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注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は一段高、米金利高でドル買い継続 欧州市場でドル・円は一段高となり、一時146円47銭まで値を戻した。米10年債利回りは上昇基調を維持し、ドルの買戻しが続く。ユーロや豪ドルなど主要通貨は対ドルで弱含む展開に。一方、欧州株はほぼ全面安の展開だが、ドル・円がクロス円をけん引する。ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円62銭から146円47銭、ユーロ・円は146円59銭から147円10銭、ユーロ・ドルは1.0030ドルから1.0078ドル。 <TY> 2022/10/27 19:16 みんかぶニュース 市況・概況 【↓】日経平均 大引け| 4日ぶり反落、ナスダック安でリスク回避の売り優勢 (10月27日) 日経平均株価 始値  27407.23 高値  27450.26(09:22) 安値  27330.79(15:00) 大引け 27345.24(前日比 -86.60 、 -0.32% ) 売買高  10億7864万株 (東証プライム概算) 売買代金  2兆6894億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント  1.日経平均株価は4日ぶり反落、ナスダック安受けリスクオフに  2.米長期金利低下でNYダウは頑強、東京市場も下げ幅は限定的  3.日米金利差の縮小を背景に為替は急速にドル安・円高に振れる  4.石油や電力など資源エネルギー関連や半導体主力株が強さ発揮  5.業種別では33業種中28業種が下落、個別は7割の銘柄が下げる ■東京市場概況  前日の米国市場では、NYダウは前日比2ドル高と4日続伸した。長期金利の低下を好感もハイテク企業などの決算を嫌気した売りが重荷となった。  東京市場では、目先利益確定の売りが優勢となり日経平均株価は下値を探る展開に。ただ、下げ幅は限定的だった。  27日の東京市場は、リスク回避目的の売りが優勢の流れとなった。前日の米国株市場ではNYダウは小幅プラス圏で着地したものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が2%あまりの下げをみせたことで、市場センチメントが悪化した。米国では主力銘柄の決算悪が嫌気されたが、米長期金利の低下が株価下支え効果をもたらしている。ただ、日米金利差縮小を背景に外国為替市場ではドルが売られ、円高方向に急速に振れたことが東京市場ではマイナス材料として作用した。一方、米株価指数先物が堅調な動きをみせたことから、日経平均は下値抵抗力も発揮した。業種別で値上がりは石油や電力など資源エネルギー周辺の5業種にとどまり、残りの28業種が下落。個別でみると値下がり銘柄数はプライム市場全体の約7割を占めている。  個別ではキヤノン<7751>が大きく売られ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも軟調。トヨタ自動車<7203>も冴えない。HOYA<7741>が安く、アサヒグループホールディングス<2502>なども値を下げた。信越ポリマー<7970>、フューチャー<4722>が急落、京都銀行<8369>、北國フィナンシャルホールディングス<7381>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>など地銀株が軒並み安。  半面、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が高く、ソフトバンクグループ<9984>もしっかり。ファーストリテイリング<9983>も買いが優勢だった。キーエンス<6861>、SMC<6273>などFA関連株が買われ、日本電産<6594>も強い動き。エーザイ<4523>が物色人気となり、ダブル・スコープ<6619>も商いを伴い上昇した。イーソル<4420>が急騰、カプコン<9697>が値を飛ばし、ソシオネクスト<6526>も大幅高。九電工<1959>、トビラシステムズ<4441>の上げ足も目立った。  日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、SBG <9984>、第一三共 <4568>、アドテスト <6857>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約66円。  日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はキヤノン <7751>、KDDI <9433>、日東電 <6988>、エプソン <6724>、アサヒ <2502>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約43円。  東証33業種のうち上昇は5業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)電気・ガス業、(3)石油石炭製品、(4)機械、(5)医薬品。一方、下落率の上位5業種は(1)銀行業、(2)海運業、(3)繊維製品、(4)パルプ・紙、(5)その他金融業。 ■個別材料株 △九電工 <1959> [東証P]  4-9月期最終利益は13%増益。 △Aバランス <3856> [東証S]  ベトナムのグループ会社が新工場を稼働へ。 △エコモット <3987> [東証G]  「空間自在ワークプレイスサービス」のシステム導入と運用支援業務を受託。 △Kudan <4425> [東証G]  イスラエル企業とのパートナーシップを材料視。 △トビラシステ <4441> [東証P]  ドコモの迷惑SMS対策サービスにデータベース提供。 △AIメカ <6227> [東証S]  台湾FPDメーカー各社から受注獲得。 △ポート <7047> [東証G]  就職領域の好調な収益状況を評価。 △ヤマト・イン <7886> [東証S]  中国IATと資本・業務提携。 △カプコン <9697> [東証P]  今期経常を4%上方修正・最高益予想を上乗せ。 △植松商会 <9914> [東証S]  クオカードを贈呈する株主優待の導入を好感。 ▼洋機械 <6210> [東証P]  今3月期は一転最終減益の見通し。 ▼キヤノン <7751> [東証P]  22年12月期の最終利益予想16.4%増に下方修正。  東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)イーソル <4420>、(2)九電工 <1959>、(3)トビラシステ <4441>、(4)カプコン <9697>、(5)ソシオネクス <6526>、(6)日本新薬 <4516>、(7)日本ハウス <1873>、(8)カーバイド <4064>、(9)ストライク <6196>、(10)富士通ゼ <6755>。  値下がり率上位10傑は(1)信越ポリ <7970>、(2)フューチャー <4722>、(3)京都銀 <8369>、(4)北国FHD <7381>、(5)キヤノン <7751>、(6)滋賀銀 <8366>、(7)コンコルディ <7186>、(8)洋機械 <6210>、(9)ふくおかFG <8354>、(10)千葉銀 <8331>。 【大引け】  日経平均は前日比86.60円(0.32%)安の2万7345.24円。TOPIXは前日比12.65(0.66%)安の1905.56。出来高は概算で10億7864万株。東証プライムの値上がり銘柄数は484、値下がり銘柄数は1273となった。東証マザーズ指数は747.82ポイント(0.50ポイント安)。 [2022年10月27日] 株探ニュース 2022/10/27 18:50 Reuters Japan Online Report Business News ボルボ・カーズ、第3四半期は営業減益 コスト増響く [27日 ロイター] - スウェーデンの自動車メーカー、ボルボ・カーズが27日発表した第3・四半期決算は、コスト増を背景に営業利益が減少した。また、今年のホールセール販売台数の減少を予想した。 0902GMT(日本時間午後6時02分)現在、株価は5.8%安で推移している。 第3・四半期の営業利益は21億クローナ(1億9341万ドル)で、前年同期の33億クローナから減少した。 2022年のホールセール販売台数については、前年比で「わずかに減少する」と予想。前年比増加を見込んだ従来予想を引き下げた。 自動車メーカー各社は半導体不足による生産抑制を余儀なくされている。ボルボは、生産は改善の動きが続いたものの、中国での停電やロックダウン(都市封鎖)の影響で、正常化のペースが落ちたと指摘している。同社は中国の浙江吉利控股集団の傘下にある。 2022-10-27T094140Z_1_LYNXMPEI9Q0BY_RTROPTP_1_HEALTH-CORONAVIRUS-GLOBAL-RETAIL.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221027:nRTROPT20221027094140LYNXMPEI9Q0BY ボルボ・カーズ、第3四半期は営業減益 コスト増響く OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221027T094140+0000 20221027T094140+0000 2022/10/27 18:41 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 10月27日 18時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (5727) 東邦チタニウム  東証プライム     [ 割高 ] (9563) アトラスT    東証グロース     [ 分析中 ] (3662) エイチーム    東証プライム     [ 割安 ] (9306) 東陽倉庫     東証スタンダード   [ 割安 ] (8929) 青山財産     東証スタンダード   [ 割安 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (4393) バンクオブイ   東証グロース     [ 分析中 ] (9505) 北陸電力     東証プライム     [ 割安 ] (6954) ファナック    東証プライム     [ 割高 ] (4113) 田岡化学工業   東証スタンダード   [ 割安 ] (8595) ジャフコ グループ 東証プライム     [ 割安 ] 出所:MINKABU PRESS 2022/10/27 18:32 Reuters Japan Online Report Business News 東京マーケット・サマリー(27日) ■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値 <外為市場> ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円 午後5時現在 145.71/73 1.0064/68 146.67/71 NY午後5時 146.35/38 1.0077/81 147.59/63 午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の145円後半。米利上げ観測の後退で売りが勢いづき、一時145.11円と政府・日銀が円買い介入を行った21日以来の安値を付けた。市場では「150円を超えたことでいったんドル高はピークアウトした可能性がある」(外銀)との声が出ている。 <株式市場> 終値 前日比 寄り付き    安値/高値   日経平均 27345.24 -86.60 27407.23 27,330.79─27,450.26 TOPIX 1905.56 -12.65 1916.86 1,905.48─1,916.86 プライム指数 980.54 -6.52 985.71 980.54─985.71 スタンダード指数 987.69 -2.84 990.44 987.65─990.44 グロース指数 950.59 -0.59 948.36 947.04─956.06 東証出来高(万株) 107864 東証売買代金(億円) 26894.12 東京株式市場で日経平均は、前営業日比86円60銭安の2万7345円24銭と4日ぶりに反落して取引を終えた。米大手ハイテク企業のさえない決算やドル/円の下落が重しとなった。一方、米長期金利の上昇が一服する中、グロース(成長)株を物色する動きもみられ、強弱感が対立した。  東証プライム市場の騰落数は、値上がりが484銘柄(26%)、値下がりは1273銘柄(69%)、変わらずは80銘柄(4%)だった。 <短期金融市場>  無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.056 ユーロ円金先(22年12月限) ─── 3カ月物TB ─── 無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.056%になった。前営業日(マイナス0.060%)から上昇した。「週末前に前倒しで調達の動きが出ている」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。 <円債市場>  国債先物・22年12月限 148.66 (+0.34) 安値─高値 148.50─148.75 10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.250% (変わらず) 安値─高値 0.250─0.250% 国債先物中心限月12月限は前営業日比34銭高の148円66銭と続伸して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの0.250%。カナダ銀行(BOC、中央銀行)の利上げ幅が市場予想を下回ったことで、海外金利が低下し、円債も買い優勢の展開となったが、超長期債は不安定な動きが続いた。 <スワップ市場・気配>  2年物 0.19─0.09 3年物 0.24─0.14 4年物 0.29─0.19 5年物 0.34─0.24 7年物 0.47─0.37 10年物 0.64─0.54 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221027T093117+0000 2022/10/27 18:31 みんかぶニュース 市況・概況 東証主体別売買動向:10月第3週、外国人・現物は4930億円と3週ぶり売り越し  東京証券取引所が27日に発表した10月第3週(10月17~21日)の投資部門別売買動向は、現物の海外投資家が4930億8028万円と3週ぶりの売り越しとなった。前週は1524億5397万円の買い越しだった。    先物ベース(日経225とTOPIXの先物・mini合計)では外国人は1399億円の買い越し。現物・先物の合計では3531億円と2週連続の売り越しとなった。前週は712億円の売り越しだった。現物での個人投資家は1482億7324万円と3週ぶりの買い越し。信託銀行は1330億2035万円と4週連続で買い越した。事業法人は1016億132万円と29週連続で買い越した。  この週の日経平均株価は終値ベースで200円(0.7%)下落している。 出所:MINKABU PRESS 2022/10/27 18:24 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は146円台、米金利高でドル買い 欧州市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、145円62銭から146円26銭まで値を上げた。午後は145円10銭付近に下落したが、米10年債利回りの上昇でドルの買戻しが強まった。一方、欧米株価指数はやや軟調に振れており、株高期待の円売りは後退した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円62銭から146円26銭、ユーロ・円は146円59銭から147円00銭、ユーロ・ドルは1.0048ドルから1.0078ドル。 <TY> 2022/10/27 18:18 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル:4日ぶり反落、陰線も200日線キープ 27日の日経平均は4営業日ぶりに反落した。ローソク足は小陰線で終了。日中高値と安値の差は119.47円にとどまり、足元の売り買い拮抗状態を窺わせた。高値と安値も昨日水準から切り下がったが、昨日に続いて200日移動平均線(27197.09円)を下回る場面はなく、値固めが進んだ格好となった。一目均衡表では上向きの転換線が短期的な上昇トレンド継続を示唆。明日28日終値が本日比で32.11円安の27313.13円を超えると遅行線が強気シグナル発生を開始し、地合い改善が進もう。 <FA> 2022/10/27 18:15 みんかぶニュース 為替・FX 明日の為替相場見通し=米GDPや日銀会合など注視  今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、今晩の米経済指標や明日の日銀金融政策決定会合などに左右されそうだ。予想レンジは1ドル=145円30~146円50銭。  今晩は欧州中央銀行(ECB)理事会が開催されるほか、米7~9月期国内総生産(GDP)や米新規失業保険申請件数などが発表される。ECB理事会では0.75%の利上げが予想されており、ラガルドECB総裁の会見も注目される。ただ、足もとでは米国の経済指標への注目度が高く米GDPの結果で長期金利がどう動くかが関心を集めそうだ。明日は日銀会合が開催される。市場では、金融政策は現状維持との見方が多いが、黒田日銀総裁の会見に対する市場の反応などがポイントとなっている。 出所:MINKABU PRESS 2022/10/27 18:09 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況 午後5時時点、145円71~74銭のドル安・円高  日銀が27日公表した午後5時時点の外国為替市況は1ドル=145円71~74銭と前日に比べ1円37銭のドル安・円高。ユーロは対円で1ユーロ=146円69~73銭と同88銭のユーロ安・円高。対ドルでは1ユーロ=1.0066~67ドルと同0.0034ドルのユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS 2022/10/27 18:00 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況(ドル円・午後5時) ■ドル円終値の推移           レンジ              前日比  10月27日 145円71~74銭       (▼1.37)  10月26日 147円08~11銭       (▼1.84)  10月25日 148円92~94銭       (▼0.33)  10月24日 149円25~27銭       (▼1.22)  10月21日 150円47~49銭       (△0.61)  10月20日 149円86~88銭       (△0.53)  10月19日 149円33~36銭       (△0.38)  10月18日 148円95~97銭       (△0.31)  10月17日 148円64~65銭       (△1.17)  10月14日 147円47~49銭       (△0.64)  10月13日 146円83~84銭       (△0.67)  10月12日 146円16~19銭       (△0.53)  10月11日 145円63~64銭       (△0.73)  10月07日 144円90~92銭       (△0.33)  10月06日 144円57~60銭       (△0.13)  10月05日 144円44~46銭       (▼0.21)  10月04日 144円65~67銭       (▼0.37)  10月03日 145円02~04銭       (△0.71)  09月30日 144円31~33銭       (▼0.36)  09月29日 144円67~68銭       (△0.12)  09月28日 144円55~58銭       (△0.29)  09月27日 144円26~28銭       (△0.44)  09月26日 143円82~84銭       (▼1.95)  09月22日 145円77~78銭       (△2.03)  09月21日 143円74~76銭       (△0.28)  09月20日 143円46~48銭       (△0.02)  09月16日 143円44~47銭       (▼0.12)  09月15日 143円56~58銭       (△0.26)  09月14日 143円30~33銭       (△1.05)  09月13日 142円25~26銭       (▼0.51)  09月12日 142円76~78銭       (△0.41)  09月09日 142円35~37銭       (▼1.46)  09月08日 143円81~83銭       (▼0.08)  09月07日 143円89~91銭       (△2.36)  09月06日 141円53~55銭       (△0.96)  09月05日 140円57~58銭       (△0.33)  09月02日 140円24~26銭       (△0.96)  09月01日 139円28~29銭       (△0.70)  08月31日 138円58~61銭       (△0.13)  08月30日 138円45~47銭       (▼0.24)  08月29日 138円69~71銭       (△1.68)  08月26日 137円01~04銭       (△0.54)  08月25日 136円47~50銭       (▼0.07)  08月24日 136円54~55銭       (▼0.73)  08月23日 137円27~29銭       (△0.44)  08月22日 136円83~86銭       (△0.17)  08月19日 136円66~67銭       (△1.38)  08月18日 135円28~30銭       (△0.49)  08月17日 134円79~81銭       (△1.14)  08月16日 133円65~67銭       (△0.14)  08月15日 133円51~53銭       (△0.26)   08月12日 133円25~27銭       (▼1.69)                       (注:△はドル高・円安) 出所:MINKABU PRESS 2022/10/27 18:00 みんかぶニュース 個別・材料 田岡化、出荷数量減や原料価格高騰で今期下方修正と減配を発表  田岡化学工業<4113.T>はこの日の取引終了後、23年3月期業績予想の下方修正を発表。売上高を330億円から310億円(前期比4.2%減)へ、営業利益を12億5000万円から5億円(同81.5%減)へ引き下げた。  樹脂原料やゴム薬品の出荷数量の減少、円安などによる輸入原料価格の高騰が響く。これに伴い、従来36円としていた年間配当予想を27円に減額した。同時に発表した上期(4~9月)決算は、売上高が152億6400万円(前年同期比9.4%減)、営業利益が2億4900万円(同86.4%減)だった。 出所:MINKABU PRESS 2022/10/27 17:54 みんかぶニュース 市況・概況 27日香港・ハンセン指数=終値15427.94(+110.27)  27日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比110.27ポイント高の15427.94と続伸した。 出所:MINKABU PRESS 2022/10/27 17:45 みんかぶニュース 市況・概況 27日中国・上海総合指数=終値2982.9029(-16.6007)  27日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比16.6007ポイント安の2982.9029と反落した。 出所:MINKABU PRESS 2022/10/27 17:44 みんかぶニュース 市況・概況 27日韓国・KOSPI=終値2288.78(+39.22)  27日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比39.22ポイント高の2288.78と続伸した。 出所:MINKABU PRESS 2022/10/27 17:42 みんかぶニュース 市況・概況 アルヒの23年3月期は一転最終減益の見通し、「フラット35」苦戦で下方修正◇  アルヒ<7198.T>はこの日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想の下方修正を発表した。最終利益は43億円から31億円(前期比26.9%減)に見通しを引き下げ、増益予想から一転して減益を見込む。主力の住宅ローン商品「フラット35」の販売が苦戦し、融資実行業務の営業収益が当初の想定を下回る見通しとなった。あわせて年間配当予想を5円減配の60円(従来の予想は60円)に減額した。  SBIホールディングス<8473.T>は今回のアルヒの業績・配当予想の修正に伴い、子会社のSBIノンバンクホールディングスが実施するアルヒへのTOB(株式公開買い付け)の期間を11月11日まで延長すると発表した。SBIノンバンクHDはSBIHDの保有分と合わせて最大51%の株式取得を目指している。TOB後もアルヒの上場は維持される予定だ。  (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2022/10/27 17:42 注目トピックス 経済総合 プラチナの投資パフォーマンスが向上 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、プラチナについてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『プラチナの投資パフォーマンスが向上』と述べています。続けて、『高いインフレを背景に、米連邦準備制度理事会(FRB)は11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.75ポイントの利上げが確実視されている。12月も大幅利上げ見通しが強いものの、上げ幅は0.75になるか0.5になるか、見方が分かれてきている』と伝えています。また、『ドル高が一服したものの、金利高とドル堅調の地合いの中、NY金は1700ドルの節目には届いていない。一方、NYプラチナは節目の900ドル台に上昇し底堅く推移している』と言及しています。さらに、『欧米や中国の新車登録台数が高い伸びを示す中、「世界的な自動車需要の力強い回復が追い風になっている」ようだ』と述べ、『米国の9月の新車販売台数は、前年同月比10.1%増と2カ月連続のプラスとなった。欧州の9月の新車販売台数はサプライチェーン問題の緩和を受け、2カ月連続で増加した。中国の9月新車販売台数は、前年同月比25.7%増だった』と解説しています。こうしたことから、陳さんは、NYプラチナ(23年1月限)について、『7月14日に808.4ドル、9月1日に801.2ドルと800ドル割れを試す展開となったが、9月以降は下値を切り上げている。ファンドの買い越しも増加しており、8月11日の高値975.5ドルを上抜けば底入れとなり、1000ドル台に上昇していくだろう』と考察しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月26日付「プラチナの投資パフォーマンスが向上」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜 <FA> 2022/10/27 17:37 注目トピックス 経済総合 今週のメキシコペソ円は高値圏でのもち合いとなりそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週のメキシコペソ円について、『高値圏でのもち合いとなりそうだ』と述べています。続けて、『先週のペソ円は、150円台の円安の影響もあって、21日に7.585円と年初来の高値を更新した。その後は、日銀のドル売り・円買い介入もあって反落したが、週明け24日の午後は7.45円前後で推移している』と伝えています。次に、『メキシコ中銀が11月の会合で政策金利を大幅に引き上げるとの見通しが背景にあるため、押し目買いが入りやすいのだろう』と述べ、『メキシコ中銀は9月29日に、政策金利を8.5%から0.75ポイント引き上げて9.25%に決定したが、11月に開かれる次回会合でも0.75ポイントの利上げが見込まれている』と解説しています。また、『諸外国によるメキシコへの投資が期待されている点もペソ買い要因だろう』と考察、『新型コロナウイルス禍による供給網リスクの高まりを受け、消費地に生産を近づける「ニアショアリング」の動きが高まっているが、メキシコは米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)を活かして、米国に関税ゼロで輸出できるため、半導体関連の投資を呼び込むための優遇策を検討している』と言及しています。そして、『すでに米テキサス・インスツルメンツや米スカイワークス・ソリューションズが半導体の拠点を置いている。メキシコ経済省は半導体を手掛ける企業向けの税優遇を検討しており、米政府の補助金を追い風に組み立てや検査の工程で投資の呼び込みを画策している』と伝えています。こうしたことから、メキシコペソ円の今週のレンジについて、『7.3円~7.7円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月25日付「メキシコペソ円今週の予想(10月24日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜 <FA> 2022/10/27 17:34 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 10月27日 17時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (7886) ヤマト・イン   東証スタンダード   [ 割高 ] (6645) オムロン     東証プライム     [ 割安 ] (6305) 日立建機     東証プライム     [ 割安 ] (6807) 日本航空電子工業 東証プライム     [ 割高 ] (9563) アトラスT    東証グロース     [ 分析中 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (4393) バンクオブイ   東証グロース     [ 分析中 ] (4552) JCRファーマ  東証プライム     [ 割安 ] (7970) 信越ポリマー   東証プライム     [ 割高 ] (7250) 太平洋工業    東証プライム     [ 割安 ] (6027) 弁護士ドットコム 東証グロース     [ 割安 ] 出所:MINKABU PRESS 2022/10/27 17:32 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、米回復で引き締め期待も円買い介入に警戒 27日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。今晩発表の米国内総生産(GDP)が予想通り好転すれば米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め期待からドル買い先行。ただ、日本政府の円買い介入への警戒感でドルの上値は重いだろう。前日の取引で米10年債利回りの低下を受けドル売りに振れ、ユーロ・ドルは1.0090ドル付近に上昇、ドル・円は146円20銭台まで値を下げた。11月1-2日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げ継続は織り込み済みだが、今後の利上げペース鈍化の思惑で米金利安・ドル安の基調が鮮明に。本日アジア市場もおおむねその地合いが受け継がれたものの、ドル売りは一服。ドル・円は145円台に下げた後、146円台に戻した。この後の海外市場は主要中銀の金融政策がテーマ。欧州中銀(ECB)は大幅利上げへの観測がユーロを押し上げたが、政策発表後に域内経済への影響を懸念したユーロ売りが強まればドルの押し上げ要因に。また、今晩の米7-9月期GDPは3期ぶりにプラスへ浮上すればFRBの引き締め期待によりドル買い再開の見通し。ただ、ドル・円は日銀の異次元緩和が意識されるが、円買い介入への警戒は根強く、ドルの上値は限定的となりそうだ。【今日の欧米市場の予定】・21:15 欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表(0.75ポイント引き上げ予想)・21:30 米・7-9月期GDP速報値(前期比年率予想:+2.4%、4-6月期:-0.6%)・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:22.0万件、前回:21.4万件)・21:30 米・9月耐久財受注速報値(前月比予想:+0.6%、8月:-0.2%)・21:45 ラガルドECB総裁会見・02:00 米財務省・7年債入札 <FA> 2022/10/27 17:25 みんかぶニュース 個別・材料 OLCが23年3月期業績及び配当予想を上方修正  オリエンタルランド<4661.T>がこの日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を4079億2200万円から4421億2800万円(前期比60.3%増)へ、営業利益を502億5100万円から800億8800万円(同10.4倍)へ、最終利益を352億4400万円から559億1700万円(同6.9倍)へ上方修正し、あわせて中間・期末各15円の年30円を予定していた配当予想を中間・期末各18円の36円に引き上げた。  上期においてレギュラー商品の増加や食品の増加などで商品販売が好調に推移し、ゲスト1人当たり売上高が計画を上回ったことが寄与する。下期も引き続き商品販売収入の好調が見込まれるほか、レジャー需要の回復を背景に入園者数も従来予想を上回るとみており、業績を押し上げる。  なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高2040億4300万円(前年同期比2.1倍)、営業利益379億9300万円(前年同期193億8000万円の赤字)、最終利益264億5900万円(同141億9100万円の赤字)だった。  同時に、東京ディズニーシー大規模拡張プロジェクトで開発を行っている8番目のテーマポート「ファンタジースプリングス」について、開業時期を23年度から24年春へ、投資額を約2500億円から3200億円へ変更した。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う入国制限や物流の遅延、海外での製作作業の遅れにより工期が延長したことが理由としている。 出所:MINKABU PRESS 2022/10/27 17:24 注目トピックス 日本株 ODKソリューションズ---2023年3月期第2四半期の売上高は8.5%増の18.71億円 ODKソリューションズ<3839>は26日、2023年3月期第2四半期(2022年4月1日〜2022年9月30日)の決算を発表した。連結の売上高は前年同期比8.5%増の18.71億円、営業損失は3.90億円(前年同期は3.37億円の損失)、経常損失は3.74億円(同3.09億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は2.71億円)(同2.31億円の損失)だった。政府によるDXの推進によって企業のIT投資が堅調に推移する中、中期経営計画(2023年3月期〜2025年3月期)の基本方針である「ODKグループ拡大」を掲げ、「新事業ポートフォリオの推進」「グループシナジーの創出」「株式市場での認知度向上」を重点課題として様々な施策に取り組んだ。売上高に関しては、前第2四半期連結会計期間末に連結子会社となった株式会社ECSの売上や当第2四半期に譲り受けた人材育成サポート事業の売上が寄与したほか、大学入試業務等の売上認識等により前期を上回った。一方で、人件費や退職給付費用、事業譲受による諸費用の増加等により営業利益以下は損失を計上した。大学入試業務をはじめとした教育関連サービスを多く扱っている関係で同社の業績は、利益が第4四半期にかけて増加する傾向がある。通年、第3四半期まで利益がマイナスであっても通期では利益を確保できるため通期業績予想の修正は行っていない。通期の連結業績は売上高で前期比16.3%増の64.00億円、営業利益で同30.6%増の5.70億円、経常利益で同17.9%増の6.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益で同75.1%増の3.40億円を見込んでいる。 <SI> 2022/10/27 17:21 注目トピックス 日本株 トヨクモ---「ITreviewカテゴリーレポート2022 Fall安否確認部門」2期連続で顧客満足度首位に選出 トヨクモ<4058>は26日、同社が提供する災害時の安否確認システム「安否確認サービス2」が、「ITreviewカテゴリーレポート」の安否確認部門にて、2期連続で顧客満足度首位に選出されたと発表した。また、「使いやすさ」「管理のしやすさ」など合計12の部門の評価においても首位となった。ITreviewカテゴリーレポートは、ITreviewで30件以上のレビューを獲得したプロダクトを、部門ごとに機能面や使いやすさ、満足度などさまざまな角度から評価し、比較・分析することができるレポートで、安否確認部門は今回2度目の表彰となる。「安否確認サービス2」は、3,000契約以上の法人向けの安否確認システムで、同社では同システムにおいて唯一、継続的にユーザー参加型の一斉訓練を行なっており、システムに最大限負荷をかけることで、災害時にシステムを停止させることなく安定して稼働させられることを確認しているとしている。 <SI> 2022/10/27 17:14 Reuters Japan Online Report Business News OLC、通期業績予想を上方修正 商品販売など増収見込む [東京 27日 ロイター] - オリエンタルランド(OLC)は27日、2023年3月期連結業績予想を上方修正すると発表した。下期の入園者数が期初予想比上振れし、商品販売がけん引する形で売上高の増加を見込む。売上高は4421億円(従来4079億円)、営業利益は800億円(同502億円)、当期利益は559億円(同352億円)にそれぞれ修正した。 年間配当予想は30円から36円(中間配18円・期末配当予想18円)に修正した。22年3月期実績は年間28円だった。 OLCは東京ディズニーシーの新プロジェクト「ファンタジースプリングス」の開業について、工期の延長などを理由に2023年度中から24年度第1・四半期に延期した。投資額も、資材費・人件費の高騰などにより、従来予定の2500億円から3200億円に増加する見込みだという。 2022-10-27T081227Z_1_LYNXMPEI9Q0A3_RTROPTP_1_HEALTH-CORONAVIRUS-HONGKONG-DISNEYLAND.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221027:nRTROPT20221027081227LYNXMPEI9Q0A3 OLC、通期業績予想を上方修正 商品販売など増収見込む OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221027T081227+0000 20221027T081227+0000 2022/10/27 17:12 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は大幅安、一時145円10銭台に下落 27日の東京市場でドル・円は大幅安。米金利の持ち直しでドル売りが後退すると、一時146円46銭まで値を上げた。ただ、米金利の失速でドル売りが再開し、午後は146円前半から弱含み、午前中に付けた本日安値を下抜け145円11銭まで値を切り下げた。・ユーロ・円は147円70銭から146円28銭まで下落。・ユーロ・ドルは1.0098ドルから1.0054ドルまで値を下げた。・17時時点:ドル・円145円70-80銭、ユーロ・円146円60-70銭・日経平均株価:始値27,407.23円、高値27,450.26円、安値27,330.79円、終値27,345.24円(前日比86.60円安)【要人発言】・習・中国国家主席「双方に利益となるような関係構築に向け、米国と協力する用意」【経済指標】・特になし <TY> 2022/10/27 17:10 みんかぶニュース 個別・材料 アルフレッサの9月中間期業績は計画上振れで着地  アルフレッサ ホールディングス<2784.T>がこの日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が1兆3040億円から1兆3320億円(前期比3.4%増)へ、営業利益が76億円から115億円(同26.1%増)へ、純利益が54億円から79億円(同13.1%増)へ上振れて着地したようだと発表した。  医療用医薬品市場の伸びが想定を上回って推移したことに加え、メディカル品が伸長したことが寄与した。また、グループ全体で販管費抑制に取り組んだことも奏功した。 出所:MINKABU PRESS 2022/10/27 17:04 注目トピックス 市況・概況 27日の日本国債市場概況:債券先物は148円66銭で終了 <円債市場>長期国債先物2022年12月限寄付148円50銭 高値148円75銭 安値148円50銭 引け148円66銭売買高総計20014枚2年 441回 -0.050%5年 154回  0.060%10年 368回  0.245%20年 182回  1.115%債券先物12月限は、148円50銭で取引を開始。カナダ中銀の利上げ幅縮小を受けた米長期金利の低下にともない買いが優勢になり、148円75銭まで上げた。その後は上げ渋ったものの、財務省の2年債入札の結果は無難との見方による買いもみられ、148円60銭前後で底堅い動きになった。現物債の取引では、全年限が買われた。<米国債概況>2年債は4.43%、10年債は4.05%、30年債は4.17%近辺で推移。債券利回りは上昇。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.16%、英国債は3.60%、オーストラリア10年債は3.82%、NZ10年債は4.30%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・21:15 欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表(0.75ポイント引き上げ予想)・21:30 米・7-9月期GDP速報値(前期比年率予想:+2.4%、4-6月期:-0.6%)・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:22.0万件、前回:21.4万件)・21:30 米・9月耐久財受注速報値(前月比予想:+0.6%、8月:-0.2%)・21:45 ラガルドECB総裁会見・02:00 米財務省・7年債入札 <KK> 2022/10/27 17:04 みんかぶニュース 個別・材料 小糸製が米セプトンの株式追加取得へ、車載高性能センサーで関係強化  小糸製作所<7276.T>はこの日の取引終了後、自動運転や先進運転支援システムを製造・販売する米セプトンの株式を追加取得することを決めたと発表した。小糸製はセプトンと車載用の高性能センサー「LiDAR(ライダー)」の共同開発を進めており、同社に対し小糸製は総額1億ドルの出資を行ってきた。実用化に向け更なる関係強化を図るため、今回1億ドルを上限にセプトンの普通株式に転換可能な議決権のない転換型無議決権優先株(CPS)を引き受けることで協議を進め、このほど同社と契約条件で合意した。  あわせて小糸製は23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表とともに、通期の業績予想を見直し、最終利益の見通しを350億円から295億円(前期比23.1%減)に下方修正した。上海の都市封鎖や半導体不足の影響に加え、投資有価証券評価損を計上したことも業績予想に反映させた。 出所:MINKABU PRESS 2022/10/27 17:01 みんかぶニュース 市況・概況 明日の株式相場に向けて=利上げドミノの終着点を読む  きょう(27日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比86円安の2万7345円と4日ぶりに反落。ただ反落とはいっても下げ幅は限定的であり、戻りトレンドにおける小休止といってもよい。前日の米国株市場ではナスダック総合株価指数が200ポイント超の下落をみせた。流れからすれば、きょうの東京市場も目先リスクオフが意識されやすく、日経平均でいえば前日に上げた分を丸呑みするくらいの下げは予想されるところであった。そう考えると、下げたとはいっても想定外の粘り腰をみせたという見方もできる。  今週はGAFAM、いわゆるアルファベット<GOOGL>、アップル<AAPL>、メタ・プラットフォームズ<META> 、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、マイクロソフト<MSFT>などITの巨人たちの決算発表ウイークであったが、内容は予想された通りとはいえ芳しいものではない。決算通過後に株式市場でも売りの洗礼を浴びている。きょうのアップルとアマゾンの決算がどうなるかだが、おそらく好決算は期待できそうもない。株価も事前コンセンサスとの兼ね合いとはいえ、下に振らされる可能性が高そうだ。   しかし、注目すべきは今の米国株市場でGAFAMショックが起こっていないという事実だ。これまではGAFAMの一角が、例えば1銘柄が単独で大きく売られただけでも、グーグル・ショック、アマゾン・ショック、アップル・ショックなどと喧伝され、全体相場に負の連鎖が及んだ。前日はアルファベットが9%を超える急落、やマイクロソフトも7.7%安といずれも大幅に水準を切り下げたが、ナスダック指数はともかく、NYダウは小幅プラス圏で着地するなどマーケットは涼しい顔をしている。ショートポジションを積み上げていた向きは失望したはずだ。1日遅れてメタの決算発表も行われ、こちらは時間外で急落した。だが、米株価指数先物の値動きをみる限りは、やはりどこ吹く風である。  残るはアップルとアマゾンの決算だが、仮にこの2つの牙城を崩しても全体相場が動揺しないとすれば、米国株市場はもはや鉄の要塞と化しているということを売り方は認識せざるを得ないことになる。このほか、あすはインテル<INTC>の決算も予定されており、こちらは目先底入れ気配をみせ始めた半導体セクターの試金石。指数でいうならフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)にどの程度のインパクトを与えるのか、今後の半導体関連の出直り相場を占う意味でも決算内容とその後の株価の動きを見ておく必要がある。  金融引き締めが経済実勢に影響を及ぼすには半年程度のタイムラグがあるとされる。とすれば、ここ最近の世界的な金融引き締めラッシュは来年の世界経済に下方圧力を加えることは必至。米国がリセッションに陥るとは断言できないが、それに近い形での急ブレーキは不可避であり、株式市場の見地では「逆業績相場」のトンネルを一度はくぐらねばならないだろう。ただし、今の株式市場は金利の動向とリンクしている。これが重要である。  前日にカナダ中銀が政策金利を発表したが、引き上げ幅は大方が予想していた0.75%ではなく0.5%だった。「追加利上げは示唆されたものの、このタイミングでの利上げピッチの減速は紛れもなくサプライズだった」(生保系エコノミスト)とする。当然ながら、来週行われるFOMCにも影響を与えるとの思惑が働く。今回のFOMCで0.75%の利上げ決定についてはほぼ確定的。しかし、12月は0.5%である可能性が高まってきた。そして今考えられるシナリオはもう一つあって、市場関係者によると「12月にも0.75%の引き上げを実施する代わりに、ここで利上げ打ち止めとする案も取り沙汰されている」(ネット証券マーケットアナリスト)という。どちらに転んでもマーケットにはポジティブである。一方、ECBについては利上げ開始時期が遅かった分、打ち止めの時期は後ずれするが、これはマーケットも十分承知している。そして日銀だけは“異次元”だが、あすの決定会合後の黒田総裁の記者会見は、為替と株に何らかの波紋を投じる可能性がある。  あすのスケジュールでは、9月の失業率、9月の有効求人倍率、10月の都区部消費者物価指数(CPI)、日銀金融政策決定会合の結果発表と黒田日銀総裁の記者会見など。また、東証グロース市場にpluszero<5132.T>が新規上場する。海外では7~9月期独GDP、7~9月期仏GDP、ロシア中銀の政策金利発表、9月の米個人所得・消費支出、9月の米仮契約住宅販売指数など。国内主要企業の決算発表では、TOTO<5332.T>、日立製作所<6501.T>、NEC<6701.T>、キーエンス<6861.T>、デンソー<6902.T>などがある。(銀) 出所:MINKABU PRESS 2022/10/27 17:00 みんかぶニュース 個別・材料 小松ウオールが23年3月期業績予想を下方修正  小松ウオール工業<7949.T>がこの日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を380億円から370億円(前期比7.1%増)へ、営業利益を27億5000万円から20億円(同12.3%増)へ、純利益を18億円から13億7000万円(同10.4%増)へ下方修正した。  上期において工期の延期などの影響を受けて売上高が計画を下回ったことに加えて、原材料価格が継続的に上昇していることから、価格転嫁が業績に反映されるまでのタイムラグが生じる見通しであることが要因としている。  第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高160億7400万円(前年同期比0.8%増)、営業利益2億8200万円(同45.9%減)、純利益1億9600万円(同42.4%減)だった。官公庁向けで文化施設が好調に推移したほか、民間向けではオフィスや工場が好調に推移した。 出所:MINKABU PRESS 2022/10/27 16:51

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