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注目トピックス 日本株 学情---2024年10月期の累計受注高が前年同時期比131.1% *13:16JST 学情---2024年10月期の累計受注高が前年同時期比131.1% 学情<2301>は15日、2024年10月期の累計受注高が前年同時期比131.1%となったことを発表。同社は、10月単月の受注高も、前年同月比124.9%となっており、採用需要を的確に捉えていると評価している。特に、経験者採用(中途採用)領域の受注が拡大し、「Re就活」の10月単月受注高は、前年同月比148.8%となった。「Re就活」は、「20代が選ぶ20代向け転職サイト5年連続No.1」(東京商工リサーチ調べ)を獲得し、10月の月間応募数は前年同月比147.7%を記録した。「Re就活」の新規会員登録数が伸びている効果が、他のサービスにも波及し、「Re就活エージェント(人材紹介)」の10月単月受注高は、前年同月比150.0%となっている。同社は今後も、求職者・学生、企業に支持されるサービスを提供することで、シェア拡大・売上の増加を目指す。 <SI> 2023/11/16 13:16 みんかぶニュース 個別・材料 串カツ田中が6連騰、未定だった年間配当予想は前期比3円増配の13円に修正  串カツ田中ホールディングス<3547.T>が6連騰となった。15日の取引終了後、配当予想の修正を発表したことが株価の支えとなったようだ。これまで未定としてきた23年11月期の年間配当予想を13円(前期比3円増配)に見直した。 出所:MINKABU PRESS 2023/11/16 13:15 Reuters Japan Online Report Business News 米住宅ローン金利、国債利回りピークアウトで今後低下へ Amina Niasse [ニューヨーク 15日 ロイター] - 米国債利回りは既に天井を打って今後は低下するとの見方が強まっていることから、住宅ローン金利は向こう数週間にわたって低下する見通しだ。 14日に発表された米消費者物価指数(CPI)でインフレの鈍化が示されたため、投資家の間では米連邦準備理事会(FRB)が利上げを終えたとの観測が強固になり、今月に入り堅調に推移していた米国債相場を一段と押し上げた。 住宅ローン金利に影響する10年国債利回りは先月には2007年以降で初めて5%を突破していたが、14日には4.50%を割り込んだ。 こうした動きと歩調を合わせて、住宅ローンのコストも減少。米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、30年固定住宅ローンの金利は2週間前には約7.9%と2000年以降で最高の水準だったが、先週には7.5%に低下した。 一部のアナリストは、30年固定住宅ローン金利と10年国債利回りの金利差は現時点では1980年代以降で最大に近いが、これが正常化するのに伴い、住宅ローン金利は今後一段と急速に下がると考えている。 フレディマックの次席エコノミスト、レン・キーファー氏はこの金利差について、住宅ローン担保証券(MBS)市場の変動が激しくなっていることが一因だと説明した。 債券市場の変動性を示す指標は今年これまでよりも低下しており、債券利回りがさらに低下する兆候が示されているため、住宅購買力は今後改善しそうだ。 米抵当銀行協会(MBA)の次席エコノミスト、ジョエル・カン氏は30年固定住宅ローン金利について「今年第4・四半期には平均で6.2%程度になると考えている。10年国債利回りもこれから年末にかけて下がると予想している」と語った。 MBAの指数によると、米国の住宅ローン返済額の9月中央値は、前月比で微増だった8月の2170ドルから15ドル減少した。返済額の中央値は2022年以降着実に高まり、現在は前年同期比で11%増となっている。 住宅ローン金利は今後低下すると見込まれるものの、エコノミストはローン金利が依然として過去10年間の中央値であるおよそ3.5%より高い水準にとどまると予想している。 FRBは今月の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を2会合連続で5.25─5.50%に据え置いた。景気の減速を示すデータに加え、FRBが昨年3月に開始した積極的な利上げのサイクルが終了するとの観測により、FRBが景気の「ソフトランディング(軟着陸)」を実現するとの期待が高まっている。ソフトランディングが実現すれば利回りが下がり、住宅ローンを含む信用コストが軽減される余地が生じる。 カン氏は「製造業とサービス業の指標に着目すると、今後は冷え込むとの兆候が示されている」と指摘。雇用と賃金が沈静化し続ければ、「サービス業で一段と大きな減速が見られ。最終的には経済全体で信用が緩むと見込まれる」と話した。 2023-11-16T041426Z_1_LYNXMPEJAF03S_RTROPTP_1_USA-ECONOMY-HOUSING.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20231116:nRTROPT20231116041426LYNXMPEJAF03S 米住宅ローン金利、国債利回りピークアウトで今後低下へ OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20231116T041426+0000 20231116T041426+0000 2023/11/16 13:14 注目トピックス 日本株 SIGグループ---2024年3月期第2四半期連結累計期間の連結業績予想と実績値に差異 *13:14JST SIGグループ---2024年3月期第2四半期連結累計期間の連結業績予想と実績値に差異 SIGグループ<4386>は14日、5月12日に公表した2024年3月期第2四半期連結累計期間(2023年4月-9月)の連結業績予想と実績値に差異が生じたことを発表。第2四半期連結累計期間業績実績値は、売上高は、受注ソフトウエア開発案件を順調に受注できたことと、受注単価増により34.30億円(前回予想7.5%増)に修正となった。営業利益は、高収益率案件の増加に加え計画していた経費の一部支出を下期に先送りしたことで1.83億円(同89.1%増)に修正となった。経常利益は、子会社のアクロホールディングスの投資損失0.82億円を計上した結果、1.46億円(同22.0%増)に修正となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は、子会社の法人税等の増加により連結ベースでの法人税等も増加したため、0.64億円(同11.4%減)に修正となった。 <AS> 2023/11/16 13:14 みんかぶニュース 個別・材料 ナガオカが3日ぶり反発、スクリーン・インターナルの大口受注を発表  ナガオカ<6239.T>が3日ぶりに反発した。15日の取引終了後、同社製品について大口受注があったと発表しており、株価の支援材料となった。アフリカで新設されるプラスチック原料のプロピレンのプラント向けに同社のスクリーン・インターナルが採用された。受注金額は約7億円で、契約納期は2025年2月としている。 出所:MINKABU PRESS 2023/11/16 13:13 注目トピックス 日本株 SIGグループ---SIGより剰余金の配当受領 *13:12JST SIGグループ---SIGより剰余金の配当受領 SIGグループ<4386>は15日、子会社のSIGより、剰余金の配当を30日に受領することを発表。同社は、2024年3月期の個別決算にて、同配当金1.12億円を営業外収益として計上する予定である。 <AS> 2023/11/16 13:12 みんかぶニュース 個別・材料 マツキヨココに強気評価、国内有力証券は目標株価3450円に引き上げ  マツキヨココカラ&カンパニー<3088.T>に強気評価が出ている。岩井コスモ証券は15日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を3340円から3450円に引き上げた。第2四半期(4~9月)の連結営業利益は375億5400万円(前年同期比32.6%増)となり好調な着地となった。同社店舗が多い都市部や繁華街での人流回復や夏の猛暑により、粗利率の高い医薬品や化粧品などの販売好調が業績を押し上げた。同社では24年3月期の同利益の予想を645億円から755億円(前期比21.2%増)に増額修正している。同証券では今期の同利益を756億円、25年3月期は800億円と予想しており、業績好調は続くとみている。 出所:MINKABU PRESS 2023/11/16 13:10 みんかぶニュース 市況・概況 KLabが続伸、Web3関連事業子会社の資金調達実施を材料視◇  KLab<3656.T>が続伸。16日、Web3関連事業子会社のBLOCKSMITH&Co.が資金調達を実施したと発表した。株式の上場に向けた資本構成と財務の強化の一環としており、KLabへの中期的な収益貢献を期待した買いが入ったようだ。  SAFE型新株予約権の発行により、SBIホールディングス<8473.T>グループなどから資金を調達する。これまでKLabと同社の創業者である真田哲弥社長が100%の資本を保有していたが、今回外部から初めて資本を受け入れるという。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2023/11/16 13:09 注目トピックス 日本株 日産自---大幅反発、ルノーが「アンペア」の上場を発表 *13:06JST 日産自---大幅反発、ルノーが「アンペア」の上場を発表 日産自<7201>は大幅反発。前日に仏ルノーでは、EVの新会社「アンペア」を24年前半に上場すると発表している。アンペアには同社が最大6億ユーロを出資、上場による含み益拡大や成長加速化などを期待する動きが優勢になっているようだ。なお、アンペアは2031年に売上高250億ユーロ超、営業利益率10%超などを目指すとしており、同社の小型車「マイクラ」の後継車なども生産する予定となっているもよう。 <ST> 2023/11/16 13:06 注目トピックス 日本株 SIGグループ---2024年3月期第2四半期連結累計期間に営業外費用を計上 *13:06JST SIGグループ---2024年3月期第2四半期連結累計期間に営業外費用を計上 SIGグループ<4386>は14日、2024年3月期第2四半期連結累計期間(2023年4月-9月)にて、営業外費用(持分法による投資損失)を計上したことを発表。同社は、同社の子会社のアクロホールディングスの決算報告に基づき、2024年3月期第2四半期連結会計期間(2023年7月-9月)に、持分法による投資損失0.82億円を計上した。同計上により、2024年3月期第2四半期連結累計期間にて、持分法による投資損失0.34億円を営業外費用に計上した。 <AS> 2023/11/16 13:06 個別銘柄テクニカルショット BASE---25日線を支持線とした仕切り直しへ *13:05JST <4477> BASE 264 -8 足もとのリバウンドで11月8日には333円まで買われたが、長い陰線を残す格好となった。200日線をサポートに変えることができず、小幅ながら連日で陰線を形成している。ただし、25日線が支持線として意識されるなど底堅さがみられてきており、再び200日線突破を想定した仕切り直しの動きが期待されそうだ。 <FA> 2023/11/16 13:05 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午後1時現在の値上がり値下がり銘柄数  午後1時現在の東証プライムの値上がり銘柄数は309、値下がり銘柄数は1324、変わらずは26銘柄だった。業種別では33業種中6業種が上昇。値上がり上位にサービス、石油・石炭など。値下がりで目立つのは証券・商品、小売、医薬品、卸売、食料品など。 出所:MINKABU PRESS 2023/11/16 13:05 新興市場スナップショット Waqoo---ストップ安売り気配、24年9月期の営業利益予想76.2%減、先行投資や営業強化で *13:02JST <4937> Waqoo 2230 ウ - ストップ安売り気配。24年9月期の営業損益予想を前期比76.2%減の0.66億円の黒字と発表している。売上高予想は18.9%増の20.52億円としているが、薬用炭酸ヘッドスパ育毛剤を成長軌道に乗せるための先行投資や血液由来加工療法の営業強化などで減益になる見込み。同時に発表した23年9月期の営業損益は2.77億円の黒字(前期実績0.39億円の赤字)で着地し、会社計画(2.50億円の黒字)を上回った。 <ST> 2023/11/16 13:02 みんかぶニュース 市況・概況 13時の日経平均は268円安の3万3250円、アドテストが38.36円押し下げ  16日13時現在の日経平均株価は前日比268.81円(-0.80%)安の3万3250.89円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は310、値下がりは1324、変わらずは24と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均マイナス寄与度は38.36円の押し下げでアドテスト <6857>がトップ。以下、ファストリ <9983>が34.97円、東エレク <8035>が21.48円、KDDI <9433>が17.58円、第一三共 <4568>が13.89円と続いている。  プラス寄与度トップはリクルート <6098>で、日経平均を38.86円押し上げている。次いで信越化 <4063>が14.99円、SBG <9984>が8.99円、レーザーテク <6920>が5.59円、デンソー <6902>が4.00円と続く。  業種別では33業種中6業種が値上がり。1位はサービスで、以下、石油・石炭、銀行、鉄鋼と続く。値下がり上位には証券・商品、小売、医薬品が並んでいる。  ※13時0分0秒時点 株探ニュース 2023/11/16 13:01 後場の寄り付き概況 後場の日経平均は231円安でスタート、第一三共や資生堂などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33288.52;-231.18TOPIX;2364.02;-9.20[後場寄り付き概況] 後場の日経平均は前日比231.18円安の33288.52円と、前引け(33292.02円)とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の日経225先物は33220円-33320円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=151.20-30円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で軟調で0.5%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は上昇して始まったが取引開始後に下げに転じた後に下落幅を拡大し1.5%ほど下落している。 後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。昨日の日経平均が今年最大の上げ幅となり、昨日までの3日続伸で900円を超す上昇となったことから、短期的な過熱感が意識され、また、今日はダウ平均先物や香港ハンセン指数、上海総合指数などが軟調なことから、利益確定売りが出やすもよう。一方、日経平均は前場に下落したものの、今日の下げは適度なスピード調整との見方も多いようだ。 セクターでは、小売業、証券商品先物、パルプ・紙が下落率上位となっている一方、サービス業、銀行業、精密機器が上昇率上位となっている。 東証プライム市場の売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、第一三共<4568>、村田製<6981>、電通グループ<4324>、資生堂<4911>、東電力HD<9501>、SMC<6273>、三井物<8031>、三菱重<7011>、出光興産<5019>が下落。一方、リクルートHD<6098>、ルネサス<6723>、KOKUSAI<6525>、日産自<7201>、三井住友<8316>、ENEOS<5020>、HOYA<7741>、信越化<4063>、レーザーテック<6920>、マツダ<7261>が上昇している。 <CS> 2023/11/16 12:56 注目トピックス 日本株 ポラリス・ホールディングス---ホテル5物件の賃借人の地位をココホテルズが承継する覚書を締結 *12:56JST ポラリス・ホールディングス---ホテル5物件の賃借人の地位をココホテルズが承継する覚書を締結 ポラリス・ホールディングス<3010>は14日、5SPC(KOKO HOTEL札幌駅前、KOKO HOTEL銀座一丁目、KOKO HOTEL広島駅前、KOKO HOTEL福岡天神及びKOKO HOTEL鹿児島天文館)がスターアジア不動産投資法人<3468>との間で締結している5ホテルに係る定期建物賃貸借契約における賃借人の地位を、同5SPCから連結子会社であるココホテルズが承継する覚書を締結することを発表。賃借人の地位の承継実行日は12月1日(予定)である。同賃貸借契約の賃料は、固定賃料と変動賃料を組み合わせた同社にとって従前より収益性の高い体系で、業績に連動した収益を享受しつつ、損益分岐点のコントロールを図ることができることに加え、契約期間は15年間と長期的に同社が運営プラットフォームを確保できる内容となっており、同社の収益基盤の安定化及び企業価値の向上に資する。 <AS> 2023/11/16 12:56 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」4位にAIメカ  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」16日正午現在でAIメカテック<6227.T>が「売り予想数上昇」4位となっている。  AIメカは微細化・積層化ニーズに対応した半導体パッケージ関連装置や半導体プロセス装置などを製造・販売するが、業績は好調で24年6月期は営業利益段階で前期比2.4倍の14億1500万円と急増予想にある。また市場では、一段の増額修正余地も意識されている。株価はここにきて半導体関連株物色の波に乗り上げ足を加速、きょうで7連騰と気を吐いている。ただ、短期で急騰した反動を警戒する動きもあるようだ。 出所:MINKABU PRESS 2023/11/16 12:51 新興市場スナップショット ヘッドウォーター---ストップ高、レッドハットのパートナーに認定、売上高予想修正も引き続き材料視 *12:49JST <4011> ヘッドウォーター 9350 +1500 ストップ高。オープンソース・ソリューションプロバイダーのレッドハット(東京都渋谷区)のRed Hat Ready Businessパートナーに認定されたと発表している。レッドハットのテクニカル・サポートや教育・トレーニング・プログラムを利用できるようになる。14日に23年12月期売上高予想を従来の21.09億円から23.20億円に上方修正(営業利益予想は1.20億円で据え置き)したことも引き続き買い材料視されているようだ。 <ST> 2023/11/16 12:49 みんかぶニュース 個別・材料 ペルセウスがS高、決算説明会資料の公表で新薬の早期製品化の期待が膨らむ  ペルセウスプロテオミクス<4882.T>がストップ高の水準となる前営業日比80円高の549円に買われた。15日、24年3月期第2四半期の決算説明会資料をホームページ上に公開した。「PPMX―T003」の真性多血症患者向けの第1相試験において、10月に患者6人の組み入れ完了を発表していたが、新たに組み入れた2人への初回投与を実施したという。試験終了後、同社は25年3月期に導出する計画を示している。24年の市場規模で2800億円と予測されている新薬の早期製品化と収益貢献を期待した買いが集まったようだ。  PPMX―T003を巡っては、アグレッシブNK細胞白血病の医師主導治験では、患者2人への投与が完了した。卵巣がんなどを対象疾患とする「PPMX―T002」では25年3月期の導出に向け、複数の導出候補先企業と開発計画を検討中だとしている。 出所:MINKABU PRESS 2023/11/16 12:46 注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は4日ぶり反落、アドバンテストが1銘柄で約46円分押し下げ *12:43JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は4日ぶり反落、アドバンテストが1銘柄で約46円分押し下げ 16日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり46銘柄、値下がり179銘柄、変わらず0銘柄となった。日経平均は反落、昨日の大幅上昇で利益確定売りが優勢に 日経平均は反落。227.68円安の33292.02円(出来高概算7億2420万株)で前場の取引を終えている。15日の米国株式市場のダウ平均は163.51ドル高(+0.47%)、S&P500は7.18ポイント高(+0.16%)、ナスダック総合指数は9.46ポイント高(+0.07%)とそれぞれ上昇。10月の卸売物価指数(PPI)が予想以上に鈍化したため、利上げ終了観測が一段と強まった。また、ディスカウント小売のターゲットの好決算や、市場予想よりは堅調な結果だった10月小売売上高の結果などを受け、ソフトランディング期待なども高まった。一方、長期金利が上昇したためハイテクは伸び悩む場面も見られたが、底堅く推移した。一方、日経平均は前日比120.11円安の33399.59円と反落スタート。昨日の大幅上昇の反動で、利益確定売りが優勢の展開となった。個別では、東証スタンダードの大村紙業<3953>、粧美堂<7819>、東証グロースのヘッドウォータース<4011>、ZUU<4387>、ペルセウス<4882>など中小型株が値上がり率上位に並んだ。プライムでは、JBR<2453>や米投資ファンドのバリューアクトによる株式取得が伝わったリクルートHD<6098>らが大幅続伸。一方、霞ヶ関キャピタル<3498>、メドレー<4480>、ベース<4481>などが下落。値下がり率上位には、東証スタンダードの日本ビジネスシステム<5036>、日本テレホン<9425>、東証グロースのうるる<3979>、Welby<4438>など中小型株が上位に並んだ。セクターでは、サービス業、銀行業、精密機器などが上昇。一方、小売業、証券・商品先物取引業、パルプ・紙などを筆頭に多くのセクターが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は21%、対して値下がり銘柄は76%となっている。値下がり寄与トップはアドバンテスト<6857>となり1銘柄で日経平均を約46円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、東エレク<8035>、KDDI<9433>、第一三共<4568>、キッコーマン<2801>、エムスリー<2413>などがつづいた。一方、値上がり寄与トップはリクルートHD<6098>となり1銘柄で日経平均を約35円押し上げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、信越化<4063>、レーザーテック<6920>、デンソー<6902>、オリンパス<7733>、HOYA<7741>などがつづいた。*11:30現在日経平均株価  33292.02(-227.68)値上がり銘柄数  46(寄与度+105.13)値下がり銘柄数 179(寄与度-332.81)変わらず銘柄数  0○値上がり上位銘柄コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<6098> リクルートHD     5029  354   35.37<9984> ソフトバンクG     6099  76   15.19<4063> 信越化        5075  79   13.15<6920> レーザーテック    30610  500    6.66<6902> デンソー       2465  35    4.66<7733> オリンパス      2148  29    3.86<7741> HOYA       16335  210    3.50<6723> ルネサスエレクトロニ 2438  102    3.38<6861> キーエンス      62690  920    3.06<4901> 富士フイルム     8646  91    3.03<7203> トヨタ自動車     2872  12    1.91<7974> 任天堂        7032  38    1.27<5108> ブリヂストン     6032  33    1.10<6702> 富士通        20145  330    1.10<5803> フジクラ       1116  24    0.78<7267> ホンダ        1606   4    0.70<8316> 三井住友FG      7349  197    0.66<6361> 荏原製作所      8058  98    0.65<6479> ミネベアミツミ    2796  19    0.62<7201> 日産自動車       610  17    0.57○値下がり上位銘柄コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<6857> アドバンテ      4622  -175 -46.62<9983> ファーストリテ    36570  -330 -32.97<8035> 東エレク       23830  -285 -28.47<9433> KDDI       4576   -71 -14.19<4568> 第一三共       3986  -110 -10.99<2801> キッコーマン     9502  -315 -10.49<2413> エムスリー      2472  -117  -9.35<9766> コナミG        7632  -265  -8.82<4543> テルモ        4671   -60  -7.99<6981> 村田製作所      2899   -82  -6.55<6971> 京セラ        7994   -90  -5.99<6762> TDK        6543   -58  -5.79<2502> アサヒGHD       5754  -154  -5.13<6988> 日東電工       10485  -150  -5.00<6506> 安川電機       5585  -148  -4.93<9843> ニトリHD       15210  -480  -4.80<4021> 日産化学       5563  -141  -4.70<6724> セイコーエプソン   2166   -68  -4.53<6273> SMC        74600  -1220  -4.06<4324> 電通グループ     3911  -116  -3.86 <CS> 2023/11/16 12:43 注目トピックス 日本株 SIGグループ---2Qは2ケタ増収、システム開発・インフラ・セキュリティサービスともに売上高は好調に推移 *12:43JST SIGグループ---2Qは2ケタ増収、システム開発・インフラ・セキュリティサービスともに売上高は好調に推移 SIGグループ<4386>は14日、2024年3月期第2四半期(23年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比34.5%増の34.30億円、営業利益が同66.5%増の1.83億円、経常利益が同22.0%減の1.46億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同55.5%減の0.64億円となった。同社グループのシステム開発及びインフラ・セキュリティサービス事業の各分野において、人材の確保が難しい状況の中、受注単価アップや高利益率案件等へのシフトに注力した結果、売上高は好調に推移した。システム開発売上高は前年同期比37.5%増の26.03億円となった。公共系の政令都市向け人事給与システムの保守・改修などの既存案件の安定需要と政令都市向け国保標準システム導入の新規案件、サービス系の仮想移動体通信事業者向けシステム開発、DX請負案件の受注や、物流・その他サービス系既存ユーザのシステム開発の安定需要があり堅調に推移した。また、前期末に連結子会社化したアクト・インフォメーション・サービスの売上高が当第2四半期累計期間の増収に寄与した。インフラ・セキュリティサービス売上高は同25.8%増の8.27億円となった。セキュリティ系では高付加価値案件への要員ローテーションや既存案件の単価アップ、サービス系ではAWSクラウド案件やシステム構築案件等により、増収となった。2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比20.0%増の65.00億円、営業利益が同19.6%減の3.15億円、経常利益が同21.3%減の3.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同27.1%減の2.20億円とする期初計画を据え置いている。 <SI> 2023/11/16 12:43 みんかぶニュース 個別・材料 リクルートが大幅続伸、バリューアクトによる株式取得が伝わる  リクルートホールディングス<6098.T>が大幅続伸した。米投資ファンドのバリューアクト・キャピタルが同社株を取得したことが分かったと、ロイター通信が15日に報じた。バリューアクトはアクティビスト(物言う株主)として知られており、企業価値向上に向けた提案などを行うことへの思惑が広がったようだ。リクルートの発行済み株式総数の1%に相当する1800万株超を取得したという。 出所:MINKABU PRESS 2023/11/16 12:35 みんかぶニュース 市況・概況 プロカンが7日ぶり急反発、SBIとマクビープラとの資本・業務提携を材料視◇  プロジェクトカンパニー<9246.T>が7日ぶりに急反発した。15日の取引終了後、SBIホールディングス<8473.T>とMacbee Planet<7095.T>との間で、資本・業務提携を締結したと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。  プロカンの前副社長である伊藤翔太氏から、SBIホールディングスは60万株(発行済み株式総数の10.29%)、マクビープラは15万株(同2.57%)を取得。SBIホールディングスの議決権所有割合は26.9%となる。SBIホールディングスとプロカンは、SBI証券が推進する新NISA(少額投資非課税制度)の口座獲得や顧客基盤の拡充に伴い、サービス強化などを進める。またプロカンと子会社が進めるコンサルティング案件で、マクビープラのソリューションを活用していく。  プロカン前副社長の伊藤氏の保有株式を巡っては、社長の土井悠之介氏が7万5000株を東証の立会外取引のToSTNeT─1を通じて取得する方針。更に、プロカンは東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT─3)を通じて32万5000株の買い付けを行うと発表し、16日にプロカンは買い付けを完了したと開示した。伊藤氏の残りの保有株の処分に関しては、継続して協議を行う予定としている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2023/11/16 12:33 後場の投資戦略 昨日の大幅上昇で利益確定売りが優勢に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33292.02;-227.68TOPIX;2364.70;-8.52[後場の投資戦略] アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>など日経平均の寄与度が大きい銘柄が昨日の大幅上昇の反動から本日は下げに転じており、前場は冴えない展開となった。日経平均はさすがに昨日800円超えと今年最大の上げ幅を見せたことから、反動で利益確定売りが出やすい状況だったとみられる。なお、昨日は10月訪日外客数が2019年同月比で0.8%増となりコロナ禍前を上回ったが、インバウンド関連銘柄は既に業績回復を織り込んだ株価水準になっており特段物色された様子はなかった。本日スタンダードへ上場したJapan Eyewear Holdings<5889>は公開価格を6.5%下回る初値をつけたあと大きく売られ、前場は初値を7.0%下回る1182円で取引を終えている。 ただ、足元では米つなぎ予算が下院で可決され米政府機関閉鎖リスクが後退するなど外部要因への警戒感はやわらいできている。14日の米国消費者物価指数につづき、昨日の生産者物価指数、小売売上高などの経済指標発表は米国経済がソフトランディングするという確信を高める結果となっており、投資家のリスクオン姿勢が強まりやすい状況とみられる。後場も動きが遅れている中小型株中心に物色がさかんになりそうだ。一方で日経平均が小幅の下落にとどまるか注目したい。(二階堂千穂) <AK> 2023/11/16 12:33 注目トピックス 日本株 ダイキアクシス---3Q増収、環境機器関連事業・住宅機器関連事業・再生可能エネルギー関連事業ともに売上高が増加 *12:33JST ダイキアクシス---3Q増収、環境機器関連事業・住宅機器関連事業・再生可能エネルギー関連事業ともに売上高が増加 ダイキアクシス<4245>は14日、2023年12月期第3四半期(23年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.5%増の312.48億円、営業利益が同39.0%減の3.60億円、経常利益が同40.6%減の5.14億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同96.5%減の0.17億円となった。環境機器関連事業の売上高は前年同期比2.9%増の155.17億円、セグメント利益(営業利益)は同15.7%減の9.18億円となった。浄化槽・排水処理システムの国内売上高は、大型工事案件の進捗状況等の影響及び新型コロナウイルス感染症によって抑圧されていた設備投資需要の回復によって修繕工事の受注が大きかったことに加え、従来より拡充を進めている建物総合管理事業において新たなサービス(産業廃棄物の処理業務)の展開を始めたことが影響し、前年同期比で増加している。一方、海外売上高については大きく減少している。ストックビジネスであるメンテナンス売上は、成長戦略に基づいたメンテナンス契約の拡大を推進しており、堅調に推移している。地下水飲料化事業はストックビジネスであるエスコ契約に係る新規契約は増加している。近年ではエスコ契約を行わない地下水飲料化装置の販売についても顧客ニーズが高まっており、売上高は増加している。この場合も、販売後のメンテナンス契約を締結することでストックビジネスの拡大に貢献しており、新規契約によって増加している。住宅機器関連事業の売上高は同11.4%増の132.82億円、セグメント利益(営業利益)は同13.3%減の2.03億円となった。メーカーにおける海外部品調達難に起因する商品の出荷制限等の影響については解消しており、住宅設備・建築資材の売上高は前年同期比で大きく増加している。しかし、前第3四半期累計期間において計上のあったDCMグループ向けのLED照明の更新工事が当第3四半期累計期間においては仕掛中であることから建設関連業者等向けの売上高は微増となった。ホームセンター向けの主力商品の供給は通常納期に戻っているものの、天候不順や行動制限解除等の影響によってリフォームやDIY需要が減少している。そのため、ホームセンター向けのリテール商材の販売は前年同期と同程度となった。住機部門工事では、外壁工事の大型案件が好調であったことに加え、第1四半期に買収した子会社の業績を第2四半期の期首より連結に取り込んでいることから増加している。再生可能エネルギー関連事業の売上高は同26.7%増の19.82億円、セグメント利益(営業利益)は同31.8%増の2.52億円となった。太陽光発電事業の当第3四半期累計期間において、FITによる売電を行っているサイトは187件(前年同期比26件増)、PPAによる売電を行っているサイトは11件(同11件増)という状況であり、施設販売の案件もあったことによって前年同期比で売上高は大きく増加した。小形風力発電事業は前第3四半期累計期間においては、他3社と共同参画している環境省の「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」における売上を計上していたことから、前年同同期比で減少している。バイオディーゼル燃料関連事業は「B5軽油」の営業強化に引き続き取り組んでいることから契約件数は堅調に増加しており、前年同期比で売上高は増加している。その他事業の売上高は同4.2%減の4.65億円、セグメント利益(営業利益)は同29.0%減の0.28億円となった。家庭用飲料水事業は、廃プラスチックの問題等に鑑みてボトル型ウォーターサーバーから水道直結型ウォーターサーバーへの転換を進めている。そのため、ボトル型ウォーターサーバーの契約数の減少となったが、サブスクモデルである水道直結型のウォーターサーバーの契約者数は増加している。2023年12月期通期については、売上高が前期比1.3%増の400.00億円、営業利益が同31.0%減の5.70億円、経常利益が同43.7%減の6.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同43.1%減の3.27億円とする8月10日に修正した連結業績予想を据え置いている。 <SI> 2023/11/16 12:33 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で弱含み  後場寄り付き直後の東京株式市場では、日経平均株価が前営業日比240円安前後と前場終値と比較して弱含みで推移している。外国為替市場では1ドル=151円30銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて安い。 出所:MINKABU PRESS 2023/11/16 12:32 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 11月16日 12時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (9211) エフ・コード   東証グロース     [ 割安 ] (6095) メドピア     東証プライム     [ 分析中 ] (6794) フォスター電機  東証プライム     [ 割安 ] (5019) 出光興産     東証プライム     [ 割高 ] (5033) ヌーラボ     東証グロース     [ 割高 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (9522) RJ       東証グロース     [ 割高 ] (7803) ブシロード    東証グロース     [ 割安 ] (6920) レーザーテック  東証プライム     [ 割安 ] (6227) AIメカテック  東証スタンダード   [ 割高 ] (3661) エムアップ    東証プライム     [ 割安 ] 出所:MINKABU PRESS 2023/11/16 12:32 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~昨日の大幅上昇で利益確定売りが優勢に *12:30JST 後場に注目すべき3つのポイント~昨日の大幅上昇で利益確定売りが優勢に 16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は反落、昨日の大幅上昇で利益確定売りが優勢に・ドル・円は底堅い、日米金利差で・値下がり寄与トップはアドバンテス<6857>、同2位はファーストリテ<9983>■日経平均は反落、昨日の大幅上昇で利益確定売りが優勢に日経平均は反落。227.68円安の33292.02円(出来高概算7億2420万株)で前場の取引を終えている。15日の米国株式市場のダウ平均は163.51ドル高(+0.47%)、S&P500は7.18ポイント高(+0.16%)、ナスダック総合指数は9.46ポイント高(+0.07%)とそれぞれ上昇。10月の卸売物価指数(PPI)が予想以上に鈍化したため、利上げ終了観測が一段と強まった。また、ディスカウント小売のターゲットの好決算や、市場予想よりは堅調な結果だった10月小売売上高の結果などを受け、ソフトランディング期待なども高まった。一方、長期金利が上昇したためハイテクは伸び悩む場面も見られたが、底堅く推移した。一方、日経平均は前日比120.11円安の33399.59円と反落スタート。昨日の大幅上昇の反動で、利益確定売りが優勢の展開となった。個別では、東証スタンダードの大村紙業<3953>、粧美堂<7819>、東証グロースのヘッドウォータース<4011>、ZUU<4387>、ペルセウス<4882>など中小型株が値上がり率上位に並んだ。プライムでは、JBR<2453>や米投資ファンドのバリューアクトによる株式取得が伝わったリクルートHD<6098>らが大幅続伸。一方、霞ヶ関キャピタル<3498>、メドレー<4480>、ベース<4481>などが下落。値下がり率上位には、東証スタンダードの日本ビジネスシステム<5036>、日本テレホン<9425>、東証グロースのうるる<3979>、Welby<4438>など中小型株が上位に並んだ。セクターでは、サービス業、銀行業、精密機器などが上昇。一方、小売業、証券・商品先物取引業、パルプ・紙などを筆頭に多くのセクターが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は21%、対して値下がり銘柄は76%となっている。アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>など日経平均の寄与度が大きい銘柄が昨日の大幅上昇の反動から本日は下げに転じており、前場は冴えない展開となった。日経平均はさすがに昨日800円超えと今年最大の上げ幅を見せたことから、反動で利益確定売りが出やすい状況だったとみられる。なお、昨日は10月訪日外客数が2019年同月比で0.8%増となりコロナ禍前を上回ったが、インバウンド関連銘柄は既に業績回復を織り込んだ株価水準になっており特段物色された様子はなかった。本日スタンダードへ上場したJapan Eyewear Holdings<5889>は公開価格を6.5%下回る初値をつけたあと大きく売られ、前場は初値を7.0%下回る1182円で取引を終えている。ただ、足元では米つなぎ予算が下院で可決され米政府機関閉鎖リスクが後退するなど外部要因への警戒感はやわらいできている。14日の米国消費者物価指数につづき、昨日の生産者物価指数、小売売上高などの経済指標発表は米国経済がソフトランディングするという確信を高める結果となっており、投資家のリスクオン姿勢が強まりやすい状況とみられる。後場も動きが遅れている中小型株中心に物色がさかんになりそうだ。一方で日経平均が小幅の下落にとどまるか注目したい。■ドル・円は底堅い、日米金利差で16日午前の東京市場でドル・円は底堅く推移し、151円12銭まで下落後は151円32銭まで小幅に値を上げた。前日から米10年債利回りの低下が顕著になり、ドル売りに振れやすい。ただ、日米金利差を背景にドル高・円安基調は維持され、下値は堅い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円12銭から151円32銭、ユーロ・円は163円87銭から164円19銭、ユーロ・ドルは1.0830ドルから1.0855ドル。■後場のチェック銘柄・大村紙業<3953>、ヘッドウォータース<4011>など、4銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下がり寄与トップはアドバンテス<6857>、同2位はファーストリテ<9983>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・9月機械受注(船舶・電力を除く民需):前月比+1.4%(予想:+0.9%、8月:-0.5%)・日・10月貿易収支:-6625億円(予想:-7313億円、9月:+721億円)・豪・10月失業率:3.7%(予想:3.7%、9月:3.6%)・豪・10月雇用者数増減:+5.5万人(予想:+2.4万人、9月:+0.78万人←+0.67万人)【要人発言】・バイデン米大統領「米国は1つの中国政策を維持すると強調」「台湾海峡の平和と安全の重要性を強調」「米中首脳会談、建設・生産的な協議で一定の重要な進展があった」<国内>特になし<海外>特になし <CS> 2023/11/16 12:30 注目トピックス 日本株 アイリックコーポレーション---1Qは2ケタ増収、保険販売事業とソリューション事業が2ケタ増収を果たす *12:27JST アイリックコーポレーション---1Qは2ケタ増収、保険販売事業とソリューション事業が2ケタ増収を果たす アイリックコーポレーション<7325>は14日、2024年6月期第1四半期(23年7月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比17.7%増の15.29億円、営業利益が同52.7%減の0.38億円、経常利益が同53.3%減の0.38億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同69.2%減の0.14億円となった。保険販売事業の売上高は前年同期比11.5%増の8.23億円、セグメント利益は同9.8%減の0.82億円となった。Webb広告からの電話相談・オンライン相談への流入が上昇したことにより予約数は大幅に増加した一方で、既存店における直接来店件数は横ばいとなった。9月末の直営店舗数は前期末から4店舗増の66店舗となり、この結果、売上高は前年同期を11.5%上回った。また、店舗出店に伴う先行投資などにより販売管理費が増加した。法人営業部門は、成約単価の減少により、売上高は前年同期を下回った。ソリューション事業の売上高は前年同期比34.8%増の5.34億円、セグメント利益は同3.8%増の1.50億円となった。FC部門は、9月末のFC店舗数が200店舗(7店舗オープン、5店舗クローズ、2店舗直営化)となった。一部店舗の直営化ならびに、Webからの送客増加により増収となった。AS部門は、ASシリーズのユーザーID数が12,405となり堅調に推移した。地方銀行への導入は増加しており、銀行の導入数は37行となった。この結果、大幅な増収となった。システム事業の売上高は前年同期比4.4%増の1.71億円、セグメント損失は0.35億円(前年同期は0.43億円の利益)となった。インフォディオ社は、官公庁関連サービスへのOEM提供、大手企業や生命保険会社向けなど、『スマートOCR(R)』関連の大型の新規受託開発が好調に推移し増収となった。2023年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比25.3%増の75.24億円、営業利益が同97.8%増の3.71億円、経常利益が同94.0%増の3.77億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同845.1%増の1.51億円とする期初計画を据え置いている。 <SI> 2023/11/16 12:27 ランチタイムコメント 日経平均は反落、昨日の大幅上昇で利益確定売りが優勢に *12:26JST 日経平均は反落、昨日の大幅上昇で利益確定売りが優勢に  日経平均は反落。227.68円安の33292.02円(出来高概算7億2420万株)で前場の取引を終えている。 15日の米国株式市場のダウ平均は163.51ドル高(+0.47%)、S&P500は7.18ポイント高(+0.16%)、ナスダック総合指数は9.46ポイント高(+0.07%)とそれぞれ上昇。10月の卸売物価指数(PPI)が予想以上に鈍化したため、利上げ終了観測が一段と強まった。また、ディスカウント小売のターゲットの好決算や、市場予想よりは堅調な結果だった10月小売売上高の結果などを受け、ソフトランディング期待なども高まった。一方、長期金利が上昇したためハイテクは伸び悩む場面も見られたが、底堅く推移した。一方、日経平均は前日比120.11円安の33399.59円と反落スタート。昨日の大幅上昇の反動で、利益確定売りが優勢の展開となった。 個別では、東証スタンダードの大村紙業<3953>、粧美堂<7819>、東証グロースのヘッドウォータース<4011>、ZUU<4387>、ペルセウス<4882>など中小型株が値上がり率上位に並んだ。プライムでは、JBR<2453>や米投資ファンドのバリューアクトによる株式取得が伝わったリクルートHD<6098>らが大幅続伸。 一方、霞ヶ関キャピタル<3498>、メドレー<4480>、ベース<4481>などが下落。値下がり率上位には、東証スタンダードの日本ビジネスシステム<5036>、日本テレホン<9425>、東証グロースのうるる<3979>、Welby<4438>など中小型株が上位に並んだ。 セクターでは、サービス業、銀行業、精密機器などが上昇。一方、小売業、証券・商品先物取引業、パルプ・紙などを筆頭に多くのセクターが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は21%、対して値下がり銘柄は76%となっている。 アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>など日経平均の寄与度が大きい銘柄が昨日の大幅上昇の反動から本日は下げに転じており、前場は冴えない展開となった。日経平均はさすがに昨日800円超えと今年最大の上げ幅を見せたことから、反動で利益確定売りが出やすい状況だったとみられる。なお、昨日は10月訪日外客数が2019年同月比で0.8%増となりコロナ禍前を上回ったが、インバウンド関連銘柄は既に業績回復を織り込んだ株価水準になっており特段物色された様子はなかった。本日スタンダードへ上場したJapan Eyewear Holdings<5889>は公開価格を6.5%下回る初値をつけたあと大きく売られ、前場は初値を7.0%下回る1182円で取引を終えている。 ただ、足元では米つなぎ予算が下院で可決され米政府機関閉鎖リスクが後退するなど外部要因への警戒感はやわらいできている。14日の米国消費者物価指数につづき、昨日の生産者物価指数、小売売上高などの経済指標発表は米国経済がソフトランディングするという確信を高める結果となっており、投資家のリスクオン姿勢が強まりやすい状況とみられる。後場も動きが遅れている中小型株中心に物色がさかんになりそうだ。一方で日経平均が小幅の下落にとどまるか注目したい。(二階堂千穂) <AK> 2023/11/16 12:26

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