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午前:債券サマリー 先物は続伸、長期金利は1.030%に低下

配信日時:2024/12/13 11:18 配信元:MINKABU
 13日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は続伸した。日銀がこの日発表した12月の全国企業短期経済観測調査(短観)は、大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス14となり、9月調査のプラス13から小幅に改善。市場予想を上回った。日銀が利上げに動きやすくなるとの見方から、先物に売りが出たものの、下値は堅く切り返した。  先物は一時142円36銭まで下げたが、その後は持ち直した。日経平均株価が前日比で500円を超す下げとなるなか、安全資産とされる国債には買い戻しが入ったようだ。日銀は午前、定例の国債買い入れオペを4本通告した。対象は「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同5年超10年以下」、「同10年超25年以下」。オファー額は計画通りとなった。  前日の米国市場で長期債価格が下落(金利は上昇)したことは、円債相場には重荷となった。米国の30年債入札が低調な結果となったことが、米国債への売りを促した。  先物3月限は前営業日比10銭高の142円55銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.015ポイント低い1.030%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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