新着ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米減速に警戒ならドル買いを抑制 28日の欧米外為市場では、ドル・円は上値の重い展開を予想する。欧州中銀(ECB)は域内経済の先行きに慎重なら、ユーロ売り・ドル買いに振れやすい。ただ、その後発表される米国内総生産(GDP)で減速が意識されればドル買いは抑制されよう。前日の取引でNYダウの弱含みや米10年債利回りの低下でややドル売りに振れ、ユーロ・ドルは1.1620ドル台に浮上、ドル・円は113円40銭付近に値を下げた。本日アジア市場でもその流れが受け継がれ、米金利の低下でドル売り基調に。ただ、日銀は金融政策決定会合で緩和政策の維持を決めた。また、目先の成長やインフレを下方修正したことで緩和長期化をにらんだ円売りが観測され、主要通貨は対円で底堅い値動きとなっている。この後の海外市場では欧米の金融政策が注目される。ドイツ連銀が今週公表した月報で目先の不透明感に言及しており、ECB理事会で先行きに慎重なスタンスが示されればユーロ売りが先行し、ドルを押し上げる見通し。また、米株高継続や日銀の緩和長期化で円売りも見込まれる。一方、今晩発表される米7-9月GDP(速報値)はベース効果で大幅に改善した前期を下回る公算。金融政策決定を前に減速が意識されれば、ドル買いは抑えられそうだ。【今日の欧米市場の予定】・18:00 ユーロ圏・10月景況感指数(予想:116.6、9月:117.8)・20:45 欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表(0.00%に据え置き予想)・21:00 独・10月消費者物価指数速報値(前年比予想:+4.4%、9月:+4.1%)・21:30 ラガルドECB総裁会見・21:30 米・7-9月期GDP速報値(前期比年率予想:+2.6%、4-6月期:+6.7%)・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:28.9万件、前回:29.0万件)・23:00 米・9月中古住宅販売成約指数(前月比予想:+0.5%、8月:+8.1%)・02:00 米財務省・7年債入札 <FA> 2021/10/28 17:25 日経QUICKニュース 外為17時 円、続伸 113円台半ば 対ユーロは6日続伸  28日の東京外国為替市場で円相場は続伸した。17時時点は1ドル=113円57~58銭と、前日の同時点に比べ16銭の円高・ドル安だった。27日の米長期金利が低下し、日米金利差の縮小観測から円買い・ドル売りが優勢となった。27日の米ダウ工業株30種平均や28日の日経平均株価が下落し、「低リスク通貨」とされる円の買い材料となった。ニューヨーク原油先物の下落で貿易赤字が拡大するとの懸念もやや後退し、円相場を支えた面もある。 日銀は28日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の維持を決めた。午後の黒田東彦総裁記者会見を受け、市場では「足元の円安を懸念していると受け止められなかった」(大和証券の岩下真理氏)との声があり、円売り・ドル買いが増えた場面もあった。 9~17時の円の高値は113円50銭近辺、安値は113円87銭近辺で、値幅は37銭程度だった。 円は対ユーロで6日続伸した。17時時点は1ユーロ=131円85~87銭と、前日の17時時点に比べ14銭の円高・ユーロ安だった。ドルに対する円買いが、対ユーロにも波及した。 ユーロは対ドルで続伸した。17時時点は1ユーロ=1.1609~10ドルと、同0.0004ドルのユーロ高・ドル安だった。日本時間28日夜に欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表と、ラガルド総裁の記者会見があるため、様子見ムードが広がっている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/28 17:23 みんかぶニュース 個別・材料 ネットワンの9月中間期業績は計画を下振れて着地  ネットワンシステムズ<7518.T>がこの日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が870億円から778億円(前年同期比5.6%減)へ、営業利益が67億円から45億円(同32.5%減)へ、純利益が47億円から33億円(同26.9%減)へ下振れて着地したようだと発表した。  半導体不足に起因する機器納期の長期化の影響で、複数案件の売り上げ時期が下期へ遅延したことに加えて、事業拡大に向けた人員増加や設備投資などが利益を圧迫したという。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/28 17:21 みんかぶニュース 個別・材料 東邦金が22年3月期業績予想を上方修正  東邦金属<5781.T>がこの日の取引終了後、22年3月期の単独業績予想について、売上高を49億4000万円から62億5000万円(前期比49.8%増)へ、営業利益を1億7000万円から5億円(同3.9倍)へ、純利益を1億4000万円から4億円(同2.7倍)へ上方修正した。  上期において、タングステン・モリブデン製品の半導体市場や自動車業界での需要が回復したことに加えて、自動車用電極部品における材料市況価格連動による販売価格の大幅な上昇及び交換需要の底堅さに支えられ、販売が好調に推移したことが要因としている。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/28 17:15 みんかぶニュース 個別・材料 ダスキンが22年3月期業績及び配当予想を上方修正  ダスキン<4665.T>が取引終了後、22年3月期連結売上高が1592億円から1605億円(前期比4.4%増)へ、営業利益が70億円から84億円(同80.6%増)へ、純利益が57億円から72億円(同2.6倍)へ、年間配当は58円から73円(前期は40円)へ、当初の見通しを上回りそうだと発表した。  ミスタードーナツ事業が第1四半期(4~6月)に続いて第2四半期(7~9月)も好調を維持し、下半期も概ね現在の状況が続くと予想されるため。配当は連結配当性向50%をめどに算出し、増額の見通しになったとしている。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/28 17:12 みんかぶニュース 個別・材料 メディシスの9月中間期業績は計画上振れで着地  メディカルシステムネットワーク<4350.T>がこの日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が518億5000万円から521億6000万円(前年同期比2.2%増)へ、営業利益が14億円から18億6000万円(同37.3%増)へ、純利益が7億5000万円から14億3000万円(同2.5倍)へ上振れて着地したようだと発表した。  調剤薬局部門で処方箋単価及び処方箋応需枚数が計画を上回ったことに加えて、旅費交通費などの経費を抑制したことや、上期に見込んでいた一部の経費が下期へ繰り延べられたことなどが寄与した。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/28 17:06 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ渋り、日銀総裁は円安を容認 28日の東京外為市場でドル・円は下げ渋り。朝方に113円87銭を付けた後、日経平均株価の下げ幅拡大を受けた円買いが優勢に。また、米金利の先安観でドルは113円50銭まで下落した。ただ、黒田日銀総裁が記者会見で円安を容認し、ドルは113円後半に値を戻した。・ユーロ・円は132円12銭から131円65銭まで下落した。・ユーロ・ドルは1.1589ドルから1.1610ドルまで値を上げた。・17時時点:ドル・円113円50-60銭、ユーロ・円131円80-90銭・日経平均株価:始値28,871.61円、高値28,895.11円、安値28,693.06円、終値28,820.09円(前日比278.15円安)【金融政策】・日銀金融市場調節方針・資産買入れ方針は現行政策を維持イールドカーブ・コントロール:(賛成8反対1)短期金利:日本銀行当座預金のうち政策金利残高に-0.1%のマイナス金利を適用。長期金利:10 年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、上限を設けず必要な金額の長期国債の買入れを行う。資産買入れ方針(全員一致)ETFおよびJ-REITについて、それぞれ年間約12兆円、年間約1800億円に相当する残高増加ペースを上限に必要に応じて買入れを行う。CPほか社債などについては、2022 年3月末までの間、合計で約20兆円の残高を上限に、買入れを行う。【要人発言】・日銀(展望リポート)「2021年度実質国内総生産(GDP)の成長見通しは+3.4%、コアCPI見通しを0.0%とそれぞれ前回予測から下方修正」・日銀(声明)「国内景気は引き続き厳しい状況だが、基調としては持ち直している」・黒田日銀総裁「現時点で若干の円安だが、日本経済にマイナスになることはない」「日本でのインフレ高進リスクは極めて限定的」「円安の企業収益押し上げ効果はより大きくなっている」「為替相場は経済のファンダメンタルズを反映し、安定的な推移が望ましい」「内外金利差拡大は円安をもたらす可能性があるが、現時点でそうなるかはっきりしない」「実質実効レートに関する議論、政策にとって意味があるとは思っていない」「他国中銀の緩和縮小、日本の金融政策に影響しない」【経済指標】・独・10月失業率:5.4%(予想:5.4%、9月:5.5%) <TY> 2021/10/28 17:05 みんかぶニュース 個別・材料 多木化が21年12月期業績及び配当予想を上方修正  多木化学<4025.T>がこの日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を305億円から325億円(前期比7.7%増)へ、営業利益を16億5000万円から26億5000万円(同50.6%増)へ、純利益を15億円から19億円(同21.8%増)へ上方修正した。  生産調整が続いていたスマートフォン向け高純度酸化タンタルや、新型コロナウイルス感染症により一時的に需要が低迷した自動車関連セラミック繊維向け高塩基性塩化アルミニウムの販売数量が回復したことに加えて、海外原料市況の上昇に伴う肥料の値上がりを見越した駆け込み需要が見込まれることなどが売上高・利益を押し上げる見通しという。  また、業績予想の修正に伴い、期末一括配当予想を45円から50円(前期45円)に引き上げるとあわせて発表した。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/28 17:03 みんかぶニュース 市況・概況 明日の株式相場に向けて=AI全盛相場、人間の“勝ち方”は  きょう(28日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比278円安の2万8820円と続落。前日の米国株市場でNYダウが4営業日ぶりに反落したとはいえ、260ドルあまりの下げを理由にリスクオフが波及というのも憚(はばか)られる。きょうは日経平均がとりあえず下落するターンであったというよりない。引けにかけてTOPIXのリバランスに絡む売買が加わり売買代金は5兆円台に膨張したが、浮動株比率の定期見直しであり、全体株価への影響は軽微であった。また、きょうは日銀の金融政策決定会合の結果が開示されたが、「日本の場合はオッズの付きようがない鉄板の“現状維持”で相場は99%織り込み済み」(中堅証券ストラテジスト)とされ、無風通過といってよかった。  ただし、相場の中身は荒れ模様だ。AIアルゴリズムの影響は、個別株にも大きな影響を及ぼしている。この時期特有の事前コンセンサスを絡めた決算プレーもAIが主導しているケースが多い。時価総額の大きい流動性に富んだ銘柄で株価が上下どちらかに大きく振れた場合、勝ち組に回った投資家は大きな利益を獲得できるし、負け組に属すれば多大な損失を被る。もちろん決算跨ぎのトレードは危険であるが、当たれば確かに妙味も大きい。しかし、AIによる「あっち向いてホイ」相場に個人投資家が丸腰で参戦することはあまり得策ではなく、その結果を見極めてから参戦する方が投資スタンスとしては有効といえる。  具体的にどういうことかというと、例えばきょうは富士通<6702.T>とエムスリー<2413.T>がいずれも大きく下落した。前者は一時2665円安の1万9090円まで売り込まれ、後者は677円安の6568円まで売り込まれた。  普通に考えて、富士通が12%以上も下落するというのは相当な悪材料が出ないとなかなか実現しない。しかし、今回引き金を引いた21年4~9月期決算は営業利益段階で前年同期比31%増益という立派なものだった。コンセンサスを下回ったという理由で、問答無用に売り叩かれた。個人投資家がもし前日に富士通の好決算を期待して買ったとしたら愕然とするよりないところだ。買うタイミングを間違えている。好決算を先取りするのではなく、きょうのこの急落に買い向かう方がよほど利益を享受できる可能性が高い。  また、エムスリー<2413.T>の決算に対するマーケットの注目度は富士通以上に高かったといえるが、前日開示された21年4~9月期決算は営業利益が前年同期実績に対し2.6倍化した。医療情報サイトを運営する同社はコロナ禍でも収益デメリットは受けにくく、むしろ海外でのコロナ薬やワクチンの治験支援などで特需を確保した。ところが、株式市場は思いもよらぬ評価を下した。  「エムスリーについては直近四半期(7~9月期)の売上高の伸びが鈍化したことをネガティブ材料として掲げられ売りが集中した。言われればその通りだが、ここまで売り込まれる材料ではなく、難クセをつけられたようなもの」(ネット証券アナリスト)という見方が出ていた。AIによる怒涛の売り攻勢には誰も抗(あらが)えない。ではどうするか。決算発表直後にイレギュラーに投げさせられた玉を拾いに行くのが正しい。  AI売買がマーケットを蹂躙しているが、その逆手を取らないと個人投資家はなかなか勝てない。株価は未来を先取りした値動きをみせるというが、ネットトレードの時間軸では人間の相場観は通用しない。高速売買に対応するには敢えて時間軸を後ろにずらし、嵐が去った後に埋もれた宝石を探しに行くのが賢い選択肢となる。マドを開けて急落した銘柄を拾うのは勇気がいる。また、マド開け急落後の戻り足は大抵スピードも遅い。しかし、明らかな悪材料が出たわけではないのに、「コンセンサス未達」を盾に想定外の下げをみせている銘柄については話が違う。そこは人間の相場観が生かせるフィールドである。  そして、もう一つはAIが獲物の対象としていない中小型株に絞るという作戦。時価総額が小さくても出来高が大きく膨らむ人気株というのはその時々にいくつも存在するが、それらも含めて流動性に富んだ銘柄を極力避けるというのは一つの知恵だ。基本的に収益環境に追い風の強い銘柄を考えた場合、今の地合いでは半導体や5G、電気自動車(EV)あるいはDX周辺株で商機をつかんでいる銘柄が候補に挙げやすく、なおかつ目先決算発表が絡んでこないものが対象となる。半導体関連ではメモリーモジュールを手掛けるミナトホールディングス<6862.T>の500円手前の水準は押し目買い有利とみられる。また、5G関連では水晶デバイス専業大手で抜群の商品開発力を誇る大真空<6962.T>。株式4分割後の1000円近辺は買いに分がありそうだ。更にDX関連ではデジタルマーケティングで新境地を開拓しているクロス・マーケティンググループ<3675.T>などをマークしたい。  あすのスケジュールでは、9月の失業率、9月の有効求人倍率、9月の鉱工業生産指数速報値、9月の住宅着工、10月の消費動向調査など。国内主要企業の決算発表ではレーザーテック<6920.T>、イビデン<4062.T>、デンソー<6902.T>、村田製作所<6981.T>、商船三井<9104.T>、ANAホールディングス<9202.T>などが注目される。海外では7~9月期仏GDP、7~9月期独GDP、7~9月期ユーロ圏GDP(いずれも速報値)、10月のユーロ圏消費者物価指数速報値、9月の米個人所得・個人消費支出、10月の米シカゴ購買部協会景気指数、10月の米消費者態度指数(ミシガン大学調査・確報値)など。米主要企業の決算発表ではシェブロン<CVX>、エクソンモービル<XOM>が予定されている。(銀) 出所:MINKABU PRESS 2021/10/28 17:00 みんかぶニュース 市況・概況 28日中国・上海総合指数=終値3518.4166(-43.8886)  28日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比43.8886ポイント安の3518.4166と3日続落した。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/28 16:56 注目トピックス 日本株 【M&A速報:2021/10/28(2)】ルネサスエレクトロニクス、イスラエルのアナログ半導体会社Celeno社を買収 ■ルネサスエレクトロニクス<6723>、Wi-FiソリューションプロバイダーのイスラエルCeleno社を約359億円で買収■ダスキン<4665>、子会社でアイスクリーム等を製造する蜂屋乳業の全株式を食肉加工販売会社等を傘下にもつバンリューに譲渡■システムリサーチ<3771>、ソフト設計・開発・検査等のゼネラルソフトウェアを買収■電通グループ<4324>、持ち分法適用関連会社セプテーニHD<4293>に追加出資し連結子会社化■パイオニア、MaaS事業など展開のソニックスと資本業務提携■アダストリア<2685>、シンガポール発のオムニチャネルファッションブランド「ラブボニート」展開のLovebonito Holdingsに出資■HR Techサービス事業等のVARIETAS、シードラウンドで約7000万円の資金調達を実施■アート管理サブスクサービス「美術倉庫」運営のbetween the arts、Shinwa Wise Holdings<2437>などから資金調達を実施■宿泊チケットのECプラットフォーム「Stay by Tripi」運営のトリピ、シードラウンドで総額3800万円の資金調達を実施■富士通<6702>、物流車両などの配車マッチングプラットフォーム展開のイスラエルAutofleet社と資本業務提携■川崎重工業<7012>、振動機械事業を子会社のアーステクニカに事業集約■武田薬品工業<4502>、ガンマ・デルタT細胞の特性探索に特化したGammaDelta社を買収するオプション権を行使■日水製薬<4550>、千葉大発バイオベンチャーのセルジェンテックに追加出資 出資比率17.54%に■中越パルプ工業<3877>子会社の三善製紙、巴川製紙所<3878>から洋紙事業の一部について営業権等を譲り受け【ニュース提供・MARR Online(マールオンライン)】 <FA> 2021/10/28 16:54 みんかぶニュース 個別・材料 オムロンが22年3月期業績及び配当予想を上方修正、330万株を上限とする自社株買いも発表  オムロン<6645.T>がこの日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を7000億円から7800億円(前期比19.0%増)へ、営業利益を700億円から980億円(同56.9%増)へ、純利益を480億円から655億円(同51.2%増)へ上方修正し、あわせて年86円としていた配当予想を中間・期末各46円の92円(前期84円)に引き上げると発表した。  電気自動車や半導体、二次電池、食品包装を中心とした好調な設備投資を背景にIAB(制御機器事業)が従来予想を上回る大幅な増収増益となる見通しであることが牽引役となる。また、グローバルでの電子部品需要の拡大を捉え、EMC(電子部品事業)の従来予想を上回る大幅な増収増益を見込むとしている。  なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高3693億5100万円(前年同期比22.6%増)、営業利益457億2700万円(同85.0%増)、純利益325億3100万円(同69.5%増)だった。  同時に、上限を330万株(発行済み株数の1.64%)、または300億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は21年10月29日から22年4月28日までで、株主還元の充実を図ることが狙いとしている。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/28 16:42 みんかぶニュース 個別・材料 ニチレキが22年3月期業績及び配当予想を上方修正  ニチレキ<5011.T>がこの日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を730億円から780億円(前期比9.1%増)へ、営業利益を70億円から80億円(同12.5%減)へ、純利益を44億円から53億円(同16.6%減)へ上方修正した。  上期において、防災・減災、国土強靱化対策をはじめとする工事の進捗が順調であったことに加え、環境配慮型製品の販売拡大や原材料価格上昇への対応を行ったことが寄与する。  また、業績予想の修正に伴い、期末一括38円を予定していた配当予想を40円(前期38円)に引き上げるとあわせて発表した。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/28 16:35 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 10月28日 16時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (6807) 日本航空電子工業 東証1部       [ 割高 ] (6769) ザイン      東証JASDAQ(スタンダード) [ 割高 ] (7078) INCLUSIVE 東証マザーズ     [ 割安 ] (7735) スクリン     東証1部       [ 割高 ] (4347) ブロードメディア 東証JASDAQ(スタンダード) [ 割高 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (4506) 大日本住友製薬  東証1部       [ 割安 ] (6954) ファナック    東証1部       [ 割安 ] (7265) エイケン工業   東証JASDAQ(スタンダード) [ 割高 ] (7148) FPG      東証1部       [ 割高 ] (4825) ウェザーニューズ 東証1部       [ 割高 ] 出所:MINKABU PRESS 2021/10/28 16:32 JASDAQ市況 JASDAQ平均は反発、長期金利低下やハイテク株高を好感 [JASDAQ市況]JASDAQ平均 3,996.97 +6.79/出来高 6685万株/売買代金 452億円J-Stock Index 4,024.46 +36.42 本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20はそろって反発した。値上がり銘柄数は262(スタンダード248、グロース14)、値下り銘柄数は288(スタンダード270、グロース18)、変わらずは70(スタンダード65、グロース5)。 本日のJASDAQ市場は下落後プラスに切り返す展開となった。27日の米株式市場のダウ平均は反落。決算発表のビザが大幅安となったほか、指数が最高値圏にあるだけに、景気敏感株を中心に利益確定売りが目立った。一方、マイクロソフトやアルファベットが好決算を受けて大幅高となったことや長期金利の低下を支えにナスダック総合指数はほぼ横ばい。まちまちとなった米株市場を受け、JASDAQ平均は続落してスタートすると、前場は前日終値を挟んだもみ合いが続いた。ただ、後場からは買いが優勢となり、プラス圏で取引を終えた。米国市場での長期金利低下や大型ハイテク株高が新興株の追い風として働いたほか、日経平均が終日マイナス圏でのもみ合い展開となるなか、幕間つなぎの物色がJASDAQ市場など新興市場に向かったようだ。決算シーズンが本格化しはじめ、JASDAQ市場でも決算を受けた個別株物色が旺盛だった。 個別では、22年3月期の期末配当予想を増額修正した京極運輸<9073>が20%高のストップ高で値上がり率トップに、21年12月期の営業利益予想を上方修正したザインエレクトロニクス<6769>は17%高のストップ高となった。また、1対2の株式分割実施を発表した応用技術<4356>が7%高、時価総額上位銘柄では押し目買いが優勢となった東映アニメ<4816>が4%高、ウエストHD<1407>やマクドナルド<2702>が堅調だった。値上がり率上位にはガーラ<4777>、シーズメン<3083>などが顔を出した。 一方、2022 年3月期通期業績予想の下方修正や期末配当の中止も発表した大井電気<6822>が8%安に、22年3月期の営業利益予想を上方修正も材料出尽くし感から売られた菊水電子<6912>が7%安となった。時価総額上位銘柄では、ハーモニック<6324>やワークマン<7564>が冴えなかった。値下り率上位にはエイケン工業<7265>、TBCSCAT<3974>などが顔を出した。 JASDAQ-TOP20では、田中化学研究所<4080>、セプテーニHD<4293>、ウエストHDなどが上昇した。[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄          |  現値| 前日比|   前比率| 1| 9073|京極運         |   878|   150|    20.60| 2| 4777|ガーラ         |   299|   49|    19.60| 3| 4347|ブロメディア     |  1001|   150|    17.63| 4| 3083|シーズメン      |   540|   80|    17.39| 5| 6769|ザイン         |  1022|   150|    17.20| 6| 7070|SIHD       |   482|   43|     9.79| 7| 9908|日電計         |  1834|   138|     8.14| 8| 4356|応用技術       |  5870|   410|     7.51| 9| 8783|GFA         |   114|    7|     6.54|10| 4816|東映アニメ      | 18110|   780|     4.50|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄          |  現値| 前日比|   前比率| 1| 7265|エイケン工業     |  3510|  -650|   -15.63| 2| 3974|TBCSCAT   |   505|   -50|    -9.01| 3| 6822|大井電気       |  2215|  -209|    -8.62| 4| 5906|MK精工       |   377|   -34|    -8.27| 5| 6912|菊水電         |  1062|   -81|    -7.09| 6| 9444|トーシンHD     |   602|   -43|    -6.67| 7| 1400|ルーデン       |   305|   -21|    -6.44| 8| 4355|ロングライフ     |   291|   -19|    -6.13| 9| 3326|ランシステム     |   539|   -35|    -6.10|10| 2373|ケア21       |   910|   -50|    -5.21|[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10位 |コード|銘柄          |  現値| 前日比|   前比率| 1| 9908|日電計         |  1834|   138|     8.14| 2| 4816|東映アニメ      | 18110|   780|     4.50| 3| 4293|セプテーニHD   |   440|   17|     4.02| 4| 1407|ウエストHD     |  6200|   210|     3.51| 5| 6864|エヌエフHD     |  1497|   48|     3.31| 6| 4080|田中化研       |  1163|   34|     3.01| 7| 6918|アバール       |  2811|   60|     2.18| 8| 3857|ラック         |   803|   17|     2.16| 9| 6626|SEMITEC   | 12030|   240|     2.04|10| 3798|ULS−G       |  5550|   110|     2.02|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄          |  現値| 前日比|   前比率| 1| 9263|ビジョナリーHD  |   293|   -14|    -4.56| 2| 4348|インフォコム     |  2264|   -81|    -3.45| 3| 7826|フルヤ金属      |  8910|  -280|    -3.05| 4| 3264|アスコット      |   194|   -6|    -3.00| 5| 7777|3Dマトリクス   |   296|   -7|    -2.31| 6| 6565|ABホテル      |  1226|   -27|    -2.15| 7| 4764|NexusBank |   142|   -2|    -1.39| 8| 2484|出前館         |  1413|   -19|    -1.33| 9| 9820|MTジェネック   |  2462|   -32|    -1.28|10| 4978|リプロセル      |   245|   -3|    -1.21| <TY> 2021/10/28 16:31 みんかぶニュース 個別・材料 タカラトミーの9月中間期業績は計画を上回って着地  タカラトミー<7867.T>がこの日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が750億円から770億円(前年同期比21.9%増)へ、営業利益が47億円から58億円(同3.2倍)へ、純利益が40億円から52億円(同10.1倍)へ上振れて着地したようだと発表した。  第1四半期(4~6月)に玩具商品の出荷が伸長したことに加えて、第2四半期(7~9月)も引き続き玩具商品の出荷が順調に推移したことが要因。また、アミューズメントマシン「ポケモンメザスタ」やガチャ事業が拡大したことも寄与した。更に、緊急事態宣言下の店頭・購買動向を踏まえた販促活動やテレビCMなど各種マーケティング施策のコントロールを行ったことも利益増につながった。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/28 16:31 みんかぶニュース 個別・材料 東競馬の第3四半期はSPAT4の好調持続で2ケタ増収増益  東京都競馬<9672.T>がこの日の取引終了後、第3四半期累計(1~9月)連結決算を発表しており、売上高235億2300万円(前年同期比11.9%増)、営業利益97億4300万円(同17.2%増)、純利益69億4100万円(同25.3%増)となった。  公営競技事業や遊園地事業で新型コロナウイルス感染拡大の影響は残ったものの、SPAT4などの地方競馬インターネット投票システムの売り上げ好調による賃貸料の増収が牽引役となり、2ケタ増収増益となった。  なお、21年12月期通期業績予想は、売上高328億円(前期比13.9%増)、営業利益126億円(同12.8%増)、純利益87億4000万円(同68.9%増)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/28 16:23 みんかぶニュース 市況・概況 28日韓国・KOSPI=終値3009.55(-15.94)  28日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比15.94ポイント安の3009.55と続落した。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/28 16:22 みんかぶニュース 個別・材料 日野自が22年3月期業績及び配当予想を上方修正  日野自動車<7205.T>が取引終了後、22年3月期連結売上高が1兆3300億円から1兆4600億円へ、営業利益が470億円から540億円へ、純利益が110億円から150億円へ、年間配当は14円から17円(前期は12円)へ、当初の会社計画を上回りそうだと発表した。業績は「収益認識に関する会計基準」を今期から適用しているため、前期との比較はない。  上方修正は主に海外における堅調な受注や最近の業績の動向、及び市場環境なども踏まえたとし、増配は中間を7円から10円(前期の中間は5円)に増額したため。あわせて発表した22年3月期第2四半期(4~9月)連結営業利益は318億1200万円(前年同期は116億7100万円の赤字)だった。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/28 16:20 マザーズ市況 マザーズ指数は反発、米金利低下などで新興IT株に物色、グローバルWストップ高  本日のマザーズ市場では、朝方売りに押される場面もあったが、前場中ごろを過ぎると堅調な展開となった。前日の米国市場では長期金利が低下し、NYダウが反落する一方で、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は横ばいを保った。また、大手メーカーで供給制約による業績下方修正が相次いでいることもあり、新興IT株に物色の矛先が向いたようだ。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で1560.45億円。騰落数は、値上がり186銘柄、値下がり180銘柄、変わらず23銘柄となった。 個別では、時価総額上位のJMDC<4483>やフリー<4478>が堅調で、メルカリ<4385>は小高い。前日ストップ高の弁護士コム<6027>は3日続伸した。売買代金トップのアスタリスク<6522>は上値が重く変わらずで引けたが、同2位のグローバルW<3936>は連日のストップ高。また、INC<7078>やインテM<7072>もストップ高水準で取引を終えた。一方、時価総額上位ではビジョナル<4194>が小幅ながらマイナスとなり、売買代金上位ではアイドマHD<7373>やセーフィー<4375>が利益確定売り優勢。また、アジャイル<6573>は直近急騰した反動が強まり、下落率上位に顔を出した。 <HK> 2021/10/28 16:18 注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は続落、ファナックとエムスリーが2銘柄で約119円分押し下げ 10月28日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上が46銘柄、値下がり175銘柄、変わらず4銘柄となった。日経平均は続落。27日の米国市場でNYダウは4日ぶりに反落し、266ドル安となった。決算発表のビザが大幅安でNYダウの押し下げ役となり、景気敏感株を中心に利益確定売りも出た。また、本日の東京市場でも値がさ株のファナック<6954>やエムスリー<2413>が決算を受けて大きく売られ、日経平均は226円安からスタートすると、朝方には一時28693.06円(前日比405.18円安)まで下落。一方、半導体関連株や信越化<4063>の上昇が下支えする形となったが、日経平均は朝方の下げ一服後も軟調もみ合いの展開が続いた。大引けの日経平均は前日比278.15円安の28820.09円となった。東証1部の売買高は22億1279万株、売買代金は5兆0699億円だった。東証株価指数(TOPIX)浮動株比率見直しに伴うリバランス需要が発生した。業種別では、鉱業、石油・石炭製品、鉄鋼が下落率上位だった。一方、その他製品、空運業、水産・農林業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の52%、対して値上がり銘柄は44%となった。値下がり寄与トップはファナック<6954>となり1銘柄で日経平均を約74円押し下げた。同2位はエムスリー<2413>となり、ダイキン<6367>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、大日住薬<4506>などがつづいた。一方、値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約36円押し上げた。同2位はアドバンテ<6857>となり、信越化<4063>、TDK<6762>、スクリン<7735>、太陽誘電<6976>、任天堂<7974>などがつづいた。*15:00現在日経平均株価  28820.09(-278.15)値上がり銘柄数  46(寄与度+124.06)値下がり銘柄数 175(寄与度-402.21)変わらず銘柄数  4○値上がり上位銘柄コード  銘柄         直近価格         前日比 寄与度<8035> 東エレク        52450          1040 +36.65<6857> アドバンテ       9600           460 +32.43<4063> 信越化         20500           575 +20.27<6762> TDK            4185           70 +7.40<7735> スクリン        10400           790 +5.57<6976> 太陽誘電         5680           120 +4.23<7974> 任天堂         49360           810 +2.85<6981> 村田製          8578           67 +1.89<6988> 日東電          8760           50 +1.76<4452> 花王           6513           39 +1.37<9613> NTTデータ        2269            6 +1.06<7832> バンナムHD       8665           23 +0.81<4911> 資生堂          7545           23 +0.81<6506> 安川電          4950           20 +0.70<6724> エプソン         2011            9 +0.63<1928> 積水ハウス      2376.5          14.5 +0.51<9531> 東ガス         1952.5          70.5 +0.50<6770> アルプスアル      1186           12 +0.42<3382> 7&iHD           4891           11 +0.39<5201> AGC            5820           50 +0.35○値下がり上位銘柄コード  銘柄         直近価格         前日比 寄与度<6954> ファナック       22250         -2110 -74.37<2413> エムスリー       6712          -533 -45.09<6367> ダイキン        24560         -1145 -40.36<9984> ソフトバンクG     6112          -169 -35.74<9983> ファーストリテ    74450          -440 -15.51<4543> テルモ          5037           -88 -12.41<4506> 大日住薬         1649          -300 -10.57<6098> リクルートHD      7425           -75 -7.93<7733> オリンパス       2473         -53.5 -7.54<6758> ソニーG         12895          -210 -7.40<4568> 第一三共         2821           -63 -6.66<9433> KDDI           3595           -31 -6.56<6702> 富士通         19985         -1770 -6.24<4519> 中外薬          4246           -54 -5.71<4523> エーザイ         8016          -151 -5.32<6645> オムロン        10540          -150 -5.29<6971> 京セラ          6632           -71 -5.00<9766> コナミHD         6390          -130 -4.58<4578> 大塚HD          4519          -127 -4.48<4507> 塩野義          7358          -125 -4.41 <FA> 2021/10/28 16:17 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小じっかり、日銀総裁発言に反応 28日午後の東京市場でドル・円は小じっかりとなり、113円70銭付近に値を上げた。黒田日銀総裁は記者会見で「現時点で若干の円安だが、日本経済にマイナスになることはない」「円安の企業収益押し上げ効果はより大きくなっている」と円安を容認した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円49銭から113円87銭、ユーロ・円は131円73銭から132円12銭、ユーロ・ドルは1.1589ドルから1.1609ドル。 <TY> 2021/10/28 16:13 注目トピックス 市況・概況 マザーズ先物概況:反発、引け前のBASEが重し、25日線を維持する底堅い値動き 28日のマザーズ先物は前日比11.0pt高の1114.0ptとなった。なお、高値は1122.0pt、安値は1091.0pt、取引高は2818枚。本日のマザーズ先物は、米国市場やナイトセッションが下落した流れを引き継ぎ続落でスタートした。現物株の寄り付き後は、フリー<4478>や弁護士ドットコム<6027>など時価総額上位の銘柄が上昇し、相場を押し上げ、マザーズ先物はプラスに転じ堅調な値動きでの推移となった。後場に入り、時価総額上位のJMDC<4483>が上げ幅を拡大し、メルカリ<4385>がプラスに転じ相場を一段と押し上げ、マザーズ先物は19.0pt高まで上昇する場面があったが、大引け前にBASE<4477>が失速して相場の重しとり、マザーズ先物は上げ幅を縮小して取引を終了した。日足チャートでは、25日線を一時は割り込みしたものの値を戻す、底堅い値動きとなった。 <FA> 2021/10/28 16:07 注目トピックス 市況・概況 大阪金概況:上昇、米長期金利の低下映すも上値の重い展開 大阪取引所金標準先物 22年10月限・日中取引終値:6564円(前日日中取引終値↑18円)・推移レンジ:高値6574円-安値6555円28日の大阪取引所金標準先物(期先:22年10月限)は上昇した。昨日の海外市場で米長期金利が低下し、金利のつかない資産である金の魅力が増すとの見方からナイトセッションで金先物は上昇し、今日の金先物はこの流れを引き継ぎ買いが先行した。しかしその後、米長期金利が底堅い動きとなったこともあり、金への資金流入は限定的となり、金先物は午前の時間帯に高値をつけた後は上値の重い展開となった。 <FA> 2021/10/28 16:05 注目トピックス 市況・概況 企業業績の先行き警戒感から利益確定売りが優勢【クロージング】 28日の日経平均は続落。278.15円安の28820.09円(出来高概算22億1000万株)で取引を終えた。主要企業の決算を受けて先行きの業績不安が台頭したことから、利益確定売りが先行し、寄り付き直後には一時28693.06円まで水準を切り下げた。ただ、25日線水準を下回ると、押し目を拾う動きも散見され、売り一巡後は同線を挟んだもみ合い展開が続いた。東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1100を超え、全体の過半数を占めた。セクター別では、その他製品、空運、水産農林、化学など8業種が上昇。一方、鉱業が4%を超える下げとなったほか、石油石炭、鉄鋼、保険、精密機器など25業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、信越化<4063>、TDK<6762>、スクリン<7735>が堅調だった半面、ファナック<6954>、エムスリー<2413>、ダイキン<6367>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>が軟調だった。前日の取引終了後に発表された日立<6501>やファナックの上半期決算では通期予想を下方修正したほか、富士通<6702>はアナリスト予想に届かなった。決算発表前は上方修正が続出するのではないかとの見方が多かっただけに、関係者からは「サプライチェーンの混乱による部品不足や原油市況の高騰などを映して、業績不安が広がった」などの指摘が聞かれた。一方、好決算を発表した信越化やスクリンには物色の矛先が向かっていた。日米ともに主力企業の決算発表が本格化している。国内では通期業績予想を下方修正する企業が目立ってきており、関係者は「期初の慎重な収益計画に円安効果が加わっても通期業績を引き下げるということは、年末に向けた株高ラリーを期待するシナリオが崩れかねない」と先行きを警戒する声が広がりつつある。また、短期筋による指数先物の売買の動きに左右される展開が目立つだけに、業績動向を確認しながら、目先は神経質な動きが想定されそうだ。 <FA> 2021/10/28 16:02 注目トピックス 市況・概況 日経VI:上昇、株価下落も底堅く推移し警戒感の広がりは限定的 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は28日、前日比+0.50(上昇率2.38%)の21.54と上昇した。なお、高値は22.12、安値は20.90。市場では、ここから発表がピークとなる主要企業の4-9月期決算や31日投開票となる衆院選を控え、やや警戒感が高まりやすくなっている。こうした中、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。ただその後、株価の下値を売り急ぐ動きは見られず、日経225先物が底堅い動きとなったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードの広がりは限定的で、日経VIは昨日の水準を下回る場面もあった。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <FA> 2021/10/28 16:00 相場概況 日経平均は続落、ファナックやエムスリーの急落響く、海外株安も 日経平均は続落。27日の米国市場でNYダウは4日ぶりに反落し、266ドル安となった。決算発表のビザが大幅安でNYダウの押し下げ役となり、景気敏感株を中心に利益確定売りも出た。また、本日の東京市場でも値がさ株のファナック<6954>やエムスリー<2413>が決算を受けて大きく売られ、日経平均は226円安からスタートすると、朝方には一時28693.06円(前日比405.18円安)まで下落。一方、半導体関連株や信越化<4063>の上昇が下支えする形となったが、日経平均は朝方の下げ一服後も軟調もみ合いの展開が続いた。大引けの日経平均は前日比278.15円安の28820.09円となった。東証1部の売買高は22億1279万株、売買代金は5兆0699億円だった。東証株価指数(TOPIX)浮動株比率見直しに伴うリバランス需要が発生した。業種別では、鉱業、石油・石炭製品、鉄鋼が下落率上位だった。一方、その他製品、空運業、水産・農林業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の52%、対して値上がり銘柄は44%となった。個別では、前述のファナックやエムスリー、それに富士通<6702>が決算を受けて急落し、日立<6501>なども売り優勢の展開だった。ファナックは市場の上振れ期待に反して通期業績予想を下方修正し、8%を超える下落となった。その他売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>が2%超下落したほか、日本郵政<6178>、三菱商事<8058>、キーエンス<6861>、リクルートHD<6098>などが軟調。また、大日住薬<4506>も決算がネガティブ視され、東証1部下落率トップとなった。一方、決算が好感された信越化は3%近く上昇し、NRI<4307>は8%近い上昇。SCREEN<7735>が決算を受けて急伸し、東エレク<8035>やレーザーテック<6920>、アドバンテス<6857>といったその他半導体関連株も堅調ぶりが目立った。また、フューチャー<4722>や航空電子<6807>が東証1部上昇率上位に顔を出した。 <HK> 2021/10/28 15:55 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(大引け)=278円安、引けにかけリバランスで売買代金は急増  28日の東京株式市場は前日のNYダウ反落を受けてリスク回避の売りが優勢となった。日経平均は一時400円あまり下げる場面もあった。  大引けの日経平均株価は前営業日比278円15銭安の2万8820円09銭と続落。東証1部の売買高概算は22億1279万株、売買代金概算は5兆699億円。値上がり銘柄数は951、対して値下がり銘柄数は1143、変わらずは89銘柄だった。  きょうの東京市場は朝方から景気敏感株など中心に幅広く売りに押される展開で始まった。前日の米国株市場ではNYダウが4日ぶりに反落し、東京市場でも前々日に先物主導で500円強の上昇をみせた反動から目先利益確定の動きが表面化した。アジア株安なども嫌気された。個別では企業の決算発表が本格化するなか、決算内容で明暗を分ける銘柄が多かったが、増収増益でもコンセンサスに届かない銘柄に売りがかさむなどで市場のセンチメントが悪化した。日銀の金融政策決定会合は、現状維持で織り込み済みだったことで全体相場に与える影響は限定的だった。業種別では33業種中、上昇は8業種にとどまった。引けにかけてTOPIXリバランス(浮動株比率の定期見直し)に絡む売買が加わり、売買代金は5兆円と大きく膨らみ、約5カ月ぶりの高水準となっている。  個別では、ファナック<6954.T>が大幅安、富士通<6702.T>、エムスリー<2413.T>も大きく値を下げた。ファーストリテイリング<9983.T>も売りに押された。ソニーグループ<6758.T>も軟調。大日本住友製薬<4506.T>が急落したほか、大同特殊鋼<5471.T>、日本精線<5659.T>なども大幅安となった。ダブル・スコープ<6619.T>が大きく値を下げ、三井松島ホールディングス<1518.T>の下げも目立つ。東洋機械金属<6210.T>が下落、FPG<7148.T>も下値を探った。  半面、東京エレクトロン<8035.T>、レーザーテック<6920.T>、SCREENホールディングス<7735.T>など半導体製造装置関連が上昇、任天堂<7974.T>も堅調だった。野村総合研究所<4307.T>が買いを集め、日本電産<6594.T>もしっかり。日本航空電子工業<6807.T>、フューチャー<4722.T>が急騰、トーメンデバイス<2737.T>も値を飛ばした。ホシデン<6804.T>も物色人気となった。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/28 15:51 注目トピックス 市況・概況 Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(大引け) ■eワラント売れ筋トップ10(2021/10/28 15:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 野村日経225レバレッジETF プラス5倍トラッカー (12,000円) +0.31% 3.10 27.02円2 ビットコイン2021年12月 プラス5倍トラッカー (40,000米ドル) -1.02% 1.85 19.40円3 イーサリアム2021年12月 プラス5倍トラッカー(2,550米ドル) -0.96% 1.90 26.07円4 三菱商事 コール (3,750円) -10.77% 15.93 0.64円5 ソフトバンク コール (1,650円) +3.45% 19.28 0.35円■eワラント値上がりトップ10(2021/10/28 15:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 野村総合研究所 コール(5,200円) +192.31% 15.53 +7.56%2 野村総合研究所 コール(4,600円) +131.34% 11.23 +7.56%3 富士通 プット(16,500円) +131.25% -10.44 -8.29%4 アドバンテスト コール (11,900円) +125.00% 0.00 +6.41%5 富士通 プット (19,500円) +122.22% -8.91 -8.29%6 ファナック プット (16,500円) +116.67% 0.00 -8.87%7 ファナック プット (20,000円) +109.09% -8.28 -8.87%8 富士通 プット(13,500円) +100.00% 0.00 -8.29%9 アドバンテスト コール(10,500円) +93.18% 11.64 +6.41%10 ファナック プット (23,500円) +91.82% -6.52 -8.87%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:Eワラント証券ウェブサイト) <FA> 2021/10/28 15:51 注目トピックス 日本株 ハウスドゥ---リバースモーゲージの保証事業で中国銀行と提携 ハウスドゥ<3457>は28日、子会社のフィナンシャルドゥが、岡山県の指定金融機関である中国銀行(以下、同銀行)と提携し、2021年10月29日より同銀行が提供を開始する、「ちゅうぎんリバースモーゲージローン」に対する債務保証業務を行うと発表。同銀行は、地域密着型金融として地域経済活性化に向けた付加価値の高いサービス提供を目指す中で、営業地域内のシニア層の資金ニーズの増加や多様化を実感し、リバースモーゲージの取り扱いを模索。今後益々需要の高まりが考えられることから、不動産売買のノウハウと全国に約700店舗の不動産販売網を持つハウスドゥグループのフィナンシャルドゥが、適正かつ迅速な不動産担保評価に基づく債務保証を行うことで、同銀行の意向に合致したリバースモーゲージの取り組みをサポートする事となったとしている。今後も多くの金融機関との提携で、リバースモーゲージ保証事業の成長を図り、市場のニーズが高まるシニア層に向けた商品の拡充と、不動産を活用したサービスの提供で、日本経済の活性化に貢献する考え。 <ST> 2021/10/28 15:45

ニュースカテゴリ