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みんかぶニュース 市況・概況
◎午前10時現在の値上がり値下がり銘柄数
午前10時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は616、値下がり銘柄数は965、変わらずは68銘柄だった。業種別では33業種中16業種が上昇。値上がり上位にゴム製品、輸送用機器、電気機器など。値下がりで目立つのは石油・石炭、繊維製品、陸運、建設など。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/15 10:04
みんかぶニュース 市況・概況
10時の日経平均は175円高の3万8531円、東エレクが75.52円押し上げ
15日10時現在の日経平均株価は前日比175.06円(0.46%)高の3万8531.12円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は621、値下がりは961、変わらずは65と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。
日経平均プラス寄与度トップは東エレク <8035>で、日経平均を75.52円押し上げている。次いでアドテスト <6857>が48.64円、ソニーG <6758>が44.30円、ファストリ <9983>が26.48円、テルモ <4543>が16.61円と続く。
マイナス寄与度は54.35円の押し下げでニトリHD <9843>がトップ。以下、KDDI <9433>が15.89円、SBG <9984>が9.61円、ファナック <6954>が9.32円、SMC <6273>が8.14円と続いている。
業種別では33業種中16業種が値上がり。1位はゴム製品で、以下、輸送用機器、電気機器、鉱業と続く。値下がり上位には石油・石炭、繊維、陸運が並んでいる。
※10時0分12秒時点
株探ニュース
2024/05/15 10:01
みんかぶニュース コラム
<注目銘柄>=大栄環境、参入障壁が高い施設保有が強み
大栄環境<9336.T>は、業績拡大期待を背景に、3月1日につけた年初来高値2874円更新から更なる上値を目指しそうだ。
同社は、産業・一般廃棄物の収集運搬、中間処理、最終処分をワンストップで提供する国内最大級規模の廃棄物処理業者。特に最終処分場や焼却施設といった参入障壁が高い施設群を有しているのが強みで、24年3月期時点で全国の自治体の約26%となる467自治体と取引がある。
5月13日に発表した24年3月期決算は、営業利益が197億1400万円(前の期比18.6%増)となった。インフラ開発案件に伴う廃棄物処理需要を獲得したことや三木バイオマスファクトリーが昨年10月に本格稼働したこと、更にパートナー企業や自治体との廃プラスチック資源循環システムの構築に注力したことなどにより廃棄物の受入量が拡大。また、内製化によるコスト削減を進めたことも寄与した。
今後も強みである最終処分場や焼却施設といった施設を有することに加えて、M&Aや処理能力の拡張を行うことで高い業績成長が期待できる。また、公民連携(PPP)を通じた取引自治体数の拡大も見込まれる。足もとで老朽化などによる自治体施設トラブルの発生により、一時的な処理受託が増加していることなどもプラスに働こう。会社側では25年3月期営業利益205億円(前期比4.0%増)を見込むが、230億円強を見込む調査機関もある。(仁)
出所:MINKABU PRESS
2024/05/15 10:00
みんかぶニュース 個別・材料
アサヒが大幅続伸で4カ月ぶり新高値、ビール需要旺盛で1~3月期2ケタ増収達成
アサヒグループホールディングス<2502.T>が大幅続伸、一時6.2%高の5866円まで一気に駆け上がり、1月16日につけた高値5770円を大幅に上回り4カ月ぶりの年初来高値更新となった。昨年10月のビール減税が国内のビール販売に追い風となっているほか、製品値上げ効果も収益押し上げに寄与している。同社が14日取引終了後に発表した24年12月期第1四半期(1~3月)決算は売上高が前年同期比11%増の6166億1400万円と2ケタの伸びを示し、最終利益は同19%増の238億3000万円と大幅な伸びを達成した。これを受けて株価はマドを大きく開けて買われる展開となり、2018年1月につけた上場来高値6076円も視野に入ってきた。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/15 09:56
寄り付き概況
日経平均は177円高でスタート、三越伊勢丹やソニーGなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38533.09;+177.03TOPIX;2739.45;+8.50[寄り付き概況] 15日の日経平均は177.03円高の38533.09円と続伸して取引を開始した。前日14日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は126.60ドル高の39558.11ドル、ナスダックは122.94ポイント高の16511.18で取引を終了した。予想を上回った4月生産者物価指数(PPI)を受け、まちまちで寄り付いた。利下げ観測の後退が重しとなり伸び悩んだが、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がイベントでインフレの改善があまり見られず高金利で据え置く姿勢を示したが利上げの可能性を予想していないと再表明、さらに4月消費者物価指数(CPI)の鈍化の思惑が買い材料となり相場は上昇。長期金利の低下で特にハイテク中心に買われ相場を一段と押し上げた。終盤にかけ上げ幅を拡大し、ナスダックは過去最高値で終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の海外市場で米長期金利が低下し、米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=156円50銭台と、円相場が落ち着いた動きとなっていることも、東京市場で安心感となった。さらに、主要企業の3月期決算発表が今日まで続き、引き続き好決算や好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となった。一方、日経平均は38400円台に位置する25日移動平均線や38500円近辺の75日移動平均線が上値抵抗線となり、ここからの上値余地は大きくないとの見方があった。また、米国では、昨日の4月生産者物価指数(PPI)発表に続き、今晩は4月消費者物価指数(CPI)が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、パルプ・紙、ゴム製品、輸送用機器、電気機器、鉱業などが値上がり率上位、保険業、石油石炭製品、不動産業、倉庫運輸関連、海運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三越伊勢丹<3099>、ネクソン<3659>、テルモ<4543>、ソニーG<6758>、三井E&S<7003>、りそなHD<8308>、SUBARU<7270>、アドバンテスト<6857>、IHI<7013>、東エレク<8035>、三菱重<7011>、スズキ<7269>、霞ヶ関キャピタル<3498>、東電力HD<9501>、ソシオネクスト<6526>などが上昇。他方、電通グループ<4324>、荏原製<6361>、ニトリHD<9843>、楽天グループ<4755>、川崎船<9107>、商船三井<9104>、任天堂<7974>、SMC<6273>、東京海上<8766>、NTT<9432>、KDDI<9433>、ソフトバンクG<9984>などが下落している。
<CS>
2024/05/15 09:55
注目トピックス 日本株
出来高変化率ランキング(9時台)~Finatext、三井海洋などがランクイン
*09:55JST 出来高変化率ランキング(9時台)~Finatext、三井海洋などがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [5月15日 9:35 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率<4078> 堺化学 344000 107185.08 280.19% 0.0146%<6269> 三井海洋 2850200 70621.5 248.04% -0.1897%<4251> 恵 和 616200 827630 183.34% 0.1986%<4393> バンクイノベ 89300 149317.62 162.09% 0.0942%<6574> コンウ゛ァノ 111000 93661.2 146.98% 0.1374%<2764> ひらまつ 976000 28683.22 144.31% -0.1875%<7092> FFJ 189900 53772.08 140.5% 0.108%<6951> 日電子 797000 53945.38 138.47% 0.1319%<4419> Finatext 517400 1503600.76 121.83% 0.1355%<9274> KPPGHD 474100 154148.12 113.28% 0.1022%<3099> ミツコシイセタン 4033300 129967.1 108.69% 0.1739%<7685> BUYSELL 96900 3843277.17 95.09% 0.1509%<4449> ギフティ 651300 118354.72 90.74% -0.0781%<2331> ALSOK 1818100 315643.34 89.34% 0.0848%<6844> 新電元 32400 671852.96 86.29% 0.029%<6125> 岡本工 87200 47424.68 85.56% -0.1239%<2585> ライフドリンク 155300 173173.8 81.25% 0.0763%<5027> AnyMind 388000 395677.8 79.67% 0.0132%<6918> アバール 105300 169558.34 79.5% -0.1771%<3446> JTECCORP 85800 203942.6 79.31% -0.1205%<7088> フォーラムエンシ 254000 63797.48 77.4% -0.0169%<3649> ファインデクス 125700 92276.8 76.79% 0.0909%<6613> QDレーザ 893900 61637.8 76.79% -0.1367%<7059> コプロHD 143900 155449.3 76.29% -0.0184%<6238> フリュー 321500 100297.12 76.04% -0.1361%<7048> ベルトラ 350700 172864.72 75.9% -0.1035%<4092> 日本化 94800 67978.54 75.45% 0.0488%<7718> スター精 293600 103096.24 71.63% 0.0778%<8524> 北洋銀行 3257900 265975.64 71.55% 0.0634%<3993> PKSHA 570300 744726.22 71.22% -0.0458%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
<CS>
2024/05/15 09:55
注目トピックス 市況・概況
東京為替:昨日に続いてドルは156円台を維持か
*09:54JST 東京為替:昨日に続いてドルは156円台を維持か
15日午前の東京市場でドル・円は156円50銭台で推移。156円40銭から156円56銭まで強含み。156円以下には顧客筋などのドル買い注文が残されており、昨日に続いてドルは156円台を維持する可能性が高いとみられている。ここまでの取引レンジは156円40銭-156円56銭、ユーロ・ドルは伸び悩み。1.0821ドルから1.0813ドルで推移。ユーロ・円はやや強含み。169円16銭から169円34銭まで上昇。
<MK>
2024/05/15 09:54
みんかぶニュース 個別・材料
恵和が続騰、1~3月期経常益7.8倍で中間期計画を超過
恵和<4251.T>が続騰している。14日の取引終了後、24年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。売上高が前年同期比44.1%増の46億900万円、経常利益が同7.8倍の12億7100万円となった。経常利益は大幅増益でかつ、中間期の計画(12億6200万円)を上回っており、ポジティブ視されたようだ。光学シート事業において、ゴーグル型デバイス向けの「オパルス」とともに、新機種向けの光学フィルムの採用もあって、特殊機能を持つ製品の売り上げが増加した。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/15 09:49
注目トピックス 日本株
テリロジーHD---多言語映像通訳サービスを三井不動産ホテルマネジメントが運営する国内27施設のホテルに導入
*09:49JST テリロジーHD---多言語映像通訳サービスを三井不動産ホテルマネジメントが運営する国内27施設のホテルに導入
テリロジーホールディングス<5133>は14日、同社の連結子会社でICTソリューションサービス事業を展開するテリロジーサービスウェアが開発及び販売を行う多言語映像通訳サービス「みえる通訳」について、三井不動産ホテルマネジメントが運営する国内27施設のホテルに導入したことを発表した。三井不動産ホテルマネジメントが運営するホテル全体でのインバウンドの比率は、都内や関西では80%前後を占め、国別では、中国、韓国等アジアに次いで欧米の順で、主に、個人や少人数グループの顧客が利用している。そのため、海外ゲストへの対応については、多言語対応スタッフの積極的な採用をはじめ、案内や館内サインの多言語化、翻訳機の導入等を行ってきた。言語によっては、多言語対応スタッフの不在により対応が先送りになってしまう点や、属人化が課題となっていた。また、急激な海外ゲストの増加に伴い英語以外の言語対応の必要性が高まるも、対応スタッフの人数が限られている現状があった。また、使用していた翻訳機では、詳細かつ丁寧な説明や顧客の要望に対して正確な意思の疎通を図ることが難しいことも課題になっていた。細かな内容の対応が難しく、顧客満足度の観点からも接客時に翻訳機を使うことを躊躇するスタッフもいたことから、このような状況を打開すべく、「みえる通訳」の導入を検討したとのこと。導入後は、顧客の要望や相談に対し、より正確な対応をできるようになったことで顧客の安心感にも繋がったと感じているという。また、外国語を話せないスタッフも「みえる通訳」を使って対応ができるようになったことは、スタッフの不安解消につながり、多言語対応スタッフへの属人化も軽減されたとしている。「みえる通訳」は、タブレットやスマートフォンの画面上にテレビ電話形式で通訳者を呼び出し、多言語コミュニケーションをサポートする映像通訳サービスで、13言語の外国語通訳と手話通訳に対応している。
<SI>
2024/05/15 09:49
みんかぶニュース 個別・材料
ソニーGが急騰、実質増配計画・自社株買いの発表に加え米パラマウントの買収計画再考と伝わる
ソニーグループ<6758.T>が急騰している。米CNBCが米国時間14日、関係筋の情報として、ソニーが米パラマウント・グローバル<PARA>の買収計画について再考していると報じた。これまで米メディアは、同社傘下のソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)と、米国のプライベートエクイティ(PE)投資会社のアポロ・グローバル・マネジメント<APO>が、パラマウントに対し共同買収を提案し、買収金額は全額現金で260億ドル(約4兆円)に上る見通しだと伝えていた。ソニーGに対しては、買収による費用負担への懸念が後退したとの受け止めが広がったようだ。加えて、同社は日本時間14日の取引終了後、25年3月期が実質増配となる見通しと、取得総数3000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.46%)、取得総額2500億円を上限とする自社株買いの実施、9月30日を基準日とし、10月1日付で1株を5株に分割することも発表したとあって、幅広い投資家による買いを集めている。
ソニーGの今期の売上高は前期比5.5%減の12兆3100億円、最終利益は同4.7%減の9250億円を見込む。想定為替レートは1ドル=145円前後とした。イメージング&センシング・ソリューション部門と音楽部門で増収増益を計画する。年間配当は株式分割前のベースで100円を予想。前期の年間配当は85円で、実質的な増配となる見込み。24年3月期の売上高は前の期比18.6%増の13兆207億6800万円、最終利益は同3.5%減の9705億7300万円だった。自社株の取得期間は5月15日から25年5月14日まで。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/15 09:46
みんかぶニュース 個別・材料
ミナトHDは大幅安、減価償却費増で25年3月期営業益予想41%減
ミナトホールディングス<6862.T>が大幅安で、年初来安値を更新した。同社は14日取引終了後、25年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比40.5%減の7億3500万円としていることが嫌気されているようだ。
顧客である国内大手メーカーの生産動向の影響でROM書込みサービスの数量減を予想しているほか、減価償却費の増加が主な要因だとしている。一方、半導体メモリー需要及びパソコン需要の回復などからデジタルデバイス事業は堅調に推移するとみており、売上高は同5.2%増の200億円を見込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/15 09:44
みんかぶニュース 個別・材料
電子材料がS高カイ気配、海外メモリー向けプローブカード拡販で25年3月期営業利益は2.8倍を予想
日本電子材料<6855.T>がストップ高の3425円水準でカイ気配となっている。14日の取引終了後に発表した24年3月期連結決算で、営業利益が8億7000万円(前の期比72.8%減)と大幅減益だったものの、従来予想の3億円を上回って着地したことに加えて、25年3月期も同24億円(前期比2.8倍)と大幅増益を見込むことが好感されている。
前期は、海外半導体メーカーに対するメモリー向けプローブカードの拡販が進んだことに加えて、売上高の増加に伴う工場稼働率の改善や高付加価値製品の受注などが寄与したという。今期は引き続きメモリー向けで需要の回復が先行している海外半導体メーカーへの拡販を進めるとともに、市場全体についても年度後半から段階的な需要の回復を予想しており、これらを取り込むことで大幅増益を見込む。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/15 09:42
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 05月15日 09時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(9816) ストライダーズ 東証スタンダード [ 割安 ]
(9432) 日本電信電話 東証プライム [ 割安 ]
(2162) nms 東証スタンダード [ 割高 ]
(5253) カバー 東証グロース [ 分析中 ]
(6758) ソニーグループ 東証プライム [ 割安 ]
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(7859) アルメディオ 東証スタンダード [ 割高 ]
(6862) ミナトHD 東証スタンダード [ 割高 ]
(2162) nms 東証スタンダード [ 割高 ]
(9816) ストライダーズ 東証スタンダード [ 割安 ]
(7180) 九州FG 東証プライム [ 割高 ]
出所:MINKABU PRESS
2024/05/15 09:32
みんかぶニュース 個別・材料
サカタINXが急反発、第1四半期は61%営業増益で着地、75万株を上限とする自社株買いも発表
サカタインクス<4633.T>が急反発し年初来高値を更新している。14日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算で、営業利益が39億2600万円(前年同期比60.8%増)と大幅増益で着地したことが好感されている。
アジア向けのパッケージ関連用インキを中心に海外において販売数量が増加したことに加えて、円安による為替換算の影響を受けて売上高は591億5200万円(同9.1%増)となった。また、日本における販売価格の改定効果や、海外で原材料価格が前年同期を下回り収益性が改善したことなども寄与した。なお、24年12月期通期業績予想は、売上高2390億円(前期比4.7%増)、営業利益110億円(同3.9%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に上限を75万株(発行済み株数の1.49%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表したことも好材料視されている。取得期間は5月15日から8月30日までで、株主還元水準の向上及び資本効率の改善を目的としている。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/15 09:30
みんかぶニュース 市況・概況
武者陵司「円安のデメリット、本質的には何もない」
●蠢動する悪い円安論
円安のおかげで景気回復、株高、日本復活ストーリーに対する確信が高まっているのに、またぞろお決まりの面子による悪い円安論が巻き起こっている。日本経済新聞は「円安にもほどがある」という特集を連載して円安批判に唱和している。テレビでは例えばTBSが日本衰弱の象徴としての円弱などという根拠薄弱な自虐的キャンペーンを張っている。NISA(少額投資非課税制度)投資の海外シフトなど、資本が成長力の弱い日本から逃げていき円安になるとの議論で円安が解釈されている。
しかし、日本の低成長力は今に始まった話ではない。2010年以降の円高時代には、巨額の資本が成長率が高い海外へと流出したのに円高が続いた。日本がだめだから円安になっている、という議論は成り立たない。日本の産業基盤を破壊し衰弱に導いた円高が大反転したことが、すべての事柄の基本線であるという明白な事実を、投資家だけではなく全ての国民に知ってもらわねばならない。
●金利差、貿易収支では説明つかない円安
ドル円レートは、4月29日に1990年以来34年ぶりに1ドル=160円を突破、介入により日本が連休中の5月3日に151円台まで急落したものの、再度じりじりと円安により156円まで押し戻されている。円安の趨勢転換は困難との見方がメディアではもっぱらである。この円安の原因がはっきりしない。為替の専門家が根拠とする金利差や経常収支、貿易収支からは説明がつかない。
日米金利差は、長期・短期・名目・実質のどれで見てもすでにピークを打ち縮小傾向にある。また、日本は利上げ、米国はいずれ利下げの長期トレンドにある。今年前半に市場を襲った米国利下げ期待の剥落というサプライズは、既に織り込まれた。
他方、貿易収支、経常収支も長期改善が見えている。一過性のエネルギー価格、サプライチェーンが原因となった貿易赤字要因は一巡した。これからは円安によるJカーブ効果が効いてくる。例えば、台湾積体電路製造(TSMC)の熊本工場が稼働し、そこから輸出、または輸入代替が始まる。また、インバウンドの増加などが黒字増加要因として強まってくる。デジタル赤字、インターネット利用料などは増加しているが、今のところそれは限定的である。
●円安を誘導するものは地政学、米国国益
なぜ、しつこく円安が続いているのか。金利差でもない、貿易収支でもない理由によって、日本円の相場先安観が形成されている。2022年春先から円の対ドルヘッジコストが急騰、日本の投資家が円ヘッジで米国国債を投資した場合、金利差を著しく上回るヘッジコストにより、1%以上のマイナスになる状況が2年にわたって続いている。ヘッジコストは市場が織り込んでいる相場観と見られるので、日本円には突如として金利差以上の先安観が形成され定着されたのである。
この円の先安観はどこから来ているのだろうか。それは地政学、米当局の意志としか考えられない。昨年6月、11月の米財務省による為替監視リスト(中国、ドイツ、マレーシア、シンガポール、台湾、ベトナム)から、対米貿易黒字第5位の日本が外れた。中国・台湾・韓国という地政学的危険地帯に集中しているハイテク製造業の産業集積を安全な日本に移転するしかない、という覇権国・米国の国家戦略遂行の手段が、この超円安の背骨にあると考えざるを得ない。
●為替は果ではなく因である
市場関係者もエコノミストも、為替に関する因果関係を逆転させるべきである。為替は短期的には経済実態を投影して動くこともあるが、より長期的には政策意図により突き動かされるものである。つまり、為替は結果なのではなく、原因なのだということを知らなければならない。
かつて円高は、日本叩きの最有力の手段であった。当時、日本はデフレで円の購買力が強まっているのだから円高は当然だ、円高という現実を受け入れるべきだ、と多くのエコノミストが主張していた。
しかし、その円高が日本の競争力を奪い、企業とビジネスチャンス、雇用、資本の海外流出を促進し、日本の内需を痛めつけ、賃金に下落圧力をかけたことでさらにデフレを進行させた。円高とデフレの悪循環を断ち切ったのは、円安誘導を起点にリフレを実現しようとしたアベノミクスと黒田異次元緩和によってであった。
●円安の先に日本大復活が見える
為替は将来の経済を決定する最も重要な手段である。日本の産業復興を切望する米国が、円安を誘導しているのだ。韓国が2008年から2013年の著しいウォン安の過程で飛躍的に競争力を強め日本のハイテク企業をなぎ倒したが、円安の定着は日本の劇的再台頭を準備するだろう。この軌道上には製造業立国として、サービス(観光)立国としての日本再登場が見えている。
円安は世界の需要を日本に集中させることで過去最高水準の設備投資の活況を引き起こしている。また、高収益と内外賃金格差により、企業の賃上げモチベーションを高め、デフレ脱却を確かにしつつある。それにより長期的には日本の強い円が復活する。日本は今の円安の僥倖を享受するべきであり、間違っても円高誘導など無駄な抵抗をするべきではない。
●世界最大債権国の日本通貨、投機売りに勝ち目はない、円高再燃こそ警戒せよ
市場は投機を繰り返して落ち着きどころを探っているのではないかと考えられる。まず、地政学の理由により長期円安との相場観が形成された。投機を繰り返して円の底値を探っていると思われる。
●円安投機は終盤か
日銀、政府は円売り投機に慌てふためく必要はない。日本はトルコなどの通貨脆弱国とは異なり、世界最大の3.1兆ドルの対外純資産国、米国国債を1.2兆ドル保有する世界最大の対米資産保有国である。この巨額の海外資産がもたらす為替益は甚大、官民合わせれば100兆円は優に上回るだろう。投機者も日本のこの懐の深さを知っている。円売り投機は終盤であるかもしれない。円安が日本の力強い回復を準備しつつある。
(2024年5月14日記 武者リサーチ「ストラテジーブレティン353号」を転載)
株探ニュース
2024/05/15 09:30
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:太平洋セメやラクスなどに注目
*09:27JST 個別銘柄戦略:太平洋セメやラクスなどに注目
昨日14日の米株式市場でNYダウは126.60ドル高の39,558.11、ナスダック総合指数は122.94pt高の16,511.18、シカゴ日経225先物は大阪日中比280円高の38590円。為替は1ドル=156.40-50円。今日の東京市場では、営業利益が前期12.6倍・今期48.8%増予想で中期経営計画を発表した太平洋セメ<5233>、営業利益が前期3.3倍・今期61.9%増予想と発表したラクス<3923>、営業利益が前期2.4倍・今期16.4%増予想と発表したゼンショーHD<7550>、営業利益が前期83.6%増・今期17.7%増予想で自社株買い・消却も発表した三越伊勢丹<3099>、営業利益が前期53.5%減だが今期76.1%増予想と発表した三菱マ<5711>、第1四半期営業利益が78.2%増となったTOYO<5105>、第3四半期累計の営業利益が60.1%増となったアルバック<6728>、24年12月期業績予想を上方修正したペプチドリーム<4587>などが物色されそうだ。一方、自社株買いを発表したが24年3月期営業利益が21.8%減と従来予想の0.9%減を下回ったカシオ計<6952>、第1四半期調整後営業利益が22.1%減となった電通グループ<4324>、通期予想の営業利益に対する第1四半期の進捗率が3.1%にとどまったAppier<4180>、同じく12.3%にとどまったタツモ<6266>、自社株買いを発表したが25年3月期営業利益が51.2%減予想と発表した出光興産<5019>、25年3月期営業利益が50.2%減予想と発表したコニカミノルタ<4902>などは軟調な展開が想定される。
<CS>
2024/05/15 09:27
みんかぶニュース 市況・概況
15日韓国・KOSPI=休場
15日の韓国市場は休場。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/15 09:25
注目トピックス 日本株
シード---プライム市場上場維持基準への適合
*09:24JST シード---プライム市場上場維持基準への適合
シード<7743>は13日、プライム市場の上場維持基準への適合を発表した。同社は2023年3月31日時点においてプライム市場の上場維持基準に対し「流通株式時価総額」及び「1日平均売買代金」について基準を満たしていなかった。計画に基づき各種取り組みを進めた結果、2023年12月31日時点において「1日平均売買代金」は上場維持基準に適合、「流通株式時価総額」も2024年3月31日時点に115.0億円となり適合した。(プライム市場上場維持基準は100億円)今後は上場維持基準に継続して適合していけるように、2024年4月を起点とした3ヶ年中期経営計画(2024年4月1日-2027年3月31日)に取り組み、企業価値向上に努めるとしている。
<SI>
2024/05/15 09:24
みんかぶニュース 個別・材料
新家工がカイ気配切り上げ、大幅増配計画で7%台の配当利回りに着目した資金流入
新家工業<7305.T>がカイ気配を切り上げている。14日の取引終了後、24年3月期の連結決算と、25年3月期の業績・配当予想を開示した。このうち配当に関して、前期の配当を15円増額したうえで、今期の年間配当予想は前期比145円増配の300円とした。前日終値ベースで配当利回りは約7.9%に上り、インカムゲイン狙いの投資家の買いが集まっている。
25年3月期の売上高は前期比4.2%減の427億円、最終利益は同0.5%増の17億円を見込む。中小建築分野での需要回復には時間を要するとみる一方で、自動車生産の回復を想定。ステンレス需要の新規開拓にも取り組む。あわせて中期経営計画も発表。27年3月期に売上高を467億円、最終利益を26億円、PBR(株価純資産倍率)を1.0倍とする目標を掲げた。24年3月期の売上高は前の期比4.0%減の445億5600万円、最終利益は同44.7%減の16億9100万円だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/15 09:23
みんかぶニュース 個別・材料
アトラエに投資資金集中、10~3月期営業7割増益で初配当実施へ
アトラエ<6194.T>に投資資金が集中、カイ気配スタートで急速に株価を上昇させている。成功報酬型のIT・エンジニア向け求人メディア「Green」を運営しており、AI・IoT分野で必要とされるIT人材需要が急増傾向にあるなか商機を捉えている。足もとの業績は追い風が強く、同社が14日取引終了後に発表した24年9月期上期(23年10月~24年3月)決算は営業利益が前年同期比72%増の5億4800万円と大幅な伸びを達成した。また、好業績を背景に今期は初配当(年15円)を実施することを発表、配当利回りは前日終値換算で3.3%に達する。更に発行済み株式数の3.46%に相当する90万株の自社株を消却(消却予定日は今月末)することも併せて開示しており、これらがポジティブサプライズとなって物色人気が加速した。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/15 09:19
注目トピックス 日本株
昭和産業---自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の取得終了および自己株式の消却について
*09:17JST 昭和産業---自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の取得終了および自己株式の消却について
昭和産業<2004>は14日、2024年5月13日に発表した自己株式の取得について、買付けを行ったと発表した。取得の方法は、13日の終値(最終特別気配値を含む)3,435円で、2024年5月14日午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付(ToSTNeT-3)において買付けの委託を行った。取得し得る株式の総数は1,000,000株(上限)(発行済株式総数に対する割合2.99%)、株式の取得価額の総額は3,435,000,000円(上限)としていた。取得結果は、取得株式数990,000株、取得価額の総額は3,400,650,000円であったことを2024年5月14日午前8時45分の取引終了後に発表した。今回取得した自己株式は、将来の株式の希薄化懸念を払拭するため、5月13日の取締役会において決議した会社法第178条の規定に基づき、下記のとおり消却を実施する。(1)消却する株式の種類 当社普通株式(2)消却する株式の総数 990,000株(3)消却予定日 2024 年5月21日
<SI>
2024/05/15 09:17
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買動向=15日寄り付き、日経レバの売買代金は240億円と活況
15日寄り付きの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比46.1%増の441億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同56.8%増の367億円となっている。
個別ではSPDR S&P500 ETF <1557> 、MAXISナスダック100上場投信 <2631> 、NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種 <1546> 、NEXT FUNDS新興国債券 <2519> 、NEXT 銀行 <1631> など39銘柄が新高値。iFreeETF S&P500 インバース <2249> 、iシェアーズ フランス国債7-10年 ETF <2259> 、NEXT NOTES 金先物 ベア ETN <2037> が新安値をつけている。
そのほか目立った値動きではWisdomTree 小麦上場投資信託 <1695> は3.18%安と大幅に下落。
日経平均株価が410円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金240億4900万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金165億500万円を大きく上回る活況となっている。
その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が20億6800万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が20億5600万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が20億5300万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が16億6900万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が13億5900万円の売買代金となっている。
株探ニュース
2024/05/15 09:16
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均の上げ幅が400円突破
日経平均株価の上げ幅が400円を突破。9時15分現在、405.18円高の3万8761.24円まで上昇している。
株探ニュース
2024/05/15 09:16
注目トピックス 市況・概況
日経平均は332円高、寄り後は上げ幅拡大
*09:10JST 日経平均は332円高、寄り後は上げ幅拡大
日経平均は332円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の海外市場で米長期金利が低下し、米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=156円50銭台と、円相場が落ち着いた動きとなっていることも、東京市場で安心感となった。さらに、主要企業の3月期決算発表が今日まで続き、引き続き好決算や好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となった。一方、日経平均は38400円台に位置する25日移動平均線や38500円近辺の75日移動平均線が上値抵抗線となり、ここからの上値余地は大きくないとの見方があった。また、米国では、昨日の4月生産者物価指数(PPI)発表に続き、今晩は4月消費者物価指数(CPI)が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は上げ幅を拡大している。
<SK>
2024/05/15 09:10
みんかぶニュース 個別・材料
ラクスは気配値のまま上昇、前期営業利益3.4倍化で今期も6割増益予想で最高更新続く
ラクス<3923.T>が大口の買い注文に商いが成立せず気配値のまま株価水準を切り上げている。クラウドサービスによるメール管理や経費精算を主力に、IT人材の派遣業務などを手掛ける。クラウド事業がインボイス対応特需で収益に貢献、業績は急成長局面にある。同社が14日取引終了後に発表した24年3月期決算は、営業利益が前の期比3.4倍の55億5900万円と急拡大を果たし過去最高利益を更新、更に25年3月期は前期比62%増の90億円と飛躍的な伸びが続く見通しにある。これを好感する買いを呼び込む形となった。なお、今期年間配当は前期実績に1円55銭増配の3円90銭を計画している。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/15 09:10
みんかぶニュース 個別・材料
山一電機がカイ気配スタート、今期は大幅な最終増益・増配予想で自社株買いも発表
山一電機<6941.T>がカイ気配スタート。14日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績・配当予想を開示した。今期の売上高は前期比26.3%増の460億円、最終利益は同2.4倍の50億円を見込む。加えて、前期の配当を1円増額したうえで、今期の年間配当予想は同43円増配の74円とした。更に、取得総数50万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.44%)、取得総額10億円を上限とする自社株買いの実施も発表。業況と株主還元姿勢を評価した買いが集まった。
今期はメモリー半導体用ソケットにおいて、生成AIを含めてデーターセンター向けを中心にDRAM関連の需要が増加すると想定。自動車関連向けも堅調に推移すると見込む。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/15 09:10
みんかぶニュース 個別・材料
三越伊勢丹がカイ気配、今期も2ケタ成長で過去最高益更新し大幅増配・自社株買いと材料盛りだくさん
三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が大口の買い注文に寄り付かずカイ気配スタートとなる人気となった。百貨店最大手で宝飾品など高額商品を中心とした富裕層の消費熱やインバウンド需要を取り込んで業績は絶好調に推移している。14日取引終了後に発表した24年3月期決算は営業利益が前の期比84%増の543億6900万円と大幅な伸びを達成、過去最高を大幅に更新した。続く25年3月期についても同利益は前期比18%増の640億円を見込んでおり、2ケタ成長で連続ピーク利益が更新となる見通しにあることから投資資金の流入が加速した。好業績を背景に株主還元も強化し、前期配当は従来計画に2円上乗せした34円とし、今期は前期実績から10円増配の44円を計画する。更に、発行済み株式数の2.3%に相当する850万株、金額ベースで150億円を上限とする自社株買いも発表(取得した自社株は11月29日付で全て消却)、これらを評価する形で投資資金が集中した。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/15 09:09
注目トピックス 日本株
円谷フィHD、飯田GHD◆今日のフィスコ注目銘柄◆
*09:09JST 円谷フィHD、飯田GHD◆今日のフィスコ注目銘柄◆
円谷フィHD<2767>2024年3月期業績は、売上高が前期比21.2%増の1419億2300万円、営業利益は同8%増の118億2700万円だった。2次元の映像作品をベースに、3次元イベントやマーチャンダイジングなどの複合的戦略によりグローバルなキャラクターとしてのビジネスの展開が図られている。2025年3月期業績は、売上高が前期比9.2%増の1550億円、営業利益が同28.5%増の152億円を計画。自社株買いおよび消却を発表している。飯田GHD<3291>3月半ば以降は25日線を挟んだレンジ推移を続けていたが、4月下旬以降は25日線を支持線とした動きのなか、直近のリバウンドで75日線を突破してきた。一目均衡表では雲上限に接近しており、雲上限が位置する2100円辺りをクリアしてくると、一段とリバウンド基調を強めてきそうだ。
<CS>
2024/05/15 09:09
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(寄り付き)=買い優勢、米株高追い風に上値追い
15日の東京株式市場は買い優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比177円高の3万8533円と続伸。
主力株中心に買い優勢で前日に続き日経平均は上値指向となっている。前日の米国株市場では米長期金利が低下基調となるなか、ハイテク株や景気敏感株など幅広く投資資金が流入し主要株価指数が揃って上昇、ナスダック総合株価指数は約1カ月ぶりに史上最高値を更新した。また、半導体関連が総じて高くフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も3日続伸と強調展開を続けた。米株高を受け、きょうの東京市場でも投資家心理が足もと強気に傾いている。ただ、日本時間今晩に発表される4月の米消費者物価指数(CPI)を控え、買い一巡後は上値が重くなる可能性もある。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/15 09:05
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均の上げ幅が300円突破
日経平均株価の上げ幅が300円を突破。9時3分現在、303.08円高の3万8659.14円まで上昇している。
株探ニュース
2024/05/15 09:04