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みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(前引け)=反発、半導体株冴えないものの個別株は7割超上昇
9日前引けの日経平均株価は前営業日比106円40銭高の3万9197円57銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は8億9737万株、売買代金概算は1兆8932億円。値上がり銘柄数は1222、対して値下がり銘柄数は372、変わらずは50銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は方向感が定まらず、日経平均は朝高後に値を消しマイナス圏に沈んだが、その後に買い直され結局前週末終値を100円あまり上回る水準で前場の取引を終えている。前週末の米国株市場ではハイテク株が買われ、ナスダック総合株価指数は最高値を更新したが、東京市場ではその流れを引き継いだものの上値も重い展開に。半導体の主力銘柄に売りが目立ち、全体相場の上値を重くしている。ただ、中小型株は相対的に強さを発揮しており、プライム市場の値上がり銘柄数は全体の74%を占めた。
個別ではIHI<7013.T>が商いを膨らませ上昇、ソフトバンクグループ<9984.T>も上値を指向した。リクルートホールディングス<6098.T>も堅調。任天堂<7974.T>が強さを発揮した。エラン<6099.T>、セレス<3696.T>が大幅高、楽天グループ<4755.T>も物色人気に。半面、ディスコ<6146.T>、アドバンテスト<6857.T>などが安く、サンリオ<8136.T>も売られた。古河電気工業<5801.T>も冴えない。アインホールディングス<9627.T>が急落、低位株では日本駐車場開発<2353.T>も大きく値を下げた。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/09 11:48
注目トピックス 日本株
日駐---大幅続落、第1四半期順調決算だが出尽くし感先行
*11:48JST 日駐---大幅続落、第1四半期順調決算だが出尽くし感先行
日駐<2353>は大幅続落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は19.6億円で前年同期比16.4%増となっている。主力の駐車場事業が堅調推移のほか、テーマパーク事業が大幅に改善する形に。サプライズは限定的といえ、据え置きの上半期計画37億円、同12.9%増に対しても順調な推移とみられるが、9月の決算発表後に株価は上昇し、今期業績拡大に対する期待感は織り込まれていたため、出尽くし感が先行する状況のようだ。
<ST>
2024/12/09 11:48
注目トピックス 日本株
エターナルG---大幅続落、第1四半期は営業減益決算に
*11:48JST エターナルG---大幅続落、第1四半期は営業減益決算に
エターナルG<3193>は大幅続落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は7.3億円で前年同期比2.9%減となっている。上半期計画は18.2億円で同9.4%増、通期では40億円で前期比23.2%増であるため、低調なスタートと受けとめられる形のようだ。月次売上高は順調な推移が続いているものの、計画比では下振れ推移の状況とみられる。前期は既存店売上高が21.6%増であったものの、ここ3カ月間は増収率が1ケタ台にとどまっている。
<ST>
2024/12/09 11:48
注目トピックス 日本株
アインHD---大幅続落、上半期営業益は計画比下振れ着地に
*11:44JST アインHD---大幅続落、上半期営業益は計画比下振れ着地に
アインHD<9627>は大幅続落。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は58.7億円で前年同期比32.9%減となり、従来予想の67.7億円を下振れ着地に。第1四半期決算時には66.4億円から67.7億円に小幅ながら上方修正していたため、下振れ決算にネガティブなインパクト。ファーマシー事業の粗利益率が計画比で低下する形に。第1四半期決算時に上方修正した通期予想194億円、前期比5.2%減は据え置いているものの、下振れも意識される状況に。
<ST>
2024/12/09 11:44
個別銘柄テクニカルショット
ヤマハ発---マドを空けての上昇で25日線を突破する場面も
*11:44JST <7272> ヤマハ発 1341 +28.5
堅調。11月7日につけた戻り高値1415円をピークに調整を継続していたが、75日線を支持線とした底堅さがみられるなか、本日はマドを空けての上昇で25日線を突破する場面もみられた。25日線を支持線に変えてくるようだと、1380円辺りで推移している200日線が次のターゲットになりそうである。
<FA>
2024/12/09 11:44
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買代金ランキング=9日前引け
9日前引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。
売買代金
銘柄名 売買代金 増加率(%) 株価
1. <1570> 日経レバ 65483 2.4 27205
2. <1360> 日経ベア2 9119 17.8 291.9
3. <1458> 楽天Wブル 6104 -27.1 32170
4. <1321> 野村日経平均 5630 16.8 40670
5. <1579> 日経ブル2 5508 -20.0 292.2
6. <1459> 楽天Wベア 4866 33.5 479
7. <1306> 野村東証指数 2051 34.5 2871.0
8. <1540> 純金信託 1750 -4.1 11985
9. <1343> 野村REIT 1576 236.0 1759.0
10. <1357> 日経Dインバ 1429 -35.5 119
11. <2621> iS米20H 1127 38.1 1223
12. <1365> iF日経Wブ 1117 6.2 41850
13. <1568> TPXブル 913 -3.2 468.1
14. <2244> GXUテック 730 257.8 2382
15. <2869> iFナ百Wブ 683 33.7 50090
16. <1655> iS米国株 487 16.2 659.1
17. <1476> iSJリート 475 509.0 1689
18. <1346> MX225 474 25.1 40710
19. <1330> 日興日経平均 465 2.4 40680
20. <1545> 野村ナスH無 453 -3.4 32770
21. <1615> 野村東証銀行 447 136.5 382.2
22. <1489> 日経高配50 446 67.7 2258
23. <1320> iF日経年1 404 -28.5 40510
24. <1329> iS日経 380 14.1 40760
25. <2644> GX半導日株 377 -24.8 1705
26. <2865> GXNカバコ 330 52.1 1198
27. <2563> iS米国株H 326 -58.5 343.3
28. <1358> 日経2倍 316 -1.9 51080
29. <1398> SMDリート 292 812.5 1676.5
30. <2516> 東証グロース 289 -18.4 503.6
31. <2038> 原油先Wブル 281 58.8 1677
32. <1597> MXJリート 271 4.6 1678.0
33. <2569> 日興NQヘ有 239 35.0 3351.0
34. <1356> TPXベア2 219 -29.1 319.6
35. <1671> WTI原油 218 129.5 2916
36. <2558> MX米株SP 206 126.4 26205
37. <1547> 日興SP5百 204 78.9 9977
38. <1475> iSTPX 202 -64.2 282.8
39. <2248> iFSP有 197 337.8 46670
40. <2559> MX全世界株 197 223.0 21485
41. <1326> SPDR 178 -9.2 36680
42. <1348> MXトピクス 177 471.0 2864.0
43. <1308> 日興東証指数 175 30.6 2839
44. <1678> 野村インド株 169 -54.9 364.2
45. <2845> 野村ナスH有 150 66.7 2756.0
46. <1571> 日経インバ 146 30.4 578
47. <2840> iFEナ百無 140 438.5 29935
48. <2631> MXナスダク 132 -17.5 23220
49. <1557> SPDR5百 129 11.2 91200
50. <1660> MX高利Jリ 129 279.4 9381
※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日前引けに比べた増減率(%)
株探ニュース
2024/12/09 11:35
みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・9日>(前引け)=エルテス、TDCソフト、yutori
エルテス<3967.T>=マド開け急伸。700円台を回復し今月2日につけた戻り高値688円を払拭した。SNSでの炎上対策などリスク管理を行うネットセキュリティービジネスを手掛けるほか、地方自治体向けDX支援ビジネスで高水準の需要を獲得している。スマートシティー化推進などでカギを握る企業としてマーケットの注目度が高まっている。25年2月期営業利益は前期比81%増の3億3000万円を会社側では見込んでいる。株主還元にも抜かりなく、11月19日に創業20周年記念の株主優待発表を好感し人気化した経緯がある。
TDCソフト<4687.T>=大幅高で約4カ月半ぶりに上場来高値更新。同社は金融機関や流通業界向けを中心に自社開発のクラウドサービスやデータ分析で実績が高い。金融ITソリューション分野だけでなく、公共法人ITソリューションにも傾注し、官公庁向け開発案件などが好調で業績に貢献している。25年3月期を最終年度とする中期計画を期初に上方修正したが、業績は更に会社側想定を上回り、11月には再上方修正を発表。今期営業利益段階で47億5000万円(前期比25%増)を見込んでいる。
yutori<5892.T>=大幅続伸。若年層向けアパレルの企画・販売を手掛け、SNSを活用した販売戦略に強みを持っている。前週末6日取引後に発表した11月の売上高は前年同月比2.3倍と大幅な伸びを達成、これが株価を強く刺激する格好となった。気温の低下に伴って秋冬物が好調だったほか、冬物アウターの販売が加速した。株価は11月中旬以降の大幅な調整で安値圏に位置していたこともあって、目先リバウンド狙いの買いを呼び込んでいる。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/09 11:34
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は下げ渋り、149円台後半に顧客筋などのドル買い興味残る
*11:33JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、149円台後半に顧客筋などのドル買い興味残る
9日午前の東京市場で米ドル・円は149円90銭台で推移。150円10銭から149円69銭まで売られたが、リスク回避的なドル売り・円買いは一巡。150円台に戻す可能性が高まっている。ユーロ・ドルは伸び悩み、1.0546ドルから1.0571ドルで推移。ユーロ・円は伸び悩み、158円55銭から158円02銭まで値下がり。
<MK>
2024/12/09 11:33
みんかぶニュース 市況・概況
東証グロース(前引け)=値上がり優勢、GreenB、ジィ・シィが一時S高
9日前引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数347、値下がり銘柄数186と、値上がりが優勢だった。
個別ではGreenBee<3913>、ジィ・シィ企画<4073>が一時ストップ高と値を飛ばした。フィスコ<3807>、シェアリングテクノロジー<3989>、ジーニー<6562>、ビズメイツ<9345>、アルファポリス<9467>は年初来高値を更新。トラース・オン・プロダクト<6696>、エルテス<3967>、ARアドバンストテクノロジ<5578>、KIYOラーニング<7353>、網屋<4258>は値上がり率上位に買われた。
一方、Will Smart<175A>、ライスカレー<195A>、Terra Drone<278A>、TMH<280A>、サンクゼール<2937>など16銘柄が年初来安値を更新。フルッタフルッタ<2586>、HANATOUR JAPAN<6561>、アイズ<5242>、フレアス<7062>、サイフューズ<4892>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2024/12/09 11:33
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買動向=9日前引け、iFEナ百有、GXLE日株が新高値
9日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比3.4%増の1220億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同0.4%増の1019億円だった。
個別ではグローバルX ゲーム&アニメ-日本株式ETF <2640> 、グローバルX デジタル・イノベーション-日本株式ETF <2626> 、NEXT FUNDSドイツ株式・DAX <2860> 、NZAM 上場投信 S&P500 <2086> 、iFreeETF NASDAQ100 レバレッジ <2869> など16銘柄が新高値。iFreeETF S&P500 インバース <2238> 、SMDAM 東証REIT指数 <1398> 、iFreeETF NASDAQ100インバース <2842> 、iFreeETF NASDAQ100 ダブルインバース <2870> 、グローバルX レジデンシャル・J-REIT ETF <2097> など14銘柄が新安値をつけた。
日経平均株価が106円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金654億8300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均712億8700万円を下回った。
その他の日経平均ETFでは日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が91億1900万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が61億400万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が56億3000万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が55億800万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が48億6600万円の売買代金となった。
株探ニュース
2024/12/09 11:32
みんかぶニュース 市況・概況
東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、日本ラッドがS高
9日前引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数816、値下がり銘柄数471と、値上がりが優勢だった。
個別では日本ラッド<4736>がストップ高。テクノ菱和<1965>、アーバネットコーポレーション<3242>、No.1<3562>、アセンテック<3565>、リミックスポイント<3825>など24銘柄は年初来高値を更新。ネクスグループ<6634>、岡野バルブ製造<6492>、GFA<8783>、Speee<4499>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は値上がり率上位に買われた。
一方、ウエストホールディングス<1407>、ケア21<2373>、テクニスコ<2962>、ハピネス・アンド・ディ<3174>、メディカル一光グループ<3353>など19銘柄が年初来安値を更新。SMN<6185>、アイサンテクノロジー<4667>、ユーラシア旅行社<9376>、グッドライフカンパニー<2970>、大和コンピューター<3816>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2024/12/09 11:32
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均9日前引け=反発、106円高の3万9197円
9日前引けの日経平均株価は反発。前週末比106.40円(0.27%)高の3万9197.57円で前場の取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は1219、値下がりは371、変わらずは51と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回った。
日経平均プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を45.28円押し上げ。次いでSBG <9984>が38.67円、リクルート <6098>が28.61円、ソニーG <6758>が10.85円、ファナック <6954>が9.86円と続いた。
マイナス寄与度は104.43円の押し下げでアドテスト <6857>がトップ。以下、東エレク <8035>が9.37円、第一三共 <4568>が7.5円、ZOZO <3092>が6.08円、TDK <6762>が3.95円と並んだ。
業種別では33業種中26業種が値上がり。1位はサービスで、以下、空運、情報・通信、ガラス・土石が続いた。値下がり上位には鉱業、石油・石炭、保険が並んだ。
株探ニュース
2024/12/09 11:31
みんかぶニュース 市況・概況
◎9日前場の主要ヘッドライン
・トラースOPが急騰、全セグメントで伸長し第3四半期営業利益は黒字転換
・TDCソフトが約4カ月半ぶりに上場来高値更新、金融・公共ITソリューション絶好調
・エルテスが急騰、スマートシティー化で期待され今期業績も8割営業増益見込む
・カナモトが3日続伸、好決算や自社株買いなど好感
・楽天グループがカイ気配スタート、楽天モバイル30GBプラン1年無料の株主優待実施へ
・ユトリはカイ気配スタートで大幅高、11月の売上高が前年同月比2.3倍化
・ニチリョクはカイ気配スタート、JA全農と業務提携
・ソフトバンクG買い優勢、ナスダック最高値圏で頑強展開続き自社株買いも安心材料に
※ヘッドラインは記事配信時点のものです
出所:MINKABU PRESS
2024/12/09 11:31
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 12月09日 11時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(3350) メタプラ 東証スタンダード
(6727) ワコム 東証プライム
(4755) 楽天グループ 東証プライム
(6629) Tホライゾン 東証スタンダード
(7832) バンナムHD 東証プライム
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(6920) レーザーテク 東証プライム
(6702) 富士通 東証プライム
(7865) ピープル 東証スタンダード
(4705) クリップ 東証スタンダード
(6540) 船場 東証スタンダード
出所:MINKABU PRESS
2024/12/09 11:30
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略: カナモトや丸一鋼管などに注目
*11:28JST 個別銘柄戦略: カナモトや丸一鋼管などに注目
先週末6日の米株式市場でNYダウは123.19ドル安の44,642.52、ナスダック総合指数は159.05pt高の19,859.77、シカゴ日経225先物は大阪日中比305円高の39,335円。為替は1ドル=150.00-10円。今日の東京市場では、営業利益が前期21.8%増・今期3.6%増予想で発行済株式数の2.54%上限の自社株買いと中期経営計画を発表したカナモト<9678>、発行済株式数の6.76%上限の自社株買いを発表した丸一鋼管<5463>、1株を3株に分割すると発表したユニチャーム<8113>、11月の売上高が0.1%増で3カ月ぶりに前年比プラスを回復したシュッピン<3179>、東証スタンダードでは、上期営業利益が0.01億円と第1四半期の1.15億円の赤字から黒字に転じたインスペック<6656>、全国農業協同組合連合会と業務提携したと発表したニチリョク<7578>などが物色されそうだ。一方、第1四半期営業利益が5.9%減となったアイル<3854>、同じく2.9%減となったエターナルG<3193>、上期営業利益が32.9%減と第1四半期の23.6%減から減益率が拡大したアインHD<9627>、東証スタンダードでは、第1四半期営業利益が29.5%減となった大和コン<3816>、24年10月期業績と配当見込みを下方修正したミロク<7983>、25年1月期業績予想を下方修正したトミタ電機<6898>、30万100株の株式売出しと4万5000株上限のオーバーアロットメントによる売出し・発行済株式数の1.615上限の自社株買いを発表した大成温調<1904>などは軟調な展開が想定される。
<CS>
2024/12/09 11:28
みんかぶニュース 為替・FX
午前:債券サマリー 先物は続伸、長期金利は1.030%に低下
9日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸した。前週末の米債券市場で長期債価格が上昇(金利が低下)した流れを引き継いだ。
前週末6日発表の米11月雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比で22万7000人増と、市場予想を上回って着地した。10月分も上方改定された。半面、失業率は前月比0.1ポイント上昇の4.2%と雇用環境の悪化が示された。公表後、米連邦準備制度理事会(FRB)が今月開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに踏み切るとの見方が強まり、債券選好の流れとなった。
日銀は9日午前、定例の国債買い入れオペを通告した。対象は「残存期間1年超3年以下」と「同5年超10年以下」、「同25年超」の3本で、オファー額は計画通りとなった。期近物の12月限から期先物の3月限へのロールオーバーを目的とした売買が活発化に向かう局面にあって、先物は一時143円39銭まで上昇した。
先物12月限は前営業日比23銭高の143円34銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は、同0.015ポイント低下の1.030%に水準を切り下げた。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/09 11:27
みんかぶニュース 個別・材料
化工機が3日続伸、猪名川流域下水道原田処理場3系ガスホルダ設備更新工事を受注
三菱化工機<6331.T>が3日続伸している。この日、大阪府豊中市上下水道局から猪名川流域下水道原田処理場3系ガスホルダ設備更新工事を受注したと発表しており、好材料視されている。
猪名川流域下水道原田処理場は、大阪府、兵庫県の境を流れる猪名川の水質を保全するため、両府県の6市2町の下水を処理する施設で、今回、同社は3系汚泥処理施設内のガスホルダ設備の改築更新及び1・2系汚泥処理施設内のガスプラント設備の撤去を行う。契約金額は13億3100万円で、工期は24年11月から27年2月を予定している。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/09 11:26
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は下げ渋り、150円台に戻す可能性
*11:21JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、150円台に戻す可能性
9日午前の東京市場で米ドル・円は149円90銭台で推移。150円10銭から149円69銭まで売られたが、リスク回避的なドル売り・円買いは一巡。150円台に戻す可能性が高まっている。ユーロ・ドルは伸び悩み、1.0546ドルから1.0571ドルで推移。ユーロ・円は伸び悩み、158円55銭から158円03銭まで値下がり。
<MK>
2024/12/09 11:21
みんかぶニュース 個別・材料
トラースOPが急騰、全セグメントで伸長し第3四半期営業利益は黒字転換
トラース・オン・プロダクト<6696.T>が急騰している。前週末6日の取引終了後に発表した第3四半期累計(2~10月)単独決算が、売上高2億9100万円(前年同期比48.5%増)、営業利益700万円(前年同期7500万円の赤字)、最終利益500万円(同8200万円の赤字)と黒字転換したことが好感されている。
ホスピタリティ市場からの引き合いの増加などでSTB(セットトップボックス)やサーバーなどの受注案件が増加。TRaaS事業で美容サロンサイネージビジネスが23年3月末にサービス終了した影響による減少分を、AI電力削減ソリューション「AIrux8」、流通小売店舗を対象としたDX店舗活性プロダクト「店舗の星」、デジタルサイネージプラットフォーム「CELDIS」などの積み上げでカバーしたことや、テクニカルサービス事業でシステム開発案件の受注が堅調に推移していることも寄与した。
なお、25年1月期通期業績予想は、売上高4億1000万円(前期比32.3%増)、営業利益400万円(前期6900万円の赤字)、最終利益100万円(同8500万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/09 11:20
みんかぶニュース 個別・材料
ワッツは3日ぶり反発、100円ショップの11月既存店プラス継続
ワッツ<2735.T>は3日ぶり反発。前週末6日取引終了後、11月度の月次動向を発表。100円ショップ直営の既存店売上高は前年同月比4.0%増とプラス基調を維持した。100円ショップ直営の全店ベースでは同2.9%増となり、2カ月ぶりにプラスに転じた。これが好感されている。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/09 11:20
みんかぶニュース 個別・材料
ミロクが大幅に6日続落し年初来安値更新、猟銃事業で減損発生し前期は一転最終赤字で着地へ
ミロク<7983.T>が大幅安で6日続落し、年初来安値を更新した。前週末6日の取引終了後に24年10月期の連結業績に関し、最終損益が従来の黒字予想から一転、22億9400万円の赤字(前の期は4億8100万円の最終黒字)で着地したようだと開示した。期末配当予想は8円減額の2円に見直しており、ネガティブ視されたようだ。
24年10月期の売上高は計画を7億8200万円下回る109億1800万円(前の期比8.2%減)で着地したもよう。猟銃事業では受注は堅調だった一方、製造工程の不具合発生などが響いた。工作機械事業は主要部門の販売が予想を下回った。加えて、猟銃事業を手掛ける子会社で固定資産の減損損失として16億6900万円を特別損失に計上。繰延税金資産2億3900万円の取り崩しも赤字幅を拡大させる要因となる。年間配当予想は前の期比33円減配の12円となる。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/09 11:12
みんかぶニュース 個別・材料
スパークスが反発、11月末運用資産残高は2.2%増と順調に積み上がる
スパークス・グループ<8739.T>が反発している。前週末6日の取引終了後に発表したグループ全体の運用資産残高が前月比405億円増(2.2%増)の1兆9117億円と順調に積み上がったことが好感されている。主に日本株式が増加した。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/09 11:09
みんかぶニュース 市況・概況
9日中国・上海総合指数=寄り付き3402.6288(-1.4476)
9日の中国・上海総合指数は前営業日比1.4476ポイント安の3402.6288で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/09 11:08
みんかぶニュース 為替・FX
債券:先物、前場終値は前営業日比23銭高の143円34銭
債券市場で、先物12月限の前場終値は前営業日比23銭高の143円34銭だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/09 11:06
新興市場スナップショット
レナサイエンス---一時大幅高、25年3月期純損益は黒字確保の予想に
*11:06JST <4889> レナサイエンス 299 +8
一時大幅高。前週末取引終了後に、25年3月期業績予想を修正している。純損益は0.46億円の黒字予想と、前回予想の0.91億円の赤字予想から黒字予想となった。前期は2.58億円の赤字だった。AMEDの医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)が24年11月に終了したことに伴い、その債務減額(担保としての銀行預金解除)に伴う債務免除益を特別利益に計上することが要因。ただ、営業損益は前回予想の2.57億円の赤字から2.67億円の赤字へと小幅だが下方修正となっており、株価の上値は重い。
<ST>
2024/12/09 11:06
注目トピックス 日本株
酒井重 Research Memo(6):2025年3月期の年間配当は103.0円へ修正
*11:06JST 酒井重 Research Memo(6):2025年3月期の年間配当は103.0円へ修正
■株主還元策酒井重工業<6358>は、長期にわたり安定的な経営基盤の確保に努めるとともに、配当についても安定的な配当の継続を重視する考えだ。業績と健全な財務体質に裏付けられた成果の配分を基本方針とし、配当政策と自己株式の取得を行っている。既述のとおり、中期的な株主還元方針として、ROE3%未満の場合は配当性向100%、ROE3~6%の場合はDOE3%、ROE6%超の場合は配当性向50%の還元を行うことを宣言している。また、2026年3月期までに5~20億円規模を上限とした機動的な自己株式取得の実施を検討している。この配当政策に基づき、年間配当※として2023年3月期は100.0円(配当性向49.9%)、2024年3月期は142.5円(同49.6%)を行い2025年3月期についても当初は107.5円(同49.9%)を予定していた。しかし、通期の業績見通しを下方修正し、予想ROEが5.8%となることから、基本方針(ROE6.0%以下の場合はDOE3.0%)に沿って、通期での年間配当を103.0円に下方修正した。※ 同社は、2024年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っており、過去の配当についても遡及して修正している。自己株式の取得については2022年3月期に130,000株(340百万円)を行ったが、今後については現時点では未定としている。このように、ROEの改善に向けて明白な資本政策を発表し、それに沿った株主還元を実行している同社の姿勢は、評価に値すると言える。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<HN>
2024/12/09 11:06
注目トピックス 日本株
酒井重 Research Memo(5):重要戦略における数値目標は2026年3月期に売上高300億円、営業利益31億円
*11:05JST 酒井重 Research Memo(5):重要戦略における数値目標は2026年3月期に売上高300億円、営業利益31億円
■中期の成長戦略酒井重工業<6358>は、2021年6月に2026年3月期を最終年度とする「中期的な経営方針」を発表した。最終目標として「企業価値・株主価値の向上」を掲げ、これを達成するために「事業の成長戦略」と「効率的な資本戦略」を推進している。定量的な目標としては、2026年3月期に売上高300億円、営業利益31億円、ROE8.0%を達成し、安定的に配当性向50%を維持することを目指す。売上高、営業利益ともに2024年3月期に目標を上回ったが、進行中の2025年3月期が減収減益予想であることから、現時点でこれらの数値目標は据え置いた。1. 事業戦略(1) 国内市場:安定化及び次世代事業開発による付加価値創造ロードローラの国内市場は既に成熟期にあることに加えて同社のシェアも高いことから、既存製品に新たな付加価値(高機能等)を付けること、つまり次世代事業開発による成長を目指す。(2) 海外市場:シェア拡大と事業領域の拡大海外市場においては、需要が拡大している地域(国)が多いこと、また同社のシェアも低いことから成長の余地は大きい。このため、既存市場の深耕と事業領域の拡大の2つの戦略により成長を目指す。2. 資本戦略資本政策の基本方針はROE8.0%を目標としている。そのために株主還元の実施による、株主価値の向上(資本効率の改善)を掲げている。一般的に、ROEの向上のためには2つの改善が必要である。1つは言うまでもなく親会社株主に帰属する当期純利益の改善(上昇)であるが、もう1つは株主資本の抑制(必要以上に株主資本を増加させない、あるいは減少させること)である。同社では、事業利益向上のために既述の事業戦略を推進しているが、同時に必要以上に株主資本を増加させないために、「ROE3%を下回る場合は配当性向100%の還元」「ROE3~6%の場合はDOE3%の還元」「ROE6%を超えた場合は配当性向50%の還元」とする配当政策を実行している。自己株式の取得については、2026年3月期までに5~20億円規模を上限とした機動的な自己株式の取得を行う予定である。また、投資有価証券についても、事業戦略の観点から見直しを進めている。なお、成長投資については、投下資本利益率(ROIC)を重視しレバレッジの活用も検討する。3. 中期経営方針:KPIの進捗状況中期経営方針で発表した主なKPIの進捗状況は、下方修正後の通期業績予想では、売上高272億円、ROE5.8%と、売上高、ROEともに目標未達となる見通しだ。前期の収益構造改善には、価格改定の浸透と輸送費正常化に加え、円安など実力以外の上振れ要因が含まれているため、今後はROE8.0%を継続的に達成可能な収益構造を目指す。4. ESGの取り組み同社は、ESGに対しても積極的に取り組んでおり、様々な施策を推進している。特に足元では、下記の施策を進めている。(1) 建設機械のCO2排出量削減2024年10月より、本田技研工業<7267>製着脱式可搬バッテリーを採用した電動ハンドガイドローラHV620evoの販売を開始した。製品の普及を促進するため、2026年3月期に国土交通省が創設した「GX建設機械認定制度※」の認定取得を目指している。※ カーボンニュートラルに資するGX(グリーントランスフォーメーション)建設機械の普及を促進し、建設施工において排出される二酸化炭素の低減を図るとともに、地球環境保全に寄与することを目的として、国土交通省が開始した制度。環境省による補助金の対象となる。(2) インドネシアにおける道路建設への貢献と事業領域の拡大JICAの「ビジネス化実証事業」として、インドネシア国内において、日本の道路補修技術であるCAE工法(路上路盤再生工法)の基準化認定取得に向けた取り組みを展開中で、2025年3月期中のインドネシア政府の認定取得に向け、活動中である。インドネシアの道路インフラ整備へ貢献するとともに、CAE工法に使用されるP.T.SAKAI INDONESIA製造のスタビライザの販売拡大を目指す。(3) 政策保有株式縮減に向けた取り組み2025年3月期第1四半期に「政策保有株式に関する方針」の見直しを行い、政策保有株式残高を連結純資産の20%未満とする方針を明記するとともに、政策保有株式の一部売却を実施した。2025年3月期第2四半期中に332百万円を売却し、2024年9月末の政策保有株式残高は5,358百万円、対連結純資産比率は17.8%となった(2024年3月末5,993百万円、同20.5%)。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<HN>
2024/12/09 11:05
注目トピックス 日本株
酒井重 Research Memo(4):2025年3月期予想は下方修正し、前期比47.6%の営業減益を見込む
*11:04JST 酒井重 Research Memo(4):2025年3月期予想は下方修正し、前期比47.6%の営業減益を見込む
■酒井重工業<6358>の今後の見通し● 2025年3月期の業績見通し2025年3月期の連結業績は、売上高で27,200百万円(前期比17.6%減)、営業利益で1,740百万円(同47.6%減)、経常利益で1,700百万円(同48.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益で1,700百万円(同30.3%減)と見込んでおり、期初予想(売上高33,000百万円、営業利益2,730百万円)から下方修正した。上期の業績は期初予想に対し減収増益であったが、下期についても引き続き世界の建設機械市場で調整局面が続く見通しとなったことから、前回発表の通期業績予想値を下方修正した(前提となる下期の為替レートは、米ドル140円で換算)。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<HN>
2024/12/09 11:04
みんかぶニュース 市況・概況
◎午前11時現在の値上がり値下がり銘柄数
午前11時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は1239、値下がり銘柄数は354、変わらずは50銘柄だった。業種別では33業種中28業種が上昇。値上がり上位にサービス、情報・通信、その他製品、金属製品、ガラス・土石など。値下がりで目立つのは鉱業、石油・石炭など。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/09 11:03
注目トピックス 日本株
酒井重 Research Memo(3):2025年3月期第2四半期は主要顧客の投資抑制で37.4%の営業減益
*11:03JST 酒井重 Research Memo(3):2025年3月期第2四半期は主要顧客の投資抑制で37.4%の営業減益
■酒井重工業<6358>の業績動向1. 2025年3月期第2四半期の業績概要2025年3月期第2四半期の連結業績は、売上高が14,385百万円(前年同期比14.3%減)、営業利益が1,231百万円(同37.4%減)、経常利益が1,178百万円(同44.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益が1,302百万円(同15.1%減)となった。親会社株主に帰属する四半期純利益の減益幅が小さいのは、特別利益として投資有価証券売却益288百万円を計上したことによる。売上総利益率は、価格改定効果や円安などにより30.1%(前年同期は29.9%)と前年同期比0.2ポイント改善したものの減収により売上総利益は4,329百万円(同13.6%減)となった。一方で販管費が増加(同1.7%増)したことから、営業利益は37.4%の減益となった。2. 地域区分別の動向地域区分別売上高では、国内は国土強靭化加速化対策を背景に市場環境は堅調であったが、度重なる価格改定や建設業界における残業規制などから主要顧客である建機レンタル会社の設備投資が足踏み傾向となり、前年同期比11.0%減の6,628百万円となった。海外は同16.9%減の7,757百万円となった。北米ではインフラ投資法を背景とした道路建設投資の拡大により最終需要は堅調であったが、金利の高止まりの影響もあり主要ディーラーの在庫調整により売上高は同16.2%減の3,782百万円となった。減収ではあったが、販売価格改定と輸送費正常化に加え、円安効果もあり増益となった。一方でアジア向けは、インドネシアで大統領選挙等の影響もあり需要が低迷、さらにその他のASEAN市場(主にタイ、ベトナム)でも需要が減速したことから同13.1%減の3,451百万円となった。その他市場向けも同38.6%減の523百万円と低調に推移した。財務基盤は堅固、手元の現金及び預金は6,567百万円と潤沢。さらなる財務負担軽減のため在庫調整を進める3. 財務状況2025年3月期第2四半期末の財務状況については、流動資産は前期末比934百万円減の27,702百万円となった。主な要因は、現金及び預金の減少1,815百万円、受取手形及び売掛金(電子記録債権を含む)の減少763百万円、棚卸資産の増加1,140百万円による。固定資産は同135百万円減の15,464百万円となったが、主な要因は、有形固定資産の増加255百万円、無形固定資産の増加306百万円、投資その他の資産の減少696百万円(主に投資有価証券の減少637百万円)による。この結果、資産合計は同1,069百万円減の43,167百万円となった。棚卸資産が増加しているが、同社では「まだ水準としてはやや高いので、適正な在庫水準へ調整中」と述べている。負債合計は前期末比2,030百万円減の13,040百万円となったが、主な要因は、流動負債のうち買掛債務(支払手形及び買掛金、電子記録債務)の減少945百万円、短期借入金の減少886百万円、固定負債の増加39百万円による。純資産合計は同960百万円増の30,126百万円となったが、主に利益剰余金の増加473百万円、その他有価証券評価差額金の減少415百万円、為替換算勘定の増加812百万円による。この結果、2025年3月期第2四半期末の自己資本比率は69.6%(前期末は65.8%)となった。2025年3月期第2四半期末の正味運転資本(売上債権+棚卸資産−仕入債務)は前年同期末比1,826百万円増の14,354百万円となった。主に、売上債権の減少1,540百万円、棚卸資産の増加693百万円、仕入債務の減少2,673百万円による。建設機械市場が調整期を迎えたことにより、売上高/棚卸資産回転数は、前年同期比0.41回減の2.60回に低下した。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<HN>
2024/12/09 11:03