新着ニュース一覧
みんかぶニュース 市況・概況
ACSLが4日ぶり反発、同社のドローンが五洋建のリアルタイム船舶土量検収システムの開発に採用◇
ACSL<6232.T>が4日ぶりに反発している。前週末24日の取引終了後、同社の国産ドローン「ACSL-PF2」が、五洋建設<1893.T>のドローンによるリアルタイム船舶土量検収システムの開発に採用されたと発表しており、好材料視されている。
今回、五洋建設が開発した船舶土量検収システムは、陸上の職員1人がドローンを土砂運搬船の上空まで飛行させ光学カメラで積載状況を写真撮影し、3DLiDARで船倉内の積載形状を5秒間計測することで、積載土量が直ちに算出・表示され、帳票も自動で作成できるようになるという。今回の採用は、ドローンの制御を担うフライトコントローラーを自社開発しており、国産でセキュリティーの面でも安心なことや、採用したLiDARとの機能統合、LTE通信でのデータアップロードなどの機能拡張が可能なことが評価されたとしている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:59
みんかぶニュース 個別・材料
ACSLが4日ぶり反発、同社のドローンが五洋建のリアルタイム船舶土量検収システムの開発に採用◇
ACSL<6232.T>が4日ぶりに反発している。前週末24日の取引終了後、同社の国産ドローン「ACSL-PF2」が、五洋建設<1893.T>のドローンによるリアルタイム船舶土量検収システムの開発に採用されたと発表しており、好材料視されている。
今回、五洋建設が開発した船舶土量検収システムは、陸上の職員1人がドローンを土砂運搬船の上空まで飛行させ光学カメラで積載状況を写真撮影し、3DLiDARで船倉内の積載形状を5秒間計測することで、積載土量が直ちに算出・表示され、帳票も自動で作成できるようになるという。今回の採用は、ドローンの制御を担うフライトコントローラーを自社開発しており、国産でセキュリティーの面でも安心なことや、採用したLiDARとの機能統合、LTE通信でのデータアップロードなどの機能拡張が可能なことが評価されたとしている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:59
みんかぶニュース 市況・概況
27日中国・上海総合指数=寄り付き3094.1400(+5.2695)
27日の中国・上海総合指数は前営業日比5.2695ポイント高の3094.1400で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:57
みんかぶニュース 個別・材料
東京通信GがS高、投資先が手掛けるアイドルプロジェクトの施策発表で
東京通信グループ<7359.T>がストップ高。同社は前週末24日、投資先でアイドル創造プロジェクトを手掛けるオーバース(東京都千代田区)が発行する暗号資産「Nippon Idol Token(NIDT)」と、同プロジェクトのWeb3.0領域に関連する施策を発表。これが買い材料視されたようだ。
オーバース所属アイドルグループのメタバース内でのライブや、NIDT決済で購入できるVIP席やグッズの販売などに取り組む。同施策は東京通信Gの子会社TeT、オーバース、ブロックチェーン関連企業のcoinbook(東京都港区)の3社共同で取りまとめた。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:56
注目トピックス 日本株
タカショー---大幅反落、第1四半期営業赤字決算を嫌気
*10:54JST タカショー---大幅反落、第1四半期営業赤字決算を嫌気
タカショー<7590>は大幅反落。先週末に第1四半期決算を発表、営業損益は1.3億円の赤字となり、前年同期比3.7億円の損益悪化となっている。住宅着工数の減少による影響でガーデン・エクステリア市場規模が縮小しているほか、異常気象によるガーデニング用品の販売不振なども影響しているもよう。通期営業利益は5.8億円、前期比6.9億円の改善計画を据え置いているが、第1四半期は想定以上に低調な立ち上がりと捉えられている。
<ST>
2024/05/27 10:54
みんかぶニュース 個別・材料
エーアイが続急騰、Vチューバー「華鏡よさり」ボイスを基にした音声作成ソフト発売へ
エーアイ<4388.T>が24日のストップ高に続き、この日も一時ストップ高の1011円に買われている。23日に発表した、生成AIと連携して高速に発話開始を可能にする音声合成ソリューション「入力ストリーミング音声合成API」の開発を好感した買いが引き続き入っているほか、24日にはVチューバー「華鏡よさり」のボイスを基に制作した音声作成ソフト「A.I.VOICE カキョウヨサリ」「A.I.VOICE2 カキョウヨサリ」を7月12日に発売すると発表したことが好感されている。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:52
注目トピックス 日本株
Vコマース---大幅反発、自社株買いによる対象株式数減少で1株配当金を増配
*10:52JST Vコマース---大幅反発、自社株買いによる対象株式数減少で1株配当金を増配
Vコマース<2491>は大幅反発。先週末に配当予想の引き上げを発表している。上半期末配当金は従来計画22円から25円に、期末配当は20円から29円に引き上げ。年間配当金は42円から54円への引き上げとなり、前期比では一転1円の増配となる。自己株式取得によって配当対象株式数が減少したことで、1株当たり配当金の増加につなげるようだ。なお、配当性向目標は50%以上としている。
<ST>
2024/05/27 10:52
みんかぶニュース 市況・概況
住友電や古河電が堅調推移、米グーグルのインド洋海底ケーブル計画発表で思惑◇
住友電気工業<5802.T>や古河電気工業<5801.T>、フジクラ<5803.T>が堅調推移。光ファイバー・ケーブルを手掛ける電線株に買いが集まっている。米アルファベット<GOOG>傘下のグーグルが24日、アフリカとオーストラリアを結ぶ海底ケーブルの敷設計画について発表した。世界的な光ケーブルの需要拡大が、事業に好影響をもたらすとの思惑が広がったようだ。SWCC<5805.T>も上昇し、光部品を手掛ける湖北工業<6524.T>が大幅高となっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:47
みんかぶニュース 個別・材料
住友電や古河電が堅調推移、米グーグルのインド洋海底ケーブル計画発表で思惑◇
住友電気工業<5802.T>や古河電気工業<5801.T>、フジクラ<5803.T>が堅調推移。光ファイバー・ケーブルを手掛ける電線株に買いが集まっている。米アルファベット<GOOG>傘下のグーグルが24日、アフリカとオーストラリアを結ぶ海底ケーブルの敷設計画について発表した。世界的な光ケーブルの需要拡大が、事業に好影響をもたらすとの思惑が広がったようだ。SWCC<5805.T>も上昇し、光部品を手掛ける湖北工業<6524.T>が大幅高となっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:47
みんかぶニュース 市況・概況
27日香港・ハンセン指数=寄り付き18606.02(-2.92)
27日の香港・ハンセン指数は前営業日比2.92ポイント安の18606.02で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:46
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」5位にアトラエ
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の27日午前10時現在で、アトラエ<6194.T>が「買い予想数上昇」で5位となっている。
27日の東京市場で、アトラエは3日続伸。14日取引終了後に発表した24年9月期第2四半期累計の連結決算や、15円の期末配当(初配)を実施するとしていることを好感した買いが続いているようだ。
23年10月~24年3月の連結売上高は前年同期比15.0%増の40億7100万円、営業利益は同72.3%増の5億4800万円で着地。成功報酬型求人メディア「Green」や組織力向上プラットフォーム「Wevox」の売り上げが伸びたことなどが寄与した。なお、通期業績予想については連結売上高97億円(前期比25.0%増)、連結営業利益14億円(同47.0%増)とする従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:45
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日続落、米株安を警戒
*10:44JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日続落、米株安を警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 124305.57 -0.34%24日のブラジル株式市場は6日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比423.83ポイント安(-0.34%)の124305.57で引けた。日中の取引レンジは124259.33-125257.27となった。プラス圏でもみ合った後は後半マイナス圏に転落した。経済指標の悪化が警戒された。5月の消費者信頼感指数は前月の93.2から89.2に低下。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。ほかに、米高金利の長期化観測が外資の流出懸念を高めた。一方、指数の下値は限定的。連日の下落で値ごろ感が強まり、一段下値を探る展開は見られなかった。【ロシア】MOEX指数 3396.50 -1.34%24日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比46.29ポイント安(-1.34%)の3396.50ポイントで引けた。日中の取引レンジは3377.64-3442.36となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧州市場やアジア市場の下落が警戒され、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、追加の利上げ観測も嫌気された。一方、原油価格が上昇したが、指数を支えるには力不足だった。【インド】SENSEX指数 75410.39 -0.01%24日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比7.65ポイント安(-0.01%)の75410.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同10.55ポイント安(-0.05%)の22957.10で取引を終えた。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。アジア市場の下落が警戒され、インド株にも売り圧力が強まった。また、米利下げ期待の後退や米金利高の長期化観測なども嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3088.87 -0.88%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比27.52ポイント安(-0.88%)の3088.87ポイントと続落した。約1カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。投資家の慎重スタンスが継続する流れ。米長期金利の上昇や、米中対立の激化懸念が投資家心理の引き続き重しとなっている。また、中国で来週27日に4月の工業企業利益、31日に5月の製造業PMI(国家統計局などが集計)などが公表されることも気がかり材料として意識された。ただ、下値は限定的。指数は約3週ぶりの安値水準で推移しているとあって、自律反発狙いの買いも散見される。一時プラス圏で推移した。
<NH>
2024/05/27 10:44
みんかぶニュース 個別・材料
堀場製がしっかり、自社株29万9500株を消却へ
堀場製作所<6856.T>がしっかり。前週末24日の取引終了後、自社株29万9500株(発行済み株数の0.70%)を6月5日付で消却すると発表しており、好材料視されている。なお、消却後の発行済み株数は4223万3255株となる。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:32
みんかぶニュース 個別・材料
アディッシュが一時S高、「働き方改革支援補助金2024」の支援事業者に採択
アディッシュ<7093.T>が急反発し一時ストップ高の919円に買われている。同社は24日、いじめ匿名連絡サイト「スクールサイン」とチャットを用いた相談窓口「SNS相談」が、経済産業省「働き方改革支援補助金2024」の支援サービスに採択されたと発表しており、好材料視されている。
「働き方改革支援補助金2024」は、教職員の業務削減・効率化を進めるべく、学校活動支援サービスの導入を行う事業者に対して事業費などに要する経費の一部を補助する制度。今回、アディッシュと子会社アディッシュプラスがアディッシュコンソーシアムとして支援事業者に採択され、学校非公式サイト・ネットいじめ対策コンサルティング「スクールガーディアン」の2つのサービスを提供し、教職員の業務改善・効率化を支援するとしている。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:32
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 05月27日 10時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(3042) セキュアヴェイル 東証グロース [ 割安 ]
(4894) クオリプス 東証グロース [ 分析中 ]
(9432) 日本電信電話 東証プライム [ 割安 ]
(4436) ミンカブ 東証グロース [ 割安 ]
(6194) アトラエ 東証プライム [ 分析中 ]
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(7803) ブシロード 東証グロース [ 割安 ]
(9268) オプティマスグループ 東証スタンダード [ 割高 ]
(3993) パークシャ 東証スタンダード [ 割高 ]
(1663) K&Oエナジ 東証プライム [ 割高 ]
(6080) M&Aキャピ 東証プライム [ 割安 ]
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:32
GRICI
アメリカがやっと気づいた「中国は戦争をしなくても台湾統一ができる」という脅威【中国問題グローバル研究所】
*10:29JST アメリカがやっと気づいた「中国は戦争をしなくても台湾統一ができる」という脅威【中国問題グローバル研究所】
◇以下、中国問題グローバル研究所のホームページ(※1)でも配信している遠藤 誉所長の考察をお届けする。5月13日、アメリカン・エンタープライズ研究所と戦争研究所の共同プロジェクトである台湾連合防衛プロジェクトは、「中国は軍事侵攻ではない形で台湾統一をするつもりで、われわれは長いこと、それを見逃してきた」という趣旨の共同報告書を発表した。同日、アメリカメディアのTHE HILLも「中国は台湾統一をするために(台湾を)侵略する必要はない」というタイトルでこの報告書を報道。これは正に筆者が長年にわたって主張し、警鐘を鳴らし続けてきた分析とほぼ完全に一致しており、アメリカがやっとその事に気が付いてくれたかと、感慨深い。5月23日のコラム<中国の威嚇的兵器ポスターと軍事演習 頼清徳総統就任演説を受け>(※2)で書いた今般の軍事演習も、実はその作戦に沿ったものなのである。軍事演習をしているのに「戦争をしない」などと言えるのかと思われる方もおられるかもしれないが、むしろ、それこそがアメリカを勘違いさせてきたキーポイントだ。拙著『嗤(わら)う習近平の白い牙』の【第三章 習近平は台湾をどうするつもりなのか?】で詳細に分析した「港湾封鎖作戦」により、回答を示した。◆アメリカン・エンタープライズ研究所と戦争研究所の共同報告書5月13日、アメリカのシンクタンクであるアメリカン・エンタープライズ研究所(American Enterprise Institute=AEI)と戦争研究所(Institute for the Study of War=ISW)の共同プロジェクトである「台湾連合防衛(Coalition Defense of Taiwan)」プロジェクトは、<From Coercion to Capitulation: How China Can Take Taiwan Without a War(威圧から降伏へ:中国はいかにして戦争をせずに台湾を奪取できるか)>(※3)というタイトルの共同報告書(以下、報告書)を発表した。この報告書に関して、アメリカの政治専門紙THE HILL(ザ・ヒル)は同日、<China doesn’t need to invade to achieve Taiwanese unification(中国は台湾統一のために侵略する必要はない)>(※4)という見出しの報道をしている。報告書と報道によれば、結局のところ「アメリカがこんにちまで行ってきたシミュレーションの盲点に気が付いた」と、率直に認めている。その盲点というのは、主として、1.アメリカは台湾の防衛に関し、中国の侵攻を抑止または打ち負かすことにほぼ専ら焦点を当てており、すでに進行中の可能性の高いシナリオである「侵略には程遠い形で台湾を北京の支配下に置く中国の威圧作戦」をほとんど無視してきた。2.中国は、いわゆる武力攻撃によって台湾を統一するのではなく、「台湾周辺における軍事演習を強化し、台湾行きの船舶の立ち入り捜査を通して、台湾を準封鎖状態に置く」などの手段によって統一を成し遂げるだろうことに気が付いた。3.中国はそれにより次の総統選挙である2028年を目標にして、中台和平協定の締結に持ち込むつもりだ。このことに警戒せよ。(報告書と報道のまとめは以上)◆習近平の「港湾封鎖作戦」 台湾のエネルギー資源は2週間しか持たない冒頭で書いた拙著『嗤う習近平の白い牙』の【第三章 習近平は台湾をどうするつもりなのか?】で、徹底して分析したのが「台湾港湾封鎖作戦」で、これは報告書の「2」に合致する。第三章で特に焦点を絞ったのは「台湾のエネルギー資源」の問題である。習近平は台湾の平和統一を第一の目標に置いているが、もし台湾が独立を叫び、どうしても武力によって独立を阻止するしかないところに追い込まれた場合は、「台湾包囲作戦」を考えている。なぜなら「台湾の港湾を封鎖し、エネルギー資源を遮断すれば、台湾は2週間しか持たない」からだ。台湾はエネルギーを自給自足できず、2022年データで97.3%を輸入に頼っている。エネルギー資源は主として液化天然ガス(LNG)と石炭だが、その入り口は港湾だ。貯蓄量は2週間ほど(天然ガスの在庫は11日間、石炭の在庫は39日間)しか持たないため、港湾を封鎖してしまえば、台湾島に武力攻撃をしなくても、台湾を降参に追い込むことができる。台湾は島国なので、天然ガスのパイプラインを敷くことができないから、天然ガスは全て「液化天然ガス」で、港湾から入ってくる。台湾政府の「2022年(民国111年)發電概況」(※5)によると、2022年の発電源の割合は、・石炭:42.0%・液化天然ガス:38.%・原子力発電:8.2%・再生エネルギー:8.3%%・その他:2.6%となっている。つまり発電量の80.9%は石炭と天然ガスとなる。原発はたったの8.2%で、港湾を封鎖されたときに、半導体製造を動かすことは不可能だ。半導体製造には多くの電力を必要とし、2022年ではTSMC一社だけで、台湾の全エネルギー源の7.5%を使う(※6)。原発で市民の基本インフラを保ち、政府の基本機能のネット連絡を保ち、かつ半導体製造を機能させるということは不可能だということが言える。太陽光発電は2022年の再生エネルギーの44.8%を占めているが、8.3%の内の44.8%だから全体の3.7%くらいしか占めておらず、何もできない。民進党は原発絶対反対で、国民党や民衆党は原発推進派だが、現在の立法院でエネルギー資源に関して妥協し改善しなければ、台湾の安全は保障されない。習近平はここに焦点を当て、「港湾封鎖」のための軍事演習をくり返している。港湾を封鎖するだけで、台湾島自体への砲撃は行わないから、台湾の一般市民の命が砲撃により失われることはない。つまり地上戦は行わないということだ。その意味では「台湾武力攻撃」という「戦争」ではない。この手段を採用すれば、習近平が「喉から手が出るほどに欲しい」TSMCなどの最先端半導体産業を傷つけることもないし、統一後に「親族の命を奪われた」として中共を激しく恨む台湾人も出てこない(→統一後に増加しない)ので、中国共産党による一党支配体制が、「怨みによって起きる暴動(あるいはクーデター)」などによって崩壊に追い込まれる危険性も少なくなるだろうという計算だ。◆5月23-24日の軍事演習「聯合利剣―2024A」の位置づけ中国人民解放軍東部戦区が23日から24日にかけて行った軍事演習「聯合利剣―2024A」は東部戦区の「陸軍、海軍、空軍、ロケット軍」などの兵力を総合的に結び付けた軍事演習だが、この「2024A」の「A」に注意しなければならない。今後必ず「B、C、D…」と続き、かつ「2025A…」も2025年になったら始まるものと位置付けた方がいい。それは「2026A…」、「2027A…」と続き、報告書にある通り、「2028年の総統選」の時には、台湾人が「もう嫌気がさして、中台平和協定締結する政党を選ぶ」というところにまで至るだろうというのが、報告書の見立てと一致するところとなる。今般の「聯合利剣-2024A」の特徴は、「海空合同戦闘即応性パトロール」、「戦場総合支配権の合同奪取」などを重点的に訓練し、艦艇や航空機が台湾島周辺に接近した際の「即応性パトロール」や「列島線内外一体化連動」などを実施している点だ。これは報告書の「2」に書いた「船舶の立ち入り検査」の訓練に相当し、実際、中国の中央テレビ局CCTVはその訓練の様子を<海警2304艦隊が台湾島東方海域で総合的な法執行訓練を実施した>(※7)という見出しで報道している。準拠する法は、日本の海上保安庁法(※8)第十七条にもある「疑義がある場合」の「船舶の進行を停止させて立ち入り検査」をする権利と同じで、中華人民共和国海警法(※9)第十六条 や第十八条にある立ち入り検査をする権利に基づくものと思われる。これにより、たとえば台湾に武器やエネルギー資源を輸送する船舶などにターゲットを絞って運行を停止させ、事実上の海上封鎖を行うに等しい行動に出るものと推測される。◆習近平の哲理「兵不血刃(ひょうふ・けつじん)」筆者は昨年『習近平が狙う「米一極から多極化へ」 台湾有事を創り出すのはCIAだ!』で習近平の哲理である「兵不血刃」に関して詳述した。これは「刃(やいば)に血塗らずして勝つ」という意味で、毛沢東もこの哲理に基づいて「長春食糧封鎖」を断行し、数十万に及ぶ長春市内の一般庶民を餓死に追いやって、国民党が支配する長春を陥落させた。この長春陥落によって、中国共産党軍は一気に南下して、全中国解放を成し遂げるに至ったのである。この国共内戦における蒋介石率いる国民党の逃れた先が台湾で、筆者にとって台湾は、あの『もう一つのジェノサイド 長春の惨劇「チャーズ」』の終着点でもある。だから中国共産党がいかにして「チャーズ」の終着駅である台湾問題を解決させるかは、筆者の生涯の強い関心事でもあるのだ。その執念に基づいて追いかけてきた台湾問題に関して、筆者が結論に至った「台湾港湾封鎖作戦」が、奇しくもアメリカのシンクタンクの分析と一致したことに、言葉には表せないほどの複雑で深い感慨を覚える。「台湾有事」とはしゃがずに、一人でも多くの日本人が、筆者とアメリカのシンクタンクが一致したこの視点を共有してくれることを望まずにはいられない。そうしてこそ、真の警鐘を鳴らすことができると信じるのである。なお、『嗤う習近平の白い牙』の「白い牙(きば)」は、「兵不血刃」の構えを表しており、「牙を血で紅く染めない(=野心はあるが、自ら積極的に戦争はしない)」の意味である。この論考はYahoo(※10)から転載しました。写真: 習近平国家主席(ロイター/アフロ)(※1)https://grici.or.jp/(※2)https://grici.or.jp/5258(※3)https://www.aei.org/research-products/report/from-coercion-to-capitulation-how-china-can-take-taiwan-without-a-war/(※4)https://thehill.com/opinion/international/4657439-china-doesnt-need-to-invade-to-achieve-taiwanese-unification/(※5)https://www.moeaea.gov.tw/ECW/populace/content/Content.aspx?menu_id=14437(※6)https://ec.ltn.com.tw/article/paper/1592848(※7)https://news.cctv.com/2024/05/24/ARTINDoASE8etSa06Wf1WOJV240524.shtml(※8)https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=323AC0000000028(※9)http://legal.people.com.cn/n1/2021/0202/c42510-32019526.html(※10)https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/cb76207f7cf4ea0ef222967c9fb398d2b34f728e
<CS>
2024/05/27 10:29
注目トピックス 日本株
三和ホールディングス---三和シヤッター工業と、台湾東部沖地震の被災地および被災者の救済のための義援金を寄付
*10:24JST 三和ホールディングス---三和シヤッター工業と、台湾東部沖地震の被災地および被災者の救済のための義援金を寄付
三和ホールディングス<5929>は24日、子会社の三和シヤッター工業と、義援金の寄付を行ったことを発表。同社は、台湾東部沖地震の被災地および被災者の救済に役立ててもらうように、日本赤十字社に200万円を寄付した。
<HH>
2024/05/27 10:24
新興市場スナップショット
クオリプス---ストップ高買い気配、「iPS細胞心筋シート、6月にも製造販売承認申請」報道を材料視
*10:23JST <4894> クオリプス 3700 カ -
ストップ高買い気配。一部メディアが「iPS細胞から作成した心筋シートについて、早ければ6月にも厚生労働省に製造販売承認を申請する」と報じ、買い材料視されている。心筋梗塞や狭心症などの治療に用いられ、「iPS細胞由来の医薬品は世界で開発が進むが、承認申請は初めて」という。クオリプスは「申請時期については、15日の決算説明会で説明した通り6月を最短としている。正式に承認申請したら開示する」としている。
<ST>
2024/05/27 10:23
みんかぶニュース 為替・FX
外為サマリー:一時156円70銭台に軟化、利益確定や持ち高調整の円買い優勢
27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=156円83銭前後と前週末の午後5時時点に比べて20銭程度のドル安・円高となっている。
24日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円99銭前後と前日に比べて6銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ミシガン大学が発表した5月の消費者態度指数(確報値)で、1年後の予想インフレ率が速報値から下方修正されたことを受け一時156円82銭まで軟化する場面があった。
前週末に米長期金利が低下したことからドル売り・円買いが入りやすく、この日の東京市場のドル円相場は軟調な展開となっている。また、きょうは米国がメモリアルデーの祝日で利益確定や持ち高調整のための円の買い戻しなどもあるようで、午前9時50分過ぎには一時156円75銭まで軟化した。一方、欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのナーゲル・ドイツ連邦銀行(中銀)総裁が24日に「想定されている6月の初回利下げ後に追加利下げをする場合、恐らく9月まで待つ必要がある」との見解を示し、ECBの利下げペースが想定よりも緩やかになるとの見方が広がるなか、ユーロが買われやすくなっている。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0848ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0025ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=170円14銭前後と同15銭程度のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:22
みんかぶニュース 個別・材料
コスモスが大幅5日続伸、スイスアジアによる買い増しで思惑働く
東京コスモス電機<6772.T>が大幅高で5日続伸し05年10月以来約18年7カ月ぶりの高値となっている。前週末24日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、シンガポールに拠点を置く投資会社、スイスアジア・フィナンシャル・サービシズによる株式保有割合が12.42%から13.45%に上昇したことが判明しており、需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は「建設的対話をもとに企業価値・株主価値向上を目指す純投資、及び状況に応じて経営陣へ助言、重要提案行為などを行う可能性がある」としており、報告義務発生日は5月17日としている。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:21
みんかぶニュース 市況・概況
トーセイはしっかり、名鉄と資本・業務提携◇
トーセイ<8923.T>はしっかり。前週末24日の取引終了後、名古屋鉄道<9048.T>と不動産事業で資本・業務提携すると発表した。
不動産事業の共同プロジェクトや不動産ファンドビジネスの強化、両社が強みとする事業エリアでの不動産への共同事業を推進していく。名鉄はトーセイの既存株主から株式を取得し、議決権ベースで15.50%握る大株主となる見通し。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:18
みんかぶニュース 個別・材料
トーセイはしっかり、名鉄と資本・業務提携◇
トーセイ<8923.T>はしっかり。前週末24日の取引終了後、名古屋鉄道<9048.T>と不動産事業で資本・業務提携すると発表した。
不動産事業の共同プロジェクトや不動産ファンドビジネスの強化、両社が強みとする事業エリアでの不動産への共同事業を推進していく。名鉄はトーセイの既存株主から株式を取得し、議決権ベースで15.50%握る大株主となる見通し。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:18
みんかぶニュース 個別・材料
天馬が3日続伸、中期経営計画での収益拡大目標を評価
天馬<7958.T>が3日続伸した。前週末24日の取引終了後、中期経営計画を策定したと発表。27年3月期に売上高を1070億円(25年3月期見通しは1000億円)、営業利益を47億円(同22億円)に伸ばす目標を掲げ、評価されたようだ。オフィス機器分野では中国から東南アジアへの生産シフトの流れに対応しつつ、車両事業への投資を加速。家電分野での生産能力の拡張にも取り組む。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:14
注目トピックス 日本株
アドバンスクリエイト---4月度の業績概要
*10:11JST アドバンスクリエイト---4月度の業績概要
アドバンスクリエイト<8798>は24日、4月度の業績概要を発表。保険代理店事業については、4月度の申込ANP(新契約年換算保険料)の状況について、対面販売が前月比5%減、前年同月比では17%減。協業販売は、前月比26%減、前年同月比では45%減。通信販売は、前月比38%増、前年同月比では5%減となった。ANP合計としては、前月比5%減、前年同月比では23%減となった。メディア事業、メディアレップ事業は、いずれも季節性要因により前年同月を下回った。また、ASP事業は、ID数において「御用聞き」が前月比+9と堅調に推移した。
<HH>
2024/05/27 10:11
みんかぶニュース 個別・材料
トリプラが4日ぶり反発、宿泊施設向けにデータを可視化するサービスを提供開始
tripla<5136.T>が4日ぶりに反発している。前週末24日の取引終了後、宿泊施設向けにデータを可視化するサービス「tripla Analytics」の提供を開始すると発表しており、好材料視されている。
新サービスは、宿泊施設が経営に必要なデータを直感的に把握できるサービスで、予約状況、売り上げ、マーケティングのデータなど販売価格に関わる重要指標をグラフや図でわかりやすく表示する。これによりデータ分析を容易にし、施設運営の効率化と最適化を強力にサポートするとしている。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:07
みんかぶニュース 市況・概況
◎午前10時現在の値上がり値下がり銘柄数
午前10時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は864、値下がり銘柄数は718、変わらずは67銘柄だった。業種別では33業種中25業種が上昇。値上がり上位に海運、電気・ガス、保険、証券・商品、石油・石炭など。値下がりで目立つのは精密機器、倉庫・運輸など。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:04
みんかぶニュース 市況・概況
10時の日経平均は105円高の3万8751円、ファストリが24.52円押し上げ
27日10時現在の日経平均株価は前週末比105.40円(0.27%)高の3万8751.51円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は873、値下がりは708、変わらずは67。
日経平均プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を24.52円押し上げている。次いでアドテスト <6857>が16.21円、SBG <9984>が14.32円、第一三共 <4568>が12.36円、テルモ <4543>が8.50円と続く。
マイナス寄与度は12.75円の押し下げで東エレク <8035>がトップ。以下、HOYA <7741>が7.27円、コナミG <9766>が6.7円、ダイキン <6367>が6.05円、ネクソン <3659>が5.56円と続いている。
業種別では33業種中25業種が値上がり。1位は海運で、以下、電気・ガス、保険、証券・商品と続く。値下がり上位には精密機器、倉庫・運輸、パルプ・紙が並んでいる。
※10時0分10秒時点
株探ニュース
2024/05/27 10:01
みんかぶニュース 個別・材料
光陽社が続伸、自社株40万株を消却へ
光陽社<7946.T>が続伸している。前週末24日の取引終了後、自社株40万株(発行済み株数の28.57%)を5月31日付で消却すると発表しており、好材料視されている。なお、消却後の発行済み株数は100万100株となる予定だ。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:00
みんかぶニュース コラム
<注目銘柄>=豊田通商、最高益基調で一段高余地
豊田通商<8015.T>に注目したい。トヨタ系総合商社である同社の24年3月期連結純利益は、前の期比16.6%増の3314億4400万円と最高益を更新した。自動車販売や自動車生産関連の取り扱い増などが収益を押し上げた。またアフリカでの増益などが寄与した。25年3月期の同利益は前期比5.6%増の3500億円の見込み。配当も前期比20円増の300円と15期連続での増配が計画されている。
同社の新中期経営計画では27年3月期の同利益4000億円が目指されており、積極的な株主還元も実施する方針だ。株価は連結PER9倍前後、配当利回りも3.1%台と割安で1万円回復からの一段高が見込める。(地和)
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 10:00
みんかぶニュース 個別・材料
電子材料が10%超の上昇、TSMC向け需要獲得への期待で上値追い再開
日本電子材料<6855.T>が急反発、10%を超える上昇で5日移動平均線を上に抜けてきた。今月20日に4065円をつけ上場来高値を更新した後、調整色を強めたが、目先値ごろ感から買い直されている。プローブカードが売り上げの99%を占める専業メーカーで、海外展開にも積極的。台湾のTSMC<TSM>向け需要を念頭に置き、熊本県のプローブカード製造ラインを増強しロングタームで生産能力3倍化に取り組んでいる。25年3月期営業利益は前期比2.8倍の24億円を見込むなど業績変化率も際立つ。
出所:MINKABU PRESS
2024/05/27 09:59