注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 6日の日本国債市場概況:債券先物は149円18銭で終了 <円債市場>長期国債先物2022年6月限寄付149円19銭 高値149円22銭 安値149円12銭 引け149円18銭売買高総計19178枚2年 436回 -0.045%5年 151回  0.015%10年 366回  0.240%20年 180回  0.765%債券先物6月限は、149円19銭で取引を開始。日本ゴールデンウィーク連休中の豪、米、英の利上げを受けて売りが優勢になり、149円22銭から149円12銭まで下げた。日銀は指値オペを通告、財務省の流動性供給入札の結果は無難との見方であった。現物債の取引では、全年限が売られた。<米国債概況>2年債は2.72%、10年債は3.07%、30年債は3.15%近辺で推移。債券利回りは上昇。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は1.05%、英国債は1.95%、オーストラリア10年債は3.46%、NZ10年債は3.77%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・17:30 英・4月建設業PMI(予想:58.0、3月:59.1)・21:30 米・4月非農業部門雇用者数(予想:+38.0万人、3月:+43.1万人)・21:30 米・4月失業率(予想:3.5%、3月:3.6%)・21:30 米・4月平均時給(前年比予想:+5.5%、3月:+5.6%)・21:30 カナダ・4月失業率(予想:5.2%、3月:5.3%)・22:15 ウィリアムズNY連銀開会あいさつ(環境経済・政策関連会合)・24:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁討論会参加(ミネソタ大)・04:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁卒業式スピーチ(ジョージア工科大) <KK> 2022/05/06 17:12 注目トピックス 市況・概況 大阪金概況:下落、米長期金利の上昇映すも下値は堅い展開 大阪取引所金標準先物 23年4月限・日中取引終値:7850円(前日日中取引終値↓29円)・推移レンジ:高値7861円-安値7813円6日の大阪取引所金標準先物(期先:23年4月限)は下落した。昨日の海外市場で上昇した米長期金利が今日も底堅い動きとなり、金利のつかない資産である金の投資魅力の低下が意識され、金先物は売りが先行した。一方、FRBの引き締めペースでは高インフレ抑制は困難との見方など、懸念材料も多く、安全資産としての金の需要は継続し、こうした動きや心理を映し、今日の金先物は売り優勢ながら、午前の時間帯に安値をつけた後は下値の堅い展開となった。 <FA> 2022/05/06 16:05 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は動意薄、ユーロ・ドルは1.05ドル割れ 6日午後の東京市場でドル・円は130円60銭付近と、動意の薄い値動き。欧州勢はドル買いで参入したもようで、ドルは円以外の主要通貨に対して値を上げている。特にユーロやポンドの下げが目立ち、ユーロ・ドルは1.05ドルを割り込む展開となった。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円10銭から130円81銭、ユーロ・円は136円93銭から137円65銭、ユーロ・ドルは1.0483ドルから1.0550ドル。 <TY> 2022/05/06 16:04 注目トピックス 市況・概況 日経VI:小幅に低下、売り一巡後は株価堅調で警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は6日、前日比-0.10(低下率0.36%)の27.73と小幅に低下した。なお、高値は29.32、安値は27.73。昨日の米株式市場で主要指数が大きく下落した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。取引開始後の売り一巡後は日経225先物は底堅く、その後、上げに転じ、午後は堅調に推移したことから、市場では、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが次第に緩和し、プットが手仕舞い売りに下げ、日経VIは上昇幅を縮め、取引終了前に低下に転じた。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <FA> 2022/05/06 16:00 注目トピックス 市況・概況 売り先行も円安進行など映して買い戻しの動きが強まり27000円を回復【クロージング】 6日の連休明けの日経平均は反発。185.03円高の27003.56円(出来高概算14億9000万株)と6営業日ぶりに27000円を回復して取引を終えた。売り先行で始まったものの、円安進行や時間外取引での米国株先物が下げ渋っているため、主力銘柄中心に買い戻しの動きが強まった。また、本格化する国内主要企業の決算では、円安などを背景に好業績なものが目立っており、これら銘柄に投資資金が向かい、後場中盤には一時、27072.59円まで上げ幅を広げた。その後は週末の持ち高調整の動きから様子見姿勢が広がるものの、27000円台を回復して終了した。東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1280に迫り、全体の7割近くを占めた。セクターでは、サービス、情報通信、その他製品、証券商品先物を除く29業種が上昇。鉱業、電気ガス、石油石炭、空運、銀行などの上昇が際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、信越化<4063>、第一三共<4568>、京セラ<6971>が堅調だった半面、ソフトバンクG<9984>、資生堂<4911>、エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>、テルモ<4543>が軟調だった。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)は、大方の予想通り0.5%の利上げと、膨張した米連邦準備制度理事会(FRB)の保有資産の縮小を6月から開始することを決めた。その後会見したパウエルFRB議長は大幅利上げには消極的な姿勢を見せたものの、米国市場では主要株価指数が乱高下した。連休明けの東京市場は5日の米国株の大幅安を背景に売り先行スタート。取引開始直後には一時26543.29円まで下げ幅を広げる場面があった。ただ、日米の金融政策の違いから円安が進んでおり、トヨタ<7203>などの輸出関連株や好決算銘柄に買いが続いた。また、岸田首相がロンドンの講演で「安全を確保した原子炉の有効活用を図る」と述べたため、東電力HD<9501>をはじめとする電力株が軒並み高となった。FOMCの結果は想定通りの内容だったが、米金利に関しては不透明感が強い状態に変化はなく、機関投資家などはFRBの今後の政策運営に対する迷いがあると見受けられる。このため、今夜発表される雇用統計など米国の経済指標を受けた米長期金利の動きをにらみながら、米国市場は不安定な展開が続きそうで、東京市場も値動きの荒い展開になることが想定される。一方、本格化する国内主要企業の決算は、円安効果などから概ね堅調な結果となっている。ただ、原油市況が再び上昇するなど原材料高が収益を押し下げる要因になるだけに、今後も商品市況などの動きにも警戒が必要で、企業業績の先行き不透明さも懸念要因となろう。 <FA> 2022/05/06 15:59 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:鉱業が上昇率トップ 鉱業が上昇率トップ。そのほか電力・ガス業、石油・石炭製品、空運業、銀行業なども上昇。一方、サービス業が下落率トップ。そのほか情報・通信業、その他製品、証券業も下落。業種名/現在値/前日比(%)1. 鉱業 / 443.3 / 4.562. 電力・ガス業 / 369.43 / 4.123. 石油・石炭製品 / 1,142.33 / 2.974. 空運業 / 196.86 / 2.795. 銀行業 / 163.24 / 2.526. 陸運業 / 1,845.79 / 2.137. 卸売業 / 2,173.9 / 2.058. 機械 / 2,098.87 / 1.989. 輸送用機器 / 3,478.48 / 1.7810. 非鉄金属 / 1,064.7 / 1.5711. 食料品 / 1,690.93 / 1.5212. 繊維業 / 535.88 / 1.3613. 不動産業 / 1,485.82 / 1.3014. 保険業 / 1,256.85 / 1.2515. パルプ・紙 / 488.97 / 1.2016. 医薬品 / 3,183.84 / 1.1917. 倉庫・運輸関連業 / 1,894.09 / 1.1618. その他金融業 / 703.82 / 1.1519. 金属製品 / 1,136.86 / 1.1120. ゴム製品 / 3,313.72 / 1.0121. ガラス・土石製品 / 1,074.69 / 0.8922. 小売業 / 1,263.65 / 0.7523. 建設業 / 1,097.6 / 0.6724. 鉄鋼 / 466.22 / 0.6025. 化学工業 / 2,078.36 / 0.4826. 電気機器 / 3,387.1 / 0.4527. 精密機器 / 9,271.65 / 0.3728. 水産・農林業 / 497.69 / 0.3329. 海運業 / 1,101.62 / 0.1830. 証券業 / 364.68 / -0.0831. その他製品 / 3,591.75 / -0.4032. 情報・通信業 / 4,757.14 / -0.5433. サービス業 / 2,547.27 / -1.42 <FA> 2022/05/06 15:39 注目トピックス 市況・概況 Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(大引け) ■eワラント売れ筋トップ5(2022/5/6 15:10現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 資生堂 コール (6,800円) -61.84% 10.10 0.34円2 東京エレクトロン コール (67,000円) -3.19% 7.79 0.96円3 トヨタ自動車 コール (2,300円) +11.54% 6.89 2.72円4 日経平均 プラス5倍トラッカー (25,000円) +8.63% 7.84 18.94円5 HOYA コール (18,000円) -14.29% 0.00 0.11円■eワラント値上がりトップ10(2022/5/6 15:10現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 コマツ コール (3,150円) +213.51% 16.00 +8.90%2 資生堂 プット (5,700円) +142.86% -12.48 -8.81%3 コマツ コール (3,550円) +140.00% 0.00 +8.90%4 三井物産 コール (3,500円) +106.90% 23.20 +6.46%5 コマツ コール (2,750円) +93.49% 6.57 +8.90%6 コマツ コール (3,750円) +88.37% 9.03 +8.90%7 コマツ コール (3,300円) +78.30% 7.30 +8.90%8 日立建機 コール (3,350円) +75.00% 28.90 +5.62%9 三井物産 コール (3,050円) +74.07% 9.03 +6.46%10 日立建機 コール (2,900円) +73.94% 10.31 +5.62%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:カイカ証券ウェブサイト) <FA> 2022/05/06 15:16 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小動き、ユーロは下落基調 6日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、130円60銭台での推移が続く。15時に発表されたドイツの鉱工業生産は予想外に悪化し、域内経済の先行きを懸念したユーロ売りが強まった。ユーロ・ドルは1.0510ドル台、ユーロ・円は137円30銭台にそれぞれ失速した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円10銭から130円81銭、ユーロ・円は137円20銭から137円65銭、ユーロ・ドルは1.0516ドルから1.0550ドル。 <TY> 2022/05/06 15:12 注目トピックス 市況・概況 日経平均大引け:前日比185.03円高の27003.56円 日経平均は前日比185.03円高の27003.56円(同+0.69%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比17.56pt高の1915.91pt(同+0.93%)。 <FA> 2022/05/06 15:02 注目トピックス 市況・概況 日経平均は138円高、後場の値幅はここまで189円程度 日経平均は138円高(14時45分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、信越化<4063>などがプラス寄与上位となっており、一方、ソフトバンクG<9984>、資生堂<4911>、エムスリー<2413>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、鉱業、電気・ガス業、石油石炭製品、空運業、銀行業が値上がり率上位、サービス業、情報・通信業、その他製品、証券商品先物が値下がりしている。日経平均は小動きとなっている。日経平均の後場の値幅はここまで189円程度。 <FA> 2022/05/06 14:46 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は底堅い、米金利にらみ 6日午後の東京市場でドル・円は底堅く推移し、130円60銭台でのもみ合い。米10年債利回りは上げ渋るものの、金融正常化期待による先高観からドルは売りづらい。一方、アジア株式市場は全般的に軟調地合いとなり、日本株高を好感した円売りは限定的。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円10銭から130円81銭、ユーロ・円は137円20銭から137円65銭、ユーロ・ドルは1.0516ドルから1.0550ドル。 <TY> 2022/05/06 14:39 注目トピックス 市況・概況 日経平均は149円高、企業決算や米雇用統計に関心 日経平均は149円高(14時20分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、信越化<4063>などがプラス寄与上位となっており、一方、ソフトバンクG<9984>、資生堂<4911>、エムスリー<2413>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、鉱業、電気・ガス業、空運業、石油石炭製品、銀行業が値上がり率上位、サービス業、情報・通信業、その他製品、証券商品先物、水産・農林業が値下がりしている。日経平均はやや上値の重い展開となっている。市場では引き続き22年3月期決算への関心が高い。今日はこの後、JFE<5411>、JAL<9201>、ヤマダHD<9831>、HOYA<7741>などが決算発表を予定している。また、米国では3月の米雇用統計、3月の米消費者信用残高が発表され、また、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁のあいさつが予定されている。 <FA> 2022/05/06 14:21 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は変わらず、ユーロ・ドルは下げ渋り 6日午後の東京市場でドル・円は130円50銭台と、変わらずの値動き。日経平均株価の上げ幅拡大が好感され、円売りが主要通貨を支える。一方、ユーロ・ドルは前日の海外市場で大きく下げたが、1.05ドル付近がサポートラインと意識され、その後も下げ渋る。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円10銭から130円81銭、ユーロ・円は137円20銭から137円65銭、ユーロ・ドルは1.0516ドルから1.0550ドル。 <TY> 2022/05/06 14:04 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:下げ渋りか、前日の急落で買戻しも (13時50分現在)S&P500先物      4,142.80(-11.5)ナスダック100先物  12,832.10(-63.0)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は20ドル安。NY原油先物(WTI)は強含み、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。5日の主要3指数は急反落。序盤から下げ幅を拡大する展開となり、ダウの下げ幅は1000ドル超と33000ドルを割り込んで取引を終えた。連邦公開市場委員会(FOMC)での政策内容は想定内だったものの、原油相場の再上昇でインフレ高進の影響を懸念した売りが優勢に。連邦準備制度理事会(FRB)は金融正常化の方針を緩めておらず、長期金利は上昇。全般的に売りが強まるなか、アップルなどハイテク関連への売りが下げを主導した。本日は下げ渋りか。インフレ懸念は残るものの、5日の急激な下げにより自律反発狙いの買いが入りやすい。一方、今晩発表の雇用統計で失業率は改善が予想されるものの、非農業部門雇用者数と平均時給は前回から伸びが鈍化する見通し。コロナ禍からの回復に一服感が示されれば株買いを弱める半面、FRBの過度な引き締めへの思惑は後退する可能性も。その際には足元で発表された決算を手がかりに、好業績銘柄への買戻しが指数の下げを抑える。 <TY> 2022/05/06 13:58 注目トピックス 市況・概況 日経平均VIは上昇幅縮小、株価堅調で警戒感は次第に緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比+0.26(上昇率0.93%)の28.09と小幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は29.32、安値は27.96。昨日の米株式市場で主要指数が大きく下落した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。その後、取引開始後の売り一巡後は日経225先物は下げ渋り、日経225先物は上げに転じ、午後は堅調に推移していることから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが次第に緩和し、プットが手仕舞い売りに下げ、日経VIは上昇幅を縮める動きとなっている。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 <FA> 2022/05/06 13:50 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は130円半ば、方向感は乏しい 6日午後の東京市場でドル・円はもみ合いとなり、130円50銭台で推移する。今晩発表の米雇用統計を前に様子見ムードが広がり、方向感は乏しい。米連邦準備制度理事会(FRB)による金融正常化期待で全般的にドル買いに振れやすいが、足元で上昇は限定的。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円10銭から130円81銭、ユーロ・円は137円20銭から137円65銭、ユーロ・ドルは1.0516ドルから1.0550ドル。 <TY> 2022/05/06 13:40 注目トピックス 市況・概況 日経平均は214円高、前場の落ち着いた値動きで安心感も 日経平均は214円高(13時20分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、信越化<4063>、東エレク<8035>などがプラス寄与上位となっており、一方、ソフトバンクG<9984>、資生堂<4911>、エムスリー<2413>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、鉱業、電気・ガス業、空運業、石油石炭製品、銀行業が値上がり率上位、情報・通信業、サービス業が値下がりしている。日経平均は堅調に推移している。市場では、昨日の米株式市場が大幅に下げた後にしては、東京市場で前場の日経平均が比較的落ち着いた値動きだったとの見方があり、安心感となっているとの指摘もあるようだ。 <FA> 2022/05/06 13:21 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は底堅い、米雇用統計にらみ 6日午後の東京市場でドル・円は底堅く、130円60銭台で推移する。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融正常化が期待されるが、今晩発表の雇用統計は強弱まちまちと予想される。また、FRB当局者は過度な引き締めに慎重とみられ、ドルの上昇は小幅にとどまりそうだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円10銭から130円81銭、ユーロ・円は137円20銭から137円65銭、ユーロ・ドルは1.0516ドルから1.0550ドル。 <TY> 2022/05/06 13:14 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~FOMC通過でも大きな変化なし 6日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は小幅反発、FOMC通過でも大きな変化なし・ドル・円は小じっかり、米金利にらみ・値上がり寄与トップは信越化学工業<4063>、同2位が第一三共<4568>■日経平均は小幅反発、FOMC通過でも大きな変化なし日経平均は小幅反発。32.00円高の26850.53円(出来高概算6億8000万株)で前場の取引を終えている。日本の連休中、米株式市場では3~4日の連邦公開市場委員会(FOMC)後にNYダウが乱高下した。4日のNYダウは大幅に3日続伸し、932ドル高と今年最大の上げ幅を記録。パウエル連邦準備理事会(FRB)議長がFOMC後の記者会見で今後数会合での0.5pt利上げを示唆し、0.75ptの大幅利上げを織り込む動きが後退した。しかし、5日のNYダウは1063ドル安と急反落。産油国会合「OPECプラス」の結果を受けて原油先物相場が上昇したほか、1-3月期の非農業部門労働生産性が大幅低下したことでインフレ懸念が強まった。英イングランド銀行(中央銀行)が2ケタ台のインフレ率や英経済のマイナス成長見通しを示したことも投資家心理を冷やした。連休明けの東京市場ではこうした流れを引き継ぎ、日経平均は34円安からスタート。米金利上昇を受けてグロース(成長)株を中心に売りが出て、日経平均は朝方に26543.29円(275.24円安)まで下落する場面があった。一方、米金利や商品市況の上昇、為替相場の円安推移から関連銘柄には買いが入り、日経平均は前引けにかけてプラス圏に浮上した。個別では、郵船<9101>、トヨタ自<7203>、商船三井<9104>などが堅調。岸田文雄首相が原子力の活用に言及したことで東京電力HD<9501>などが急伸し、原油高につれてINPEX<1605>も大きく上昇している。三井物産<8031>やコマツ<6301>は連休前に発表した決算を好感した買いが続いているようだ。また、やはり好決算のADWAYS<2489>やTOA<6809>が東証プライム市場の上昇率上位に顔を出している。一方、売買代金トップのレーザーテック<6920>が5%超の下落。ほかにもソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>といった値がさ株が軟調だ。エーザイ<4523>はアルツハイマー病治療薬関連の損失計上を受けて売られ、資生堂<4911>などの化粧品関連株は米エスティローダーの業績下方修正を受けて軒並み急落。また、キーパー技研<6036>などが東証プライム市場の下落率上位に顔を出している。セクターでは、鉱業、電気・ガス業、石油・石炭製品などが上昇率上位。一方、サービス業、情報・通信業、その他製品などが下落率上位だった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の60%、対して値下がり銘柄は36%となっている。連休明けの日経平均は朝方に一時200円超下落したが、その後切り返し小高い水準で前場を折り返した。米金利上昇を受けた値がさグロース株の下落が日経平均を下押しする一方、金融や自動車、市況関連を中心としたバリュー(割安)株には買いが入っており、東証プライム市場全体としても値上がり銘柄の方が多い。前引けの日経平均が+0.12%なのに対し、東証株価指数(TOPIX)は+0.55%。ここまでの東証プライム市場の売買代金は1兆6000億円あまりとまずまず膨らんでいる。新興株ではマザーズ指数が-2.53%と大幅に4日続落。日足チャートでは足元じりじりと下落を強いられており、取引時間中としては3月16日以来の安値を付けている。グロース株安の流れが逆風となり、メルカリ<4385>などの主力IT株は総じて軟調だ。さて、パウエルFRB議長が0.75ptの大幅利上げに消極的な姿勢を示し、4日の米市場は金利低下・株高で反応したものの、翌5日にはそれ以上の幅で金利上昇・株価下落する格好となった。5日の米10年物国債利回りは3.04%(+0.11pt)に上昇。一時3.10%と2018年11月以来の高水準を付けた。米主要株価指数はNYダウ-3.12%、S&P500指数-3.56%、ナスダック総合指数-4.99%と軒並み大幅に下落。原油先物相場(ウエスト・テキサス・インターミディエート、WTI6月物)は1バレル=108.26ドル(+0.45ドル)と続伸した。「OPECプラス」の緩慢な増産、労働生産性の低下や労働コストの上昇を示す米経済指標などからインフレ懸念は拭えない。英中銀は10~12月期にも消費者物価指数(CPI)上昇率が「10%をやや上回る」とし、2023年の経済成長見通しをマイナスに下方修正したこともインパクトのあるニュースだった。「恐怖指数」とされる米株の変動性指数(VIX)はFOMCと前後して低下する場面もあったが、5日には再び31.20(+5.78)と30台に乗せている。VIXの高止まりは4月28日の当欄「『決算序盤の情勢』と『米市場にくすぶる懸念』」でも懸念材料として触れたが、FOMC後のV字上昇を見ると、やはり下方リスクに警戒する動きは後退しづらいものと考えざるを得ない。ただ、円安を支えに底堅さを見せる日経平均もさることながら、NYダウも2月24日の取引時間中に付けた安値(32272.64ドル)を割り込んでおらず、「インフレのピークアウト」や「米経済の堅調維持」への期待が根強いことを感じさせる。結局、パウエル氏の発言で足元の投資論争に決着を見たわけではないと考えると、FOMCを通過して金融市場に大きな変化があったわけでもないだろう。今晩の米国では4月の雇用統計の発表が控えており、来週11日には消費者物価指数(CPI)、翌12日には卸売物価指数(PPI)と重要指標の発表が相次ぐ。引き続き経済指標や要人発言を睨み不安定な相場展開が続くとみておいた方がよいだろう。■ドル・円は小じっかり、米金利にらみ6日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり、130円前半から後半に値を上げた。米金融正常化方針を受け米10年債利回りは高水準で推移し、ドル買い先行。また、連休明けの東京株式市場で日経平均株価が安寄り後にプラスへ転じ、日本株高を好感した円売りに振れた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円10銭から130円81銭、ユーロ・円は137円20銭から137円65銭、ユーロ・ドルは1.0516ドルから1.0550ドル。■後場のチェック銘柄・ログリー<6579>の、1銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上がり寄与トップは信越化学工業<4063>、同2位が第一三共<4568>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・4月マネタリーベース:前年比+6.6%(3月:+7.9%)【要人発言】・豪準備銀行・四半期金融政策報告「一段の利上げがインフレ抑制のために必要」「コアインフレは2024年までに2-3%の目標レンジを上回ると予想」「金利正常化の開始が適切」「経済は想定よりも回復力が強く、完全雇用に近づいている」<国内>特になし<海外>・14:45 スイス・4月失業率(予想:2.2%、3月:2.4%)・15:00 独・3月鉱工業生産(前月比予想:-1.3%、2月:+0.2%) <CS> 2022/05/06 12:22 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小じっかり、米金利にらみ 6日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり、130円前半から後半に値を上げた。米金融正常化方針を受け米10年債利回りは高水準で推移し、ドル買い先行。また、連休明けの東京株式市場で日経平均株価が安寄り後にプラスへ転じ、日本株高を好感した円売りに振れた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円10銭から130円81銭、ユーロ・円は137円20銭から137円65銭、ユーロ・ドルは1.0516ドルから1.0550ドル。【経済指標】・日・4月マネタリーベース:前年比+6.6%(3月:+7.9%)【要人発言】・豪準備銀行・四半期金融政策報告「一段の利上げがインフレ抑制のために必要」「コアインフレは2024年までに2-3%の目標レンジを上回ると予想」「金利正常化の開始が適切」「経済は想定よりも回復力が強く、完全雇用に近づいている」 <TY> 2022/05/06 12:05 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):ADWAYS、TOA、ログリーなど 三井物産<8031>:3359円(+167円)続伸。2日の取引時間中に決算を発表、その後は乱高下の末にやや軟化する展開となっていたが、本日はポジティブ視する動きが優勢に。22年3月期純利益は9147億円で前期比2.7倍となった一方、23年3月期は8000億円で同12.5%減としている。足元の市況動向からみると業績見通しは保守的との見方が強まっているほか、発行済み株式数の3.1%に当たる5000万株、1000億円の自社株買いも期待以上と捉えられているようだ。ADWAYS<2489>:914円(+127円)大幅反発で年初来高値を更新。2日に第1四半期の決算を発表、営業利益は6.6億円で前年同期比20.0%増益、前四半期比でも29.2%増益となっている。通期予想も従来の11億円から14.2億円に上方修正、マンガアプリを展開する広告主からの需要が増加したほか、台湾におけるブランド広告主向けブランディング広告も好調のもよう。年間配当金も従来計画3.69円から5.49円にまで引き上げている。TOA<6809>:802円(+99円)大幅続伸で年初来高値を一気に更新。2日に22年3月期の決算を発表、営業利益は21.6億円で前期比5.8%減益となり、従来計画の25.5億円を下振れる着地に。一方、23年3月期は29億円で同34.3%の大幅増益見通しとしている。さらに中期計画において株主還元施策を強化、年間配当金は前期の20円から40円に引き上げるとしている。中計における業績数値目標としては、26年3月期営業利益45億円を目指すとしている。エーザイ<4523>:5588円(-147円)大幅反落。4日に22年3月期の業績修正を発表、営業利益は従来予想の780億円から535億円に下方修正している。アルツハイマー病治療薬のアデュカヌマブに係る販売権の評価を見直した結果、減損損失80億円を計上するほか、在庫評価損の同社負担分165億円を販管費に計上するようだ。市場予想はほぼ会社計画水準であった。一過性のコスト計上に対する警戒感はあったもようだが、大幅下方修正をマイナス視する動きが先行へ。レーザーテック<6920>:17360円(-970円)大幅反落。東京市場連休中に開催された米FOMCでは想定通りに0.5%の利上げが決定されたが、FRB議長会見を受けて今後の0.75%利上げ観測は後退、4日の米国市場は大幅上昇となったものの、前日は一転して急反落する展開に。FRBの引き締めペースでの高インフレ抑制は困難との懸念が強まり、長期金利が再上昇、売り圧力となっている。米長期金利の上昇を警戒して、同社を筆頭とするグロース株は総じて売り優勢の展開になっている。イード<6038>:781円(+43円)大幅続伸。22年6月期の営業利益を従来予想の5.30億円から6.00億円(前期実績4.54億円)に上方修正している。新型コロナウイルスの影響が想定よりも軽微で、主力のクリエイタープラットフォームセグメントが好調に推移していることに加え、クリエイターソリューションセグメントでも高利益率の大型案件があったため。全社的なコスト削減努力も利益の押し上げに寄与した。ベルトラ<7048>:416円(+5円)続伸。21年12月2日に発行した新株予約権のうち、800個(発行総数の3.5%)が権利行使され、8万株が交付されたと発表している。未行使の新株予約権は1万4560個。大量行使で将来的な株式価値の希薄化懸念が和らいだとの見方から買いが入っているようだ。また、大型連休中の観光などの活況を材料視し、海外オプショナルツアーを手掛ける同社を関連銘柄の一角として物色している向きもあるとみられる。ログリー<6579>:651円(+100円)ストップ高。ブロックチェーン技術などを手掛けるbajji(東京都台東区)のWebサービス「mySDG」で取材されたと発表している。取材ではログリーについて「日本におけるeスポーツの裾野をコミュニティを軸に拡大」と題した上で「障がい者やシニアまで、広く活性化する鍵がここにはある」と紹介。ログリーのゲームマーケティング事業部部長が「ビジネス的には、ベッティングが出来るようになるのかが鍵」などと応じている。 <NH> 2022/05/06 11:54 注目トピックス 市況・概況 Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(前引け) ■eワラント売れ筋トップ5(2022/5/6 11:33現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 資生堂 コール (6,800円) -56.58% 9.86 0.38円2 東京エレクトロン コール (67,000円) -15.96% 7.99 0.84円3 トヨタ自動車 コール (2,300円) +7.26% 6.98 2.56円4 日経平均 プラス5倍トラッカー (25,000円) +2.08% 8.29 17.55円5 住友金属鉱山 コール (6,000円) +1.49% 6.17 2.79円■eワラント値上がりトップ10(2022/5/6 11:33現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 コマツ コール (3,150円) +148.65% 17.64 +7.36%2 資生堂 プット (5,700円) +105.71% -13.55 -7.59%3 コマツ コール (2,750円) +75.81% 7.10 +7.36%4 ウーバー・テクノロジーズ プット (30米ドル) +71.72% -5.34 -11.97%5 プラチナリンク債 プラス5倍トラッカー (950米ドル) +66.93% 15.00 +2.76%6 コマツ コール (3,750円) +65.12% 9.27 +7.36%7 ウーバー・テクノロジーズ プット (25米ドル) +61.11% -9.22 -11.97%8 コマツ コール (3,300円) +60.38% 7.53 +7.36%9 コマツ コール (3,550円) +60.00% 0.00 +7.36%10 三井物産 コール (3,500円) +58.62% 24.79 +5.29%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:カイカ証券ウェブサイト) <FA> 2022/05/06 11:40 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は130円60銭台で推移、直近高値131円25銭到達の可能性残る 6日午前の東京市場でドル・円は一時130円81銭まで反発。米長期金利の大幅な上昇を受けてリスク回避的なドル売り・円買いは縮小しており、直近高値の131円25銭を目指す可能性は残されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円10銭から130円81銭、ユーロ・ドルは、1.0516ドルから1.0550ドル。ユーロ・円は137円20銭から137円65銭。 <MK> 2022/05/06 11:31 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は一時130円81銭まで買われる、主要通貨に対するドル買い強まる 6日午前の東京市場でドル・円は一時130円81銭まで反発。米長期金利の大幅な上昇を受けてリスク回避的なドル売り・円買いはさらに縮小し、直近高値の131円25銭を目指す可能性が高まっている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円10銭から130円81銭、ユーロ・ドルは、1.0516ドルから1.0550ドル。ユーロ・円は137円20銭から137円65銭。 <MK> 2022/05/06 11:11 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は130円74銭まで一段高、主要通貨に対するドル買い優勢 6日午前の東京市場でドル・円は一時130円74銭まで買われており、米長期金利の大幅な上昇を受けてリスク回避的なドル売り・円買いはさらに縮小。直近高値の131円25銭を目指す可能性が高まっている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円10銭から130円74銭、ユーロ・ドルは、1.0522ドルから1.0550ドル。ユーロ・円は137円20銭から137円63銭。 <MK> 2022/05/06 10:41 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円強含み、直近高値の131円25銭を目指す流れ 6日午前の東京市場でドル・円は130円40銭台で推移し、強含み。一時130円54銭まで買われており、米長期金利の大幅な上昇を受けてリスク回避的なドル売り・円買いはさらに縮小。直近高値の131円25銭を目指す流れは変わっていないようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円10銭から130円54銭、ユーロ・ドルは、1.0534ドルから1.0550ドル。ユーロ・円は137円20銭から137円61銭。 <MK> 2022/05/06 10:10 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は130円44銭まで強含み、円買いは一段と縮小 6日午前の東京市場でドル・円は130円40銭台で推移し、強含み。米長期金利の大幅な上昇を受けてリスク回避的なドル売り・円買いは縮小。直近高値の131円25銭を目指す流れとなりつつある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円10銭から130円44銭、ユーロ・ドルは、1.0534ドルから1.0550ドル。ユーロ・円は137円20銭から137円50銭。 <MK> 2022/05/06 09:42 注目トピックス 市況・概況 東京為替:米長期金利上昇でドル売り・円買いは縮小 6日午前の東京市場でドル・円は130円30銭台で推移し、底堅い動きを維持している。130円台後半には利食い目的のドル売り興味が残されているようだが、米長期金利の大幅な上昇を受けてリスク回避的なドル売り・円買いは縮小しつつある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円10銭から130円38銭、ユーロ・ドルは、1.0534ドルから1.0550ドル。ユーロ・円は137円20銭から137円41銭。 <MK> 2022/05/06 09:22 注目トピックス 市況・概況 日経平均は212円安、寄り後は下げ幅拡大 日経平均は212円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に下落した流れを引き継いだ。また、ウクライナ情勢の先行き不透明感が一段と強くなっていることに加え、欧州連合(EU)がロシア産原油の輸入禁止案を発表したことから、ロシア産原油の供給減少による需給逼迫観測からインフレ長期化が懸念され株価の重しとなった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が大きく下落したものの、前日に大幅に上昇した反動という面もあり、2日から5日までの4営業日合計ではダウ平均は20ドル高、ナスダック総合指数は16ポイント安と東京市場の3連休前と比べると変動は小幅で、投資家心理の委縮は限定的だった。また、22年3月期決算発表が佳境となっており、好業績銘柄の物色意欲が継続し、株価の支えとなったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を広げている。 <FA> 2022/05/06 09:12 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:高島屋や寿スピリッツなどに注目 5日の米株式市場でNYダウは1063.09ドル安の32997.97、ナスダック総合指数は647.16pt安の12317.69、シカゴ日経225先物は3連休前の5月2日大阪日中比75円安の26735円。為替は1ドル=130.00-10円。東京市場が連休中に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)後の米株市場は乱高下の末に大きく下落。ナスダックやSOX指数が5%も下落していることで、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、リクルートHD<6098>、村田製<6981>、エムスリー<2413>などの主力株ハイテク・グロース株に加え、ラクス<3923>、Sansan<4443>、マネーフォワード<3994>などの中小型グロース株も厳しい売りに見舞われそうだ。昨晩の米国市場では景気敏感株も総じて売られており、コマツ<6301>、クボタ<6326>、信越化学<4063>、三菱UFJ<8306>なども軟調となろう。一方、原油先物相場の上昇を背景にINPEX<1605>や石油資源開発<1662>などは堅調に推移することが見込まれる。また、4月の既存店売上高で回復基調が確認された高島屋<8233>、H2Oリテイル<8242>、Jフロント<3086>などの小売関連のほか、業績予想を上方修正した寿スピリッツ<2222>にも物色が向かいそうだ。 <FA> 2022/05/06 09:06

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