新着ニュース一覧
注目トピックス 日本株
パルHD---大幅続伸、上半期業績は上振れで一転2ケタ増益着地に
*13:22JST パルHD---大幅続伸、上半期業績は上振れで一転2ケタ増益着地に
パルHD<2726>は大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は118億円で前年同期比14.6%増となり、従来予想の91.8億円を上振れて一転2ケタ増益着地に。また、通期予想は従来の201億円から230億円、前期比23.4%増に上方修正している。人員シフトの効率化、商品提案力の強化などが奏効する格好になっているもよう。なお、同時に発表した9月の既存店売上高は前年同月比4.6%増とプラス転換も果たしている。
<ST>
2024/10/16 13:22
注目トピックス 日本株
古野電気---ストップ高買い気配、業績・配当予想を大幅に上方修正
*13:20JST 古野電気---ストップ高買い気配、業績・配当予想を大幅に上方修正
古野電気<6814>はストップ高買い気配。前日に上半期の決算を発表、営業利益は73億円で前年同期比95.7%増となり、従来予想の45億円を大幅に上回る着地となっている。舶用事業を中心に想定以上に堅調な需要環境が継続しているようだ。また、通期予想は従来の65億円から110億円、前期比68.7%増にまで上方修正、一転大幅増益見通しとなる。年間配当金計画も従来の40円から75円にまで大幅引き上げ。
<ST>
2024/10/16 13:20
みんかぶニュース 個別・材料
アスタリスクが4日ぶり大幅反発、25年6月期は3期ぶりの黒字確保を計画
アスタリスク<6522.T>は4日ぶり大幅反発。15日の取引終了後、24年8月期の連結決算発表にあわせ、25年8月期の業績予想を開示した。今期の売上高予想は前期比72.3%増の27億1900万円、最終損益予想は9900万円の黒字(前期は3億8900万円の赤字)とした。3期ぶりに最終黒字を確保する計画を示し、買いを誘ったようだ。24年8月期は売上高が前の期比10.3%減の15億7800万円。最終損益の赤字幅は前の期の1億7000万円から拡大した。海外での製造業向けの商談が長期化し、売上高は計画を下回った一方、研究開発関連の費用や販売費及び一般管理費の削減により赤字幅は計画に対し縮小した。今期は卸・小売業や製造業、物流業向けを軸に販促活動を展開し増収につなげるほか、原価改善や販管費の抑制などに努める。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/16 13:19
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は下げ渋り、円買い一服
*13:19JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、円買い一服
16日午後の東京市場でドル・円は下げ渋り、149円10銭台でのもみあい。午前中は日銀当局者の発言で円買いに振れ、ドルは148円台に下げる場面もあった。ただ、日経平均株価はいったん下げ止まり、中国・香港株高でリスク回避の円買いは一服した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円86銭から149円33銭、ユーロ・円は162円12銭から162円57銭、ユーロ・ドルは1.0882ドルから1.0894ドル。
<TY>
2024/10/16 13:19
新興市場スナップショット
TKP---年初来安値、25年2月期上期の営業利益0.9%減、販管費の増加響く
*13:17JST <3479> TKP 1247 -221
年初来安値。25年2月期第2四半期累計(24年3-8月)の営業利益を前年同期比0.9%減の27.33億円と発表している。貸会議室需要の回復やホテル稼働の好調で売上高は14.3%増の202.80億円と増収を確保したが、人件費など販管費が増加したことが響き、減益となった。ただ、四半期別では第2四半期の営業利益は10.41億円で前年同期(10.10億円)を上回っている。通期の営業利益予想は前期比77.5%増の82.00億円で据え置いた。
<ST>
2024/10/16 13:17
注目トピックス 日本株
テラスカイ---2Qは2ケタ増収・大幅な増益、ソリューション事業が好調に推移
*13:12JST テラスカイ---2Qは2ケタ増収・大幅な増益、ソリューション事業が好調に推移
テラスカイ<3915>は15日、2025年2月期第2四半期(24年3月-8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比33.5%増の119.29億円、営業利益が同177.3%増の6.10億円、経常利益が同126.5%増の6.77億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同217.9%増の3.67億円となった。ソリューション事業の売上高は、同社及びDiceWorksによるSalesforceの導入開発事業、BeeX<4270>が行うSAPのクラウド・マイグレーション事業及び、セールスフォースエンジニア派遣のテラスカイ・テクノロジーズの業績が拡大したことで、前年同期比34.9%増の110.84億円となった。セグメント利益(営業利益)は、量子コンピュータ関連の研究開発を行うQuemixと、TerraSky(Thailand)Co.,Ltd.(タイ法人)の営業損失を取り込みながら、同43.7%増の14.27億円となった。製品事業の売上高は同17.0%増の9.52億円となった。「mitoco(ミトコ)」を始めとする同社の全製品のサブスクリプション売上が対前年比で増加した。セグメント損失(営業損失)は、引き続き「mitoco ERP」等へ積極投資していることにより、0.96億円(前年同期は0.47億円の損失)となった。2025年2月期通期の業績予想については、売上高が前期比25.5%増の240.24億円、営業利益が同73.3%増の9.05億円、経常利益が同52.7%増の10.00億円、親会社に帰属する当期純利益が同88.6%増の5.65億円とする期初計画を据え置いている。
<AK>
2024/10/16 13:12
みんかぶニュース 市況・概況
◎午後1時現在の値上がり値下がり銘柄数
午後1時現在の東証プライムの値上がり銘柄数は486、値下がり銘柄数は1109、変わらずは48銘柄だった。業種別では33業種中5業種が上昇。値上がり上位に不動産、保険、建設など。値下がりで目立つのは精密機器、電気機器、化学など。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/16 13:07
みんかぶニュース 個別・材料
オンコリスは5日続伸、日本癌治療学会学術集会でOBP-301に関する学会発表
オンコリスバイオファーマ<4588.T>は5日続伸している。正午ごろ、10月24日~26日に開催される「第62回日本癌治療学会学術集会」の臓器別シンポジウムにおいて、腫瘍溶解ウイルスOBP-301に関する学会発表が行われることになったと発表しており、好材料視されている。
今回行われる学会発表は、同社が局所進行性食道がんに対する新たな治療方法の開発を目的として実施した腫瘍溶解ウイルスOBP-301の放射線療法併用によるフェーズ2試験の成績に関するもので、実際に治験に参加した北里大学医学部消化器内科学の渡辺晃識医師から行われる。なお、同件による24年12月期業績への影響はないという。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/16 13:07
みんかぶニュース 個別・材料
TWOSTが大幅続伸、25年8月期は大幅増収増益見通し
TWOSTONE&Sons<7352.T>が大幅続伸している。15日の取引終了後に発表した25年8月期連結業績予想で、売上高186億円(前期比30.2%増)、営業利益6億2000万円(同30.6%増)、純利益2億9800万円(同58.1%増)と大幅増収増益を見込むことが好感されている。
幹部人材の採用を継続することに加え、これまでに採用した営業人材の育成を加速し、営業力の底上げを行うことで1社あたりの参画エンジニア数増加とエンジニアの単価向上を図る。また、戦略的M&Aの積極的な検討・実行を継続し、既存事業の着実な成長にM&Aによる非連続的な成長を加えることで成長を目指すとしている。
なお、24年8月期決算は、売上高142億9000万円(前の期比42.1%増)、営業利益4億7400万円(同48.6%増)、純利益1億8800万円(同11.0%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/16 13:06
みんかぶニュース 市況・概況
13時の日経平均は698円安の3万9211円、東エレクが242.66円押し下げ
16日13時現在の日経平均株価は前日比698.90円(-1.75%)安の3万9211.65円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は484、値下がりは1108、変わらずは48と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。
日経平均マイナス寄与度は242.66円の押し下げで東エレク <8035>がトップ。以下、SBG <9984>が73.39円、レーザーテク <6920>が42.42円、中外薬 <4519>が20.91円、TDK <6762>が18円と続いている。
プラス寄与度トップはアドテスト <6857>で、日経平均を8.42円押し上げている。次いでフジクラ <5803>が2.50円、ZOZO <3092>が2.50円、大林組 <1802>が2.42円、住友不 <8830>が2.07円と続く。
業種別では33業種中5業種が値上がり。1位は不動産で、以下、保険、建設、電気・ガスと続く。値下がり上位には精密機器、電気機器、化学が並んでいる。
※13時0分9秒時点
株探ニュース
2024/10/16 13:01
新興市場スナップショット
ベースフード---大幅に4日ぶり反発、農水省の補助事業に採択、25年2月期の営業損益予想は下方修正
*13:01JST <2936> ベースフード 284 +74
大幅に4日ぶり反発。農林水産省が運営する「中小企業イノベーション創出推進事業」のテーマL(穀物の新規需要を創出する製造技術の実証)に補助事業として採択されたと発表している。実施期間は28年度末までで、補助上限額は18.7億円。また、25年2月期の営業損益予想を従来の1.66億円の黒字から0.51億円の黒字(前期実績は9.02億円の赤字)に下方修正している。小売店向けの新商品売上高が期初想定に達していないため。
<ST>
2024/10/16 13:01
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」5位にケイブ
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」16日正午現在でケイブ<3760.T>が「買い予想数上昇」5位となっている。
ケイブは前日に5日ぶりに急反騰を演じ、150円高はストップ高となる1098円に買われる人気となった。ソーシャルゲーム(スマートフォンなどモバイル端末向けゲーム)の開発・運営を主力とするが、ヒット商品の輩出によって収益が急拡大している。前週末11日取引終了後に発表した25年5月期第1四半期(24年6~8月)決算は営業利益が前年同期比92%増の1億2900万円と倍増近い伸びを示し、これが好感された。しかし、きょうは目先筋の利益確定売りが表面化しマイナス圏で推移している。もっとも、押し幅は浅く依然として上値を見込んだ投資資金の買いが根強く入っていることをうかがわせる。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/16 12:59
後場の寄り付き概況
後場の日経平均は749円安でスタート、三越伊勢丹や資生堂などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39160.78;-749.77TOPIX;2695.06;-28.51[後場寄り付き概況] 後場の日経平均は前日比749.77円安の39160.78円と、前引け(39093.46円)からやや下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は39070円-39210円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=149.10-20円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んだ動きで0.7%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後は下値の堅い展開で0.5%ほど上昇している。 後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。ダウ平均先物が時間外取引で底堅く推移していることが東京市場で安心感となっているようだ。一方、今日はオランダの半導体製造装置ASMLホールディングの決算発表を受け東京市場で半導体関連株が下げているが、明日は台湾TSMCが決算を発表する予定で、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもある。 セクターでは、精密機器、電気機器、機械が下落率上位となっている一方、不動産業、電気・ガス業、保険業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、スクリーンHD<7735>、東エレク<8035>、KOKUSAI<6525>、TOWA<6315>、資生堂<4911>、ディスコ<6146>、三越伊勢丹<3099>、HOYA<7741>、ローツェ<6323>が下落。一方、イオン<8267>、フジクラ<5803>、IHI<7013>、MS&AD<8725>、三菱重<7011>、NTT<9432>が上昇している。
<CS>
2024/10/16 12:59
みんかぶニュース 個別・材料
鈴木が急伸し上場来高値更新、国内大手証券が投資評価最上位でカバレッジ開始
鈴木<6785.T>が急伸し、上場来高値を更新した。SMBC日興証券が15日、鈴木に関して投資評価を最上位の「1」、目標株価4200円に設定し、カバレッジを開始した。精密金型技術などを強みにコネクターなどのプレス部品を手掛ける同社について、中期的なトップラインの成長率は主要日系コネクター専業メーカーを上回って推移していると指摘。受注アイテムの増加や新たな取引先の獲得などを通じ、成長が更に加速する余地が大きいとの見方を示す。同証券は鈴木の26年6月期営業利益が47億8400万円になると予想する。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/16 12:49
新興市場スナップショット
グッドパッチ---大幅に5日続伸、上限45万株の自社株買い、25年8月期の営業利益予想は5.9倍
*12:47JST <7351> グッドパッチ 411 +16
大幅に5日続伸。上限45万株(1.50億円)の自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は4.98%。取得期間は16日から25年4月14日まで。25年8月期の営業利益予想は前期比490.9%増の2.04億円とした。営業・マーケティングを継続して強化し、大幅増益を目指す。24年8月期の営業利益は88.4%減の0.34億円。また、HRプラットフォームのPeopleX(東京都渋谷区)と合弁会社を設立する。
<ST>
2024/10/16 12:47
注目トピックス 日本株
ラクト・ジャパン---3Qも増収・2ケタ増益、全てのセグメントで売上高が増加
*12:45JST ラクト・ジャパン---3Qも増収・2ケタ増益、全てのセグメントで売上高が増加
ラクト・ジャパン<3139>は15日、2024年11月期第3四半期(23年12月-24年8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.2%増の1,281.78億円、営業利益が同44.0%増の34.62億円、経常利益が68.9%増の34.79億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同77.3%増の25.44億円となった。乳原料・チーズ部門の販売数量は前年同期比7.5%増の134,143トン、売上高は同5.2%増の875.10億円となった。乳原料販売においては、国内の生乳生産量の減少により国産の脱脂粉乳やバターの生産量および在庫量が減少したことに加え、外食やレジャー産業が好調であったことから、輸入乳製品原料に対する需要が回復傾向となった。なかでも、猛暑の影響によりアイスクリーム原料の需要が旺盛となったほか、菓子など幅広い食品の原料となる乳調製品や、チョコレートの原料となる乳糖などの需要も高まり、これら原料の販売数量が前年同期比で増加した。また、飼料向けの輸入乳原料の需要も回復し、ホエイパウダーなどの関連商品の販売も好調となった。チーズ販売においても、外食など業務用を中心に需要は堅調となり、新たな引き合いが増えたことに加え、既存取引が拡大し、前年同期比で販売数量は増加した。食肉食材部門の販売数量は同15.9%増の24,145トン、売上高は同21.8%増の163.40億円となった。欧州産豚肉に対して価格競争力のある米国産豚肉への引き合いが続いたため、米国に主要サプライソースを持つ同社にとっては追い風の事業環境となった。加えて、新規の販売先開拓も進み、豚肉の販売が増加した。特に、食肉加工品の原料となるフローズンポークやシーズンドポークの販売が好調に推移した。また、前年下期より本格的な取引が始まった鶏肉および鶏肉加工品の販売も安定的に推移し、同部門の販売数量は前期比で大きく伸長した。機能性食品原料部門の販売数量は同30.5%増の2,438トン、売上高は同10.5%増の30.17億円となった。当第3四半期もプロテイン製品の原料である乳たんぱくの販売が順調に進捗した。展示会への出展などを通じたマーケティング活動による新規取引先の開拓に加え、既存顧客との取引深耕により販売数量が増加した。アジア事業・その他の売上高は同18.2%増の213.10億円となった。乳原料販売部門(商社)においては、当第3四半期に入り、日本の脱脂粉乳在庫対策事業の影響で減少していた粉乳調製品の原料販売にようやく回復の兆しがみえはじめた。また、アジアで事業展開する日系食品メーカー向けの原料販売が第2四半期に続き第3四半期も好調に推移したこと、インドネシアの販売拠点におけるトレーディング事業が軌道に乗りはじめたことなどから販売数量は底堅く推移した。当第3四半期の販売数量は同5.1%増の28,871トン、売上高は同9.7%増の154.59億円となった。チーズ製造販売部門(メーカー)においては、景気低迷が続く中国向け販売は引き続き低調となったが、シンガポール、マレーシアでは外食やベーカリー向けの販売が引き続き好調に推移し、前年同期比で販売数量が増加した。タイでは、景気は軟調な状態が続いているが、ホテル、外食、カフェなどへの販売に回復の兆しがみえはじめた。当第3四半期の販売数量は同9.8%増の3,889トン、売上高は同19.2%増の41.39億円となった。2024年11月期通期については、売上高が前期比3.6%増の1,640.00億円、経常利益が同44.0%増の41.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同46.4%増の30.00億円とする7月12日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。
<AK>
2024/10/16 12:45
みんかぶニュース 個別・材料
カーブスHDが大幅続伸、25年8月期は2ケタ営業増益で2円増配へ
カーブスホールディングス<7085.T>が大幅続伸している。15日の取引終了後に発表した25年8月期連結業績予想で、売上高380億円(前期比7.1%増)、営業利益63億円(同15.4%増)、純利益40億円(同12.1%増)と2ケタ増益を見込み、年間配当予想を前期比2円増の17円としたことが好感されている。
国内で13店舗純増を計画するほか、顧客満足度の一層の向上による退会率低減及び年3回のキャンペーンを実施することなどで新規入会を強化し、2.3~3.3万人程度の会員数純増を見込む。また、会員数増に応じた定期購入型商品の販売数増や、前年投下の新商品「ヘルシービューティ」の定期契約率向上などによる売り上げ増を見込む。
なお、24年8月期決算は、売上高354億6500万円(前の期比18.1%増)、営業利益54億5800万円(同41.7%増)、純利益35億6600万円(同39.8%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/16 12:35
個別銘柄テクニカルショット
IDOM---上方シグナルを発生
*12:33JST <7599> IDOM 1221 +145
マドを空けての上昇で200日、75日線を突破して始まった。その後利食いに押される局面から200日線に接近する場面もみられたが、長い下ヒゲを残す形で切り返している。一目均衡表では雲下限での攻防が続いていたが、厚い雲を一気に突破し、雲上限での攻防をみせている。遅行スパンは上方シグナルを発生させてきた。
<FA>
2024/10/16 12:33
みんかぶニュース 個別・材料
グロースxPが朝安後切り返す、DX推進支援事業拡大で今期は連続最高益更新へ
グロースエクスパートナーズ<244A.T>が朝安後に切り返し、上値追いの展開となっている。同社は9月26日に東証グロース市場に新規上場したニューフェースで、組織コンサルティングやデジタルテクノロジーを通じた企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)支援を手掛ける。10月15日の取引終了後、24年8月期の連結決算発表にあわせて、25年8月期の業績予想を開示。今期の売上高は前期比13.8%増の50億3000万円、最終利益は同10.1%増の4億5900万円を見込む。DX推進支援事業では各業界の大手企業に向けたデジタルプラットフォーム構築の取り組みが拡大すると想定。グローバル医療データプラットフォーム構築案件の拡大も見込む。今期は連続で過去最高の業績となる見通しを示したことを受け、全体相場が調整色を強めながらも投資家の資金が流入したようだ。24年8月期の売上高は前の期比18.4%増の44億2200万円、最終利益は同49.6%増の4億1700万円だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/16 12:32
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で下げ渋る
後場寄り付き直後の東京株式市場では、日経平均株価が前営業日比750円安前後と前場終値と比較してやや下げ渋っている。外国為替市場では1ドル=149円10銭台の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/16 12:31
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 10月16日 12時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(260A) オルツ 東証グロース
(5885) ジーデップ 東証スタンダード
(4570) 免疫生物研 東証グロース
(2726) パルHD 東証プライム
(3760) ケイブ 東証スタンダード
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(7453) 良品計画 東証プライム
(6869) シスメックス 東証プライム
(260A) オルツ 東証グロース
(205A) ロゴスHD 東証グロース
(6768) タムラ 東証プライム
出所:MINKABU PRESS
2024/10/16 12:30
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅に5日ぶり反落、東エレクが1銘柄で約260円分押し下げ
*12:29JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅に5日ぶり反落、東エレクが1銘柄で約260円分押し下げ
16日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり53銘柄、値下がり172銘柄、変わらず0銘柄となった。日経平均は5日ぶりに反落。前日比817.09円安(-2.05%)の39093.46円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えている。15日の米国株式市場は反落。ダウ平均は324.80ドル安の42740.42ドル、ナスダックは187.10ポイント安の18315.59で取引を終了した。銀行の決算を好感し、寄り付き後上昇。その後、半導体セクターの下落が影響し相場は下落に転じた。管理医療会社のユナイテッドヘルス・グループの下落もダウの重しとなり、終盤にかけて主要指数は下げ幅を拡大し終了。蘭半導体製造装置ASMLホールディングの受注低迷や業績見通しの下方修正を受けて、エヌビディアが前日比4%超、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が同5%超下落したことが影響して、東京市場は半導体株を中心に売り優勢で取引を開始した。寄付き後の日経平均は39062.85円と39000円台割れ寸前まで売り込まれたが、為替が1ドル149円台水準で推移したことなどが支援材料となり、下げ渋る展開となった。日経平均採用銘柄では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、スクリーンHD<7735>が前日比10%ほどの大幅安となったほか、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体株の下げが目立った。また、朝方に発表された8月機械受注が前年比、前月比ともにマイナスとなるなど大幅に悪化したことから、安川電機<6506>、SMC<6273>、日本精工<6471>、オムロン<6645>、ファナック<6954>、ニデック<6594>など機械株も売られた。一方、大成建設<1801>、大林組<1802>はともに国内証券会社が格付けを引き上げたことなどが材料視されて買い優勢となったほか、清水建設<1803>、鹿島建設<1812>など大手建設株も総じてしっかり。このほか、東京建物<8804>、住友不動産<8830>、東急不HD<3289>、三井不動産<8801>など不動産株も買われた。業種別では、精密機器、電気機器、機械、化学、ガラス・土石製品などが下落した一方、不動産、保険、建設、電気・ガス、銀行などが上昇した。値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約260円押し下げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、レーザーテック<6920>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、信越化<4063>、ディスコ<6146>などがつづいた。一方、値上がり寄与トップはフジクラ<5803>となり1銘柄で日経平均を約2円押し上げた。同2位は大塚HD<4578>となり、大林組<1802>、住友不<8830>、ZOZO<3092>、イオン<8267>、大成建<1801>などがつづいた。*11:30現在日経平均株価 39093.46(-817.09)値上がり銘柄数 53(寄与度+27.03)値下がり銘柄数 172(寄与度-844.12)変わらず銘柄数 0○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<5803> フジクラ 5382 82 2.70<4578> 大塚HD 8841 75 2.47<1802> 大林組 1886 74 2.42<8830> 住友不動産 4681 54 1.78<3092> ZOZO 5531 48 1.58<8267> イオン 3729 48 1.58<1801> 大成建設 6416 211 1.39<7733> オリンパス 2831 9 1.18<8725> MS&AD 3529 36 1.07<8252> 丸井G 2438 25 0.82<8804> 東京建物 2451 44 0.72<7011> 三菱重工業 2261 21 0.69<8801> 三井不動産 1358 7 0.69<8697> JPX 1837 10 0.62<6178> 日本郵政 1400 16 0.53<8802> 三菱地所 2357 16 0.51<8766> 東京海上HD 5725 10 0.49<6701> 日本電気 13845 145 0.48<8253> クレディセゾン 3637 12 0.39<5019> 出光興産 1061 6 0.39○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<8035> 東エレク 24125 -2645 -260.91<9984> ソフトバンクG 9033 -437 -86.21<6920> レーザーテック 22130 -3460 -45.51<9983> ファーストリテ 53060 -460 -40.84<6762> TDK 1843 -47 -23.18<4063> 信越化 6000 -126 -20.72<6146> ディスコ 35450 -2890 -19.01<7741> HOYA 20285 -1140 -18.74<6954> ファナック 3921 -106 -17.43<6857> アドバンテ 7996 -65 -17.10<6367> ダイキン工業 18700 -450 -14.80<7735> SCREEN 10035 -1105 -14.53<4519> 中外製薬 7311 -146 -14.40<6098> リクルートHD 9704 -137 -13.51<6273> SMC 62230 -2630 -8.65<6758> ソニーG 2763 -51 -8.38<4911> 資生堂 3432 -254 -8.35<6645> オムロン 6370 -245 -8.06<6861> キーエンス 66480 -2320 -7.63<6506> 安川電機 4422 -213 -7.00
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2024/10/16 12:29
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~ASMLショックで半導体株が急落
*12:27JST 後場に注目すべき3つのポイント~ASMLショックで半導体株が急落
16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は5日ぶりに反落、ASMLショックで半導体株が急落・ドル・円は軟調、米金利安と日本株安を材料視・値下がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位はソフトバンクG<9984>■日経平均は5日ぶりに反落、ASMLショックで半導体株が急落日経平均は5日ぶりに反落。前日比817.09円安(-2.05%)の39093.46円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えている。15日の米国株式市場は反落。ダウ平均は324.80ドル安の42740.42ドル、ナスダックは187.10ポイント安の18315.59で取引を終了した。銀行の決算を好感し、寄り付き後上昇。その後、半導体セクターの下落が影響し相場は下落に転じた。管理医療会社のユナイテッドヘルス・グループの下落もダウの重しとなり、終盤にかけて主要指数は下げ幅を拡大し終了。蘭半導体製造装置ASMLホールディングの受注低迷や業績見通しの下方修正を受けて、エヌビディアが前日比4%超、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が同5%超下落したことが影響して、東京市場は半導体株を中心に売り優勢で取引を開始した。寄付き後の日経平均は39062.85円と39000円台割れ寸前まで売り込まれたが、為替が1ドル149円台水準で推移したことなどが支援材料となり、下げ渋る展開となった。日経平均採用銘柄では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、スクリーンHD<7735>が前日比10%ほどの大幅安となったほか、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体株の下げが目立った。また、朝方に発表された8月機械受注が前年比、前月比ともにマイナスとなるなど大幅に悪化したことから、安川電機<6506>、SMC<6273>、日本精工<6471>、オムロン<6645>、ファナック<6954>、ニデック<6594>など機械株も売られた。一方、大成建設<1801>、大林組<1802>はともに国内証券会社が格付けを引き上げたことなどが材料視されて買い優勢となったほか、清水建設<1803>、鹿島建設<1812>など大手建設株も総じてしっかり。このほか、東京建物<8804>、住友不動産<8830>、東急不HD<3289>、三井不動産<8801>など不動産株も買われた。業種別では、精密機器、電気機器、機械、化学、ガラス・土石製品などが下落した一方、不動産、保険、建設、電気・ガス、銀行などが上昇した。日銀の安達誠司審議委員は、香川県の金融財政懇談会にて、物価情勢について、賃金と物価の好循環により「ここまでの道のりはオントラックである」と話した。財など価格改定の頻度が高い品目で構成した「伸縮的な消費者物価」と、サービスなど改定頻度が低い品目の「粘着的な消費者物価」が先行き上昇し、「物価が上振れする可能性が高まっている」とも語った。一方、今後の物価動向については「注意を要する状況になる」との見解も示した。米国の利下げサイクル入りで円安是正の動きが強まると、輸入物価の下落要因となることから「結果として、財価格を中心とする伸縮的な消費者物価の低下圧力となる」とコメント。賃上げに関しては「あくまでも(企業の)業績拡大の範囲内で実施されている」を前提としたうえで、「来年以降の賃上げは企業の業績、ひいては経済状況に依存しているため来年以降の賃上げ動向には、相応の不確実性がある」と指摘した。さほど踏み込んだ発言は観測されなかったことから、為替市場に対する影響は限定的となった。ランチタイムの上海総合指数、香港ハンセン指数も前日比小幅マイナス圏で推移しており目立った動きは見られず。後場の東京市場は39000円水準での静かな攻防となりそうだ。なお、14時30分から安達審議委員の記者会見が行われるが、午前中の講演内容を見る限り、想定線の発言に留まり手掛かり材料とはならないだろう。■ドル・円は軟調、米金利安と日本株安を材料視16日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、149円33銭から148円86銭まで値を下げた。米10年債利回りの低下でドル売りが先行し、149円付近に下落。その後は日経平均株価の大幅安でリスク回避的な円買いに振れ、一時148円台後半に下げた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円86銭から149円33銭、ユーロ・円は162円12銭から162円57銭、ユーロ・ドルは1.0882ドルから1.0894ドル。■後場のチェック銘柄・JESCOホールディングス<1434>、セーラー広告<2156>など、4銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位はソフトバンクG<9984>■経済指標・要人発言【経済指標】・NZ・7-9月期消費者物価指数:前年比+2.2%(予想:+2.2%、4-6月期:前年比+3.3%)・日・8月機械受注(船舶・電力除く民需):前月比-1.9%(予想:+0.1%、7月:-0.1%)【要人発言】・安達日銀審議委員「金融正常化プロセスに入る条件はすでに満たしている」「目標を持続・安定的の実現まで、極めて緩慢なペースで政策金利を引き上げ」「現時点でインフレ抑制のための急ピッチな利上げを実施する必要はない」「円安の状況が是正される動き、より強まる可能性」<国内>・特になし<海外>・15:00 英・9月消費者物価指数(前月比予想:+1.9%、8月:+2.2%)・15:00 英・9月生産者物価指数・産出(前年比予想:-0.6%、8月:+0.2%)
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2024/10/16 12:27
みんかぶニュース 市況・概況
「親子上場」が7位、解消の動きは今後も活発化へ<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 防災
2 半導体
3 人工知能
4 半導体製造装置
5 防衛
6 JPX日経400
7 親子上場
8 TOPIXコア30
9 2024年のIPO
10 地方創生
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「親子上場」が7位となっている。
チヨダ<8185.T>は今月11日、連結子会社マックハウス<7603.T>の株式を投資ファンドに売却すると発表した。業績不振が続くマックハウスの立て直しを、同ファンドに過半数出資するアパレル物流会社に託す狙いがあるとみられる。これにより、チヨダとマックハウスの親子関係は解消されることになる。
親子上場の解消を巡る動きは活発化している。今年に入り、三菱商事<8058.T>の上場子会社だったローソンがKDDI<9433.T>の資本参加に伴い非公開化したほか、パソナグループ<2168.T>傘下だったベネフィット・ワンは第一生命ホールディングス<8750.T>によるTOBで完全子会社化、帝人<3401.T>は子会社だったインフォコムを米投資ファンドに売却した。東京証券取引所は昨年、親子上場企業に対して情報開示の強化を求める要請を出した。ガバナンスや資本効率の面で問題があるとされる親子上場には株式市場から厳しい視線が注がれている。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/16 12:20
後場の投資戦略
ASMLショックで半導体株が急落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39093.46;-817.09TOPIX;2693.40;-30.17[後場の投資戦略] 日銀の安達誠司審議委員は、香川県の金融財政懇談会にて、物価情勢について、賃金と物価の好循環により「ここまでの道のりはオントラックである」と話した。財など価格改定の頻度が高い品目で構成した「伸縮的な消費者物価」と、サービスなど改定頻度が低い品目の「粘着的な消費者物価」が先行き上昇し、「物価が上振れする可能性が高まっている」とも語った。 一方、今後の物価動向については「注意を要する状況になる」との見解も示した。米国の利下げサイクル入りで円安是正の動きが強まると、輸入物価の下落要因となることから「結果として、財価格を中心とする伸縮的な消費者物価の低下圧力となる」とコメント。賃上げに関しては「あくまでも(企業の)業績拡大の範囲内で実施されている」を前提としたうえで、「来年以降の賃上げは企業の業績、ひいては経済状況に依存しているため来年以降の賃上げ動向には、相応の不確実性がある」と指摘した。 さほど踏み込んだ発言は観測されなかったことから、為替市場に対する影響は限定的となった。ランチタイムの上海総合指数、香港ハンセン指数も前日比小幅マイナス圏で推移しており目立った動きは見られず。後場の東京市場は39000円水準での静かな攻防となりそうだ。なお、14時30分から安達審議委員の記者会見が行われるが、午前中の講演内容を見る限り、想定線の発言に留まり手掛かり材料とはならないだろう。
<AK>
2024/10/16 12:19
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は軟調、米金利安と日本株安を材料視
*12:16JST 東京為替:ドル・円は軟調、米金利安と日本株安を材料視
16日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、149円33銭から148円86銭まで値を下げた。米10年債利回りの低下でドル売りが先行し、149円付近に下落。その後は日経平均株価の大幅安でリスク回避的な円買いに振れ、一時148円台後半に下げた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円86銭から149円33銭、ユーロ・円は162円12銭から162円57銭、ユーロ・ドルは1.0882ドルから1.0894ドル。【要人発言】・安達日銀審議委員「金融正常化プロセスに入る条件はすでに満たしている」「目標を持続・安定的の実現まで、極めて緩慢なペースで政策金利を引き上げ」「現時点でインフレ抑制のための急ピッチな利上げを実施する必要はない」「円安の状況が是正される動き、より強まる可能性」【経済指標】・NZ・7-9月期消費者物価指数:前年比+2.2%(予想:+2.2%、4-6月期:前年比+3.3%)・日・8月機械受注(船舶・電力除く民需):前月比-1.9%(予想:+0.1%、7月:-0.1%)
<TY>
2024/10/16 12:16
ランチタイムコメント
日経平均は5日ぶりに反落、ASMLショックで半導体株が急落
*12:09JST 日経平均は5日ぶりに反落、ASMLショックで半導体株が急落
日経平均は5日ぶりに反落。前日比817.09円安(-2.05%)の39093.46円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えている。 15日の米国株式市場は反落。ダウ平均は324.80ドル安の42740.42ドル、ナスダックは187.10ポイント安の18315.59で取引を終了した。銀行の決算を好感し、寄り付き後上昇。その後、半導体セクターの下落が影響し相場は下落に転じた。管理医療会社のユナイテッドヘルス・グループの下落もダウの重しとなり、終盤にかけて主要指数は下げ幅を拡大し終了。 蘭半導体製造装置ASMLホールディングの受注低迷や業績見通しの下方修正を受けて、エヌビディアが前日比4%超、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が同5%超下落したことが影響して、東京市場は半導体株を中心に売り優勢で取引を開始した。寄付き後の日経平均は39062.85円と39000円台割れ寸前まで売り込まれたが、為替が1ドル149円台水準で推移したことなどが支援材料となり、下げ渋る展開となった。 日経平均採用銘柄では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、スクリーンHD<7735>が前日比10%ほどの大幅安となったほか、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体株の下げが目立った。また、朝方に発表された8月機械受注が前年比、前月比ともにマイナスとなるなど大幅に悪化したことから、安川電機<6506>、SMC<6273>、日本精工<6471>、オムロン<6645>、ファナック<6954>、ニデック<6594>など機械株も売られた。 一方、大成建設<1801>、大林組<1802>はともに国内証券会社が格付けを引き上げたことなどが材料視されて買い優勢となったほか、清水建設<1803>、鹿島建設<1812>など大手建設株も総じてしっかり。このほか、東京建物<8804>、住友不動産<8830>、東急不HD<3289>、三井不動産<8801>など不動産株も買われた。 業種別では、精密機器、電気機器、機械、化学、ガラス・土石製品などが下落した一方、不動産、保険、建設、電気・ガス、銀行などが上昇した。 日銀の安達誠司審議委員は、香川県の金融財政懇談会にて、物価情勢について、賃金と物価の好循環により「ここまでの道のりはオントラックである」と話した。財など価格改定の頻度が高い品目で構成した「伸縮的な消費者物価」と、サービスなど改定頻度が低い品目の「粘着的な消費者物価」が先行き上昇し、「物価が上振れする可能性が高まっている」とも語った。 一方、今後の物価動向については「注意を要する状況になる」との見解も示した。米国の利下げサイクル入りで円安是正の動きが強まると、輸入物価の下落要因となることから「結果として、財価格を中心とする伸縮的な消費者物価の低下圧力となる」とコメント。賃上げに関しては「あくまでも(企業の)業績拡大の範囲内で実施されている」を前提としたうえで、「来年以降の賃上げは企業の業績、ひいては経済状況に依存しているため来年以降の賃上げ動向には、相応の不確実性がある」と指摘した。 さほど踏み込んだ発言は観測されなかったことから、為替市場に対する影響は限定的となった。ランチタイムの上海総合指数、香港ハンセン指数も前日比小幅マイナス圏で推移しており目立った動きは見られず。後場の東京市場は39000円水準での静かな攻防となりそうだ。なお、14時30分から安達審議委員の記者会見が行われるが、午前中の講演内容を見る限り、想定線の発言に留まり手掛かり材料とはならないだろう。
<AK>
2024/10/16 12:09
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」2位にロゴスHD
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の16日午前11時現在で、ロゴスホールディングス<205A.T>が「売り予想数上昇」で2位となっている。
この日の東京株式市場でロゴスHDは大幅続落。同社は15日取引終了後に6~8月期連結決算を発表。売上高は28億9000万円、営業損益は7億7600万円の赤字だった。前年同期に四半期財務諸表を作成していないため比較はない。この決算を受け、きょうの同社株は下落しており、売り予想数の増加につながったようだ。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/16 12:03
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(前引け)=急落、半導体関連中心に800円超の下落
16日前引けの日経平均株価は前営業日比817円09銭安の3万9093円46銭と大幅反落。前場のプライム市場の売買高概算は8億662万株、売買代金概算は1兆9356億円。値上がり銘柄数は557、対して値下がり銘柄数は1031、変わらずは55銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は主力株を中心に利益確定売りが噴出、特に日経平均寄与度の高い半導体製造装置関連の値がさ株をはじめハイテクセクターへの売りが顕著となり全体を押し下げている。日経平均は朝安後に買い戻しが入り下げ渋る場面もあったが、前引けにかけ売り直され800円を超える下げ。フシ目の3万9000円台を巡る攻防となっている。ただ個別には中小型株の一角に買いが入るなどで、値下がり銘柄数は1000あまりで全体の63%にとどまっている。売買代金は低調で2兆円台を割り込んだ。
個別では断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920.T>が一時14%の急落をみせたほか、東京エレクトロン<8035.T>、ディスコ<6146.T>なども大きく下落した。ソフトバンクグループ<9984.T>に売りがかさみ、ファーストリテイリング<9983.T>も軟調。このほか、ウェザーニューズ<4825.T>、ディップ<2379.T>などが大幅安となっている。半面、三菱重工業<7011.T>が頑強、IHI<7013.T>も上昇。フジクラ<5803.T>も買いが優勢だった。NEC<6701.T>が値を上げ、パルグループホールディングス<2726.T>は商いを伴い値上がり率トップに買われた。IDOM<7599.T>も急騰した。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/16 11:51
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):レーザーテック、WNIウェザー、ディップなど
*11:46JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):レーザーテック、WNIウェザー、ディップなど
WNIウェザー<4825>:6010円(-690円)大幅反落。94万株の株式売出実施を発表している。売出人は千葉銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ信託銀行とされている。売出価格は10月21日から24日までの間に決定する。日々の出来高が10万株に満たない日も多く、短期的な需給悪化につながるとの懸念が先行へ。なお、堅調決算や実質増配で直近の株価が上昇していたことも売り圧力が強まる要因となっている。ヨシムラフード<2884>:1481円(-133円)大幅続落。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は20億円で前年同期比2.2倍と大幅増益になっている。ただ、第1四半期実績の12億円、同2.4倍から大きなサプライズは乏しく、通期予想の27.4億円、前期比14.7%増も据え置いているため、出尽くし感が先行する形のようだ。大幅増益に関しては、ワイエスフーズグループの取り込み効果に加えて、利益率の高いホタテ事業の比率も高まっているもよう。ディップ<2379>:2663円(-302円)大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は75.2億円で前年同期比20.6%増となっているが、第1四半期の同20.4%増との比較でサプライズは乏しく、通期予想の134億円、前期比5.0%増も据え置いていることから、短期的な出尽くし感が先行する形のようだ。コンセンサス比では、人件費下振れで営業利益は若干上振れとみられるが、売上高は下振れのようだ。なお、年間配当金は従来計画の88円から95円に引き上げ。マネーフォワード<3994>:5672円(-611円)大幅反落。前日に第3四半期の決算を発表、6-8月期営業利益は10.1億円の赤字となり、3-5月期8.4億円の赤字から損失幅は拡大、市場コンセンサスも2億円強下振れたとみられる。売上高が市場想定の100億円超に未達、BusinessドメインやXドメインが期待値に達しなかったとみられる。足もとで株価が上昇基調にあった中、業績改善はやや物足りないとの評価が先行へ。レーザーテック<6920>:22130円(-3460円)大幅反落。半導体製造装置大手の蘭ASMLが前日に第3四半期決算を発表、受注高が市場予想を大きく下回ったほか、25年の業績ガイダンスが引き下げられている。従来300-400億ユーロを見込んでいた売上高は300-350億ユーロに引き下げ、粗利益率も従来予想の約54-56%から51-53%としている。株価は16%の大幅安となっており、ASML向けに強みを持つ同社にも連想売りが波及の格好へ。ダイワサイクル<5888>:2807円(+78円)大幅に8日ぶり反発。9月の既存店売上高が前年同月比18.0%増になったと発表している。前月(7.3%増)から伸び率が拡大した。客数は10.8%増、客単価は6.5%増。全店ベースの売上高は26.7%増だった。祝日の数が1日多かったことに加え、8月最終週に上陸した台風10号の影響からの反動増があったほか、セールが好調だった。品目別では、電動アシスト車、スポーツ車・修理が好調だった。TWOST<7352>:833円(+39円)大幅に続伸。25年8月期の営業利益予想を前期比30.6%増の6.20億円と発表している。既存事業の成長加速に加え、M&Aによる非連続的な成長を加えた飛躍的な成長を目指し、過去最高益での着地を見込んでいるという。同時に発表した24年8月期の営業利益は48.6%増の4.74億円で着地した。売上高、売上総利益ともに創業以来の最高値を更新し、11期連続増収を達成したとしている。アスタリスク<6522>:467円(+24円)大幅に4日ぶり反発。25年8月期の営業損益予想を2.23億円の黒字と発表している。卸・小売業界や製造業界、物流業界向けを軸とした販売活動の促進などで黒字に転換する見込み。24年8月期の営業損益は2.24億円の赤字(前期実績1.92億円の赤字)で着地した。賞与支給額の削減や研究開発関係の削減で販管費を縮小させた結果、会社計画(3.89億円の赤字)より赤字が減少した。
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2024/10/16 11:46