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注目トピックス 市況・概況 東京為替:米長期金利上昇でドル売り・円買いは縮小 6日午前の東京市場でドル・円は130円30銭台で推移し、底堅い動きを維持している。130円台後半には利食い目的のドル売り興味が残されているようだが、米長期金利の大幅な上昇を受けてリスク回避的なドル売り・円買いは縮小しつつある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円10銭から130円38銭、ユーロ・ドルは、1.0534ドルから1.0550ドル。ユーロ・円は137円20銭から137円41銭。 <MK> 2022/05/06 09:22 注目トピックス 市況・概況 日経平均は212円安、寄り後は下げ幅拡大 日経平均は212円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に下落した流れを引き継いだ。また、ウクライナ情勢の先行き不透明感が一段と強くなっていることに加え、欧州連合(EU)がロシア産原油の輸入禁止案を発表したことから、ロシア産原油の供給減少による需給逼迫観測からインフレ長期化が懸念され株価の重しとなった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が大きく下落したものの、前日に大幅に上昇した反動という面もあり、2日から5日までの4営業日合計ではダウ平均は20ドル高、ナスダック総合指数は16ポイント安と東京市場の3連休前と比べると変動は小幅で、投資家心理の委縮は限定的だった。また、22年3月期決算発表が佳境となっており、好業績銘柄の物色意欲が継続し、株価の支えとなったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を広げている。 <FA> 2022/05/06 09:12 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:高島屋や寿スピリッツなどに注目 5日の米株式市場でNYダウは1063.09ドル安の32997.97、ナスダック総合指数は647.16pt安の12317.69、シカゴ日経225先物は3連休前の5月2日大阪日中比75円安の26735円。為替は1ドル=130.00-10円。東京市場が連休中に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)後の米株市場は乱高下の末に大きく下落。ナスダックやSOX指数が5%も下落していることで、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、リクルートHD<6098>、村田製<6981>、エムスリー<2413>などの主力株ハイテク・グロース株に加え、ラクス<3923>、Sansan<4443>、マネーフォワード<3994>などの中小型グロース株も厳しい売りに見舞われそうだ。昨晩の米国市場では景気敏感株も総じて売られており、コマツ<6301>、クボタ<6326>、信越化学<4063>、三菱UFJ<8306>なども軟調となろう。一方、原油先物相場の上昇を背景にINPEX<1605>や石油資源開発<1662>などは堅調に推移することが見込まれる。また、4月の既存店売上高で回復基調が確認された高島屋<8233>、H2Oリテイル<8242>、Jフロント<3086>などの小売関連のほか、業績予想を上方修正した寿スピリッツ<2222>にも物色が向かいそうだ。 <FA> 2022/05/06 09:06 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~個別の決算を手掛かりとした日替わり的な物色が中心に~ 6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:個別の決算を手掛かりとした日替わり的な物色が中心に■京王、22/3営業利益 黒字転換 7.4億円、23/3予想 149.0億円■前場の注目材料:王子HD NZ・豪を高強度包装材の供給基地に、アジア拠点と有機的連携■個別の決算を手掛かりとした日替わり的な物色が中心に6日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりそうだ。5日の米国市場はNYダウが1063ドル安だった。1-3月期非農業部門労働生産性が1947年来の大幅低下となったほか、新規失業保険申請件数が予想外に増加するなど冴えない経済指標を受けて売り先行の展開。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めペースでの高インフレ抑制は困難との懸念が強まり金利が再び上昇に転じ10年債利回りが3.1%に達すると、引けにかけた更なる売り圧力となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円安の26735円。円相場は1ドル130円10銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。注目された4日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でFRBは0.50%の利上げを決定した。これについては予想通りの内容だったほか、警戒を高めていた0.75%の利上げには慎重な姿勢を見せたことから、4日のNYダウは932ドル高と大幅に上昇した。この流れを引き継ぐ格好からのアク抜け的な相場展開が期待されていたが、5日の下落によって幻の上昇といったところだろう。4日のシカゴ先物清算値は27420円だったこともあり、日本が連休中の上昇部分は帳消しとなった。もっとも、連休中の乱高下の影響は回避できた格好のため、一段の需給懸念には繋がらないだろう。ゴールデンウイーク後半であることから市場参加者は限られているため、売り一巡後は下げ渋る動きが意識されやすい。また、来週は国内で決算発表が集中する。2400社を超える発表が予定されており、週末にはおよそ1200社が予定されていることから、週を通じて様子見ムードが強まりやすく、個別の決算を手掛かりとした日替わり的な物色が中心になりそうだ。なお、2日の決算では、HCSHD<4200>、TOA<6809>、ADWAYS<2489>、イード<6038>、グローブライ<7990>、寿スピリッツ<2222>辺りが注目されると見られ、短期的な値幅取り狙いの資金が向かいそうである。その他は、グローベックスの米株先物の動きを睨みながらの展開になろうが、米国市場は前日の大幅な下げに対するリバウンドが意識されやすいと考えられ、指数インパクトの大きい値がさ株などは押し目狙いのスタンスになりそうだ。■京王、22/3営業利益 黒字転換 7.4億円、23/3予想 149.0億円京王<9008>の2022年3月期業績は、営業損益が7.4億円(前期は208.66億円の赤字)の黒字に転換した。鉄道事業では、4-5月を中心に1回目の緊急事態宣言が発令された前年同期と比べて改善し、旅客運輸収入が10.4%増(うち定期0.2%増、定期外19.1%増)となった。23年3月期の営業利益は149.0億円を見込んでおり、コンセンサス(188.0億円)を下回る。■前場の注目材料・1ドル=130.20-30円・米原油先物は上昇(108.26、+0.45)・米国景気の拡大・コロナ流行下の経済活動正常化・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・王子HD<3861>NZ・豪を高強度包装材の供給基地に、アジア拠点と有機的連携・日産自<7201>メキシコに3年900億円超投資、アグアスカリエンテス工場増強・KDDI<9433>KDDIなど視界に合った観光案内、自動音声ガイド実証☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・特になし <NH> 2022/05/06 08:48 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ買い・円売りがただちに広がる可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長く伸び悩んだが、日欧金利差の拡大観測が広がり、一時140円00銭(2022/04/21)まで買われている。米政策金利が大幅に上昇する可能性が再浮上している。また、ウクライナとロシアの戦闘が短期間で終わる可能性は低いこと、欧州におけるエネルギー供給不安は消えていないことから、ユーロ買い・円売りがただちに広がる可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・米長期金利の上昇・欧州におけるエネルギー供給不安・ウクライナとロシアの戦闘は長期化の公算【ユーロ買い要因】・米長期金利の低下・日欧金利差拡大の思惑・代替エネルギー確保の可能性 <FA> 2022/05/06 08:41 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇でドル買い・円売りは継続する可能性 5日のドル・円は、東京市場では128円76銭まで下げた後、129円76銭まで反発。欧米市場では、129円54銭まで下げた後、130円56銭まで反発し、130円10銭で取引終了。本日6日のドル・円は主に130円台で推移か。米長期金利の上昇を警戒してドル買い・円売りは継続する可能性がある。5日の米国債券市場では、次回6月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、0.75ポイントの追加利上げが実施されるとの見方が強まり、10年債などの利回り水準は上昇した。インフレ抑制への市場の期待は高まっていないことから、一部の市場参加者は「高インフレによって米国経済は今年後半にかけて大幅に減速する」と指摘している。また、ウクライナ情勢の改善が見込めない場合、世界経済の減速懸念は強まることから、リスク選好的な為替取引は大幅に縮小する可能性もある。 <FA> 2022/05/06 08:39 注目トピックス 市況・概況 5日の米国市場ダイジェスト:NYダウ1063ドル安、高インフレ制御困難との懸念が台頭 ■NY株式:NYダウ1063ドル安、高インフレ制御困難との懸念が台頭米国株式市場は大幅反落。ダウ平均は1063.09ドル安の32997.97ドル、ナスダックは647.17ポイント安の12317.69で取引を終了した。1-3月期非農業部門労働生産性が1947年来の大幅低下となったほか、新規失業保険申請件数が予想外に増加するなど冴えない経済指標を受け、寄り付き後、下落。連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めペースでの高インフレ抑制は困難との懸念が強まり金利が再び上昇に転じ10年債利回りが3.1%に達すると、引けにかけた更なる売り圧力となった。■NY為替:高インフレ長期化の思惑で米長期金利上昇、ドル反発5日のニューヨーク外為市場でドル・円は129円72銭から130円56銭まで上昇し、130円08銭で引けた。米週次新規失業保険申請件数が予想外に増加したほか、1−3月期非農業部門労働生産性が1947年来の大幅低下となり景気減速懸念にいったんドル買いが後退。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)の段階的な引き締めや1−3月期単位人件費の予想以上の上昇などで、高インフレ長期化の思惑に、米国債相場が下落。10年債利回りが2018年来の高水準になりドル買いに一段と拍車がかかった。■NY原油:小幅高で108.26ドル、株安を嫌って上げ渋るNY原油先物6月限は小幅高(NYMEX原油6月限終値:108.26 ↑0.45)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+0.45ドルの108.26ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは106.45ドル-111.37ドル。ニューヨーク市場の中盤にかけて111.37ドルまで買われたが、株安やドル高を意識した売りが入ったことで反落し、一時106.45ドルまで売られた。ただ、供給不安は解消されていないため、まもなく反転。通常取引終了後の時間外取引では108ドル台で推移した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  37.54ドル   -1.08ドル(-2.80%)モルガン・スタンレー(MS) 84.94ドル   -2.28ドル(-2.61%)ゴールドマン・サックス(GS)313.07ドル  -11.04ドル(-3.41%)インテル(INTC)        44.60ドル   -1.58ドル(-3.41%)アップル(AAPL)        156.77ドル  -9.25ドル(-5.57%)アルファベット(GOOG)    2334.93ドル -116.57ドル(-4.76%)フェイスブック(FB)     208.28ドル  -15.13ドル(-6.77%)キャタピラー(CAT)      215.93ドル  -6.66ドル(-2.99%)アルコア(AA)         63.46ドル   -4.50ドル(-6.62%)ウォルマート(WMT)      152.74ドル  -1.32ドル(-0.86%) <NH> 2022/05/06 07:55 注目トピックス 市況・概況 大阪金見通し:下落か、米長期金利上昇を反映へ 大阪取引所金標準先物 23年4月限・夜間取引終値:7763円(前日日中取引終値↓116円)・想定レンジ:上限7820円-下限7720円6日の大阪取引所金標準先物(期先:23年4月限)は下落しそうだ。昨日米国で発表された1-3月期の単位労働コストが前期比年率11.6%上昇と1982年以来の大きな伸びとなったことを受け、賃金上昇による高インフレが続くとの警戒感が強くなり、市場では米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを積極的に進めるとの見方が広がった。これを受け、昨日の海外市場で米長期金利が一時2018年11月以来の高水準まで上昇しており、金利のつかない資産である金の投資魅力が低下するとの見方が広がり、今日の金先物は売りが優勢の展開となりそうだ。 <FA> 2022/05/06 07:45 注目トピックス 市況・概況 NY原油:小幅高で108.26ドル、株安を嫌って上げ渋る NY原油先物6月限は小幅高(NYMEX原油6月限終値:108.26 ↑0.45)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+0.45ドルの108.26ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは106.45ドル-111.37ドル。ニューヨーク市場の中盤にかけて111.37ドルまで買われたが、株安やドル高を意識した売りが入ったことで反落し、一時106.45ドルまで売られた。ただ、供給不安は解消されていないため、まもなく反転。通常取引終了後の時間外取引では108ドル台で推移した。 <FA> 2022/05/06 07:30 注目トピックス 市況・概況 NY金:小幅高で1875.70ドル、株安を意識した買いが入る NY金先物6月限は小幅高(COMEX金6月限終値:1875.70 ↑6.90)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比+6.90ドルの1875.70ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1872.30ドル-1910.70ドル。ニューヨーク市場の序盤に1910.70ドルまで買われたが、米長期金利の上昇やドル高を意識した売りが強まり、1872.30ドルまで反落。ただ、その後は株安を意識した買いが入っており、通常取引終了後の時間外取引で1881ドル台まで戻している。 <FA> 2022/05/06 07:28 注目トピックス 市況・概況 NY株式:NYダウ1063ドル安、高インフレ制御困難との懸念が台頭 米国株式市場は大幅反落。ダウ平均は1063.09ドル安の32997.97ドル、ナスダックは647.17ポイント安の12317.69で取引を終了した。1-3月期非農業部門労働生産性が1947年来の大幅低下となったほか、新規失業保険申請件数が予想外に増加するなど冴えない経済指標を受け、寄り付き後、下落。連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めペースでの高インフレ抑制は困難との懸念が強まり金利が再び上昇に転じ10年債利回りが3.1%に達すると、引けにかけた更なる売り圧力となった。セクター別では、自動車・自動車部品や小売りの下落が目立った。短文投稿サイトのツィッター(TWTR)はマスク氏が同社買収を巡り71億ドルを新規調達したことや買収完了した場合、マスク氏が同社の暫定CEOに就任する可能性が報じられ、上昇。 オンライン旅行会社のブッキング・ホールディングス(BKNG)やトリップアドバイザー(TRIP)は好決算が好感され、それぞれ上昇した。一方で、オンラインオークションプラットフォームを運営するイーベイ(EBAY)は新型コロナ関連の特需が大幅減少したことを理由とした弱い見通しやアナリストの目標株価引き下げで、売られた。ソーシャルテクノロジー会社のメタ・ブラットフォームズ(FB)は収益の伸びが鈍く、雇用凍結を命じたとの報道が嫌気され、下落。クラウドベースの商取引プラットフォーム運営のショッビファイ(SHOP)はオンライン販売の鈍化見通しが嫌気され、下落した。投資家の恐怖心理を示すシカゴVIX指数は33.20まで上昇した。Horiko Capital Management LLC <FA> 2022/05/06 07:00 注目トピックス 市況・概況 NY為替:高インフレ長期化の思惑で米長期金利上昇、ドル反発 5日のニューヨーク外為市場でドル・円は129円72銭から130円56銭まで上昇し、130円08銭で引けた。米週次新規失業保険申請件数が予想外に増加したほか、1−3月期非農業部門労働生産性が1947年来の大幅低下となり景気減速懸念にいったんドル買いが後退。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)の段階的な引き締めや1−3月期単位人件費の予想以上の上昇などで、高インフレ長期化の思惑に、米国債相場が下落。10年債利回りが2018年来の高水準になりドル買いに一段と拍車がかかった。ユーロ・ドルは1.0574ドルから1.0493ドルまで下落し、1.0546ドルで引けた。ユーロ・円は136円90銭から137円53銭のレンジで上下に振れた。ポンド・ドルは1.2408ドルから1.2325ドルまで下落した。英国中央銀行は金融政策決定会合で0.25%の利上げを実施し、政策金利を1%と13年ぶり高水準に引き上げた。4会合連続の利上げ。6対3の決定で、3名のMPC委員が0.5%の利上げを主張した。今後数カ月、追加引き締めが必要になると予想しているとのガイダンスを示したが2名のMPCメンバーは追加利上げのガイダンスが不適切と主張。さらに、景気後退を警告したためポンド売りが加速。ベイリー総裁の「英国経済は急激に減速する見込み」との警告もさらにポンド売りに拍車をかけた。ドル・スイスは0.9800フランから0.9890フランまで上昇した。 <MK> 2022/05/06 06:56 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:独鉱工業生産指数、加失業率、米非農業部門雇用者数など <国内>08:50 マネタリーベース(4月)  7.9%<海外>海外14:45 スイス・失業率(4月)  2.4%15:00 独・鉱工業生産指数(3月)  0.2%20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(4月)  2.37%21:30 加・失業率(4月)  5.3%21:30 米・非農業部門雇用者数(4月) 35.0万人 43.1万人21:30 米・失業率(4月) 3.6% 3.6%21:30 米・平均時給(4月)  5.6%中・経常収支速報(1-3月)  1184億ドル注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <FA> 2022/05/06 06:30 注目トピックス 市況・概況 5月5日のNY為替概況  5日のニューヨーク外為市場でドル・円は129円72銭から130円56銭まで上昇し、引けた。米週次新規失業保険申請件数が予想外に増加したほか、1−3月期非農業部門労働生産性が1947年来の大幅低下となり景気減速懸念にいったんドル買いが後退。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)の段階的な引き締めや1−3月期単位人件費の予想以上の上昇などで、インフレ低下には時間がかかるとの見方に、米国債相場が下落。10年債利回りが2018年来の高水準になりドル買いに一段と拍車がかかった。  ユーロ・ドルは1.0574ドルから1.0493ドルまで下落し、引けた。ユーロ・円は136円90銭から137円53銭のレンジで上下に振れた。 ポンド・ドルは1.2408ドルから1.2325ドルまで下落した。英国中央銀行は金融政策決定会合で0.25%の利上げを実施し、政策金利を1%と13年ぶり高水準に引き上げた。4会合連続の利上げ。6対3の決定で、3名のMPC委員が0.5%の利上げを主張した。今後数カ月、追加引き締めが必要になると予想しているとのガイダンスを示したが2名のMPCメンバーは追加利上げのガイダンスが不適切と主張。さらに、景気後退を警告したためポンド売りが加速。ベイリー総裁の「英国経済は急激に減速する見込み」との警告もさらにポンド売りに拍車をかけた。   ドル・スイスは0.9800フランから0.9890フランまで上昇した。             [経済指標] ・米・先週分新規失業保険申請件数:+20万件(予想:18.0万件、前回:18.1万件←18.0万件)・米・失業保険継続受給者数:138.4万人(予想:140.0人、前回:140.3万人←140.8万人)米・1−3月期単位人件費:前期比+11.6%(予想+10.0%、10−12月期+1.0%←+0.9%)・米・1−3月期非農業部門労働生産性:前期比‐7.5%(予想:−5.3%、10−12月期:+6.3%←+6.6%)   <KY> 2022/05/06 04:15 注目トピックス 市況・概況 [ドル・円通貨オプション]R/R、円プット買い加速 ドル・円オプション市場の変動率は上昇。ドル・円相場のレンジ上抜けを受けてオプション買いが加速した。リスクリバーサルは円先安観に伴う円プット買いが加速した。円コールスプレッドに比べ円プットスプレッドが上回る差は2015年来で最大。■変動率・1カ月物10.62%⇒11.55%(08年10/24=31.044%)・3カ月物10.80%⇒11.52%(08年10/24=31.044%)・6カ月物10.46%⇒10.97%(08年10/24=25.50%)・1年物10.11%⇒10.41%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物−0.17%⇒−0.56%(08年10/27=+10.90%)・3カ月物−0.16%⇒−0.48%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物−0.15%⇒−0.39%(08年10/27=+10.71%)・1年物−0.13%⇒−0.31%(08年10/27=+10.71%) <KY> 2022/05/06 02:02 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル円131.25円も視野、ドル一段高、米10年債利回りが3.1%まで上昇 NY外為市場では米金利の上昇に伴うドル買いが一段と強まった。ドル指数は103.20から103.83まで上昇した。米10年債利回りは3.10%まで上昇し2018年11月来の高水準。ドル・円は129円74銭から130円44銭まで上昇した。4月28日に付けた高値131円25銭を目指す展開。ユーロ・ドルは1.0575ドルから1.0498ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.2411ドルから1.2327ドルまで下落し20年6月来の安値を更新。米国株式相場は大幅反落。ダウは1000ドル超下落した。 <KY> 2022/05/06 01:20 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ポンド全面安、英国債反発、BOEは4会合連続利上げもリセッションを警告 英国中銀は金融政策決定会合で0.25%の利上げを実施し、政策金利を1%と13年ぶり高水準に引き上げた。4会合連続の利上げ。6対3の決定で、3名のMPC委員が0.5%の利上げを主張した。今後数カ月、追加引き締めが必要になると予想しているとのガイダンスを示した。2名のMPCメンバーは追加利上げのガイダンスが不適切と主張した。また、2023年の経済成長率がマイナス0.25%と、マイナス成長予測を示した。インフレも低下が始まったら急激に低下すると見ている。ベイリー総裁も、「英国経済は急激に減速する見込み」と警告。英国債は急伸。ベイリー総裁が英中銀が8月まで英国債売却する計画はないとしたことや、リセッション警告で買い戻しが広がった。金利は低下し、ポンド売りに拍車がかかった。ポンド・ドルは1.2336ドルまで下落し20年6月来の安値を更新。ポンド円は160円48銭まで下落した。ユーロ・ポンドは0.8545ポンドまで上昇後、0.8509ポンドへ反落した。[金融政策]・英中央銀行金融政策委員会(MPC)「政策金利を0.75%から1.00%に引き上げる」「今後数カ月、追加引き締めが必要になると予想」「2名のMPCメンバーは追加利上げのガイダンスが不適切と認識」「2023年度の英経済成長率は-0.25%の予想」「インフレは22年第4四半期に10.2%でピークをつける予測」「6対3で利上げを決定、3名の委員は0.5%の利上げを支持」・ベイリー英中銀総裁「英国経済は急激に減速する見込み」「英中銀は8月前に英国債を売却する計画はない」 <KY> 2022/05/06 00:48 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル円再び130円台、ドル続伸、米10年債利回り18年11月来の高水準 NY外為市場では米金利の上昇に伴いドル買いが一段と強まった。ドル・円は129円80銭から130円34銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.057ドルから1.0537ドルまで下落。ポンド・ドルは、1.2362ドルまで下落し2020年7月来の安値を更新した。ドル・スイスは0.9800フランから0.9853フランまで上昇。米10年債利回りは3.04%まで上昇し、2018年11月来の高水準となった。 <KY> 2022/05/05 23:37 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米Q1非農業部門労働生産性、1947年以降で最大の下落率、ドル買い後退 米労働省が発表した1−3月期非農業部門労働生産性は前期比‐7.5%と、10−12月期+6.3%から再びマイナスに落ち込み、1947年来で最大の下落率を記録した。人件費の高騰が影響。1−3月期単位人件費は前期比+11.6%と、伸びは予想を上回り20年10−12月期以降で最大となった。米先週分新規失業保険申請件数(4/30)は前週比+1.9万件の+20万件と予想18.0万件を上回った。失業保険継続受給者数(4/23)は138.4万人と、前回140.3万人から減少。1969年来で最小となった。1−3月期非農業部門労働生産性の大幅悪化を嫌いドル買いも一服。ドル・円は130円00銭から129円83銭へ反落。ユーロ・ドルは1.0555ドルで下げ止まった。【経済指標】・米・先週分新規失業保険申請件数:+20万件(予想:18.0万件、前回:18.1万件←18.0万件)・米・失業保険継続受給者数:138.4万人(予想:140.0人、前回:140.3万人←140.8万人)米・1−3月期単位人件費:前期比+11.6%(予想+10.0%、10−12月期+1.0%←+0.9%)・米・1−3月期非農業部門労働生産性:前期比‐7.5%(予想:−5.3%、10−12月期:+6.3%←+6.6%) <KY> 2022/05/05 22:12 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:英中銀利上げ発表もポンド売り強まる 5日のロンドン外為市場のドル・円は底堅い動きを維持しており、129円65銭から129円83銭まで買われた。米国の大幅利上げ観測は後退したが、129円台半ば近辺でドルの押し目買い興味が残されており、129円台後半まで戻した。ユーロ・ドルは伸び悩み。1.0608ドルまで買われた後、1.0580ドルまで反落。ユーロ・円は137円57銭まで戻した後、137円23銭まで下げている。ポンド・ドルは1.2522ドルから、1.2578ドルまで反発したが、英中央銀行が0.25ポイントの利上げを発表した後、1.2453ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.9799フランまで強含みとなった後、0.9754フランまで反落。 <MK> 2022/05/05 20:21 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は129円台後半で上げ渋る 5日のロンドン市場でドル・円は上げ渋り。一時129円83銭まで買われたが、利食い目的のドル売りが増えたことで129円54銭まで下げる展開となった。米政策金利が年末までに3%に到達する可能性は低いとの見方が強まり、リスク選好的なドル買い・円売りは縮小。ここまでの取引レンジは、ドル・円は129円54銭から129円83銭、ユーロ・ドルは、1.0582ドルから1.0608ドル。ユーロ・円は137円28銭から137円57銭。 <MK> 2022/05/05 19:42 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:英中銀の利上げを想定してポンド買い強まる 5日のロンドン外為市場のドル・円は底堅い動きを維持しており、129円65銭から129円83銭まで買われた。米国の大幅利上げ観測は後退したが、129円台半ば近辺でドルの押し目買い興味が残されているようだ。ユーロ・ドルはもみ合い。1.0582ドルから1.0605ドルまで戻した。ユーロ・円は137円28銭から137円57銭まで戻した。ポンド・ドルは1.2522ドルから、1.2578ドルまで反発。英中央銀行による追加利上げを想定したポンド買いが観測された。ドル・スイスフランは0.9766フランから0.9799フランまで強含みとなったが、その後は伸び悩み。 <MK> 2022/05/05 19:19 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は一時129円83銭まで戻す 5日のロンドン外為市場のドル・円は強含み。129円65銭から129円83銭まで買われた。ポジション調整的なドル売り・円買いは一巡しており、129円台半ば近辺でドルの押し目買い興味が残されているようだ。ユーロ・ドルはもみ合い。1.0582ドルから1.0602ドルまで戻した。ユーロ・円は137円28銭から137円57銭まで戻した。ポンド・ドルは1.2522ドルから、1.2559ドルまで反発。英中央銀行による追加利上げを想定したポンド買いが観測された。ドル・スイスフランは0.9766フランから0.9799フランまで強含みとなった。[経済指標]・英・4月S&Pグローバル/CIPSサービス業PMI改定値:58.9(予想:58.3)[要人発言]・ノルウェー中央銀行バーチェ総裁「政策金利は6月に引き上げられる可能性が最も高い」 <MK> 2022/05/05 18:31 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は小じっかり、欧州株高で円売り 欧州市場でドル・円は小じっかりとなり、129円後半で小幅に値を上げた。米10年債利回りは戻りが鈍く、ドル買いはいったん収束したようだ。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けた米株高で欧州株式市場は主要指数が総じて強含み、円売りに振れやすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は129円64銭から129円82銭、ユーロ・円は137円28銭から137円53銭、ユーロ・ドルは1.0581ドルから1.0601ドル。 <TY> 2022/05/05 18:07 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は切り返し、夕方にかけてしっかり 5日の東京市場でドル・円は切り返し。米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定を受けたドル売りが先行し、午前中に129円半ばから128円76まで下落。ただ、その後はドルの買戻しやアジア株高による円売りが強まり、夕方にかけて129円76銭まで切り返した。・ユーロ・円は137円54銭から136円83銭まで下落した。・ユーロ・ドルは1.0642ドルから1.0591ドルまで値を下げた。・17時時点:ドル・円129円60-70銭、ユーロ・円137円30-40銭・日経平均株価:休場【経済指標】・豪・3月貿易収支:+93.14億豪ドル(予想:+84.00億豪ドル、2月:+74.37億豪ドル←+74.57億豪ドル)・中・4月財新サービス業PMI:36.2(予想:40.0、3月:42.0)・独・3月製造業受注:前月比-4.7%(予想:-1.1%、2月:-0.8%←-2.2%)・スイス・4月消費者物価指数:前年比+2.5%(予想:+2.6%、3月:+2.4%)【要人発言】・特になし <TY> 2022/05/05 17:04 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は買戻し、ユーロは1.05ドル台に 5日午後の東京市場でドル・円は朝方に付けた本日高値の129円55銭を上抜け、129円64銭まで値を切り上げた。ドルは米連邦公開市場委員会(FOMC)後に大きく売られたが、割安感から買い戻された。ユーロ・ドルは1.06ドルを割り込み、一時1.0590ドル付近に下げた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円76銭から129円55銭、ユーロ・円は136円83銭から137円54銭、ユーロ・ドルは1.0591ドルから1.0642ドル。 <TY> 2022/05/05 16:14 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は底堅い、ユーロ・ドルは失速 5日午後の東京市場でドル・円は底堅く推移し、129円30銭台で推移する。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定を受け、ユーロ・ドルは一時1.0630ドル台まで水準を切り上げた。ただ、その後ユーロ買い・ドル売りの縮小で、1.06ドル付近に失速している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円76銭から129円55銭、ユーロ・円は136円83銭から137円54銭、ユーロ・ドルは1.0604ドルから1.0642ドル。 <TY> 2022/05/05 15:08 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はじり高、米株続伸に期待感 5日午後の東京市場でドル・円はじり高となり、129円30銭台に浮上した。午前中に129円半ばから128円70銭台まで下落後は値を戻す展開。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受け米国株は急伸となり、今晩の株高を期待した円売りが観測される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円76銭から129円55銭、ユーロ・円は136円83銭から137円54銭、ユーロ・ドルは1.0604ドルから1.0642ドル。 <TY> 2022/05/05 14:44 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は変わらず、米金利にらみ 5日午後の東京市場でドル・円は129円20銭台と、ほぼ変わらずの値動き。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後は金利安に振れたが、米10年債利回りは下げ止まり、ドルは売りづらいもよう。一方、米株式先物のプラス圏での推移で、円買いは後退している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円76銭から129円55銭、ユーロ・円は136円83銭から137円54銭、ユーロ・ドルは1.0604ドルから1.0642ドル。 <TY> 2022/05/05 14:00 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:伸び悩みか、前日大幅高の反動で買いは慎重に (13時50分現在)S&P500先物      4,300.30(+0.1)ナスダック100先物  13,533.40(-2.3)米株式先物市場でS&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は20ドル高。NY原油先物(WTI)は強含み、本日の米株式市場は売り買い交錯となりそうだ。4日の主要3指数は大幅続伸。前日終値付近で推移していたが、終盤に急伸し、3日連続プラスのダウは1000ドル近い上昇で34000ドル台を回復した。焦点の連邦公開市場委員会(FOMC)では、利上げ幅拡大や保有資産の縮小など一段の金融引き締めを加速。ただ、今後の政策決定で極端な利上げの可能性に慎重な見解が示されたことから、買戻しが優勢に。とりわけ長期金利の低下でハイテク株が買われ、指数を大きく押し上げた。本日は伸び悩みか。連邦準備制度理事会(FRB)による巡航速度の引き締め政策を消化する展開で、買いは継続しそうだ。ただ、前日の急伸による反動で、買いはやや慎重になる見通し。4日に発表されたADP雇用統計は予想を下回り、今晩の新規失業保険申請件数が想定内の内容なら明日の雇用統計の改善を期待した買いを抑制しよう。一方、企業決算はピークを迎え、割安感の生じた好業績銘柄が物色されれば指数を押し上げるだろう。 <TY> 2022/05/05 13:56

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