新着ニュース一覧
新興市場スナップショット
弁護士コム---大幅に続伸、東海東京が「アウトパフォーム」、目標株価6200円でカバレッジ開始
*13:30JST <6027> 弁護士コム 3675 +405
大幅に続伸。東海東京インテリジェンス・ラボがレーティング「アウトパフォーム」、目標株価6200円(前日終値3270円)で新規にカバレッジを開始している。「生成AI搭載プロダクトのマネタイズを期待」などと評価した上で、営業利益予想について25年3月期は17.64億円(会社計画は17.00億円)、26年3月期は27.86億円、27年3月期は38.41億円との見通しを示している。
<ST>
2024/07/03 13:30
みんかぶニュース 個別・材料
i-plugが後場急落、6月受注高が前年実績下回る
i-plug<4177.T>が後場急落している。正午ごろに発表した新卒オファー型就活サービス「OfferBox」の6月度の主要KPI(速報)で、主力の早期定額型の受注高が前年同月比12.3%減の5億3500万円、成功報酬型が同25.0%減の9300万円となり、両サービスともに受注高が減少したことが嫌気されている。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/03 13:20
みんかぶニュース 個別・材料
サイステップは動意、子会社IPOに関する効力発生通知を受領
サイバーステップ<3810.T>は動意づいている。正午ごろ、音響制作やVチューバー運営を手掛ける子会社BloomZ(持ち株比率40.232%)について、7月1日に米証券取引委員会(SEC)からIPOに関する効力発生通知を受領したと発表した。これが買い材料視されている。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/03 13:11
みんかぶニュース 個別・材料
タカキューが上げ幅を拡大、6月既存店売上高が7カ月ぶり前年上回る
タカキュー<8166.T>が上げ幅を拡大している。午後1時ごろに発表した6月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比9.6%増となり、7カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されている。前年に比べて休日が多かった影響もあり、客数が同7.4%増となったことに加えて、客単価も同2.0%増と伸長した。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/03 13:09
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小動き、米経済指標にらみ
*13:09JST 東京為替:ドル・円は小動き、米経済指標にらみ
3日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、161円60銭台でのもみ合い。明日の米休場前に今晩の経済指標が注目され、足元は様子見ムードが広がりやすい。底堅い米10年債利回りと日経平均株価の強含みで、ドル買い・円売りの地合いが続いている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は161円39銭から161円64銭、ユーロ・円は173円47銭から173円69銭、ユーロ・ドルは1.0740ドルから1.0754ドル。
<TY>
2024/07/03 13:09
みんかぶニュース 個別・材料
大黒屋が一時60%超す上昇、中期経営計画を材料視
大黒屋ホールディングス<6993.T>が買われ、前日比で一時60%を超す上昇となった。同社は3日午前8時45分、連結子会社の大黒屋の中期経営計画を公表した。子会社の大黒屋は29年3月期に売上高を874億2100万円(25年3月期見通しは156億6600万円)、最終利益を76億9100万円(同1億9900万円)に伸ばす計画。中期計画期間中に急速に事業を成長させる方針を示しており、買いを集めたようだ。未進出の政令指定都市や中核都市を候補地として中古ブランド品の買い取り専門店の新規出店を進め、個人仕入れの拡大を図る。他社との提携も軌道に乗せ、成長を加速していく。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/03 13:08
注目トピックス 日本株
三洋化成工業---慢性創傷の治療に人工タンパク質シルクエラスチン(R)の高い安全性・有効性を確認
*13:07JST 三洋化成工業---慢性創傷の治療に人工タンパク質シルクエラスチン(R)の高い安全性・有効性を確認
三洋化成工業<4471>は1日、同社と、京都大学医学部附属病院形成外科 森本尚樹教授ら(以下、京大病院)は、慢性創傷の治療に人工タンパク質シルクエラスチン(R)の高い安全性・有効性を確認したと発表。2021年7月より実施していた企業治験において安全性と有効性の両面で良好な結果を得られた。今回の治験結果を受け、同社は慢性創傷の治療材シルクエラスチン(R)スポンジの製造販売承認の申請を行い、来年度の実用化を目指す。近年、糖尿病患者の増加あるいは高齢化に伴い、糖尿病性皮膚潰瘍等に代表される治りにくい創傷(慢性創傷)の増加が問題となっている。慢性創傷ではさまざまな原因で治癒が遅れることで、細菌に感染し、更に治癒が遅れる悪循環になりやすいことが知られている。開発した新規治療材料は人工タンパク質シルクエラスチン(R)で作製されたもので、これまでに、感染しやすい慢性創傷に対して、動物実験等での有効性と、京大病院で実施した医師主導治験での安全性が確認されている。同社によると、シルクエラスチン(R)スポンジが医療機器として承認された際には、日本初の遺伝子組み換え技術を用いた医療機器となり、従来の標準治療には奏効しなかった慢性創傷の患者をはじめ、様々な皮膚損傷を修復する新たな治療選択肢に加わり、QOL向上に貢献することが期待できるとしている。
<SO>
2024/07/03 13:07
新興市場スナップショット
PRISMBio---ストップ高、前日上場後も買い殺到、エーザイなどとライセンスアウト契約
*13:06JST <206A> PRISMBio 669 +100
ストップ高、前日に新規上場し、公開価格(450円)を上回る489円で初値を付けた後も買いが殺到している。創薬事業を手掛けており、自社開発事業でエーザイ<4523>や大原薬品工業(東京都中央区)へのライセンスアウト契約があるほか、共同開発事業では小野薬品工業<4528>などと提携している。24年9月期の営業損益予想は8.88億円の赤字(前期実績4.96億円の赤字)だが、売上高は前期比267.8%増の3.00億円に拡大する見通し。
<ST>
2024/07/03 13:06
みんかぶニュース 個別・材料
ナルミヤは反発、6月既存店売上高が2カ月ぶり前年実績上回る
ナルミヤ・インターナショナル<9275.T>が反発している。2日の取引終了後に発表した6月度の月次売上概況で、既存店売上高が前年同月比15.2%増となり、2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されている。
前年に比べて休日が2日多かったプラス影響があったほか、上旬より天候に恵まれ、夏物商品の販売が順調だった。特にコラボ商品や水着、浴衣、甚平などのオケージョン商品の売り上げが伸びた。また、ナルミヤキャラクターズの限定新アイテムを百貨店及びEコマースの自社店舗で販売し、売り上げが好調に推移した。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/03 13:05
みんかぶニュース 市況・概況
◎午後1時現在の値上がり値下がり銘柄数
午後1時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は945、値下がり銘柄数は631、変わらずは69銘柄だった。業種別では33業種中20業種が上昇。値上がり上位に海運、機械、その他金融、化学など。値下がりで目立つのは石油・石炭、ゴム製品、保険など。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/03 13:03
注目トピックス 日本株
売れるネット広告社---「アメリカ」における駐在員事務所設置
*13:03JST 売れるネット広告社---「アメリカ」における駐在員事務所設置
売れるネット広告社<9235>は2日、今後の海外展開を見据え、「アメリカ」における駐在員事務所を開設したことを発表。海外拠点として、アメリカを選択した理由は、アメリカはダイレクトマーケティングの先進国と言われており、同社が駐在員事務所を開設することで入手できる情報量は非常に多いと考えているため。現時点では、同社クラウドサービスである、売れるD2Cつくーるのアメリカ展開を中心として情報収集を進める想定であるが、現地ニーズを把握しながら、適切なサービスを見極めていく。また、駐在員事務所においては、2024年2月に新規事業(子会社)として設立した、売れる越境EC社と連携し、現地のマーケティングや情報収集等を行い、同社グループ全体での収益の拡大を見据えている。アメリカの駐在員事務所開設を機に、海外展開の足掛かりにし、同社事業のさらなる成長を目指す。事務所の名称は売れるネット広告社 アメリカ駐在員事務所、所在地はアメリカ合衆国 カリフォルニア州、事業内容は現地市場調査。
<SO>
2024/07/03 13:03
みんかぶニュース 市況・概況
13時の日経平均は392円高の4万467円、東エレクが74.54円押し上げ
3日13時現在の日経平均株価は前日比392.91円(0.98%)高の4万467.60円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は941、値下がりは634、変わらずは69と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回っている。
日経平均プラス寄与度トップは東エレク <8035>で、日経平均を74.54円押し上げている。次いでファストリ <9983>が59.82円、TDK <6762>が47.57円、アドテスト <6857>が31.38円、信越化 <4063>が20.60円と続く。
マイナス寄与度は23.62円の押し下げでNTTデータ <9613>がトップ。以下、東京海上 <8766>が6.23円、スズキ <7269>が4.84円、ソニーG <6758>が3.76円、ブリヂストン <5108>が3.6円と続いている。
業種別では33業種中20業種が値上がり。1位は海運で、以下、機械、その他金融、化学と続く。値下がり上位には石油・石炭、ゴム製品、保険が並んでいる。
※13時0分12秒時点
株探ニュース
2024/07/03 13:01
みんかぶニュース 個別・材料
放電精密が急反落、第1四半期営業損益は黒字転換も材料出尽くし感強まる
放電精密加工研究所<6469.T>が急反落している。2日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算は、売上高29億8900万円(前年同期比4.6%増)、営業利益7800万円(前年同期1900万円の赤字)、最終利益4200万円(同1700万円の赤字)となり、営業損益が黒字転換したものの、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。
金型事業の住宅及び交通・輸送関連の生産量が減少したものの、放電加工・表面処理事業で航空・宇宙関連の航空機エンジン部品が旅客需要の回復により生産量が増加。また、環境・エネルギー関連のガスタービン部品も電力需要を背景に国内・海外向け案件が堅調に推移した。更に、ガスタービン部品の価格転嫁や製造・販管固定費抑制なども利益に貢献した。
なお、25年2月期通期業績予想は、売上高135億6600万円(前期比11.6%増)、営業利益3億6800万円(同60.0%増)、純利益2億2200万円(同4.0%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/03 12:59
後場の寄り付き概況
後場の日経平均は345円高でスタート、村田製やTDKなどが高い
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40420.62;+345.93TOPIX;2861.25;+4.63[後場寄り付き概況] 後場の日経平均は前日比345.93円高の40420.62円と、前引け(40425.37円)とほぼ同水準スタート。ランチタイム中の日経225先物は40360円-40480円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=161.60-70円と午前9時頃から20銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で軟調で0.5%ほど下落している一方、香港ハンセン指数はプラス圏で底堅く推移し0.7%ほど上昇している。 後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で始まった。前場の日経平均が底堅い動きだったことが東京市場で安心感となっているようだ。一方、今週は、米株式市場が3日が短縮取引、4日は休場になることに加え、週末には6月の米雇用統計が発表されることから、米市場の動向を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもある。 セクターでは、海運業、機械、その他金融業が上昇率上位となっている一方、ゴム製品、石油石炭製品、保険業が下落率上位となっている。 東証プライム市場の売買代金上位では、霞ヶ関キャピタル<3498>、太陽誘電<6976>、村田製<6981>、スクリーンHD<7735>、IHI<7013>、三菱重<7011>、TDK<6762>、ルネサス<6723>、川崎重<7012>、ディスコ<6146>が高い。一方、NTTデータG<9613>、日立<6501>、スズキ<7269>、ブリヂストン<5108>、東京海上<8766>、楽天グループ<4755>、MS&AD<8725>、ニデック<6594>、三井物<8031>、ソニーG<6758>が下落している。
<CS>
2024/07/03 12:56
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」5位に川崎汽
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」3日正午現在で川崎汽船<9107.T>が「売り予想数上昇」5位となっている。
川崎汽はここ急速に上値追い態勢にあり、前日まで3連騰でこの間に株価を450円あまり、率にして約20%も上昇させた。コンテナ船運賃市況が足もとで急速に上昇傾向をみせているほか、鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数も上昇基調を鮮明としていることで、同社をはじめとする海運株全般に物色の矛先が向いた。ただ、短期間の急騰でその反動を警戒する向きもいるもよう。一方、配当利回りは依然として3%を超えており、9月中間期を控え配当権利取りの動きが下値を支えそうだ。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/03 12:52
みんかぶニュース 個別・材料
IDHDは小幅続伸、国内有力証券は投資判断「A」と目標株価2000円継続
IDホールディングス<4709.T>は小幅続伸。岩井コスモ証券は2日、同社株の投資判断「A」と目標株価2000円を継続した。同社は独立系システムインテグレーター(SIer)のインフォメーション・ディベロプメントを中核とする持ち株会社。24年3月期の連結営業利益は前の期比14.2%増の27億6900万円だった。システムマネジメントやDX関連ビジネスが好調だった。25年3月期の同利益は前期比8.3%増の30億円を計画。高度運用・ITインフラに経営集中し収益拡大を図る。同証券では31億5000万円への上振れを予想している。システムマネジメントは次世代型運用への移行を進め、高付加価値化を図ることも評価している。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/03 12:48
みんかぶニュース 個別・材料
トップカルチが反発、6月既存店売上高が3カ月ぶり前年上回る
トップカルチャー<7640.T>が反発している。2日の取引終了後に発表した6月度の月次売上動向で、既存店売上高が前年同月比4.0%増となり、3カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されている。書籍、特撰雑貨文具が単月で前年比を上回ったほか、コスメ、DAISO、ガシャポン、ふるいち(ゲームトレーディング事業)、タリーズコーヒーが引き続き好調に推移した。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/03 12:41
みんかぶニュース 個別・材料
BCCが反発、静岡県の「ウェルビーイング産業創出支援業務」を受託
BCC<7376.T>が反発している。この日の午前中、静岡県産業振興財団の「令和6年度ウェルビーイング産業創出支援業務」を受託したと発表しており、好材料視されている。
「ウェルビーイング産業創出支援事業」は、ウェルビーイング産業を「心身の健康の保持及び増進、介護予防を通じた健康寿命の延伸に資する製品の生産もしくは販売またはサービスの提供を行う事業」と捉え、その創出による産業振興と県民の健康寿命延伸を目指し、事業計画作成支援に係る講座などを開催し同産業の事業化を支援するもの。BCCでは今回の受託により、ウェルビーイング産業の創出・事業化支援の取り組みを開始するとしている。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/03 12:38
注目トピックス 日本株
テリロジーHD---テリロジーサービスウェアが広島綜合警備保障とEzAvaterの販売代理店契約を締結
*12:38JST テリロジーHD---テリロジーサービスウェアが広島綜合警備保障とEzAvaterの販売代理店契約を締結
テリロジーホールディングス<5133>は2日、同社の連結子会社でICTソリューションサービス事業を展開するテリロジーサービスウェアが提供するRPA(Robotic Process Automation)ツール「EzAvater(イージーアバター)」について、広島綜合警備保障と販売代理店契約を締結したことを発表した。広島綜合警備保障は、社内DXの取り組みの一環として、「EzAvater」を活用した業務の自動化を行ってきた。広島綜合警備保障のメイン商材であるセキュリティシステムに付加価値をつける商材として「EzAvater」を展開することを目的として販売代理店契約を締結したとのこと。「誰でも」「簡単に」自動化シナリオの作成ができる「EzAvater」をラインナップに加えることで、これまでITによる業務改善に取り組めなかった、地方の企業の抱える課題の解決の一助となるとしている。「EzAvater」は同社の連結子会社であるテリロジーが開発した国産RPAツールで、これまで人間が行っていた定型的なパソコン操作をロボットにより自動化することができ、RPA利用者が抱えている課題を解決する、ユーザー目線のRPAツールである。
<SI>
2024/07/03 12:38
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均の上げ幅が400円突破
日経平均株価の上げ幅が400円を突破。12時36分現在、400.58円高の4万475.27円まで上昇している。
株探ニュース
2024/07/03 12:37
みんかぶニュース 個別・材料
美樹工業が反発、28年12月期に営業利益22億8000万円目指す中計を策定
美樹工業<1718.T>が反発している。2日の取引終了後に、28年12月期に連結売上高400億円(24年12月期予想280億円)、営業利益22億8000万円(同12億2000万円)を目指す中期経営計画を発表したことが好感されている。現在進行中の再開発事業やごみ処理施設建設などをはじめとした積極的な事業進出により事業基盤の強化を図るほか、売上高の1%を上限として投資を実施するとしている。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/03 12:33
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 07月03日 12時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(2983) アールプランナー 東証グロース [ 割高 ]
(198A) PostPrime 東証グロース [ 分析中 ]
(5884) クラダシ 東証グロース [ 分析中 ]
(3498) 霞ヶ関キャピタル 東証プライム [ 分析中 ]
(9432) 日本電信電話 東証プライム [ 割安 ]
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(198A) PostPrime 東証グロース [ 分析中 ]
(206A) PRISMバ 東証グロース [ 分析中 ]
(5026) トリプルアイズ 東証グロース [ 分析中 ]
(4169) ENECHANGE 東証グロース [ 分析中 ]
(9107) 川崎汽船 東証プライム [ 割高 ]
出所:MINKABU PRESS
2024/07/03 12:32
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で横ばい
後場寄り付き直後の東京株式市場では、日経平均株価が前営業日比350円高前後と前場終値と比較して横ばい。外国為替市場では1ドル=161円60銭台の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/03 12:32
みんかぶニュース 為替・FX
債券:国債買いオペ、「残存期間10年超25年以下」の応札倍率2.60倍
日銀は3日、国債買いオペを実施。応札倍率は「残存期間1年以下」が2.84倍、「同1年超3年以下」が3.02倍、「同3年超5年以下」が1.89倍、「同10年超25年以下」が2.60倍となった。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/03 12:30
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は4日続伸、東エレクが1銘柄で約77円分押し上げ
*12:28JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は4日続伸、東エレクが1銘柄で約77円分押し上げ
3日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり117銘柄、値下がり104銘柄、変わらず4銘柄となった。日経平均は4日続伸。前日比350.68円高(+0.88%)の40425.37円(出来高概算8億4000万株)で前場の取引を終えている。2日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は162.33ドル高(+0.41%)の39331.85、ナスダック指数は149.46ポイント高(+0.84%)の18028.76、S&P500は33.92ポイント高(+0.62%)の5509.01で取引を終了した。週末に6月雇用統計の発表を控え様子見姿勢が広がる中、足元で上昇していた株に利益確定の売りが先行し寄り付きは下落した。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、「インフレが再び鈍化傾向にある」と指摘したことで長期金利が低下し、相場を支援したほか、アマゾンやアップルなど主要ハイテク株が買われ相場を支えた。ナスダック指数、S&P500は史上最高値を更新した。米国株上昇を材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始した。アップル関連銘柄や半導体株などが上げ幅をじりじりと広げるなど、米ハイテク株上昇を素直に材料視した展開となった一方、足元の日本株のけん引役だった保険株や銀行株など金融株は上げ一服。TOPIXよりも日経平均が強い動きを見せた。なお、前場のプライム市場の売買代金は2.1兆円と連日で2兆円台に乗せた。日経平均採用銘柄では、米アップルが史上最高値を更新したことなど影響して、太陽誘電<6976>、村田製作所<6981>、TDK<6762>、京セラ<6971>、アルプスアルパイン<6770>などアップル関連の上げが目立ったほか、スクリーンHD<7735>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、ディスコ<6146>、SUMCO<3436>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体株も買われた。このほか、防衛関連の三菱重<7011>、IHI<7013>、川崎重<7012>も上昇した。一方、足元上昇が目立っていた東京海上<8766>、MS&AD<8725>、SOMPOホールディングス<8630>など保険株は反落したほか、千葉銀行<8331>、しずおかFG<5831>、ふくおか<8354>、コンコルディア<7186>など地銀株も売り優勢となった。このほか、横浜ゴム<5101>、ブリヂストン<5108>もさえない。業種別では、機械、海運業、化学、その他金融業、ガラス・土石製品などが上昇した一方、石油・石炭製品、ゴム製品、保険業、鉱業、輸送用機器などが下落した。値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約77円押し上げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、TDK<6762>、アドバンテスト<6857>、信越化<4063>、中外薬<4519>、村田製<6981>などがつづいた。一方、値下がり寄与トップはNTTデータG<9613>となり1銘柄で日経平均を約18円押し下げた。同2位はトヨタ<7203>となり、スズキ<7269>、東京海上<8766>、ソニーG<6758>、バンナムHD<7832>、ブリヂストン<5108>などがつづいた。*11:30現在日経平均株価 40425.37(+350.68)値上がり銘柄数 117(寄与度+452.01)値下がり銘柄数 104(寄与度-101.33)変わらず銘柄数 4○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<8035> 東エレク 35840 790 77.48<9983> ファーストリテ 41960 580 56.88<6762> TDK 10480 460 45.11<6857> アドバンテ 6647 167 43.68<4063> 信越化 6485 185 30.24<4519> 中外製薬 5978 192 18.83<6981> 村田製作所 3555 191 14.99<6146> ディスコ 64140 2290 14.97<6971> 京セラ 1934 50 12.95<7735> SCREEN 15305 780 10.20<6976> 太陽誘電 4407 302 9.87<3659> ネクソン 3072 139 9.09<9984> ソフトバンクG 10590 40 7.85<6988> 日東電工 12965 215 7.03<6367> ダイキン工業 22395 215 7.03<4543> テルモ 2642 23 6.02<4704> トレンドマイクロ 7017 182 5.95<4901> 富士フイルム 3826 60 5.88<6098> リクルートHD 8738 51 5.00<7733> オリンパス 2561 33 4.25○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<9613> NTTデータG 2257 -110.5 -18.06<7203> トヨタ自動車 3299 -34 -5.56<7269> スズキ 1782 -38.5 -5.03<8766> 東京海上HD 6248 -94 -4.61<6758> ソニーG 13820 -140 -4.58<7832> バンナムHD 3111 -45 -4.41<5108> ブリヂストン 6195 -124 -4.05<4523> エーザイ 6522 -104 -3.40<8031> 三井物産 3727 -42 -2.75<6501> 日立製作所 3666 -80 -2.62<6594> ニデック 6991 -85 -2.22<6506> 安川電機 5898 -61 -1.99<5101> 横浜ゴム 3449 -119 -1.95<7751> キヤノン 4410 -39 -1.91<7267> ホンダ 1726 -9 -1.77<5019> 出光興産 1068 -27 -1.77<4507> 塩野義製薬 6180 -48 -1.57<8053> 住友商事 4068 -48 -1.57<9766> コナミG 11620 -45 -1.47<8725> MS&AD 3777 -47 -1.38
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2024/07/03 12:28
注目トピックス 日本株
昭栄薬品 Research Memo(8):配当性向25%以上を目標。株主優待を新設
*12:28JST 昭栄薬品 Research Memo(8):配当性向25%以上を目標。株主優待を新設
■株主還元昭栄薬品<3537>は株主還元についての基本方針として、「将来の事業展開のために必要な内部留保を確保しつつ、安定配当を継続実施する」を掲げている。基本的には、過年度の1株当たり当期純利益を基に、25%以上の配当性向を目標としている。この方針に基づき、2023年3月期は年間36.0円(配当性向25.4%)、2024年3月期も年間38.0円(同26.3%)を実施した。2025年3月期も減益予想にもかかわらず年間38.0円(予想配当性向37.1%)を予定している。同社はまた、同社株式への投資の魅力をより一層高め、中長期的に株式を保有してくれる株主の増加を図ることを目的に、株主優待制度を新設したことを2023年12月に発表した。この制度は持株数に応じて一定のポイントが進呈され、貯まったポイントに応じて5,000種類以上の優待商品に交換することができるものである。毎年3月末日時点で同社株主名簿に記載または記録された3単元(300株)以上を保有する株主が対象である。なおポイントは「1ポイント ニアリーイコール 1円」相当としている。このように、現金配当に加えて株主優待を実施している同社の姿勢は評価に値するだろう。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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2024/07/03 12:28
注目トピックス 日本株
昭栄薬品 Research Memo(7):最終消費財メーカーへの展開で成長を目指す
*12:27JST 昭栄薬品 Research Memo(7):最終消費財メーカーへの展開で成長を目指す
■中長期の成長戦略1. 中長期の成長戦略の全体像昭栄薬品<3537>は中長期の成長について、事業間シナジー・国内外間シナジーの追求と集中型市場深耕モデルの追求の2つの軸による成長を目指している。事業間シナジーは、中核の化学品事業の知見を日用品事業や土木建設資材事業の新商品開発に生かすことで収益拡大を図る。集中型市場深耕モデルの追求では、オレオケミカルと界面活性剤にフォーカスした事業モデルを生かしつつ、川下(最終消費財メーカー)寄りの顧客層を開拓することで、収益機会と付加価値の拡大を目指している。数値目標については時期を明記していないものの、早期に連結売上高250億円以上、海外売上高比率10%以上を目指すとしている。2. 今後の戦略・展開(1) 環境(Environment)への取り組みa) RSPOの啓蒙を行い、産業界・市場への浸透、製品販売を進める。パーム油の需要拡大による生物や環境への影響を真摯に捉え、改善する。具体的な行動としては、化粧品向け原料(活性剤など)として、サスティナブルなパーム油生産の認証に対応している製品の販売を進める。JaSPON(Japan Sustainable Palm Oil Network)正会員として、業界間の垣根を越えて持続可能なパーム油の調達と消費の促進に向けて協働する。b) 上水化システム、排水ゼロ化・排水処理システムの普及を推進する。工場排水による環境負荷を下げることで、川や海をより美しくする。具体的には、排水処理設備及び排水ゼロシステムの普及に貢献する。(2) 社会(Social)への取り組みa) 工場で発生する臭気の軽減や捕集技術の普及を進める。職場の臭いを軽減し、従業員の健康と安全を守る。工場から排出される臭いを軽減し、住みよい街づくりに貢献する。具体的には有機溶剤使用企業への脱臭機の普及を促進する。b) 塵芥車で発生する悪臭をマスキングし、低減する。塵芥車の強い臭気による体調悪化を軽減する。また、作業員が周囲を気にして作業しなければならない状況に配慮する。具体的には塵芥車メーカーを通じて悪臭改善薬剤の展開を図る。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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2024/07/03 12:27
注目トピックス 日本株
昭栄薬品 Research Memo(6):化学品事業・日用品事業は増収も、土木建設資材事業は反動で減収を見込む
*12:26JST 昭栄薬品 Research Memo(6):化学品事業・日用品事業は増収も、土木建設資材事業は反動で減収を見込む
■今後の見通し1. 2025年3月期の業績見通し昭栄薬品<3537>の2025年3月期の業績は、売上高22,677百万円(前期比0.4%増)、営業利益343百万円(同21.9%減)、経常利益503百万円(同22.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益348百万円(同29.2%減)と予想している。セグメント別売上高では、化学品事業は主な向け先である界面活性剤業界の見通しが不透明であるため、20,703百万円(前期比0.9%増)とほぼ前期並みの売上高を予想している。日用品事業は763百万円(同1.8%増)を見込んでいるが、損益面では原材料高や包装材、物流費のアップなど厳しい環境が続くと見ている。土木建設資材事業は1,210百万円(同8.7%減)を見込んでいる。業界環境は堅調と予想されるも、前期業績が好調だったことから反動減を予想している。これらの結果、全体ではほぼ前期並みの売上予想となっている。売上総利益率は、前期の反動で8.1%と前期比0.3ポイントの低下を予想している。販管費は、運賃荷造費、交通費の増加といった要因から同2.3%増を見込んでいる。その結果として営業利益は同21.9%の減益を予想している。ただし、前述のように同社の業績は国際パーム油相場に大きく左右されるため、今後の同相場の状況を注視する必要がある。2. 2025年3月期の取り組みと展開同社では、2025年3月期において以下のような施策を推進する計画だ。(1) 化学品事業・高級アルコール等の油脂製品を中心とした化学品の安定供給・サプライチェーンの拡充・海外子会社との連携による海外商材の強化・拡販・香粧品分野など、最終商品生産メーカーへの注力・環境関連ビジネスの拡販・SDGsやRSPO推進活動(スタートアップ企業との連携)(2) 日用品事業・特許・実用新案を有した新規アイテム・商品の企画開発・既存顧客への拡販・販売ルート・ツールの拡充(3) 土木建設資材事業・既存顧客である施工会社、メーカー、二次販売店への深掘り営業・新工法・環境関連薬剤の新規商品の開発・拡販3. 直近のトピックス(1) スタートアップ企業とのコラボレーション同社が若手起業家やスタートアップ企業と交流・協業することで最先端の情報を入手し、これを同社が抱える取引先(仕入400社、販売700社)へ紹介することで、取引先企業のビジネスアイデアに貢献する。(2) サスティナブルな取り組み「企業価値向上」を目指すことを目的に、様々な取り組みを進めている。a) 環境・SDGs推進チームの設置:現状分析、課題抽出、改善策立案の実施・ISO14001活動の推進:OA用紙・排紙排出量低減、電気使用量の低減などを推進b) 社会・人的資本:従業員エンゲージメント、アンケート調査の実施(2期目)・働き方改革:BCPやワーク・ライフバランスを考えた取り組み(在宅勤務の導入、時差出勤の取り入れなど)c) ガバナンス:取締役会実効性評価の導入(2期目)・現状分析、課題抽出、改善・強化、定期的見直しなどを推進d) DX推進:営業・業務効率化に向けての促進活動・「SANSAN」や「楽楽精算」の導入(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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2024/07/03 12:26
注目トピックス 日本株
昭栄薬品 Research Memo(5):2024年3月期はパーム油市況下落などにより減収減益も、売上総利益は過去最高
*12:25JST 昭栄薬品 Research Memo(5):2024年3月期はパーム油市況下落などにより減収減益も、売上総利益は過去最高
■業績動向1. 2024年3月期決算の概要(1) 損益状況昭栄薬品<3537>の2024年3月期業績は、売上高22,595百万円(前期比7.9%減)、営業利益440百万円(同9.8%減)、経常利益651百万円(同3.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益491百万円(同1.5%増)となった。天然油脂価格相場の低迷により販売価格が低下したこと、加えて海外経済の減速懸念や中国経済の低迷などから自動車関連や繊維油剤関連の国内主要得意先からの受注及び販売数量も低下したことで主力の化学品が減収となり、全体も減収となった。一方で輸入商材の拡販に努めたことが利益率を下支えし、円安により輸出原材料が堅調に推移したことなどから売上総利益率は8.4%(前期は7.7%)と改善した。この結果、売上総利益額は前期比0.3%増の1,891百万円となり過去最高を記録した。しかしながら販管費の増加(前期比3.9%増)を吸収できなかったことから、営業利益は前期比で減益となった。同社は受取配当金や不動産賃貸料などにより営業外収益が営業外費用を大きく上回っていることから、経常利益は営業利益よりも大きくなる傾向にある。そのため経常利益の減益幅は営業利益よりは小さくなり、法人税等の金額が前期よりも少額であったことから、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比でわずかに増益となった。(2) 財務状況とキャッシュ・フローの状況2024年3月期末の財務状況では、流動資産が11,068百万円(前期末比1,509百万円増)となった。主に現金及び預金が664百万円、受取手形及び売掛金(電子記録債権含む)が862百万円それぞれ増加し、棚卸資産が39百万円減少したことによる。固定資産は5,747百万円(同508百万円増)となった。主に減価償却による有形固定資産の減少12百万円、投資その他資産の増加520百万円による。この結果、資産合計は前期比2,017百万円増の16,815百万円となった。負債合計は8,678百万円(前期末比1,250百万円増)となった。主に支払手形及び買掛金の増加1,162百万円、短期借入金の減少50百万円、繰延税金負債の増加125百万円による。純資産合計は前期比767百万円増の8,137百万円となった。主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金が369百万円、その他有価証券評価差額金が341百万円それぞれ増加したことによる。この結果、2024年3月期末の自己資本比率は48.4%(前期末は49.8%)となった。2024年3月期のキャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローが818百万円の収入となった。主な収入は税金等調整前当期純利益651百万円、減価償却費13百万円、棚卸資産の減少48百万円、仕入債務の増加1,128百万円で、主な支出は売上債権の増加846百万円であった。投資活動によるキャッシュ・フローは18百万円の支出となった。主に投資有価証券の取得による支出21百万円であった。財務活動によるキャッシュ・フローは、172百万円の支出となった。主な支出は短期借入金の減少50百万円、配当金の支払額122百万円であった。この結果、2024年3月期中に現金及び同等物は640百万円増加し、期末残高は1,901百万円となった。2. 2024年3月期の事業セグメント別動向(1) 化学品事業化学品事業の売上高は20,520百万円(前期比9.1%減)、営業利益は530百万円(同11.6%減)と減収減益となった。販売価格に影響を及ぼす天然油脂相場価格が1年を通じて前期と比べ低価格水準で推移した結果、販売価格も低調に推移した。さらに海外経済の減速懸念や中国経済の低迷により、自動車関連や繊維油剤関連の国内主要得意先からの受注も低調に推移した。利益率については輸入商材の拡販や円安による輸出原材料が好調であったことから、利益率を下支えした。国内の商慣習では、パーム油価格動向を反映してオレオケミカル製品の販売価格が決定され、それをベースに同社の仕入価格が決定されるという流れになる。したがってパーム油の国際相場の動向は同社の販売価格に直接的な影響を与えることになるが、2024年3月期はそれがマイナス方向に働いた。(2) 日用品事業の動向日用品事業の売上高は750百万円(前期比9.6%減)、営業利益76百万円(同12.4%減)と減収減益で着地した。一部定番商品(洗浄剤や用途別脱臭剤等)の売行きは堅調に推移したが、全体では物価上昇に伴う買い控えなどにより低迷し、利益面でも円安や原材料高、包材・物流費等のコストアップの影響を受けて厳しい事業環境が続いた。販路別では、主力の生協ルートやネット・販売ルートの割合が増加したが、量販店ルートや業務用ルートの比率が低下した。(3) 土木建設資材事業の動向土木建設資材事業の売上高は1,325百万円(前期比18.8%増)、営業利益0百万円(前期は28百万円の営業損失)となった。土木建設資材(地盤改良工事及びコンクリート補修補強工事)の工事は、東京外かく環状道路のトンネル工事や大阪万博関連の道路工事物件等で回復傾向となり、工事に使用される材料・添加剤等の販売は堅調に推移した。環境改善薬剤の販売は、新規に受注した鉄道の大型トンネル工事物件により好調であった。この結果、セグメント利益はわずかながら黒字回復した。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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2024/07/03 12:25
注目トピックス 日本株
昭栄薬品 Research Memo(4):オレオケミカルに特化した専門商社としての情報力が最大の強み
*12:24JST 昭栄薬品 Research Memo(4):オレオケミカルに特化した専門商社としての情報力が最大の強み
■会社概要3. 昭栄薬品<3537>の強み(1) 専門商社としての情報力と広範な取引先同社の最大の強みは、高度な専門性と圧倒的な情報力だ。オレオケミカルを中心に製造・仕入れ・販売を展開しており、業界リーダーの地位にある花王の主要代理店であると同時に、仕入先で400社超、販売先で700社超という多数の取引先があり、専門性を高め情報収集をしやすい環境にある。かつては商社不要論が唱えられた時期もあったが、今では風向きが大きく変化してきている。その大きな理由は商社の有する情報提供力が評価されている点にある。逆に言えば、情報や技術を持たない商社にはやはり厳しい事業環境が続いていることになるが、特化型化学品専門商社である同社はそれを持っている。加えて、メーカー側も業務の効率化の結果、調達などの分野の人員が極限まで縮小され、業務をアウトソーシングせざるを得ないという事情がある。同社のように情報などの実を伴った商社に対するニーズは以前よりも高まっていると言える。(2) グローバルでの調達力同社のもう1つの強みは、海外子会社2社(中国、タイ)と連携した海外化学品のグローバル調達力である。ここでもまた、得意領域のオレオケミカル及び界面活性剤にフォーカスして事業を展開し、海外から調達・輸入して国内工場に供給することはもちろん、現地で調達して日本企業の現地企業に供給することも行っている。海外に拠点を有してアジア・中国地域のフレッシュな企業や製品に関するローカル情報を有している点は、顧客からの信用獲得にも大きく寄与していると見られる。(3) 環境への高い意識同社は環境に対して高い意識を持って経営を行っている。社会的にはSDGs、投資にあってはESGがそれぞれ存在感と重要性を増す現在の社会環境にあっては、同社経営における環境意識の高さもまた強みに成り得ると考えられる。同社の主力事業で取り扱うオレオケミカルは、主として植物由来の天然油脂を原料とした化学原料であるため、安心・安全への期待から、ペトロケミカル(石油化学)を一部代替して成長・発展を遂げてきた。そうしたなか同社は、2017年3月にRSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil:持続可能なパーム油のための円卓会議)へ正会員として加盟登録を果たした。パーム油は最も消費量が多い植物油で、主産地のインドネシアやマレーシアではパーム油の農園開発に絡んで環境破壊や人権問題などが問題視されている。そのため自然破壊や人権侵害を回避した持続可能なパーム油が市場において標準となるようにするために、2004年にRSPOによる認証制度がスタートした。同社はRSPOに加盟登録を果たしたことでRSPO認証品の取り扱いが可能となり、環境への意識や環境規制が高まるなか事業の実態面でも少なからずメリットが得られると期待される。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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2024/07/03 12:24