新着ニュース一覧
みんかぶニュース 市況・概況
◎4日前場の主要ヘッドライン
・農業総研は上値指向、カラ売り買い戻しの思惑で5日線足場に切り返しへ
・delyはS高で新高値、4~6月期の購買事業の成長を評価
・コカBJHは逆行高、自社株買いと新中計を評価
・大塚商会が急騰、企業のIT投資需要底堅く25年12月期業績予想を上方修正
・日経レバ急落、リスクオフ一色で下げ加速も直近信用倍率は1倍割れ
・三菱UFJが急反落、米雇用統計後の内外金利低下で銀行株に売り圧力
・わかもと大幅高、マキュエイド眼注用40ミリグラムが中国で承認取得
・任天堂が底堅い、4~6月期最終利益19%増で「スイッチ2」販売600万台超える
・ヤマハは大幅安、米関税影響を織り込み今期下方修正
・コラボスはカイ気配でもみ合い上放れ、4~9月期業績予想増額を材料視
・日本アビオはカイ気配スタートで逆行高、4~6月期営業8割増益で自己株TOBも発表
・東エレク、ディスコなど半導体製造装置関連が売られる、米半導体株安と円高で下値模索続く
※ヘッドラインは記事配信時点のものです
出所:MINKABU PRESS
2025/08/04 11:30
みんかぶニュース 個別・材料
ジェリビンズが3連騰、資金調達策と新規事業の開始を発表
ジェリービーンズグループ<3070.T>は3連騰。前週末1日の取引終了後、第三者割当増資や新株予約権の発行による資金調達策を公表した。あわせて新たな事業として再生重油を燃料とする自家発電設備の販売事業を始めることや、韓国と台湾において芸能関連事業などを展開する子会社の設立を発表し、手掛かり視されたようだ。支配株主の須田忠雄氏らを割当予定先とする新株発行と新株予約権の発行・行使により、手取り概算で約101億円を調達。運転資金やM&Aに充てる。希薄化率は議決権ベースで最大270.68%。
出所:MINKABU PRESS
2025/08/04 11:29
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」1位にTOWA
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の4日午前11時現在で、TOWA<6315.T>が「買い予想数上昇」で1位となっている。
この日の東京株式市場でTOWAは底堅い。同社は半導体製造関連装置の大手で、樹脂封止装置を主力とする。26年3月期は売上高、営業利益とも前年比プラスを見込んでいる。今月7日に第1四半期決算の発表を予定しており、業績期待が高まっているもよう。きょうの全体下げ相場のなかで比較的しっかりした値動きをみせていることも買い予想数の増加に寄与しているようだ。
出所:MINKABU PRESS
2025/08/04 11:27
注目トピックス 日本株
山崎パン---大幅反発、上半期2ケタ増益で通期予想を上方修正
*11:26JST 山崎パン---大幅反発、上半期2ケタ増益で通期予想を上方修正
山崎パン<2212>は大幅反発。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は347億円で前年同期比11.8%増となり、通期予想は従来の550億円から575億円、前期比10.8%増に上方修正している。単体パン事業の販売好調、CVSベンダーなど子会社の上振れが好業績の主因となっているもよう。第1四半期営業利益は前年同期比1.8%増にとどまっていたことで、上方修正にはポジティブなインパクトが強まる形のようだ。
<ST>
2025/08/04 11:26
みんかぶニュース 個別・材料
Kudanは切り返す、参画する建設RXコンソーシアムの提案がNEDOの公募事業に採択
Kudan<4425.T>は朝安スタートも切り返しプラスに転じている。午前10時ごろ、同社が参画する建設RXコンソーシアムの共同提案がNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の公募事業「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ロボティクス分野におけるソフトウェア開発基盤構築」に採択されたと発表しており、これを好感した買いが株価を押し上げている。
採択されたテーマ「建設市場のロボティクス分野におけるソフトウェア開発基盤の研究開発」では、従来の限定的な環境下における自律走行技術の枠を超え、実際の建設現場のような予測困難で変化の激しい環境にも柔軟に適応可能な「汎用型自律走行技術」の確立を目指すという。また、これにより、建設業界のほか物流や製造、インフラ点検及び農業など多様な産業分野への波及的な応用展開も期待しているという。
出所:MINKABU PRESS
2025/08/04 11:25
注目トピックス 日本株
DMG森精機---切り返して大幅反発、今後の業績回復への期待感が先行
*11:23JST DMG森精機---切り返して大幅反発、今後の業績回復への期待感が先行
DMG森精機<6141>は切り返して大幅反発。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は65.1億円で前年同期比72.0%減となっている。受注高は1279億円で同1.5%減、データセンター向けや航空・防衛分野が好調なもようだ。通期営業利益予想は380億円、前期比13.1%減を据え置き。進捗率は17%と低水準であるものの、会社側では、第4四半期に向けて期中受注や売上案件が貢献するため、達成確度はかなり高いとしているようだ。
<ST>
2025/08/04 11:23
みんかぶニュース 個別・材料
イーガーディが大幅反落、投資拡大で収益性悪化し4~6月期営業利益は32%減
イー・ガーディアン<6050.T>が大幅反落している。前週末1日の取引終了後に発表した第3四半期累計(24年10月~25年6月)連結決算が、売上高86億900万円(前年同期比1.5%増)、営業利益12億600万円(同6.1%減)、純利益7億8100万円(同2.5%減)と営業減益となり、4~6月期でも営業利益が同31.8%減と落ち込んだことが嫌気されている。
EC・フリマサイト向けのカスタマーサポートやフィンテック関連の本人確認業務が拡大。また、サイバーセキュリティー事業でクラウド型WAFやコンサルティングサービスが伸長し売上高は増収となったが、採用力向上を目的とした熊本センターの移転や大口案件拡大に向けた人員の先行採用、セキュリティーエンジニアの採用拡大などの投資などで収益性が悪化した。
なお、25年9月期通期業績予想は、売上高123億6500万円(前期比8.5%増)、営業利益18億1900万円(同6.7%増)、純利益12億2000万円(同15.4%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2025/08/04 11:20
注目トピックス 日本株
コカBJH---大幅反発、大規模な還元強化を好材料視
*11:20JST コカBJH---大幅反発、大規模な還元強化を好材料視
コカBJH<2579>は大幅反発。先週末に上半期の決算を発表、881億円の減損損失を計上したことで、営業損益は922億円の赤字となっている。通期予想も従来の180億円の黒字予想から671億円の赤字に下方修正。一方、事業利益は200億円から230億円、前期比90.9%増に引き上げ。また、2030年までの新中計を発表、最終年度に配当金140-150円を計画するほか、期間中累計の自己株式取得1500億円を目指すなどとしている。
<ST>
2025/08/04 11:20
注目トピックス 日本株
大塚商会---大幅続伸、通期予想はコンセンサス上回る水準に上方修正
*11:20JST 大塚商会---大幅続伸、通期予想はコンセンサス上回る水準に上方修正
大塚商会<4768>は大幅続伸。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は492億円で前年同期比26.6%増となり、通期予想は従来の823億円から862億円、前期比15.9%増に上方修正している。コンセンサスの850億円程度も上回る水準になっている。4-6月期のPC販売台数は前四半期比で減少しているものの、その他製品やサービスの拡大によって、営業利益は前四半期比でも大幅に拡大。PC更新需要剥落の影響が懸念されていたが、過度な警戒感後退に向かう形。
<ST>
2025/08/04 11:20
注目トピックス 日本株
黒崎播磨---ストップ高買い気配、日本製鉄が4200円でTOBを実施と発表
*11:17JST 黒崎播磨---ストップ高買い気配、日本製鉄が4200円でTOBを実施と発表
黒崎播磨<5352>はストップ高買い気配。日本製鉄が完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表している。TOB価格は4200円で、先週末終値比で21.7%のプレミアムとなる。TOB価格サヤ寄せを目指す動きが先行している。国内外の競争法及び国外の投資規制法令等に基づく必要な手続及び対応が完了することなどをTOBの前提条件としており、その対応には一定期間を要することも見込まれるため、26年2月上旬をめどにTOBの開始を目指しているようだ。
<ST>
2025/08/04 11:17
みんかぶニュース 市況・概況
◎午前11時現在の値上がり値下がり銘柄数
午前11時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は279、値下がり銘柄数は1296、変わらずは44銘柄だった。業種別では33業種中3業種が上昇。値上がりは空運、その他製品、不動産。値下がりで目立つのは銀行、保険、証券・商品、鉱業、サービス、石油・石炭など。
出所:MINKABU PRESS
2025/08/04 11:12
みんかぶニュース 市況・概況
債券:先物、前場終値は前営業日比59銭高の138円67銭
債券市場で、先物9月限の前場終値は前営業日比59銭高の138円67銭だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/08/04 11:11
注目トピックス 日本株
ナガイレーベ Research Memo(9):2025年8月期は年間配当100円。総還元性向は182.6%の見込み
*11:09JST ナガイレーベ Research Memo(9):2025年8月期は年間配当100円。総還元性向は182.6%の見込み
■株主還元策ナガイレーベン<7447>の2024年8月期末の自己資本比率は91.4%と高く、財務状況は安定している。同社の業態から考えると利益が急速に悪化する可能性は低く、安定した収益が続くと予想される。このため社外への配分(株主還元)が少ないと毎年留保された利益が自己資本に積み上がり、自己資本当期純利益率(ROE)の低下、すなわち資本効率の低下を招く。しかしながら同社では、利益成長に見合う増配に加えて、資本効率の向上と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を目的とする自己株式の取得を含めた総合的な株主還元を積極的に行っており、これによって高いROE(2024年8月期6.6%)を維持している。同社は単体ベースでの配当性向50%以上を公約していることから、2017年8月期には年間配当をそれまでの50.0円から60.0円に増配し、2018年8月期から2024年8月期まで年間60.0円の配当を実施した。当初2025年8月期も年間60.0円の配当を予定していたが、2025年が同社創業110周年であることから、記念配当を含めて年間配当を100.0円に増配することを発表した。自己株式の取得については、2022年8月期には612,700株(1,231百万円)の自己株式取得及び2,500,000株の自己株式消却を行った。さらに2023年8月期に164,600株(373百万円)、2024年8月期に622,000株(1,449百万円)、2025年8月期第3四半期までに1,025,200株(2,177百万円)の自己株式取得を行った。この結果、2025年8月期第3四半期末の自己株式数は5,256,225株(残高8,108百万円)となった。この結果、2025年8月期の総還元性向は182.6%となる見込みである。また過去10年間(2015年8月期から2024年8月期)の配当金と自己株式取得を合わせた総還元性向(加重平均※)は77.9%であり、強固な財務体質に加え、このような積極的な株主還元の姿勢は高く評価できる。※ 加重平均総還元性向=(配当金額の総和+自己株式取得金額の総和)÷(当期純利益の総和)(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<HN>
2025/08/04 11:09
みんかぶニュース 個別・材料
山パンが大幅反発、価格改定寄与し25年12月期業績予想を上方修正
山崎製パン<2212.T>が大幅反発している。前週末1日の取引終了後、25年12月期の連結業績予想について、売上高を1兆2750億円から1兆2930億円(前期比3.9%増)へ、営業利益を550億円から575億円(同10.8%増)へ、純利益を370億円から380億円(同5.5%増)へ上方修正したことが好感されている。1月1日出荷分から実施した一部の食パン、菓子パン、和洋菓子製品の価格改定効果などで足もとの単体業績が好調に推移しており、これを反映させた。
同時に発表した6月中間期決算は、売上高6506億3300万円(前年同期比5.3%増)、営業利益346億9000万円(同11.8%増)、純利益229億8300万円(同6.6%増)だった。主力の「ロイヤルブレッド」をはじめ食パンが伸長したほか、「まるごとソーセージ」や「アップルパイ」などの主力菓子パンも堅調。流通事業の採算改善も寄与した。
出所:MINKABU PRESS
2025/08/04 11:08
注目トピックス 日本株
ナガイレーベ Research Memo(8):中期経営計画に変更なく2027年8月期に営業利益48億円を目指す
*11:08JST ナガイレーベ Research Memo(8):中期経営計画に変更なく2027年8月期に営業利益48億円を目指す
■中長期の成長戦略1. 中期経営計画ナガイレーベン<7447>は中期経営計画について、足元の状況が為替を含めて変動しやすいことから、直近の業績を踏まえて毎期計画を見直し(ロールオーバー)ている。現在の中期経営計画の目標値としては2027年8月期に売上高188億円、営業利益48億円を掲げている※。初年度の第3四半期が終了したばかりなので、現時点でこの計画に変更はない。※ 為替レート140円/米ドル(一定)を前提とする。以前の計画は125円/米ドル。2. 今後の事業戦略同社を取り巻く事業環境は、足元では為替の変動、国内物価の高騰などの影響を受けているものの、中長期的には追い風と言える。同社の決算説明会資料によれば、看護職員需要数は2022年度の166万人が2025年度には最大で202万人まで増加すると予測し、介護職員需要数も2022年度の189万人が2025年度には245万人まで増加すると予測されている。このような事業環境下で同社は、(1) 売上拡大に向けた市場戦略、(2) 収益力安定のための商品戦略、(3) 利益率改善のための生産戦略、の3つの戦略によって中期的な成長を推進する計画だ。(1) 売上拡大に向けた市場戦略コア市場を深耕することに加え、周辺市場でのシェア拡大を図る。海外市場については、供給・販売基地として主に韓国・台湾に販売支店を開設し、市場開拓を進める。これらの戦略を実行することで、2027年8月期の市場別売上高構成比をコア市場68%(2021年8月期は75%、2024年8月期は71%、以下同順)、周辺市場29%(24%、28%)、海外市場3%(1%、1%)とする計画である。特に周辺市場では、コンペルパックや患者ウェアのシェアアップを図り、売上高5,500百万円、売上高構成比率29.0%を目指す。(2) 収益力安定のための商品戦略ハイエンド商品及び高付加価値商品の拡販を進めると同時に、付加価値商品及び量販品の底上げを図り、収益力の安定化を進める。これにより2027年8月期の商品別売上高構成比をハイエンド商品9%(2021年8月期は7%、2024年8月期は8%、以下同順)、高付加価値商品62%(53%、60%)、付加価値商品27%(34%、28%)、量販品2%(4%、4%)とする計画だ。(3) 利益率改善のための生産戦略生産を海外シフト化することで為替リスクを抑えつつ海外生産比率を高め、利益率の改善を図る。さらに、海外工場を活用した低価格戦略商品の開発も進める。国内については、QR・多品種小ロット生産への対応力を強化することで、高い利益率を維持する方針だ。これらの戦略を実行することで、2027年8月期の生産構成比を海外生産64%(2021年8月期は51%、2024年8月期は54%、以下同順)、国内生産36%(48%、45%)、仕入商品0%(1%、1%)とする計画である。海外生産では、素材の現地調達を進めコア市場の低価格戦略商品を推進することで、海外生産高6,900百万円、海外生産の仕入比率64%を目指す。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<HN>
2025/08/04 11:08
注目トピックス 日本株
ナガイレーベ Research Memo(7):2025年8月期は、期初予想と変わらず前期比1.9%の営業増益見込み
*11:07JST ナガイレーベ Research Memo(7):2025年8月期は、期初予想と変わらず前期比1.9%の営業増益見込み
■ナガイレーベン<7447>の今後の見通し1. 2025年8月期の業績見通し2025年8月期の連結業績は、売上高が前期比6.6%増の17,500百万円、営業利益が同1.9%増の4,082百万円、経常利益が同2.5%増の4,175百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.2%増の2,883百万円を見込んでおり、中間期時点の予想と変わっていない。同社は市場環境について、2023年8月期からのインフレ影響が長期化しているため医療機関の経営環境改善に寄与する好材料は見つからず、厳しい状況が続くと見ている。しかしながらコア市場においては、前期からずれ込んだ更新案件と大口案件の見通しが立っていること、前期に更新が厳しかった低価格市場に対して海外一貫生産の戦略商品を投入することなどにより前期比5.7%の増収を見込んでいる。また、周辺市場では、注力している患者ウェア新商品の拡販や既存品の補充需要が期待できることに加え、手術ウェアのコンペルパックとリース化推進により同8.7%増収、海外市場でも日本式のビジネスモデルを展開することで同13.8%の増収を見込む。売上総利益率は、41.0%(前期は42.8%)に低下する見込みだが、増収により売上総利益は同2.0%増の7,169百万円を見込んでいる。売上総利益の増減要因は、増収により466百万円増、利益率低下により326百万円減となっている。売上総利益率低下の要因は、円安為替の影響で121百万円減(前期146.0円/米ドルに対して、151.5円/米ドル)、海外生産比率の上昇(同54.0%に対して、55.0%)による効果で90百万円増、加工賃の上昇による影響で100百万円減、原材料費の上昇で250百万円減、海外物流費の上昇で30百万円減となっている。一方で、2023年2月から進めている製品の価格改定効果もあり、これにより60百万円の増益が加わる見込みだ。販管費は前期比2.1%増の3,086百万円を計画しているが、主に人件費で67百万円増、減価償却費12百万円増などによる。設備投資額は426百万円(建物関連135百万円、IT設備238百万円、物流設備31百万円、生産設備19百万円等)、減価償却費は278百万円となる予定だ。2. アイテム別、市場別売上高予想市場別については、コア市場で厳しい環境が続くと予想されるものの、前期からのずれ込み案件に加えて大口案件の納入が確定していることから、売上高は前期比5.7%増の12,300百万円を見込んでいる。アイテム別ではヘルスケアウェアが同6.7%増の9,410百万円、ドクターウェアが同4.9%増の2,470百万円、ユーティリティウェア・他が同10.7%減の420百万円を計画している。周辺市場の売上高は同8.7%増の4,900百万円を見込んでいる。患者ウェアは、上半期は順調に推移したが、下半期も高付加価値商品群に投入した新商品が寄与し、売上高は同9.5%増の3,250百万円を見込む。手術ウェアでは、コンペルパックの売上向上の継続及び手術ウェアのリース化推進により、同7.1%増の1,650百万円を計画している。海外市場の売上高は、洗濯アウトソーシングの普及とEC直販によるビジネスモデルの確立で、同13.8%増の300百万円を見込んでいる。3. 商品別売上高予想商品別売上高では、ハイエンド商品は引き続き新ブランド「MACKINTOSH PHILOSOPHY」の年間展開により市場浸透を図り、同10.3%増の1,400百万円を計画している。高付加価値商品では、好調な「EARTH SONG」シリーズなどの高機能商品群を中心に大型更新案件を確実に受注し、同8.7%増の10,700百万円を見込む。付加価値商品では、海外一貫生産を活用した低価格戦略製品を投入することで、ずれ込み案件や予定案件を着実に獲得し、同2.7%増の4,800百万円を計画している。量販品は拡販に注力していないこともあり、同4.3%減の600百万円を見込んでいる。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<HN>
2025/08/04 11:07
注目トピックス 日本株
ナガイレーベ Research Memo(6):財務状況は堅固、自己資本比率91.7%と高水準。手元の現金及び預金は潤沢
*11:06JST ナガイレーベ Research Memo(6):財務状況は堅固、自己資本比率91.7%と高水準。手元の現金及び預金は潤沢
■ナガイレーベン<7447>の業績動向2. 財務状況同社の財務状況は、引き続き良好で安定している。2025年8月期第3四半期末の資産合計は前期末比2,268百万円減少の44,459百万円となった。流動資産は35,983百万円となり同2,302百万円減少したが、現金及び預金の減少3,661百万円、電子記録債権を含む受取手形及び売掛金の増加1,417百万円、棚卸資産の増加37百万円などによる。一方で、固定資産は8,475百万円となり同33百万円増加したが、主に減価償却による有形固定資産の減少115百万円、投資その他の資産の増加99百万円による。負債合計は3,709百万円となり前期末比320百万円減少した。支払手形及び買掛金の減少176百万円、未払法人税等の減少223百万円などによる。純資産合計は40,749百万円となり同1,947百万円減少したが、四半期利益の計上等による利益剰余金の増加177百万円、自己株式の取得による減少2,154百万円などによる。この結果、2025年8月期第3四半期末の自己資本比率は91.7%(前期末は91.4%)となった。自己資本比率及び手元の現金及び預金は高水準であり、財務状況は堅固と言える。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<HN>
2025/08/04 11:06
注目トピックス 日本株
ナガイレーベ Research Memo(5):2025年8月期第3Qは営業減益も、一時的費用発生によるもの
*11:05JST ナガイレーベ Research Memo(5):2025年8月期第3Qは営業減益も、一時的費用発生によるもの
■ナガイレーベン<7447>の業績動向1. 2025年8月期第3四半期の業績概要2025年8月期3四半期の連結業績は、売上高が前年同期比5.7%増の13,366百万円、営業利益が同6.9%減の2,915百万円、経常利益が同5.9%減の2,995百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同5.9%減の2,066百万円となった。売上面は、主力のコア市場を中心に前期からずれ込んでいた案件を取り込んだことや大口案件も予定どおり納入されたことから計画どおりの増収を確保した。利益面では売上総利益率は前年同期比3.6ポイント低下し39.6%となった。原材料費や人件費の増加などは想定の範囲内であったが、海外工場での一部移転に伴い一時的に操業が停止、これにより想定外の物流費が発生したことが原価増となった。この結果、増収ではあったが売上総利益は同3.0%減の5,292百万円となった。一方、販管費は経費抑制に努めたことから前年同期比1.9%増の2,376百万円に留まったが、営業利益は同6.9%減となり若干だが計画値を下回った。ただし、主な要因は海外工場における一時的な費用発生によるものであり、売上高は計画線であったことから、評価できる結果であった。(1) アイテム別、市場別売上高コア市場の売上高は前年同期比5.1%増の9,721百万円となった。高機能商品を中心に前期に発生した期ずれ案件を着実に取り込んだことに加えて、計画されていた大型案件も順調に納入されたことから増収となった。アイテム別では、ヘルスケアウェアが同6.2%増の7,405百万円、ドクターウェアが同4.5%増の1,972百万円、ユーティリティウェア・他が同11.6%減の343百万円となった。周辺市場の売上高は、前年同期比8.3%増の3,504百万円となった。アイテム別では、注力している患者ウェアが入院患者向け、人間ドック向けともに順調に推移して同11.1%増の2,272百万円となった。手術ウェアも新規案件の獲得により同3.5%増の1,231百万円と順調に増加した。海外市場は、前年同期比11.6%減の140百万円となったが、売上規模が小さいことから案件の有無によって前期比の変動が大きくなるため、懸念される内容ではなかった。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<HN>
2025/08/04 11:05
注目トピックス 日本株
ナガイレーベ Research Memo(4):創業110周年に向け「ナガイズム」の下、CSRに取り組む
*11:04JST ナガイレーベ Research Memo(4):創業110周年に向け「ナガイズム」の下、CSRに取り組む
■ナガイレーベン<7447>の事業概要4. CSRの取り組み同社は2025年に創業110周年を迎えたが、これまでに「人の和」「利益の創出」「社会への貢献」の3つを中心とした「ナガイズム」という企業精神を醸成してきた。現在でも、以下のような施策のもとCSRに取り組んでいる。【「いのちの力になりたい」を核にした主な取り組み】(1) 女性活躍:女性主役産業をサポート同社の製品の多くは病院や介護の現場で働く女性向けであり、また同社の生産現場では多くの女性スタッフが縫製作業に関わっている。同社は事業活動を通して多様なライフイベントを持つ女性が活躍できる場を創出し、働く女性への支援につなげている。(2) 顧客への貢献a) 看護師向けの憩いの場「ITONA」ギャラリーの開設2015年の創業100周年を記念して、主要なエンドユーザーである看護師へ感謝の気持ちを表すため、日本で初めて看護師のための心のコミュニケーションスペース「ITONA(いとな)」ギャラリーを開設した。b) 看護師のためのビューティ講座資生堂ジャパン(株)の協力を得て、医療現場の看護師にふさわしいメイクアップ・立ち居振る舞いなどを学べる実践講座を開催している。2022年8月期からはオンライン化し、オンラインビューティ講座やビューティアドバイスムービーを公開している。また、2024年第1四半期には医療機関に入職する新人ナースの研修時に使用できるように、新人ナース向けに再編集したビューティムービーを医療機関に提供した。c) 看護学生白衣のリメイク岡山大学看護学生の実習衣をポシェットなどにリメイクすることで、自身が入職後も医療現場にて使用できるようにしている。また、2024年第1四半期には富士市立看護専門学校の卒業生全員に、各々の実習衣をポシェットにアップサイクルして卒業記念品として学校を通じて贈与した。(3) 地域貢献a) メディカルキッズプロジェクト病院が地域社会との交流を深め、子どもたちが安心して通院・入院できるよう開始したもので、医師や看護師に模した子ども用白衣の病院貸出しや、キャラクター着ぐるみの病院訪問を実施している。b) 歴史白衣の貸出し白衣の変遷とともに、看護師の歴史を伝えることを目的として、歴史的な白衣のアーカイブを構築し、医療機関の催事などへの無料貸し出しを実施している。c) 生産拠点を通じた地域貢献国内では秋田県、海外では中国・インドネシア・ベトナムなどの地域で生産を行うことで雇用を創出、地域経済に貢献している。(4) 最近の取り組みa) 発展途上国への医療支援NPO法人を通し、カンボジアの医療従事者を感染リスクから守るため、手術ガウンや手術資材、アイソレーションガウンを寄付した。b) 探求学習の企業訪問受け入れ看護について探求学習を希望する高校生の企業訪問受け入れプログラムを実施。学生の自己キャリア形成を考える場として文部科学省が推進している。【社会的責任への取り組み】(5) 環境a) 事業を通じた環境負荷低減同社製品の多くは枯渇性資源に由来する素材を使用している。繰り返し長く使用できる商品として企画・製造・販売することは、限りある資源の有効活用や環境負荷の低減につながると同社では考えている。具体的には、以下のような施策を実行している。・2005年にISO14001の認証を取得し、原材料の裁断くずを再利用したルーフ材加工などの取り組みを実施・リユーザブル感染対策商品の開発・病院の手術現場向けにリユース商品「コンペルパック」を開発・販売。使い捨て材料が多く使われる手術現場に、繰り返し洗濯・滅菌して使用できるウェアを提供することで、医療廃棄物の削減を実現・営業車にハイブリッド車を導入・本社社屋/西物流センターに太陽光発電パネルを設置b) 気候変動問題対応TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)に準じた気候変動開示として、気候変動問題に対する緩和と適応の取り組み、機会とリスクの洗い出しなど、シナリオ分析に向けた策定プロセスの実施を予定している。(6) 社会貢献以下のような施策を実行している。・日本看護協会に災害支援ナース用ユニフォームを提供・感染対策商品を医療機関などに寄付・医療従事者への応援メッセージ・ナースのための詩集を定期発行し、病院や看護師に無料で贈呈・障がい者雇用支援:障がい者の積極的な雇用・促進に貢献した優良事業所として子会社のナガイ白衣工業(株)が厚生労働大臣表彰を受賞・代表取締役社長の澤登一郎(さわのぼりいちろう)氏が秋田県美郷町産業大使に就任・災害時支援:SARSやインドネシア大地震、阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、コロナ禍などの災害発生時に、日本看護協会や日本赤十字社を通じた寄付や白衣・マスクの提供、車椅子の寄贈などを実施・国連の食糧支援機関「国連WFP」への支援・「南三陸 復興桜植樹」を支援:東日本大震災の被災地である宮城県南三陸町の有志らと協力し、津波到達地点にある「海の見える命の森」に桜を植える活動をサポート・「未来の授業」に掲載:SDGs(Sustainable Development Goals)の授業に使用される教材として全国の小中学校に配布される「未来の授業」に、同社の取り組みが紹介・りそな銀行開催の子ども向け教育プログラムに参加、白衣に関するセミナーで医療従事者に対する興味や理解を深める活動を実施。・「パラアート活動」をサポート(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<HN>
2025/08/04 11:04
注目トピックス 日本株
ナガイレーベ Research Memo(3):高付加価値商品の拡販で収益力改善を目指す
*11:03JST ナガイレーベ Research Memo(3):高付加価値商品の拡販で収益力改善を目指す
■ナガイレーベン<7447>の事業概要1. 売上構成同社の製品は、医療白衣及びその関連製品である。単一製品であることから、セグメント別数値は開示されていないが、2024年8月期のアイテム別売上高構成比は、ヘルスケアウェア53.7%、ドクターウェア14.3%、ユーティリティウェア・他2.9%、患者ウェア18.1%、手術ウェア9.4%、海外市場1.6%である。「ヘルスケアウェア」とは主に看護師向け製品のことで、「ユーティリティウェア・他」にはユーティリティウェア(白衣などの上に着るエプロンやカーディガンなど)やシューズ、さらに「感染対策商品」などが含まれる。各アイテムの利益率は大きくは変わらないが、仕入商品の割合が高い「ユーティリティウェア・他」の利益率は相対的に低い。また、2022年8月期より「市場別」区分を取り入れている。国内市場のうち、同社のシェアが比較的高い市場として「コア市場」(「ヘルスケアウェア」「ドクターウェア」「ユーティリティウェア・他」)、今後の成長余地が高い市場として「周辺市場」(「患者ウェア」「手術ウェア」)、そして「海外市場」の3つに区分している。2024年8月期の市場別売上高構成比は、コア市場が70.9%、周辺市場が27.5%、海外市場が1.6%である。2024年8月期の商品(機能)別売上高構成比は、ハイエンド商品7.7%、高付加価値商品60.0%、付加価値商品28.5%、量販品3.8%となっている。ナースウェアの価格帯分類は、5,000円以下の量販品、5,000~7,500円の付加価値商品、7,500~10,000円の高付加価値商品、10,000円以上のハイエンド商品となっている。高価格なほど利益率は高い傾向にあり、ハイエンド商品、高付加価値商品の拡販に注力する方針だ。2. 販売ルートと生産状況同社のエンドユーザーは看護師や医師などで、製品の購入者は主に病院などの医療施設や介護施設である。ただ直接販売は行っておらず、医療施設などと取り引きしている業者を経由した販売を行っている。これにより販売経費を抑えているが、大病院などへは常に同社の営業社員がコンタクトを取り、顧客ニーズをくみ取っている。以前は病院内で自ら医療白衣の洗濯を行うケースが多かったが、近年は洗濯のアウトソーシングの普及に伴いリースに切り替わってきている。リース期間は通常4年で、4年ごとにリースの切り替え需要が発生することが、同社の業績を安定的に支えている。ただしリース更新のサイクルは必ずしも前回と同じ時期に発生するとは限らず、多少前後する(ずれ込む)場合もあるため、四半期ごとの売上高に、ぶれが生じる場合もある。2024年8月期(同社単独)は製品の99.4%が自社及び協力工場(国内生産45.4%、海外生産54.0%)で生産され、仕入商品は0.6%となっている。海外生産はインドネシア・ベトナム・中国で行われているが、自社工場を持たずに現地のパートナー企業の工場で生産しており、投資リスク軽減とコスト削減を両立している。3. 特色と強み同社の強みの1つは、企画から原材料の調達・製造・販売まで一貫して行う体制が整っていることである。製品企画の面では、ユーザーのニーズを的確につかみ、製品に反映させている。具体的には、働きやすい(動きやすい)、静電気が発生しにくい、制菌(細菌の増殖を抑える)などの機能面に加え、デザイン性にも優れた製品を提供している。製造面においては、素材を共同開発する東レ<3402>をはじめとする大手合繊メーカーや繊維商社などと直接やり取りすることで、最適な素材を確保して安価に製造し、適正マージンを乗せて販売することを可能にしている。また、多くの提携工場を持つことに加えて、資金力が豊富であることから常に数千種類に及ぶ製品アイテムの在庫を揃え、オーダーメイドにも対応している。さらに幅広いユーザーニーズに対して、希望する製品を指定された期日に即納する迅速な生産・販売体制(Quick Response体制。以下、QR)を整えている。販売面では、全国に1,000社近くの代理店網を有しており、販売力は強固であるが、同社自身は販売経費を可能な限り抑えている。この結果、医療白衣のコア市場では国内シェアは60%超となっており、医療白衣のリーディングカンパニーとして確固たる地位を維持している。また、2024年8月期の売上総利益率は42.8%と高水準となっている。高い市場シェアと高い利益率を維持できているのは、多くの顧客が同社の製品・サービスに満足しているということであり、これこそが最大の強みと言える。医療白衣というニッチ市場に経営資源を集約することで、企画から生産・販売まで一貫した効率的な経営が可能となっている。またニッチ市場ではあるが、患者ウェアや手術ウェアなどの相対的に同社のシェアが低い周辺市場はまだ開拓の余地がある。同社は、「当分はこの医療白衣で事業を伸ばすことは可能であり、今後も積極的に周辺市場の開拓を行う」としている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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2025/08/04 11:03
注目トピックス 日本株
ナガイレーベ Research Memo(2):医療白衣のトップメーカーで高い利益率と強固な財務体質を誇る
*11:02JST ナガイレーベ Research Memo(2):医療白衣のトップメーカーで高い利益率と強固な財務体質を誇る
■会社概要ナガイレーベン<7447>は看護師、医師、患者向けなどの医療白衣の専業メーカーである。1915年に「永井商店」として創業した。その後は全国へと業容を拡大し、現在では看護師向けを中心とした医療白衣のコア市場※において国内シェア60%超、年間600万着を供給する医療白衣のトップメーカーとなっている。なお、2022年4月の東京証券取引所市場区分再編に伴い、プライム市場へ移行した。※ 国内市場のうち同社のシェアが比較的高い市場のこと。「ヘルスケアウェア」「ドクターウェア」「ユーティリティウェア・他」が該当する。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<HN>
2025/08/04 11:02
みんかぶニュース 市況・概況
11時の日経平均は785円安の4万14円、ファストリが149.92円押し下げ
4日11時現在の日経平均株価は前週末比785.34円(-1.92%)安の4万14.26円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は279、値下がりは1296、変わらずは44と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。
日経平均マイナス寄与度は149.92円の押し下げでファストリ <9983>がトップ。以下、アドテスト <6857>が58.62円、TDK <6762>が52.67円、リクルート <6098>が52.07円、KDDI <9433>が45.18円と続いている。
プラス寄与度トップは任天堂 <7974>で、日経平均を8.44円押し上げている。次いでHOYA <7741>が6.75円、ソシオネクス <6526>が4.15円、良品計画 <7453>が4.02円、スクリン <7735>が1.96円と続く。
業種別では33業種中30業種が下落し、上昇は空運、その他製品、不動産の3業種にとどまっている。値下がり1位は銀行で、以下、保険、証券・商品、鉱業、サービス、石油・石炭と並ぶ。
※11時0分14秒時点
株探ニュース
2025/08/04 11:01
注目トピックス 日本株
ナガイレーベ Research Memo(1):2025年8月期は新製品の拡販等で営業利益は前期比1.9%増と回復予想
*11:01JST ナガイレーベ Research Memo(1):2025年8月期は新製品の拡販等で営業利益は前期比1.9%増と回復予想
■要約1. 2025年8月期第3四半期の業績概要ナガイレーベン<7447>の2025年8月期第3四半期の連結業績は、売上高が前年同期比5.7%増の13,366百万円、営業利益が同6.9%減の2,915百万円、経常利益が同5.9%減の2,995百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同5.9%減の2,066百万円となった。売上高は計画どおりの着地となったが、売上総利益率は39.6%(前年同期は43.2%)へ低下した。これは主に海外工場での一部移転に伴い想定外の一時的費用が発生したことによる。販管費の伸びを同1.9%増に抑えたものの営業利益は同6.9%減となり、若干だが計画を下回った。営業利益が計画を下回ったのは一時的費用によるものであり、全体的にはほぼ計画どおりの結果だったと言える。2. 2025年8月期の業績見通し2025年8月期の連結業績は、売上高が前期比6.6%増の17,500百万円、営業利益が同1.9%増の4,082百万円、経常利益が同2.5%増の4,175百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.2%増の2,883百万円を見込んでおり、中間期時点の予想と変わっていない。依然として市場全体では厳しい環境が続くと予想されるが、コア市場では期ずれ案件を確実に取り込むことに加え、低価格市場へ戦略製品を投入して増収を見込む。注力している周辺市場では、患者ウェアの新商品の拡販に加え、手術ウェアのリース化推進などにより増収を図る。利益面では為替の影響、加工賃や原材料の上昇などが続く可能性があり、売上総利益率は41.0%(前期は42.8%)と通期でも低下すると見ているが、生産の効率化やさらなる収益性の改善を進めるほか、製品価格の改定効果により、営業利益は同1.9%増を見込んでいる。3. 中期経営計画と株主還元同社は、2024年8月期の実績を踏まえ、それまでの計画をロールオーバーした中期経営計画を推進しており、その計画に変わりはない。目標として、2027年8月期に売上高188億円、営業利益48億円を掲げ、引き続き「市場戦略」「商品戦略」「生産戦略」を推進し目標を達成する計画だ。株主還元の姿勢は変わらず、2025年8月期は同社創業110周年であることから、年間配当を100.0円(普通配当60.0円+記念配当40.0円)へ増配することを発表した。さらに資本効率の向上と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を目的として、自己株式の取得にも前向きである。既に2025年8月期第3四半期末の自己株式数は5,256,225株(残高8,108百万円)となっており、配当金と自己株式取得を合わせた2025年8月期の総還元性向は182.6%となる見込みだ。強固な財務体質に加え、このような積極的な株主還元の姿勢を弊社では高く評価している。■Key Points・2025年8月期第3四半期はコスト増で前年同期比6.9%の営業減益だがほぼ計画どおりで着地・2025年8月期は期ずれ案件の取り込みや新製品の拡販で営業利益は前期比1.9%増と回復予想・中期経営計画では2027年8月期に営業利益48億円を目指す。株主還元にも積極的で2025年8月期の総還元性向は182.6%の見込み(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<HN>
2025/08/04 11:01
新興市場スナップショット
dely---ストップ高、堅調な26年3月期第1四半期の業績を発表
*10:58JST <299A> dely 2285 カ -
ストップ高、年初来高値更新。26年3月期第1四半期の業績を発表、好材料視されている。売上高は38.08億円、経常利益は7.45億円と堅調だった。クラシルリワード関連APPのユーザー数が前四半期対比20万増加し、240万を超したことに加え、パートナー小売企業や食品・飲料メーカーのクライアント企業の開拓により案件受注が増加したことでARPUが上昇し、購買事業の売上高を大きく成長した。購買事業の成長により、全体の売上高に占める購買事業の売上高構成比は33.5%まで上昇している。
<ST>
2025/08/04 10:58
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は147円91銭まで反発
*10:58JST 東京為替:ドル・円は147円91銭まで反発
4日午前の東京市場で米ドル・円は147円06銭から147円91銭まで反発。ユーロ・ドルは伸び悩み、1.1596ドルから1.1555ドルまで反落。ユーロ・円は弱含み、170円47銭から171円06銭まで反発。
<FA>
2025/08/04 10:58
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」2位にセキド
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の4日午前10時現在で、セキド<9878.T>が「売り予想数上昇」で2位となっている。
4日の東京市場で、セキドはストップ安ウリ気配。1日取引終了後に発表した26年3月期第1四半期(3月21日~6月20日)の単独決算がネガティブ視されているようだ。
同社は25年3月期第4四半期から単独決算に移行したため、前年同期との比較はできないが、売上高は13億6700万円、営業損益は1億2000万円の赤字となった。ファッション事業で商品価格高騰による個人消費への影響がみられたことなどが響いた。なお、通期業績予想については従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2025/08/04 10:57
みんかぶニュース 個別・材料
ダイトロンが3連騰、6月中間期最終利益36%増で計画上振れ着地
ダイトロン<7609.T>が3連騰。同社は前週末1日の取引終了後、25年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比9.1%増の488億5200万円、最終利益は同35.6%増の25億5500万円となった。大幅な増益でかつ会社計画に対して上振れして着地し、ポジティブ視されたようだ。海外事業の売り上げが前倒しで計上され、中間期の業績の押し上げに寄与した。国内ではアナログICや電源機器などの販売が減少した一方、半導体製造装置向けのコネクターや車載向け画像関連機器・部品のレンズ、データセンター用のUPSシステムなどが堅調に推移した。
出所:MINKABU PRESS
2025/08/04 10:51
みんかぶニュース 市況・概況
4日中国・上海総合指数=寄り付き3547.1629(-12.7889)
4日の中国・上海総合指数は前営業日比12.7889ポイント安の3547.1629で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2025/08/04 10:51
みんかぶニュース 個別・材料
カシオが大幅反落、米国関税影響を織り込み26年3月期営業利益予想を下方修正
カシオ計算機<6952.T>が大幅反落している。前週末1日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高は2700億円(前期比3.1%増)の従来見通しを据え置きつつ、営業利益を240億円から210億円(同47.5%増)へ、純利益を165億円から150億円(同86.0%増)へ下方修正したことが嫌気されている。時計事業を中心に米国の関税政策の影響を織り込んだことが要因としている。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高621億9100万円(前年同期比4.6%減)、営業利益37億3000万円(同17.6%減)、純利益37億2100万円(同39.8%減)だった。米国の関税の影響や、為替が1ドル=144円60銭(前年同期155円90銭)、1ユーロ=163円80銭(同167円90銭)、1人民元=20円(同21円50銭)となったことで利益率が低下した。
出所:MINKABU PRESS
2025/08/04 10:46
みんかぶニュース 市況・概況
4日香港・ハンセン指数=寄り付き24431.88(-75.93)
4日の香港・ハンセン指数は前営業日比75.93ポイント安の24431.88で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2025/08/04 10:42