注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:底堅い値動きか、ハイテク株買い継続で (14時40分現在)S&P500先物      4,519.50(-1.75)ナスダック100先物  15,610.50(+1.25)グローベックス米株式先物市場でS&P500先物は小幅安、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は30ドル安。NY原油先物(WTI)は弱含み、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。1日の取引で主要3指数はまちまち。ナスダックは最高値更新で再び上値を伸ばす展開となったが、ダウは48ドル安の35312ドルと3日続落。この日発表されたADP雇用統計は、民間部門雇用者数が予想を大幅に下回った。また、ISM製造業景況指数は堅調な内容を示したが、雇用指数は悪化し労働市場への影響が懸念され、景気敏感株を中心に買いは後退した。半面、金融緩和の長期化観測で金利安に振れ、ハイテク株買いが強まった。本日は底堅い値動きか。連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策が注目されるなか、今晩発表の新規失業保険申請件数は前週から減少が予想され、雇用統計への期待が高まる。逆に、製造業受注は前月を下回る見通しで、正常化を見込んだ買いは抑制されそうだ。当局者からハト派的な見解が示されれば、引き締めを警戒した売りも出やすい。ただ、長期金利の上昇が抑えられているためハイテク株への買いが続き、指数の下げは限定的とみる。 <TY> 2021/09/02 14:53 注目トピックス 市況・概況 日経平均は62円高、後場の値幅はここまで72円程度 日経平均は62円高(14時45分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、キッコーマン<2801>などがプラス寄与上位となっており、一方、ソフトバンクG<9984>、アステラス薬<4503>、ファーストリテ<9983>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、金属製品、その他製品、化学、保険業、精密機器が値上がり率上位、陸運業、空運業、鉄鋼、非鉄金属、銀行業が値下がり率上位となっている。日経平均は小動きが続いている。日経平均の後場の値幅(高値と安値の差)はここまで72円程度。 <FA> 2021/09/02 14:46 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はこう着、米株式先物はマイナス 2日午後の東京市場でドル・円は110円付近と、こう着した値動きが続く。時間外取引の米株式先物はマイナスで推移し、今晩の株安観測からドル買いが入りやすい。一方で、米10年債利回りは低水準で戻りが鈍く、ドル買いを抑える要因となり引き続き動きづらいようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円92銭から110円12銭、ユーロ・円は130円16銭から130円41銭、ユーロ・ドルは1.1834ドルから1.1846ドル。 <TY> 2021/09/02 14:43 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は節目付近、日本株は上げ幅縮小 2日午後の東京市場でドル・円は110円付近と、変わらずの値動き。日経平均株価は前日比50円高と上げ幅を縮小しており、日本株高を好感した円売りは抑制されている。一方、米10年債利回りは前日の下げから戻りは鈍く、ドル買いは入りづらいもよう。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円92銭から110円12銭、ユーロ・円は130円16銭から130円41銭、ユーロ・ドルは1.1834ドルから1.1846ドル。 <TY> 2021/09/02 14:31 注目トピックス 市況・概況 日経平均は63円高、手掛かり材料に乏しくやや様子見ムード 日経平均は63円高(14時20分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、キッコーマン<2801>などがプラス寄与上位となっており、一方、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、アステラス薬<4503>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、金属製品、その他製品、化学、保険業、機械が値上がり率上位、陸運業、空運業、鉄鋼、非鉄金属、銀行業が値下がり率上位となっている。日経平均は小動きとなっている。新規の手掛かり材料に乏しく、また、日本時間の明晩には米国で8月の雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとする向きもあり、やや様子見ムードが強くなっているようだ。 <FA> 2021/09/02 14:21 注目トピックス 市況・概況 東京為替:1ドル110円台、7月豪貿易収支、過去最高の黒字 午後の東京外為市場でドル・円は1ドル=110円台で推移。オーストラリア統計局が発表した7月の貿易収支は、前月比10億豪ドル増の121億豪ドルとなり、市場予想の102億豪ドルを上回った。鉄鉱石や一般炭、LNGの需要が寄与したもようだ。一方、東京株式市場は日経平均が75.33円高と後場に入り、強含みしている。菅首相が総裁選を先送りせず、党役員人事や追加経済対策を行うとの見方が強まり、投資家のリスクセンチメントが改善し、相場の上昇に寄与しているようだ。また、東京エレクトロン<8035>やソニーG<6758>など知名度の高い銘柄の上昇も相場の上昇を下支えしているようだ。 <FA> 2021/09/02 14:20 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は動意薄、ユーロ・ドルは失速 2日午後の東京市場でドル・円は110円付近と、動意の薄い値動きが続く。ユーロ・ドルは1.18ドル台前半で推移しているが、小幅に値を下げドル・円の上昇を下支え。一方、日経平均株価や上海総合指数はプラスを維持するものの、円売りは一服したようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円92銭から110円12銭、ユーロ・円は130円16銭から130円41銭、ユーロ・ドルは1.1834ドルから1.1846ドル。 <TY> 2021/09/02 14:05 注目トピックス 市況・概況 日経平均VIは上昇、コロナや国内政治など警戒材料を意識 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比+1.07pt(上昇率6.24%)の18.23ptと上昇している。なお、今日ここまでの高値は18.35pt、安値は17.51pt。今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。この動きを受け、市場では昨日同様、日本株の上げピッチが速すぎるとの見方が強くなった。さらに、新型コロナ感染拡大による経済への悪影響や、自民党総裁選、衆院選などを絡めた国内政治の先行き不透明感などが警戒材料として意識され、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 <FA> 2021/09/02 13:53 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は変わらず、ユーロ・ドルは底堅い 2日午後の東京市場でドル・円は110円付近と、変わらずの値動き。日経平均株価や上海総合指数などアジアの主要指数はプラスを維持しており、株高を好感した円売りに振れやすい。ただ、ユーロ・ドルは底堅く、引き続きドル・円の上昇を抑える要因に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円92銭から110円12銭、ユーロ・円は130円16銭から130円41銭、ユーロ・ドルは1.1834ドルから1.1846ドル。 <TY> 2021/09/02 13:32 注目トピックス 市況・概況 日経平均は77円高、政策期待の高まりなど株価下支え要因に 日経平均は77円高(13時20分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、キッコーマン<2801>などがプラス寄与上位となっており、一方、アステラス薬<4503>、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、金属製品、その他製品、化学、海運業、機械が値上がり率上位、陸運業、空運業、鉄鋼、非鉄金属、銀行業が値下がり率上位となっている。日経平均は底堅い動きとなっている。自民党総裁選、衆院選などを絡めた国内政治の先行き不透明感が意識される一方、政策期待も高まっているとの指摘もあり、株価下支え要因となっているようだ。 <FA> 2021/09/02 13:22 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は底堅い、日本株高継続で 2日午後の東京市場でドル・円は底堅く推移し、110円付近を維持する。日経平均株価プラスを維持し、日本株高を好感した円売りに振れやすい。一方、ユーロ・ドルは上げ渋るものの、1.18ドル台前半で買戻しが観測され、ドル・円への重石となっている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円92銭から110円12銭、ユーロ・円は130円16銭から130円41銭、ユーロ・ドルは1.1834ドルから1.1846ドル。 <TY> 2021/09/02 13:10 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~「パウエルラリーの続きを日本株で」 2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は小幅に4日続伸、「パウエルラリーの続きを日本株で」・ドル・円は弱含み、日本株の失速で・値上がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位がアドバンテスト<6857>■日経平均は小幅に4日続伸、「パウエルラリーの続きを日本株で」日経平均は小幅に4日続伸。24.99円高の28476.01円(出来高概算5億5000万株)で前場の取引を終えている。1日の米株式市場でNYダウは小幅に3日続落し、48ドル安となった。雇用サービス会社ADPの8月雇用統計で非農業部門雇用者数(政府部門除く)が前月比37.4万人増と市場予想(60万人程度の増加)を大幅に下回ったほか、9月相場入りで利益確定売りも根強く出た。一方、10年物国債利回りの伸び悩みなどからハイテク株比率の高いナスダック総合指数は0.3%上昇し、過去最高値を更新。本日の東京市場でも値がさ株を中心に買いが先行し、日経平均は71円高からスタートすると、寄り付き直後には一時28626.20円(175.18円高)まで上昇した。ただ、前日までの3日間で既に800円あまり上昇していたことから、上値では利益確定の売りが出て、前日終値を挟みもみ合う展開となった。個別では、東エレク<8035>などの半導体関連株が堅調で、レーザーテック<6920>は3%超、ルネサス<6723>は4%超の上昇。ルネサスの柴田英利社長が一部メディアの取材で、半導体の安定供給へ集中投資すると話したことが伝わっている。任天堂<7974>やソフトバンク<9434>も上昇。フジ<8278>はMV西日本<8287>との経営統合が好感され、東京機<6335>などが東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、公募増資の実施を発表したJR西<9021>が15%を超える下げで東証1部下落率トップ。JR東<9020>などの他の鉄道株や、やはりコロナ禍の影響が大きいH.I.S.<9603>などの旅行関連株にも警戒した売りが波及しているようだ。JFE<5411>と日本製鉄<5401>が揃って3%超下落し、郵船<9101>や商船三井<9104>といった海運株もさえない。セクターでは、金属製品、その他製品、情報・通信業などが上昇率上位。一方、陸運業、鉄鋼、空運業などが下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の32%、対して値下がり銘柄は62%となっている。本日の日経平均は4日続伸して始まったものの、買いが一巡すると伸び悩んで前場を折り返した。前日までの上昇幅の大きさに加え、日足チャート上で28300円近辺に位置する75日移動平均線を上回ってきたことなどから、目先の利益を確保する売りが出やすい局面ではあるだろう。1日先行する形で75日線水準を回復していたマザーズ指数も、その後上値の重い展開となっている。ここまでの東証1部売買代金は1兆3000億円あまりと前日並みの賑わい。直近で買われる場面のあった鉄道などの経済再開関連銘柄だが、JR西の公募増資実施で累積ダメージの大きさや先行き不透明感が意識されるだろう。そもそも超長期視点で収益見通しと投資計画を組む鉄道各社には、短期的なコロナ禍の影響のみならず、中長期的な社会変化の影響が重くのしかかりそうだ。海運株なども市況下落で軟調。一方、ルネサス柴田社長への取材記事などを手掛かりに半導体関連株は堅調で、日経平均を押し上げている。東証1部全体としては値下がり銘柄の方が多く、東証株価指数(TOPIX)は-0.21%。マザーズ市場では本日、モビルス<4370>とメディア総研<9242>が新規上場。モビルスは公開価格を43.0%、メディア総研は7.1%それぞれ上回る初値を付けたが、個人投資家の初値買いへの警戒感は根強く残っている印象を受ける。9月下旬はIPO(新規株式公開)が多いため、やや気掛かりな状況だ。さて、一昨日の当欄で述べたとおり、米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受けて「ラリー継続」への期待を高めた市場参加者だが、ナスダック総合指数が高値更新基調の一方で、経済指標の相次ぐ予想下振れなどからNYダウは伸び悩みとなっている。半面、日本株は自民党総裁選や党役員人事絡みの観測報道が相次いだ8月31日の後場以降、久々に国内要因で米国株に比べ強い値動きを見せてきた。実際、証券会社のデスクには国内政治の今後の見通しに関する問い合わせが多く寄せられているという。現物株の売買が増加しただけでなく、先物手口を見ても全員参加とまでは言えないものの、海外勢の循環的な買いが観測される。さすがに米国株の高値警戒感が拭えないなか、政局の流動化が政策期待を高め、日本株の出遅れ修正を見越した買いが入っているのだろう。さながら「パウエルラリーの続きを日本株で」といった様相だ。従来の予定どおり9月29日投開票で実施される公算となった総裁選、その後の衆議院解散・総選挙にかけてこうした思惑が続く可能性もあるだろう。もっとも、政治に関心を持つ者として私見を述べれば、8月31日にかけて断続的に出ていた観測報道は一部勢力のリークに基づくものだが、党内の根回しが十分になされていない印象を受けた。実際、菅義偉首相は9月1日の記者会見で観測報道の出ていた9月解散を否定。前日まで相次いでいた「政権幹部筋」とする報道もぱったり止んだ。真偽のほどをよく見極める必要があるかもしれない。最後に、ADP雇用統計が予想下振れとなったものの、最近の傾向から想定内と受け止め、週末の政府版雇用統計を見極めたいという市場参加者が多いようだ。週末にかけて日米市場とも様子見ムードが強まる可能性がある。(小林大純)■ドル・円は弱含み、日本株の失速で2日午前の東京市場でドル・円は弱含み、110円10銭台から109円90銭付近に値を下げた。日経平均株価は想定ほど伸びず、上げ幅縮小を受け円売りは抑制された。また、米10年債利回りは戻りが鈍く、ドル買いは仕掛けづらい。ドル・円は節目付近で方向感の乏しい展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円92銭から110円12銭、ユーロ・円は130円16銭から130円41銭、ユーロ・ドルは1.1837ドルから1.1846ドル。■後場のチェック銘柄・フィーチャ<4052>、東京機械製作所<6335>など、4銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位がアドバンテスト<6857>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・8月マネタリーベース:前年比+14.9%(7月:前年比+15.4%)・豪・7月貿易収支:+121.17億豪ドル(予想:+100.00億豪ドル、6月:+111.14億豪ドル←+104.96億豪ドル)【要人発言】・片岡日銀審議委員「2%の物価目標に向けモメンタムは維持されていない」「感染症の影響を注視し、必要ならちゅうちょなく追加緩和を実施」<国内>特になし<海外>・15:30 スイス・8月消費者物価指数(前年比予想:+0.7%、7月:+0.7%)・16:00 スイス・4-6月期GDP(前年比予想:+8.9%、1-3月期:-0.5%) <CS> 2021/09/02 12:30 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は弱含み、日本株の失速で 2日午前の東京市場でドル・円は弱含み、110円10銭台から109円90銭付近に値を下げた。日経平均株価は想定ほど伸びず、上げ幅縮小を受け円売りは抑制された。また、米10年債利回りは戻りが鈍く、ドル買いは仕掛けづらい。ドル・円は節目付近で方向感の乏しい展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円92銭から110円12銭、ユーロ・円は130円16銭から130円41銭、ユーロ・ドルは1.1837ドルから1.1846ドル。【経済指標】・日・8月マネタリーベース:前年比+14.9%(7月:前年比+15.4%)・豪・7月貿易収支:+121.17億豪ドル(予想:+100.00億豪ドル、6月:+111.14億豪ドル←+104.96億豪ドル)【要人発言】・片岡日銀審議委員「2%の物価目標に向けモメンタムは維持されていない」「感染症の影響を注視し、必要ならちゅうちょなく追加緩和を実施」 <TY> 2021/09/02 12:06 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):JR西、レカム、ルネサスなど ルネサス<6723>:1280円(+55円)大幅続伸。前日に説明会を開催しており、評価材料につながっているとみられる。Dialog Semiconductorの買収完了により、両社製品を組み合わせた製品「ウィニング・コンビネーション」についての説明会であったもよう。統合によるコスト・売上シナジーが当初発表通りに進捗の見通しとしているほか、シナジー金額は保守的とのコメントもあったもよう。また、従来の買収経験からPMIは順調に進む可能性が高いともされているようだ。フジ<8278>:2098円(+78円)大幅続伸。MV西日本との経営統合を発表している。22年3月1日を効力発生日として、イオン<8267>の連結子会社となる共同持株会社を設立するようだ。24年3月には合併することを目指している。株式交換を実施する計画のようだが、詳細は現在決定していない。同社は1部上場を維持し、MV西日本は非上場となる。規模拡大によるスケールメリット、イオンとの連携強化効果などを期待する動きが優勢に。内田洋行<8057>:5340円(+210円)下げ渋って大幅反発。前日に21年7月期の決算を発表、営業利益は104億円で前期比43.1%増益、先週に発表した上方修正水準での着地となっている。期末配当金は従来計画120円から140円に引き上げへ。22年7月期は53億円で同48.9%の大幅減益見通し。減益見通し受けて売り先行も、GIGAスクール構想など教育ICT案件の一巡などは想定線でもあり、売り一巡後は目先のあく抜け感が優勢となっているようだ。伊藤園<2593>:6920円(-50円)大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は63.1億円で前年同期比49.7%増益となっている。通期予想の200億円、前期比19.9%増は据え置いている。前年冷夏の反動や人出の回復により茶系飲料の販売が回復したほか、タリーズコーヒーの赤字も解消する形に。想定を上回る進捗とは捉えられるが、年初来の上値抵抗線を突破するだけのサプライズにまでは至らず、目先の出尽くし感も優勢となっている。JR西<9021>:5099円(-912円)大幅続落。4854万5400株の公募増資、412万1700株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。新株発行株数は最大で現発行済み株式数の27.5%に達する。株式価値の希薄化を嫌気する動きが強まる形に。調達資金は約2786億円、設備投資資金に充当していくようだ。同社の大幅な希薄化につながる公募増資実施を受けて、他の電鉄株にも連想売りが波及している。グラファイトD<7847>:655円(+28円)年初来高値。22年2月期の営業利益を従来予想の1.57億円から3.80億円(前期実績1.98億円)に上方修正している。重点施策として進めていた自社ブランドシャフトの女子プロ選手使用率が上昇に転じ、ゴルフショップからの直販受注やクラブメーカーからのカスタム受注が当初の想定を上回っているため。米国市場で自社ブランドシャフトの販売が伸びていることも減益予想から増益予想への転換に寄与した。メディア総研<9242>:3140円公開価格(2900円)を7.1%上回る3105円で初値を付けた。会社設立は93年3月9日。高専生や大学生向けの就職活動イベントの企画が事業の柱。21年7月期の営業利益予想は前期比35.2%増の1.70億円。企画制作サービスが堅調に推移するほか、売上原価が47.6%減と縮小し、利益を押し上げる見通し。第3四半期累計の実績は2.35億円で、既に通期予想を上回っている。レカム<3323>:100円(+13円)大幅に3日続伸。中国子会社のレカムビジネスソリューションズが、サンワサプライ(岡山市)のグループ会社であるサンワサプライ上海とウイルス除菌装置「ReSPR(レスパー)」の中国での販売に関する業務提携契約を締結したと発表している。日系企業や現地企業、ECショップなどサンワサプライ上海の数百社の販売網を通じ、中国マーケットでReSPRの拡販に取り組む。 <ST> 2021/09/02 12:02 注目トピックス 市況・概況 東京為替:1ドル109円90銭台、日経平均は小幅高、中国大連の日本テーマ施設が営業停止 午後の東京外為市場でドル・円は1ドル=109円90銭台で推移。中国遼寧省大連市にある、盛唐・小京都(複合商業施設)が、地元政府の指示で営業を停止したと日本経済新聞が報じている。ネットで日本の文化侵略との批判が集まったための措置のもようだ。この施設には大連の地元不動産が60億元を投じ、8月21日に開業したばかり。一方、東京株式市場は日経平均が24.99円高で午前の取引を終了した。寄り付き付近は、100円以上の上昇となる場面があったものの、鉄道、航空など内需株を中心に値を下げ、一時はマイナス圏に下落する場面があった。また、ファーストリテイリング<9983>など寄与度の高い銘柄の下落も上値を抑える要因となったもよう。 <FA> 2021/09/02 12:01 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は引き続き109円90銭台で推移 2日午前の東京市場でドル・円は、引き続き109円95銭近辺で推移。明日3日に8月米雇用統計の発表が控えており、目先的にリスク選好的な為替取引が拡大する可能性は低いとの見方が多い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円92銭から110円12銭、ユーロ・ドルは、1.1837ドルから1.1846ドル、ユーロ・円は、130円16銭から130円41銭で推移。 <MK> 2021/09/02 11:50 注目トピックス 市況・概況 Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(前引け) ■eワラント売れ筋トップ10(2021/9/2 11:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 イーサリアム先物インデックスリンク債_2024年 トラッカー (1米ドル) +6.56% 1.00 84.35円2 日本製鉄 コール(2,450円) -25.94% 7.00 1.82円3 JFEホールディングス コール(1,750円) -21.06% 5.59 3.48円4 日経平均 プット(35,000円) +1.24% -4.37 13.58円5 太平洋セメント コール (2,550円) -7.29% 5.74 1.83円6 日経平均 コール(28,500円) -12.50% 20.70 1.69円7 任天堂 コール(77,000円) +5.56% 0.00 0.24円8 日経平均 プット (27,500円) -6.94% -24.16 0.82円9 東日本旅客鉄道 コール (7,500円) -41.74% 7.23 1.32円■eワラント値上がりトップ10(2021/9/2 11:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 西日本旅客鉄道 プット(4,400円) +540.00% -11.97 -15.10%2 西日本旅客鉄道 プット(5,400円) +488.57% -8.40 -15.10%3 西日本旅客鉄道 プット(6,400円) +171.55% -3.91 -15.10%4 東日本旅客鉄道 プット (6,700円) +145.16% -12.14 -7.45%5 東日本旅客鉄道 プット (5,500円) +100.00% 0.00 -7.45%6 西日本旅客鉄道 プット(5,200円) +96.49% -3.72 -15.10%7 西日本旅客鉄道 プット(6,100円) +86.42% -3.21 -15.10%8 東日本旅客鉄道 プット (7,900円) +80.40% -6.32 -7.45%9 西日本旅客鉄道 プット(4,300円) +72.09% -3.28 -15.10%10 三井金属鉱業 プット(3,100円) +68.42% -15.63 -4.07%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:Eワラント証券ウェブサイト) <FA> 2021/09/02 11:43 注目トピックス 市況・概況 東京為替:1ドル109円90銭台、米ウォルマート、2万人を追加採用 午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=109円90銭台で推移。米小売り大手のウォルマートは、サプライチェーン部門で2万人の追加採用する計画を明らかにしたとロイターが報じている。同日は米アマゾンも5.5万人の雇用を発表している。一方、東京株式市場は日経平均が3.07円安とマイナスに転じている。JR西日本<9021>のファイナンスの発表で、鉄道、航空など内需株を中心に値を下げ、相場の重しとなっているようだ。また、ファーストリテイリング<9983>が530円安と指数に寄与度の高い銘柄の下落も上値を抑える要因となっている。 <FA> 2021/09/02 11:05 注目トピックス 市況・概況 東京為替:日経平均上げ幅縮小でドルは110円を下回る 2日午前の東京市場でドル・円は、引き続き109円90銭台で推移。日経平均の上げ幅は縮小しており、リスク選好的なドル買い・円売りは抑制されている。仲値時点のドル需要は通常並みだったようだ。市場参加者の多くは3日に発表される8月米雇用統計を注目しており、雇用統計の発表前にリスク選好的な為替取引が拡大する可能性は低いとの見方が多い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円92銭から110円12銭、ユーロ・ドルは、1.1838ドルから1.1846ドル、ユーロ・円は、130円17銭から130円41銭で推移。 <MK> 2021/09/02 10:50 注目トピックス 市況・概況 東京為替:株高持続もドルは110円台前半で上げ渋る 2日午前の東京市場でドル・円は、110円近辺で推移。日経平均は引き続き小幅高で推移しており、リスク回避的なドル売り・円買いが大きく広がる可能性は低いとみられる。ただ、市場参加者の多くは3日に発表される8月米雇用統計を注目しており、雇用統計の発表前にリスク選好的な為替取引が拡大する可能性は低いとの見方が多いようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円96銭から110円12銭、ユーロ・ドルは、1.1838ドルから1.1846ドル、ユーロ・円は、130円20銭から130円41銭で推移。 <MK> 2021/09/02 09:44 注目トピックス 市況・概況 東京為替:株高持続でドルは下げ渋る 2日午前の東京市場でドル・円は、110円05銭近辺で推移。日経平均は小幅高で推移しており、株高は持続していることから、リスク回避的なドル売り・円買いは増えていないようだ。なお、市場参加者の多くは3日に発表される8月米雇用統計を注目しており、雇用統計の発表前に為替取引が拡大する可能性は低いとみられている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円00銭から110円12銭、ユーロ・ドルは、1.1838ドルから1.1846ドル、ユーロ・円は、130円20銭から130円41銭で推移。 <MK> 2021/09/02 09:30 注目トピックス 市況・概況 東京為替:1ドル110円台、米テスラ、警察車両に追突 午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=110円台で推移。米道路交通安全局は、米テスラのオートパイロットを搭載した自動車が、フロリダ州で警察車両に追突する事故が発生したとロイターが報じている。テスラの事故で緊急車両を巻き込んだのは12件目となる。一方、東京株式市場は日経平均が60.41円高と上げ幅を縮小してきた。ソフトバンクG<9984>やファーストリテイリング<9983>が値を消してきたことが相場の重しとなっているようだ。 <FA> 2021/09/02 09:24 注目トピックス 市況・概況 日経平均は123円高、寄り後は底堅く推移 日経平均は123円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でナスダック総合指数が上昇し、最高値を更新したことが、東京株式市場でハイテク株などの株価支援要因となった。一方、新型コロナ感染拡大による経済への悪影響や、自民党総裁選、衆院選などを絡めた国内政治の先行き不透明感が引き続き株価の重しとなったことに加え、日経平均が昨日までの3日続伸で800円を超す上げとなったこともあり、利益確定売りも出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は底堅く推移している。 <FA> 2021/09/02 09:12 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:三菱ガス化学や第一生命HDなどに注目 9月1日の米国市場ではNYダウが48.20ドル安の35312.53と緩んだが、ナスダック総合指数は50.15pt高の15309.38で史上最高値を更新。シカゴ日経225先物は大阪日中比45円高の28535円。2日早朝の為替は1ドル=110.00-10円(昨日午後3時は110.22円)。本日の東京市場では、ナスダックの最高値更新を追い風にソニーG<6758>など電子部品株のほか、SMC<6273>や安川電機<6506>など機械関連株の堅調も予想される。一方、前日に大きく上昇した三菱UFJ<8306>など大手金融株は米10年債利回りの小幅低下を受けて軟化が予想される。昨日大引け後に好調な第1四半期決算を発表した伊藤園<2593>、大幅に業績予想を上方修正したグラファイトデザイン<7847>も注目されそうだ。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測されたサントリー食品インターナショナル<2587>、日東紡績<3110>、エアウォーター<4088>、三菱ガス化学<4182>、JSR<4185>、KHネオケム<4189>、テルモ<4543>、日本電子材料<6951>、第一生命HD<8750>、阪急阪神<9042>、センコーHD<9069>、ミスミグループ本社<9962>などに注目。 <FA> 2021/09/02 09:08 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後114円85銭(2017/04/17)まで戻し、さらに137円50銭(2018/2/2)まで買われた。ユーロ圏の失業率低下は好材料。企業景況感のさらなる改善は期待できないが、新たなユーロ売り材料が提供されない場合、リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・米量的緩和策の縮小は年内開始の可能性・ユーロ圏の企業景況感のさらなる改善は難しいとの見方・新型コロナウイルス変異株の感染流行【ユーロ買い要因】・ユーロ圏の企業景況感の改善傾向・域内経済活動の段階的な拡大・米長期金利の伸び悩み <FA> 2021/09/02 08:39 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~いったんは達成感意識されるも押し目買い意欲は強い~ 2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:いったんは達成感意識されるも押し目買い意欲は強い■内田洋、22/7予想 48.9%減 53.0億円、コンセンサス届かず■前場の注目材料:トヨタ、年度生産は維持、部品不足直撃も来月から挽回へ■いったんは達成感意識されるも押し目買い意欲は強い2日の日本株市場は、急ピッチの上昇に対する利食いを意識しつつも、底堅い相場展開が見込まれる。1日の米国市場ではNYダウが48ドル安だった。予想を下回った8月のADP雇用統計が嫌気された。8月ISM製造業景況指数が予想外に上昇したため警戒感が後退し、売りが一段落したものの、9月相場入りで利益確定売りも根強くダウは終日軟調に推移。一方、ハイテク株は引き続き強く、ナスダックは連日で史上最高値を更新した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円高の28535円。円相場は1ドル110円00銭水準で推移している。米国市場はまちまちだったものの、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まろう。日経平均は節目の28500円を回復してくるようだと、いったんは達成感が意識されやすく、利益確定の動きが出やすいだろう。しかし、前日の上昇で一気に75日線を突破してきたことから需給は改善しているため、75日線を支持線に押し目買い意欲は強そうだ。また、米国ではナスダックが史上最高値を更新していることもあり、ハイテク株の物色に向かいやすく、指数インパクトの大きい値がさハイテク株辺りが日経平均を下支えしそうだ。バリューからグロースへのシフトも意識されてくる可能性があり、より日経平均型のインデックス買いなども期待されよう。先物市場ではクレディスイスなどのショートカバーへの思惑が高まっているが、足元ではそれ程ショートカバーの動きは目立っていない。そのため、節目の28500円突破からの底堅い値動きを続けてくるようだと、先物主導で上昇ピッチが強まる展開も。マザーズ指数は75日線水準での推移を見せているが、これを明確に上放れてくるようだと、リバウンド基調が一段と強まりやすい。週末の米雇用統計への警戒から手控えムードが強まる局面においては、値動きの軽い材料株のほか、出遅れ感の強い中小型株での短期的な値幅取り狙いの売買が中心となろう。また、衆院選を巡り政策絡みの報道が増えているなかでは追加経済対策などへの期待感は高まりやすく、テーマ性のある銘柄などへも引き続き物色の矛先が向かいやすい。■内田洋、22/7予想 48.9%減 53.0億円、コンセンサス届かず内田洋<8057>の2022年7月期業績は、売上高が前期比27.8%減の2100億円、営業利益が同48.9%減の53億円を計画しており、コンセンサス(55億円~63億円程度)に届かず。2020年7月期のWindows10更新需要と教育ICT大型案件や、2021年7月期の学校市場におけるGIGAスクール構想等の教育ICT案件など、期間が限られた一時的な増収要因の反動を見込む。ただし、顧客基盤が広がり各事業での競争力も向上していることから、特需を除いたベースラインは堅実に今後も伸長できると考えているようだ。■前場の注目材料・日経平均は上昇(28451.02、+361.48)・ナスダック総合指数は上昇(15309.38、+50.15)・シカゴ日経先物は上昇(28535、大阪比+45)・VIX指数は低下(16.11、-0.37)・米原油先物は上昇(68.59、+0.09)・米長期金利は低下・海外コロナワクチン接種の進展・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・トヨタ<7203>年度生産は維持、部品不足直撃も来月から挽回へ・イオン<8267>マックスバリュ西日本とフジ合併、中四国で規模拡大・三菱UFJ<8306>大ガス・NTTアノード、再生エネで2000億円ファンド・JR西<9021>2786億円調達、民営化後初の公募増資・東芝<6502>量子技術、実用化加速、トヨタなど、新産業創出協議会を設立・SUBARU<7270>国内3工場を一時停止、東南ア、調達に支障・スズキ<7269>印で4輪大幅減産、半導体不足の影響・ヤマハ発<7272>ヤマハ発など、自動運転EV開発、搬送サブスク提供・住友ゴム<5110>防舷材など品質管理の国際認証停止・安川電<6506>「YTC」稼働、開発集約、世界一にこだわる・NTT<9432>欧米・印にDC13棟新設、来年度末・オリンパス<7733>VE推進で新組織、部門横断、医療機器の開発力強化・大日住薬<4506>英グループ会社を売却、「ラツーダ」継続供給・日立金属<5486>欧で高機能電線拡販、高速鉄道の運行・保守向け・三井化学<4183>「世界市場」に出資、農産物輸出拡大で連携☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 8月マネタリーベース(7月:前年比+15.4%)・10:30 片岡日銀審議委員あいさつ(午後会見予定)<海外>・10:30 豪・7月貿易収支(予想:+100.00億豪ドル、6月:+104.96億豪ドル) <ST> 2021/09/02 08:39 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:さえない米雇用関連指標を受けてドル買い抑制も 1日のドル・円は、東京市場では109円99銭から110円42銭まで上昇。欧米市場では、110円40銭から109円88銭まで反落し、110円04銭で取引終了。本日2日のドル・円は主に110円近辺で推移か。さえない米雇用関連指標を意識して、リスク選好的なドル買いは抑制される可能性がある。9月1日発表されたADPとムーディーズ・アナリティクスの8月全米雇用報告(ADP雇用統計)では、民間部門雇用者の増加数が37.4万人にとどまり、市場予想の62.5万人程度を大幅に下回った。その後発表された8月ISM製造業景況指数は市場予想を上回る59.9に上昇したが、雇用指数は7月実績を下回っていた。3日に発表される8月米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比72万人程度と予想されており、7月実績の94.3万人を下回る可能性が高いと予想されている。8月ADP雇用統計で雇用の伸びが予想を下回った理由について、労働力不足や新型コロナウイルス変異株の感染拡大の影響が指摘されているが、娯楽・サービス部門で20.1万人の雇用増加が報告されている。ウイルス感染の拡大が対面型サービス業の活動を圧迫しているわけではないようだ。米国の雇用拡大ペースは鈍化しつつあるが、量的緩和策の縮小を断念するような状況となる可能性は低いとみられる。 <FA> 2021/09/02 08:37 注目トピックス 市況・概況 マザーズ先物見通し:小動き、JTOWERが下支え、5日線のトレンド維持が争点 本日のマザーズ先物は小動きが予想される。1日の米国株式市場はADP雇用統計の8月分が予想を大幅に下回る伸びにとどまったことに失望し寄り付き後、下落。8月ISM製造業景況指数が予想外に上昇したため回復ペース鈍化への警戒感が後退し売りが一段落したものの、9月相場入りで利益確定売りも根強くダウは終日軟調に推移。ナスダックは連日で史上最高値を更新した。本日のマザーズ先物は米ナスダックやナイトセッションが小幅上昇した流れを引き継ぎ、小動きでのスタートが予想される。国内では時価総額上位のJTOWER<4485>がNTT 東とともに、東京都が実施する事業にて、共同提案をした事業が採択されたと発表しており、相場を下支えすることが期待される。日足チャートでは、上昇トレンドである5日線の1118.0pt近辺を維持できるかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1160.0pt、下値のメドは1000.0ptとする。 <FA> 2021/09/02 08:13 注目トピックス 市況・概況 大阪金見通し:下落か、円高・ドル安で割高感意識も下落幅は限定的な可能性 大阪取引所金標準先物 22年8月限・夜間取引終値:6410円(前日日中取引終値↓21円)・想定レンジ:上限6440円-下限6360円2日の大阪取引所金標準先物(期先:22年8月限)は下落しそうだ。外為市場で1ドル=110円前後と昨日15時頃に比べ20-30銭ほど円高・ドル安方向に振れたことから、円建てで取引される金先物の割高感が意識され、ナイトセッションで金先物は下落した。ただ、昨日の海外市場で米長期金利が低下し、金利のつかない資産である金の魅力が増すとの見方もあり、今日の金先物は下げても下落幅は限定的となりそうだ。 <FA> 2021/09/02 07:45 注目トピックス 市況・概況 1日の米国市場ダイジェスト:NYダウ48ドル安、民間雇用の冴えない伸びが重し ■NY株式:NYダウ48ドル安、民間雇用の冴えない伸びが重し米国株式市場はまちまち。ダウ平均は48.20ドル安の35312.53ドル、ナスダックは50.14ポイント高の15309.38で取引を終了した。ADP雇用統計の8月分が予想を大幅に下回る伸びにとどまったことに失望し寄り付き後、下落。8月ISM製造業景況指数が予想外に上昇したため回復ペース鈍化への警戒感が後退し売りが一段落したものの、9月相場入りで利益確定売りも根強くダウは終日軟調に推移。一方、ハイテク株は引き続き強く、ナスダック総合指数は連日で史上最高値を更新して引けた。セクター別では、不動産、公益事業が上昇した一方、エネルギーや銀行が下落。食品会社のキャンベルスープ(CPB)は四半期決算の内容が予想を上回ったほか、一部商品の値上げを発表したため収益回復期待が広がったほか、自社株買いプログラムが好感され買われた。携帯端末のアップル(AAPL)はアップルウォッチに新たなヘルスケア機能を搭載することに取り組んでいるとの報道で上昇。配車サービスのウーバーテクノロジー(UBER)はアナリストの投資判断引き上げが好感され上昇した。一方、銀行のウェルズファーゴ(WFC)は規制当局が不正営業問題の被害補償の取り組みの進展が不十分とし、追加処分を科す可能性を警告したことが嫌気され売られた。医薬品メーカーのアッヴィ(ABBV)はファイザー(PFE)と共同開発した間接炎薬を巡り食品医薬品局(FDA)が死亡にも至る深刻な副作用のリスクを警告したため下落。オンラインのペット用品販売のチューイー(CHWY)は取引き終了後に決算を発表。内容が予想を下回り、失望感から時間外取引で売られている。Horiko Capital Management LLC■NY為替:予想を下回る8月ADP雇用統計でドル売り優勢1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円39銭から109円88銭まで下落し、110円04銭で引けた。この日発表された8月米ADP雇用統計の伸びが予想を大幅に下回ったため、早期の金融緩和縮小観測は後退し、ドル売りに拍車がかかった。ただ、その後発表された米8月ISM製造業景況指数は予想外に上昇し、ドルの買い戻しが観測された。ユーロ・ドルは1.1814ドルから1.1857ドルまで上昇して1.1840ドルで引けた。ドイツ連銀のバイトマン総裁やスロベニア中銀のバスレ総裁がインフレの上方リスクに言及したため、ユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は130円13銭まで弱含んだのち、130円45銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3758ドルから1.3798ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9178フランから0.9139フランまで下落した。■NY原油:下げ渋りで68.59ドル、需要増大の思惑はやや後退NY原油先物10月限は下げ渋り(NYMEX原油10月限終値:68.59 ↑0.09)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+0.09ドルの68.59ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは67.12ドル-69.24ドル。アジア市場の終盤に69.24ドルまで買われたが、ニューヨーク市場の序盤にかけて67.12ドルまで下落した。将来的な需要増大の思惑はやや後退しており、ポジション調整的な売りが観測された。ただ、通常取引終了後の時間外取引で68.69ドルまで戻しており、押し目買い興味は残されているようだ。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  41.19ドル   -0.56ドル(-1.34%)モルガン・スタンレー(MS) 104.31ドル  -0.12ドル(-0.11%)ゴールドマン・サックス(GS)413.66ドル  +0.15ドル(+0.04%)インテル(INTC)        53.67ドル   -0.39ドル(-0.72%)アップル(AAPL)        152.51ドル  +0.68ドル(+0.45%)アルファベット(GOOG)    2916.84ドル +7.60ドル(+0.26%)フェイスブック(FB)     382.05ドル  +2.67ドル(+0.70%)キャタピラー(CAT)      207.96ドル  -2.91ドル(-1.38%)アルコア(AA)         45.60ドル   +1.23ドル(+2.77%)ウォルマート(WMT)      147.78ドル  -0.32ドル(-0.22%) <ST> 2021/09/02 07:43

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