観測
<FA>
2022/02/28 07:56
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:リスク選好的な為替取引縮小の可能性も
25日のドル・円は、東京市場では115円62銭から115円15銭まで弱含み。欧米市場では、115円19銭から115円76銭まで反発し、115円54銭で取引終了。本日28日のドル・円は主に115円台で推移か。ロシアの一部銀行は国際銀行間の送金・決済システムSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除されることから、リスク選好的な為替取引は縮小する可能性がある。報道によると、米国、英国、欧州、カナダは2月26日、ロシアの一部銀行を国際銀行間の送金・決済システムのSWIFTから排除することで合意した。制裁にはロシア中央銀行の外貨準備に関する規制も含まれるようだ。25日の時点では、米国と欧州各国は、自国経済にも悪影響が及ぶことを懸念して、金融システムに深刻な打撃を与えない制裁措置を導入するとみられていた。ロシアの一部銀行が国際銀行間の決済システムから排除されることが世界経済にどのような影響を及ぼすのか、現時点で正確に予測することは難しい。また、ロシアとウクライナの協議の行方も注目されており、リスク選好的な為替取引がただちに拡大する可能性は低いとみられる。
<FA>
2022/02/28 07:52