注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 東京為替:1ドル109円70銭台、米北東部、ハリケーンの影響続く 午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=109円70銭台で推移。米北東部はルイジアナ州ではハリケーン・アイダの影響で、60万の住宅や企業が停戦するなど、影響が継続している。またメキシコ湾での石油生産の88%、天然ガスの83%が停止しているもようだ。一方、東京株式市場は日経平均が483.63円高と大幅続伸となっている。菅首相が、総裁任期満了で退任する見通しとなったことから、今後の政策期待が高まり、2日で1000円近い上昇となっているもようだ。また、指数に寄与度の高い、ファーストリテイリング<9983>、東京エレクトロン<8035>などが1000円以上の値上がりとなり相場をけん引していることも、指数の上昇に寄与しているようだ。 <FA> 2021/09/06 09:25 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:日本水産や協和キリンなどに注目 先週末3日の米国市場では、NYダウが74.73ドル安の35369.09と緩んだが、ナスダック総合指数は32.34pt高の15363.52で先週末に続いて史上最高値を更新。シカゴ日経225先物は大阪日中比435円高の29595円と一段高。週明け6日早朝の為替は1ドル=109.70-80円(先週末午後3時は110.00円)。本日の東京市場では、日経平均の急速な上昇を手掛かりに野村<8604>、大和証G<8601>をはじめとする証券株などが堅調となりそうだ。また、先週末に発表された8月米雇用統計が市場予想を大幅に下回ったことで早期の量的緩和縮小(テーパリング)懸念が後退し、東エレク<8035>などの半導体関連株をはじめ、グロース株全般が強含みとなりそうだ。そのほか、海外勢によるまとまった買い戻しが続くなか、値がさ株や主力大型株に資金が向かいやすそうで、中小型株よりは大型株の方がアウトパフォームしやすいだろう。他方、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測された日本水産<1332>、協和キリン<4151>、東京応化工業<4186>、DOWA<5714>、SMC<6273>、日立建機<6305>、日立<6501>、東京海上<8766>、SGホールディングス<9143>、NTT<9432>、アインHD<9627>などに注目。 <FA> 2021/09/06 09:11 注目トピックス 市況・概況 日経平均は404円高、寄り後はもみ合い 日経平均は404円高(9時5分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。菅首相が自民党総裁選への不出馬を表明して以降、株価の上昇傾向が鮮明になっており、その流れが継続した。市場では、自民党総裁選の候補予定者が打ち出す政策による経済浮揚を期待するムードが強くなっており、株価支援要因となった。一方、日経平均は先週の5日続伸で1500円近く上昇しており、利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。 <FA> 2021/09/06 09:05 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~過熱感よりも政策期待から先高感が強まる~ 6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:過熱感よりも政策期待から先高感が強まる■ハイレックス、22/10 下方修正 営業利益35.0億円←56.0億円■前場の注目材料:ニッパツ、半導体装置向け100億円投資、部品生産倍増■過熱感よりも政策期待から先高感が強まる6日の日本株市場は堅調な展開が見込まれる。3日の米国市場ではNYダウが74ドル安だった。8月雇用統計の雇用者数が予想を大幅に下回る伸びに留まったため、景気回復ペースの減速を警戒した売りが広がった。また、賃金が予想以上の上昇を示したため、高インフレへの懸念も再燃し景気循環株が売られ、ダウは終日軟調に推移した。一方、ハイテク株の買いは根強く、ナスダック指数は連日で史上最高値を更新した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比435円高の29595円。円相場は1ドル109円70銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。急ピッチの上昇に対する過熱感は警戒されやすいものの、今回の大幅な上昇に対して売り方の買い戻しは一巡していないとみられ、買い戻しの需給が強まりやすい。また、今週は週末に9月限の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えている。ロールオーバー中心の売買となりやすいものの、強い上昇によってヘッジ対応の商いが入りやすい需給状況になりやすい。また、突然の菅首相の総裁選出馬断念によって、新総裁選出に向けて政策期待が高まりやすいため、ショートポジションを仕掛けてくる動きにはなりづらいところである。急ピッチの上昇に対する反動の局面においては、押し目狙いの買いの動きが強まることになりそうだ。日経平均は一気に29000円を突破し、先物市場では29500円を超えてきたことにより、3万円が意識されてくる可能性がある。また、物色の流れとしては先物に連動する格好から、裁定買いが入りやすく、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などの動向が注目される。また、新総裁への思惑から各候補者が打ち出している政策に関連したテーマ株への物色が強まりやすい。さらに、政策に関連した報道が相次ぐことから、テーマ株への物色が活発化しやすい需給状況になりそうだ。■ハイレックス、22/10 下方修正 営業利益35.0億円←56.0億円ハイレックス<7279>は2022年10月期業績予想の修正を発表。営業利益は56.0億円から35.0億円に下方修正した。世界的な半導体の不足による自動車メーカーの減産影響が当初想定より拡大すると見込まれることから売上高は前回発表予想比19億円減少する見込み。利益面については、減産のほか材料コストの高騰や輸送コストの増加などが影響する。■前場の注目材料・日経平均は上昇(29128.11、+584.60)・ナスダック総合指数は上昇(15363.52、+32.34)・シカゴ日経先物は上昇(29595、大阪比+435)・SOX指数は上昇(3430.89、+19.56)・VIX指数は変わらず(16.41、±0.00)・次期首相による大型経済対策への期待・海外コロナワクチン接種の進展・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・ニッパツ<5991>半導体装置向け100億円投資、部品生産倍増・日揮HD<1963>アゼルバイジャンのグリーン水素構想支援、CO2フリーで次世代エネ・村田製作所<6981>米社を160億円で買収、スマホ消費電力削減技術・マツダ<7261>タイ・メキシコでの工場操業を停止、半導体不足など・三菱自<7211>タイで1カ月一部生産停止・日産自<7201>早大とモーター磁石からレアアース98%回収、リサイクル技術開発・コマツ<6301>ヴァーレと提携、鉱山の岩盤掘削新工法・ダイセル<4202>おがくずからバイオマスフィルム製造、京大と共同・三菱ケミHD<4188>DAIZ、三菱ケミHDから出資、植物肉改良で協力・アステラス薬<4503>日東電工・エムハートと心電計検査事業で連携☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・特になし <ST> 2021/09/06 08:38 注目トピックス 市況・概況 マザーズ先物見通し:反発、政策期待で底堅い値動き、5日線超えが争点 本日のマザーズ先物は反発が予想される。3日の米国株式市場は。8月雇用統計の雇用者数が予想を大幅に下回る伸びに留まったため、景気回復ペースの減速を警戒した売りが広がり、寄り付き後、下落。同時に賃金が予想以上の上昇を示したため、高インフレへの懸念も再燃し特に景気循環株が売られ、ダウは終日軟調に推移。ナスダックは連日史上最高値を更新し終了。本日のマザーズ先物は、ナスダックやナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ、反発でのスタートが予想される。国内では、自民党の総裁選挙の政局に伴う政策期待から、日経225先物のナイトセッションが大幅上昇しており、マザーズ市場も底堅い値動きとなることが見込まれている。また、時価総額中位のライフネット生命<7157>が発表した8月単月の業績速報で、新契約件数が前年同月比19.0%増と発表しており、相場を下支えすることが期待される。日足チャートでは、1120.0pt近辺にある5日線を超えられるかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1130.0pt、下値のメドは1074.0ptとする。 <FA> 2021/09/06 08:20 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後114円85銭(2017/04/17)まで戻し、さらに137円50銭(2018/2/2)まで買われた。ユーロ圏のインフレ率上昇は一時的な現象との見方が多いが、雇用情勢の改善は好材料。米国の雇用拡大ペースは減速しており、新たなユーロ売り材料が提供されない場合、リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・米量的緩和策の縮小は年内開始の可能性・ユーロ圏の企業景況感のさらなる改善は難しいとの見方・新型コロナウイルス変異株の感染流行【ユーロ買い要因】・ユーロ圏の企業景況感の改善傾向・域内雇用情勢の改善・米雇用拡大ペースの減速 <FA> 2021/09/06 08:07 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米国市場休場で主要通貨の為替取引は動意薄となる可能性 3日のドル・円は、東京市場では109円80銭から110円07銭まで反発。欧米市場では、110円04銭から109円59銭まで反落し、109円72銭で取引終了。本日6日のドル・円は主に109円台後半で推移か。米国市場は休場となるため、アジア市場における主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続く可能性がある。3日発表の8月米非農業部門雇用者数は前月比+23.5万人と、市場予想の+73.3万人程度を大きく下回り、今年1月以来の低い伸びにとどまった。ただ、8月の平均時間給は前月比+0.6%、前年比+4.3%と市場予想を上回っており、失業率は5.2%に低下した。不完全雇用率は7月の9.2%から8.8%まで低下した。7月の非農業部門雇用者数は+105.3万人に上方修正されている。米国の雇用拡大ペースは減速したが、それでも月間30万人程度の雇用増加がしばらく続く可能性がある。新型コロナウイルスの感染増加は対面型サービス業などの企業活動に一定の影響を及ぼしているようだが、深刻な状況ではないとみられている。そのため、量的緩和策縮小に関する議論は9月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)でさらに進展し、11月か12月に債券買い入れ額の段階的な縮小が開始される可能性は残されている。 <FA> 2021/09/06 08:05 注目トピックス 市況・概況 大阪金見通し:上昇か、資金流入続くとの見方強まる可能性 大阪取引所金標準先物 22年8月限・夜間取引終値:6444円(前日日中取引終値↑37円)・想定レンジ:上限6480円-下限6400円6日の大阪取引所金標準先物(期先:22年8月限)は上昇しそうだ。先週末に米国で発表された8月の雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を下回ったことから、FRBによる量的緩和の縮小観測が後退し、当面、金市場への資金流入が続くとの見方が強くなった。こうした動きを映し、先週末のナイトセッションで金先物は上昇しており、今日の金先物は、この流れを引き継ぎ、買いが優勢の展開となりそうだ。 <FA> 2021/09/06 07:45 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:独製造業受注、米失業保険の上乗せ給付期限切れ、欧非公式欧州連合(欧)財務相会合など <国内>13:00 平野英治年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)前経営委員長が年金積立金に関するシンポジウムに参加<海外>27:00 ブ・貿易収支(先週)  13.89億ドル独・製造業受注(7月) -1.0% 4.1%米・株式市場は祝日のため休場(レーバーデー)米・失業保険の上乗せ給付期限切れ欧・非公式欧州連合(欧)財務相会合伊・G20保健相会合(5-6日)独・国際モーターショー「IAAモビリティー」のプレスデー(7日まで、一般公開は7-12日)注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <FA> 2021/09/06 06:30 注目トピックス 市況・概況 3日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場はまちまち、雇用統計の悪化で回復減速を警戒 ■NY株式:米国株式市場はまちまち、雇用統計の悪化で回復減速を警戒ダウ平均は74.73ドル安の35,369.09ドル、ナスダックは32.34ポイント高の15,363.52で取引を終了した。8月雇用統計の雇用者数が予想を大幅に下回る伸びに留まったため、景気回復ペースの減速を警戒した売りが広がり、寄り付き後、下落。同時に賃金が予想以上の上昇を示したため、高インフレへの懸念も再燃し特に景気循環株が売られ、ダウは終日軟調に推移した。一方、ハイテク株の買いは根強く、ナスダック総合指数は連日史上最高値を更新し終了。セクター別では、半導体・同製造装置、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方、運輸・各種金融が下落した。半導体のエヌビディア(NVDA)はアナリストの目標株価引き上げを受けて上昇。同業のブロードコムは、四半期決算の内容が予想を上回ったほか、5G対応のスマホ市場の需要が好調で楽観的な見通しを示し、買われた。動画配信のフーボTV(FUBO)は、アイオワ州に続きアリゾナ州でオンラインギャンブルサービス供給を巡るライセンスを取得したことが好感され上昇。一方、在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は、同アプリの利用が過去4カ月間で42%減落ち込んだとの報道が嫌気され、売られた。航空会社のデルタ(DAL)、ユナイテッド(UAL)やクルーズ船を運営するカーニバル(CCL)などは強い回復への期待後退で、売り上げ鈍化懸念が広がり、それぞれ下落。食品医薬品局(FDA)は新型コロナワクチンのブースター(追加免疫)接種にはさらなる調査が必要と、政府に接種を進める計画をとどまるよう要請したと報じられた。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:ドル弱含み、8月の米非農業部門雇用者数は市場予想を大幅に下回る3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円97銭から109円59銭まで下落し、109円72銭で引けた。この日発表された8月米雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びは市場予想を大幅に下回ったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月連邦公開市場委員会(FOMC)で緩和縮小計画を発表するとの思惑は後退し、ドル売りに拍車がかかった。しかしながら、その後発表された米8月ISM非製造業景況指数は予想を上回ったこと、8月雇用統計で平均時間給の伸びが予想を上回ったことから、長期金利が上昇に転じると、ドルは下げ止まった。ユーロ・ドルは1.1909ドルまで上昇後、1.1866ドルまで下落して1.1877ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)がパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の規模削減を第3四半期から開始するとの思惑がユーロを押し上げた。ユーロ・円は130円74銭まで強含んだのち、130円19銭まで反落。ポンド・ドルは1.3824ドルから1.3892ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9116フランまで下落後、0.9159フランまで上昇した。■NY原油:反落、需要増の思惑後退で売り強まる3日のNY原油先物10月限は反落(NYMEX原油10月限終値:69.29 ↓0.70)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比-0.70ドルの69.29ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは69.05ドル-70.53ドル。8月米雇用統計発表後に70.53ドルまで買われたが、連休前のポジション調整的な売りが増える展開となり、通常取引終了後の時間外取引で69.05ドルまで下落している。将来的な需要増大の思惑は後退したことも原油先物の下げにつながった。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  41.05ドル   +0.03ドル(+0.07%)モルガン・スタンレー(MS) 104.25ドル  -0.58ドル(-0.55%)ゴールドマン・サックス(GS)411.31ドル  -3.19ドル(-0.77%)インテル(INTC)        53.51ドル   -0.22ドル(-0.41%)アップル(AAPL)        154.30ドル  +0.65ドル(+0.42%)アルファベット(GOOG)    2895.50ドル +11.12ドル(+0.39%)フェイスブック(FB)     376.26ドル  +0.98ドル(+0.26%)キャタピラー(CAT)      210.37ドル  -1.41ドル(-0.67%)アルコア(AA)         47.21ドル   +0.30ドル(+0.64%)ウォルマート(WMT)      149.25ドル  +0.69ドル(+0.46%) <ST> 2021/09/06 06:17 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:ヤクルトや住友化学などに注目 24日の米国市場では、NYダウが30.55ドル高の35366.26と締まり、ナスダック総合指数は77.15pt高の15019.80で史上最高値を更新。シカゴ日経225先物は小高く大阪日中比25円高の27765。25日早朝の為替は1ドル=109.60-70円(昨日午後3時は109.82円)。本日の東京市場では、米国株や米10年債利回りの上昇から三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>など大手金融株が商いを膨らませて上昇し、トヨタ<7203>、TDK<6762>もしっかりの展開となろう。昨日大引け後の好材料開示銘柄では、2021年7月期の最高益予想を引き上げた内田洋行<8057>や2021年9月期の配当増額を発表したIMV<7760>も値上がりが期待できよう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測されたヤクルト<2267>、味の素<2802>、住友化学<4005>、日産化学<4021>、カネカ<4118>、DIC<4631>、ニチアス<5393>、牧野フライス<6135>、セガサミーHD<6460>、マキタ<6586>、富士通<6702>、カシオ<6952>、新光電気工業<6967>、シマノ<7309>、HOYA<7741>、MS&AD<8725>、東京海上<8766>、T&DHD<8795>などに注目。 <FA> 2021/09/06 02:59 注目トピックス 市況・概況 個人投資家・有限亭玉介:DX関連株に再び脚光か!関連株をチェック【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2021年8月30日15時に執筆9月1日、デジタル庁が発足しました。それに伴い官庁DX関連が人気化しているようですねぇ。昨年のテレワークブームが落ち着いてきた頃に、デルタ株の感染拡大も相まってDX関連が再び注目されております。改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。日本政府は経済界にテレワークの実施を引き続き要請している通り、肉体労働のような物理的に人が必要な業務以外は、テレワークの導入を積極的に検討してもらいたいもんですな。緊急事態宣言中でも依然として毎朝決まった時間に電車が満員となるのも考え物…DXなどの導入コストを渋って社員を危険に晒したり、非効率な仕事に甘んじている企業というのは、投資家からしても歓迎されるものではありません。いずれ被雇用者の側も、社会のデジタル化に意識を合わせ、働き方を自ら変化させていく事が必要となるでしょう。デジタル庁が発足されれば役所の手続きがオンラインで可能となり、一度提出した情報を再び提出する手間が解消されるとの事です。書類手続きや郵送する手間などが全て無くなれば、業務の効率は飛躍的に向上すると思われます。DXで対面での窓口業務も減り始めています。人件費や感染症のリスクを考えると可能な限りオンラインサービスを拡充させる方針でしょうし、生体認証などの技術革新が進めばオンラインでの本人確認がより正確になり簡略化されるはずです。総選挙を前に菅総理肝入りのデジタル庁が始動し、あたくし達の生活がどう便利になるのか楽しみにしているところです…と、いうわけで今回はDX関連を中心にピックアップしてみました。直近で年初来高値を更新したCAC Holdings<4725 >は8月12日の決算発表で増益着地すると上方修正も併せて発表しております。DXの潮流を受けて国内IT事業が好調で、DX化の受注を増やしているとの事です。デジタル庁発足によって官公庁の受託案件に強みを持つフォーカスシステムズ<4662>は、8月6日の決算発表が軟調ながらデジタル庁関連としての思惑から直近で切り返しました。DX関連としてはもちろん、「三次電池」への研究も材料視されているようです。政府系の案件も受注しているクロスキャット<2307>は、底値圏から出遅れで急動意しました。マイナンバー関連でも素地があり、DX関連に強みを持つシステムインテグレータとして監視中です。8月12日の決算も好調で、これから下値を切り上げる可能性もあるか。メガバンク向け案件やAIビジネスにも注力しているニーズウェル<3992>は、8月下旬から下値を切り上げると年初来高値を更新しました。業務系ソフトや組込み系ソフトの開発を手掛ける同社は、技術力に定評がありますな。7月にヤフーの「Yahoo!マーケティングソリューションセールスパートナー」に認定された事が材料視されたWACUL<4173>は、AIを活用した広告運用に強みがあります。底値圏でのチャート(日足)は、出遅れとも見れるか。昨年10月から長らく調整が続いていたキューブシステム<2335>は、宅配事業会社や通信会社からの案件受注が業績寄与すると8月4日の決算は増益着地となりました。直近では25日・75日線を上抜いており、底を打ったとの判断も出来そうです。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず <RS> 2021/09/05 10:00 注目トピックス 市況・概況 来週の相場で注目すべき3つのポイント:メジャーSQ、景気ウォッチャー調査、工作機械受注など ■株式相場見通し予想レンジ:上限29800-下限28700円来週の日経平均は上値を試す展開か。注目の米8月雇用統計で雇用者数は前月比23.5万人増と市場予想の72.5万人を大幅に下回った。労働市場の回復懸念から景気敏感株が売られたものの、NYダウの下落は限られた。ポジション調整の債券売りから米長期金利はむしろ上昇したが、依然低水準でハイテク株人気は根強く、ナスダック総合指数は過去最高値を更新した。米雇用統計の結果は想定外だが、米株市場の反応は薄く、相場の基調に変化はないようだ。何より、日本では政局流動化に伴い政策期待が高まるなど、独自要因から株価急伸中であり、この流れに変化はなさそうだ。今週1週間だけで日経平均は1500円近くも上昇し、短期的な過熱感は否めないが、週末の先物・オプション取引に係る特別清算指数算出(メジャーSQ)に向け売り方の買い戻しが進めば一段高もありそうだ。また、日本株の上値を抑えてきた各種要因も解消されてきた。大きな要因としては、新型コロナウイルスの感染動向、政局不透明感、景気減速懸念などが挙げられる。1つ目のコロナ感染動向については、依然として水準は高いものの、全国の中でも先行性の高い東京都の新規感染者数に明確な鈍化が見られている。8月第3週の5000人台、第4週の4000人台の推移と比べ、8月末から9月上旬にかけては3000人前後での推移が多く、8月30日には一時2000人を下回った。前週比減少傾向が続いており、ピークアウト感が見られてきている。2つ目の政局不透明感については、10月21日の衆院議員任期満了が近づくなか、「解散・総選挙に向けては買い」という株高アノマリーの存在が大きい。過去の経験則として、衆院解散日から投票日にかけては日経平均が上昇するというパターンが多く観測されている。また、今回のように与党の支持率が大きく低下している際には、求心力回復のために大胆な経済対策が打たれるのではとの期待が高まる。景気減速懸念については、米サプライマネジメント協会(ISM)発表の製造景況指数、中国製造業購買担当者景気指数(PMI)のモメンタム鈍化、日本株と連動性の高い米長期金利の低下などが挙げられてきた。ただ、日経平均が2月の30714.52円から8月の26954.81円まで半年以上かけて調整した値幅を考慮すると、指標のモメンタム鈍化などはいったん十分に織り込まれたといえそうだ。衆院選は9月29日に予定されている自民党総裁選の投開票日以降になるだろうが、それまではアノマリーを意識した動きや政策期待などで株高基調が支えられそうだ。■為替市場見通し来週のドル・円は底堅い値動きか。米国内での新型コロナウイルス感染増加が報告されており、直近発表の主要経済指標は強弱まちまちであることから、米国経済の早期正常化を期待したドル買いは一服している。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は8月27日、国際経済シンポジウムでの講演で資産買入れの段階的縮小(テーパリング)の意義を強調したが、量的緩和策の縮小は早期利上げを示唆するものではないとし、利上げを急がない方針を示した。ただ、今月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で量的緩和策の縮小に関する議論はさらに進展する可能性は残されており、リスク回避的なドル売りがさらに広がる可能性は低いとみられる。市場関係者の間では「8月の雇用統計は期待外れだったが、今月21-22日開催のFOMCに向け、各地区連銀総裁などFRB関係者から量的緩和策の早期縮小について前向きな発言が出てくるのではないか」との声が聞かれており、米国金利の先高観を意識したドル買い・円売りが優勢となりそうだ。■来週の注目スケジュール9月6日(月):米・株式市場は祝日のため休場(レーバーデー)、米・失業保険の上乗せ給付期限切れなど9月7日(火):家計支出(7月)、景気動向指数(7月)、独・ZEW期待指数(9月)、中・貿易収支(8月)など9月8日(水):GDP改定値(4-6月)、景気ウォッチャー調査(8月)、貿易収支(7月)、米・JOLT求人件数(7月)、米・ニューヨーク連銀総裁が講演、米・地区連銀経済報告(ベージュブック)公表など9月9日(木):工作機械受注(8月)、東京オフィス空室率(8月)、中・消費者物価指数(8月)、中・生産者物価指数(8月)、欧州定例理事会など9月10日(金):米・生産者物価コア指数(8月)、米・卸売在庫(7月)など9月11日(土):米・同時多発テロから20年9月12日(日):東京など21都道府県に発令中の緊急事態宣言の期限 <YN> 2021/09/04 18:25 注目トピックス 市況・概況 新興市場見通し:ハイテク優位続くが「政治」論点浮上の影響は?IPO多数BBへ 今週の新興市場では、やはり週初から主力IT株を中心に買いが先行した。米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」後、米長期金利の低下とともに米ナスダック総合指数が連日で高値を更新するなど、ハイテク株優位の地合いとなったことがマザーズ指数の一段の上昇を後押しした。ただ、日足チャートで1130pt近辺に位置する75日移動平均線水準を回復すると、利益確定の売りも出て上値は重くなった。また、政局の流動化とともに日経平均が大幅に上昇すると、物色の矛先を大型株に向ける向きもあったようだ。なお、週間の騰落率は、日経平均が+5.4%であったのに対して、マザーズ指数は+2.3%、日経ジャスダック平均は+2.2%だった。個別では、マザーズ時価総額上位のメルカリ<4385>が週間で2.5%高、JMDC<4483>が同7.2%高と堅調。JMDCは新サービスに係るリリースが材料視されたこともあり、上場来高値を更新した。Appier Group<4180>は同14.3%高と大きく上昇。売買代金上位では、前の週に上場し初値低調だったジェイフロンティア<2934>が一転、大いに賑わった。また、グローバルウェイ<3936>は連日のストップ高で2倍超に急伸した。一方、ビジョナル<4194>が同1.6%安とやや軟調で、すららネット<3998>は利益確定売りがかさんだ。また、海帆<3133>などが下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力では東映アニメーション<4816>が同13.5%高となり、時価総額トップに浮上。ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>も同6.5%高と堅調だった。また、フェローテックHD<6890>などが大きく買われ、トミタ電機<6898>が週間のジャスダック上昇率トップとなった。一方、ワークマン<7564>は同4.8%安と軟調で、京極運輸商事<9073>などが下落率上位に顔を出した。IPOでは、9月2日上場のモビルス<4370>が公開価格を43%、メディア総研<9242>が7%それぞれ上回る初値を付けた。来週の新興市場では、マザーズ指数のしっかりした動きに期待したい。米国を中心とした市場全体に、米長期金利の伸び悩みを背景にハイテク株優位が続きそうだ。もっとも、菅義偉首相の退陣表明を受けて政治情勢が最大の投資論点に浮上し、海外投資家も日本株への関心を高めるなか、主力大型株の売買が中心となる可能性はある。また、マザーズの1日当たり売買代金は8月末ごろからやや増加しているが、既存投資家の循環的な買いの範囲内か。ニューマネー流入の印象はなお乏しい。来週は、9月9日にステムリム<4599>、10日にブレインズテクノロジー<4075>、セルソース<4880>、イトクロ<6049>などが決算発表を予定している。ブレインズは上場後初の決算発表だが、異常検知などのAI(人工知能)ソフトウェアで業績急伸中。再生医療のセルソースも好調が続くか注目されそうだ。また、自民党総裁選(17日告示、29日投開票)の行方は見通しづらいが、弁護士ドットコム<6027>などに思惑買いが向かう可能性もある。IPO関連では、来週の新規上場企業はないが、シンプレクス・HD<4373>やセーフィー<4375>といった9月後半の上場案件が順次ブックビルディング(BB)期間に入る。件数がまずまず多く、やや大型の案件も散見されることから需要状況を注視したい。なお、今週はワンキャリア<4377>(10月7日、マザーズ)の新規上場が発表されている。 <FA> 2021/09/04 14:50 注目トピックス 市況・概況 国内株式市場見通し:一変した株高基調を強めるか、メジャーSQに注目 ■日経平均は急騰で29000円回復今週の日経平均は大幅に続伸。週初は、前の週末に開催された米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」での講演で、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が年内の量的緩和縮小(テーパリング)開始が適切と言及したものの、利上げには程遠いとタカ派色を強めなかったことが安心感を誘い、低金利長期化への期待から日経平均は148.15円高と上昇。翌8月31日は月末最終営業日の株安アノマリーが意識され、前場こそ上値は重かったものの、後場からムードが一変した。午前の相場が想定以上に底堅く推移していたことや、昼頃に伝わった政局を巡る報道への思惑から、売り方の買い戻しが一気に入ると、大引けまで上げ幅を拡げる展開となり、日経平均は300.25円高と心理的な節目の28000円を超えた。週後半も日経平均の続伸劇は続いた。衆議院議員選挙が近づくなか大胆な経済対策への期待、総選挙にまつわる株高アノマリーへの思惑などから海外勢の先物主導での買い戻しが断続的に入り上昇基調を強めた。そのほか、4-6月期法人企業統計で設備投資が5四半期ぶりのプラスとなったことも支援材料となった。9月1~2日の日経平均の上げ幅は450円を超えた。週末も、前日までの急ピッチの上昇から短期的な過熱感が漂うなかではあったが、日経平均は28500円を上回る水準で底堅くプラス圏での推移を続けた。昼頃に菅首相が自民党総裁選に不出馬との報道が伝わると、自民党の求心力回復、新首相による新たな経済対策などへの期待が高まり、後場からはギャップアップでのスタートとなった。日経平均は一気に上げ幅を拡げると29000円を回復。その後も高値圏での推移が続き、584.60円高の29128.11円で週を終えた。■政局流動化による株高基調継続来週の日経平均は上値を試す展開か。注目の8月米雇用統計での雇用者数の伸びは前月比23.5万人増と市場予想の72.5万人を大幅に下回った。労働市場の回復懸念から景気敏感株が売られたもののNYダウの下落は限られた。ポジション調整の債券買い戻しから米長期金利はむしろ上昇したが、依然低水準でハイテク株人気は根強く、ナスダック総合指数は史上最高値を更新した。米雇用統計の結果は想定外も、米株市場の反応は薄く、相場の基調に変化はないようだ。何より、日本では政局流動化に伴う政策期待が高まるなど、独自要因で株価急伸中であり、この流れに変化はなさそうだ。今週一週間だけで日経平均は1500円近くも上昇しており短期的な過熱感は否めないが、週末の先物・オプション取引に係る特別清算指数算出(メジャーSQ)に向け売り方の買い戻しが進めば、一段高もありそうだ。また、日本株の上値を抑えてきた各種要因も解消されてきた。大きな要因としては、新型コロナウイルスの感染動向、政局不透明感、景気減速懸念などが挙げられる。一つ目のコロナ感染動向については、依然として水準は高いものの、全国の中でも先行性の高い東京都の新規感染者数に明確な鈍化が見られている。8月第3週の5000人台、第4週の4000人台の推移と比べて、8月末から9月上旬にかけては3000人前後での推移が多く、8月30日には一時2000人を下回った。前週比減少傾向が続いており、ピークアウト感が見られてきている。2つ目の政局不透明感については、10月21日の衆院議員任期満了が近づくなか、「解散・総選挙に向けては買い」という株高アノマリーの存在が大きい。過去の経験則として、衆院解散日から投票日にかけては日経平均が上昇するというパターンが多く観測されている。また、今回のように与党の支持率が大きく低下している際には、求心力回復のために大胆な経済対策が打たれるのではとの期待が高まる。景気減速懸念については、米サプライマネジメント協会(ISM)発表の製造景況指数、中国製造業購買担当者景気指数(PMI)のモメンタム鈍化、日本株と連動性の高い米長期金利の低下などが挙げられてきた。ただ、日経平均が2月の30714.52円から8月の26954.81円まで半年以上かけて調整した値幅を考慮すると、指標のモメンタム鈍化などは一旦十分に織り込まれたといえそうだ。衆院選は、9月29日に予定されている自民党総裁選の投開票日以降になるだろうが、それまではアノマリーを意識した動きや政策期待などで株高基調が支えられそうだ。■国策銘柄、大型株が優位自民党総裁選が近づくなか候補者による政策論議が深まりそうだ。ただ、誰が総裁になるにしろ、脱炭素やDX、子育てといった辺りは政策の柱となってきそうで、こうしたテーマ銘柄が改めて注目される可能性がある。また、海外勢の買いが強まってきているなか、指数が大きく上昇するような局面では主力大型株に資金が向かいやすい。テーマや時価総額を意識して選別することでパフォーマンスに差が出そうだ。■7月景気ウォッチャー調査、ベージュブック、米8月PPIなど来週は7日に7月家計調査、7月景気動向指数、中国8月貿易収支、独9月ZEW景況感指数、8日に4-6月期GDP確報値、8月景気ウォッチャー調査、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、9日に8月工作機械受注、中国8月生産者物価指数、中国8月消費者物価指数、ECB定例理事会、10日にメジャーSQ、米8月生産者物価指数(PPI)などが予定されている。 <FA> 2021/09/04 14:30 注目トピックス 市況・概況 米国株式市場見通し:9月相場警戒も大規模緩和が相場後押し FRBの大規模緩和が支援した高値圏での攻防が続きそうだ。例年、9月相場は基調が弱まる傾向がある。投資家も慎重となり、利益確定売りが引き続き上値を抑制しそうだ。また、新型コロナウイルスのデルタ変異株流行の行方や経済に与える影響もいまだ不透明で景気見通しに影響を与えそうだ。しかし、FRBが実施している大規模な金融刺激策の影響で市場に資金があふれている状況に変わりはない。パンデミックで落ち込みが深刻だった昨年を除いて、S&P500種指数は2017年から3年間、9月は上昇で終了している。史上最高値付近で、株価が過大評価されているとの警戒感も強いものの、本年もFRBの金融緩和が後押しし、9月の急落は避けられそうだ。8月の消費者信頼感が6カ月ぶり低水準に落ち込むなど、新型コロナウイルスのデルタ変異株による消費への影響が想定以上となっている。加えて、来週は政府がパンデミック救済策の一環として実施していた一連の失業者緊急支援措置が失効する。パンデミックに起因したボトルネック問題も解決の目処が立たない。それどころか、障害が拡大しているとの報告も散見する。市場エコノミストは7-9月期の国内総生産(GDP)の成長見通しを従来の6%前後から3%前後と、ほぼ半分に引き下げた。このため、景気循環株は引き続き伸び悩む可能性がありそうだ。さらに、バイデン大統領は来週、FRBのパウエル議長を再任するかどうかを決定する計画で注目したい。パウエル議長はイエレン財務長官の支持を得ているが、「政策が人種間の格差改善に繋がっていない」との下院革新派からの批判に直面。大統領が次期議長に民主党員のブレイナード理事を指名する可能性も残る。このような不透明性は、相場にとりマイナス材料だ。なお、6日はレーバ—デーの祭日で休場となる。経済指標では、7月JOLT求人件数(8日)、新規失業保険申請件数(9日)、8月生産者物価指数(10日)、などが予定されている。さらに、FRBは8日に地区連銀経済報告(ベージュブック)を発表する。この結果は次回9月の連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策決定する上で重要な材料となる。特に各地区の物価動向や企業の雇用状況に注目したい。企業決算では、高級家具販売のRH、ゲーム販売のゲームストップ(8日)、通販者向けに後払い決済サービスを提供するフィンテック企業のアファーム(9日)、ソフトウエア・メーカーのオラクル、スーパーマーケットチェーンを運営するクローガー(10日)、などが予定されている。パンデミックにより在宅勤務が増え住宅の買い換えなどに伴い需要が急増したRHは引き続き強い結果が期待できそうだ。経済活動の再開も、デルタ株などの蔓延で同業コストコの強い8月の売り上げを受けて、クローガーも売り上げ増が期待され。オンライン小売りのアマゾンと提携を発表したアファームの決算にも注目したい。(Horiko Capital Management LLC) <FA> 2021/09/04 14:28 注目トピックス 市況・概況 為替週間見通し:ドルは底堅い動きか、量的緩和策縮小に向けた議論進展の可能性残る 【今週の概況】■量的緩和策の早期縮小観測後退でドルは伸び悩む今週のドル・円は伸び悩み。月末に絡んだドル需要でドル・円は一時110円42銭まで買われたが、米国の雇用拡大ペースは鈍化したことから、ドル買いは縮小した。9月1日発表の8月米ADP雇用統計で民間部門の雇用者数は市場予想を大幅に下回った。3日発表の8月米雇用統計では、非農業部門雇用者数は市場予想を大幅に下回る伸びにとどまり、量的緩和策の早期縮小観測は後退し、週末前にドル売り・円買いが優勢となった。3日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円59銭まで下落した。この日発表された8月米雇用統計で非農業部門雇用者数は市場予想を下回ったことから、リスク回避的なドル売りが優勢となった。ただ、同日発表された8月ISM非製造業景況指数は予想を上回ったこと、8月の平均時間給の伸びは予想を上回ったため、リスク回避的なドル売りはやや一服。ドルは109円72銭でこの週の取引を終えた。ドル・円の取引レンジ:109円59銭−110円42銭。【来週の見通し】■ドルは底堅い動きか、量的緩和策縮小に向けた議論進展の可能性残る来週のドル・円は底堅い値動きか。米国内での新型コロナウイルス感染増加が報告されており、直近発表の主要経済指標は強弱まちまちであることから、米国経済の早期正常化を期待したドル買いは一服している。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は8月27日、国際経済シンポジウムでの講演で資産買入れの段階的縮小(テーパリング)の意義を強調したが、量的緩和策の縮小は早期利上げを示唆するものではないとし、利上げを急がない方針を示した。ただ、今月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で量的緩和策の縮小に関する議論は進展する可能性は残されており、リスク回避的なドル売りがさらに広がる可能性は低いとみられる。市場関係者の間では「8月の雇用統計は期待外れだったが、今月21-22日開催のFOMCに向け、FRB関係者から量的緩和策の早期縮小について前向きな発言が出てくる」との声が聞かれている。米国金利の先高観は再浮上する可能性があるため、ドル買い・円売りがさらに縮小する可能性は低いとみられる。【米・新規失業保険申請件数】(9日発表予定)9月9日発表の米新規失業保険申請件数は、減少傾向を維持できるか注目される。8月の非農業部門雇用者数は市場予想を大幅に下回ったが、新規失業保険申請件数が減少し、雇用情勢の改善が示された場合、金利高を背景にドル買いに振れやすい。【米・8月生産者物価コア指数(PPI)】(10日発表予定)9月10日発表の米8月生産者物価コア指数(コアPPI)は前年比+6.6%と予想されている。上昇率は7月実績の6.2%を上回る見込み。市場予想と一致、または上回った場合、インフレ進行の思惑が強まり、ドル買い要因となりそうだ。予想レンジ:108円50銭−111円00銭 <FA> 2021/09/04 14:28 注目トピックス 市況・概況 ユーロ週間見通し:下げ渋りか、ECBの景気見通しが手掛かり材料に ■強含み、ECB金融緩和策の早期縮小への思惑広がる今週のユーロ・ドルは強含み。オーストリア中央銀行ホルツマン総裁やオランダ中央銀行クノット総裁は「新型コロナウイルスの危機対策削減を進めるべき」との考えを示したことから、欧州中央銀行(ECB)による大規模な金融緩和策が早い時期に縮小に向かう可能性が浮上し、ユーロ買いにつながった。ドイツ連銀のバイトマン総裁がインフレの上方リスクに言及したことや、米国の雇用関連指標が市場予想を下回ったことも材料視された。取引レンジ:1.1783ドル-1.1909ドル。■もみ合いか、ECBの金融政策は現状維持の公算来週のユーロ・ドルは、もみ合いか。欧州中央銀行(ECB)は9月9日開催の理事会で現行の緩和政策を据え置き、パンデミック特別支援プログラム(PEPP)を維持する公算。ただし、理事会では金融緩和策の早期縮小に肯定的な意見も予想されるため、リスク回避的なユーロ売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。予想レンジ:1.1780ドル−1.1980ドル■強含み、ユーロ圏のインフレ率上昇を意識したユーロ買い今週のユーロ・円は強含み。ユーロ圏の8月消費者物価指数速報値や7月生産者物価指数の伸びが予想以上に拡大したことが好感された。欧州中央銀行(ECB)による緩和縮小観測が高まり、ユーロ買いになった。米国の雇用関連指標が市場予想を下回ったことも意識されたようだ。取引レンジ:129円46銭−130円75銭。■下げ渋りか、ECBの景気見通しが手掛かり材料に来週のユーロ・円は、下げ渋りか。欧州中央銀行(ECB)は9月9日開催の理事会で現行の緩和政策を据え置く公算。パンデミック特別支援プログラム(PEPP)を維持する見通しだが、ユーロ圏経済の穏やかな改善も考慮されることから、楽観的な景気見通しが示された場合、ユーロ買い・円売りがやや強まる可能性がある。○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・7日:4-6月期域内総生産確定値(改定値:前年比+13.6%)・9日:欧州中央銀行理事会予想レンジ:129円50銭−131円50銭 <FA> 2021/09/04 14:26 注目トピックス 市況・概況 豪ドル週間見通し:伸び悩みか、豪準備銀行理事会に注目 ■上昇、4-6月期GDP成長率は予想を上回る今週の豪ドル・円は上昇。4-6月期経常黒字の拡大や同期国内総生産(GDP)は市場予想を上回る伸びとなったことなどを好感して豪ドル買いが優勢になった。新型コロナウイルスデルタ株の感染拡大が続ており、主要都市のメルボルンやキャンベラの都市封鎖期限は延長されたが、リスク回避的な豪ドル買いは抑制された。取引レンジ:79円98銭-82円03銭。■伸び悩みか、豪準備銀行理事会に注目来週の豪ドル・円は伸び悩みか。新型コロナウイルスデルタ株の感染拡大で豪主要都市の都市封鎖が続いており、豪準備銀行(中央銀行)の理事会では政策金利(0.10%)の据え置きが予想される。声明で利上げ時期見通しが変更されなかった場合、リスク選好的な豪ドル買いは縮小する可能性がある。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・7日:豪準備銀行が政策金利発表(0.10%に据え置き予想)予想レンジ:80円50銭-82円50銭 <FA> 2021/09/04 14:25 注目トピックス 市況・概況 英ポンド週間見通し:下げ渋りか、原油価格の安定推移は好材料 ■米量的緩和策の早期縮小観測後退でポンド買い強まる今週のポンド・円は強含み。新型コロナウイルスの感染拡大の懸念は消えていないこと、英中央銀行の金融緩和策が早い時期に縮小するとの見方は増えていないことから、リスク選好的なポンド買い・米ドル売りは一時縮小した。しかしながら、米国の雇用関連指標は予想を下回り、量的緩和策の早期縮小観測はやや後退したことから、ポンド買い・米ドル売りが再び強まり、この影響でポンドは対円でも強い動きを見せた。取引レンジ:150円95銭−152円30銭。■下げ渋りか、原油価格の安定推移は好材料来週のポンド・円は下げ渋りか。英国内で新型コロナウイルス変異株の大規模感染が警戒されているが、厳格な経済制限措置が導入される可能性は引き続き低いとみられている。一方、原油価格は底堅い動きを保っており、リスク回避的なポンド売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。○発表予定の英主要経済指標・注目イベント・10日:7月鉱工業生産(6月:前月比-0.7%)・10日:7月商品貿易収支(6月:-119.88億ポンド)予想レンジ:150円50銭−153円50銭 <FA> 2021/09/04 14:25 注目トピックス 市況・概況 個人投資家・有限亭玉介:コロナ禍で注目される教育ICTやDX関連株【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2021年8月30日10時に執筆新型コロナの感染拡大で夏休みを延長する自治体もあるようです。大人の勝手な事情に、子どもが振り回されるのを見ると心苦しいですよ。少子化の日本にとっては子どもは宝ですし、彼らを育てる教育の質も落とすわけにはいきませんな。改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。学校が臨時休校になったのは一回目の緊急事態宣言時で、その時にはICTやテレワーク関連への物色が盛んになりました。一時的な応急処置としてオンライン授業を検討していた教育現場が多い印象を受けましたが、これほどの感染拡大を見ると本格導入に踏み切る自治体もあるかもしれません。文部科学省や教育委員会にはオンライン学習への許容と大胆な投資をさらにご検討頂ければと…願ってやみません。と、いうわけで今回は教育ICTや、足元で物色されているDX関連銘柄をピックアップしてみましたよ。一回目の緊急事態宣言時から調整しておりましたが、ここに来て再び機運が高まっていると思われます。日本の教育現場はOECD加盟国の中で見てもオンライン対応にかなり遅れているというデータもあり、専門人材の確保などを含めて今後は市場規模の拡大が見込めますな。8月23日に今期の経常利益を上方修正したすららネット<3998>は、同社が提供する「学校マーケット」の売上が伸長して業績寄与しました。チャート(日足)は昨年10月から下落基調となっていましたが、直近で底を打って反発した模様です。オンライン学習関連としてチェックしております。こちらも学校や塾などのICT教育関連として注目されておりますチエル<3933>です。8月13日の決算発表では黒字着地が好感されました。一目均衡表(日足)は雲を上抜いており、これから下値を切り上げるか注視したいところです。またDX関連から、直近の8月20日にあたくしのブログとLINEなどで、法人向けクラウドセキュリティーサービス「HENNGEOne」などを提供しているHENNGE<4475>を配信していましたが、その後一部メディアがマルウェアメールを送り付ける標的型攻撃の対策サービスを10月1日に始めると報じられて動意しておりましたねぇ。足場を固めて本格的に反発に入るかと監視中です。対照的に鮮やかな上昇トレンドとなっているベイカレント・コンサルティング<6532>は年初来高値の更新が続いております。日本最大級のコンサルティングファームである同社は、ブランド力を武器にDX関連の受注を増やしているようです。プロジェクトマネジメントの実行支援コンサルティングを主力とするマネジメントソリューションズ<7033>は、直近の75日線付近で切り返すと下値を切り上げています。9月14日の決算前後で値動きがどうなるか監視中です。7月29日にIPOしたデリバリーコンサルティング<9240>は、上場後から下落基調でしたが直近で底を打って切り返しております。業務効率化を支援するコンサルティング企業には資金が流入しているように思われますねぇ。最後はデジタルマーケティングが好調なクロス・マーケティンググループ<3675>です。8月12日の決算発表が好感されると、その後に窓を開け急動意しました。年初来高値を更新し、DX関連の買いをさらに呼び込む可能性もあるか…監視です。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず <RS> 2021/09/04 10:00 注目トピックス 市況・概況 NY株式:米国株式市場はまちまち、雇用統計の悪化で回復減速を警戒 ダウ平均は74.73ドル安の35,369.09ドル、ナスダックは32.34ポイント高の15,363.52で取引を終了した。8月雇用統計の雇用者数が予想を大幅に下回る伸びに留まったため、景気回復ペースの減速を警戒した売りが広がり、寄り付き後、下落。同時に賃金が予想以上の上昇を示したため、高インフレへの懸念も再燃し特に景気循環株が売られ、ダウは終日軟調に推移した。一方、ハイテク株の買いは根強く、ナスダック総合指数は連日史上最高値を更新し終了。セクター別では、半導体・同製造装置、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方、運輸・各種金融が下落した。半導体のエヌビディア(NVDA)はアナリストの目標株価引き上げを受けて上昇。同業のブロードコムは、四半期決算の内容が予想を上回ったほか、5G対応のスマホ市場の需要が好調で楽観的な見通しを示し、買われた。動画配信のフーボTV(FUBO)は、アイオワ州に続きアリゾナ州でオンラインギャンブルサービス供給を巡るライセンスを取得したことが好感され上昇。一方、在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は、同アプリの利用が過去4カ月間で42%減落ち込んだとの報道が嫌気され、売られた。航空会社のデルタ(DAL)、ユナイテッド(UAL)やクルーズ船を運営するカーニバル(CCL)などは強い回復への期待後退で、売り上げ鈍化懸念が広がり、それぞれ下落。食品医薬品局(FDA)は新型コロナワクチンのブースター(追加免疫)接種にはさらなる調査が必要と、政府に接種を進める計画をとどまるよう要請したと報じられた。(Horiko Capital Management LLC) <YN> 2021/09/04 08:05 注目トピックス 市況・概況 NY為替:ドル弱含み、8月の米非農業部門雇用者数は市場予想を大幅に下回る 3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円97銭から109円59銭まで下落し、109円72銭で引けた。この日発表された8月米雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びは市場予想を大幅に下回ったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月連邦公開市場委員会(FOMC)で緩和縮小計画を発表するとの思惑は後退し、ドル売りに拍車がかかった。しかしながら、その後発表された米8月ISM非製造業景況指数は予想を上回ったこと、8月雇用統計で平均時間給の伸びが予想を上回ったことから、長期金利が上昇に転じると、ドルは下げ止まった。ユーロ・ドルは1.1909ドルまで上昇後、1.1866ドルまで下落して1.1877ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)がパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の規模削減を第3四半期から開始するとの思惑がユーロを押し上げた。ユーロ・円は130円74銭まで強含んだのち、130円19銭まで反落。ポンド・ドルは1.3824ドルから1.3892ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9116フランまで下落後、0.9159フランまで上昇した。 <MK> 2021/09/04 07:00 注目トピックス 市況・概況 NY原油:反落、需要増の思惑後退で売り強まる NYMEX原油10月限終値:69.29 ↓0.703日のNY原油先物10月限は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比-0.70ドルの69.29ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは69.05ドル-70.53ドル。8月米雇用統計発表後に70.53ドルまで買われたが、連休前のポジション調整的な売りが増える展開となり、通常取引終了後の時間外取引で69.05ドルまで下落している。将来的な需要増大の思惑は後退したことも原油先物の下げにつながった。 <MK> 2021/09/04 06:51 注目トピックス 市況・概況 NY金:上昇、8月の米非農業部門雇用者数は市場予想を大幅に下回る COMEX金12月限終値:1833.70 ↑22.203日のNY金先物12月限は上昇。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比+22.20ドルの1833.70ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1810.90ドル-1836.90ドル。アジア市場で1810.90ドルまで下げた後、1816.80ドルまで戻した。3日発表の8月米雇用統計で非農業部門雇用者数は市場予想を大幅に下回る前月比+23.5万人にとどまったことから、金先物は1836.90ドルまで買われた。ただ、利益確定を狙った売りが増えたことで上げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では1829.40ドルまで下げており、上げ幅は縮小した。 <MK> 2021/09/04 06:50 注目トピックス 市況・概況 NY債券:長期債相場は弱含み、平均時間給の伸びは予想を上回る 3日の米国長期債相場は、弱含み。この日発表された8月非農業部門雇用者数は前月比+23.5万人と、市場予想の73.3万人程度を大きく下回り、今年1月以来の低い伸びにとどまった。ただ、8月の平均時間給は前月比+0.6%、前年比+4.3%と市場予想を上回ったことから、長期債利回りは上昇に転じた。8月の失業率は5.2%で市場予想と一致。不完全失業率は7月の9.2%から8.8%まで低下した。7月の非農業部門雇用者数は+105.3万人に上方修正された。10年債利回りは一時1.262%近辺まで低下したが、平均時間給の上昇を受けて1.334%近辺まで上昇する場面があった。取引終了時点にかけて1.32%近辺で推移した。イールドカーブは、スティープニング気配。2年−10年は+112.00bp近辺、2−30年は+174.00bp近辺で引けた。2年債利回りは0.21%(前日比:0bp)、10年債利回りは1.32%(同比:+4bp)、30年債利回りは、1.94%(同比:+4bp)で取引を終えた。 <MK> 2021/09/04 06:48 注目トピックス 市況・概況 9月3日のNY為替概況  3日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円97銭から109円59銭まで下落して、引けた。米8月雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが予想以上に縮小したため米連邦準備制度理事会(FRB)が9月連邦公開市場委員会(FOMC)で緩和縮小計画を発表するとの思惑が後退しドル売りに拍車がかかった。その後発表された米8月ISM非製造業景況指数が7月から低下したものの、予想を上回ったほか、雇用統計での賃金の伸びが予想を上回ったため長期金利が上昇に転じると、下げ止まった。  ユーロ・ドルは1.1909ドルまで上昇後、1.1866ドルまで下落して引けた。欧州中央銀行(ECB)がパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の規模削減を第3四半期から開始するとの思惑がユーロを押し上げた。  ユーロ・円は130円73銭まで強含んだのち、130円19銭まで反落。  ポンド・ドルは1.3823ドルから1.3892ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9116フランまで下落後、0.9159フランまで上昇した。[経済指標]・米・8月非農業部門雇用者数:+23.5万人(予想:+73.3万人、7月:+105.3万人←+94.3万人)・米・8月平均時給:前年比+4.3%(+3.9%、7月:+4.1%←+4.0%)・米・8月失業率:5.2%(予想:5.2%、7月:5.4%)・米・8月ISM非製造業景況指数:61.7(予想:61.6、7月:64.1)・米・8月サービス業PMI改定値:55.1(予想:55.2、速報値:55.2)・米・8月総合PMI改定値:55.4(速報値:55.4) <KY> 2021/09/04 04:20 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル安値圏で小動き、米、加連休控え、債券は米賃金上昇で売り強まる NY週末午後の外為市場で米国、カナダの連休を控えてドルは安値圏での小動きとなった。ドル・円は109円65-70銭でもみ合い。ユーロ・ドルは1.1895-00ドルで高止まりとなった。ポンド・ドルは1.3819ドルから1.3888ドルまで上昇し8月11日来の高値を更新。ドル・スイスは0.9128フランで戻りが鈍い展開。一方、米国債相場は下落に転じた。賃金の伸びが予想を上回ったほか、雇用が3カ月平均で75万人増と依然強いとの見方に売りが再燃。10年債利回りは1.33%まで上昇した。 <KY> 2021/09/04 02:41 注目トピックス 市況・概況 [通貨オプション]米国の連休やレンジ相場でOP売り ドル・円オプション市場で変動率は1年物を除いて低下。米国が連休入りし市場参加者が減少するほか、レンジ相場を受けて、オプション売りが強まった。リスクリバーサルでは動意乏しく、小動きにとどまった。■変動率・1カ月物5.07 %⇒5.04%(08年10/24=31.044%)・3カ月物5.44%⇒5.41%(08年10/24=31.044%)・6カ月物5.67%⇒5.66%(08年10/24=25.50%)・1年物6.08%⇒6.08%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+0.16%⇒+0.16% (08年10/27=+10.90%)・3カ月物+0.33%⇒+0.32%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.46%⇒+0.46%(08年10/27=+10.71%)・1年物+0.62%⇒+0.60%(08年10/27=+10.71%) <KY> 2021/09/04 02:10 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ユーロ・ドルは一目均衡表の雲入り、ポンド・ドルは200DMA超え NY外為市場ではドルの上値が重い展開が続いた。ドル・円は109円60-65銭の安値圏で安値を探る展開。ユーロ・ドルは1.1885-90ドルで推移。一目均衡表の雲入り(1.1841-1.2009)で1.2ドルも視野に入った。ポンド・ドルは1.3823ドルから1.3875ドルまで上昇後も1.3870ドルで高止まり。重要な節目である200日移動平均水準を上回っており、中期的な上昇基調に入った可能性もある。 <KY> 2021/09/04 01:47

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