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みんかぶニュース 為替・FX 明日の為替相場見通し=NYダウの動向など注視  今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、今晩のNYダウや米長期金利の動向に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=148円70~149円60銭。  この日は、日経平均株価が一時4万円を回復するなか、ドル円相場も149円70銭台まで上昇した。しかし、午後に日経平均株価が伸び悩むと為替も上値の重い展開となり、夕方に149円10銭台まで下落した。NYダウは最高値を更新しており、今晩も一段の上昇となれば、再びリスク志向のドル高・円安が進むことも予想される。今晩は米10月ニューヨーク連銀製造業景気指数などが発表される。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 17:22 グロース市況 東証グロ-ス市場250指数は3日ぶり反発、大型株に関心向かい薄商い継続 *17:13JST 東証グロ-ス市場250指数は3日ぶり反発、大型株に関心向かい薄商い継続 東証グロース市場指数 817.96 +3.09 /出来高1億3977万株/売買代金972億円東証グロース市場250指数 640.69 +2.50 /出来高1億651万株/売買代金839億円 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はともに3日ぶりに反発。値上がり銘柄数は295、値下り銘柄数は260、変わらずは33。 14日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は201.36ドル高の43065.22ドル、ナスダックは159.75ポイント高の18502.69で取引を終了した。小幅利下げ観測を受けた売りと、中国政府による追加財政策を背景とした需要回復期待を受けた買いが交錯し、寄り付き後、まちまち。その後、主要企業決算への期待が後押しし、相場は上昇した。さらに、半導体エヌビディアの上昇がナスダックを押し上げ、終盤にかけて上げ幅を拡大。ダウは連日で過去最高値を更新した。 米国株上昇を受けて、グロース市場も買い優勢で取引を開始したが、プライム市場の大型株に関心が向かい、グロース市場250指数は寄り付き後、上げ幅を縮小しマイナス圏での推移となった。売り買い一巡後は、先週末終値水準でのもみ合いとなり小幅高で取引を終えたが、売買代金は1000億円に届かないなど商い閑散は継続。大型株中心の相場展開となり、グロース市場に目立った物色は向かわなかった。 個別では、先週末に上場したオルツ<260A>に短期資金が向かいストップ高となった。時価総額上位銘柄では、GMOフィナンシャルゲート<4051>、トライアル<141A>、インテグラル<5842>などが買われた。値上がり率上位には、免疫生物研究所<4570>、コンヴァノ<6574>、QPS研究所<5595>などがランクイン。 一方、前週末に買われたAeroEdge<7409>が反動安で売り優勢となったほか、インタファクトリ<4057>も同様の展開となった。時価総額上位銘柄では、タイミー<215A>が下落し上場来安値まであと僅かに迫ったほか、フリー<4478>、アドベンチャー<6030>もさえない。値下がり率上位には、リックソフト<4429>、光フードサービス<138A>、地域新聞社<2164>などがランクイン。 東証グロース市場コア指数採用銘柄は、GMOフィナンシャルゲートのほか、ウェルスナビ<7342>、トライト<9164>、ispace<9348>などがしっかり。[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10位 |コード|銘柄              |  現値| 前日比|   前比率| 1| 4570|免疫生物研究所       |   505|   80|    18.82| 2| 260A|オルツ             |   685|   100|    17.09| 3| 4412|サイエンスアーツ      |   620|   90|    16.98| 4| 6574|コンヴァノ          |  1750|   221|    14.45| 5| 5129|FIXER          |   994|   96|    10.69| 6| 5591|AVILEN         |  1040|   97|    10.29| 7| 5246|ELEMENTS      |   683|   56|     8.93| 8| 5595|QPS研究所         |  1686|   131|     8.42| 9| 7083|AHCグループ       |  1369|   106|     8.39|10| 7049|識学              |   664|   49|     7.97|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄              |  現値| 前日比|   前比率| 1| 9270|バリュエンス         |   824|  -297|   -26.49| 2| 4429|リックソフト         |  1234|  -265|   -17.68| 3| 138A|光フードサービス      |  2910|  -485|   -14.29| 4| 4397|チームスピリット      |   349|   -53|   -13.18| 5| 205A|ロゴスHD          |  2310|  -315|   -12.00| 6| 4057|インタファクトリ      |   530|   -61|   -10.32| 7| 2164|地域新聞社          |   340|   -34|    -9.09| 8| 3803|イメージ情          |   676|   -64|    -8.65| 9| 7409|AeroEdge      |  2079|  -194|    -8.53|10| 190A|Chordia       |   272|   -24|    -8.11| <AK> 2024/10/15 17:13 みんかぶニュース 市況・概況 [PTS]ナイトタイムセッション17時時点 上昇76銘柄・下落58銘柄(通常取引終値比)  10月15日のPTSナイトタイムセッション(16:30~23:59)17時時点で売買が成立したのは148銘柄。通常取引の終値比で上昇は76銘柄、下落は58銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は23銘柄。うち値上がりが16銘柄、値下がりは4銘柄と買いが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は178円安と売られている。  PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の15日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。 △PTS値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <9264> ポエック      1558  +300( +23.8%) 2位 <1434> JESCO     867  +150( +20.9%) 3位 <4588> オンコリス     666  +93( +16.2%) 4位 <6814> 古野電       1953  +248( +14.5%) 5位 <7351> グッドパッチ    450  +55( +13.9%) 6位 <9247> TREHD     1850  +183( +11.0%) 7位 <4439> 東名       1900.1 +183.1( +10.7%) 8位 <3779> Jエスコム    207.2 +18.2( +9.6%) 9位 <4885> 室町ケミカル    850  +66( +8.4%) 10位 <8226> 理経        345  +26( +8.2%) ▼PTS値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <2530> MX中国株投   19040 -5000( -20.8%) 2位 <7090> リグア       1000  -239( -19.3%) 3位 <9238> バリューC     907  -175( -16.2%) 4位 <7065> upr       945  -129( -12.0%) 5位 <2629> iFEGBA    2930  -380( -11.5%) 6位 <135A> ヴレインS     2240  -260( -10.4%) 7位 <5586> ラボロAI     896  -89( -9.0%) 8位 <7603> マックハウス   232.1 -21.9( -8.6%) 9位 <6044> 三機サービス    909  -80( -8.1%) 10位 <205A> ロゴスHD     2130  -180( -7.8%) △PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <8233> 高島屋       1303 +43.5( +3.5%) 2位 <7733> オリンパス    2842.5 +20.5( +0.7%) 3位 <8058> 三菱商       2944 +18.0( +0.6%) 4位 <1808> 長谷工       1920 +10.0( +0.5%) 5位 <4568> 第一三共     4984.9 +18.9( +0.4%) 6位 <2914> JT        4296  +13( +0.3%) 7位 <6723> ルネサス     2177.9  +6.4( +0.3%) 8位 <1802> 大林組      1817.1  +4.6( +0.3%) 9位 <7261> マツダ       1067  +2.5( +0.2%) 10位 <7203> トヨタ       2561  +6.0( +0.2%) ▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <4901> 富士フイルム   3748.8 -13.2( -0.4%) 2位 <3382> セブン&アイ    2280  -7.5( -0.3%) 3位 <7011> 三菱重      2233.1  -6.9( -0.3%) 4位 <1605> INPEX     2030  -1.5( -0.1%) ※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得 株探ニュース 2024/10/15 17:03 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は弱含み、米金利と日本株の失速で *17:00JST 東京為替:ドル・円は弱含み、米金利と日本株の失速で 15日の東京市場でドル・円は弱含み。節目150円台が視野に入ったが、米10年債利回りの低下でドル売りが先行し149円83銭から値を下げる展開に。また、3連休明けの東京株式市場で日経平均株が終盤に失速し、円売り縮小により149円15銭まで下落した。・ユーロ・円は163円43銭から162円43銭まで下落。・ユーロ・ドルは1.0910ドルから1.0885ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値40,047.15円、高値40,257.34円、安値39,910.55円、終値39,910.55円(前日比304.75円高)・17時時点:ドル円149円20-30銭、ユーロ・円162円50-60銭【要人発言】・ホークスビーNZ準備銀行副総裁「金利低下のペースはデータ次第」「金利はより中立に向かっている」【経済指標】・日・8月鉱工業生産:前月比-3.3%(速報値:-3.3%)・英・6-8月ILO失業率:4.0%(予想:4.1%、5-7月:4.1%) <TY> 2024/10/15 17:00 みんかぶニュース コラム 明日の株式相場に向けて=“初動前夜”の「AI関連株」をロックオン  3連休明けとなった15日の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比304円高の3万9910円と4連騰。海外株高に引っ張られる形で一時フシ目の4万円大台を回復した。取引後半はさすがに息切れ気味となったが、これも一つの学習効果によって想定された流れと捉えることもできる。  振り返れば今年の8月初旬に歴史的暴落に遭遇、この時に日経平均は8月1日が975円安で、2日に2200円安、週を跨いで5日に4451円安と倍々ゲームの急落に見舞われ、3営業日合計で7600円強というにわかに信じられないような下げとなった。この残像が投資家の脳裏に残っているのはいうまでもなく、それまでのような全力で強気相場に乗るというようなムードは霧消した感がある。  しかし、それが逆に良かったという見方もできる。暴落から立ち直り見事な復元力を発揮した日経平均だったが、1カ月後の9月初旬から中旬にかけて再び投げ売りの洗礼に見舞われた。この時は7日続落で合計3000円を超える下落。しかし、8月初旬の暴落と比べれば余震といえるレベルで、狼狽するような状況ではなかった。むしろ投資家は冷静にどこで買い出動するかを推し量っていたようなフシがある。そして9月末の石破ショック。石破新首相は総裁選に勝利しただけで、自らにショックと称されるような非は何もないのだが、株式市場が期待していたシナリオが土壇場でひっくり返されたような状況にあって、これは永田町政治に対する失望感が反映されたとみてよい。この日1日で一時2000円を超える下落をみせたのだが、ここは押し目買い場という判断を示した投資家も多かったのではないか。事実、そこから日経平均はよろめきながらも短期間で立ち上がった。  4万円台を回復してからも、油断はできないと投資家皆が思っている。それが、信用枠を使った買いが膨らまないという学習効果に映し出されている。ひとことで言えば、皆が買い建玉をパンパンに張らせた状態で首尾よく上昇するというパターンは相当レアなケースに属し、元来半分腰が引けた状態だからこそ株価は上昇する。これは日経平均も個別株も同じ理屈で動く。とすれば日経平均は4万円台回復をみて、手を引っ込める投資家も多くなることが予想される。それを読んだ動きが、きょうの後場に観測された手仕舞い売りである。  しかし、個別株は違う。日の目を見ていない銘柄にリターンリバーサルの恩恵が及ぶとするなら、これからである。全体相場の勢いが止まるとテーマ物色の流れに乗って中小型株の一群が動き出す。米国ではエヌビディア<NVDA>に対する見直し機運が高まっている。アナリストの投資判断引き上げ合戦となっているのは、売り場探しのポジショントークという穿った見方はあるものの、エヌビディアの業績がここで頭打ちということはなさそうだ。何よりもブラックウェルに対する爆発的な需要に一番驚いているのは、ほかならぬジェンスン・ファンCEO本人で、その言葉に誇張や虚偽の気配は感じられない。これは、AI用半導体やAIソフトウェア関連など周辺株への資金還流にもつながっていく。  きょうはアドバンテスト<6857.T>を筆頭に半導体製造装置の主力どころが活況高に沸いたが、米株市場の物色の流れを汲むのであれば、AI関連の出遅れにも目が向かうところだ。まだ初動前夜と言ってよく、アンテナを高くして今後に備えたい。休眠状態にあったブレインパッド<3655.T>や言語解析AIで新境地を開拓したFRONTEO<2158.T>がこのまま音無しの構えを続けるとは考えにくい。また、業績好調組では、人間並みの柔軟な言語理解度を有する「AEI」をソリューション基盤とするpluszero<5132.T>、「AI×サブスクモデル」の次世代型レセプトチェックで医療DXを支援するUbicomホールディングス<3937.T>、独自のAI活用コンサルティングを展開し、顧客企業の課題解決にワンストップで対応するRidge-i<5572.T>などが挙げられる。  あすのスケジュールでは、8月の機械受注が朝方取引開始前に開示されるほか、午前中に安達日銀審議委員が香川県の金融経済懇談会で挨拶し、午後取引時間中に記者会見が行われる。また、同じ時間帯に森田日証協会長の会見も予定される。午後取引時間終了後には9月の訪日外国人客数が発表される。なお、この日は東証スタンダード市場に日水コン<261A.T>が新規上場する。海外ではインドネシア中銀、タイ中銀、フィリピン中銀が政策金利を発表。9月の英消費者物価指数(CPI)、9月の米輸出入物価指数なども注目。(銀) 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 17:00 みんかぶニュース 市況・概況 明日の株式相場に向けて=“初動前夜”の「AI関連株」をロックオン  3連休明けとなった15日の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比304円高の3万9910円と4連騰。海外株高に引っ張られる形で一時フシ目の4万円大台を回復した。取引後半はさすがに息切れ気味となったが、これも一つの学習効果によって想定された流れと捉えることもできる。  振り返れば今年の8月初旬に歴史的暴落に遭遇、この時に日経平均は8月1日が975円安で、2日に2200円安、週を跨いで5日に4451円安と倍々ゲームの急落に見舞われ、3営業日合計で7600円強というにわかに信じられないような下げとなった。この残像が投資家の脳裏に残っているのはいうまでもなく、それまでのような全力で強気相場に乗るというようなムードは霧消した感がある。  しかし、それが逆に良かったという見方もできる。暴落から立ち直り見事な復元力を発揮した日経平均だったが、1カ月後の9月初旬から中旬にかけて再び投げ売りの洗礼に見舞われた。この時は7日続落で合計3000円を超える下落。しかし、8月初旬の暴落と比べれば余震といえるレベルで、狼狽するような状況ではなかった。むしろ投資家は冷静にどこで買い出動するかを推し量っていたようなフシがある。そして9月末の石破ショック。石破新首相は総裁選に勝利しただけで、自らにショックと称されるような非は何もないのだが、株式市場が期待していたシナリオが土壇場でひっくり返されたような状況にあって、これは永田町政治に対する失望感が反映されたとみてよい。この日1日で一時2000円を超える下落をみせたのだが、ここは押し目買い場という判断を示した投資家も多かったのではないか。事実、そこから日経平均はよろめきながらも短期間で立ち上がった。  4万円台を回復してからも、油断はできないと投資家皆が思っている。それが、信用枠を使った買いが膨らまないという学習効果に映し出されている。ひとことで言えば、皆が買い建玉をパンパンに張らせた状態で首尾よく上昇するというパターンは相当レアなケースに属し、元来半分腰が引けた状態だからこそ株価は上昇する。これは日経平均も個別株も同じ理屈で動く。とすれば日経平均は4万円台回復をみて、手を引っ込める投資家も多くなることが予想される。それを読んだ動きが、きょうの後場に観測された手仕舞い売りである。  しかし、個別株は違う。日の目を見ていない銘柄にリターンリバーサルの恩恵が及ぶとするなら、これからである。全体相場の勢いが止まるとテーマ物色の流れに乗って中小型株の一群が動き出す。米国ではエヌビディア<NVDA>に対する見直し機運が高まっている。アナリストの投資判断引き上げ合戦となっているのは、売り場探しのポジショントークという穿った見方はあるものの、エヌビディアの業績がここで頭打ちということはなさそうだ。何よりもブラックウェルに対する爆発的な需要に一番驚いているのは、ほかならぬジェンスン・ファンCEO本人で、その言葉に誇張や虚偽の気配は感じられない。これは、AI用半導体やAIソフトウェア関連など周辺株への資金還流にもつながっていく。  きょうはアドバンテスト<6857.T>を筆頭に半導体製造装置の主力どころが活況高に沸いたが、米株市場の物色の流れを汲むのであれば、AI関連の出遅れにも目が向かうところだ。まだ初動前夜と言ってよく、アンテナを高くして今後に備えたい。休眠状態にあったブレインパッド<3655.T>や言語解析AIで新境地を開拓したFRONTEO<2158.T>がこのまま音無しの構えを続けるとは考えにくい。また、業績好調組では、人間並みの柔軟な言語理解度を有する「AEI」をソリューション基盤とするpluszero<5132.T>、「AI×サブスクモデル」の次世代型レセプトチェックで医療DXを支援するUbicomホールディングス<3937.T>、独自のAI活用コンサルティングを展開し、顧客企業の課題解決にワンストップで対応するRidge-i<5572.T>などが挙げられる。  あすのスケジュールでは、8月の機械受注が朝方取引開始前に開示されるほか、午前中に安達日銀審議委員が香川県の金融経済懇談会で挨拶し、午後取引時間中に記者会見が行われる。また、同じ時間帯に森田日証協会長の会見も予定される。午後取引時間終了後には9月の訪日外国人客数が発表される。なお、この日は東証スタンダード市場に日水コン<261A.T>が新規上場する。海外ではインドネシア中銀、タイ中銀、フィリピン中銀が政策金利を発表。9月の英消費者物価指数(CPI)、9月の米輸出入物価指数なども注目。(銀) 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 17:00 みんかぶニュース 市況・概況 15日中国・上海総合指数=終値3201.2919(-83.0306)  15日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比83.0306ポイント安の3201.2919と反落。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 16:51 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 10月15日 16時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄 市場 (260A) オルツ     東証グロース (5885) ジーデップ   東証スタンダード (3760) ケイブ     東証スタンダード (7868) 広済堂HD   東証プライム (4570) 免疫生物研   東証グロース ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄 市場 (7453) 良品計画    東証プライム (6857) アドテスト   東証プライム (7445) ライトオン   東証スタンダード (7603) マックハウス  東証スタンダード (5595) QPS研究所  東証グロース 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 16:30 みんかぶニュース 個別・材料 東京メトロの公開価格は1200円に決定、10月23日プライム市場に新規上場  10月23日付で東証プライム市場に新規上場予定の東京地下鉄<9023.T>の公開価格が、仮条件(1100~1200円)の上限である1200円に決定した。  同社は、東京都区部とその周辺の主に地下において、鉄道事業及び附帯する事業を展開する鉄道事業者。現在は東京の地下鉄路線のうち、前身の営団地下鉄から継承した8路線と、東京メトロ発足後に開業した副都心線1路線の計9路線を運営しており、総路線距離は195.0キロメートルに及ぶ。また、駅構内の商業施設や不動産事業も手掛けている。なお、公開価格をもとにした時価総額は6972億円に上る。上場に際し、2億9050万株の売り出しを予定。主幹事は野村証券。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 16:19 みんかぶニュース 市況・概況 15日韓国・KOSPI=終値2633.45(+10.16)  15日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比10.16ポイント高の2633.45と続伸。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 16:12 注目トピックス 市況・概況 15日の日本国債市場概況:債券先物は143円77銭で終了 *16:11JST 15日の日本国債市場概況:債券先物は143円77銭で終了 <円債市場>長期国債先物2024年12月限寄付143円88銭 高値143円95銭 安値143円76銭 引け143円77銭売買高総計16813枚2年 465回  0.419%5年 173回  0.588%10年 376回  0.963%20年 189回  1.749%債券先物12月限は、143円88銭で取引を開始。米国の小幅利下げ観測の高まりを受けて売り先行となった。原油安からか米国金利がやや低下するなかで、値ごろ感からの買いも指摘され、143円95銭へ上げたが、その後は売りが徐々に再燃し、143円76銭まで下げた。現物債の取引では、全年限が売られた。<米国債概況>2年債は3.96%、10年債は4.08%、30年債は4.38%近辺で推移。債券利回りはやや低下。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.23%、英国債は4.24%、オーストラリア10年債は4.25%、NZ10年債は4.45%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・18:00 独・10月ZEW景気期待指数(予想:10.0、9月:3.6)・18:00 ユーロ圏・8月鉱工業生産(前月比予想:+1.8%、7月:-0.3%)・21:30 米・10月NY連銀製造業景気指数(予想:3.6、9月:11.5)・21:30 カナダ・9月消費者物価指数(前年比予想:+1.8%、8月:+2.0%)・24:00 米・9月NY連銀調査1年インフレ期待(8月:3.00%)・24:30 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁基調講演(ニューヨーク大学)・02:00 クーグラー米FRB理事討論会参加(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間) <KK> 2024/10/15 16:11 注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は4日続伸、東エレクやソフトバンクGが2銘柄で約215円分押し上げ *16:11JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は4日続伸、東エレクやソフトバンクGが2銘柄で約215円分押し上げ 15日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり118銘柄、値下がり104銘柄、変わらず3銘柄となった。14日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は201.36ドル高の43065.22ドル、ナスダックは159.75ポイント高の18502.69で取引を終了した。小幅利下げ観測を受けた売りと、中国政府による追加財政策を背景とした需要回復期待を受けた買いが交錯し、寄り付き後、まちまち。その後、主要企業決算への期待が後押しし、相場は上昇した。さらに、半導体エヌビディアの上昇がナスダックを押し上げ、終盤にかけて上げ幅を拡大。ダウは連日で過去最高値を更新した。米国株高や為替の円安を材料に、三連休明けの東京市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は7月19日以来の40000円台を回復してスタート。エヌビディア上昇を受けて、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>、東京エレクトロン<8035>など半導体株の上げが日経平均を押し上げた。ただ、後場入り後は、軟調なアジア株の動向が嫌気されたほか、40000円台回復などで達成感も意識されて上げ幅を縮小。日経平均は40000円台を割り込んで取引を終えた。大引けの日経平均は前営業日比304.75円高(+0.77%)の39910.55円となった。東証プライム市場の売買高は18億5726万株。売買代金は4兆4380億円。業種別では、銀行業、保険業、電気機器、情報・通信業、倉庫・運輸関連業などが上昇した一方、石油・石炭製品、鉱業、電気・ガス業、非鉄金属、鉄鋼などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は73%、対して値下がり銘柄は23%となっている。値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約113円押し上げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、アドバンテスト<6857>、中外薬<4519>、レーザーテック<6920>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>などがつづいた。一方、値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約86円押し下げた。同2位はコナミG<9766>となり、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、フジクラ<5803>、アステラス薬<4503>、三菱商<8058>などがつづいた。*15:00現在日経平均株価    39910.55(+304.75)値上がり銘柄数   118(寄与度+496.69)値下がり銘柄数   104(寄与度-191.94)変わらず銘柄数    3○値上がり上位銘柄コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<8035> 東エレク       26770  1150 113.44<9984> ソフトバンクG     9470   516 101.80<6857> アドバンテ      8061   263  69.18<4519> 中外製薬       7457   352  34.72<6920> レーザーテック    25590  1590  20.91<6098> リクルートHD     9841   176  17.36<9433> KDDI       4798    83  16.37<7735> SCREEN     11140   670  8.81<8766> 東京海上HD      5715   157  7.74<9843> ニトリHD       21420   375  6.17<6526> ソシオネクスト    2976   173  5.67<6146> ディスコ       38340   780  5.13<3099> 三越伊勢丹HD     2520   155  5.10<6988> 日東電工       2502    28  4.52<6361> 荏原製作所      2487   125  4.11<6501> 日立製作所      4053   111  3.65<3092> ZOZO          5483   109  3.58<7751> キヤノン       5110    70  3.45<4385> メルカリ       2551   103  3.37<6976> 太陽誘電       2956    86  2.81○値下がり上位銘柄コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<9983> ファーストリテ    53520  -970 -86.12<9766> コナミG       14430  -355 -11.67<6367> ダイキン工業     19150  -280  -9.21<6954> ファナック      4027   -52  -8.55<5803> フジクラ       5300  -156  -5.13<4503> アステラス製薬    1726   -25  -4.11<8058> 三菱商事       2926  -35.5  -3.50<7832> バンナムHD      3355   -34  -3.35<7269> スズキ        1571  -21.5  -2.83<6902> デンソー       2109  -21.5  -2.83<8015> 豊田通商       2668  -24.5  -2.42<2801> キッコーマン     1661  -14.5  -2.38<7267> ホンダ        1547   -11  -2.17<4543> テルモ        2943    -8  -2.10<8031> 三井物産       3229   -30  -1.97<8830> 住友不動産      4627   -55  -1.81<4901> 富士フイルム     3762   -18  -1.78<5019> 出光興産       1055  -25.5  -1.68<4578> 大塚HD        8766   -51  -1.68<4704> トレンドマイクロ   8358   -50  -1.64 <CS> 2024/10/15 16:11 みんかぶニュース 個別・材料 ジェイドG、費用増や特損計上で3~8月期純利益95%減  ジェイドグループ<3558.T>はこの日の取引終了後、3~8月期連結決算を発表した。売上高は前年同期比44.5%増の95億1100万円だったものの、純利益は同95.1%減の2200万円となった。  M&A効果で売上高は大きく押し上げられた。一方、利益面ではM&Aに伴う固定費用の増加や特別損失の計上が響いた。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 16:10 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物概況:3日ぶり反発も上値重く *16:10JST 東証グロース市場250指数先物概況:3日ぶり反発も上値重く 10月15日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比2pt高の623pt。なお、高値は630pt、安値は621pt、日中取引高は3064枚。小幅利下げ観測を受けた売りと、中国政府による追加財政策を背景とした需要回復期待を受けた買いが交錯し、寄り付き後、まちまち。その後、主要企業決算への期待が後押しし、相場は上昇した。さらに、半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がナスダックを押し上げ、終盤にかけ、上げ幅を拡大。ダウは連日で過去最高値を更新。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比8pt高の629ptからスタートした。米国株高を受けて朝方は強含んだものの、買い一巡後は伸び悩む展開。今月に入り緩やかな右肩下がりとなっている中、75日移動平均線を明確に下回ってきたため、上値の重い動きに終始し、日経平均株価との相関性低下を嫌気した見切り売りも観測された。今晩米国で10月のニューヨーク連銀製造業景気指数発表を控えていることから、買い意欲も高まらず、3日ぶりに反発したものの、安値圏となる623ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではトライアル<141A>やインテグラル<5842>などが上昇した。 <SK> 2024/10/15 16:10 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は本日安値を更新、欧州株は高安まちまち *16:09JST 東京為替:ドル・円は本日安値を更新、欧州株は高安まちまち 15日午後の東京市場でドル・円は本日安値を更新し、149円20銭付近まで値を下げた。上海総合指数と香港ハンセン指数は大幅に下げ、リスク回避的な円買いが主要通貨を押し下げている。一方、欧州株式市場は高安まちまちとなり、円買いを抑制する。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円20銭から149円83銭、ユーロ・円は162円49銭から163円43銭、ユーロ・ドルは1.0885ドルから1.0910ドル。 <TY> 2024/10/15 16:09 注目トピックス 市況・概況 リスク選好ムードが広がり3カ月ぶりに一時4万円台回復【クロージング】 *16:05JST リスク選好ムードが広がり3カ月ぶりに一時4万円台回復【クロージング】 15日の日経平均は4営業日続伸。304.75円高の39910.55円(出来高概算18億5000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で主要な株価指数が上昇した流れを受け、日経平均は取引時間中としては、7月19日以来約3カ月ぶりに4万円の大台を回復して始まった。その後は大台回復による目先的な達成感も意識されるなかで売り買いが交錯し、4万円を挟んでの攻防が続いた。結果としては本日の安値で引ける形とはなったが、4万円近辺での底堅さは意識されていた。東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1200を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、銀行、保険、電気機器、情報通信な21業種が上昇。一方、石油石炭、鉱業、電気ガス、非鉄金属など12業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、コナミG<9766>、ダイキン<6367>が軟調だった。前日の米国市場は、緩やかな利下げが米景気の軟着陸につながるとの見方から、主要な株価指数は上伸。NYダウ、S&P500指数がともに史上最高値を更新した。これが本日の東京市場の刺激材料になったほか、次世代人工知能(AI)半導体の新製品「ブラックウェル」の強気見通しを背景にエヌビディアが6月以来の高値を更新したことが半導体関連株への支援材料になった。また、円相場が一時1ドル=149円80銭台と心理的な節目の150円を窺う円安水準となり、輸出企業の業績期待が高まったことも投資家心理を上向かせたようだ。日経平均は9月27日に記録した高値(39829.56円)を突破し、心理的な節目である4万円も一時回復したことで、短期的な達成感を指摘する向きもあり、大引けにかけては利益確定売りが出た格好だ。ただ、石破茂首相が13日のNHK番組で、消費税について「当面上げることは考えていない」などと述べたことから、株高基調が続くことを期待する向きも増えている。また、最高値を更新する欧米株に比べ日本株が出遅れているとの声も聞かれ、出遅れ修正期待も根強く、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。 <CS> 2024/10/15 16:05 注目トピックス 市況・概況 日経VI:低下、株価底堅く警戒感が緩和 *16:05JST 日経VI:低下、株価底堅く警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は15日、前日比-1.53(低下率5.34%)の27.14と低下した。なお、高値は28.62、安値は27.14。東京市場が3連休中の米株式市場でダウ平均が2営業日合計で1.44%上昇するなど主要指数が堅調な動きだったことを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。取引開始後も日経225先物は底堅く推移し、現物市場で日経平均が一時、約3カ月ぶりに40000円の大台を回復したこともあり、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは終日、先週末の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2024/10/15 16:05 みんかぶニュース 市況・概況 [PTS]デイタイムセッション終了 15時以降の上昇102銘柄・下落81銘柄(通常取引終値比)  10月15日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:00)が終了。15時以降に売買が成立したのは215銘柄。通常取引の終値比で上昇は102銘柄、下落は81銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は38銘柄。うち値上がりが20銘柄、値下がりは10銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は100円安と売られている。  PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の15日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。 △PTS値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <9264> ポエック      1518  +260( +20.7%) 2位 <7351> グッドパッチ    450   +55( +13.9%) 3位 <6814> 古野電       1920  +215( +12.6%) 4位 <1434> JESCO     795   +78( +10.9%) 5位 <3935> エディア      420   +36( +9.4%) 6位 <7077> ALiNK    1127.2  +95.2( +9.2%) 7位 <3994> マネフォ      6799  +516( +8.2%) 8位 <8226> 理経        345   +26( +8.2%) 9位 <2930> 北の達人      173   +12( +7.5%) 10位 <9247> TREHD     1780  +113( +6.8%) ▼PTS値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <7997> くろ工       858  -139( -13.9%) 2位 <135A> ヴレインS    2200.1 -299.9( -12.0%) 3位 <3558> ジェイドG     1750  -218( -11.1%) 4位 <4270> BeeX      3200  -335( -9.5%) 5位 <6182> メタリアル     818   -85( -9.4%) 6位 <6044> 三機サービス    900   -89( -9.0%) 7位 <198A> ポスプラ      631   -59( -8.6%) 8位 <4434> サーバワクス    2615  -244( -8.5%) 9位 <205A> ロゴスHD     2125  -185( -8.0%) 10位 <3266> ファンクリG    74.5  -5.5( -6.9%) △PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <8233> 高島屋      1306.7  +47.2( +3.7%) 2位 <9602> 東宝        5790  +108( +1.9%) 3位 <6857> アドテスト     8125   +64( +0.8%) 4位 <4385> メルカリ      2570  +19.0( +0.7%) 5位 <8058> 三菱商       2937  +11.0( +0.4%) 6位 <9501> 東電HD      642  +2.0( +0.3%) 7位 <8001> 伊藤忠       7705   +21( +0.3%) 8位 <9432> NTT      147.4  +0.3( +0.2%) 9位 <7267> ホンダ       1550  +3.0( +0.2%) 10位 <2914> JT        4290   +7( +0.2%) ▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <6471> 日精工       718  -6.8( -0.9%) 2位 <9984> SBG       9410   -60( -0.6%) 3位 <7012> 川重        6530   -33( -0.5%) 4位 <3382> セブン&アイ    2277  -10.5( -0.5%) 5位 <7011> 三菱重      2232.5  -7.5( -0.3%) 6位 <4503> アステラス     1720  -5.5( -0.3%) 7位 <8267> イオン       3676  -5.0( -0.1%) 8位 <4755> 楽天グループ    960  -1.3( -0.1%) 9位 <1605> INPEX     2031  -0.5( -0.0%) 10位 <8002> 丸紅        2414  -0.5( -0.0%) ※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得 株探ニュース 2024/10/15 16:03 GRICI 対中包囲網・石破案「アジア版NATO」をASEAN諸国がどう見たかを中国が分析【中国問題グローバル研究所】 *16:01JST 対中包囲網・石破案「アジア版NATO」をASEAN諸国がどう見たかを中国が分析【中国問題グローバル研究所】 ◇以下、中国問題グローバル研究所のホームページ(※1)でも配信している遠藤 誉所長の考察をお届けする。中国共産党機関紙「人民日報」の姉妹版「環球時報」や青年版「中国青年報」が一斉に「アジア版NATO」に対するASEAN諸国の反応を報道した。石破・李強会談を経て、自信を強めたという勢いが読み取れる。二紙の考察と中国ネット民の雑感を紹介する。◆環球時報社評:「アジア版NATO」がASEANで壁にぶつかった事実は何を物語るのか?10月12日、環球時報は<“亚洲版北约”在东盟碰壁说明什么>(「アジア版NATO」がASEANで壁にぶつかった事実は何を物語るのか)(※2)という見出しで社評を発表している。かなり長いので、概略を個条書き的に拾うと以下のようになる。●10日に開催された第27回中国・ASEAN(10+1)首脳会議では、中国・ASEAN自由貿易地域バージョン3.0の格上げ交渉が実質的に妥結したことを発表した。 これは、中国とASEANが共同で東アジアの経済統合を主導する大きな動きであり、多国間主義と自由貿易を支持する双方の明確な態度を示し、安定・協力・発展の追求こそが中国・ASEAN地域の揺るぎない主流であることを改めて証明した。●ハイレベル会合の前に、米国、日本などはブロック対立と地政学的対立を会議に持ち込む準備をしていたようだが、会議は明らかに冷たい壁でそれを阻んだ。特に、日本の石破茂新首相が提唱したいわゆる「アジア版NATO」は、域内で強い抵抗に遭っている。●マレーシアのハッサン外相は、「ASEANにNATOは必要ない」と単刀直入に述べた。インドネシアの英字新聞ジャカルタ・ポストは、「アジア版NATO」は中国に対抗することを狙っており、ASEAN10カ国にとって「極めて攻撃的」であると警告した。●この大きな反発により、石破茂は会議で「アジア版NATO」に言及するという考えを断念せざるを得なくなったが、これは何を物語っているのだろうか。1.NATOや米国の一部の同盟国が自分たちに満足しているのとは異なり、それ以外の多くの国々の目には、ただ単に「紛争と戦争のメーカー」としてのイメージを強化ただけだ。特にASEAN諸国の世論から判断すると、NATOに対する嫌悪感と反感には言葉では言い表せないほど激しいものがある。2.この地域の国々は、NATOモデルをアジア太平洋地域に持ち込むことに反対するだけでなく、NATOに代表される冷戦精神やブロック対立をアジア太平洋地域に持ち込むことにも反対し、中国を地政学的紛争の「仮想敵」とすることに反対している。3.NATOの哲学は、アジア諸国のそれとは大きく異なる。NATOは西側陣営が支配する軍事同盟であり、アジア諸国は独立に焦点を当てている。NATOの目的は、軍事力によるいわゆる「抑止と防衛」を促進することだが、ほとんどのアジア諸国は平和を重んじ、開発を優先することに同意している。4.NATOは外国の干渉に取り憑かれ、しばしば他国の主権と人権を踏みにじる一方で、多くのアジア諸国は近代において植民地化され侵略されるという悲劇的な経験をしており、地域諸国は外部からの干渉を心から深く嫌悪し平和共存を望んでいる。5.NATOは、その存在を永続させるために共通の「敵」の確立に依存しており、昔は「ソ連」で現在は「ロシア」だ(アメリカは一極支配を維持するために「共通の敵」がいないと困る)。6.アジアではそのような脅威は存在せず、「共通の敵」を中国に向ける試みは成功しない。中国は15年連続でASEANの最大の貿易相手国であり、ASEANも4年間中国の最大の貿易相手国であり続けている。7.中国とASEANはRCEPを完全かつ高品質で実施し、中国・ラオス鉄道とジャカルタ・バンドン高速鉄道は一帯一路構想の名刺となり、デジタル経済やグリーン経済などの新興産業での協力が強力な推進力を与えている。●シンガポールのYusof Ishak研究所の東南アジア研究センターが4月に発表した調査によると、ASEAN諸国は米国よりも中国に対して良い評価を与えている。日経アジアンレビューも、フィリピンでさえ、オブザーバーが「アジア版NATO」という考えを非現実的と見なしていることを認めている。一部の欧米メディアさえ「アジア版NATO」が適切だとは思っていない。●石破首相本人はASEANでの李強首相との会談で、日中関係の着実かつ長期的な発展を促進することへの希望を表明している。(以上、環球時報社評より)環球時評社評の中で、最も注目を引いたのは「多くのアジア諸国は近代において植民地化され侵略されるという悲劇的な経験をしており、地域諸国は外部からの干渉を心から深く嫌悪し平和共存を望んでいる」という文言だった。岸田政権の時もバイデン大統領の言いなりになって、西側の現存のNATOの「アジア化」を形成しようと岸田元首相は努力したが、環球時報に書いてあるこの現実を日本はあまりに認識していない。環球時報の社評に対する判断に関しては、ここでは言及しないが、少なくとも、この現実だけは深く認識すべきだと思う。◆中国青年報:インドネシアが「アジア版NATO」を弄ぶなと石破に警告10月11日、中国青年報は<インドネシアのメディアが「アジア版NATO」を弄ぶなと石破に警告>(※3)という見出しで、おおむね以下のような内容の報道をした。●石破茂首相は日本政界の「古き顔(老面孔)」としてASEANで外交デビューした。しかし彼が到着する前に、インドネシアのジャカルタ・ポストから「アジア版NATO」に対する単刀直入の警告を受けた。●ジャカルタ・ポスト紙によると、中国、米国、EU、日本はASEANの貿易相手国であるものの、2020年以降、ASEANの最大貿易相手国は中国であり続けている。ASEAN諸国にとって、日本やその同盟国が「ASEANはインド太平洋地域の中心だ」と主張して「密かにASEANをまとめて中国に立ち向かわえようとしているもくろみ」は、まったく非現実的であり、到底受け入れられるべきものではない。ASEANは、日本が地域の緊張を悪化させるだけの「軍事同盟国」ではなく、信頼できる貿易・経済パートナーになることを望んでいる。●日本の経済力が衰退し、ASEANの力が大きくなる中で、石破茂は今でもまだ「日本はASEAN諸国のリーダーを引きつけるほどの影響力を持っている」という幻想を抱いているのだろうか。日本政界の「古き顔」は、世界情勢の事実認識に関しても「古き視点」しか持ってないのかもしれない。(以上、中国青年報から抜粋)◆中国ネット民:石破茂は総理になって初めて世界の現実を知ったのではないか?中国のネットでは「日媒称」(日本メディアによれば)とか 「美媒称」(アメリカメディアによれば)という書き出しで、実に多くの情報が即時的に中国語に訳されて報道されている。中国のネット民はそれらを熱心に読んでいる者が多いので、実に当意即妙を得た反応が数多く見られる。それらを列挙するのは至難の業だが、「中国青年報」で取り扱っているようなテーマに関する書き込みを拾い上げると、たとえば以下のようなものがある。●石破茂は自民党で長い間「干されていた」ので、現在進行形の世界情勢を認識する力がないんじゃないの?●日本の政治評論家が石破内閣を「在庫一掃内閣」と評していたけど、あれって、おもしろいよね。今まで主流派から外されていた人たちをかき集めたんだろ?●石破茂は「防衛問題オタク」って言われているようだけど、家の中で組み立てたプラモデルで構築した「アジア版NATO」は、机上の空論だったってことが、総理になって初めて分かったんじゃいの?●そうじゃないと、自民党総裁選の選挙運動の時にあれだけ主張しておきながら、総理になったとたんに引っ込めるって、おかしいだろ?●西側式の民主主義って、ほんとにいいのかね?選挙公約は当選した瞬間に捨てていいんだったら、選挙なんかする必要ないじゃない?●中国式民主主義の方がよっぽどいいよ。選挙のたびに方針を変える必要がないから、国家戦略を貫くことができて、結局、新産業技術においても西側式民主主義国家を超えている。●日本みたいに自民党政権がずーっと継続している国って、ほんとに「西側式民主主義国家」なんだろうか?アメリカはまだ二大政党が常に拮抗して争っているけど、それでも選挙のために国力を使い果たして、どんどん衰退していってる側面があるじゃない?日本はほぼ自民党による一党支配だから、もっと成長していいはずなのに、結局「自分が当選したい!」という欲望に駆られた議員ばかりだから、当選するための裏金問題とか内部の派閥争いで腐っていって、経済も新産業技術も立ち遅れていくばかりだよね。●そんな日本がアジアをリードして「軍事同盟」を作って中国やロシアや北朝鮮を包囲していくって、なに考えてるの?バカじゃない?●いや、だからさ、石破は総理になって、初めて少しだけ「現実」を知り始めたんだよ。初めて現在進行形の国際情勢が見えたんじゃないの?だから李強との会談で、「田中角栄の日中共同声明の立場を堅持する」って誓ったんじゃないの?●そんなに「揺れ動いてばかりいて」、それで一国の総理が務まるのかな?●そうだね。でも、石破を選んだのは現場にいたはずの政権与党の自民党だろ?「現実」を知っていたはずじゃないの?西側式民主主義って何?・・・・・・以上、中国のネットから適宜、興味深いものを選んでみた。表現は、無数にある書き込みや民間ウェブサイトの主張などを、平均的にまとめたものである。この論考はYahoo!ニュース エキスパート(※4)より転載しました。就任会見の時の石破首相(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)(※1)https://grici.or.jp/(※2)https://www.youtube.com/watch?v=SfJcXh0qm3o(※3)https://news.qq.com/rain/a/20241011A018LH00(※4)https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/dd6c42371c1e358a5988a60d48fd11e8508a1202 <CS> 2024/10/15 16:01 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(大引け)=304円高、欧米株高受け一時4万円回復も後場は伸び悩む  15日の東京株式市場は欧米株高を受けリスク選好の地合いが継続、日経平均は寄り付き時点で4万円台を回復したが、取引終盤に伸び悩み、結局3万9000円台に押し戻されて着地した。  大引けの日経平均株価は前営業日比304円75銭高の3万9910円55銭と4日続伸。プライム市場の売買高概算は18億5726万株、売買代金概算は4兆4380億円。値上がり銘柄数は1203、対して値下がり銘柄数は386、変わらずは56銘柄だった。  きょうの東京市場は前週後半の強調相場を引き継ぎ、日経平均は4連騰。フシ目の4万円大台を回復して寄り付いた後、買い意欲の強い地合いで上げ幅は一時650円あまりに広がる場面があった。祝日をはさみ3連休明けとなった東京市場だが、この間に欧米株が水準を切り上げており、これに引っ張られる形となった。先物主導で終始買い優勢となり、特に日経平均寄与度の高い半導体セクターの値がさ株への買いが目立った。大引けの日経平均は4万円台を維持できなかったが、引け値ベースで総裁選直後の“石破ショック”で売り込まれる前の水準を回復した。個別では値上がり銘柄数は後場に入ってやや数を減らしたものの1200を上回り、全体の73%がプラス圏で着地している。売買代金も5営業日ぶりに4兆円台に乗せた。  個別では、売買代金首位のレーザーテック<6920.T>が大幅高となったほか、東京エレクトロン<8035.T>も活況高、ディスコ<6146.T>、アドバンテスト<6857.T>も買われるなど、半導体主力株が物色人気を博した。ソフトバンクグループ<9984.T>も上値追い鮮明。IHI<7013.T>が上昇、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、リクルートホールディングス<6098.T>、東京海上ホールディングス<8766.T>も買いを集めた。ジンズホールディングス<3046.T>、広済堂ホールディングス<7868.T>、TSIホールディングス<3608.T>はストップ高。  半面、ファーストリテイリング<9983.T>が売り物に押され、フジクラ<5803.T>も利食い優勢となった。ダイキン工業<6367.T>が冴えず、良品計画<7453.T>も安い。ビーウィズ<9216.T>が値下がり率トップに売られ、技研製作所<6289.T>も大幅安。ENEOSホールディングス<5020.T>、コスモエネルギーホールディングス<5021.T>など石油株の下げも目立った。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 15:53 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:149円60銭前後で推移、方向感に欠ける展開に  15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=149円62銭前後と前週末11日午後5時時点に比べ80銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=162円97銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。  ドル円は149円台後半での一進一退。午後にかけて149円50~70銭台を中心とする値動きとなった。日経平均株価が大幅高となり4万円を超えるとリスク志向のドル買い・円売りが強まったが、午後に日経平均株価が伸び悩むとドル円相場も上値が重くなり方向感に欠ける展開が続いた。  ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0891ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 15:39 みんかぶニュース 個別・材料 エスクロAJが25年2月期業績予想を上方修正  エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>がこの日の取引終了後、25年2月期の連結業績予想について、売上高を47億500万円から47億8600万円(前期比15.7%増)へ、営業利益を3億3900万円から4億400万円(同11.2%減)へ、純利益を2億2800万円から2億7600万円(同7.6%減)へ上方修正した。  上期において、金融機関のキャンペーンの実施などにより住宅ローンの取り扱い件数が好調に推移し、金融ソリューション事業の処理件数が伸長したことや、不動産ソリューション事業で不動産取引の非対面決済サービス「H’OURS(アワーズ)」の利用件数が堅調だったことが要因。また、不動産価格の高止まりなどの影響を受けて、取引時期に遅れのあった不動産オークション取引で主に税理士などの士業専門家との連携強化を実施し、成約及び決済が順調に推移していることも寄与する。  なお、第2四半期累計(3~8月)決算は、売上高23億7400万円(前年同期比17.7%増)、営業利益3億2600万円(同54.4%増)、純利益2億3000万円(同76.0%増)だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 15:37 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:石油・石炭製品が下落率トップ *15:36JST 東証業種別ランキング:石油・石炭製品が下落率トップ 石油・石炭製品が下落率トップ。そのほか鉱業、電力・ガス業、非鉄金属、鉄鋼なども下落。一方、銀行業が上昇率トップ。そのほか保険業、電気機器、情報・通信業、サービス業なども上昇。業種名/現在値/前日比(%)1. 銀行業 / 318.95 / 1.902. 保険業 / 2,578.37 / 1.413. 電気機器 / 4,861.49 / 1.374. 情報・通信業 / 5,942.45 / 1.315. サービス業 / 3,286.15 / 1.236. 倉庫・運輸関連業 / 3,096.01 / 1.237. 証券業 / 549.25 / 0.878. 海運業 / 1,760.77 / 0.819. 陸運業 / 1,992.71 / 0.8110. 建設業 / 1,772.03 / 0.6911. 機械 / 3,192.08 / 0.6712. 小売業 / 1,936.84 / 0.6413. その他製品 / 5,335.39 / 0.6214. 金属製品 / 1,433.16 / 0.6115. 精密機器 / 13,301.1 / 0.4116. パルプ・紙 / 516.67 / 0.3917. ガラス・土石製品 / 1,429.41 / 0.3818. 医薬品 / 3,916.68 / 0.3019. 食料品 / 2,300.25 / 0.2120. 化学工業 / 2,656.97 / 0.2021. 水産・農林業 / 605.08 / 0.0422. 空運業 / 217.56 / -0.0823. その他金融業 / 1,043.2 / -0.0924. 繊維業 / 728.03 / -0.2225. 不動産業 / 1,927.53 / -0.3026. ゴム製品 / 4,120.44 / -0.3627. 輸送用機器 / 4,146.46 / -0.3928. 卸売業 / 3,774.81 / -0.4929. 鉄鋼 / 708.47 / -0.6230. 非鉄金属 / 1,545.9 / -0.6831. 電力・ガス業 / 536.12 / -0.7232. 鉱業 / 599.56 / -3.0133. 石油・石炭製品 / 1,930.31 / -3.90 <CS> 2024/10/15 15:36 金融ウォッチ その他 【第一生命保険】国内初となる屋根置き低圧分散型太陽光発電プロジェクトファイナンスへの投資~エネルギーシステムの変革と再生可能エネルギーの普及を後押し~ 第一生命保険株式会社(代表取締役社長:隅野俊亮、以下「当社」)は、株式会社シェアリングエネルギー(代表取締役:上村一行、以下「シェアリングエネルギー」)が運営する屋根置き低圧分散型太陽光発電システム1へのプロジェクトファイナンスへ 13 億円の投資を実施しましたので、お知らせします。なお、屋根置き低圧分散型太陽光発電システムにおけるプロジェクトファイナンスへの投資は、国内で初めての取組みとなります。 原文はこちら https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2024_032.pdf 6 2024/10/15 15:33 本日の注目個別銘柄 プラズマ、JINSHD、広済堂HDなど <6668> プラズマ 1501 -371急落。先週末に24年8月期の決算を発表、営業利益は14.7億円で前期比33.9%減となり、第3四半期決算時に上方修正した数値15億円を小幅に下回る着地に。25年8月期は18.9億円で同27.2%増と大幅増益に転じる見込みだが、23年8月期の22.5億円を大幅に下回る水準であり、想定よりも回復は緩慢との見方が優勢のようだ。ちなみに、四季報予想は24億円の水準であった。<5885> ジーデップアドバンス 10620 +1500ストップ高比例配分。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は1.8億円で前年同期比57.7%増の大幅増益となっている。据え置きの通期予想は6.8億円で前期比1.9%増であり、想定以上の大幅増益となる形に。LLMを含む生成AIの需要の高まりに伴い売上高が拡大している。また、11月末を基準に1:4の株式分割を実施すると発表、株価水準が高いだけに、流動性の向上につながっていくとの期待も先行。<1605> INPEX 2031.5 -68.5大幅続落。NY原油相場が続落となる中、同社をはじめ石油関連株はさえない動きになっている。OPECでは月報で、今年や来年の需要見通しを下方修正しており、前日のWTI先物11月限は2.3%の下落となっている。主に中国の需要見通しを下方修正しているようだ。また、原油相場は時間外取引でも下落、イスラエルがイランの原油施設などへの攻撃を避ける姿勢を示しているもよう。<4443> Sansan 2166 -59大幅反落。先週末に第1四半期決算を発表、営業損益は3.3億円の赤字で前年同期比4.5億円の損益悪化に。株式関連報酬費用の増加が悪化要因。調整後営業利益は2.1億円で同44.4%増と、会社側の通期見通しに対して順調な進捗に。「Sansan」や「Bill One」の成長が継続する形。ただ、前回の決算はポジティブサプライズにつながったこともあり、インパクト乏しい今回は決算受けて売り優勢に。<9749> 富士ソフト 9670 +670大幅続伸。米投資ファンドのベインキャピタルが買収計画を正式に提案している。同社の賛同を得られれば、10月下旬をメドに1株9450円でTOBを開始するようだ。同社では現在、進行している米KKRのTOBに賛同しているが、今回のベインの提示価格はKKRを7%上回る水準となっている。今後も買収価格引き上げ合戦への思惑も残る格好か、今回のTOB価格を上回る水準で株価は推移。<3349> コスモス薬品 7938 +618大幅反発。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は116億円で前年同期比28.8%増となり、市場コンセンサスを20億円程度上回る形になっている。一般食品の粗利益率が大きく改善しているもよう。据え置きの通期計画は316億円で前期比0.3%増であり、大幅な上振れが意識される状況にもなっている。なお、同時に発表した9月既存店売上高は前年同月比4.2%減と、2カ月ぶりのマイナスになっている。<187A> サムティHD 3295 +215大幅続伸。シンガポール系の投資ファンドである「ヒルハウス」が、完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表している。TOB価格は3300円で、TOB期間は10月15日から11月26日まで。同TOB価格にサヤ寄せする動きが優勢となっている。先週末終値に対するプレミアムは7.1%であるが、先週末は買収報道が一部で伝わり、2800円レベルから急騰する展開となっていた。<7868> 広済堂HD 575 +80ストップ高。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は20.2億円で前年同期比2.7倍となっている。葬祭収益セグメントにおいて式場増設効果が継続したほか、資産コンサルティングセグメントでは大型プロジェクト案件が貢献したようだ。通期予想の80億円、前期比50.3%増に対し、例年第1四半期の売上は相対的に低水準であることからも好進捗と捉えられ、上振れ期待が高まる状況となっているもよう。<3048> ビックカメラ 1722 +192急伸。先週末に24年8月期の決算を発表、営業利益は244億円で前期比71.6%増となり、市場予想を10億円強上回る着地になっている。コジマやTDモバイルなどが想定を上振れのもよう。25年8月期は265億円で同8.7%増の見通し。市場コンセンサスは250億円程度であったとみられる。ビックカメラの免税売上拡大などを見込んでいるようだ。想定以上の決算に加えて、18日発表予定の新中計にも期待が先行。<3046> JINSHD 6160 +1000ストップ高。先週末に24年8月期決算を発表、営業益は78.4億円で前期比61.7%増となり、従来計画の63億円を大きく上回った。国内アイウエア事業で、夏季にかけ可視光調光レンズなどのオプションレンズやサングラスといった季節性商品の需要が増加した。年間配当金も従来計画の45円から61円に大幅増配。25年8月期営業益も前期比8.5%増の85億円と見込み、年間配当金は前期比6円増の67円を計画。 <ST> 2024/10/15 15:32 相場概況 日経平均は4日続伸、一時40000円台回復もアジア株安などが嫌気か *15:32JST 日経平均は4日続伸、一時40000円台回復もアジア株安などが嫌気か 14日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は201.36ドル高の43065.22ドル、ナスダックは159.75ポイント高の18502.69で取引を終了した。小幅利下げ観測を受けた売りと、中国政府による追加財政策を背景とした需要回復期待を受けた買いが交錯し、寄り付き後、まちまち。その後、主要企業決算への期待が後押しし、相場は上昇した。さらに、半導体エヌビディアの上昇がナスダックを押し上げ、終盤にかけて上げ幅を拡大。ダウは連日で過去最高値を更新した。米国株高や為替の円安を材料に、三連休明けの東京市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は7月19日以来の40000円台を回復してスタート。エヌビディア上昇を受けて、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>、東京エレクトロン<8035>など半導体株の上げが日経平均を押し上げた。ただ、後場入り後は、軟調なアジア株の動向が嫌気されたほか、40000円台回復などで達成感も意識されて上げ幅を縮小。日経平均は40000円台を割り込んで取引を終えた。大引けの日経平均は前営業日比304.75円高(+0.77%)の39910.55円となった。東証プライム市場の売買高は18億5726万株。売買代金は4兆4380億円。業種別では、銀行業、保険業、電気機器、情報・通信業、倉庫・運輸関連業などが上昇した一方、石油・石炭製品、鉱業、電気・ガス業、非鉄金属、鉄鋼などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は73.1%、対して値下がり銘柄は23.4%となっている。日経平均採用銘柄では、米ハイテク株上昇を受けて、アドバンテスト、ソフトバンクG、東京エレクトロンのほか、スクリーンHD<7735>、ソシオネクスト<6526>、レーザーテック<6920>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体株の上昇が目立つ。また、米銀行株の上昇を受けて、コンコルディアFG<7186>、しずおかFG<5831>、りそなHD<8308>、ふくおかFG<8354>など銀行株も買われた。このほか、中外製薬<4519>、荏原製作所<6361>、太陽誘電<6976>などが上昇。一方、原油価格の下落を受けて、ENEOSホールディングス<5020>、INPEX<1605>、出光興産<5019>など原油関連の下げが目立ったほか、指数インパクトが大きいファーストリテ<9983>が後場一段安。このほか、日本製鉄<5401>、良品計画<7453>、東レ<3402>、フジクラ<5803>、ダイキン工業<6367>なども下落した。 <FA> 2024/10/15 15:32 みんかぶニュース 為替・FX 明日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 08:50 日・機械受注 15:00 英・消費者物価指数 15:00 英・小売物価指数 16:15 日・訪日外国人客数 20:00 米・MBA(抵当銀行協会)住宅ローン申請指数 21:30 米・輸出入物価指数 ○決算発表・新規上場など 決算発表:WHDC<3823> ※東証スタンダード上場:日水コン<261A> ※海外企業決算発表:モルガン・スタンレーほか 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 15:30 みんかぶニュース 市況・概況 明日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 08:50 日・機械受注 15:00 英・消費者物価指数 15:00 英・小売物価指数 16:15 日・訪日外国人客数 20:00 米・MBA(抵当銀行協会)住宅ローン申請指数 21:30 米・輸出入物価指数 ○決算発表・新規上場など 決算発表:WHDC<3823> ※東証スタンダード上場:日水コン<261A> ※海外企業決算発表:モルガン・スタンレーほか 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 15:30 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 10月15日 15時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄 市場 (260A) オルツ     東証グロース (5885) ジーデップ   東証スタンダード (3760) ケイブ     東証スタンダード (7868) 広済堂HD   東証プライム (4570) 免疫生物研   東証グロース ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄 市場 (6857) アドテスト   東証プライム (7603) マックハウス  東証スタンダード (5595) QPS研究所  東証グロース (7453) 良品計画    東証プライム (3103) ユニチカ    東証プライム 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 15:30 注目トピックス 日本株 新興市場銘柄ダイジェスト:AVILENは大幅反発、免疫生物研究所がストップ高 *15:29JST 新興市場銘柄ダイジェスト:AVILENは大幅反発、免疫生物研究所がストップ高 <7373> アイドマHD 1614 +12もみ合い。11日の取引終了後に24年8月期の業績を発表し、上昇して始まった後もみ合いとなっている。売上高は106.18億円(前期比17.2%増)、営業利益は24.68億円(同11.7%増)、経常利益は24.68億円(同11.0%増)と堅調だった。主力サービスのセールス・プラットフォームサービスを中心とし、積極的にワーク・イノベーション事業の展開を推進、在宅ワークが定着化した環境下におけるオンラインセールスの手法を必要とする多くの中小、中堅企業から受注している。<5591> AVILEN 1040 +97大幅反発。11日の取引終了後、生成AI関連開発のエンジニア集団であるLangCoreの株式を取得し連結子会社化することを発表し、好材料視されている。取得価額は4億円。LangCoreの子会社化により、同社における生成AI技術力の更なる向上と開発案件の拡大や生成AI SaaSの新規開発などのシナジーを早期に創出し、両社の短期的な収益向上が実現されるとともに、中長期的な事業拡大も見込まれるとしている。<4570> 免疫生物研究所 505 +80ストップ高。11日の取引終了後に、「抗HIV抗体及びその製造方法」に関する日本国内における特許を取得したことを発表し、これを好感した買いが優勢となっている。同特許は新たな薬剤候補物質そのものに与えられるもので、たとえ製造方法が異なっても、製造された物質が同じであればそれらすべてに権利が及ぶ『物質特許』と言われるものであり、医薬品の特許の中で最も権利の範囲が広い。すでに中国・香港・台湾で特許査定となっており、欧米で出願された同特許も、順調に審査が進んでいるという。<189A> D&Mカンパニー 869 -16反落。11日の取引終了後に25年5月期第1四半期の業績を発表した。売上高は4.41億円(前年同期比44.1%増)、経常利益は0.86億円(同18.1%増)と堅調に推移している。F&Iサービスの債権買取社数が順調に増加したことや、C&Brサービスの大型の医療関連機器の販売等が寄与した。また、HR&OSサービスにおいても、アウトソーシングサービスの提供拡大に向け準備を進め、第2四半期以降の増収を見込んでいるという。ただ、株価へのポジティブな影響は限定的となっている。<4881> ファンペップ 131 +1反発。塩野義製薬と抗体誘導ペプチドの新規アジュバントに関する共同研究を開始したと発表した。今回の共同研究は、塩野義製薬のワクチン開発とアジュバント技術のノウハウを活かして、有効性、安全性及び利便性に優れた抗体誘導ペプチドの新規アジュバントを探索することを目的とし、主に塩野義製薬が新規アジュバントの製剤検討を行い、同社は動物試験での薬効評価及び安全性評価を行う予定となっている。同共同研究の担当業務に関する費用を負担するが、24年12月期の研究開発費予測値に変更はないとしている。<3991> ウォンテッドリー 1192 +57急騰。24年8月期の連結業績を発表し好材料視されている。営業収益は47.22億円(前期比0.5%減)だったものの、営業利益は15.94億円(同0.3%増)、経常利益は15.79億円(同1.0%増)となった。主力プロダクトである「Wantedly Visit」の継続的な開発・改善を図るとともに、「Engagement Suite」の提供を進めており、24年8月末時点で登録企業ユーザ数は4.2万社、登録個人ユーザ数は409万人で、25年8月期も約5%の増収を見込んでいる。 <ST> 2024/10/15 15:29

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