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注目トピックス 日本株 富士紡HD Research Memo(5):短期的な「収益改善対策」と中長期の「成長戦略」のバランス経営に舵取り *13:25JST 富士紡HD Research Memo(5):短期的な「収益改善対策」と中長期の「成長戦略」のバランス経営に舵取り ■業績動向1. 2024年3月期の業績概要富士紡ホールディングス<3104>は中期経営計画「増強21-25」において、計画期間5年間の前半3年間を「高収益体質への転換と種まき」ステージと位置付け、各事業の成長基盤の増強に取り組んでいる。中期経営計画1年目は順調なスタートを切ったが、2年目の2023年3月期下期から2024年3月期上期にかけて、“史上最悪級”の半導体不況が直撃し、半導体関連材料の研磨材を扱う事業を中核とする同社も深刻な受注減に陥った。半導体需要は2023年6~7月に底入れし緩やかに回復しており、同社では短期的な「収益改善策」と中長期の研磨材事業の「成長戦略」のバランスを図った経営の舵取りが肝要だと考えている。2024年3月期の連結業績は、売上高が前期比4.1%減の36,108百万円、営業利益が同42.2%減の2,818百万円、経常利益が同35.0%減の3,276百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同37.7%減の2,117百万円となった。また期初計画比では、売上高は0.02%増、営業利益で4.5%減、経常利益で2.2%減、親会社株主に帰属する当期純利益で3.8%減と、売上高以外は計画を下回った。利益が大きく下落したのは、今回の半導体不況による研磨材の大幅受注減と先行投資による固定費負担が増加したためである。これは最先端技術分野で活躍する企業の典型的な業績推移パターンである。半導体需要が本格的に回復する2025年頃には、同社の2022年3月期における最高益(営業利益58億円)の水準に戻る可能性が高いと弊社では見ている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水啓司) <SO> 2024/06/10 13:25 新興市場スナップショット Jフロンティア---急騰、ウエルシア薬局が「SOKUYAKU(ソクヤク)」を導入 *13:24JST <2934> Jフロンティア 2727 +464 急騰。ドラッグストア大手で39都道府県に約1,921店舗(2024年4月15日時点)の調剤併設型ドラッグストアを展開するウエルシア薬局が、同社の提供する医療機関、薬局向けのオンライン診療・服薬指導・処方薬配送サービス「SOKUYAKU(ソクヤク)」を19都府県の1,692店舗に導入すると発表したことを好材料視し急上昇している。 <ST> 2024/06/10 13:24 注目トピックス 日本株 富士紡HD Research Memo(4):成長事業で高収益体質となり「ニッチ」と「利益重視」で存在感ある企業へ(2) *13:24JST 富士紡HD Research Memo(4):成長事業で高収益体質となり「ニッチ」と「利益重視」で存在感ある企業へ(2) ■富士紡ホールディングス<3104>の会社概要(c) 生活衣料事業(旧 繊維事業)B.V.D.を中心に高品質なアンダーウエアの製造・販売を行っている。B.V.D.とアングルの2ブランドで生活衣料事業売上高の75%を占める。採算性の高い製品への絞り込みにより、今では営業利益率11.2%を達成している。特に、Eコマース販売(ネット販売)の強化により、新規顧客開拓と顧客ニーズにきめ細かな対応を図っている。Eコマース販売は2005年からスタートし、2017年の中期経営計画からさらに注力して取り組んでいる。同社の子会社アングル(株)(旧 アングル・ミユキ(株))は2012年に東洋紡<3101>から買収した。元々、百貨店中心の高級インナーウエアを販売していたが、百貨店販売が不振続きで在庫を積み上げて儲からなくなった。そこで百貨店販売を縮小しEコマース販売へシフトした格好だ。2020年に(株)フジボウアパレルとアングルが合併し、Eコマース販売を加速化している。他にも、一部高級ブランドにも取り組んでいる。ビキューナを使った超高級肌着、B.V.D.高級タイプ(ヘビーウエイトシリーズ)、夏用大人気商品「涼ブラ(約33g軽量)」などがある。同事業は最盛期には売上高が数百億円規模であったが、その後長期的な繊維不況に陥り、不採算製品の縮小・撤退や在庫縮減など地道な合理化活動を進め、利益が出る体質になった。今では売上高の規模は縮小したものの、ビジネスモデルをEコマースへ転換することで高効率販売と低コスト構造を実現し、高収益体質の事業転換に成功した。縫製工場はタイ工場に集約し、国内や中国の縫製工場はすべて撤退することで身軽になった。コアコンピタンスも、従来のモノづくりからマーケティング、商品企画、ブランディングなどにシフトし、リソース(ヒト、モノ、カネ、情報)も大きく入れ替えた。(d) その他(化成品)事業同社の化成品事業は、精密機械・医療分野で高評価される射出成形技術で成形加工の事業を展開してきた。2018年には樹脂金型の(株)東京金型を子会社化した。これにより、上流(金型の設計・製造)と下流(射出成形)の一気通貫プロセスが実現し、顧客にとっての選択肢が広がった。東京金型は自動車Tier1(自動車部品)との取引があり、同社の新しい取引先拡大に貢献している。また、2022年には(株)IPMを買収した。精密小型金型分野での金型の幅広いラインナップ化と金型・射出成形品を合わせた提案強化ができるようになり、顧客の多様なニーズに応えている。化成品金型市場は、不採算金型企業と競争力のある高収益金型企業に二極化する傾向があるが、東京金型やIPMは後者の高収益金型企業である。ちなみに、東京金型は、精度、価格、納期、品質面で自動車業界向けに競争力と知名度があり、顧客から厚い信頼を得ている。射出成形事業(従来の社内ビジネス)と樹脂金型事業(東京金型、IPMの買収事業)は事業シナジーが強くあり、今後、同社の戦略事業と位置付け、“第4の柱”とすべく育てていく考えだ。3. 特長と強み(1) 顧客に選ばれるニッチNo.1同社の中期経営計画「増強21-25」のあるべき姿の「顧客に選ばれるニッチNo.1」が特長及び強みである。「ニッチNo.1」には2つの意味があり、1つは一般に使われる「事業領域でのニッチポジション」、もう1つは「顧客のニーズにシッカリ応えるという意味でのニッチ」と称している。研磨材事業では、欧米トップシェア企業のデファクトスタンダード(標準化)戦略に対して、同社は独自開発のソフトパッドにより“小さな池で大きな魚になる”ことに成功している。また、化学工業品事業でも、大手化学メーカーが自社生産しない小ロット品の中間体製品の受託生産でニッチNo.1ポジションを築いている。(2) 利益重視同社は、「売上規模は追求しない。利益重視」を徹底している。この背景には、2006年から始まった「事業構造改革」を実践した経験が生かされている。実際に、旧 繊維事業は2006年には売上高500億円からリーマンショックの2008年には300億円まで縮小した。その間、合理化と構造改革を推進、複数の工場を閉鎖して赤字体質から脱却した。今では営業利益率10%台(2023年3月期下期から2024年3月期上期までの半導体不況期は除く)を達成し、高収益事業へ見事変身した。このストーリーを経営層や現場の幹部が体現しているので、新しい経営体制への移行後も、経営の軸はブレないと弊社では見ている。(3) 繊維技術から派生した技術を応用レーヨン技術の延長線上でフィルム加工技術や不織布技術へと発展してきた同社の技術は、元々繊維関連がベースである。研磨材(ソフトパッド)は、有機合成技術(ポリウレタン樹脂)、フィルム加工技術を活用したものである。一方、化学工業品もレーヨン材料(二硫化炭素)から派生したものである。(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水啓司) <SO> 2024/06/10 13:24 注目トピックス 日本株 三井松島ホールディングス---エム・アール・エフの株式取得(子会社化) *13:24JST 三井松島ホールディングス---エム・アール・エフの株式取得(子会社化) 三井松島ホールディングス<1518>は7日、エム・アール・エフの発行済株式全てを取得し、子会社化することを発表した。同社グループは、今年度より策定した「経営戦略2024」の目標である当期純利益50億円を継続的に計上できる収益構造をM&Aにより構築する方針を掲げており、本株式取得もその一環として実施するものである。福岡県福岡市に本社を構えるエム・アール・エフは、事業者向け不動産担保融資を主業とし、中小企業や個人事業主への融資を中心に行うことで、地方銀行や信用組合といった競合事業者との差別化を図っている。本株式取得により、同社は、エム・アール・エフの資金調達力向上ならびに関東圏を含む東日本エリアへの業務拡張等を支援可能となり、エム・アール・エフの継続的な成長、同社グループの企業価値向上に大きく寄与するとの考えとしている。実質的な取得価額は約110億円、買収資金は全額を手元現預金(予定)、株式譲渡実行日は2024年7月1日(予定)。 <SO> 2024/06/10 13:24 みんかぶニュース 個別・材料 巴工業が反落、24年10月期業績及び配当予想を上方修正も材料出尽くし感  巴工業<6309.T>が反落している。前週末7日の取引終了後、24年10月期の連結業績予想について、売上高を518億円から527億8000万円(前期比6.4%増)へ、営業利益を41億8000万円から45億4000万円(同12.2%増)へ、純利益を29億3000万円から31億3000万円(同14.5%増)へ上方修正し、あわせて中間・期末各60円の年120円としていた配当予想を中間・期末各63円の年126円にすると発表したが材料出尽くし感から売られているようだ。  化学工業製品販売事業で機能材料関連、化成品関連及び工業材料関連を中心に好調が見込まれることが要因。また、機械製造販売事業で収益性の高い部品・修理の販売が伸長していることも寄与する。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/10 13:23 注目トピックス 日本株 富士紡HD Research Memo(3):成長事業で高収益体質となり「ニッチ」と「利益重視」で存在感ある企業へ(1) *13:23JST 富士紡HD Research Memo(3):成長事業で高収益体質となり「ニッチ」と「利益重視」で存在感ある企業へ(1) ■富士紡ホールディングス<3104>の会社概要2. 事業概要(1) 事業構造改革2006年から始まった「事業構造改革」では、繊維事業比率を下げ、非繊維分野(研磨材、化学工業品など)を拡大してきた。繊維事業の売上高比率は18年前(2006年)には5割以上あったが、リーマンショックが起きた2008年には繊維事業分野と非繊維事業分野の売上が逆転し、2023年では繊維事業比率は2割を切るに至った。事業構造の変革が進むなか、国内で糸を紡ぐ(紡績)工場はすべて閉鎖し、タイ工場へシフトした。(2) 事業概要主力事業は研磨材事業と化学工業品事業、準主力事業として生活衣料(B.V.D.など)事業が位置付けられ、この3つが中核3大事業である。売上構成比は研磨材事業約4割、化学工業品事業約3割、生活衣料事業約2割で、その他事業のなかの化成品(樹脂金型)事業を“第4の柱”とすべく育成を図っている。(a) 研磨材事業研磨材にはソフトパッドとハードパッドの2タイプがあり、同社は半導体向けでは主にソフトパッドを供給している。ハードとソフトで市場が棲み分けられており、ソフトパッド分野では同社はトップシェアを獲得している。半導体の微細化が進展すると、研磨プロセスの難易度が高まり、精緻化技術がキーとなるためソフトパッドの重要性が高まるが、同社のソフトパッドは顧客(半導体メーカー&ファウンドリー)から高く評価されている。今後、半導体の微細化・積層化の進展とともに、研磨材には平坦化が求められ、同社のソフトパッドにとっては益々追い風になると弊社では見ている。同事業における同社の強みは、半導体メーカーからの高い要求に対し製販技一体できめ細かく対応できること、エンドユーザーと研究開発部門が共同で作り込みができることにある。加えて、自社内で研磨材試作品を評価し、評価データとともにサンプル品の適時提供と報告が可能である。また、5工場体制で生産能力強化と生産リスクへ的確な対応が可能なこと(主力工場は愛媛県の壬生川工場、小山工場、小坂井工場、大分工場(2020年竣工)、そして台湾工場(2017年竣工))、研磨技術に関わる特許の確保と活用戦略(知的財産室)を保有していることが挙げられる。同事業の用途市場と顧客については、半導体の用途市場は現在ロジック分野が主流である。今後はメモリー分野でも積層化となりソフトパッドのニーズが顕在化することが見込まれ、顧客は世界の主要半導体メーカー(ファウンドリーを含む)をカバーする。競争戦略については、競合最大手の欧米メーカーが市場で大きなシェアを持ち、トップリーダーとして、デファクトスタンダード(標準化)戦略で商品のラインナップが豊富だ。一方、同社は小回りを利かせた顧客ニーズにカスタマイズされた商品開発と改良でニッチ市場を深耕している。ニッチ市場ではプレイヤーが少なく、高付加価値商品を提供しているため、結果的に高収益体質に寄与している。(b) 化学工業品事業同社子会社の柳井化学工業は、大手化学品メーカーなどから機能性材料、農薬、医薬品の中間体製品※の受託生産をしている。中間体受託生産で“色が付いていない”独立系企業では国内専業トップクラスである。大手化学品メーカーは大ロット品なら自社生産するが、小ロット品の場合外注するのが一般的である。同社はQCD(高品質・低コスト・短納期)で作り込む受託生産企業として高く評価されている。※目的とする化学反応の途中に生じる化合物及び化学工業において製品に至る前の段階の生成物を指す。同社は中間体製品の受託生産企業であり、化学企業業界では黒子の役割であるが、全国津々浦々から口コミで同社へ受託生産の依頼が後を絶たず、国内2工場(柳井工場、武生工場)とも高い稼働状態が続いている。同社の事業ポートフォリオでは研磨材事業が高収益事業として目立っているが、化学工業品事業は隠れた高収益事業である。継続的に設備投資を実施しているため、営業利益率は7%台であるが、EBITDAベースで減価償却費を加えるとさらに高水準の収益を確保している。同事業における同社の強みとしては、「同社でしか作れない中間体製品を有する」「Lab~試作~量産まで一気通貫の生産体制を構築している」「国内大手化学メーカーからの厚い信頼」「景気の波を受けにくい多種多様な製品・市場構造」「生産能力強化と生産リスクへ的確に対応できる2工場体制」が挙げられる。(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水啓司) <SO> 2024/06/10 13:23 注目トピックス 日本株 富士紡HD Research Memo(2):研磨材事業と化学工業品事業を主力とし、4本柱で事業展開 *13:22JST 富士紡HD Research Memo(2):研磨材事業と化学工業品事業を主力とし、4本柱で事業展開 ■富士紡ホールディングス<3104>の会社概要1. 会社沿革(1) 創業から成長期:繊維・紡績業の発展と多角化時代1896年に富士紡績株式会社として設立された老舗企業である。富士山の豊富な水を動力源に紡績業をスタートし、静岡県小山町で紡績工場が操業を開始した。戦前・戦後と次々と紡績工場を操業させ、繊維・紡績事業を拡大していった。1939年には、現在の化学工業品事業の拠点である柳井化学工業(株)が設立され、化学分野へ進出した。また、1976年には、米国B.V.D.とライセンス契約を締結し生活衣料事業の礎が形成され、現在のプレゼンスあるビジネスに発展した。(2) 苦境期:10期連続無配繊維・紡績産業は1970年代から1990年代に起きたオイルショック、バブル経済の崩壊、日米貿易摩擦などで国際競争力を大きく失い、国内生産は空洞化し、国内の繊維・紡績産業は斜陽の一途を辿った。同社の繊維・紡績事業も国内工場を次々と閉鎖し、中国やタイへシフトしていった。不採算品や高コスト体質で経営は苦しく、1997年度から10期連続無配状態が続き、経営危機に直面することとなった(2007年度に復配(2円配当)となる)。(3) 転換期:事業構造改革経営危機が続くなか、2006年に中野光雄氏が社長に就任すると、事業構造改革を断行した。繊維事業の構造改革と非繊維分野での成長事業(研磨材、化学工業品)の育成を同時に行い、短期間での事業の入れ替えに成功すると、結果的に持続成長・高収益体質の事業ポートフォリオを再構築した。中野氏は現・中期経営計画「増強21-25」の原点とも言える中期経営計画「変身06-10」を打ち出し、長期戦略に基づき「突破11-13」「邁進14-16」「加速17-20」「増強21-25」と矢継ぎ早に実行してきた。2022年6月29日付で経営トップ(社長)が交代となった。中野氏から井上雅偉氏へバトンタッチし、経営体制の若返りを図った。井上社長は、構造改革に加えて現・中期経営計画「増強21-25」の策定と推進、設備投資の意思決定などを中野前社長と二人三脚で進めてきたので、経営の舵取りもスムーズに引き継がれている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水啓司) <SO> 2024/06/10 13:22 注目トピックス 日本株 富士紡HD Research Memo(1):半導体需要の上向き傾向により、2024年3月期下期から業績は緩やかに回復へ *13:21JST 富士紡HD Research Memo(1):半導体需要の上向き傾向により、2024年3月期下期から業績は緩やかに回復へ ■要約富士紡ホールディングス<3104>は1896年に設立し、研磨材事業と化学工業品事業を主力事業、生活衣料(B.V.D.など)事業を準主力事業として展開している。同社は日本の繊維産業とともに栄えてきたが、現在では大きく業態転換が行われ、祖業の繊維・紡績業は事業全体の2割以下となり、この3つが中核3大事業である。売上構成比は研磨材約4割、化学工業品約3割、生活衣料約2割で、その他事業のなかの化成品(樹脂金型)事業を“第4の柱”とすべく育成を図っている。1. 2024年3月期の業績概要2024年3月期の連結業績は、売上高が前期比4.1%減の36,108百万円、営業利益が同42.2%減の2,818百万円、経常利益が同35.0%減の3,276百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同37.7%減の2,117百万円となった。また期初計画比では、売上高は0.02%増、営業利益で4.5%減、経常利益で2.2%減、親会社株主に帰属する当期純利益で3.8%減と、売上高以外は計画を下回った。2023年3月期下期から2024年3月期上期にかけて、“史上最悪級”の半導体不況が直撃し、半導体関連材料の研磨材を扱う事業を中核とする同社も深刻な受注減に陥った。半導体需要は2023年6~7月に底入れし緩やかな回復基調にあることから、同社では短期的な「収益改善策」と中長期の研磨材事業の「成長戦略」のバランスを図った経営の舵取りが肝要だと考えている。2. 2025年3月期の業績見通し2025年3月期の業績予想は、売上高42,000百万円(前期比5,891百万円増)、営業利益5,100百万円(同2,281百万円増)、経常利益5,300百万円(同2,023百万円増)、親会社株主に帰属する当期純利益3,500百万円(同1,382百万円増)としている。中核事業である研磨材事業は売上高16,500百万円(前期比23.0%増)、営業利益3,100百万円(同185.2%増)を見込んでいる。半導体市場が2023年6~7月に底入れし上向き傾向となっていることから、同社の研磨材事業も緩やかに業績が回復しており、今後さらなる回復が見込まれる。また、新用途市場として、「SiC※ウエハー」と「半導体の微細化と積層化」に大きな期待が寄せられている。前者は、自動車のEV化が進展するなか、SiCウエハー(パワー半導体)市場が伸長しており、後者はメモリー半導体分野でも積層化が進むと微細化技術が必要となり同社の研磨材(ソフトパッド)の出番がある。既にNANDフラッシュメモリ分野ではソフトパッドが使われ始めている。※SiCはシリコン(Si)と炭素(C)で構成される化合物半導体材料のこと。Siの限界を超えるパワーデバイス用材料。3. 化学工業品事業における能力増強投資化学工業品事業では、中長期的にはグローバル展開も視野に入れた戦略的新製品の受注が見込まれている。新製品は、同社にしか作れない差別性と独自性のある“オンリーワン”製品である。需要量は堅調に拡大する見通しで、現有生産能力を超えた発注量が見込まれる。今回は、その発注量に見合う形で大きな設備投資(総額約62億円)を行う。なお、顧客企業との関係のなかで、中長期の発注量(見通し)と価格がある程度見えている。その前提で大型投資に踏み切った。また、比較的短期間での投資回収も可能と同社では見ている。既に、柳井・武生両工場の連携強化を進め、新プラントの建設を開始している。4.「資本コストや株価を意識した経営」の実現先行き不透明な時代において、『資本効率』や『資本コスト』を重視する企業が増えており、株主や金融機関をはじめステークホルダーからも注目されている。同社では「資本コストや株価を意識した経営」の実現について、1) 「成長投資の推進」、2) 「ROIC経営の実践」、3) 「情報開示の強化」、4) 「株主還元を重視」の4つの視点で取り組みを進めている。『資本効率』重視の経営の肝となるのは「成長投資の推進」である。特に、最先端半導体分野で研磨材(ソフトパッド)の開発競争で勝ち残っていくためには高水準の研究開発投資を継続し、迅速な投資回収と次の成長投資につなげる、いわゆる“キャッシュ・フロー循環”を確立することが肝要であると弊社では考えている。■Key Points・半導体需要の底入れと上向き傾向により、2024年3月期下期から業績回復へ・研磨材用途市場として、「SiCウエハー」と「半導体の微細化と積層化」に大きな期待・化学工業品事業における能力増強投資・「資本コストや株価を意識した経営」の実現(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水啓司) <SO> 2024/06/10 13:21 みんかぶニュース 個別・材料 フォーバルは続伸、西武信用金庫とビジネスマッチング契約を締結  フォーバル<8275.T>が続伸している。同社はきょう、西武信用金庫(東京都中野区)とビジネスマッチング契約を締結し、中小企業のグリーントランスフォーメーション(GX)を支援する「西武GXトライアルプラン」を開始すると発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。  これは、これからGXを始める中小企業をはじめ、二酸化炭素(CO2)排出量を可視化したいといった脱炭素や環境配慮に対して積極的に取り組もうとしている中小企業に、フォーバルの持つノウハウと独自ツールを提供するとしている。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/10 13:09 みんかぶニュース 個別・材料 エイチームは3日ぶり反発、増配とアドバンテッジアドバイザーズとの事業提携を好感  エイチーム<3662.T>は3日ぶりに反発し年初来高値を更新。前週末7日の取引終了後、24年7月期の期末配当予想を20円から22円へ引き上げたことに加えて、経営コンサルタンのアドバンテッジアドバイザーズ(東京都港区)と事業提携契約を締結したと発表したことが好感されている。  アドバンテッジアドバイザーズとの提携は、資金調達に加えてM&A推進や経営管理力強化などの取り組みに関して高度な経営支援を受けることができ、企業価値の向上につながると判断したという。これに伴い、アドバンテッジアドバイザーズまたはグループ会社が主に出資するファンドに対して、第9回新株予約権及び第1回無担保転換社債型新株予約権付社債を発行するとあわせて発表しており、調達資金約49億9851万円は5月28日に発表したPaddle(東京都渋谷区)の買収資金や経営基盤強化及び事業拡大に伴う人的投資及びITシステムへの投資、宣伝広告費及び広報費、業容拡大のためのM&A資金などに当てられる予定だ。  なお、同時に発表した第3四半期累計(23年8月~24年4月)連結決算は、営業利益1億4400万円(前年同期比61.4%減)だった。24年7月期通期業績予想では、営業利益6億円の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/10 13:06 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午後1時現在の値上がり値下がり銘柄数  午後1時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は1266、値下がり銘柄数は345、変わらずは36銘柄だった。業種別では33業種中31業種が上昇。値上がり上位に保険、石油・石炭、ゴム製品、輸送用機器、倉庫・運輸、銀行など。値下がりで目立つのは海運など。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/10 13:05 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は157円台に浮上、ユーロ売りは継続 *13:03JST 東京為替:ドル・円は157円台に浮上、ユーロ売りは継続 10日午後の東京市場でドル・円は157円を上抜け、157円19銭まで上値を伸ばした。米10年債利回りの高止まりでドル買いに振れやすく、日経平均株価の堅調地合いで円売りが観測される。一方、フランスの政局が嫌気され、ユーロは売り継続。ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円71銭から157円19銭、ユーロ・円は168円84銭から169円17銭、ユーロ・ドルは1.0755ドルから1.0781ドル。 <TY> 2024/06/10 13:03 注目トピックス 日本株 gumi---続落、前期大幅赤字や無配転落をマイナス視先行 *13:02JST gumi---続落、前期大幅赤字や無配転落をマイナス視先行 gumi<3903>は続落。前営業日に24年4月期の決算を発表、営業損益は50.4億円の赤字となり、前期比54.9億円の損益悪化に。『アスタタ』の売上が想定を大きく下回り、モバイルオンラインゲーム事業で大幅な損失を計上。約28億円の減損損失計上も響く。未定としていた年間配当金も無配としている(前期は5円配)。なお、今後はオリジナルタイトルの開発は行わないこと、約80名の人員整理を実施することも発表している。 <ST> 2024/06/10 13:02 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」1位に北海電  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」10日正午現在で北海道電力<9509.T>が「売り予想数上昇」1位となっている。  北海電は今年3月を境に急速にもみ合いを離脱、株価の居どころを大きく変える展開となった。株価は5月29日に1750円の年初来高値を形成したが、その後に調整、時価は1400円台まで下押している。北海道・千歳市に最先端半導体の量産を目指す巨大工場を建設するラピダスの関連有力株として頭角を現し、PERなど投資指標面の割安さも手伝って大口の投資資金を呼び込んだ。が、直近は利食い圧力で株価を軟化させており、また外資系証券による貸株市場を経由した空売りも高水準に積み上がり上値追いにブレーキがかかった。しかし、テクニカル的には25日移動平均線との上方カイ離が解消され、現状は同移動平均線に接触し戻り足に転じる公算もある。空売りの買い戻しを誘発する形となれば、短期間で値幅を出す可能性もある。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/10 13:01 みんかぶニュース 市況・概況 13時の日経平均は251円高の3万8935円、SBGが31.97円押し上げ  10日13時現在の日経平均株価は前週末比251.24円(0.65%)高の3万8935.17円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は1266、値下がりは342、変わらずは38と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均プラス寄与度トップはSBG <9984>で、日経平均を31.97円押し上げている。次いでファストリ <9983>が30.40円、リクルート <6098>が15.50円、信越化 <4063>が14.71円、ダイキン <6367>が13.73円と続く。  マイナス寄与度は8.76円の押し下げで花王 <4452>がトップ。以下、エムスリー <2413>が5.18円、ディスコ <6146>が4.84円、OLC <4661>が4.61円、ニトリHD <9843>が3.68円と続いている。  業種別では33業種中31業種が上昇し、下落は海運、その他製品の2業種のみ。値上がり率1位は保険で、以下、石油・石炭、ゴム製品、輸送用機器、倉庫・運輸、電気・ガスと続いている。  ※13時0分11秒時点 株探ニュース 2024/06/10 13:01 後場の寄り付き概況 後場の日経平均は307円高でスタート、日立や信越化などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38991.39;+307.46TOPIX;2782.37;+27.34[後場寄り付き概況] 後場の日経平均は前営業日比307.46円高の38991.39円と前引け値(38872.19円)から上げ幅を広げて取引を開始した。なお、ランチタイムの日経225先物は堅調な推移。前場の日経平均は、寄付きからじりじりと上昇し38800円台でのもみ合いとなった。アジア株は高安まちまちの推移となっているなか、後場寄り付き時点の日経平均はやや強含むスタートに。ただし、その後は上げ幅を前引け水準に戻しつつある。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ソシオネクスト<6526>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、日立<6501>、信越化<4063>、トヨタ自動車<7203>、TOWA<6315>などが上昇。一方、ディスコ<6146>、川崎汽船<9107>などが下落。業種別では、保険、石油石炭、ゴム製品などが上昇率上位で推移。 <CS> 2024/06/10 12:55 みんかぶニュース 個別・材料 ランドネットは3日ぶり反発、第3四半期営業益37%増で通期計画進捗率86%  ランドネット<2991.T>が3営業日ぶりに反発している。同社は7日取引終了後、24年7月期第3四半期累計(23年8月~24年4月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比37.4%増の15億4600万円となり、通期計画の17億9400万円に対する進捗率が86.2%となっていることが好感されているようだ。  売上高は同19.1%増の552億1200万円で着地。主力の不動産売買事業が伸びたほか、不動産賃貸管理事業も堅調だった。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/10 12:55 新興市場スナップショット ヌーラボ---続伸、全国で「Backlog」のイベント開催を決定 *12:54JST <5033> ヌーラボ 941 +33 続伸。プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」の、プロジェクト管理の考え方を応用した親子向けイベントを東京・福岡・大阪・札幌の全国4ヵ所にて開催することを決定した。「Backlog」はチームで協力しながら作業を進めるためのコラボレーション型プロジェクト管理ツールであり、用途は大規模なソフトウエア開発から保守運用、デジタルマーケティングキャンペーンの管理、ウェブサイトの制作、バックオフィス業務まで多岐にわたる。2005年のリリース以降、多くのチームのコラボレーション促進に貢献しており、現在、クラウド版/オンプレミス版の2種類を提供し、世界で120万人以上のユーザーに使われている。 <ST> 2024/06/10 12:54 みんかぶニュース 個別・材料 伊藤忠が3日続伸、国内有力証券は新規「A」でカバレッジ開始  伊藤忠商事<8001.T>が3日続伸。岩井コスモ証券は7日、同社株の投資判断を新規「A」でカバレッジを開始した。目標株価は8500円とした。同社は大手総合商社の一角で、生活消費分野に強みを持つ。24年3月期の連結純利益は前の期比0.2%増の8017億7000万円と3期連続で8000億円台を達成。25年3月期の同利益は8800億円(前期比9.8%増)を計画している。4月に公表した長期経営方針では、業績や株主還元の拡大などで企業価値の持続的向上を目指すことを明らかにしており、25年3月期の株主還元については、総還元性向50%を目途に1株当たり200円(前期比40円増)の配当、自己株式取得約1500億円を計画していることなども評価している。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/10 12:51 注目トピックス 日本株 アイル---大幅反落、業績・配当予想上方修正も出尽くし感優勢に *12:51JST アイル---大幅反落、業績・配当予想上方修正も出尽くし感優勢に アイル<3854>は大幅反落。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は32.7億円で前年同期比23.8%増となり、通期予想は従来の40億円から42.5億円、前期比19.8%増に上方修正。年間配当金計画も34円から40円に引き上げるとしている。ただ、上半期の上振れ着地から今回の修正幅にはサプライズ乏しく、出尽くし感につながっているもよう。増配発表に関しても利回り妙味は限定的のようだ。 <ST> 2024/06/10 12:51 注目トピックス 日本株 マイクロ波化学:マイクロ波化学を用いた製品開発をサポート *12:47JST マイクロ波化学:マイクロ波化学を用いた製品開発をサポート マイクロ波化学<9227>は、マイクロ波化学プロセスの研究開発及びエンジニアリング、それに基づく技術ソリューション/ライセンス提供事業を行う。同社は、「何を作るか」ではなく「どのように作るか」に着目し、製造プロセスを化石資源由来の「熱と圧力」から電気由来の「マイクロ波」に置き換えることで、「省エネルギー」・「高効率」・「コンパクト」な環境対応型プロセスのグローバルスタンダード化を目指す技術プロバイダーである。同社は、顧客課題に応じて、研究開発からエンジニアリング・製造支援までをワンストップでソリューションとして提供している。競合企業において、マイクロ波を活用して同様の事業モデルを展開している企業は少なく、要素技術・ノウハウの集積が同社の強みとなっている。25年3月期業績については、前期に続き「カーボンニュートラル」に貢献する開発テーマを中心に、顧客との共同開発を進める方針。前期に大型案件を計上した反動もあり、会社業績予想は売上高は前期比8.2%減の1,710百万円、営業利益は同64.2%減の48百万円となっている。 <NH> 2024/06/10 12:47 みんかぶニュース 市況・概況 ショーケースが後場一段高、kintoneでの業務をサポートするAIアシスタントをリリース◇  ショーケース<3909.T>が後場一段高となっている。正午ごろ、サイボウズ<4776.T>が提供する「kintone(キントーン)」での業務をサポートするAIアシスタント「Associate AI Hub for kintone」β版をリリースしたと発表しており、好材料視されている。  同サービスは、kintone内のアプリを作成したり、JavaScriptを活用した開発を可能にする、生成AIを活用したkintone専用のアシスタント機能。kintoneアプリの作成やプログラミングコードの生成など、これまでユーザーが行ってきた操作をAIが代理で実行することで複数の業務を並列に実行し効率化を推進。労働力不足などの社会課題の解消・軽減に貢献するとしている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/10 12:44 みんかぶニュース 個別・材料 ショーケースが後場一段高、kintoneでの業務をサポートするAIアシスタントをリリース◇  ショーケース<3909.T>が後場一段高となっている。正午ごろ、サイボウズ<4776.T>が提供する「kintone(キントーン)」での業務をサポートするAIアシスタント「Associate AI Hub for kintone」β版をリリースしたと発表しており、好材料視されている。  同サービスは、kintone内のアプリを作成したり、JavaScriptを活用した開発を可能にする、生成AIを活用したkintone専用のアシスタント機能。kintoneアプリの作成やプログラミングコードの生成など、これまでユーザーが行ってきた操作をAIが代理で実行することで複数の業務を並列に実行し効率化を推進。労働力不足などの社会課題の解消・軽減に貢献するとしている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/10 12:44 注目トピックス 日本株 M&A総研---大幅反落、M&A各社には手数料体系など情報開示要請迫る方向へ *12:40JST M&A総研---大幅反落、M&A各社には手数料体系など情報開示要請迫る方向へ M&A総研<9552>は大幅反落。本日は同社のほか、ストライク、M&Aキャピ、日本M&Aなど、M&A関連会社が揃って下落率の上位となっている。先週末には「新しい資本主義実現会議(第28回)」が開催され、実行計画改訂版案などが公表されている。この中で、M&A加速のために売り手・買い手が納得しやすい手数料水準を実現していく方向で具体的な検討を進めるとされ、手数料体系や報酬基準額等の支援機関に関する情報の開示の充実を図るとされている。 <ST> 2024/06/10 12:40 みんかぶニュース 個別・材料 ZUUが続伸、25年3月期は91%営業増益へ  ZUU<4387.T>が続伸している。前週末7日の取引終了後に発表した25年3月期連結業績見通しで、売上高29億800万円(前期比0.3%増)、営業利益2億2000万円(同91.3%増)と大幅営業増益を見込むことが好感されている。  「ZUU online」を中心とするメディア・プラットフォームを通して獲得したユーザー基盤に対して、子会社COOLによるファンド組成(金融商品)や同じく子会社ZUU Wealth Managementによるウェルスマネジメントサービス(金融商品仲介)などの子会社を活用した金融サービスの提供によって成長を目指すという。  なお、24年3月期決算は、売上高28億9900万円(前の期比14.7%減)、営業利益1億1500万円(同45.4%減)だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/10 12:39 注目トピックス 日本株 テリロジーHD---テリロジー、アイティーエムと共創でRapid7脆弱性リスク管理マネージドセキュリティサービスを提供 *12:36JST テリロジーHD---テリロジー、アイティーエムと共創でRapid7脆弱性リスク管理マネージドセキュリティサービスを提供 テリロジーホールディングス<5133>は7日、連結子会社のテリロジーが、さくらインターネット<3778>のグループ会社で、マネージドサービスプロバイダーを展開するアイティーエムと共創して、テリロジーが国内で販売するRapid7の脆弱性リスク管理のマネージドセキュリティサービス「MSS」を2024年6月7日より提供開始したことを発表した。昨今のサイバーセキュリティを取り巻く環境は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進やクラウドシフト等の加速に伴い、管理すべき資産の増加やデジタルサプライチェーンの拡大により複雑化したことで、サプライチェーンの弱点を悪用する攻撃が絶えることがない状況である。一方で、ITやセキュリティに精通した人材の不足が大きな問題となっている。今回、テリロジーでは、これらの課題を解決するため、アイティーエムがMSPサービスで培った24時間365日のシステム運用の知見とテリロジーが取り扱うクラウドセキュリティソリューションとサイバーセキュリティに関する技術力を融合することで、前回のSumo Logic次世代クラウドSIEMのMSSに続き、Rapid7の脆弱性リスク管理のMSSを提供開始する。テリロジーが提供するRapid7の脆弱性リスク管理のMSSは、InsightVMにて毎月検知された脆弱性に対して、テリロジーおよびアイティーエムのセキュリティ運用者が顧客に代わって、対策の優先順位付けがされたレポートを作成する。出力されたレポートは、顧客のシステム担当者毎に提供し、修復対応を支援するサービスである。テリロジーHDは、2023年5月に資本業務提携及び第三者割当増資の引き受けによりアイティーエムを持分法適用関連会社化している。 <SO> 2024/06/10 12:36 注目トピックス 日本株 LisB:「direct」は建設業のビジネスチャットとしてデファクトスタンダードになりつつある *12:35JST LisB:「direct」は建設業のビジネスチャットとしてデファクトスタンダードになりつつある LisB<145A>は、「現場」を持つ企業向けにビジネスチャット「direct」を中心とした現場DXサービスの開発・提供を行う。現場とは、建設業、流通小売業、インフラ業、運輸・交通業等の業界における現場のことを指す。「direct」は特に建設業において利用が広まっている。「ゲストモード」という特許取得済みの機能を有し、ユーザーはこの機能を用いることで、協力会社などの社外メンバーを「ゲスト」として「direct」に招待できる。このことから建設業界におけるビジネスチャットとしてデファクトスタンダードのポジションを得つつある。-directのユーザー数は20万アカウント以上であり、そのうち建設業従事者のIDは6割以上である。国内の建設業従事者は400万人程度いるとされ、普及余地は大きい。業績については24年度売上高は30%を超える増収予想となっている。今後数年は同水準のトップレベルの成長が見込まれ、営業利益率も現在の10%弱の水準から20%に向けて高まることが期待される。 <NH> 2024/06/10 12:35 みんかぶニュース 個別・材料 ベステラが続急伸、大型工事の進捗が想定上回り25年1月期業績予想を上方修正  ベステラ<1433.T>が続急伸している。前週末7日の取引終了後、25年1月期の連結業績予想について、売上高を100億円から110億円(前期比17.1%増)へ、営業利益を4億2000万円から5億円(同2.0倍)へ、純利益を3億5000万円から4億円(同73.1%増)へ上方修正したことが好感されている。  プラント解体の豊富な工事需要を背景に、受注状況は過去最高水準で推移していることに加えて、前期に受注した大型工事が想定を上回るペースで順調に進捗していることが要因。また、強みであるスクラップ取引において、工事中盤から終盤にかけてスクラップの搬出と共に利益額が大きく上振れる予定であることも寄与する。  なお、同時に発表した第1四半期(2~4月)決算は、売上高29億5800万円(前年同期比92.4%増)、営業利益1700万円(前年同期3500万円の赤字)、最終損益2900万円の赤字(同3100万円の赤字)だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/10 12:33 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均の上げ幅が300円突破  日経平均株価の上げ幅が300円を突破。12時32分現在、339.41円高の3万9023.34円まで上昇している。 株探ニュース 2024/06/10 12:33 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均が4日ぶり3万9000円台回復  日経平均株価が6日以来、4日ぶりに3万9000円台を回復した。12時32分現在、339.41円高の3万9023.34円まで上昇している。 株探ニュース 2024/06/10 12:33

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