新着ニュース一覧
みんかぶニュース 個別・材料
日本マイクロが24年12月期上期業績予想を上方修正
日本マイクロニクス<6871.T>がこの日の取引終了後、24年12月期上期(1~6月)連結業績予想について、売上高を244億円から260億円(前年同期比53.1%増)へ、営業利益を45億円から59億円(同3.4倍)へ上方修正した。
主にメモリ向けプローブカードの需要が想定以上に増加していることが要因という。また、新たに第3四半期累計業績予想を発表しており、売上高400億円(前年同期比56.7%増)、営業利益88億円(同3.3倍)を見込む。
同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高117億9400万円(同20.7%増)、営業利益25億800万円(同27.1%増)だった。ノンメモリ向けプローブカードは車載向けなどの需要回復が遅れているものの、主力のメモリ向けプローブカードは、好調な需要が続いたことで高水準の売り上げを達成。また、受注においてもHBM(高性能メモリ)を含むDRAMの高い需要が継続しており、メモリ向けの受注高は四半期として過去最高を更新した。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/13 17:48
注目トピックス 日本株
ウェーブロックホールディングス---24年3月期は増収、マテリアルソリューション事業が2ケタの増益に
*17:43JST ウェーブロックホールディングス---24年3月期は増収、マテリアルソリューション事業が2ケタの増益に
ウェーブロックホールディングス<7940>は10日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比4.3%増の235.59億円、営業利益は同12.0%増の3.87億円、経常利益は同5.9%減の6.76億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期に株式売却益の計上があったため同80.3%減の4.56億円となった。マテリアルソリューション事業の売上高は前期比1.8%減の177.39億円、セグメント利益は同64.6%増の10.18億円となった。ビルディングソリューションおよびインダストリアルソリューション分野において、原材料価格およびエネルギーコストの上昇分を販売価格へ転嫁したことや路面標示材等の販売が好調に推移したものの、仮設資材用ターポリンおよび前連結会計年度は大型物件を受注し好調であった防煙垂壁用高透明不燃シート等の販売が減少し、低調に推移した。パッケージングソリューション分野においては、原材料価格の値上がりやエネルギーコストの上昇分の販売価格への転嫁に注力した。また、生産体制を強化し生産性を向上させた結果、販売数量が増加した。アグリソリューション分野においては、各種キャンペーン等の効果により、防虫網の販売が堅調に推移したものの、物価の上昇等により国内農業生産者の資材等への投資意欲が引き続き減退し、遮光網等農業資材の需要が減少した。リビングソリューション分野においては、サッシメーカー等への販売は好調であったものの、ホームセンター向け販売は、来店客数が減少したこと等の影響を受け販売が落ち込んだ。アドバンストテクノロジー事業の売上高は前期比28.5%増の58.41億円、セグメント利益は同88.5%減の0.41億円となった。デコレーション&ディスプレー分野において、EV車向けエンブレムへの採用内定数が増加していることや、センターインフォメーションディスプレーおよびヘッドアップディスプレー用途で新規車種が量産開始された一方で、従来のガソリン車からEV車化への過渡期にあり、採用されたガソリン車の一部がEV車に生産をシフトしたこと等による減産の影響を受けた。また、採用されたEV車においてもバッテリー不足に伴う生産調整が行われたこと等もあり、主に中国、北米市場で販売が減少したことに加え、国内自動車メーカーによる生産停止の影響により国内向けのパーツ販売が減少した。一方、テレビモニター用導光板の販売が好調に推移した。2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.2%増の255.00億円、営業利益が同8.4%増の4.20億円、経常利益が同2.4%減の6.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.6%減の4.40億円を見込んでいる。
<HH>
2024/05/13 17:43
注目トピックス 日本株
昭栄薬品---一般社団法人ETHICAL EXPO JAPANとタイアップ
*17:37JST 昭栄薬品---一般社団法人ETHICAL EXPO JAPANとタイアップ
昭栄薬品<3537>は13日、一般社団法人ETHICAL EXPO JAPANと共同で「エシカルエキスポジャパン」を協働で周知し展開すると発表。「エシカルエキスポジャパン」は「エシカルがかっこいい世界を創る」をミッションに掲げ、カッコいい人を紡ぐことを目的に開催する、複合型フェスティバル。社会貢献や環境保全を中心に、誰かを想う心を持つ社会活動家・社会起業家・学生団体・企業・クリエイターを繋げ、共創プロジェクトの中で想いと活動を社会へ広めるイベント。両社はZ世代と企業がコミュニケーションの場や機会を増やすことで、SDGsが掲げる目標1.7パートナーシップで目標を達成しようの充実を図り、今後も広くSDGs活動の貢献に取り組むことを目指す。
<HH>
2024/05/13 17:37
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 05月13日 17時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(2160) ジーエヌアイグループ 東証グロース [ 割安 ]
(9432) 日本電信電話 東証プライム [ 割安 ]
(7163) 住信SBIネット銀行 東証スタンダード [ 分析中 ]
(4883) モダリス 東証グロース [ 割安 ]
(2334) イオレ 東証グロース [ 割安 ]
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(7280) ミツバ 東証プライム [ 割安 ]
(130A) ウェリタス 東証グロース [ 分析中 ]
(6523) PHCHD 東証プライム [ 割安 ]
(4485) JTOWER 東証グロース [ 分析中 ]
(4448) Chatwork 東証グロース [ 割安 ]
出所:MINKABU PRESS
2024/05/13 17:32
注目トピックス 日本株
デリカフーズホールディングス---24年3月期売上高・各段階利益ともに過去最高、増配と記念配当の実施も発表
*17:29JST デリカフーズホールディングス---24年3月期売上高・各段階利益ともに過去最高、増配と記念配当の実施も発表
デリカフーズホールディングス<3392>は10日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比10.2%増の528.23億円、営業利益が同78.4%増の11.34億円、経常利益が同63.5%増の12.58億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同44.3%増の10.13億円となった。売上高は過去最高となり、利益についても各段階利益が大きく伸長、いずれもコロナ禍前の2020年3月期も上回り、過去最高益を更新している。青果物事業の売上高は前年同期比10.1%増の521.15億円、セグメント利益(経常利益)は同61.5%増の11.55億円となった。売上高は、コロナ禍後の外食需要の回復基調、人手不足を背景とするカット野菜需要の高まりに加え、「事業ポートフォリオの変革」を推進し新規・深耕の営業活動で顧客の裾野拡大を図った結果、増収となった。利益については、増収効果のほか、引き続き徹底した効率化等の施策を講じながら売価の改善にも注力したことで、増益となった。2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.1%増の550.00億円、大阪FSセンター立ち上げに伴う経費増の影響もある中で営業利益が同16.3%減の9.50億円、経常利益が同16.6%減の10.50億円、親会社に帰属する当期純利益が同35.9%減の6.50億円を見込んでいる。また同日、期末配当金について、業績面でコロナ禍を克服して過去最高益を更新したことを踏まえた前期比2.00円増配の1株当たり10.00円の普通配当に加え、2023年4月に創立20周年を迎えた中で1株当たり2.00円の記念配当を実施し、1株当たり12.00円とすることを発表した。
<HH>
2024/05/13 17:29
みんかぶニュース 市況・概況
13日香港・ハンセン指数=終値19115.06(+151.38)
13日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比151.38ポイント高の19115.06と3日続伸した。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/13 17:28
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い基調継続も米インフレを見極め
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い基調継続も米インフレを見極め
13日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。引き締め的な米金融政策の維持が見込まれ、ドル買い地合いは継続。ただ、今週発表の米インフレ指標が注目され、内容を見極めようと過度なドル買いは抑制されそうだ。前週末に発表された米ミシガン大学消費者信頼感指数のうち期待インフレ率は予想を上回り、金利高・ドル高の展開に。ユーロ・ドルは1.0760ドル付近に弱含み、ドル・円は155円90銭まで値を上げ156円に接近する場面もあった。週明けアジア市場でドル・円は156円に再接近したが、日銀の買入れオペの減額を受け円買いが強まると、一時155円50銭付近まで下落。ただ、ドルは再び上昇基調となり値を戻した。この後の海外市場は米金利が手がかり。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の見解は強弱分かれるものの、引き締め的な政策の継続にほぼ集約される。今晩はタカ派的な見解が予想され、金利高・ドル高を後押ししよう。NY連銀の1年インフレ期待で高止まりが示されるか注目される。ただ、ドル・円は157円台での日本の為替介入とみられる急激な円高が意識され、節目の156円付近で売りが強まりやすく目先も重石となる。【今日の欧米市場の予定】・22:00 メスター米クリーブランド連銀総裁・ジェファーソン米FRB理事対談(ク連銀主催イベント)・24:00 米・4月NY連銀1年インフレ期待(3月:3.00%)
<CS>
2024/05/13 17:25
注目トピックス 日本株
クオールホールディングス---24年3月期増収、保険薬局事業・医療関連事業ともに売上高が増加
*17:23JST クオールホールディングス---24年3月期増収、保険薬局事業・医療関連事業ともに売上高が増加
クオールホールディングス<3034>は10日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比5.9%増の1,800.52億円、営業利益が同12.3%減の83.24億円、経常利益が同8.3%減の92.56億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.7%減の48.80億円となった。2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比50.0%増の2,700.00億円、営業利益が同80.2%増の150.00億円、経常利益が同64.2%増の152.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.8%増の57.00億円を見込んでいる。また、配当予想については前期から4円増配し、通期34円としている。保険薬局事業の売上高は前年同期比6.3%増の1,650.99億円、営業利益は同6.7%減の107.30億円となった。出店状況は、新規出店18店舗、事業譲受3店舗、子会社化による取得14店舗の計35店舗増加した一方、閉店により7店舗減少した結果、全体で店舗数は920店舗となった。薬局運営においては、新たな事業の柱としている在宅・施設調剤において、在宅調剤の全店実施に向けて取り組むとともに、在宅基幹店を増やすことで受け持つ施設数を大幅に増やしていくとしている。また、サントリーウエルネスとの健康支援に関する協業を2023年4月より開始した。2023年9月には薬局DX推進コンソーシアムの理事企業として、「調剤業務の一部外部委託」を内閣府地方創生推進事務局へ共同提案した。更に2024年4月付で、中核子会社のクオールにおいて、日本緩和医療薬学会の「在宅緩和ケア対応薬局」の認証を取得した。業績については、前期に実施したM&Aや新規出店の寄与、在宅・施設調剤の推進、及び流行性感染症の感染者数の増加等により、受付回数及び運営コストが増加した。また、薬価改定及び調剤報酬の改定に係る地域支援体制加算の経過措置終了等により、薬剤料単価及び技術料単価は低下した。医療関連事業の売上高は同2.0%増の149.52億円、営業利益は同25.9%減の11.36億円となった。CSO事業においては、MR派遣需要の拡大により、派遣数が増加する一方、採用に係る費用は増加した。また、医薬品や食品等の開発業務の受託事業においては、食品試験を中心とした受注の増加により拡大した。紹介派遣事業においては、各職種において紹介派遣の需要が順調に拡大するとともに、取引先数の増加や営業の業務分業化等の各種取組みにより、成約件数が増加した。また、医師・看護師の短期求人案件のマッチングプラットフォームを有するオンコールを、2023年4月にグループ化した。出版関連事業においては、既存顧客に向けて、がん領域やデジタル資材等の成長性の高い資材を提供するとともに、学会等の製薬企業以外の顧客との取引を拡大している。また、安定した収益が見込まれるコンベンション事業を拡大するとともに、新規に立ち上げたコンプライアンスサービス事業と既存の資材制作事業を組み合わせ、各種規制に則した質の高いサービスを提供していくとしている。医薬品製造販売事業においては、第一三共エスファのグループ化によるシナジー効果を実現するための取り組みを行っている。また、既存製品に加え、2022年12月に発売を開始した、新型コロナウイルス抗原検査キット「テガルナ(R)スティックSARS-CoV-2Ag」の販売促進を引き続き行っているが、薬価改定による売上高の減少や原材料価格の高騰、工場の修繕等が業績へ影響した。
<HH>
2024/05/13 17:23
みんかぶニュース 個別・材料
パンパシHDが24年6月期業績予想を上方修正
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>がこの日の取引終了後、24年6月期の連結業績予想について、売上高を2兆700億円から2兆860億円(前期比7.7%増)へ、営業利益を1300億円から1350億円(同28.3%増)へ、純利益を765億円から800億円(同20.9%増)へ上方修正した。
同時に発表した第3四半期累計(23年7月~24年3月)決算が、訪日外国人観光客数の増加に伴う免税売り上げの増加やイベント需要の回復、PB/OEM商品の伸長などにより、売上高1兆5674億円(前年同期比7.6%増)、営業利益1102億6800万円(同34.9%増)、純利益720億8100万円(同40.0%増)と好調だったことに加えて、為替の状況など市場環境の変化を織り込んだとしている。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/13 17:21
みんかぶニュース 為替・FX
明日の為替相場見通し=FRB高官発言などに注目
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)高官発言などに左右されそうだ。予想レンジは1ドル=155円30~156円30銭。
今晩は目立った経済指標の発表などは予定されていない。こうしたなか、ジェファーソンFRB副議長とメスター・クリーブランド連銀総裁の対談が予定されており、その内容が注目されそうだ。また、14日に米4月卸売物価指数(PPI)、15日に同消費者物価指数(CPI)の発表が予定されており、様子見姿勢が強まる展開も予想される。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/13 17:17
注目トピックス 日本株
タメニー---24年3月期は2ケタ増収・黒字化、各事業とも概ね計画通りの進捗
*17:16JST タメニー---24年3月期は2ケタ増収・黒字化、各事業とも概ね計画通りの進捗
タメニー<6181>は10日、2024年3月期決算を発表した。売上高が前期比40.4%増の55.98億円、営業利益が0.77億円(前期は0.39億円の損失)、経常利益が0.27億円(同1.14億円の損失)、当期純利益が0.03億円(同8.04億円の損失)となった。なお、同社は当期より非連結決算へ移行しており、前期比は前期個別業績との比較。婚活事業の売上高は21.17億円、営業利益は5.29億円となった。結婚相談所「パートナーエージェント」は各種キャンペーン等により資料請求が増加したものの、10~12月の閑散期に新規入会者数が落ち込み、在籍会員数が前期末から若干の減少となった。カジュアルウェディング事業の売上高は30.47億円、営業損失はのれん償却費1.52億円を計上し0.43億円となった。カジュアルな挙式披露宴・少人数挙式等プロデュース「スマ婚シリーズ」と結婚式二次会プロデュース「2次会くん」は挙式披露宴や結婚式二次会の需要回復に後押しされ、成約件数、施行件数、施行単価のいずれも前期から増加した。また、フォトウェディングプロデュース「LUMINOUS」は通期の成約件数、施行件数が前期から減少したものの、7月以降にスタジオリニューアルやエリア毎の戦略最適化を推進したことで、第4四半期の成約件数、施行件数が前年同期から増加した。ライフ&テック事業の売上高は2.43億円、営業利益は0.56億円となった。生活品質向上に資するサービスは婚活・結婚周辺サービスの取り扱いを強化し、併せてこれらのサービスを紹介する顧客専用サイトのリニューアルを実施した。なお、当期末時点の取り扱いサービスは62サービス、顧客専用サイトの登録者数は5万人以上となり、同社が代理店として行う保険販売の新規保険契約証券数も概ね前期水準での着地となった。また、婚活事業者間の相互会員紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」は一部利用事業者の利用会員数が減少したことでお見合い成立件数も減少した。なお、「CONNECT-ship」と連携した会員向け婚活パーティーや結婚相談所連盟は順調に推移した。地方創生事業の売上高は2.17億円、営業利益は0.24億円となった。北海道からオンライン婚活サポートセンターの委託業務、東京都「結婚支援マッチング事業支援業務」の事業プロモーターから交流イベント、AI によるマッチング、WEB による個別相談等に係る支援業務、兵庫県から出会いサポートセンター運営業務を新たに受託した。これらにより、婚活支援システムの提供数は12都府県、婚活支援センターの運営受託数は6都道府県、各種イベント・セミナーの受託件数は63件となった。2025年3月期通期の業績予想については、売上高が前期比14.3%増の64.00億円、営業利益が同158.7%増の2.00億円、経常利益が同450.7%増の1.50億円、当期純利益が1.50億円を見込んでいる。
<HH>
2024/05/13 17:16
金融ウォッチ その他
【SBIインシュアランスグループ】上場維持基準への適合に関するお知らせ
当社は、2021年12月27日に公表した「新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書」および2023年6月23日に公表した「新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画に基づいた進捗状況」において、その内容について開示しております。この度、東京証券取引所(以下「東証」)から「上場維持基準(分布基準)への適合状況について」を受領し、2024年3月31日時点でグロース市場の上場維持基準にすべて適合して いることを確認いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。 原文はこちら https://www.sbigroup.co.jp/news/2024/0513_14646.html
2024/05/13 17:13
注目トピックス 日本株
日新---24年3月期は対前年で減収減益も、旅行事業が通期で黒字化
*17:12JST 日新---24年3月期は対前年で減収減益も、旅行事業が通期で黒字化
日新<9066>は9日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比12.5%減の1,699.34億円、営業利益が同36.1%減の80.73億円、経常利益が同30.6%減の94.63億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.9%減の86.49億円となった。物流事業の売上高は前期比13.9%減の1,615.41億円、セグメント利益(営業利益)は同43.4%減の66.98億円となった。日本では、取り扱い物量は航空貨物が総じて低調となり海上貨物も伸び悩んだが、倉庫業務は堅調に推移した。航空貨物の取り扱いは、在庫調整の影響等もあり輸出入とも減少が続いたが、医薬品等の取り扱いが堅調に推移した。海上輸出では、機械・設備等の取り扱いが堅調となり、輸入は機械、雑貨等が好調に推移した。アジアでは、全体的に自動車関連貨物の取り扱いの回復が遅れるなど低調な動きとなった。国別で見ると、タイにおいて航空貨物の取り扱い物量が減少したことなどが収益に影響し、前期比で大きく減少した。一方で、ベトナムでは雑貨等の取り扱いが堅調に推移し、インドにおいて国内配送業務が好調となるなど、アジア地域の収益下支えとなった。中国では、景気回復の遅れの影響等により海上・航空貨物の取り扱いが低調となり、価格競争の激化等の影響により収益性が低下した。地域別では、常熟において海上輸出コンテナの取り扱い等が堅調に推移し、第4四半期から連結子会社化した中外運日新が収支に貢献した。米州では、各国とも自動車関連貨物の取り扱いが堅調に推移した。国別では、米国では食品、大型蓄電関連貨物の取り扱いが収益に寄与した。また、メキシコでも期後半から自動車完成車の取り扱いが回復傾向となった。欧州では、総じて荷動きの低調が続き収益は伸び悩んだ。国別では、ポーランドにおいて、倉庫事業が堅調に推移したが、ドイツで家電製品や自動車関連貨物の取り扱いが低調となるなど、全体的に勢いにかける動きとなった。旅行事業の売上高は同34.4%増の72.15億円、セグメント利益(営業利益)は5.09億円(前年同期は0.14億円の損失)となった。主力業務である業務渡航の取り扱いが緩やかながら回復基調が継続し、団体旅行の取り扱いが収益に貢献するなど通期で黒字化した。不動産事業の売上高は同4.6%増の15.90億円、セグメント利益(営業利益)は同4.3%増の8.51億円となった。京浜地区等における賃貸不動産が前年並みに推移した。2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.7%増の1,830.00億円、営業利益が同12.7%増の91.00億円、経常利益が同3.6%増の98.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.1%増の103.00億円を見込んでいる。
<HH>
2024/05/13 17:12
注目トピックス 日本株
AIAIグループ---24年3月期は増収・大幅増益、グループの施設が合計109まで増加
*17:11JST AIAIグループ---24年3月期は増収・大幅増益、グループの施設が合計109まで増加
AIAIグループ<6557>は10日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比9.2%増の118.18億円、営業利益が同559.5%増の5.32億円、経常利益が同111.8%増の8.75億円、親会社株主に帰属する当期純利益が3.53億円(前年同期は5.06億円の損失)となった。当連結会計年度末の運営施設数は、認可保育所4施設、多機能型事業所3施設を新規に開設し、認可保育所1施設を既存施設の定員数を拡大し移転した。これにより、同社グループは当連結会計年度末時点で認可保育所86施設(東京都30施設、神奈川県3施設、千葉県42施設、大阪府11施設)、多機能型事業所20施設、サービス付高齢者向け住宅1施設、住宅型有料老人ホーム1施設、生活介護施設1施設の計109施設となった。2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.4%増の121.00億円、営業利益が同6.1%減の5.00億円、経常利益が同31.5%減の6.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.2%増の4.00億円を見込んでいる。
<SO>
2024/05/13 17:11
みんかぶニュース 個別・材料
サワイGHDの25年3月期は4割営業増益見込む、1株から3株への株式分割も発表
サワイグループホールディングス<4887.T>がこの日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表した。投資単位当たりの金額を引き下げることで株主がより投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大と流動性の向上を図ることが目的という。
同時に発表した25年3月期連結業績予想は、売上高2020億円(前期比14.2%増)、営業利益260億円(同39.6%増)、純利益300億円(同2.2倍)を見込み、配当は中間78円、期末27円と実質増配を予定している。
人材採用や育成の強化、第2九州工場新固形剤棟の稼働開始によりコストは増加するものの、23年度以降に発売した近年上市品の売り上げ増や、既存品の販売数量増加などによる売上高の増加により吸収する見通しだ。
なお、24年3月期決算は、売上高1768億6200万円(前の期比8.0%増)、営業利益186億2000万円(同16.0%増)、純利益136億9500万円(同8.1%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/13 17:09
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は戻りが鈍い、節目の水準を意識
*17:04JST 東京為替:ドル・円は戻りが鈍い、節目の水準を意識
13日の東京市場でドル・円は戻りが鈍い。日銀の国債買入れオペ減額による円買いが強まると、155円95銭から155円51銭まで値を下げた。ドルはその後の押し目買いで持ち直したが、日本の為替介入への警戒感から朝方の高値を下回る水準で推移した。・ユーロ・円は167円51銭から168円02銭まで上昇。・ユーロ・ドルは1.0766ドルから1.0779ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値38,211.61円、高値38,273.40円、安値37,969.58円、終値38,179.46円(前日49.65円安)・17時時点:ドル円155円80-90銭、ユーロ・円167円90-00銭【経済指標】・日・4月マネーストックM3:前年比+1.6%(3月: +1.8%)【要人発言】・特になし
<TY>
2024/05/13 17:04
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時時点 上昇107銘柄・下落95銘柄(通常取引終値比)
5月13日のPTSナイトタイムセッション(16:30~23:59)17時時点で売買が成立したのは217銘柄。通常取引の終値比で上昇は107銘柄、下落は95銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は39銘柄。うち値上がりが15銘柄、値下がりは21銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は45円安となっている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の13日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <5856> LIEH 59 +19( +47.5%)
2位 <4078> 堺化学 2520 +500( +24.8%)
3位 <4770> エルミック 406 +80( +24.5%)
4位 <6235> オプトラン 2568 +500( +24.2%)
5位 <4258> 網屋 2310 +400( +20.9%)
6位 <5240> monoAI 707 +100( +16.5%)
7位 <3993> パークシャ 5020 +700( +16.2%)
8位 <4168> ヤプリ 909 +116( +14.6%)
9位 <6620> 宮越HD 1550 +175( +12.7%)
10位 <9341> GENOVA 1558 +171( +12.3%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <7122> 近畿車 1900 -432( -18.5%)
2位 <3465> ケイアイ不 3250 -605( -15.7%)
3位 <9885> シャルレ 413.5 -68.5( -14.2%)
4位 <1885> 東亜建 890 -135( -13.2%)
5位 <5586> ラボロAI 1115 -165( -12.9%)
6位 <1518> 三井松島HD 4090 -595( -12.7%)
7位 <3727> アプリックス 161.1 -19.9( -11.0%)
8位 <9377> AGP 815 -86( -9.5%)
9位 <7240> NOK 2083 -200.5( -8.8%)
10位 <9713> ロイヤルホ 1043 -98( -8.6%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <7911> TOPPAN 4065 +380( +10.3%)
2位 <7186> コンコルディ 919 +57.0( +6.6%)
3位 <7912> 大日印 4850 +249( +5.4%)
4位 <7269> スズキ 1794 +56.5( +3.3%)
5位 <8304> あおぞら銀 2500 +76.0( +3.1%)
6位 <1802> 大林組 1725 +48.5( +2.9%)
7位 <8354> ふくおかFG 4305 +70( +1.7%)
8位 <7272> ヤマハ発 1408 +15.5( +1.1%)
9位 <7267> ホンダ 1765.5 +9.5( +0.5%)
10位 <8601> 大和 1171.4 +5.4( +0.5%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <5803> フジクラ 2630 -215.0( -7.6%)
2位 <9147> NXHD 7591 -332( -4.2%)
3位 <9984> SBG 7850 -150( -1.9%)
4位 <7762> シチズン 1000 -17( -1.7%)
5位 <9433> KDDI 4430 -39( -0.9%)
6位 <6526> ソシオネクス 4475 -37( -0.8%)
7位 <3402> 東レ 776 -5.8( -0.7%)
8位 <5713> 住友鉱 4974.4 -26.6( -0.5%)
9位 <4502> 武田 4080.3 -21.7( -0.5%)
10位 <4578> 大塚HD 6593.5 -32.5( -0.5%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2024/05/13 17:03
注目トピックス 日本株
TDCソフト---中期経営計画の修正
*17:01JST TDCソフト---中期経営計画の修正
TDCソフト<4687>は10日、2022年4月から2025年3月における中期経営計画の修正を発表した。最終年度である2025年3月期の売上高を当初計画より7.5%増の430億円、営業利益を当初計画より7.5%増の43億円に修正した。当中期経営計画の計画期間は、堅調な事業環境を背景に、各事業分野は計画を上回るペースで好調に推移しており、売上高はほぼ1年前倒しで中期経営計画の目標を達成している。そのような背景から、2025年3月期は中期経営計画に掲げている経営方針は変更せず、事業目標の上方修正を行い、引き続き企業活動を推進していく。
<SO>
2024/05/13 17:01
みんかぶニュース コラム
明日の株式相場に向けて=日経平均とは裏腹に躍動する個別株
週明け13日の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比49円安の3万8179円と小幅反落。どうにもこうにも上値が重く、何が悪いかと聞かれれば株式需給というよりない。日銀による国債買いオペの減額で動揺を余儀なくされ、金融政策スタンスの変更がしきりに悪材料として囃(はや)されるが、冷静に考えればこれまでの流れの延長であり、今に至って大騒ぎするような話ではない。仮に早晩追加利上げに動いても、ゆっくりと階段をのぼって行くような緩やかな引き締め路線が担保されており、元来相場の基礎体力が強ければ、売り玉は容易に吸収される。それができないのは、今の日本株がグロバールマネーのポジション調整における売りグループの方に入っているためだ。
株式需給の実態悪は時間を経過して数字に反映されるまでは明確には把握できない。しかし、テクニカルが今の需給バランスの閉塞感を裏付けており、年初から3月上旬まで強力な下値支持ラインとして機能していた25日移動平均線が、気が付けば上値抵抗ラインに見事に化けている。騙(だま)し絵を見るような“25日線の裏切り”は、図ったかのような75日線とのデッドクロス演出によって投資家の気勢を削いでいる。
前週末の欧州株市場はリスクオン一色で独DAXや英FTSE100はともに6連騰で最高値街道を快走している。そして仏CAC40も6連騰で遂に史上最高値に躍り出た。米国株市場ではNYダウが8連騰で3万9500ドル台を回復し、約1カ月半ぶりとなる最高値復帰まであと300ドル弱に迫っている。アジアでは中国・上海総合指数や香港ハンセン指数が年初来高値圏でなお上値を慕う動きが鮮明だ。逆行する日本株のウィークポイントが何かに思いを巡らしがちだが、日経平均は年初からわずか3カ月で7000円あまりの上昇をみせ、市場関係者の度肝を抜いたわけで、その揺り戻しであると考えるのが妥当。世界株のリスクオンが続くのであれば、遅かれ早かれ日本株にも再び出番は回ってくる。
個別株の物色意欲は旺盛で、決算発表は次期業績ガイダンスが保守的であれば売り叩きのネタになっているのは確かだが、好内容であれば想定以上に評価されて株価を急騰させるケースも相次ぐ。きょうは、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数がいずれも800あまりでほぼ同数という状況。そのなか、値上がり上位をみるとストップ高銘柄のオンパレードであった。決算プレーで実際にうまく立ち回るのは難しいが、物色ターゲットとなった銘柄への投資マネーの流れ込み方は半端ではない。
個別は好決算を発表した銘柄の中から有望と思われる株を漸次絞り込んでいく。例えばテーマ買いの動きとしては今一つ盛り上がりを欠いているが、インバウンド関連では今週央の訪日外客数発表を前に700円近辺で煮詰まっているラウンドワン<4680.T>。5日・25日移動平均線のゴールデンクロスが目前だ。また、データセンターや半導体生産工場など半導体設備投資関連ではダイダン<1980.T>の好業績が光る。PER12倍台は成長力を考慮して割安かつ3%台の配当利回りが魅力だ。AI関連では他社と一線を画す抜群の業績成長路線を走るユーザーローカル<3984.T>の戻り足が輝きを放っている。
このほか、マド開け急伸後に売り物をこなし一段の上値指向で新値圏を舞うエーアンドエーマテリアル<5391.T>。目先的には高値警戒感から利益確定の動きを誘発しやすいが、そこにしっかりと買い向かう動きが観測される。8倍台のPER、0.5倍台のPBR、そして4%超の配当利回りと3拍子揃っていることがその理由。またファインケミカル部門で先端半導体材料に傾注している四国化成ホールディングス<4099.T>も24年12月期第1四半期決算は売上高と経常利益が2ケタの伸びで、進捗率を考慮すれば通期上振れ期待十分。化学セクターでは前週9日に24年3月期決算を発表したダイセル<4202.T>や、8日に開示したタキロンシーアイ<4215.T>などが強いチャートを形成している。
あすのスケジュールでは、4月の企業物価指数が朝方取引開始前に開示され、午前中に5年物国債の入札も予定。午後取引時間中には3月の特定サービス産業動態統計、引け後に4月の工作機械受注額が発表される。なお、国内主要企業の決算発表ではINPEX<1605.T>、楽天グループ<4755.T>、ENEOSホールディングス<5020.T>、ソニーグループ<6758.T>、ニトリホールディングス<9843.T>など。海外では4月の英失業率、5月の欧州経済研究センター(ZEW)独景気予測指数、4月の米生産者物価指数などが注目される。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2024/05/13 17:00
みんかぶニュース 市況・概況
明日の株式相場に向けて=日経平均とは裏腹に躍動する個別株
週明け13日の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比49円安の3万8179円と小幅反落。どうにもこうにも上値が重く、何が悪いかと聞かれれば株式需給というよりない。日銀による国債買いオペの減額で動揺を余儀なくされ、金融政策スタンスの変更がしきりに悪材料として囃(はや)されるが、冷静に考えればこれまでの流れの延長であり、今に至って大騒ぎするような話ではない。仮に早晩追加利上げに動いても、ゆっくりと階段をのぼって行くような緩やかな引き締め路線が担保されており、元来相場の基礎体力が強ければ、売り玉は容易に吸収される。それができないのは、今の日本株がグロバールマネーのポジション調整における売りグループの方に入っているためだ。
株式需給の実態悪は時間を経過して数字に反映されるまでは明確には把握できない。しかし、テクニカルが今の需給バランスの閉塞感を裏付けており、年初から3月上旬まで強力な下値支持ラインとして機能していた25日移動平均線が、気が付けば上値抵抗ラインに見事に化けている。騙(だま)し絵を見るような“25日線の裏切り”は、図ったかのような75日線とのデッドクロス演出によって投資家の気勢を削いでいる。
前週末の欧州株市場はリスクオン一色で独DAXや英FTSE100はともに6連騰で最高値街道を快走している。そして仏CAC40も6連騰で遂に史上最高値に躍り出た。米国株市場ではNYダウが8連騰で3万9500ドル台を回復し、約1カ月半ぶりとなる最高値復帰まであと300ドル弱に迫っている。アジアでは中国・上海総合指数や香港ハンセン指数が年初来高値圏でなお上値を慕う動きが鮮明だ。逆行する日本株のウィークポイントが何かに思いを巡らしがちだが、日経平均は年初からわずか3カ月で7000円あまりの上昇をみせ、市場関係者の度肝を抜いたわけで、その揺り戻しであると考えるのが妥当。世界株のリスクオンが続くのであれば、遅かれ早かれ日本株にも再び出番は回ってくる。
個別株の物色意欲は旺盛で、決算発表は次期業績ガイダンスが保守的であれば売り叩きのネタになっているのは確かだが、好内容であれば想定以上に評価されて株価を急騰させるケースも相次ぐ。きょうは、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数がいずれも800あまりでほぼ同数という状況。そのなか、値上がり上位をみるとストップ高銘柄のオンパレードであった。決算プレーで実際にうまく立ち回るのは難しいが、物色ターゲットとなった銘柄への投資マネーの流れ込み方は半端ではない。
個別は好決算を発表した銘柄の中から有望と思われる株を漸次絞り込んでいく。例えばテーマ買いの動きとしては今一つ盛り上がりを欠いているが、インバウンド関連としては今週央の訪日外客数発表を前に、700円近辺で煮詰まっているラウンドワン<4680.T>。5日・25日移動平均線のゴールデンクロスが目前だ。また、データセンターや半導体生産工場など半導体設備投資関連ではダイダン<1980.T>の好業績が光る。PER12倍台は成長力を考慮して割安かつ3%台の配当利回りが魅力だ。AI関連では他社と一線を画す抜群の業績成長路線を走るユーザーローカル<3984.T>の戻り足が輝きを放っている。
このほか、マド開け急伸後に売り物をこなし一段の上値指向で新値圏を舞うエーアンドエーマテリアル<5391.T>。目先的には高値警戒感から利益確定の動きを誘発しやすいが、そこにしっかりと買い向かう動きが観測される。8倍台のPER、0.5倍台のPBR、そして4%超の配当利回りと3拍子揃っていることがその理由。またファインケミカル部門で先端半導体材料に傾注している四国化成ホールディングス<4099.T>も24年12月期第1四半期決算は売上高と経常利益が2ケタの伸びで、進捗率を考慮すれば通期上振れ期待十分。化学セクターでは前週9日に24年3月期決算を発表したダイセル<4202.T>や、8日に開示したタキロンシーアイ<4215.T>などが強いチャートを形成している。
あすのスケジュールでは、4月の企業物価指数が朝方取引開始前に開示され、午前中に5年物国債の入札も予定。午後取引時間中には3月の特定サービス産業動態統計、引け後に4月の工作機械受注額が発表される。なお、国内主要企業の決算発表ではINPEX<1605.T>、楽天グループ<4755.T>、ENEOSホールディングス<5020.T>、ソニーグループ<6758.T>、ニトリホールディングス<9843.T>など。海外では4月の英失業率、5月の欧州経済研究センター(ZEW)独景気予測指数、4月の米生産者物価指数などが注目される。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2024/05/13 17:00
みんかぶニュース 個別・材料
図研がエルミックの完全子会社化目指しTOB実施へ◇
図研<6947.T>がこの日の取引終了後、連結子会社である図研エルミック<4770.T>の完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表した。
図研は現在、エルミック株式の40.41%を所有しているが、完全子会社化により一体的で綿密に連携した業務運営を行うことがグループの事業成長に資すると判断したという。TOB価格は430円で、買付予定数は374万5024株(下限165万110株、上限設定なし)、買付期間は5月14日から6月24日まで。TOB成立後、エルミックは所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は5月13日付で同社株式を監理銘柄(確認中)に指定している。なお、エルミックはTOBに賛同の意見を表明するとともに、株主に対して応募を推奨している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/13 17:00
みんかぶニュース 市況・概況
図研がエルミックの完全子会社化目指しTOB実施へ◇
図研<6947.T>がこの日の取引終了後、連結子会社である図研エルミック<4770.T>の完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表した。
図研は現在、エルミック株式の40.41%を所有しているが、完全子会社化により一体的で綿密に連携した業務運営を行うことがグループの事業成長に資すると判断したという。TOB価格は430円で、買付予定数は374万5024株(下限165万110株、上限設定なし)、買付期間は5月14日から6月24日まで。TOB成立後、エルミックは所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は5月13日付で同社株式を監理銘柄(確認中)に指定している。なお、エルミックはTOBに賛同の意見を表明するとともに、株主に対して応募を推奨している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/13 17:00
注目トピックス 日本株
rakumo---1Qは2ケタ増収増益、SaaSサービスが堅調に成長
*16:56JST rakumo---1Qは2ケタ増収増益、SaaSサービスが堅調に成長
rakumo<4060>は10日、2024年12月期第1四半期(24年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比18.1%増の3.47億円、営業利益が同26.1%増の0.89億円、経常利益は同24.3%増の0.86億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同17.4%増の0.56億円となった。SaaSサービスの売上高は前年同期比24.2%増の3.25億円となった。rakumo関連サービスにおいては、2024年3月末のクライアント数は2,486社(2023年12月末比44社増)、ユニークユーザー数は579千人(同16千人増)となった。売上増加に向け、自社セミナーや、Google社及び販売パートナーとのセミナー等を開催した。また、自治体や教育、医療、建設業等、業界を絞った各種営業・マーケティング施策にも積極的に取り組むことで、新たな案件創出に尽力した。加えて、クライアントニーズを勘案した既存製品の機能追加・改善や、製品間連携を訴求したパック製品の販売強化、顧客属性に応じた能動的なサポート・オンボーディング(活用促進)施策を実施し、新規クライアントの獲得や、ユニークユーザー数及びユーザー1人当たり単価の増加に取り組んだ。社内SNS型日報アプリ「gamba!」では、生成AIを活用した新機能のリリースなど、クライアントニーズを勘案した既存製品の機能開発・追加にも積極的に取り組んだ。また、アイヴィジョンにおいても、コンソーシアム体制を構築することで、サービスラインナップの拡充を行った。また、NTTグループの日本情報通信社とのアライアンス強化についても発表されており、rakumo製品のさらなる拡販が期待される。ソリューションサービスの売上高は同1.6%増の0.09億円となった。既存顧客への業務支援案件の縮小を図ったものの、SaaSサービスに関する導入支援案件等を継続的に受注できたことから、増収となった。ITオフショア開発サービスの売上高は同46.8%減の0.11億円となった。SaaSサービスに注力したこと、また、本サービスの縮小も図ったことから、減収となった。2024年12月期通期の連結業績予想については、2024年4月1日より一部rakumo製品の利用料金改定を実施しており、2024年12月期以降の連結業績にも一定程度の影響が見込まれるが、現時点において信頼性の高い業績予想数値を算出及び公表することが困難であるとして、開示していない。
<SO>
2024/05/13 16:56
注目トピックス 日本株
サンフロンティア不動産---24年3月期は2ケタ増益、ホテル・観光事業が大幅増益に
*16:54JST サンフロンティア不動産---24年3月期は2ケタ増益、ホテル・観光事業が大幅増益に
サンフロンティア不動産<8934>は10日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比3.5%減の798.68億円、営業利益が同18.1%増の176.00億円、経常利益が同18.0%増の173.74億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.6%増の119.17億円となった。不動産再生事業の売上高は510.27億円(前期比1.9%増)となり、セグメント利益は156.02億円(同1.7%増)となった。リプランニング事業では、オフィス事業の各部門の連携と仕入体制の強化により、計画を上回るペースで仕入れが進捗した。商品化においては、現場における顧客の真のニーズを商品に反映させ、付加価値の高い物件にバリューアップすることに努めた。物件販売においては、当期に25件(ニューヨーク物件2件、小口商品1件含む)を販売し、セグメント利益率も30%の高水準を維持した。また、ニューヨークで展開しているア パートメントのリプランニング事業においても、継続的に仕入れと販売に注力しており、当期に1件の仕入れと2件の販売を行った。加えて、不動産特定共同事業においては、小口商品8号案件であるCompass練馬を完売し、9号案件であるCompass桜新町の1次組成を行った。賃貸ビル事業では、棚卸資産として保有する物件数の増加により、前期比で売上高、利益ともに増加した不動産サービスの売上高は104.97億円(前期比18.7%増)となり、セグメント利益は56.12億円(同14.8%増)となった。プロパティマネジメント事業では、受託棟数が前期末より36棟増加し、稼働率が同4.31%pt改善した。ビルメンテナンス事業では、新型コロナウイルス感染症関連による施設消毒業務の減少や不採算現場の解約等があった。売買仲介事業では、前期に大型案件の成約があったことにより、売上高、利益ともに減少した。賃貸仲介事業では、当期に新橋店と池袋店の2拠点を開設し、都心主要エリアに12拠点のサービス網を構築した。サブリース事業においても、当期に2件新規受託し、物件数は合計10件となった。貸会議室事業では、当期は日本橋、市ヶ谷、八重洲、新宿、新橋の5つのエリアにビジョンセンターを新規開業し、運営規模は15拠点、6,481坪となった。滞納賃料保証事業では、主たる事業である信用保証の業績が引き続き安定的に進捗した。ホテル・観光事業の売上高は169.77億円(前期比26.1%減)となり、セグメント利益は43.69億円(前期比153.9%増)となった。ホテル開発事業では、前期に2ホテルの売却があったことにより、前期比で売上高は減少したが、分譲型コンドミニアムホテル1区画および1ホテルの売却により、利益は大幅に増加した。現時点(2024年5月現在)で日本各地における計画中のホテルは10棟、1,347室あり、運営中のホテルと合わせて39ホテル、4,456室となる予定である。ホテル運営事業では、福島県猪苗代町における旅館「静楓亭(せいふうてい)」(11室)および関西エリア における「ジョイテルホテルなんば道頓堀」等を含めた5ホテル(612室)が同社グループに加わり、現時点(2024年5月現在)で合計29ホテル(3,109室)を運営している。その他の売上高は24.09億円(前期比34.8%増)となり、セグメント利益は3.01億円(同6.4 %増)となった。海外開発事業においては、2023年10月に、ベトナム中部最大都市であるダナン市で分譲マンションの開発用地を取得し、来期上半期に着工予定である。建設事業においては、グループ会社において大型工事の売上を計上した。2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比25.2%増の1,000.00億円、営業利益が同18.6%増の208.70億円、経常利益が同15.1%増の200.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.5%増の140.00億円を見込んでいる。また、同日、2024年3月期の期末配当金について、1株当たり配当金を前回発表予想から2.00円増配の32.00円とすることを発表した。これにより通期での配当は58.00円(前期比10.00円増)となる。併せて、2025年3月期の通期配当金予想が、1株当たり66円となることも発表した。
<HH>
2024/05/13 16:54
グロース市況
東証グロ-ス指数は小反発、狭いレンジでもみ合う展開
*16:53JST 東証グロ-ス指数は小反発、狭いレンジでもみ合う展開
東証グロース市場指数 833.40 +0.97 /出来高9607万株/売買代金874億円東証グロース市場250指数 650.60 +0.37 /出来高6658万株/売買代金733億円 本日のグロース市場では、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数がともに小幅ながら反発。値上がり銘柄数は288、値下り銘柄数は249、変わらずは35。 10日の米国市場でダウ平均は125.08ドル高の39512.84ドル、ナスダックは5.39ポイント安の16340.87で取引を終了。ソフトランディング期待を受けた買いに、寄り付き後、上昇。その後発表された5月ミシガン大消費者信頼感指数が大幅悪化し昨年11月来の低水準となったため景気減速懸念に相場は失速。同指数の期待インフレ率が予想外に上昇したほか連邦準備制度理事会(FRB)高官の年内の利下げを否定するタカ派発言を受け長期金利の上昇が重しとなりハイテクは下落に転じた。終盤にかけダウは再び上げ幅を拡大したがナスダックはプラス圏を回復できずまちまちで終了。 東証グロース市場指数はやや売りが先行し、826.41ptまで下落。しかし、踏ん張りを見せ、切り返すと前場中頃にはプラス圏を回復した。その後は日経平均の動きも冴えないなかで、大引けにかけて大きく買われる動きもみられず、狭いレンジでもみ合う展開となった。 個別では、28.54%高となったcoly<4175>が上昇率トップに。アニメ番組「魔法使いの約束」のTV放送が25年1月に決定したと発表したことが材料視された。また、アクセスブライトの中国越境EC事業の譲受で基本合意書を締結したと発表した売れるネット広告<9235>や株主優待制度を新設すると発表したトラストHD<3286>も急騰。売買代金上位銘柄では、カバー<5253>、トライアルHD<141A>などが買われた。その他値上がり率上位銘柄では、コンヴァノ<6574>、rakumo<4060>、プレイド<4165>などがランクイン。 一方、17.21%安となったJTOWER<4485>が下落率トップに。売買代金上位銘柄では、QPS研究所<5595>、サンウェルズ<9229>などが売られた。その他値下がり率上位銘柄では、イシン<143A>、JWS<7386>、Chatwork<4448>などがランクイン。 なお、東証グロース市場Core指数では、ispace<9348>、ウェルスナビ<7342>などが買われた反面、サンウェルズ<9229>などが売られた。[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 4175|coly | 1351| 300| 28.54| 2| 6574|コンヴァノ | 934| 150| 19.13| 3| 9235|売れるネット広告 | 3150| 500| 18.87| 4| 3286|トラストHD | 635| 100| 18.69| 5| 4060|rakumo | 1230| 171| 16.15| 6| 4165|プレイド | 742| 100| 15.58| 7| 157A|Gモンスター | 1204| 158| 15.11| 8| 3625|テックファム | 575| 66| 12.97| 9| 7374|コンフィデンス | 1801| 201| 12.56|10| 3628|データHR | 640| 69| 12.08|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 4485|JTOWER | 2405| -500| -17.21| 2| 143A|イシン | 1265| -181| -12.52| 3| 7386|JWS | 3955| -545| -12.11| 4| 4448|Chatwork | 409| -45| -9.91| 5| 9343|アイビス | 3475| -380| -9.86| 6| 151A|ダイブ | 2783| -302| -9.79| 7| 4477|BASE | 297| -30| -9.17| 8| 7090|リグア | 1732| -168| -8.84| 9| 6537|WASHハウス | 331| -29| -8.06|10| 3917|アイリッジ | 476| -41| -7.93|
<FA>
2024/05/13 16:53
みんかぶニュース 市況・概況
明日の【信用規制・解除】銘柄 (13日大引け後 発表分)
○倉元 <5216> [東証S]
東証が14日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
[2024年5月13日]
株探ニュース
2024/05/13 16:50
みんかぶニュース 市況・概況
13日中国・上海総合指数=終値3148.0207(-6.5265)
13日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比6.5265ポイント安の3148.0207と3日ぶり反落。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/13 16:48
注目トピックス 日本株
網屋---時事通信社のクラウド情シスサービス「ランサポ」の事例記事を公開
*16:44JST 網屋---時事通信社のクラウド情シスサービス「ランサポ」の事例記事を公開
網屋<4258>は9日、時事通信社に導入した、クラウド情シスサービス「ランサポ」の事例記事を公開したことを発表。「ランサポ」は、情報システム業務をクラウドから支援する。日々の業務負担、ITシステムの属人化など、IT人材不足に起因する情報システム部の課題を解決する。時事通信社は、総合メディア企業として、正確・公正なニュース、情報、データを迅速に国内外に発信している。情報システム業務もスピード感が求められ、新サービスを導入するにあたり、サポートの機動力を重視していた。「ランサポ」は月額固定費用内であらゆるサポートを受けられ、全てのITシステムの問い合わせ先を一本化できることから、情シス業務が効率化し、早急な対応を実現できることが評価された。時事通信社の導入事例では、「ランサポ」導入経緯や導入効果、活用方法などについて、詳細に紹介している。
<HH>
2024/05/13 16:44
みんかぶニュース 個別・材料
東応化の第1四半期営業利益は7.4%増
東京応化工業<4186.T>がこの日の取引終了後、24年12月期第1四半期連結決算を発表しており、売上高450億1700万円(前年同期比17.0%増)、営業利益57億9300万円(同7.4%増)、純利益35億9900万円(同66.9%増)となった。
半導体市況の緩やかな回復を受けて、半導体前工程用フォトレジストの先端材料やKrFレジストの売り上げが増加したほか、パッケージ材料、WHS(ウエハーハンドリングシステム)関連材料が堅調に推移。また、新興市場やアジア各地域での旺盛な需要を受けて高純度化学薬品も伸長した。売上高の増加に加えて、為替が円安に推移した効果もあり大幅増益となった。
なお、24年12月期通期業績予想は、売上高1792億円(前期比10.4%増)、営業利益268億円(同18.0%増)、純利益176億円(同38.4%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/13 16:42
注目トピックス 日本株
サクサホールディングス---24年3月期は増収・2ケタ増益、セキュリティソリューション分野が大幅増収に
*16:39JST サクサホールディングス---24年3月期は増収・2ケタ増益、セキュリティソリューション分野が大幅増収に
サクサホールディングス<6675>は10日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比9.7%増の409.48億円、営業利益が同38.4%増の33.45億円、経常利益が同42.7%増の34.06億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同365.3%増の28.00億円となった。ネットワークソリューション分野の売上高は、261.34億円(前期比7.05億円増加)となった。主にボタン電話装置において、自社ブランドおよび特定顧客向けともに資材および部品を一定数確保でき顧客の需要に応じられたこと、さらに自社ブランドボタン電話装置については、2023年10月に発売した小規模事業者向けのボタン電話装置の販売が好調なこと、販売パートナーの店内シェアアップに努めたことで販売数量が増加した。また、ビジュアルソリューションにおいてIP監視カメラシステムの販売が増加し、SIビジネスにおいて特定顧客向け構築案件の販売が増加した。セキュリティソリューション分野の売上高は、148.13億円(前期比29.22億円増加)となった。アミューズメント市場において、新カードユニットへの入替需要の高まりから、カードリーダライタ等の販売が増加したこと、さらにEMSにおいて産業用機器向けの需要が増加したことによる。2025年3月期の連結業績予想については、次期「中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)」の策定中であり記載していない。2024年5月末頃までに、次期「中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)」と併せて公表予定である。
<HH>
2024/05/13 16:39