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日経平均VIは上昇幅縮小、株価堅調で警戒感は次第に緩和

配信日時:2022/05/06 13:50 配信元:FISCO
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比+0.26(上昇率0.93%)の28.09と小幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は29.32、安値は27.96。

昨日の米株式市場で主要指数が大きく下落した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。その後、取引開始後の売り一巡後は日経225先物は下げ渋り、日経225先物は上げに転じ、午後は堅調に推移していることから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが次第に緩和し、プットが手仕舞い売りに下げ、日経VIは上昇幅を縮める動きとなっている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。



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