注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ一服、121円台は買戻しか 30日午後の東京市場でドル・円は下げ渋り、121円70銭付近で推移。正午にかけて実需筋を中心としたドル売りが優勢となり、一時121円30銭台まで急落した。その後は買戻しにより小幅に戻したが、ウクライナ和平への期待感から有事のドル買い後退で戻りは鈍い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は121円31銭から123円20銭、ユーロ・円は134円88銭から136円67銭、ユーロ・ドルは1.1081ドルから1.1120ドル。 <TY> 2022/03/30 13:21 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~配当落ち埋めどころか実質でもマイナス、その背景とは? 30日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は反落、配当落ち埋めどころか実質でもマイナス、その背景とは?・ドル・円は下落、円大幅安の巻き戻しも・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位がKDDI<9433>■日経平均は反落、配当落ち埋めどころか実質でもマイナス、その背景とは?日経平均は反落。358.50円安の27893.92円(出来高概算6億7215万株)で前場の取引を終えている。29日の米株式市場でNYダウは338.30ドル高と4日続伸。ロシアとウクライナの停戦交渉で大きな進展が報じられ、寄り付き後上昇。2月JOLT求人件数が予想を上回ったことも好感された。長期金利の低下を受けたハイテク株の上昇が相場をけん引し、終日堅調に推移、ナスダック総合指数は+1.84%の大幅続伸となった。ただ、配当落ち(240円程)の影響もあり、本日の日経平均は1.62円安と小安くスタート。しばらく実質ベースでは前日比プラス圏での推移が続いていたが、早い段階で失速すると、28000円を割り込み、実質ベースでもマイナスに転換。その後、円安・ドル高の一服感もあり、引けにかけて軟調な推移が続いた。個別では、配当落ちによる手仕舞い売りなどから日本郵船<9101>が11%超の急落で、商船三井<9104>も大幅安。ウクライナ情勢の進展を背景とした商品市況の軟化もあり、三菱商事<8058>などの商社株のほか、住友鉱<5713>、INPEX<1605>なども軟調。そのほか、トヨタ自<7203>、任天堂<7974>、OLC<4661>など配当・優待権利落ちの影響が比較的小さい主力株でも冴えないものが多い。一方、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>のほか、米マイクロン・テクノロジーの好決算などを背景にルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>などの半導体関連株が上昇。JAL<9201>、資生堂<4911>、アサヒグループ<2502>なども高い。海上輸送用コンテナを対象としたリースファンド事業を組成したFPG<7148>は大幅高で、決算が好感されたパレモ・HD<2778>は急伸している。セクターでは海運業、鉄鋼、石油・石炭製品などを筆頭にほぼ全面安商状。空運業とゴム製品の2業種のみが上昇となっている。東証1部の値下がり銘柄は全体の76%、対して値上がり銘柄は22%となっている。前日、ロシアとウクライナの停戦協議で大きな進展があった。ロシア軍は首都キエフと北部チェルニヒフ周辺での軍事作戦を縮小すると発表したほか、ウクライナの欧州連合(EU)への加盟も反対しない姿勢を示したという。これを受け、前日、ロシアと地域的にも経済的にも結び付きの強い欧州の株式市場は大幅に上昇。米国市場も主要株価指数は揃って上昇した。しかし、そもそも、撤退を発表した地域はそもそもロシア軍がかなり苦戦し、近いうちに撤退が予想されていた地域だ。ロシア交渉官も、「軍事作戦の縮小は停戦を意味するものではない」ともくぎを刺している。米国側も「ロシアが言うことと行うことは別であり、行動を注視する」と慎重な発言をし、「実際に(ロシアが)真剣になっている兆しは見られていない」とも指摘したという。前日の米株市場では気になった動きもあった。主要株価指数は、ウクライナ情勢を巡る懸念後退で寄り付きは高く始まったものの、すぐに失速し、序盤は低調な動きが長い時間見られた。もともと、欧州ほどにはロシアリスクが大きくないため、相場への影響も限られた、もしくは、最近のロシア軍の動きからある程度織り込み済みだったという見方もできるが、既にロシア軍のウクライナ侵攻前の水準以上に大きく回復した直近の急速リバウンドにより、買い戻しの余地が乏しくなってきたとも言えそうだ。また、話題にもなったが、米債券市場で10年債利回りが2年債利回りを下回る「逆イールド」が、一時2019年来で初めて発生したことも投資家心理を悪化させ、相場の上値を抑えたといえよう。一方、景気後退入りのサインとして他に有力とされる10年債利回りと3カ月物財務省短期証券(Tビル)の利回り格差はまだプラス圏を維持していることもあり、市場の見方は分かれている様子。また、仮に逆イールドの発生から景気後退入りに繋がるとしても、実際の発生までには1-2年程の時間差があると考えられているのが一般的な見方。そのため、目先の相場への影響はまだ限定的と予想される。しかし、過去のほとんどの景気後退局面では、その前に2年債と10年債利回り格差の逆イールドが発生しているため、少なくとも今回の一件は投資家心理をかなり悪化させそうだ。相場全体としてリバウンド一服感が見られはじめ、月末にかけての年金基金のリバランス(資産配分の再調整)目的の買いなど需給面での下支えも間もなく消失しようというタイミングで、こうした懸念要素が出てきたことには留意しておきたい。そのほか、前日はウクライナ情勢を巡るヘッドラインであまり話題にならなかったが、もう一つ注目すべきは、米住宅価格指標の結果だ。前日に発表された1月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数は前年比+19.1%と、12月分(+18.58%)および予想(+18.6%)を大幅に上回り、12月分から再び上向きとなっていたモメンタムを更に加速させた。また、米連邦住宅金融局(FHFA)が発表した1月FHFA住宅価格指数は前月比+1.6%と、こちらの伸びも12月分(+1.3%)及び予想(+1.2%)を大きく上振れた。家賃などから成る、米消費者物価指数(CPI)の構成項目である住居費などもV字基調の強い伸びが続いており、一度上がったら下がりにくい下方硬直性を持つ分野でインフレ高進が続いていることは懸念すべき事項だ。この先の連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5ptの大幅利上げを正当化する一つの材料になり得よう。市場はすでに5月、6月会合での0.5ptの利上げをそれぞれ7割ほど織り込んでいるが、完全には織り込めていないため、注意すべき点といえる。また、一昨日の当欄で述べた、BofA(バンク・オブ・アメリカ)証券を中心とした海外勢による先物の買い越し傾向が先週末までの間に一巡してきたという点も、改めて懸念要素として浮かび上がってきた。28日の先物手口では、日中立会のTOPIX先物において、一足先に売り越しに転じはじめていたGS(ゴールドマン・サックス)証券と並び、BofA証券も1000枚超の売り越しに転じていた。そして、昨日29日は両者が共にTOPIX先物で4700枚前後の大幅な売り越しを見せた。長らく大幅な買い越しを見せていたBofA証券をはじめ、海外勢が明確に売り越しの動きを見せてきたことは基調の転換を示唆するという意味で注目すべき点だろう。実際、今日の日経平均は前引けの時点で28000円割れ、配当落ち分を除いた実質ベースでもマイナスとなっている。ウクライナ情勢の進展を受けた欧米株高を受けて、本日の東京市場は早々に配当落ち分を埋めてくるだろうという強気の予想も多かっただけに、この弱さは気掛かりといえよう。そして、こうした背景には、上述した、これまでの急速リバウンドをけん引してきた海外勢の買い戻し余力が既に乏しくなってきているという点が大きいのではないだろうか。後場の日経平均も軟調が続くと予想する。香港ハンセン指数などアジア市況は堅調な一方、時間外取引の米株価指数先物はやや軟調に推移。また、これまで日経平均の上昇をけん引してきた要因との解説も多くなされる円安・ドル高も、足元では1ドル=121円台と上昇一服感が鮮明になってきている。海外勢の買い戻し余地の縮小と、円安・ドル高の一服を背景に、日経平均の28000円回復のハードルは高まったと言えそうだ。■ドル・円は下落、円大幅安の巻き戻しも30日午前のアジア市場でドル・円は123円前半から下落し、121円90銭台に値を下げた。ロシアとウクライナの停戦に向けた交渉に進展がみられ、有事のドル買いは後退。一方、最近の大幅な円安を巻き戻す動きもみられ、主要通貨は対円で大きく下げている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は121円96銭から123円20銭、ユーロ・円は135円48銭から136円67銭、ユーロ・ドルは1.1081ドルから1.1110ドル。■後場のチェック銘柄・コアコンセプト・テクノロジー<4371>、モダリス<4883>など、4銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位がKDDI<9433>■経済指標・要人発言【経済指標】・米・2月JOLT求人件数:1126.6万件(予想:1100.0万件、1月:1128.3万件)・米・3月消費者信頼感指数:107.2(予想:107.0、2月:105.7←110.5)・米・1月FHFA住宅価格指数:前月比+1.6%(予想:+1.2%、12月:+1.3%←+1.2%)・米・1月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+19.1%(予想:+18.6%、12月:+18.58%←+18.56%)【要人発言】・日銀「今後も市場の動向などを踏まえ、必要に応じオファー日程の追加・増額を実施」「イールドカーブ全体に強い上昇圧力。長期金利が変動幅の上限を超える恐れがあることなどを考慮」「連続指値オペ実施とともに金融市場調整方針をしっかり実現する」<国内>特になし<海外>特になし <CS> 2022/03/30 12:13 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):パレモ・HD、明和産、ニチリョクなど FPG<7148>:793円(+41円)大幅続伸。海上輸送用コンテナを対象とした総額約376億円のリースファンド事業を組成したと発表している。対象となる海上輸送用コンテナ数は60500個となり、海上輸送用コンテナを対象としたリースファンド事業において、過去最大規模の組成となるようだ。コンテナ船および海上輸送用コンテナの需要が高まっていることの現れとみられる。当面の業績成長期待の再燃などにもつながる形のようだ。イマジカG<6879>:716円(+17円)大幅反発。前日に業績予想の修正を発表している。のれんや固定資産の減損損失、約14億円を特別損失に計上することで、純利益は従来予想の25億円から18億円に下方修正。一方、営業利益は20億円から28億円に上方修正、本業の上振れを評価する動きが優勢に。前期は10.8億円の赤字であった。国内・海外共に動画配信事業者向けのE2Eサービスが引き続き好調、音楽ライブ収録やCM制作の受注も好調に推移しているもよう。パレモ・HD<2778>:164円(+34円)大幅続伸。前日に22年2月期の決算を発表、営業損益は7.1億円の赤字となり、第3四半期決算時に下方修正した水準での着地に。一方、23年2月期は3.5億円の黒字に転じる見通しとなっている。300円均一ショップの拡大、不採算店舗の大幅な退店断行による収益性改善などを見込んでいるもよう。また、25年2月期までの中期計画も発表、最終年度は営業利益9億円を目標としている。明和産<8103>:930円(-225円)大幅続落で下落率トップ。配当権利落ちの影響が最も強まる形になっている。22年3月期は期末配当が71円、年間配当が118円であり、前日終値ベースで配当利回りは10.2%の水準であった。22年3月期は配当性向200%を上回る水準であるが、基本的には50%を目安としている。23年3月期の配当水準は大幅に引き下がる可能性が高いとみられており、処分売り圧力は他の高配当利回り銘柄と比較しても強まる状況に。郵船<9101>:9860円(-1250円)大幅反落。本日は3月末の配当権利落ち日となっており、高配当銘柄の同社などには処分売りの動きが先行している。22年3月期の期末配当金は1000円、年間配当金は1200円で前日終値ベースでの配当利回りは10.8%の水準であった。大幅に上昇した海運市況のピークアウトも想定される中、23年3月期以降の配当水準低下懸念なども拭えないようだ。商戦三井も同様に売り優勢の展開となっている。MacbeeP<7095>:6490円(+750円)大幅に続伸。SaaS開発会社のLeanGo(東京都品川区)とAIを活用したデジタル広告の改善を目的に業務提携したと発表している。Macbee Planetのwebホスピタリティツール「Robee」を活用して表示されるデジタル広告の修正内容や改善結果実績をAIなどで分析し、コンバージョンレート(サイト訪問者の顧客転換率)改善施策を自動提案するLeanGoのサービス「dejam」で最適な改善策を提示するサービスを共同で開発する。ズーム<6694>:1238円(+48円)大幅に続伸。5万株(0.75億円)を上限とする自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.2%。取得期間は4月1日から5月25日まで。株主還元と資本効率の向上を図るとともに将来の機動的な資本政策を遂行することが目的。ズーム株は2月24日に昨年来安値を記録した後は底堅く推移しており、下値固めが終わったとの見方も買いを支えているようだ。ニチリョク<7578>:130円(+18円)大幅高。25年3月期の営業利益目標を4.30億円とする中期経営計画を発表している。22年3月期予想は2.60億円(決算短信では2月10日時点で2.16億円)。基本目標として総合シニアライフサポート企業への転換を目指しながら、株価を意識した企業価値の向上及び株主への還元、全てのステークホルダーへの利益最大化実現を掲げた。具体的には、お墓事業で販売数を増加させるほか、葬祭事業で施工件数の増加と単価アップを図るとしている。 <ST> 2022/03/30 12:06 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下落、円大幅安の巻き戻しも 30日午前のアジア市場でドル・円は123円前半から下落し、121円90銭台に値を下げた。ロシアとウクライナの停戦に向けた交渉に進展がみられ、有事のドル買いは後退。一方、最近の大幅な円安を巻き戻す動きもみられ、主要通貨は対円で大きく下げている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は121円96銭から123円20銭、ユーロ・円は135円48銭から136円67銭、ユーロ・ドルは1.1081ドルから1.1110ドル。【要人発言】・日銀「今後も市場の動向などを踏まえ、必要に応じオファー日程の追加・増額を実施」「イールドカーブ全体に強い上昇圧力。長期金利が変動幅の上限を超える恐れがあることなどを考慮」「連続指値オペ実施とともに金融市場調整方針をしっかり実現する」 <TY> 2022/03/30 12:06 注目トピックス 市況・概況 Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(前引け) ■eワラント売れ筋トップ5(2022/3/30 11:33現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 日本郵船 コール (10,000円) -9.01% 4.31 5.15円2 日本郵船 コール (13,000円) -23.40% 11.30 0.41円3 日本郵船 コール (11,500円) -14.72% 7.22 1.75円4 トヨタ自動車 コール (2,150円) -5.13% 6.10 3.40円5 日経平均 プット (27,500円) +8.67% -6.99 3.72円■eワラント値上がりトップ10(2022/3/30 11:33現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 プラチナリンク債 プラス5倍トラッカー (1,000米ドル) +65.65% 18.69 +2.15%2 KDDI プット (3,600円) +53.33% -13.55 -5.02%3 任天堂 プット (46,000円) +50.00% 0.00 -5.75%4 任天堂 プット (54,000円) +50.00% -12.09 -5.75%5 金リンク債 コール (2,000米ドル) +42.86% 56.36 +0.83%6 日揮ホールディングス プット (1,100円) +40.00% 0.00 -4.44%7 KDDI プット (3,050円) +40.00% 0.00 -5.02%8 日本製鉄 プット (1,900円) +35.94% -10.28 -6.65%9 クラレ プット (900円) +33.33% -12.56 -2.98%10 住友金属鉱山 プット (5,100円) +33.33% -11.67 -5.56%注:eワラントについてが前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:カイカ証券ウェブサイト) <FA> 2022/03/30 11:41 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は122円を再び下回る 30日午前のアジア市場でドル・円は、122円05銭近辺で推移。日米金利差拡大の思惑は残されているが、米長期金利は伸び悩んでいることから、ドル買い・円売りは縮小し、122円を再び下回った。ここまでの取引レンジは、ドル・円は121円96銭から123円20銭、ユーロ・ドルは1.1081ドルから1.1110ドル。ユーロ・円は135円48銭から136円67銭で推移。 <MK> 2022/03/30 11:31 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は122円30銭近辺で推移、ドル買い縮小の気配 30日午前のアジア市場でドル・円は、122円30銭近辺で推移。日米金利差拡大の思惑は残されているが、ユーロ買い・米ドル売りが増えていること、米長期金利は伸び悩んでいることから、ドル買い・円売りは縮小し、一時122円を下回った。ここまでの取引レンジは、ドル・円は121円98銭から123円20銭、ユーロ・ドルは1.1081ドルから1.1110ドル。ユーロ・円は135円48銭から136円67銭で推移。 <MK> 2022/03/30 11:12 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は一時121円98銭まで下落 30日午前のアジア市場でドル・円は、122円30銭近辺で推移。一時121円98銭まで下落。日米金利差拡大の思惑は残されているが、ユーロ買い・米ドル売りが増えていること、米長期金利は伸び悩んでいることから、ドル買いは縮小。日本銀行の金融緩和策は円安誘導であり、日本経済にとって必ずしも好都合ではないとの意見も出ていることも意識されているようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は121円98銭から123円20銭、ユーロ・ドルは1.1081ドルから1.1110ドル。ユーロ・円は135円48銭から136円67銭で推移。 <MK> 2022/03/30 10:43 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は122円60銭近辺、現時点でドル買い・円売りが一段と縮小する可能性低い 30日午前のアジア市場でドル・円は、122円60銭近辺で推移。一時122円62銭まで下落。日米金利差拡大の思惑は残されており、ドル買い・円売りが一段と縮小する可能性は低いとみられているが、日本銀行の金融緩和策は円安誘導であり、日本経済にとって必ずしも好都合ではないとの意見も出ていることから、ドル買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。仲値時点のドル需要は通常並みとみられている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は122円59銭から123円20銭、ユーロ・ドルは1.1081ドルから1.1099ドル。ユーロ・円は136円04銭から136円67銭で推移。 <MK> 2022/03/30 09:57 注目トピックス 市況・概況 東京為替:日銀による金融緩和策、日本経済にとって必ずしも好都合ではないとの見方も 30日午前のアジア市場でドル・円は、122円70銭近辺で推移。一時122円62銭まで下落。安全逃避的なドル買いは縮小したが、日米金利差拡大の思惑は残されており、ドル買い・円売りが一段と縮小する可能性は低いとみられている。ただし、日本銀行の金融緩和策は円安誘導であり、日本経済にとって必ずしも好都合ではないとの意見も出ていることから、ドル買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は122円62銭から123円20銭、ユーロ・ドルは1.1081ドルから1.1099ドル。ユーロ・円は136円04銭から136円67銭で推移。 <MK> 2022/03/30 09:28 注目トピックス 市況・概況 日経平均は81円安、寄り後は軟調 日経平均は81円安(9時15分現在)。今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。停戦交渉の進展へ期待するムードがあるもののウクライナ情勢の先行き不透明感は払拭できず、また、対ロ制裁の世界経済への影響、ウクライナ情勢を巡る米中対立、中国での新型コロナ感染拡大、米金融引き締め加速観測などが引き続き懸念されたほか、外為市場で1ドル=123円00銭近辺と昨日15時頃に比べ50-60銭ほど円高・ドル安に振れたことが輸出株などの株価の重しとなった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなり、また、昨日の海外市場で原油価格が続落したことから過度なインフレ警戒感が後退し、市場の安心感となったが、寄付き段階では売りがやや優勢だった。なお、今日は3月期末配当の権利落ち日にあたり、QUICKによると配当落ち影響度は236.95円と試算されている。寄り後、日経平均は一時上げに転じたが、その後は軟調な動きとなっている。 <FA> 2022/03/30 09:15 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:ソニーGや近鉄百貨店などに注目 29日の米株式市場でNYダウは338.30ドル高の35294.19ドル、ナスダックは264.74pt高の14619.64、シカゴ日経平均先物は大阪比+420円の28340円。ドル・円は1ドル=122.90-123.00円。ロシアとウクライナの停戦協議に大きな進展があったことからマキタ<6586>、板硝子<5202>、AGC<5201>などの上昇が想定される。また、米ハイテク・グロース(成長)株の大幅高を受けてソニーG<6758>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、村田製<6981>、TDK<6762>のほか、エムスリー<2413>、ベイカレント<6532>、SHIFT<3697>、JMDC<4483>などの上昇が期待できそうだ。米SOXの大幅高や、決算を受けて時間外取引で上昇しているマイクロン・テクノロジーの動きを好感し、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>なども上昇しよう。一方、原油先物相場をはじめ商品市況の軟化を背景に、INPEX<1605>、住友鉱山<5713>、DOWA<5714>、大紀アルミニウム<5702>、大平洋金属<5541>などの下落が予想され、三井物産<8031>や丸紅<8002>などの大手商社株も軟化しよう。また、配当落ちの影響から日本郵船<9101>などの海運株の値崩れも想定される。そのほか、業績予想を上方修正した近鉄百貨店<8244>、自社株消却を発表した熊谷組<1861>などの動きに注目。 <FA> 2022/03/30 09:04 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~配当権利落ち分を即日吸収する動きへ~ 30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:配当権利落ち分を即日吸収する動きへ■科研薬、22/3下方修正 営業利益165億円←188億円■前場の注目材料:三菱UFJ、神戸大・三菱UFJ銀が連携、同族経営研究センター開設■配当権利落ち分を即日吸収する動きへ30日の日本株市場は、買い一巡後はこう着ながらも底堅い相場展開になりそうだ。29日の米国市場はNYダウが338ドル高だった。ロシアとウクライナの停戦交渉で進展が報じられ、停戦期待から買い優勢の展開となった。雇用や住宅価格関連指標が予想を上回ったほか、企業の合併、買収の報道が投資家心理の改善に繋がった。長期金利の低下でハイテク株も続伸し終日堅調な展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比420円高の28340円。円相場は1ドル122円90銭台で推移。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。日経平均の配当権利落ち分は230円程度と見られているが、これを考慮しても28000円を上回っての推移が見込まれるため、センチメント改善に繋がろう。買い一巡後はこう着感が強まる局面もありそうだが、配当権利落ち分を即日吸収する動きから、先高期待も高まりそうである。ロシアとウクライナの停戦期待については楽観視できないものの、ロシア国防省がウクライナの首都キエフなどで軍事活動を縮小するとの発表も報じられるなか、リスク選好に向わせやすいだろう。配当権利落ち分を即日吸収する動きが個別で目立ってくるようだと、高配当で調整分が大きい銘柄などへはリバウンド狙いの動きが広がる可能性も期待されよう。また、米VIX指数は18.90に低下した。19.00を下回るのは1月12日以来となる。リスクオンに向わせやすく、押し目待ちの買い方についても下値を切り上げる動きに向わせそうである。また、配当再投資に伴う先物市場への買い需要が下支えとして意識されやすい。先回り的な買いの反動も想定されるものの、利食いの動きから28000円に接近する局面においては、押し目待ち狙いのタイミングにもなろう。また、週末には米雇用統計の発表を控えていることから様子見ムードも出やすいものの、期末の株式比率修正に伴う買い需要なども意識されやすく、下値の堅さは見られそうだ。そのほか、昨日のマザーズ指数は3%を超える上昇を見せており、25日線が支持線として機能する格好からのリバウンドを見せてきた。直近戻り高値はクリアできていないものの、ナスダックの強い動きなども支援材料になりやすく、個人主体による短期的な値幅取り狙いの動きは見られそうである。■科研薬、22/3下方修正 営業利益165億円←188億円科研薬<4521>は2022年3月期業績予想の修正を発表。売上高は792億円から760億円、営業利益を188億円から165億円に下方修正した。コンセンサス(170億円程度)を下回る。主力の医薬品のうち一部製品について、新型コロナウイルス感染症による受診抑制等の影響が想定よりも長引いている。■前場の注目材料・日経平均は上昇(28252.42、+308.53)・NYダウは上昇(35294.19、+338.30)・ナスダック総合指数は上昇(14619.64、+264.73)・シカゴ日経先物は上昇(28340、大阪比+420)・1ドル=122.90-00円・SOX指数は上昇(3625.58、+78.41)・VIX指数は低下(18.90、-0.73)・米長期金利は低下・米国景気の拡大・コロナ感染沈静化・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・三菱UFJ<8306>神戸大・三菱UFJ銀が連携、同族経営研究センター開設・九州電力<9508>九電など4社、船舶向けLNG供給参入・長瀬産業<8012>環境負荷物質調査プラットフォーム、全企業に開放・伊藤忠<8001>独社と資本提携、ドローン配送事業化推進・住友商事<8053>ベトナムのスーパー拡大、BRGグループと連携加速・日野自<7205>国交省、日野自のエンジン不正、初の型式認証取り消し・三井物産<8031>欧州の農薬販売2子会社を統合・コマツ<6301>ブルドーザー遠隔操作、ブラジル鉱山で英社と実証・NTT<9432>ベトナムにDC建設、地元IT系と提携・日本製紙<3863>「高成長樹木苗」事業拡大、CO2吸収量1.5倍超・大王製紙<3880>CNF複合樹脂実証、三島工場で能力年100トン☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・10:30 ボスティック米アトランタ連銀総裁討論会参加 <ST> 2022/03/30 08:51 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いは縮小する可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後114円85銭(2017/04/17)まで戻し、さらに137円50銭(2018/2/2)まで買われた。ウクライナとロシアの停戦協議でさらなる進展があった場合、ユーロ圏経済の減速懸念は後退し、日欧金利差拡大の思惑が強まることから、リスク回避的なユーロ売り・円買いは縮小する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・米長期金利の上昇・エネルギー供給不足の懸念・ウクライナ情勢のすみやかな改善は期待薄【ユーロ買い要因】・ユーロ圏の金利先高観・日欧金利差拡大の思惑・ロシアとウクライナの停戦合意期待 <FA> 2022/03/30 08:38 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:日米金利差拡大の思惑残る 29日のドル・円は、東京市場では124円30銭から123円11銭まで下落。欧米市場では、123円81銭まで買われた後、一時121円98銭まで反落し、122円88銭で取引終了。本日30日のドル・円は主に123円を挟んだ水準で推移か。日米金利差拡大の思惑は残されており、ドルはおおむね123円を挟んだ水準で推移する可能性がある。報道によると、ウクライナのゼレンスキー大統領は29日、「ロシアとの停戦交渉から発せられているシグナルはポジティブだが、ロシアによる攻撃が停止したわけではない」と述べた。一方、ロシア側ではフォミン国防次官が、「ウクライナの首都キエフと北部における軍事活動を大幅に縮小する」と発表した。ゼレンスキー大統領は「ロシア軍が引き続きウクライナへの攻撃を続ける可能性がある」との懸念を伝えており、すみやかな停戦実現は期待できないが、事態はやや改善しつつあるようだ。市場参加者の間からは「ロシアとウクライナの和平交渉がさらに進展した場合、安全逃避的なドル買いは縮小し、原油先物は一段安となる可能性がある」との声が聞かれている。ドル・円については、ポジション調整的なドル売りは一巡した可能性があるが、4月1日に3月米雇用統計の発表を控えており、123円を挟んでもみ合う状態が続くとの見方が出ている。 <FA> 2022/03/30 08:36 注目トピックス 市況・概況 大阪金見通し:下落か、円高・ドル安で割高感意識するも下値は堅い展開へ 大阪取引所金標準先物 23年2月限・夜間取引終値:7555円(前日日中取引終値↓61円)・想定レンジ:上限7620円-下限7520円30日の大阪取引所金標準先物(期先:23年2月限)は下落しそうだ。外為市場で1ドル=122円90銭前後と昨日15時頃に比べ60-70銭ほど円高・ドル安に振れたことから、円建てで取引される金先物の割高感が意識されそうだ。ただ、昨日の海外市場で米長期金利が低下し、金利のつかない資産である金の魅力が増すとの見方から、ナイトセッションで金先物は下げ渋って取引を終えており、今日の金先物はこの流れを引き継ぎ、売りが先行するものの下値は堅い展開となりそうだ。 <FA> 2022/03/30 07:45 注目トピックス 市況・概況 29日の米国市場ダイジェスト:NYダウ338ドル高、政学的リスク低下で投資家心理改善 ■NY株式:NYダウ338ドル高、政学的リスク低下で投資家心理改善米国株式市場は続伸。ダウ平均は338.30ドル高の35294.19ドル、ナスダックは264.74ポイント高の14619.64で取引を終了した。ロシアとウクライナの停戦交渉でかなりの進展が報じられ、停戦期待に寄り付き後、上昇。雇用や住宅価格関連指標が予想を上回ったほか、企業の合併、買収の報道が投資家心理の改善に繋がった。長期金利の低下でハイテク株も続伸し、相場を後押しし、終日堅調に推移した。セクタ—別では耐久消費財・アパレルが上昇した一方で、エネルギーが下落。バイオのモデルナ(MRNA)は、食品医薬品局(FDA)が50歳以上対象に同社製追加ブースター(4回目)接種を承認したとの報道を好感し上昇。配車サービスのウーバーテクノロジー(UBER)はNY市に続き、サンフランシスコ市のタクシー会社とも同社アプリ登録で合意に近いとの報道で、上昇した。また、ホスピスによる在宅看護サービスやリハビリ施設などの看護サービスを手掛けるヘルスケアサービスのLHCグループ(LHCG)は、管理医療会社のユナイテッドヘルスグループ(UNH)が同社買収を発表し、大幅高。ユナイテッドヘルスは下落した。株式取引プラットフォームを運営するロビンフッド(HOOD)は取引時間の延長を発表し、新規顧客や取引量拡大期待に上昇。航空会社のユナイテッド(UAL)、アメリカン(AAL)、デルタ(DAL)はウクライナ停戦期待に上昇した。一方で、防衛関連のロッキード・マーチン(LMT)やレイセオン・テクノロジ—ズ(RTX)はロシア、ウクライナ停戦の思惑で下落。ヨガアパレル小売りのルルレモン(LULU)は取引終了後に決算を発表。強い見通しや取締役会が10億ドル規模の自社株買い計画を承認し、時間外取引で上昇した。半導体メーカーのマイクロン(MU)も決算内容が予想を上回り、時間外取引で上昇している。Horiko Capital Management LLC■NY為替:ロシアとウクライナ停戦協議進展への期待でドル買い後退29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、123円50銭から121円98銭まで反落して122円88銭で引けた。ロシアとウクライナ停戦交渉で進展が見られ、両国首脳会談の可能性も報じられたため停戦期待が強まり、有事のドル買いが大きく後退。インフレ要因も後退するとの見方に、米国債相場が上昇し、利回り低下に伴うドル売りも加速した。ユーロ・ドルは1.1137ドルまで上昇後、1.1072ドルまで反落し、1.1088ドルで引けた。ロシアとウクライナの停戦期待に域内の成長鈍化懸念が後退し、ユーロの買戻しが優勢となった。ドイツ連邦債2年物の利回りが14年来のプラスに回復するなど年内の利上げ観測を受けたユーロ買いも強まった。ユーロ・円は137円31銭まで上昇後、135円67銭まで反落した。ポンド・ドルは1.3160ドルまで上昇後、1.3060ドルまで反落した。ドル・スイスは0.9354フランから0.9298フランへ下落した。■NY原油:続落で104.24ドル、ロシアとウクライナの早期停戦への期待残るNY原油先物5月限は、続落(NYMEX原油5月限終値:104.24 ↓1.72)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比-1.72ドルの104.24ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは98.44ドル-107.84ドル。ロンドン市場で107.84ドルまで買われたが、ウクライナ情勢の改善が期待されたことで一時98.44ドルまで反落。ただ、主要産油国は5月も小幅な増産ペースの維持を決定する可能性が高いこと、ロシアとウクライナの停戦交渉で顕著な進展はなかったことから、一時105.47ドルまで戻した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  43.44ドル   -0.11ドル(-0.25%)モルガン・スタンレー(MS) 91.84ドル   +0.57ドル(+0.62%)ゴールドマン・サックス(GS)339.66ドル  +4.36ドル(+1.30%)インテル(INTC)        52.25ドル   +0.74ドル(+1.44%)アップル(AAPL)        178.96ドル  +3.36ドル(+1.91%)アルファベット(GOOG)    2865.00ドル +26.00ドル(+0.92%)フェイスブック(FB)     229.86ドル  +6.27ドル(+2.80%)キャタピラー(CAT)      221.04ドル  -0.81ドル(-0.37%)アルコア(AA)         90.07ドル   -2.39ドル(-2.58%)ウォルマート(WMT)      147.23ドル  +1.23ドル(+0.84%) <ST> 2022/03/30 07:44 注目トピックス 市況・概況 NY原油:続落で104.24ドル、ロシアとウクライナの早期停戦への期待残る NY原油先物5月限は、続落(NYMEX原油5月限終値:104.24 ↓1.72)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比-1.72ドルの104.24ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは98.44ドル-107.84ドル。ロンドン市場で107.84ドルまで買われたが、ウクライナ情勢の改善が期待されたことで一時98.44ドルまで反落。ただ、主要産油国は5月も小幅な増産ペースの維持を決定する可能性が高いこと、ロシアとウクライナの停戦交渉で顕著な進展はなかったことから、一時105.47ドルまで戻した。 <FA> 2022/03/30 07:36 注目トピックス 市況・概況 NY金:続落で1918.00ドル、株高を嫌気した売りが入る NY金先物6月限は続落(COMEX金6月限終値:1918.00 ↓26.70)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比-26.70ドルの1918.00ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1893.20ドル-1934.40ドル。アジア市場で1934.40ドルまで買われたが、その後は伸び悩み。欧米株式の上昇を警戒した売りが強まり、一時1893.20ドルまで下落。ただ、ウクライナ情勢は流動的であり、一部で安全逃避的な買いが観測された。通常取引終了後の時間外取引で1926.40ドルまで戻している。 <FA> 2022/03/30 07:33 注目トピックス 市況・概況 NY株式:NYダウ338ドル高、政学的リスク低下で投資家心理改善 米国株式市場は続伸。ダウ平均は338.30ドル高の35294.19ドル、ナスダックは264.74ポイント高の14619.64で取引を終了した。ロシアとウクライナの停戦交渉でかなりの進展が報じられ、停戦期待に寄り付き後、上昇。雇用や住宅価格関連指標が予想を上回ったほか、企業の合併、買収の報道が投資家心理の改善に繋がった。長期金利の低下でハイテク株も続伸し、相場を後押しし、終日堅調に推移した。セクタ—別では耐久消費財・アパレルが上昇した一方で、エネルギーが下落。バイオのモデルナ(MRNA)は、食品医薬品局(FDA)が50歳以上対象に同社製追加ブースター(4回目)接種を承認したとの報道を好感し上昇。配車サービスのウーバーテクノロジー(UBER)はNY市に続き、サンフランシスコ市のタクシー会社とも同社アプリ登録で合意に近いとの報道で、上昇した。また、ホスピスによる在宅看護サービスやリハビリ施設などの看護サービスを手掛けるヘルスケアサービスのLHCグループ(LHCG)は、管理医療会社のユナイテッドヘルスグループ(UNH)が同社買収を発表し、大幅高。ユナイテッドヘルスは下落した。株式取引プラットフォームを運営するロビンフッド(HOOD)は取引時間の延長を発表し、新規顧客や取引量拡大期待に上昇。航空会社のユナイテッド(UAL)、アメリカン(AAL)、デルタ(DAL)はウクライナ停戦期待に上昇した。一方で、防衛関連のロッキード・マーチン(LMT)やレイセオン・テクノロジ—ズ(RTX)はロシア、ウクライナ停戦の思惑で下落。ヨガアパレル小売りのルルレモン(LULU)は取引終了後に決算を発表。強い見通しや取締役会が10億ドル規模の自社株買い計画を承認し、時間外取引で上昇した。半導体メーカーのマイクロン(MU)も決算内容が予想を上回り、時間外取引で上昇している。Horiko Capital Management LLC <FA> 2022/03/30 07:00 注目トピックス 市況・概況 NY為替:ロシアとウクライナ停戦協議進展への期待でドル買い後退 29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、123円50銭から121円98銭まで反落して122円88銭で引けた。ロシアとウクライナ停戦交渉で進展が見られ、両国首脳会談の可能性も報じられたため停戦期待が強まり、有事のドル買いが大きく後退。インフレ要因も後退するとの見方に、米国債相場が上昇し、利回り低下に伴うドル売りも加速した。ユーロ・ドルは1.1137ドルまで上昇後、1.1072ドルまで反落し、1.1088ドルで引けた。ロシアとウクライナの停戦期待に域内の成長鈍化懸念が後退し、ユーロの買戻しが優勢となった。ドイツ連邦債2年物の利回りが14年来のプラスに回復するなど年内の利上げ観測を受けたユーロ買いも強まった。ユーロ・円は137円31銭まで上昇後、135円67銭まで反落した。ポンド・ドルは1.3160ドルまで上昇後、1.3060ドルまで反落した。ドル・スイスは0.9354フランから0.9298フランへ下落した。 <MK> 2022/03/30 06:36 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:小売売上高、ユーロ圏消費者信頼感指数、米GDP確定値など <国内>08:50 小売売上高(2月) -0.1% −0.9%08:50 百貨店・スーパー売上高(2月) 0.6% 2.6%10:10 国債買い入れオペ(残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)ギックスが東証マザーズに新規上場(公開価格:1070円)<海外>16:00 タイ・中央銀行が政策金利発表 0.50% 0.50%18:00 欧・ユーロ圏景況感指数(3月) 110 11418:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(3月)  -18.720:00 ブ・FGVインフレIGPM(3月)  1.83%21:00 独・消費者物価指数(3月) 5.8% 5.1%21:15 米・ADP全米雇用報告(3月) 40.0万人 47.5万人21:30 ブ・ローン残高(2月)  0%21:30 ブ・個人ローン・デフォルト率(2月)  4.6%21:30 ブ・融資残高(3月)  4兆6710億レアル21:30 米・GDP確定値(10-12月) 7.1% 7.0%米・リッチモンド連銀総裁が会議で開会の挨拶注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <FA> 2022/03/30 06:30 注目トピックス 市況・概況 [ドル・円通貨オプション]変動率低下、ドル・円相場反落でOP買い後退 ドル・円オプション市場で変動率は低下。ドル・円相場の反落でオプション買いが大きく後退、変動率は2020年4月来で最高水準から低下した。リスクリバーサルでは円コールスプレッドが拡大。ドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いが再燃した一方で、円先安観に伴う円プット買いが大きく後退した。■変動率・1カ月物10.69%⇒9.56% (08年10/24=31.044%)・3カ月物9.47%⇒8.83%(08年10/24=31.044%)・6カ月物8.97%⇒8.55%(08年10/24=25.50%)・1年物8.54%⇒8.30%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物−0.41%⇒+0.01%(08年10/27=+10.90%)・3カ月物+0.05%⇒+0.32%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.33%⇒+0.55%(08年10/27=+10.71%)・1年物+0.62%⇒+0.81%(08年10/27=+10.71%) <KY> 2022/03/30 04:35 注目トピックス 市況・概況 3月29日のNY為替概況  29日のニューヨーク外為市場でドル・円は123円50銭から121円98銭まで反落して引けた。ロシアとウクライナ停戦交渉で進展が見られ、両国首脳会談の可能性も報じられたため停戦期待が強まり、有事のドル買いが大きく後退。インフレ要因も後退するため、米国債相場が上昇し、利回り低下に伴うドル売りも加速した。    ユーロ・ドルは1.1137ドルまで上昇後、1.1096ドルまで反落し、引けた。ロシアとウクライナの停戦期待に域内の成長鈍化懸念が後退し、ユーロの買戻しが優勢となった。ドイツ連邦債2年物の利回りが14年来のプラスに回復するなど年内の利上げ観測を受けたユーロ買いも強まった。ユーロ・円は137円31銭まで上昇後、135円67銭まで反落。 ポンド・ドルは1.3160ドルまで上昇後、1.3060ドルまで反落した。  ドル・スイスは0.9354フランから0.9298フランへ下落した。[経済指標] ・米・2月JOLT求人件数:1126.6万件(予想:1100.0万件、1月:1128.3万件←1126.3万件)・米・3月消費者信頼感指数:107.2(予想:107.0、2月:105.7←110.5)・米・1月FHFA住宅価格指数:前月比+1.6%(予想:+1.2%、12月:+1.3%←+1.2%)・米・1月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+19.1%(予想:+18.6%、12月:+18.58%←+18.56%)   <KY> 2022/03/30 04:20 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル・円122円半ばでもみ合い、米7年債入札は低調 米財務省は470億ドル規模の7年債入札を実施した。結果で、最高落札利回りは2.499%。2019年2月入札以降で最高。テイルはプラス1.3ベーシスポイント。応札倍率は2.44倍と、2020年8月入札以降で最高で、過去6回入札平均の2.31倍を上回った。外国中銀を含む間接入札者の落札比率は60.9%で、過去6回入札平均の61.5%を下回った。応札倍率は高かったが、落札利回りが高く、結果は冴えないとの見方。米国債相場は伸び悩み。10年債利回りは2.40%で推移した。ドル・円は122円64−70銭でもみ合いが続いた。 <KY> 2022/03/30 02:20 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル・円121円台から回復も戻り鈍い、原油反落や米金利低下で、日銀口先介入も警戒 NY外為市場ではロシア、ウクライナ停戦期待に有事のドル買いが後退したほか、米金利の低下に伴いドルの軟調推移が継続した。ドル・円は一時122円を割り込み121円98銭まで下落。その後、122円70銭まで反発も戻りが鈍い。急激な円安を警戒し、円安是正の日銀の口先介入の可能性も警戒。ユーロ・ドルは1.1085−00ドルの高値圏で推移した。ポンド・ドルは1.3160ドルの高値から1.3111ドルへ反落。ウクライナ戦争による商品や食品価格の上昇でインフレを押し上げるとの懸念が緩和し、米国債相場は堅調。10年債利回りは2.39%まで低下した後も2.42%の低水準でのもみ合いとなった。株式相場は続伸。ダウは236ドル高で推移。NY原油先物は一時100ドルを割り込み98.44ドルまで下落したが、その後、102.45ドルまで回復した。 <KY> 2022/03/30 01:25 注目トピックス 市況・概況 NY外為:露ルーブル上昇、ウクライナ侵攻前の水準回復 NY外為市場ではロシアルーブルの買戻しが優勢となり、ウクライナ侵攻前の水準を回復した。トルコで開催されていたロシア、ウクライナの停戦交渉で進展が見られ、両国首脳会談の可能性も報じられたため停戦期待が広がりロシアルーブルの買戻しが優勢となった。ドル・ルーブルは83.57ルーブルまで下落し2月25日来の安値を更新。ルーブル円は1.47円まで上昇し2月21日来の高値を更新した。 <KY> 2022/03/30 00:09 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米2月JOLT求人件数/3月消費者信頼感指数、ドル売り一服 米コンファレンスボードが発表した3月消費者信頼感指数は107.2と予想を上回った。2月分は105.7と1年ぶり低水準に、速報の110.5から下方修正された。同時刻に発表された2月JOLT求人件数は1126.6万件と予想を上回った。1月分は速報値の1126.3万件から1128.3万件へ上方修正された。予想を上回った結果を受けて、米国債相場は伸び悩み。10年債利回りは2.38%まで低下後、2.4%まで戻した。ドル売りも一服しドル・円は121円98銭の安値から122円25銭まで戻した。ユーロ・ドルは1.1137ドルの高値から1.1117ドルへ反落した。【経済指標】・米・2月JOLT求人件数:1126.6万件(予想:1100.0万件、1月:1128.3万件←1126.3万件)・米・3月消費者信頼感指数:107.2(予想:107.0、2月:105.7←110.5) <KY> 2022/03/29 23:21 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米1月FHFA住宅価格指数/S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数、予想上回りドル売り後退 米連邦住宅金融局(FHFA)が発表した1月FHFA住宅価格指数は前月比+1.6%となった。伸びは12月+1.3%から拡大し予想を上回り昨年6月来で最大となった。同時刻に発表された米1月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数は前年比+19.1%。伸びは12月+18.58%から予想以上に拡大し、昨年9月来で最大となった。予想を上回った住宅関連指標を受けてドル売りが後退。ドル・円は122円50銭の安値から122円75銭へ反発。ユーロ・ドルは1.1120−25ドルで高止まりとなった。【経済指標】・米・1月FHFA住宅価格指数:前月比+1.6%(予想:+1.2%、12月:+1.3%←+1.2%)・米・1月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+19.1%(予想:+18.6%、12月:+18.58%←+18.56%) <KY> 2022/03/29 22:31 注目トピックス 市況・概況 NY外為:有事のドル買い後退、NY原油100ドル割れ、露、ウクライナ首脳会談の可能性を期待 NY外為市場では有事のドル買いが後退した。ドル・円は123円50銭から122円50銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1060ドルから1.1123ドルまで急伸した。ポンド・ドルは1.3064ドルから1.3155ドルまで急伸。トルコでロシアとウクライナの停戦交渉が継続中だが、メディアによると、協定が準備されたのち、プーチン露大統領とウクライナ、ゼレンスキー大統領の会談が外相を交えて実施される可能性が報じられた。停戦への期待にNY原油先物は100ドルを割り込んだ。米株先物は300ドル高。 <KY> 2022/03/29 22:30

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