注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 NY原油:下げ渋りで68.59ドル、需要増大の思惑はやや後退 NY原油先物10月限は下げ渋り(NYMEX原油10月限終値:68.59 ↑0.09)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+0.09ドルの68.59ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは67.12ドル-69.24ドル。アジア市場の終盤に69.24ドルまで買われたが、ニューヨーク市場の序盤にかけて67.12ドルまで下落した。将来的な需要増大の思惑はやや後退しており、ポジション調整的な売りが観測された。ただ、通常取引終了後の時間外取引で68.69ドルまで戻しており、押し目買い興味は残されているようだ。 <FA> 2021/09/02 07:36 注目トピックス 市況・概況 NY金:伸び悩みで1816.00ドル、1810ドル台で押し目買い興味も NY金先物12月限は伸び悩み(COMEX金12月限終値:1816.00 ↓2.10)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比-2.10ドルの1816.00ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1810.60ドル-1822.70ドル。ニューヨーク市場の序盤にかけて1822.70ドルまで買われたが、その後は上げ渋り。利益確定を狙った売りが増えたことで1810.60ドルまで反落した。ただ、その後に1819.00ドルまで戻しており、1810ドル台で押し目買い興味は残されているようだ。 <FA> 2021/09/02 07:34 注目トピックス 市況・概況 NY株式:NYダウ48ドル安、民間雇用の冴えない伸びが重し 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は48.20ドル安の35312.53ドル、ナスダックは50.14ポイント高の15309.38で取引を終了した。ADP雇用統計の8月分が予想を大幅に下回る伸びにとどまったことに失望し寄り付き後、下落。8月ISM製造業景況指数が予想外に上昇したため回復ペース鈍化への警戒感が後退し売りが一段落したものの、9月相場入りで利益確定売りも根強くダウは終日軟調に推移。一方、ハイテク株は引き続き強く、ナスダック総合指数は連日で史上最高値を更新して引けた。セクター別では、不動産、公益事業が上昇した一方、エネルギーや銀行が下落。食品会社のキャンベルスープ(CPB)は四半期決算の内容が予想を上回ったほか、一部商品の値上げを発表したため収益回復期待が広がったほか、自社株買いプログラムが好感され買われた。携帯端末のアップル(AAPL)はアップルウォッチに新たなヘルスケア機能を搭載することに取り組んでいるとの報道で上昇。配車サービスのウーバーテクノロジー(UBER)はアナリストの投資判断引き上げが好感され上昇した。一方、銀行のウェルズファーゴ(WFC)は規制当局が不正営業問題の被害補償の取り組みの進展が不十分とし、追加処分を科す可能性を警告したことが嫌気され売られた。医薬品メーカーのアッヴィ(ABBV)はファイザー(PFE)と共同開発した間接炎薬を巡り食品医薬品局(FDA)が死亡にも至る深刻な副作用のリスクを警告したため下落。オンラインのペット用品販売のチューイー(CHWY)は取引き終了後に決算を発表。内容が予想を下回り、失望感から時間外取引で売られている。Horiko Capital Management LLC <FA> 2021/09/02 07:00 注目トピックス 市況・概況 NY為替:予想を下回る8月ADP雇用統計でドル売り優勢 1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円39銭から109円88銭まで下落し、110円04銭で引けた。この日発表された8月米ADP雇用統計の伸びが予想を大幅に下回ったため、早期の金融緩和縮小観測は後退し、ドル売りに拍車がかかった。ただ、その後発表された米8月ISM製造業景況指数は予想外に上昇し、ドルの買い戻しが観測された。ユーロ・ドルは1.1814ドルから1.1857ドルまで上昇して1.1840ドルで引けた。ドイツ連銀のバイトマン総裁やスロベニア中銀のバスレ総裁がインフレの上方リスクに言及したため、ユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は130円13銭まで弱含んだのち、130円45銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3758ドルから1.3798ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9178フランから0.9139フランまで下落した。 <MK> 2021/09/02 06:46 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:ユーロ圏生産者物価指数、米貿易収支、米製造業受注など <国内>08:50 対外・対内証券投資(先週)08:50 マネタリーベース(8月、日本銀行)  15.4%10:00 営業毎旬報告(8月31日現在、日本銀行)10:30 片岡日銀審議委員が長崎県金融経済懇談会であいさつ、同記者会見モビルスが東証マザーズに新規上場(公開価格:1280円)メディア総研が東証マザーズに新規上場(公開価格:29000円)<海外>08:00 韓・GDP(4-6月) 5.9% 5.9%10:30 豪・貿易収支(7月) 98.70億豪ドル 104.96億豪ドル15:30 スイス・消費者物価指数(8月) 0.8% 0.7%16:00 スイス・GDP(4-6月) 9.0% -0.5%18:00 欧・ユーロ圏生産者物価指数(7月)  10.2%21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)  35.3万件21:30 米・貿易収支(7月) -740億ドル -757億ドル21:30 米・非農業部門労働生産性(4-6月) 2.4% 2.3%21:30 加・貿易収支(7月)  32.3億加ドル23:00 米・製造業受注(7月) 0.3% 1.5%露・東方経済フォーラム(4日まで)欧外相会合(3日まで)注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <FA> 2021/09/02 06:30 注目トピックス 市況・概況 [通貨オプション]R/R、円プット買い強まる ドル・円オプション市場は1年物を除いて、オプション買いが一段と強まった。1年物は変わらず。リスクリバーサルでは円コールスプレッドが縮小。円先安感に伴う円プット買いがドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いを上回った。■変動率・1カ月物5.27 %⇒5.39%(08年10/24=31.044%)・3カ月物5.47 %⇒5.50%(08年10/24=31.044%)・6カ月物5.72 %⇒5.75%(08年10/24=25.50%)・1年物6.13 %⇒6.13%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+0.23%⇒+0.19% (08年10/27=+10.90%)・3カ月物+0.37 %⇒+0.35%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.50 %⇒+0.48%(08年10/27=+10.71%)・1年物+0.65 %⇒+0.62%(08年10/27=+10.71%) <KY> 2021/09/02 04:40 注目トピックス 市況・概況 9月1日のNY為替概況  1日のニューヨーク外為市場でドル・円は110円39銭から109円88銭まで下落し、引けた。米8月ADP雇用統計の伸びが予想を大幅に下回ったため早期の金融緩和縮小観測が後退しドル売りに拍車がかかった。その後発表された米8月ISM製造業景況指数が予想外に7月から上昇すると、金利も下げ止まりドルの買戻しが強まった。  ユーロ・ドルは1.1813ドルから1.1857ドルまで上昇して引けた。ドイツ連銀のバイトマン総裁やスロベニア中銀のバスレ総裁がインフレの上方リスクに言及したためユーロ買いが優勢となった。  ユーロ・円は130円13銭まで弱含んだのち、130円45銭まで上昇。  ポンド・ドルは1.3757ドルから1.3798ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9177フランから0.9139フランまで下落した。 [経済指標]・米・8月ADP雇用統計:+37.4万人(予想:+62.5万人、7月:+32.6万人←+33.0万人)・米・8月製造業PMI改定値:61.1(予想:61.2、速報値:61.2)・米・8月ISM製造業景況指数:59.9(予想:58.5、7月:59.5)・米・7月建設支出:前月比+0.3%(予想:+0.2%、6月:+0.1%) <KY> 2021/09/02 04:39 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ユーロ・スイス底堅い展開、SNBの介入観測も NY外為市場でユーロ・スイスは朝方1.0850フランまで上昇後も1.0840フランで底堅い展開となった。欧州中央銀行(ECB)の高官が高インフレで、早期の刺激策削減の必要性を主張したためユーロ買いが優勢となったが、一部では、スイス国立銀行がフラン高是正介入を続けているとの指摘も見られる。ドル・スイスはドル売りの流れを受けて0.9178フランから0.9139フランまで下落。フラン円から120円42銭まで上昇した。 <KY> 2021/09/02 02:57 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル伸び悩む、米雇用統計の発表控え NY外為市場でドルは伸び悩んだ。朝方は最新8月のADP雇用統計が予想を大幅に下回ったためドル売りに拍車がかかったが、その後発表された8月ISM製造業景況指数が予想外に上昇したためドルの買戻しが強まった。しかし、今週後半に米雇用統計の発表を控え上昇も限定的。米国債相場はもみ合い。10年債利回りも1.3%を挟んだ攻防となっている。ドル・円は110円38銭から109円88銭まで下落後、110円前後に戻し伸び悩んだ。ユーロ・ドルは1.1813ドルから1.1857ドルまで上昇したのちも高止まりとなった。ポンド・ドルも1.3760ドルから1.3798ドルまで上昇後も1.3790ドル前後で高止まり。 <KY> 2021/09/02 01:27 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ユーロ買い優勢、独連銀総裁がインフレ見通しの上方リスクに言及 NY外為市場ではECB高官のタカ派発言を受けてユーロ買いが優勢となった。ユーロ・ドルは1.1857ドルまで上昇し、ほぼ1カ月ぶり高値を更新。ユーロ・円は130円12銭から130円45銭まで上昇した。ユーロ・ポンドは0.8583ポンドから0.8603ポンドまで上昇し、7月22日来の高値を更新した。ドイツ連銀のバイトマン総裁はフランクフルトでの講演で、緩和策が依然適切だが、インフレ見通しの上方リスクが優勢となっており、過度のインフレリスクを無視すべきではないと述べた。また、PEPPは緩やかに解消しながら終了すべきと加えた。スロベニア中銀のボシュティアン・バスレ総裁も、ECBは高インフレのリスクを無視しないとした。ただ、現状で賃金インフレが欠けているとコメント。 <KY> 2021/09/02 00:44 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米8月ISM製造業景況指数、予想外に上昇、ドル買戻し強まる 全米の製造業活動を示す8月ISM製造業景況指数は59.9と、7月59.5から低下予想に反して上昇した。同時刻に商務省が発表した7月建設支出は前月比+0.3%。伸びは6月+0.1%から予想以上に拡大した。一方、事前に民間マークイットが発表した8月製造業PMI改定値は61.1と、速報値61.2から下方修正された。米国債相場では、製造業活動の予想外に改善を好感し買いが一服。10年債利回りは1.2819%まで低下後、1.3%を回復した。ドルの買戻しも強まり、ドル・円は109円88銭の安値から110円台を回復。110円11銭まで反発した。ユーロ・ドルは1.1848ドルの高値から1.1835ドルまで反落。ポンド・ドルは1.3779ドルの高値から1.3780ドルまで反落した。【経済指標】・米・8月製造業PMI改定値:61.1(予想:61.2、速報値:61.2)・米・8月ISM製造業景況指数:59.9(予想:58.5、7月:59.5)・米・7月建設支出:前月比+0.3%(予想:+0.2%、6月:+0.1%) <KY> 2021/09/01 23:22 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル・円一時109円台、米 10年債利回りが1.3%割れ、ADP冴えず NY外為市場では金利低下に伴うドル売りが一段と加速した。朝方発表された米8月ADP雇用統計の伸びが予想を大幅に下回り金利先高感が後退し、米国債相場が上昇。10年債利回りは1.3%を割り込み、1.294%で推移した。ドル・円は110円38銭から109円98銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1813ドルから1.1841ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.3757ドルから1.3791ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9178フランから0.9148フランまで下落した。一時100ドル超上げていたダウ先物も上げ幅を縮小し、71ドル高で推移した。 <KY> 2021/09/01 22:17 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米8月ADP雇用統計、予想のほぼ半分に留まる、ドル下落 民間部門の雇用者数を示すADP雇用統計の8月分は前月比+37.4万人となった。伸びは7月+32.6万人から拡大したものの予想外に2カ月連続の30万人台で、予想+62.5万人のほぼ半数。米国債相場は上昇。10年債利回りは1.33%から1.31%まで低下。ドル売りが強まり、ドル・円は110円38銭から110円20銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1815ドルから1.1827ドルまで上昇した。【経済指標】・米・8月ADP雇用統計:+37.4万人(予想:+62.5万人、7月:+32.6万人←+33.0万人) <KY> 2021/09/01 21:25 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は底堅い、抵抗線を上抜け下値は堅い 欧州市場でドル・円は110円20銭台と、底堅い値動きが続く。抵抗線として意識された110円26銭が支持線となり、下値を支えているもよう。一方、米10年債利回りは下げ渋り、ドル売りは仕掛けづらい。また、欧米株価指数の堅調推移で円売りも継続する。ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円27銭から110円40銭、ユーロ・円は130円25銭から130円44銭、ユーロ・ドルは1.1802ドルから1.1823ドル。 <TY> 2021/09/01 20:04 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は失速、米金利の上げ渋りで 欧州市場でドル・円は失速し、110円20銭台に値を下げている。米10年債利回りは上昇基調を維持できず小幅に低下しており、それを手がかりにややドル売りに振れた。一方、米金利安なら今晩の欧米株高が期待され、リスク選好的な円売りが続く。ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円27銭から110円40銭、ユーロ・円は130円25銭から130円41銭、ユーロ・ドルは1.1802ドルから1.1821ドル。 <TY> 2021/09/01 19:07 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は上昇一服、ドルと円の売りは継続 欧州市場でドル・円は上昇一服となり、110円40銭台から小幅に値を下げた。欧州株式市場は主要指数が総じて強含み、リスク選好的な円売りが優勢に。一方、米株式先物は堅調地合いを維持し、リスクオンのドル売りも観測される。ドル・円はややドル売りに押されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円32銭から110円40銭、ユーロ・円は130円25銭から130円41銭、ユーロ・ドルは1.1802ドルから1.1816ドル。 <TY> 2021/09/01 18:17 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル:3日続伸、一目均衡表は雲上限突破 1日の日経平均は3営業日続伸した。終値は昨日上向き転換したばかりの75日移動平均線を突破。ローソク足はマドを空けて上げて胴体部分の長い大陽線を描き、下ヒゲのない「陽の寄り付き坊主」を示現して強い買い圧力を窺わせた。一目均衡表では昨日の雲下から本日は雲上限突破を一気に達成し、チャート形状は買い手優位に転じた。転換線が上昇を続けたほか基準線も上向きに転じて上昇延長を示唆し、遅行線の応当日株価が9月6日にかけて下落するため強気シグナル増大による強気相場が期待できよう。25日線との上方乖離率は2.69%にとどまり、RSI(14日ベース)は57.32%と中立圏上限の60%ラインを下回っているため過熱感は窺えず、引き続き上値余地は大きいとみられる。 <FA> 2021/09/01 18:15 注目トピックス 市況・概況 1日の日本国債市場概況:債券先物は152円05銭で終了 <円債市場>長期国債先物2021年9月限寄付152円08銭 高値152円10銭 安値152円01銭 引け152円05銭売買高総計27675枚2年 428回 -0.130%5年 148回 -0.115%10年 363回  0.025%20年 177回  0.410%債券先物9月限は、152円08銭で取引を開始。前日NY市場からの米長期金利の上昇を受けて売りが優勢になり、152円10銭から152円01銭まで下げた。その後、米長期金利が上げ止まり、やや買い戻されて引けた。現物債の取引では、2年債が買われ、5年債、10年債、20年債が売られた。<米国債概況>2年債は0.21%、10年債は1.32%、30年債は1.93%近辺で推移。債券利回りはやや上昇。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は-0.36%、英国債は0.72%、オーストラリア10年債は1.23%、NZ10年債は1.89%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・17:30 英・8月製造業PMI改定値(予想:60.1、速報値:60.1)・18:00 ユーロ圏・7月失業率(予想:7.6%、6月:7.7%)・21:15 米・8月ADP雇用統計(予想:+63.8万人、7月:+33.0万人)・22:45 米・8月製造業PMI改定値(予想:61.2、速報値:61.2)・23:00 米・8月ISM製造業景況指数(予想:58.5、7月:59.5)・23:00 米・7月建設支出(前月比予想:+0.2%、6月:+0.1%)・01:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁オンライン質疑応答(包摂的経済)・OPECプラス閣僚級会合 <KK> 2021/09/01 17:26 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、米引き締め期待継続も経済指標を見極め 1日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。週末の米雇用統計発表に向け、根強い引き締め期待でドルに買いが入りやすい。ただ、今晩の経済指標は強弱まちまちと予想され、ドルの一段の上昇は抑制されそうだ。前日発表された米国のシカゴ購買部協会景気指数や消費者信頼感指数が想定外に弱い内容となり、一時ドル売り優勢に。ただ、その後は米10年債利回りの上昇でドル買いに振れ、ユーロ・ドルは1.18ドルを割り込み、ドル・円は110円台に浮上。本日アジア市場もおおむねそうした流れが受け継がれ、ドルは主要通貨に対して底堅い。一方、日経平均株価は連日強含み、株高を好感した円売りによりドルは110円前半に値を上げる場面もあった。この後の海外市場では、欧米経済指標が材料視される。ユーロ圏の失業率は改善が予想され、域内の持ち直しを背景としたユーロ買いに振れればドルを下押ししよう。他方、連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め期待が根強いなか、雇用統計の先行指標として注目されるADP統計は前回を上回ると予想され、正常化への思惑からドル買いに振れやすい。もっとも、その後のISM製造業景況感指数は伸びが鈍化するとみられ、一段のドル買いを弱める要因となろう。【今日の欧米市場の予定】・17:30 英・8月製造業PMI改定値(予想:60.1、速報値:60.1)・18:00 ユーロ圏・7月失業率(予想:7.6%、6月:7.7%)・21:15 米・8月ADP雇用統計(予想:+62.5万人、7月:+33.0万人)・22:45 米・8月製造業PMI改定値(予想:61.2、速報値:61.2)・23:00 米・8月ISM製造業景況指数(予想:58.5、7月:59.5)・23:00 米・7月建設支出(前月比予想:+0.2%、6月:+0.1%)・01:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁オンライン質疑応答(包摂的経済)・OPECプラス閣僚級会合 <FA> 2021/09/01 17:25 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はじり高、夕方にかけて一段高 1日の東京外為市場でドル・円はじり高。早朝の取引で109円99銭を付けた後、日経平均株価の続伸を好感した円売りが先行し、ドルは110円台に浮上。前週末に付けた110円20銭台で売りが強まったが、米金利高を受けたドル買いで110円31銭まで値を上げた。・ユーロ・円は129円88銭から130円21銭まで上昇した。・ユーロ・ドルは1.1794ドルから1.1814ドルまで値を上げた。・17時時点:ドル・円110円30-40銭、ユーロ・円130円30-40銭・日経平均株価:始値28,179.04円、高値28,457.67円、安値28,179.04円、終値28,451.02円(前日比361.48円高)【経済指標】・日・4-6月期法人企業統計調査・全産業設備投資:前年比+5.3%(予想:+3.5%、1-3月期:-7.8%)・豪・4-6月期GDP:前年比+9.6%(予想:+9.1%、1-3月期:+1.1%)・中・8月財新製造業PMI:49.2(予想:50.1、7月:50.3)・独・7月小売売上高:前月比-5.1%(予想:-1.0%、6月:+4.5%)・独・8月製造業PMI改定値:62.6(予想:62.7、速報値:62.7)・ユーロ圏・8月製造業PMI改定値:61.4(予想:61.5、速報値:61.5)【要人発言】・デギンドス欧州中銀(ECB)副総裁「9月の定例会合で、PEPPに関し決定しなければならない」「今後の政策決定は、経済とインフレの動向に左右される」・菅首相「最優先はコロナ対策であり、今のような厳しい状況では解散できない」・若田部日銀副総裁「米金融引き締め局面によって日銀が政策を調整することはない」「時期尚早に緩和的な環境を引き締めないことが肝要」 <TY> 2021/09/01 17:09 注目トピックス 市況・概況 景況感の改善や経済対策への期待から買いが優勢に【クロージング】 1日の日経平均は続伸。361.48円高の28451.02円(出来高概算10億8000万株)で取引を終えた。4-6月期の法人企業統計で、金融と保険を除く全産業の設備投資が前年同期比5.3%増となり、市場予想(3.5%増)を上回ったことから、景気回復への期待感が広がり買いが先行。また、菅首相が9月にも衆院解散に踏み切るとのではないかとの思惑もあって、買い戻しの動きが強まり、前引けにかけて一気に28400円台まで急伸。後場はこう着感の強い値動きとはなったが、大引け間際に28457.67円まで上げ幅を広げた。東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1500を超え、全体の7割を占めた。セクター別では、海運、鉄鋼、陸運を除く30業種が上昇し、パルプ紙と空運が2%を超える上昇率となったほか、証券・商品先物、保険、銀行、その他製品などの上昇が目立った。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、ファナック<6954>、テルモ<4543>、オムロン<6645>が堅調。半面、リクルートHD<6098>、オリンパス<7733>、コナミHD<9766>、京王<9008>、郵船<9101>が軟調だった。経済指標の良好な結果を映して、設備投資関連や景気敏感株など幅広い銘柄に買いが入った。ただ、菅首相は1日午前、衆院解散について「最優先は新型コロナウイルス対策だ。今のような厳しい状況では解散ができる状況ではない」と早期の解散に否定的な見解を示したため、目先の利益を確保する売りに伸び悩む場面もみられた。しかし、選挙観測が出るたび、経済対策発動への期待感が強まりやすく、再び買い方優位の展開となっていた。日経平均は目先の上値のめどとみられていた200日線水準を突破したことから、相場の潮目が変わったと考える投資家が増えてくることが考えられる。ただ、ここ数日、新型コロナウイルスの新規感染者も減少してきているが、今後の感染状況や12日に期限を迎える緊急事態宣言の延長次第では、衆院解散・総選挙の時期も後ずれする可能性もあるだけに、警戒が必要との見方もあるようだ。 <FA> 2021/09/01 16:23 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は上値が重い、欧州勢はユーロ買い 1日午後の東京市場でドル・円は上値が重く、110円20銭で一段の上昇を抑制された。前週末に付けた110円26銭を明確に上抜けられず、上値の重さが意識される。また、欧州勢はユーロ買いを進め、ユーロ・ドルの上昇がドル・円の重石となっている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円99銭から110円25銭、ユーロ・円は129円88銭から130円14銭、ユーロ・ドルは1.1793ドルから1.1813ドル。 <TY> 2021/09/01 16:12 注目トピックス 市況・概況 大阪金概況:上昇、警戒材料多いが上げ幅は限定的 大阪取引所金標準先物 22年8月限・日中取引終値:6431円(前日日中取引終値↑16円)・推移レンジ:高値6431円-安値6409円1日の大阪取引所金標準先物(期先:22年8月限)は上昇した。新型コロナ感染拡大による経済への悪影響や、国内政治の不透明感、中国の景気減速観測など警戒材料が多く、安全資産とされる金の需要が継続した。一方、昨日の海外市場で上昇した米長期金利が今日も堅調に推移したことから、金利のつかない資産である金の魅力低下が意識され、今日の金先物は上昇したものの、上げ幅は限定的だった。 <FA> 2021/09/01 16:05 注目トピックス 市況・概況 マザーズ先物概況:続伸、後場プラスに転じ、75日線まで値を戻す(訂正) 1日のマザーズ先物は前日比3.0pt高の1132.0ptとなった。なお、高値は1133.0pt、安値は1110.0pt、取引高は4666枚。本日のマザーズ先物は、米国市場やナイトセッションが下落した流れを受けて、反落でスタートした。現物株の寄り付き後は、時価総額上位のフリー<4478>、弁護士ドットコム<6027>、JTOWER<4485>が下落となり相場を押し下げ、マザーズ先物は下げ幅を拡大して、一時は19.0pt安まで下落する場面があった。しかし、後場に入り、時価総額上位のBASE<4477>がプラス圏に値を戻し、JMDC<4483>が底堅く推移して相場を下支えし、マザーズ先物はプラスに転じて、小幅続伸で本日の取引を終了した。日足チャートでは、5日線まで下髭となったが、75日線を維持する底堅い値動きとなった。 <FA> 2021/09/01 16:02 注目トピックス 市況・概況 日経VI:上昇、株価堅調も上げピッチの速さに警戒感も 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は1日、前日比+0.26pt(上昇率1.54%)の17.16ptと上昇した。なお、高値は17.70pt、安値は16.81pt。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したが、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。市場では株価上昇を歓迎する雰囲気が強いものの、今週に入ってからの日本株の上げピッチが速すぎるとの見方もあり、取引開始後に日経225先物が上げ幅を拡大すると、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが強まり、日経VIは上昇幅を広げ、その後は昨日の水準を上回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <FA> 2021/09/01 16:00 注目トピックス 市況・概況 Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(大引け) ■eワラント売れ筋トップ10(2021/9/1 15:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 ビットコイン先物インデックスリンク債_2024年 トラッカー(1米ドル) -0.04% 1.00 52.84円2 イーサリアム2021年10月 プラス5倍トラッカー(2,175米ドル) +5.56% 1.75 23.36円3 イーサリアム2021年10月 プラス5倍トラッカー(1,800米ドル) +4.73% 1.50 27.49円4 イーサリアム2021年10月 プラス5倍トラッカー(625米ドル) +3.26% 1.00 40.43円5 日経平均 プット(27,500円) -34.48% -22.04 0.96円6 イオン コール (3,000円) +20.00% 15.58 0.79円7 オリックス コール (2,150円) +29.82% 16.91 0.82円8 日経平均 プット(26,000円) -44.74% -27.86 0.28円9 イーサリアム2021年10月 マイナス3倍トラッカー (3,850米ドル) -8.55% -3.39 7.64円10 イーサリアム先物インデックスリンク債_2024年 トラッカー(1米ドル) +3.43% 1.00 78.68円■eワラント値上がりトップ10(2021/9/1 15:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 ニアピン米ドルr2(113円) +229.63% 288.92 +0.45%2 コマツ コール (3,200円) +125.00% 0.00 +5.70%3 王子ホールディングス コール(650円) +108.33% 22.41 +4.22%4 コマツ コール (2,800円) +106.52% 13.46 +5.70%5 セブン&アイ・ホールディングス コール (6,000円) +100.00% 0.00 +2.74%6 村田製作所 コール(11,400円) +100.00% 0.00 +3.81%7 任天堂 コール(65,000円) +100.00% 0.00 +1.79%8 太平洋セメント コール (3,200円) +100.00% 0.00 +2.89%9 村田製作所 コール (10,100円) +86.67% 20.42 +3.81%10 ローム コール (12,000円) +77.78% 18.62 +4.13%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:Eワラント証券ウェブサイト) <FA> 2021/09/01 15:41 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:パルプ・紙が上昇率トップ パルプ・紙が上昇率トップ。そのほか空運業、証券業、保険業、銀行業なども上昇。一方、海運業が下落率トップ。そのほか鉄鋼、陸運業も下落。業種名/現在値/前日比(%)1. パルプ・紙 / 526.54 / 2.312. 空運業 / 205.78 / 2.103. 証券業 / 382.36 / 1.994. 保険業 / 1,060.93 / 1.965. 銀行業 / 144.09 / 1.716. その他製品 / 3,535.1 / 1.677. ガラス・土石製品 / 1,190.52 / 1.658. 医薬品 / 3,245.15 / 1.649. 機械 / 2,350.73 / 1.3710. 電気機器 / 3,732.95 / 1.3011. 石油・石炭製品 / 966.51 / 1.2612. 小売業 / 1,409.55 / 1.2113. 建設業 / 1,143.04 / 1.2014. その他金融業 / 720.96 / 1.1815. 食料品 / 1,755.66 / 1.1716. 精密機器 / 11,379.18 / 1.1217. 情報・通信業 / 4,787.52 / 1.0018. 繊維業 / 601.58 / 0.9919. 不動産業 / 1,470.38 / 0.9820. 鉱業 / 225.08 / 0.8221. 化学工業 / 2,342.6 / 0.6722. 倉庫・運輸関連業 / 1,860.42 / 0.5923. 輸送用機器 / 3,313.97 / 0.5624. 卸売業 / 1,829.35 / 0.5225. 電力・ガス業 / 355.32 / 0.5126. サービス業 / 3,037.32 / 0.4727. ゴム製品 / 3,519.14 / 0.3428. 金属製品 / 1,376.47 / 0.3329. 水産・農林業 / 494.32 / 0.2930. 非鉄金属 / 975.06 / 0.2531. 陸運業 / 1,902.69 / -0.0332. 鉄鋼 / 496.53 / -0.9933. 海運業 / 950. / -1.59 <FA> 2021/09/01 15:38 注目トピックス 市況・概況 日経平均大引け:前日比361.48円高の28451.02円 日経平均は前日比361.48円高の28451.02円(同+1.29%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比20.09pt高の1980.79pt(同+1.02%)。 <FA> 2021/09/01 15:08 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は底堅い、先高観測も 1日午後の東京市場でドル・円は底堅く推移し、110円20銭を維持する。日経平均株価は大引けにかけてやや上げ幅を拡大し、前日比約300円高で取引を終えた。米10年債利回りの上昇基調も続き、前週末高値の110円26銭を上抜けられれば110円半ばへの上昇が期待される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円99銭から110円25銭、ユーロ・円は129円88銭から130円14銭、ユーロ・ドルは1.1795ドルから1.1812ドル。 <TY> 2021/09/01 15:04 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:底堅い値動きか、経済指標出思惑交錯 (14時40分現在)S&P500先物      4,532.00(+11.50)ナスダック100先物  15,617.75(+35.25)グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は90ドル高。NY原油先物(WTI)はプラスを維持し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。8月31日の取引で主要3指数は下落。前日に過去最高値を更新したS&Pとナスダックは下げに転じ、続落のダウは39ドル安の35360ドルで取引を終えた。この日発表されたシカゴ購買部協会景気指数や消費者信頼感指数が予想外に弱く、正常化期待の後退で売り優勢の展開に。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)による緩和長期化への思惑も広がり、指数の下げを抑えた。一方、長期金利が上昇基調に振れ、ハイテク株は下げ幅を縮小した。本日は底堅い値動きか。アフガニスタン情勢の混迷は、引き続き買いを抑制する要因になりやすい。また、FRBの金融政策に思惑が交錯するなか、今週末の雇用統計発表に向け経済指標が手がかりになりそうだ。今晩のADP統計は民間部門雇用者数が前月から大きく改善するとみられ、引き締めが意識されれば買いは後退する見通し。ただ、その後のISM製造業景況感指数は伸びが鈍化するとみられ、緩和政策の維持を見込んだ買いが予想される。 <TY> 2021/09/01 14:50

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