新着ニュース一覧

みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買代金ランキング=6日大引け  6日大引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。                   売買代金       銘柄名    売買代金 増加率(%)   株価 1. <1570> 日経レバ    135987   -14.2    28115 2. <1579> 日経ブル2    11059   -7.1    30040 3. <1458> 楽天Wブル    10241   -4.1    33140 4. <1360> 日経ベア2    10098   37.4    358.3 5. <1357> 日経Dインバ   7649   -0.4     146 6. <1306> 野村東証指数   6641   -5.9   2914.0 7. <1321> 野村日経平均   6566   -28.6    40460 8. <1459> 楽天Wベア    6073   18.8     591 9. <1568> TPXブル    4917   23.9    49630 10. <1615> 野村東証銀行   2639   54.8    353.4 11. <1678> 野村インド株   1935   -52.9    369.7 12. <2243> GX半導体    1862   236.7    1994 13. <1545> 野村ナスH無   1805   132.9    30120 14. <1365> iF日経Wブ   1738   22.1    43350 15. <2644> GX半導日株   1447   -48.4    4675 16. <1475> iSTPX    1266   -3.8    2854 17. <2869> iFナ百Wブ   1228   210.1    41670 18. <1358> 日経2倍     1220   60.7    52240 19. <1655> iS米国株    1192   -5.4    602.4 20. <2621> iS米20H   1109   -6.3    1243 21. <1320> iF日経年1   1012    6.8    40280 22. <2521> 日興SPヘ有   1006  11077.8   1664.0 23. <1671> WTI原油     970   65.8    3110 24. <2038> 原油先Wブル    968   -30.4    2093 25. <1489> 日経高配50    959   -64.2    2381 26. <1571> 日経インバ     901   208.6     625 27. <1540> 純金信託      898   -49.9    11220 28. <1346> MX225     882   24.4    40230 29. <1330> 日興日経平均    875   -22.6    40500 30. <2244> GXUテック    859   75.3    2071 31. <200A> 野村日半導     813   -56.2    1984 32. <1366> iF日経Wベ    788   35.6     381 33. <1329> iS日経      781   -72.3    40330 34. <2516> 東証グロース    674   -9.3    477.6 35. <1343> 野村REIT    625   -36.0   1874.5 36. <2558> MX米株SP    609   11.7    23950 37. <2631> MXナスダク    428   637.9    21285 38. <1308> 日興東証指数    409   -24.5    2879 39. <1328> 野村金連動     400   81.8    9040 40. <2559> MX全世界株    377   -37.1    20490 41. <1557> SPDR5百    373   19.2    83420 42. <1326> SPDR      371   -1.9    34200 43. <2620> iS米債13    340   159.5    351.9 44. <2870> iFナ百Wベ    332   82.4    21870 45. <1356> TPXベア2    325   -30.7    377.5 46. <2568> 日興NQヘ無    316   618.2    5108 47. <188A> GX印10+    295   -30.4     992 48. <1305> iFTP年1    274    7.5   2944.5 49. <1367> iFTPWブ    274   19.1    38570 50. <2563> iS米国株H    269   355.9    310.5 ※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日に比べた増減率(%) 株探ニュース 2024/06/06 15:02 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均6日大引け=3日ぶり反発、213円高の3万8703円  6日の日経平均株価は前日比213.34円(0.55%)高の3万8703.51円と3日ぶり反発し取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は601、値下がりは987、変わらずは58と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回った。  日経平均プラス寄与度トップは東エレク <8035>で、日経平均を113.76円押し上げ。次いでアドテスト <6857>が53.61円、SBG <9984>が25.70円、第一三共 <4568>が19.42円、信越化 <4063>が18.63円と続いた。  マイナス寄与度は21.67円の押し下げでリクルート <6098>がトップ。以下、ダイキン <6367>が17円、レーザーテク <6920>が13.6円、京セラ <6971>が8.24円、エーザイ <4523>が6.47円と並んだ。  業種別では33業種中18業種が値上がり。1位は海運で、以下、証券・商品、石油・石炭、非鉄金属が続いた。値下がり上位にはサービス、不動産、繊維が並んだ。 株探ニュース 2024/06/06 15:02 みんかぶニュース 市況・概況 東証スタンダード(大引け)=値下がり優勢、アップガレG、桜島埠が買われる  6日大引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数561、値下がり銘柄数834と、値下がりが優勢だった。  個別では日本基礎技術<1914>、巴コーポレーション<1921>、日東富士製粉<2003>、北海道コカ・コーラボトリング<2573>、和弘食品<2813>など23銘柄が年初来高値を更新。アップガレージグループ<7134>、櫻島埠頭<9353>、キユーソー流通システム<9369>、ジェイエスエス<6074>、ANAP<3189>は値上がり率上位に買われた。  一方、新東<5380>がストップ安。技研ホールディングス<1443>、三晃金属工業<1972>、東洋精糖<2107>、滝沢ハム<2293>、ファーマライズホールディングス<2796>など36銘柄は年初来安値を更新。リベルタ<4935>、Abalance<3856>、新都ホールディングス<2776>、フォーサイド<2330>、日本鋳造<5609>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2024/06/06 15:02 注目トピックス 日本株 出来高変化率ランキング(14時台)~ネクスG、くら寿司などがランクイン *14:56JST 出来高変化率ランキング(14時台)~ネクスG、くら寿司などがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [6月6日 14:32 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード   銘柄名   出来高   5日平均出来高   出来高変化率   株価変化率<2521> 上場米HE     598460  27342.22  357.56% 0.0094%<6634> ネクスG    3325800  10711.9  355.84% -0.016%<3544> サツドラHD   303100  29565.56  289.47% 0.0452%<6769> ザイン     482800  61575.42  232.78% -0.0129%<9310> トランシィ   216600  41382.7  168.41% 0.0591%<6239> ナガオカ    112400  41007.28  166.75% 0.0365%<6574> コンウ゛ァノ  85000  42729.02  146.56% 0.0997%<2695> くら寿司    490400  586689.7  143.33% -0.0648%<6571> QBネットHD   204400  59525.76  142.72% -0.0324%<6986> 双葉電     336700  47226.46  138.45% 0.038%<2568> 上場NSQ     48510  100040.304  135.4% 0.0187%<176A> レジル     3781200  1625271.36  131.99% 0.1468%<9369> キユソー流通  259700  106308.36  131.41% 0.0914%<3612> ワールド    365300  211007.1  130.16% -0.068%<5380> 新東      547000  362581.58  117.19% -0.1858%<5992> 中発条     274900  88495  115.79% -0.0528%<4593> ヘリオス    5278200  250349.52  114.29% 0.0375%<2620> iS米債13    955190  97713.562  106.8% 0.0022%<2569> 上場NSQヘ    69950  68572.481  105.17% 0.0179%<9324> 安田倉庫    81400  45469.68  103.81% 0.0448%<7925> 前澤化     101100  67853.98  101.86% 0.0005%<6638> Mimaki    496700  376067.02  97.5% 0.0679%<3350> メタプラネット 37509200  1095034.02  95.53% 0%<1328> NF金価格    43590  149644.674  93.87% 0.0126%<153A> カウリス    121100  102710.18  93.15% -0.0652%<2563> iS500米H   838940  110218.821  91.37% 0.0087%<5535> ミガロHD    240900  415626.8  91.28% 0.1096%<4293> セプテーニHD  867500  124950.56  90.36% -0.0383%<3652> DMP      31500  35749.26  90.35% -0.0142%<2869> iFナ100ダ   27224  484890.86  87% 0.0357%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 <CS> 2024/06/06 14:56 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」3位にカラダノート  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の6日午後2時現在で、カラダノート<4014.T>が「買い予想数上昇」で3位となっている。  5日の取引終了後、大和ハウス工業<1925.T>と住宅領域で業務提携したと発表した。カラダノートでは、運営する家づくりのプロに無料相談ができる「おうち面談」から「最適な住宅会社の紹介」を中心に家づくりをサポートするオンライン完結型サービスである「かぞくのおうち」の提携社数増加と対応エリア拡充に取り組んでおり、大和ハウスとの提携により、全国展開を加速させていくのが狙いという。  これを受けて、カラダノート株には朝方から買いが集中し、ストップ高の640円に上昇。その後も買いが入りストップ高に張り付いており、これが買い予想数の上昇につながっているようだ。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/06 14:56 みんかぶニュース 個別・材料 アスタリスクはS高、5月度月次受注実績を評価  アスタリスク<6522.T>はストップ高の水準となる前営業日比100円高の722円に買われた。同社は5日、ホームページ上に5月度の月次受注実績を公表した。受注件数は前年同月比36.8%増と伸び率は4月の21.0%から加速したほか、受注金額は同2.0倍と高水準となっており、評価されたようだ。製造業界をはじめバーコードリーダーやRFID(無線自動識別)などの受注を獲得。小売・卸売業界向けの大口受注もあったという。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/06 14:54 注目トピックス 日本株 RIZAP-G Research Memo(11):2025年3月期から黒字化および財務基盤健全化を前提に復配の方針 *14:51JST RIZAP-G Research Memo(11):2025年3月期から黒字化および財務基盤健全化を前提に復配の方針 ■株主還元策RIZAPグループ<2928>は、株主への利益配分を経営の最重要課題の1つとして位置付けている。配当方針としては、株主へ安定的に増配することを基本的な方向性とし、経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況を勘案したうえで、年間配当額を決定する。2023年3月期及び2024年3月期の配当については、chocoZAP事業への先行投資期間と位置付けていることから、無配となった。進行中の中期経営計画においては、2025年3月期以降を「回収・再投資期間」と位置付けており、2025年3月期通期連結決算での黒字化および安定的な財務基盤構築による配当原資の確保を前提に、配当の実施に向けた検討を行っている。配当の目安としては配当性向20%である。同社の株主優待制度は多様なグループ会社の商品が選択できるため人気が高く、その内容は絶えずリニューアルされてきた。2024年3月末時点の株主に対しては、chocoZAP日本一達成記念特別優待としてchocoZAP月額6ヶ月半額(100株以上199株未満)、6ヶ月無料(200株以上399株未満)、1年無料(400株以上)、株主自身に加え、他の1名にもchocoZAP月額1年無料(800株以上)が適用される。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) <SI> 2024/06/06 14:51 注目トピックス 日本株 RIZAP-G Research Memo(10):ちょこっとサポート(トレーナー配置)など人的資源も投入 *14:50JST RIZAP-G Research Memo(10):ちょこっとサポート(トレーナー配置)など人的資源も投入 ■成長戦略・トピックス1. 中期経営目標RIZAPグループ<2928>は2026年3月期を最終年度とする中期経営計画を推進中である。2026年3月期のRIZAPグループ連結の営業利益目標は30,000百万円であり、RIZAP関連事業(chocoZAP含む)は24,000百万円、その他既存事業は9,500百万円である。また2027年3月期の営業利益目標40,000百万円(RIZAP関連事業(chocoZAP含む)は32,000百万円、その他既存事業は11,500百万円)である。chocoZAP事業のKPIとしては、会員数で2026年3月期に275万人、2027年3月期に350万人を前提とする。店舗数は2026年3月期に2,800店、2027年3月期には3,800店を目指す。2. 今後のchocoZAP展開構想同社では3つのフェーズに分けた展開構想を描き、それを実践している。フェーズ0(ジムのバリアフリー化)、フェーズ1(ユニバーサルサービス化)、フェーズ2(健康の社会インフラ化)の3フェーズである。立ち上げから2年弱が経過し、現在はフェーズ0(ジムのバリアフリー化)を完了し、フェーズ1にその目標をシフトしていく真っ只中にある。「簡単・便利・楽しい」コンビニジムのコンセプトを確立し、全国1,500店舗、会員100万人超を達成した。フェーズ1(ユニバーサルサービス化)では、品質の向上・普遍的なサービスのレベルアップを追求する。具体的には、ちょこっとサポートやコンシェルジュといった人的なサービスを追加し、“人× DXの最適化”に挑戦する。また、新サービスの導入を強化することで、既存店・新規店の顧客満足度を向上させる。フェーズ2(健康の社会インフラ化)では、豊かで充実した生活の基盤を目指し、他社との積極的協業によるデータ蓄積や官民連携コンビニジムによる地方創生、ウェルビーイングをサポートする様々なサービスを開発する。既にフェーズ1およびフェーズ2の一部の取り組みは開始されており、同社のビジョンは着々と前進している。3. ちょこっとサポート、コンシェルジュなど人的サービスにより顧客満足度向上策を打ち出す同社では、2025年3月期の方針として既存会員の満足度向上を掲げた。chocoZAPはサブスクリプション方式であるため、会員数の増加に伴い、退会率を一定以内に抑制することの重要度が増していく宿命にある。同社が打ち出した方向性は“人× DXの最適化”であり、具体的には、ちょこっとサポート導入(トレーナー配置)、コンシェルジュ導入(コールセンター)、清掃の強化である。ちょこっとサポートでは、プラン作りやアプリの使用方法、運動や食事のアドバイス、マシンメンテナンスや清掃など多様な役割を担うRIZAPトレーナーを巡回させる取り組みであり、新規会員やトレーニング初心者にとっては頼りになる存在である。2024年6月末までに、ちょこっとサポートのトレーナー500名体制、コンシェルジュ100名体制、清掃頻度週20回(これまでの2倍)を目指して、大幅な強化が実行されている。chocoZAPのビジネスモデルは“無人”というコンセプトから始まったが、約3店舗に1人程度(1,500店舗に対して500人で試算)の専門人材を配置することで、新たなサービスモデルに進化しつつある。4. 新サービス第3弾として、カラオケ、ランドリー、ピラティス、CT/MRI(医療連携)などが登場新サービスの導入も会員の満足度向上に寄与する。同社は、2024年3月に新サービスの第3弾となる7つのサービスをリリースし、順次店舗に導入していくことを発表した。カラオケ、洗濯・乾燥機(ランドリー)、ピラティス、セルフフォト、キッズパーク、ちょこっとサポート(前述)、医療連携である。カラオケで300万人(月1回以上利用)、ランドリーで600万人(月1回以上利用)、ピラティスで100万人(月1回以上利用)、MRI検査/CT検査で520万人(人間ドック受診者)とそれぞれのサービス市場は潜在的に大きく、chocoZAPの参入でさらに市場が拡大する余地がある。同社は仮説検証を繰り返して、成功モデルのみを本格展開するやり方を徹底してきており、新サービス立ち上げにおいても同様である。一部店舗での試験導入の結果、新サービスの導入店は非導入店と比較して利用者数で1.23倍、来館回数で1.11倍、入会者数で1.56倍、と効果が検証できている。店舗ごとに顧客や面積・間取りが異なるため、全店で画一的に導入することはできないが、カラオケで300店舗(2024年6月末まで)、ランドリーで400店舗(同)、ピラティスで700店舗(同)と本格的な導入を実行中である。5. chocoZAP事業の周辺事業への波及効果に期待chocoZAP事業は、会員基盤やハード・ソフト基盤が蓄積・拡大していくため、新たな事業が誕生し、既存事業への波及効果も期待できることがわかってきた。新規事業としては広告プラットフォーム事業「chocoZAP Partners(チョコザップパートナーズ)」を、2024年2月より本格展開している。「chocoZAP Partners」は、これまで存在しなかった「体験型コミット広告」であり、会員の自己実現への寄与も狙う。chocoZAP会員100万人以上に対して、商品サンプリング、店内広告、アプリ内コンテンツ、DM配信など様々なチャネルを活用した「体験型コミット広告」を提供できる。店舗各所にはサイネージ(端末)は約3万台導入済であり、同社ならではの顧客接点となっている。収益モデルの観点からは、追加投資がかからないこと、収益性が高いことなどに優れており、現在の本業ではないものの大きなポテンシャルを持つ事業と言えるだろう。事業開始からまもないが23社の出稿や30万個のサンプリングの実績がある。同社の既存事業との連携も成功事例が出始めた。2024年1月からchocoZAP会員を対象にRIZAPの本格ボディメイクサービスを促進するキャンペーンをスタートしたが、入会者の16.2%がchocoZAP会員からという実績が出ている(2024年3月期第4四半期)。また、BRUNOからのマシン導入やSDエンターテイメントとのピラティスサービスでの連携など、chocoZAP事業と既存事業の双方にメリットをもたらす連携となっており、これらの観点の多くは業績予想に織り込まれていないため、業績上振れ要因にもなるだろう。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) <SI> 2024/06/06 14:50 注目トピックス 日本株 RIZAP-G Research Memo(9):2025年3月期は売上高1777億円、営業利益63億円と増収増益を予想 *14:49JST RIZAP-G Research Memo(9):2025年3月期は売上高1777億円、営業利益63億円と増収増益を予想 ■業績動向3. 2025年3月期の業績見通しRIZAPグループ<2928>の2025年3月期の業績見通しは、売上収益が177,700百万円(前期比6.9%増)、営業利益が6,300百万円(前期は594百万円の損失)、税引前当期利益が3,100百万円(同4,524百万円の損失)、親会社の所有者に帰属する当期利益が2,000百万円(同4,300百万円の損失)と、chocoZAP事業の先行投資フェーズが終了したことにより通期での黒字転換を予想する。売上収益に関しては、引き続きchocoZAP事業における新規出店および会員基盤の拡充を進めることなどにより増収を見込む。前期は“新規会員数の獲得”に注力し、出店や広告宣伝を積極的に行ったが、2025年3月期は“既存会員の満足度向上”に重点を移す。施策としては、新サービス(カラオケ、洗濯・乾燥機、ピラティスなど)の導入加速、ちょこっとサポート導入(トレーナー配置)、コンシェルジュ導入(コールセンター)、清掃の強化などが中心となる。既存会員の満足度向上は退会率の抑制につながるため、サブスクリプションサービスであるchocoZAPの収益モデルに影響が大きい。2025年3月期は、既存店舗に対する新サービス導入に30億円、ちょこっとサポート・コンシェルジュ導入に70億円の先行投資を行う計画である。出店に関しては、出店数計画は公表していないが、2025年3月期に100億円の出店投資を行う計画であり、前期実績(904店増加)を上回る出店が予想される。特に上期は品質・顧客満足度向上のための投資が集中するために、営業利益の伸びの鈍化が予想されるが、下期から2026年3月期にかけては大きく利益を成長させる想定である。その他の既存事業に関しては、2024年3月期までに行ってきた構造改革や先行投資の成果が顕在化している。グループ横断的な取り組みの事例として、chocoZAPの新サービス「ピラティス」をSDエンターテイメントの協力のもと実現したことや、グループ会社による各種機器の調達などがある。今後も必要に応じて、グループ横断的なコスト最適化や業務合理化による固定費の削減、不採算店舗の高収益業態への転換や統廃合などを進めるが、2025年3月期からは回収・再投資期間に入る。chocoZAP事業が既に月次黒字化しており、新サービスや人的サービスへの投資によりさらに事業モデルが強化され、利益計画を上回って達成してくるものと弊社では考えている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) <SI> 2024/06/06 14:49 注目トピックス 日本株 RIZAP-G Research Memo(8):純資産比率が2024年4月末には28.5%まで回復 *14:48JST RIZAP-G Research Memo(8):純資産比率が2024年4月末には28.5%まで回復 ■業績動向2. 財務状況RIZAPグループ<2928>の2024年3月期末の資産合計は前期末比14,502百万円増の157,151百万円となった。このうち流動資産は同3,149百万円減の64,047百万円であり、棚卸資産の減少(4,190百万円減)及び現金及び現金同等物の減少(2,732百万円減)等が主な要因である。非流動資産は同17,651百万円増の93,103百万円であり、有形固定資産の増加(10,527百万円増)、使用権資産の増加(7,731百万円増)等が主な要因である。負債合計は前期末比9,306百万円増の127,843百万円となった。このうち流動負債は同4,031百万円増の79,952百万円であり、営業債務及びその他の債務の増加(2,254百万円増)が主な要因である。非流動負債は同5,275百万円増の47,890百万円であり、有利子負債の増加(5,326百万円増)が主な要因である。資本合計は同5,195百万円増の29,308百万円となった。親会社の所有者に帰属する持分(その他の資本性金融商品を含む)の増加等が主な要因である。経営指標では、純資産比率(資本合計÷総資産で算出、日本基準)が2024年3月期第2四半期末に21.7%と低下したものの上昇に転じ、2024年3月期末には27.2%まで回復した。さらに、2024年4月末には代表取締役社長である瀬戸健氏の有償ストックオプション行使分(22億円)を加算し、28.5%になっている。今後は、chocoZAP事業の利益成長に伴う純資産の増加及びchocoZAPの営業キャッシュ・フロー良化による借入金返済が進捗するため、さらに純資産比率が改善する見込みである。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) <SI> 2024/06/06 14:48 注目トピックス 日本株 RIZAP-G Research Memo(7):chocoZAP事業が黒字転換し2024年3月期下期は黒字化を達成 *14:47JST RIZAP-G Research Memo(7):chocoZAP事業が黒字転換し2024年3月期下期は黒字化を達成 ■業績動向1. 2024年3月期の業績概要RIZAPグループ<2928>の2024年3月期の業績は、売上収益が166,298百万円(前期比7.6%増)、営業損失が594百万円(前年同期は4,948百万円の損失)、税引前当期損失が4,524百万円(同7,031百万円の損失)、親会社の所有者に帰属する当期損失が4,300百万円(同12,673百万円の損失)となった。chocoZAP事業の黒字転換に起因して、第4四半期単独では営業利益ベースで4,175百万円の黒字を達成した。売上収益に関しては、本格展開をしているコンビニジム「chocoZAP」の拡大に注力したことで、RIZAP関連事業(chocoZAP事業含む)が大幅に増収(前期比20,100百万円増)となった。期中にchocoZAPが904店舗増加し、2024年3月期末の店舗数は1,383店となった。その後2024年5月15日時点では1,500店まで増えている。会員数も順調に伸びており、期中に100万人を突破し、2024年2月時点で110万人超、2024年5月時点で120万人超となっている。既存事業では、アンティローザをはじめとする増収分(同4,198百万円増)があった一方で、REXT等の店舗構造改革等に伴う減収(同5,998百万円減)や子会社BRUNO傘下のシカタ事業を前期末に売却した影響(同5,111百万円減)があった。営業損失に関しては、chocoZAP事業が投資回収期に移行し、2024年3月期下期に黒字化したことやREXT等の事業ポートフォリオ改革が奏功したことなどにより、グループ全体では改善した。(1) ヘルスケア・美容セグメントchocoZAP事業については前述の戦略投資の結果、店舗数で1,383店(期末)、会員数で110万人(2024年2月)に達し、2023年11月度より2024年3月度にかけて、月次決算ベースでの黒字化を達成した。既存のボディメイク事業においては、サブスク型(生涯型)ビジネスモデルへの転換により会員の継続率及びLTV(顧客1人当たりの生涯売上)が上昇した。ボディメイク事業とchocoZAP事業の相互送客などにおいて相乗効果が表れてきた。MRKホールディングス<9980>では、婦人下着等の事業において、新商品の展開や新規出店・移転・改装、広告投資などによって、顧客基盤を拡大した。ヘルスケア・美容セグメントの売上収益は63,237百万円(前期比47.8%増)、営業損失は3,051百万円(前期は5,782百万円の損失)となった。(2) ライフスタイルセグメントREXTでは、トレカ事業・エンタメ事業・リユース事業それぞれにおいては高収益業態への転換が進み、収益性が改善した。BRUNOは中国での自社サイト展開が活況を呈し、国内でもアウトドア関連やトラベル関連が好調だったものの、主力のキッチン家電やインテリア家電商品が巣ごもり需要の落ち着きを見せたことから減収減益となった。夢展望<3185>では、秋以降の天候の影響、仕入単価の上昇や物流費高騰などにより減収減益となった。ライフスタイルセグメントの売上収益は82,589百万円(前期比8.2%減)、営業利益は2,525百万円(同58.6%増)となった。(3) インベストメントセグメントSDエンターテイメントでは、主力のウェルネス事業で構造改革および成長戦略に取り組み増益となった。堀田丸正では、ギフト事業売却や各事業での先行投資の影響で減収減益となった。インベストメントセグメントの売上収益は24,953百万円(前期比1.5%増)、営業利益は1,311百万円(同0.2%増)となった。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) <SI> 2024/06/06 14:47 注目トピックス 日本株 RIZAP-G Research Memo(6):2024年3月期末には黒字店比率が8割越え *14:46JST RIZAP-G Research Memo(6):2024年3月期末には黒字店比率が8割越え ■chocoZAPの達成とKPI1. 店舗数と会員数RIZAPグループ<2928>では、chocoZAP事業の進捗を随時開示している。店舗数においては、2022年3月期末に16店舗(テスト店)、chocoZAPブランドを本格展開し始めた2022年7月に77店舗、2023年3月期末に479店舗と順調に店舗数を伸ばしてきた。2024年3月期上期は月間約90店舗増のペースであり2023年11月には1,160店舗に達した。下期は戦略的にややペースダウンし、2024年3月末に1,383店舗となり下期の出店ペースは月間約60店舗となった。このペースが2025年3月期も続いており、2024年5月には1,500店に達して増え続けている。会員数の伸びも加速している。2022年11月には10万人を突破し、2023年3月末に35万人、2023年5月に55万人、2023年11月14日には101.0万人となり、エニタイムフィットネス(80.7万人、2023年12月末)、カーブス(80.9万人、2023年11月末)を抜いて会員数で日本一を達成した。さらに、2024年2月時点では112万人、2024年5月に120万人と順調に会員数が積み上がっている。会員数の順調な成長には、入会数の伸びとともに退会数の抑制が順調に推移していることも寄与している。chocoZAPの退会率は、ブランドを開始した2022年7月を1.00とした時の指数で2024年3月に0.71と抑制できており、顧客満足度が高く、顧客がトレーニングを継続していることがうかがい知れる。2. 本格参入から1年5ヶ月で市場シェア1位を達成。その後もシェア上昇中chocoZAP会員は120万人(2024年5月現在)であり、この数字は国内フィットネス市場会員数上位5社のシェアで32.3%(1位)となる。フィットネスジム市場への本格参入から1年5ヶ月で会員数日本一を達成した。RIZAPのブランドを生かして事業を軌道に乗せ、早期に「ちょいトレ市場」においてデファクトスタンダードを確立したことで、参入障壁を確立したと言える。今後は、事業モデルを模倣するプレーヤーも現れると予想されるが、導入しているサービスが多岐にわたっていることや、全国1,500店舗超の店舗基盤によるスケールメリットによるコスト競争力などの様々な観点から集客力や収益性の点で、chocoZAPに追い付くのは至難の業だと弊社は考えている。3. 単月黒字化6ヶ月目、累積投資回収14ヶ月目、営業利益率30%(2年目)の優れた収益モデル同社では、1店舗を出店してからの平均的な収支を開示している。2022年9月に開示した平均モデルでは、出店から約3ヶ月で単月黒字化し、約18ヶ月で累積投資を回収するというものだった。一般的な店舗ビジネスでは累積投資の回収期間は3年から5年を目安にする場合が多く、それと比較すれば、早期回収ができる事業モデルと言える。その後ビジネスモデルの改善を積み重ねており、出店直後の投資(広告、スターターキットなど)や各種サービスを強化することで、単月黒字化が6ヶ月目、累積投資の回収期間が約14ヶ月目という平均モデル(2024年2月に開示)が最新である。サブスクリプション方式であるため、退会率を一定以内に抑制できれば店舗当たりの会員数を積み上げることで2年目以降の収益性はさらに上がることになる。上記モデルから、新規店舗(単月黒字化前店舗、出店から5か月目まで)の比率が多いフェーズは赤字が先行し、既存店舗(単月黒字化済店舗、出店から6か月目以降)の比率が多くなると黒字となる。実際にchocoZAP事業全体の収支は、既存店比率が過半となった後の2023年11月に損益分岐点を超え、月次黒字化を達成し、その後も利益を増加させている。今後、出店ペースを大幅に加速することは考えにくいため、1店あたり会員数が上限に達するまで利益が積み上がることになる。なお、同社では既存店の品質向上への投資を計画しており、一時的に利益水準が下がることが想定されている(「戦略・トピック」の章で後述)。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) <SI> 2024/06/06 14:46 注目トピックス 日本株 RIZAP-G Research Memo(5):コンビニジム「chocoZAP」が急拡大(2) *14:45JST RIZAP-G Research Memo(5):コンビニジム「chocoZAP」が急拡大(2) ■RIZAPグループ<2928>のchocoZAP事業3. ヘルステックのフル活用chocoZAPの急成長の要因としてヘルステックの活用が不可欠である。chocoZAPアプリは、入退会、日々の入退館、混雑情報の確認、ライフログ・顧客特性からAIが最適な運動を提案、おすすめ動画の配信、継続を支えるゲーム機能(くじ引き・すごろくなど)、顧客同士のコミュニティ機能などで不可欠な存在となっている。また、各店舗に平均10台設置された監視カメラ映像をAIが解析し「不審な行為」や「転倒」を検知した場合には、適切な対処を遅延なく行える体制が整っており、無人店舗のセキュリティ確保に大きく貢献している。また、体組成計、ヘルスウォッチ、様々な新規アプリによるライフログの蓄積は顧客サービスにおいて重要な役割を果たしている。同社は2022年6月にDX専門子会社であるRIZAPテクノロジーズ(株)を新設した。Web・UIUXデザイナー、デジタルマーケター、データアナリスト、エンジニアなどのDX人財を積極的に採用し、育成している。現在では、同社のDX人財は総勢130名超となり、ヘルステック企業としてだけでも大手に位置付けられることになる。内製化率100%となったことでナレッジ資産蓄積や開発速度の向上が成果として顕在化する。筋トレやトレーニングジムの業界にはない発想と専門性で、chocoZAP事業の集客や満足度向上に貢献している。4. 大きな出店ポテンシャルchocoZAPは大都市を中心に店舗網を広げ、2024年5月現在で1,500店に拡大した。同社では、中期経営計画2026年3月期に2,800店、2027年3月期に3,800店、長期的には1万店を目指すというビジョンを掲げている。その背景には、小商圏で確実な会員獲得や収益化が可能であることに確信を持っている点がある。chocoZAPの店舗利用者は1km以内に居住する人が60%、2km以内に居住する人が85%である。逆に言えば、1~2km圏内に一定以上の人口があれば成立する小商圏ビジネスモデルと言える(コンビニエンスストアの商圏は500m前後と言われている)。また地方都市への拡大も可能性を広げた。2024年3月期は、出店の51%が大都市店舗(東京都、千葉県、神奈川県、愛知県、大阪府、福岡県)であるのに対し、49%はそれ以外の地方都市の店舗だった。店舗当たりの会員数では大都市店舗を下回るものの、固定費を安く抑えられることで十分収益性が成り立つ。立地においても、新たな可能性が示されている。2024年5月には、高速道路1号店となる「chocoZAP日本平PA(上り、東名高速道路)」が開店した。高速道路のヘビーユーザーである流通網を担うトラックドライバーの健康増進や新たなリフレッシュの機会を提供できる施設として、トレーニングマシン各種、マッサージチェア、ゴルフ練習ブース、ピラティス、ワークスペースなどの各種サービスを24時間体制で提供する。SA・PA専用の「chocoZAP都度払い」を全国初導入し、1回880円(税込み)の利用料で、chocoZAP会員以外でも気軽にサービスを利用できるシステムを導入した。全国にはSA・PAが886箇所(2023年6月時点)あり、今後の横展開も期待できる。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) <SI> 2024/06/06 14:45 注目トピックス 日本株 RIZAP-G Research Memo(4):コンビニジム「chocoZAP」が急拡大(1) *14:44JST RIZAP-G Research Memo(4):コンビニジム「chocoZAP」が急拡大(1) ■chocoZAP事業RIZAPグループ<2928>は2022年7月から「chocoZAP」ブランドによる店舗展開を開始しており、会員数は2023年8月に日本一、2024年5月には120万人を達成し、スタートダッシュに成功した。「chocoZAP」は、誰もが簡単に毎日の生活の中で運動する習慣を身につけられるように作られた、RIZAP発の運動初心者向け「コンビニジム」である。ボディメイク「RIZAP」の知見やノウハウを最大限に活用することに加え、RIZAPにしか提供できない独自の「5分でも結果を出せる」メソッドを低価格で実現した。また、体組成計やヘルスウォッチ、AI(人工知能)を搭載した専用アプリ、無人店舗を実現するAIカメラによる監視システムなど様々なデジタルツールを活用した事業モデルである。1. トレーニング初心者対象に“ジムのバリアフリー化”を実現chocoZAP事業の対象顧客は、20代から60代の男女であり、筋力トレーニング(以下、筋トレ)初心者である。具体的には、フィットネスジムを現在利用していない層、日頃の運動習慣がない層、運動不足や体のだるさを感じている層、今よりも痩せたいと思っている層などである。人口規模では運動初心者が約1億人、シニア(65才以上)が約3,600万人、女性(15~64歳)が約3,600万人であり、対象市場は大きい。一方で筋トレ上級者は主な対象ではない。同社では「1日5分のちょいトレ健康習慣プログラム」という利用方法を推奨しており、女性の買い物ついで、会社員の次のアポイントまでの時間や仕事終わり、といった様々なスキマ時間の利用を想定している。一般的なスポーツクラブの料金は5,000~10,000円/月であるのに対し、chocoZAPの料金は一律3,278円/月(税込み)であり、業界の相場から見ると低価格と言える。トレーニング中上級者のしっかりトレーニングしたいという市場はレッドオーシャンと位置付けられるが、同社では「初心者のちょいトレ」というブルーオーシャンを見出したと言える。chocoZAPが急成長した過去1年間に、同業であるエニタイムフィットネスやカーブスが会員数を減らしていないことからも、新しい顧客が創出されていることがわかる。2. トレーニング以外のサービスメニューを“民主化”chocoZAPのサービス内容には「簡単・便利」を徹底的に追求した際立った特徴がある。まず、着替えや靴の履き替えが不要であり、極端に言えば入館から5秒でトレーニングをスタートできる。また、24時間365日全店通い放題である。必要性の少ないサービスは徹底的に割愛する割り切りもあり、店舗にはスタッフが存在せず、入退館管理やマシン操作の解説などはすべてスマホから行う。シャワールームや鍵付きロッカーもない。RIZAPのノウハウを活用し、筋トレ初心者でも扱いやすい筋トレマシン、トレッドミル(ランニングマシン)・エアロバイク等の有酸素運動マシンを配置し、さらに主に女性を対象としたセルフエステ・セルフ脱毛の使い放題(要予約)も全店で取り入れた。2023年9月にchocoZAP 1周年を迎えるにあたり、「セルフネイル」「セルフホワイトニング」「マッサージチェア」「デスクバイク」「ワークスペース」「ちょこカフェ」の6種の新たなサービスをリリースし順次拡大している。「セルフネイル」では、設置されたネイルプリンターで、簡単に397種類に上る豊富なデザインのネイルが楽しめる。「セルフホワイトニング」もセルフ式であり、専用ペーストを塗ってLEDライトを照射し、ホワイトニング専用溶剤とブラッシングを併用することで歯の表面の汚れを落とし、歯を白くすることができる。いずれも、一般的には高額で時間のかかるサービスだが、chocoZAPでは、1回10分程度のスキマ時間に追加料金なしで利用できる。2024年3月には、第3弾の新サービスとして7種類が追加リリースされた。カラオケ、洗濯・乾燥機(ランドリー)、ピラティス、セルフフォト、キッズパーク、ちょこっとサポート、医療連携である。同社では、「ジムを飛び出そう。」という想いの下、これまでのフィットネスジムの固定観念にとらわれず、「美容」「ライフスタイル」「エンターテインメント」などの様々な分野を取り込み、より利便性の高い「コンビニジム」へと進化する方針である。多様なサービスを追加料金なしで利用できるため、特に各サービスのエントリー層への普及が期待でき、一度会員になると複数のサービスを利用するため、既存会員にとってなくてはならない普遍的なサービス群に進化していると言えるだろう。新サービス導入店舗では、来館回数、利用者数、入会者数、退会率の改善率のいずれの指標でも新サービス未導入店舗を上回っており、新サービスの導入戦略が消費者の心をつかんでいることがわかる。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) <SI> 2024/06/06 14:44 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は底堅い、クロス円は下げづらい *14:43JST 東京為替:ドル・円は底堅い、クロス円は下げづらい 6日午後の東京市場でドル・円は底堅く推移し、155円90銭付近にやや値を上げた。米10年債利回りの上昇基調でドル買いに振れやすく、ユーロや豪ドルなど主要通貨は対ドルで失速。ただ、クロス円は下げづらく、ドル・円に追随した値動きとなった。ここまでの取引レンジは、ドル・円は155円36銭から156円11銭、ユーロ・円は169円22銭から169円70銭、ユーロ・ドルは1.0869ドルから1.0895ドル。 <TY> 2024/06/06 14:43 注目トピックス 市況・概況 日経平均は262円高、ECB理事会や米経済指標に関心 *14:43JST 日経平均は262円高、ECB理事会や米経済指標に関心 日経平均は262円高(14時40分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>などがプラス寄与上位となっており、一方、リクルートHD<6098>、レーザーテック<6920>、ダイキン<6367>などがマイナス寄与上位となっいる。セクターでは、海運業、証券商品先物、石油石炭製品、非鉄金属、電気・ガス業が値上がり率上位、サービス業、不動産業、繊維製品、ゴム製品、食料品が値下がり率上位となっている。日経平均はやや方向感を欠く動きとなっている。今日は欧州で、欧州中央銀行(ECB)理事会の結果が発表される。米国では、週間の米新規失業保険申請件数、1-3月期の米労働生産性指数(改定値)、4月の米貿易収支が発表される。 <SK> 2024/06/06 14:43 注目トピックス 日本株 RIZAP-G Research Memo(3):ヘルスケア・美容事業とライフスタイル事業が2大事業セグメント *14:43JST RIZAP-G Research Memo(3):ヘルスケア・美容事業とライフスタイル事業が2大事業セグメント ■事業概要RIZAPグループ<2928>の事業セグメントはヘルスケア・美容事業、ライフスタイル事業、インベストメント事業の3つである。ヘルスケア・美容事業は、運動初心者向けコンビニジム「chocoZAP(チョコザップ)」及びパーソナルトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」などのRIZAP関連事業の運営、体型補正用下着、美容関連用品・化粧品・健康食品等の販売等が含まれる。創業来の中核事業であり、全社売上収益の37.0%(2024年3月期)を構成する。積極投資中のため営業損失を計上しているが、潜在的には収益性が最も高い事業セグメントである。ライフスタイル事業は、エンターテインメント商品等の小売及びリユース事業の店舗運営、インテリア雑貨、アパレル及びアパレル雑貨の企画・開発・製造・販売、スポーツ用品の販売等を手掛けている。全社売上収益の48.4%(同)と同社最大規模であり、取り組んできた構造改革が奏功し収益性が改善している。インベストメント事業は、グループ会社間でのシナジーを支える機能会社群として安定的な収益創出を目指すセグメントと位置付けており、フィットネスやアパレル、宝飾品・和装小物・婦人用品の卸売販売及び意匠撚糸の製造・販売等を行っている。全社売上収益の14.6%(同)であり、比較的安定した収益を稼いでいる。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) <SI> 2024/06/06 14:43 注目トピックス 日本株 RIZAP-G Research Memo(2):「自己投資産業でグローバルNo.1」を目指す *14:42JST RIZAP-G Research Memo(2):「自己投資産業でグローバルNo.1」を目指す ■会社概要RIZAPグループ<2928>は“「人は変われる。」を証明する”という唯一無二の経営理念の下、健康づくり事業を中心に、ヘルスケア・美容、ライフスタイル、インベストメントの3領域で多様な事業を展開する総合企業である。「自己投資産業でグローバルNo.1」をビジョンに掲げ、持株会社体制の下、M&Aを積極的に活用しながら飛躍的に成長を遂げ、上場子会社5社を含むグループ企業68社を擁するまでに成長した。同社を率いるのは、創業者で現 代表取締役社長の瀬戸健氏である。株式上場の契機となった商品「豆乳クッキーダイエット」、2011年の自身のダイエット成功体験から着想したボディメイクの「RIZAP」のほか、「どろあわわ」「美顔器」などヒット商品を多数有する美容通販事業をはじめ、「RIZAP GOLF」など多くの新規事業を成功に導き、その手腕は高く評価されている。2024年2月に改定した中期経営計画において、営業利益40,000百万円(2027年3月期)を目指し、新規事業「chocoZAP」事業の積極展開等を行っている。株式は2006年に札幌証券取引所アンビシャスに上場している。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) <SI> 2024/06/06 14:42 注目トピックス 日本株 RIZAP-G Research Memo(1):chocoZAP事業が黒字転換し2024年3月期下期は黒字化を達成 *14:41JST RIZAP-G Research Memo(1):chocoZAP事業が黒字転換し2024年3月期下期は黒字化を達成 ■要約RIZAPグループ<2928>は“「人は変われる。」を証明する”という唯一無二の経営理念の下、健康づくり事業を中心に、ヘルスケア・美容、ライフスタイル、インベストメントの3領域で多様な事業を展開する総合企業である。「自己投資産業でグローバルNo.1」をビジョンに掲げ、持株会社体制の下、M&Aを積極的に活用しながら飛躍的に成長を遂げ、上場子会社5社を含むグループ企業68社、連結従業員数4,606名を擁するまでに成長した。2006年に札幌証券取引所アンビシャス市場に株式を上場しており、2022年9月に中期経営計画を策定したが、これを2024年2月に改定し、営業利益40,000百万円(2027年3月期)を目指して新規事業「chocoZAP」事業の積極展開等を行っている。1. 2024年3月期の業績概要2024年3月期の業績は、売上収益が166,298百万円(前期比7.6%増)、営業損失が594百万円(前年同期は4,948百万円の損失)、税引前当期損失が4,524百万円(同7,031百万円の損失)、親会社の所有者に帰属する当期損失が4,300百万円(同12,673百万円の損失)となった。chocoZAP事業の黒字転換に起因して、第4四半期単独では営業利益ベースで4,175百万円の黒字を達成した。売上収益に関しては、本格展開をしているコンビニジム「chocoZAP」の拡大に注力したことで、RIZAP関連事業(chocoZAP事業含む)が大幅に増収(同20,100百万円増)となった。既存事業では、(株)アンティローザをはじめとする増収分(同4,198百万円増)があった一方で、REXT(株)等の店舗構造改革等に伴う減収(同5,998百万円減)や子会社BRUNO<3140>傘下のシカタ事業を前期末に売却した影響(同5,111百万円減)があった。営業損失に関しては、chocoZAP事業が投資回収期に移行し、2024年3月期下期に黒字化したことやREXT等の事業ポートフォリオ改革が奏功したことなどにより、グループ全体では改善した。2. 2025年3月期の業績見通し2025年3月期の業績見通しは、売上収益が177,700百万円(前期比6.9%増)、営業利益が6,300百万円(前期は594百万円の損失)、税引前当期利益が3,100百万円(同4,524百万円の損失)、親会社の所有者に帰属する当期利益が2,000百万円(同4,300百万円の損失)と、chocoZAP事業の先行投資フェーズが終了したことにより通期での黒字転換を予想する。売上収益に関しては、引き続きchocoZAP事業における新規出店および会員基盤の拡充などにより増収を見込む。2025年3月期は“既存会員の満足度向上”に重点を移す。施策としては、新サービスの導入加速、ちょこっとサポート導入、コンシェルジュなどが中心となる。上期は品質・顧客満足度向上のための投資が集中するために、営業利益の伸びは鈍化することが予想されるが、下期から2026年3月期にかけては大きく利益を成長させる想定である。chocoZAP事業が既に月次黒字化しており、新サービスや人的サービスへの投資によりさらに事業モデルが強化され、利益計画を上回って達成してくるものと弊社では考えている。3. 成長戦略・トピックス同社では3つのフェーズに分けた展開構想を描き、それを実践している。フェーズ0(ジムのバリアフリー化)、フェーズ1(ユニバーサルサービス化)、フェーズ2(健康の社会インフラ化)の3フェーズである。立ち上げから2年弱が経過し、現在はフェーズ0(ジムのバリアフリー化)を完了し、フェーズ1にその目標をシフトしていく真っ只中にある。フェーズ1(ユニバーサルサービス化)では、品質の向上・普遍的なサービスのレベルアップを追求する。具体的には、ちょこっとサポートやコンシェルジュといった人的なサービスを追加し、“人× DXの最適化”に挑戦する。また、新サービスの導入を強化することで、既存店・新規店の顧客満足度を向上させる。ちょこっとサポートでは、プラン作りやアプリの使用方法、運動や食事のアドバイス、マシンメンテナンスや清掃など多様な役割を担うRIZAPトレーナーを巡回させる取り組みであり、新規会員やトレーニング初心者にとっては頼りになる存在である。2024年6月末までに、ちょこっとサポートのトレーナー500名体制を目指しており、大幅な強化が実行されている。chocoZAPのビジネスモデルは“無人”というコンセプトから始まったが、約3店舗に1人程度(1,500店舗に対して500人で試算)の専門人材を配置することで、新たなサービスモデルに進化しつつある。■Key Points・2024年3月期は、chocoZAP事業が黒字転換し、黒字化を達成。chocoZAP店舗数1,500店、会員数120万人超(2024年5月時点)・自己資本比率が上昇に転じる。2024年1月末には純資産比率が25.4%まで回復。chocoZAP事業の黒字化に伴いさらに改善の見込み・中期経営計画目標を追加し2027年3月期に営業利益40,000百万円を目指す。chocoZAP第2の収入源として広告プラットフォーム事業を開始・2024年3月期まで無配予定。2025年3月期から復配方針。chocoZAP日本一達成記念特別優待を発表(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) <SI> 2024/06/06 14:41 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」1位にアストロHD  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」6日午後1時現在でアストロスケールホールディングス<186A.T>が「買い予想数上昇」1位となっている。同時に「売り予想数上昇」3位にもなっている。  6日の市場でアストロHDが反落。同社は5日に東証グロース市場に新規上場しており、今日で上場2日目。同社はスペースデブリ(宇宙ごみ)の除去や人工衛星の寿命延長、点検・観測などの軌道上サービス事業を展開している。具体的には、宇宙の軌道環境を安全に維持するためのデブリの除去や、衛星運用終了時のデブリ化防止のための除去、衛星の寿命延長などを手掛けている。  ispace<9348.T>とQPS研究所<5595.T>に続く3社目の宇宙ベンチャー企業の新規上場として高い関心を集め、初値は公開価格(850円)を50.7%上回る1281円だった。上場初日は一時、値幅制限いっぱいの1581円まで買われたが、1375円で取引を終えた。今日は1445円まで値を上げる場面があったが、上値では売りに押され前日比マイナス圏で推移している。24年4月期の予想連結純損益は80億~115億円の赤字(前の期は92億6400万円の赤字)と赤字基調が続き収益面には不透明感も強いことから、株価には強弱観が対立している様子だ。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/06 14:36 新興市場スナップショット レジル---大幅反発、光通信が大量保有報告を提出 *14:34JST <176A> レジル 1651 +201 大幅反発。光通信が5日付で財務省に大量保有報告書(5%ルール報告書)を提出したことを受けて急騰している。レジル株の保有割合が5.10%と新たに5%を超えたことが判明した。保有目的は「純投資」としている。報告義務発生日は5月29日となっている。 <ST> 2024/06/06 14:34 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 06月06日 14時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (186A) アストロHD   東証グロース     [ 分析中 ] (4073) ジィ・シィ企画  東証グロース     [ 分析中 ] (4014) カラダノート   東証グロース     [ 割高 ] (176A) レジル      東証グロース     [ 分析中 ] (4436) ミンカブ     東証グロース     [ 割安 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (6704) 岩崎通信機    東証スタンダード   [ 割高 ] (5380) 新東       東証スタンダード   [ 分析中 ] (186A) アストロHD   東証グロース     [ 分析中 ] (5889) JEH      東証スタンダード   [ 分析中 ] (3905) データセクション 東証グロース     [ 分析中 ] 出所:MINKABU PRESS 2024/06/06 14:32 新興市場スナップショット デコルテHD---反発、5月度の売上高を好感 *14:32JST <7372> デコルテHD 419 +19 反発。フォトウエディングサービスの撮影件数が前年同月比111.2%となったことなどで、5月度の売上高が前年同月に比べ104.8%と好調だったことが好感されている。SNSの活用強化や期間限定ポップアップストアの出店など顧客接点を強化しつつ、同社のサービスレベルを体感できる接客の取り組みなど、撮影件数の向上に繋がる施策を今後も進めていくとしている。 <ST> 2024/06/06 14:32 注目トピックス 日本株 エーバランス---大幅続落で連日の安値更新、海外事業の先行きに不透明感強まる *14:24JST エーバランス---大幅続落で連日の安値更新、海外事業の先行きに不透明感強まる エーバランス<3856>は大幅続落で連日の安値更新。前日にグループ海外事業の状況についてリリース。バイデン政権では、太陽光パネルの関税免除措置を6月6日に終了と発表し、米国の太陽光パネル産業の保護・育成を目的とした産業支援策も打ち出している。太陽光パネルの供給過剰による価格下落が続く中、米国での競争環境の大きな変化を受け、同社グループの太陽光パネル製造事業のグローバル展開は、今後厳しい事業環境になることが見込まれているとしている。 <ST> 2024/06/06 14:24 みんかぶニュース 市況・概況 カネカが4日ぶり反発、生分解性バイオポリマーがスズキ船外機の梱包資材に採用◇  カネカ<4118.T>が4日ぶりに反発している。午後1時ごろ、同社の生分解性バイオポリマー「Green Planet」製のフィルムと発泡成型品が、スズキ<7269.T>の船外機の梱包資材に採用されたと発表しており、好材料視されている。  「Green Planet」は石油資源に依存しない、100%バイオマス由来の生分解性バイオポリマー。幅広い環境下で優れた生分解性を有し、土壌中に加え海水中でも容易に分解されCO2と水に戻るため、プラスチックによる環境汚染問題の解決に貢献する。なお、フィルムは船外機の埃除けカバーと付帯部品の袋に、また発泡成型品は緩衝材に使用されるとしている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/06 14:20 みんかぶニュース 個別・材料 カネカが4日ぶり反発、生分解性バイオポリマーがスズキ船外機の梱包資材に採用◇  カネカ<4118.T>が4日ぶりに反発している。午後1時ごろ、同社の生分解性バイオポリマー「Green Planet」製のフィルムと発泡成型品が、スズキ<7269.T>の船外機の梱包資材に採用されたと発表しており、好材料視されている。  「Green Planet」は石油資源に依存しない、100%バイオマス由来の生分解性バイオポリマー。幅広い環境下で優れた生分解性を有し、土壌中に加え海水中でも容易に分解されCO2と水に戻るため、プラスチックによる環境汚染問題の解決に貢献する。なお、フィルムは船外機の埃除けカバーと付帯部品の袋に、また発泡成型品は緩衝材に使用されるとしている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/06 14:20 注目トピックス 日本株 エスプール---栃木県さくら市と包括的連携協定を締結、ゼロカーボンシティへの取り組みを開始 *14:16JST エスプール---栃木県さくら市と包括的連携協定を締結、ゼロカーボンシティへの取り組みを開始 エスプール<2471>は5日、栃木県さくら市と包括的連携協定を締結し、同市の地域資源を活用したゼロカーボンシティへの取り組みを開始することを発表した。本提携は、全国で15件目、栃木県では2件目となる。同社は、自治体向けに脱炭素移行支援事業を展開しており、CO2排出量の算定や温暖化対策の計画策定及び実行支援、脱炭素地域づくりを通じた地域固有の課題解決など、包括的なサービスを提供している。一方、さくら市は、自然環境を守るため、2024年3月に「さくら市地域環境にやさしい小都市(まち)宣言」を表明しており、脱炭素を通じた持続可能なまちづくりに取り組んでいる。同社は、本提携により、自然資源の活用調査や再エネ導入のコンサルティング、市職員と市民及び事業者による環境活動普及へ向けた実行支援を中長期的に行ってゆく。 <SO> 2024/06/06 14:16 みんかぶニュース 市況・概況 日比谷設は大幅高で上場来高値更新、データセンター向け空調設備で活躍見込む◇  日比谷総合設備<1982.T>は大幅高、一時200円高の3415円まで駆け上がり上場来高値を更新した。きょうはアドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>、東京エレクトロン<8035.T>など半導体製造装置の主力株が値を飛ばしているが、これは株価を青空圏で躍進させる米画像処理半導体大手エヌビディア<NVDA>の影響が大きい。エヌビディアの株高の背景は業績の急拡大に尽きるが、その利益の源泉となっているのがデータセンター向けAI用半導体(GPU)で、圧倒的商品競争力を誇っている。  半導体設備投資需要が喚起されるなか、先端製品を扱う日本の半導体製造装置関連メーカーの株価も強く刺激されているが、一方で「データセンター建設(増設)で必須となる空調設備に関する工事需要も今後大幅な伸びが期待できる」(ネット証券アナリスト)とする。東京市場ではこれを買いの根拠に日比谷設に継続的な実需買いが観測されている。同社の25年3月期は営業3%増益の59億円を予想しているが上振れの公算があり、投資指標面でもPER16倍にとどまっており依然として割高感に乏しい。株式需給面では買い残が枯れた状態で上値が軽い点も注目されているようだ。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/06 14:08 みんかぶニュース 個別・材料 日比谷設は大幅高で上場来高値更新、データセンター向け空調設備で活躍見込む◇  日比谷総合設備<1982.T>は大幅高、一時200円高の3415円まで駆け上がり上場来高値を更新した。きょうはアドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>、東京エレクトロン<8035.T>など半導体製造装置の主力株が値を飛ばしているが、これは株価を青空圏で躍進させる米画像処理半導体大手エヌビディア<NVDA>の影響が大きい。エヌビディアの株高の背景は業績の急拡大に尽きるが、その利益の源泉となっているのがデータセンター向けAI用半導体(GPU)で、圧倒的商品競争力を誇っている。  半導体設備投資需要が喚起されるなか、先端製品を扱う日本の半導体製造装置関連メーカーの株価も強く刺激されているが、一方で「データセンター建設(増設)で必須となる空調設備に関する工事需要も今後大幅な伸びが期待できる」(ネット証券アナリスト)とする。東京市場ではこれを買いの根拠に日比谷設に継続的な実需買いが観測されている。同社の25年3月期は営業3%増益の59億円を予想しているが上振れの公算があり、投資指標面でもPER16倍にとどまっており依然として割高感に乏しい。株式需給面では買い残が枯れた状態で上値が軽い点も注目されているようだ。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/06 14:08 注目トピックス 市況・概況 日経平均VIは小幅に低下、株価伸び悩みで警戒感の緩和は限定的に *14:07JST 日経平均VIは小幅に低下、株価伸び悩みで警戒感の緩和は限定的に 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-0.06(低下率0.34%)の17.71と小幅に低下している。なお、今日ここまでの高値は17.74、安値は17.36。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを引き継ぎ、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。取引開始後、午前の時間帯は日経225先物が高値圏で推移し、市場心理が改善した。しかし、午後は積極的な買い戻しが一巡し、日経225先物は伸び悩み、ボラティリティーの高まりを警戒するムードの緩和は限定的となり、日経VIは低下幅を縮小している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 <SK> 2024/06/06 14:07

ニュースカテゴリ