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英ポンド週間見通し:下げ渋りか、原油価格の安定推移は好材料
配信日時:2021/09/04 14:25
配信元:FISCO
■米量的緩和策の早期縮小観測後退でポンド買い強まる
今週のポンド・円は強含み。新型コロナウイルスの感染拡大の懸念は消えていないこと、英中央銀行の金融緩和策が早い時期に縮小するとの見方は増えていないことから、リスク選好的なポンド買い・米ドル売りは一時縮小した。しかしながら、米国の雇用関連指標は予想を下回り、量的緩和策の早期縮小観測はやや後退したことから、ポンド買い・米ドル売りが再び強まり、この影響でポンドは対円でも強い動きを見せた。取引レンジ:150円95銭−152円30銭。
■下げ渋りか、原油価格の安定推移は好材料
来週のポンド・円は下げ渋りか。英国内で新型コロナウイルス変異株の大規模感染が警戒されているが、厳格な経済制限措置が導入される可能性は引き続き低いとみられている。一方、原油価格は底堅い動きを保っており、リスク回避的なポンド売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・10日:7月鉱工業生産(6月:前月比-0.7%)
・10日:7月商品貿易収支(6月:-119.88億ポンド)
予想レンジ:150円50銭−153円50銭
<FA>
今週のポンド・円は強含み。新型コロナウイルスの感染拡大の懸念は消えていないこと、英中央銀行の金融緩和策が早い時期に縮小するとの見方は増えていないことから、リスク選好的なポンド買い・米ドル売りは一時縮小した。しかしながら、米国の雇用関連指標は予想を下回り、量的緩和策の早期縮小観測はやや後退したことから、ポンド買い・米ドル売りが再び強まり、この影響でポンドは対円でも強い動きを見せた。取引レンジ:150円95銭−152円30銭。
■下げ渋りか、原油価格の安定推移は好材料
来週のポンド・円は下げ渋りか。英国内で新型コロナウイルス変異株の大規模感染が警戒されているが、厳格な経済制限措置が導入される可能性は引き続き低いとみられている。一方、原油価格は底堅い動きを保っており、リスク回避的なポンド売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・10日:7月鉱工業生産(6月:前月比-0.7%)
・10日:7月商品貿易収支(6月:-119.88億ポンド)
予想レンジ:150円50銭−153円50銭
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